JPH0650321U - 静止誘導電器 - Google Patents
静止誘導電器Info
- Publication number
- JPH0650321U JPH0650321U JP8854592U JP8854592U JPH0650321U JP H0650321 U JPH0650321 U JP H0650321U JP 8854592 U JP8854592 U JP 8854592U JP 8854592 U JP8854592 U JP 8854592U JP H0650321 U JPH0650321 U JP H0650321U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon steel
- iron core
- steel plate
- steel plates
- yoke
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 静止誘導電器の鉄心ケイ素鋼板の磁気歪によ
る振動を防ぐ。 【構成】 複数枚のケイ素鋼板1どうしを接着剤8で接
着し1つのケイ素鋼板ブロック2を作り、1ブロックご
と鉄心脚3に挿入してゆきヨーク鉄心5を形成する。
る振動を防ぐ。 【構成】 複数枚のケイ素鋼板1どうしを接着剤8で接
着し1つのケイ素鋼板ブロック2を作り、1ブロックご
と鉄心脚3に挿入してゆきヨーク鉄心5を形成する。
Description
【0001】
本考案は、変圧器などの静止誘導電器に関する。
【0002】
図2は従来の静止誘導電器の鉄心の構成図であり、鉄心はコイル4がはめ込ま れた鉄心脚3と鉄心脚を連絡するヨーク鉄心5から構成されており、ヨーク鉄心 5はケイ素鋼板1を1枚ずつ鉄心脚3に挿入積層して作られ、両側より締付金具 6で挟み、締付ボルト7で締め付けている。ケイ素鋼板1を厚くするとうず電流 損が大きくなるため、可能な限り板厚を薄くしており、現在は0.2〜0.3ミ リメートルのケイ素鋼板1を使用している。
【0003】
静止誘導電器の鉄心の騒音を低減するためには鉄心の曲げ剛性を高くし、ケイ 素鋼板1の磁気歪による振動を抑えることが必要である。鉄心の曲げ剛性を高く するには、ケイ素鋼板1どうしを接着する方法と、締付金具6の剛性を高める方 法が考えられるが、後者は容積、重量とも大きくなり不利であるので一般的には 前者が採用される場合が多い。しかし、コイル4をはめ込み後に挿入されるヨー ク鉄心5以外はあらかじめケイ素鋼板1どうしを接着しても問題はないが、ヨー ク鉄心5は鉄心脚3のケイ素鋼板1のすきまにケイ素鋼板1を1枚ずつ挿入して ゆくので、ヨーク鉄心5を構成するケイ素鋼板1のすべてを接着すると、挿入作 業が著しく困難となる。また、コイル4に不具合があった場合コイル4を抜くた めに再度とりはずせなくなるという問題がある。このため、ケイ素鋼板1どうし は接着していないので、ヨーク鉄心5の曲げ剛性が低くなり、ケイ素鋼板1の磁 気歪による振動を抑えられず、騒音が低減できなかった。そこで本考案は、ケイ 素鋼板1をブロック状にして騒音を低減することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、あらかじめ複数枚のケイ素鋼板どうしを接着し、ブロック状にした ケイ素鋼板ブロックを、鉄心脚に順次挿入積層してゆき、ヨーク鉄心を形成する 。
【0005】
ケイ素鋼板どうしを接着することにより、板厚が厚くなったと同じ効果が得ら れ、曲げ剛性が高まり、磁気歪によるケイ素鋼板の振動が抑制され騒音が低減で きる。また、コイルに不具合があった場合でもブロック間は接着していないので 、ブロックごとに抜くことができ、容易にコイルをとりはずすことができる。
【0006】
本考案の一実施例を図1に示す。ケイ素鋼板1どうしは接着剤8により接着さ れており、このように複数枚のケイ素鋼板1どうしを接着したケイ素鋼板ブロッ ク2を、鉄心脚3に順次挿入積層してゆきヨーク鉄心5を形成する。
【0007】
本考案は上記のように、ケイ素鋼板どうしを接着することにより板厚が厚くな ったと同じ効果が得られ曲げ剛性が高まり、磁気歪によるケイ素鋼板の振動が抑 制され、騒音が低減できる。また、コイルに不具合があった場合でもブロック間 は接着していないので、ブロックごとに抜くことができ、容易にコイルをとりは ずすことができる。
【図1】本考案の一実施例を示し、(a)は鉄心の構成
図、(b)は鉄心脚にヨーク鉄心を挿入する部分の詳細
図。
図、(b)は鉄心脚にヨーク鉄心を挿入する部分の詳細
図。
【図2】従来の一例を示し、(a)は鉄心の構成図、
(b)は鉄心脚にヨーク鉄心を挿入する部分の詳細図、
(c)は固定部の詳細図である。
(b)は鉄心脚にヨーク鉄心を挿入する部分の詳細図、
(c)は固定部の詳細図である。
1 ケイ素鋼板 2 ケイ素鋼板ブロック 3 鉄心脚 4 コイル 5 ヨーク鉄心 6 締付金具 7 締付ボルト 8 接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】 複数枚のケイ素鋼板どうしを接着してブ
ロック状にしたケイ素鋼板ブロックを積層してヨーク鉄
心を構成した静止誘導電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8854592U JPH0650321U (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 静止誘導電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8854592U JPH0650321U (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 静止誘導電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650321U true JPH0650321U (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=13945828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8854592U Pending JPH0650321U (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 静止誘導電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650321U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11354324A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-24 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 積層インダクタ |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP8854592U patent/JPH0650321U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11354324A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-24 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 積層インダクタ |
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