JPH06502643A - フィブリノーゲン拮抗剤としてのγ−ターンペプチド模倣化合物 - Google Patents

フィブリノーゲン拮抗剤としてのγ−ターンペプチド模倣化合物

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JPH06502643A JP4500917A JP50091792A JPH06502643A JP H06502643 A JPH06502643 A JP H06502643A JP 4500917 A JP4500917 A JP 4500917A JP 50091792 A JP50091792 A JP 50091792A JP H06502643 A JPH06502643 A JP H06502643A
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ハフマン,ウィリアム・フランシス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フィブリノーゲン拮抗剤としてのγ−ターンペプチド模倣化合物発明の分野 本発明は、血小板凝固を抑制する新規化合物、その化合物を含む医薬組成物およ びその化合物を血小板凝固を抑制するために使用する方法に関するものである。
本発明の該化合物を血栓溶解剤と組み合わせて用いる方法も開示する。
発明の背景 血栓は凝固カスケードを開始するプロセスの結果生じる。それはフィブリン重合 体の網目構造に絡まった血小板の凝固物からなる。このプロセスは通常、組織損 傷の結果として開始され、血管中の血流を遅(するかあるいは妨げる効果を有す る。アテローム性動脈硬化症のプラーク、血管の炎症(静脈炎)および敗血症の ような組織破壊に直接関係しない病理学的結果もまた血栓生成を開始しつる。
い(つかの事例において、血栓の適切でない生成および続いて起こる血流の低下 は、例えば卒中、肺塞栓症および心臓疾患のような病理学的結果を有しうる。
血小板は血栓生成に大きな役割を果たしている。現在の抗血栓治療は、例えばプ ロスタサイクリンアナログ、シクロオキシゲナーゼ阻害剤、トロンボキサン合成 阻害剤およびトロンボキサン受容体拮抗剤ならびにヘパリンのような、血小板/ 内皮細胞のアラキドン酸−ブロスタグランジン系を修飾する薬剤を用いている。
これらの薬剤は、1番目のあるいは両方の認識できる血小板凝固段階を阻害する 。
1番目の段階は、例えばADP (アデノシンニりん酸)、コラーゲン、エピネ フリンあるいトロンビンのような化学的刺激に対応するもので、血小板の最初の 活性化を引き起こす。この段階は2番目の段階に続(のであるが、2番目の段階 は血小板自身によって開始され、トロンボキサンA2 (TXAり合成および血 小板をさらに活性化する血小板貯蔵顆粒からの付加的なADPの放出により特徴 付けられる。
血小板凝固は、王としてGPIIb−IIIa血小板受容体複合体を通じて媒介 されると信じられている。血漿蛋白であるタイン・ウィレブランド(Yon f illebrand)因子およびフィブリノ−ケンは血小板と隣接したGPII b−IIIa受容体と結合して架橋する能力があり、これにより血小板の凝固に 影響する。フィブロネクチン、ビトロネクチンおよびトロンポスポンノンもまた GPIIb−IIIaに結合することが示されている蛋白である。これらの蛋白 は、そのすべてがArg−Gly−Aspペプチド配列を含んでおり、細胞接着 および付着反応を媒介する分子の上材であると信じられている。例えば、フィブ ロネクチンは血漿中に見いだされ、細胞内マトリックス中の構造蛋白である。構 造蛋白とGPIIb−IIIaとの間の結合は、損傷した血管!への血小板の接 着を引き起こす機能を有しうる。
ニーベルシュタイン(Nievelstein)ら(トロンブ・アンド・ヘモス タンス(Thromband Hemostasis) 58. 2133 ( 1987) )は、−RGDS−ペプチドは、トロンビンの凝集および血小板の フィブロネクチンへの接着を阻害し、GPIIb−IIIa複合体を通じて相互 作用しつる。米国特許4.683.291は、フィブリノーゲンの血小板への結 合を阻害し、血小板凝固を阻害するArgおよびLysならびに−RGD=配列 を含むペプチドを開示している。X−017−A5p配列を含み、その中で、X はグアニジンを含む脂肪族カルボン酸あるいはアミノ酸残基であるテトラペプチ ドが、EP−A O319506において血小板凝固阻害剤として開示されてい る。EP−A−0275748は、GPIIb(Ila受容体に結合し、血小板 凝固を阻害する直鎖状のテトラないしヘキサペプチドおよび環状へキサペプチド を開示している。RGD配列を含み、フィブリノーゲン結合を阻害する他のペプ チドおよびポリペプチドは、プロウ(Plow)ら、ブラッド(Blood)  、70. 110 (1987) 、ギンスベルグ(Ginsberg)ら、ジ ャーナル・オン・バイオロジカル・ケミストリー(J、Biol、Chet)  、260.3931 (1985)、ルゲリ(Ruggeri)ら、プロシーデ ィングス−オン・ナショナル・アカデミ−・オン・サイエンス、(Proc、N atl、^cad、5ci) 、83゜5708 (1986)およびハベルス ティ−/り(llaverstick)ら、ブラッド(Blood) 、66、  946 (1985)によって開示されている。直鎖状および環状ペプチドは EP−A 0 341 916に報告されており、それらを文献に一体化させる 。GPIIb−IIIaのフィブリノーゲンへの結合を阻害し、血小板凝固を阻 害する新しい分子が必要である。
エンケファリンおよびそのアナログの生物学的に活性のあるコンフォーメーショ ンを調べるための試みにおいて、ペプチド中のγターンを模倣した分子が開示さ れている。特に、式CI)の化合物: c式中、RおよびR1はHまたはベンジル基であり、R2は水素あるいはイソブ チル基である]は、ハフマン(Huff++an)ら、シンセティック・ペプチ ドズ(Synthetic Peptides) :ケミストリー・アンド・バ イオロジー(Chemistryand Biology) 、プロシーディン ゲス・オン・ザ・テンス・アメリカン・ペプチド−シンポジウム(Procee dings of the Tenth American Peptide  symposium)、マーシャル・ジー(Marshall、の編、ESCO M、ライデン(Leiden) 、105(1988)により開示されている。
γターンの模倣を用いた同様の化合物がハフマン(Iluff+++an)ら: シンセティック・ペプチド:アテローム性・トウ・バイオロジカル・プロブレム ズ(^pproaches of Biological Probrems)  、 U CL A −シンポジウム・オン、・モルキュシー・アンド・セルラ ー・バイオロジー(UCLAsymposium of Mo1lecular  and Biology) 、86、タムージエ−(Tag、 J、 )およ びカイザー・ティー(Kaiser、 T、 )編、アラン・アール・リス・イ ンク(Alan R。
Li5s Inc、 ) 、二ニー・ヨーク、257 (1989)に開示され ている。これらのγターン模倣を含むアナログはロイシネンケファリンの生物学 的に活性のあるコンフォーメーションと一致しないことをこれらの研究は結論づ けている。
Arg−city−Asp配列を有し、それを推定上のγターンに導入する分子 が、フィブリノーゲン−GPIIb−IIIa結合および血小板凝固に対する阻 害剤として有用であることが発見されている。
閉塞した動脈および深夜静脈の治療の進歩は、血栓解削を、血栓あるいは閉塞物 を溶解させるために用い、改善された血流を得る。例えばアニストレブラーゼ、 組織プラスミノーゲンアクチベーター(tPA)、ウロキナーゼ(UK)、プロ ウロキナーゼ(pUK)およびストレプトキナーゼのような血栓溶解剤ならびに それらの変種および誘導体は蛋白分解酵素であり、特異的な部位でフィブリンの 加水分解を引き起こし、それによりフィブリンの網目構造を細かく断片化する。
小ペプチドへのフィブリンの分解は血栓あるいは閉塞物を可溶化する効果を有す る。しかしながら、かかる治療において頻発する問題は、二次血栓の生成による 血管の再閉塞である。
血栓溶解治療は、血栓症にかかった血管中の血流を再び得るために最も普通に用 いられる。しかしながら、血栓溶解治療は、血栓の開始に関係した因子を逆転さ せるものではない。このようなわけで、例えばヘパリンのような抗凝集剤が、再 閉塞を防止するためにしばしば用いられる。実際、重症動脈狭搾症の患者におい ては、゛ヘパリンを大量に投与しても、再潅流後の再血栓症を起こす危険が極め て高い。ゴールド(Gold)ら、サーキュレーション(Circulatio n) 、73゜347−352 (1986)参照。そのうえ、SKおよびtP Aの使用は血小板の高凝集性に関連している。オールシュタイン(Ohlste in)らトロンブ・レス(Thromb、Re5) 、4575−585 (1 987)参照。tPAのより多量の投与は全身的な出血と関連があり、再閉塞防 止には薦められない。それゆえ、血栓溶解治療後、再血栓を避けるための方法が 必要となる。
EP−A 0 368 232は、再潅流に続(再閉塞防止のための、およびフ ィブリン溶解に必要なtPA投与量を低下させるための方法に用いるT E A  !拮抗剤を開示している。ヤスダ(Yasuda)ら、クリニカル・リサーチ (C1in、 Res、 )。
34.2 (1986)は、tPAでの血栓溶解の後のフィブリンに富んだ血小 板の血栓による再閉塞が、イヌのGPIrb(Ilaに対するネズミのモノクロ ーナル抗体により阻害されることを示している。本発明は、血小板の凝固を直接 阻害する化合物を投与することにより、血管の再閉塞を阻害するための新しい方 法を開示する。
本発明の1の目的は、血小板の凝固を阻害するための方法を提供することである 。本発明の1の態様は、血小板凝固を阻害するための方法であり、それはArg −Gly−Aspペプチド配列のAsp残基の回りのγターンを模倣する化合物 の投与からなるものである。
本発明の別の態様は、式(II) : [式中、 QはNR’または0; EおよびFはは(H,H) 、OまたはS;GはNまたはC: VはH,R’、SR’、A−B−0,またはA−B−NR’ 。
AはH,R’、(CH,)mAr、R,Co1R,QC○、R,OCH(R,’ )Co。
R,NHCH(R,’)Co、R,SCH(R1’)CoSRISO2またはR +SO;R1およびR1′は、H,C,、アルキル、C3−7アルキル、1個ま たは2個の01−5アルキル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C3−、アル コキシまたはハロゲン基で置換されているアリールまたはアリール基:R2はN  (R’)2、NR’C(=○)NHR’、C(=NR’) NHR’またはN R’C(=NR’) NHR’ ; Bは不存在、Arg、HArg、(Met)Arg、(Etz)Arg、Ala 。
Gly、His、Abuまたはそのα−がR′置換誘導体、またはPro ;X はR”、CHRCH,−Y−ZまたはCHRCO−Y−Z:Yは不存在またはT yr、(Alk)Tyr、Phe、(4°W)Phe。
HPhe、Phg、Trp、Hi s、Ser、(Alk)Ser、Thr。
(Alk)Thr、Cys、(Alk)Cys、Pen、(Alk)Pen。
Ala、Val、Nva、Me t、Leu、I 1 e、Nl eおよびNa lから選択されるD−あるいはL−アミノ酸: ZはR”またはOR”、NR’R”またはRパ:RはH,C,、アルキル、(C H2)、Het、(CH2)、C0NHR’、(CH2) 、NR’R’、(C Hz)−NC=N NR’、(CHz)、OR’または(CHり、SR’または (CH2) m A r :R′はH,C,、アルキルまたは(CH2) *  A r ;R”はH,C,−、アルキル、C3−7シクロアルキル、アミノ、A r。
(CHR’)−(CH2)−Ar、C3−7シクロアルキルーAr、He t。
(CHz)−He tまたはC3−7シクロアルキルーHet:Arは、所望に より、1個または2個のC1,6アルキル、C1−6アルコキシ、Cl−6アル キルチオ、Co!R’、CON (R’)!、ヒドロキシ、ハロゲン、トリフル オロメチル、アミノまたはニトロ基で置換されていてもよいフェニルまたはナフ チル: Hetは、所望により1個または2個の01−4アルキル、Co2R′、CON  (R’)!、OR’またはSR’で置換されていてもよいピリジル、インドリ ル、イミダゾールまたはチェニルニ ー−は1重または2型詰合: mは0ないし2: nは0ないし3; pは1ないし3: qは工ないし4を意味する] で示される化合物およびその医薬上許容される塩である。
本発明のさらに別の態様は、式(II)の化合物および医薬上許容される担体か らなる医薬組成物である。血小板凝固抑制方法は式(II)の化合物の有効量を 投与することからなる。
本発明の別の目的は、血栓崩壊および動物の動脈または静脈の再閉塞抑制のため の方法を提供することである。その方法は、血栓溶解剤および式(11)の化合 物の有効量を、それを必要とする哺乳動物に内部投与することからなる。
本発明のさらに別の態様は血栓溶解剤および式(I)の化合物からなる医薬組成 物である。しかし、本発明のさらにもう1つの態様は、別々の容器に入った血栓 溶解剤および式(II)の化合物からなるキットである。
本発明は、血小板凝集を抑制する化合物の製法、すなわちArg−Gly−As pペプチド配列のAsp残基の回りのγターンを模倣する化合物の調製からなる 方法を開示する。かかるターンはC7ターンとも呼ばれ、その化合物はC7模倣 物とも呼ばれる。本発明の化合物は血小板凝固を抑制し、GPIIb−IIIa 受容体および他の接着蛋白と相互作用をすると信じられている。
ペプチドの特殊な残基(i+1)の回りのγターンのコンフォーメーションは、 ペプチド鎖の1番目のアミノ酸残基のカルボニル基が、式(III)に示したよ うな同じペプチド鎖のi+2番目のα−窒素に結合した水素と水素結合すること を許容する。
Arg−Gly−Aspについては、GlyおよびAsp残基がC7ターンに含 まれると予想される。したがって、式(III)中で、R2がGlyの側鎖を表 すように見え、R4がAspの側鎖を表す。
γターンのフンフォーメーションは、i+1番目の残基のねじれ角が、φ1゜。
70°ないし85°=ないし一70°あるいは60°ないし70’に限定される 場合に生じるコンフォーメーションとして定義される。
本発明によれば、式(III)に描かれた水素結合は共有結合に置換され、γタ ーン模倣構造に到達する。かくして、式(IV)に描かれた7員環を形成する化 合物は、その環の構成要素かへテロ原子(例えばN、O,S)または炭素であっ てよく、かかる置換は安定な化学構造を生じ、本発明によるγターン模倣構造と 考えられる。
一般的に、式(IV)に関しては、環の1−位の置換基が、C7ターンのカルボ キン末端に対するアミノ酸を模倣すると考えられ、5−位の置換基はC7ターン のアミノ末端に対するアミノ酸を模倣すると考えられる。3−位の置換基はi+ 1番目のアミノ酸の側鎖を模倣すると考えられている。不飽和結合がC7環中に 導入されると、付加的なフンフォーメーション上の制約を生じる。4.5および 6位が炭素原子の場合、不飽和結合は、平面的なアミド基を模倣するためのΔ− 4,5およびΔ−5.6位において特別に適合する。好ましくは、3−位におけ る置換基に対する官能基はカルボキシル基とする。好ましくは、5−位における 置換基に対する官能基は誘導体化されたアミノまたはグアニジノ基とする。した がって、1の具体例において、本発明は動物における血小板凝固を阻害する方法 であり、部分構造(IV) : あっておらず、R5は誘導体化されたアミノまたはグアニジノ基を含み、環から の10個未満6個以上の共有結合を有し、R3はカルボキシル基を有する置換基 であり、環からの3個未満の共有結合を有し、環は所望により、1つあるいはそ れ以上のへテロ原子及び置換基を含み、安定な構造をとり、その化合物は生体内 における血小板凝集について、以後記載されるAc−Arg−Gly−Asp− NHと同等あるいはそれより低いIC3゜値を有する]を有する化合物の投与か らなる。共有結合は炭素原子とイオウ、窒素、酸素、あるいは炭素原子との間で 生じてもよく、安定な化学構造を生じる。C7環は所望により1.2.4.6ま たは7位で置換されてもよいことが理解されよう。例えば、2または4位が=O により置換されてもよい。例えば、酸素、イオウまたは窒素のようなヘテロ原子 が環のいかなる位置に入ってもよ(、環は安定な化学構造を生じるような単結合 または二重結合を含んでいてもよ(、有機合成の通常の方法により利用できる。
1の具体化例において、ヘテロ原子が1位の窒素であり、その化合物は部分構造 (V): を有する。
より特殊な具体例において、本発明は式(II) :[式中り、E、F、G、Q およびXは前記式(II)に記載のごとくであり、二は単結合または二重結合で ある]の化合物である。さらにより特別の具体例において、本発明は式(VI) または(VII)の化合物であり、式中、D、ESF、QおよびXは式(II) の定義に同じ。
適当には、QはNHである。
適当には、Aはベンゾイルである。
適当には、Bは無置換である。
適当には、Yは無置換である。
適当には、Zはフェニルである。
好ましくは、EはOである。
本明細書記載の化合物は1つまたはそれ以上のキラル中心を有していてもよい。
本発明が、慣用的な技術により合成され、溶解される独自の各非ラセミ化合物の のみならず、そのラセミ体あるいはジアステレオマーの混合物を包含することが 理解されるべきであろう。二は、シクロへブチル環中の2つの累積二重結合を表 すものでなく、GがNの場合、二はNに対する単結合を表し、Fが=0または= Sの場合、二は、式(II)中のFにより置換された炭素を含む単結合を表すこ とが当業者に明らかである。
Hetは、1つまたはそれ以上のへテロ原子を有する置換または非置換へテロ環 を表す。代表的なヘテロ環は、ピリジル、インドイル、イミダゾール、フリルお よびチェニルである。ヘテロ環は、所望により、1つあるいは2つの01−、ア ルキル、C02R’、CON (R’)2、OR’あるいはSR’により置換さ れていてもよく、ここに、R゛は式(II)の定義に同じ。本明細書で使用のへ テロ原子は窒素、酸素およびイオウをさす。
Arは、所望により、1つあるいは2つのCl−Sアルキル、Cl−5アルコキ シ、C1−、アルキルチオ、C02R’、CON (R’)!、ヒドロキシ、ハ ロゲン、トリフルオロメチル、アミノまたはニトロ基により置換されているフェ ニルまたはナフチル基である。
本発明の特別な化合物は: 1−フェニル−2−オキソ−3−カルボキシメチル−5−[ベンゾイル−(N− メチル−アルギニル)−アミノエチル] −2,3,6,7−チトラヒドローI H−アゼピンおよび 1−フェニル−2−オキソ−3−カルボキシメチル−5−[アセチル−(N−メ チル−アルギニル−アミノエチル]−2.3.6.7−チトラヒドローIH−ア ゼピンである。
当技術分野で通常使用される学術芯を、本明細書中ペプチドを記載するのに使用 する。
アミノ酸 3文¥ニード アミノ酸 3文字コードアラニン Ala ロイツノ  Leu Tルギニン Arg リノン Lys アスパラギン Asn メチオニン Netアスパラギン駿 Asp フェニル アラニン Pheシスティン Cys プロリン Pr。
グルタミン Gin セリン Set グルタミン酸 Glu スレオニン Thrタリン7 Gly )リブドア77  7rpヒスチノン His チロシン Tyrイソロイシン Ile バリン  va1アスパラギンまたはアスハラギン酸 Asxグルタミン心グルタミン#  Glx 慣用的な表記法によれば、アミノ末端が左で、カルボキシ末端が右である。特記 しない限り、すべてのキラルアミノ酸はL−絶対配置をとる。HArgはホモア ルギニンであり、(Ne2)A rgはN’、Q”−ジメチルアルギニンであり 、Nvaはノルバリンであり、Nleはノルロイシンであり、Phgはフェニル グリシンであり、HP h eはホモフェニルアラニンであり、Abuは2−ア ミノ酪酸であり、(Alk)Tyrは○−C+−<7に+ル fOシ:/ であ ’)、(A ] k)SerはOC1−4アルキル−セリンであり、(Alk) Thrはo−c、−、アルキル−スレオニンであり、(Alk)CysはO−C ,−4アルキル−システィンであり、(Alk)Penはs Cl−4フルキル ーヘニシラミンテアリ、(4°W)Pheは、フェニル環の4位が、w14級ブ チルラジカルt−Buにより置換されたフェニルアラニンであり、Bocはt− ブチルオキシカルボニルラジカルであり、Fmocはフルオレニルメチルカルボ ニルラジカルであり、Phはフェニルラジカルであり、Cbzはカルボベンジル オキシラジカルであり、BrZは〇−ブロモベンジルオキシ力ルボニルラジカル であり、CIZは0−クロロペンジルオキシ力ルボニルラジカルであり、Bzl はベンジルラジカルであり、4−MBzlは4−メチルベンジルラジカルであり 、Acはアセチルであり、AlkはC1−4アルキルであり、Phはフェニルで あり、Nphは1−または2−ナフチルであり、cHexはシクロヘキシルであ り、BOPはベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)フ ォスフオニウムへキサフルオロフォスフェートであり、DCCは1,3−シンク ロヘキシルカルボジイミドであり、DEADはジエチルアゾージカルポキンレー トであり、DMAPは4−ジメチルアミノピリジンであり、DIEAはジイソプ ロピルエチルアミンであり、EDCはN−エチル−N’ (ジメチルアミノプロ ピル)−カルボジイミドであり、HOBtは1−ヒドロキシベンゾトリアゾール であり、NMMは4−メチルモルフォリンであり、THFはテトラヒドロフラン であり、DMFはジメチルフォルムアミドであり、HFはフッ化水素酸であり、 TFAはトリフルオロ酢酸である。
本明細書に適用されるC1−4アルキルはメチル、エチル、プロピル、イソプロ ピル、ブチル、イソブチル、5ee−ブチル、t−ブチルを含むことを意味する 。
そのうえ、C,−、アルキルはペンチル、イソペンチ/しおよびヘキシル、イソ ヘキシル、3−メチルペンチル、2−メチルペンチル、1−メチルペンチル、2 −エチルブチルおよび1−エチルブチルを含む。
本発明のアミノ酸のα−R゛置換誘導体はくα−R’)AAと表記され、Roに よりα−アミノ基を1置換されており、その中でRoは、例えば、Alkまたは ベンジルである。N1−メチルアルギニンおよびN’−メチルグリシンは、それ ぞれ(α−Me)Argおよび(α−Me)Glyであり、本明細書中では、過 去の慣用的な表記法により、MeArgおよび5ar(サルコシン)とも表記す る。
本発明の一般式(II) : [式中、D、E、QおよびXは式(II)の定義に同じ]の化合物は、式(VI ) ・[式中、Xは式(II)の定義に同じで、いずれの反応性基も保護されて おり、QおよびEは式(II)の定義に同じ、Rpはカルボキシル保護基である ]の化合物をi、)Dが式(II)で定義され、いかなる反応性の基も保護され ている、式D−OHのカルボン酸およびカップリング試薬を反応させ、その後、 il)すべての保護基を除去することにより調製する。
カップリングは、当技術分野では通常の1段階または多段階の方法で遂行する。
典型的には、DMFのごとき適当な溶媒およびDCC,EDCまたはBOPのご とき適当なカルボジイミド試薬の溶液中、カルボン酸および(VIII)を撹拌 する。
HOB、、tDMAPあるいはNMMのごとき触媒も添加する。
例えば、活性化したエステル、無水物あるいは酸ハロゲン化物の生成およびそれ に続(、所望により塩基の存在下で行う(VIII)との反応もンカップリング の適当な方法である。かかるカップリングに使用する典型的な試薬は塩化チオニ ル、塩化オキサリルおよびクロロギ酸イソブチルである。例えば、D−0を、塩 化メチレンあるいはテトラヒドロフラン(THF)のごとき無水溶媒中、4−メ チルモルホリン、DMAPあるいはトリアルキルアミンのごとき塩基の存在下、 クロロギ酸イソブチルで処理すると、「活性化混合無水物」を生じ、次いで、ア ミンあるいはヒドロキシル基(H−QがOH,NHR’)と反応させる。
所望であれば、次いで、ペプチド合成の通常法を用いて、アミノ酸残基Bおよび Dを添加してもかまわない。典型的には、HOBtまたはDMAP存在下、DC Cのごとき適当なカルボジイミドカップリング試薬を用いて、遊離のカルボキシ ル基を有する保護Boc−アミノ酸を遊離のアミノ基あるいはヒドロキシル基( H−Q)と結合させる。酸によるBoc基の除去および2個目のBoc−アミノ 酸との結合サイクルの繰り返しは連続した2個のアミノ酸の結合をもたらす。
次いで、酸によるBoc基の除去およびさらなるアシル化、スルホニル化あるい はアルキル化により一連の反応が完了する。
化学およびペプチド分野では通常のことであるが、ある種の反応条件とは比較に ならないような反応性のある官能基が、しばしば反応の間保護される。所望によ り保護された反応基はカルボキシルまたはスルホン酸、ヒドロキシル、アミノ、 チオ、グアニジノおよびイミダゾール官能基を含む。これらの基の通常の保護お よび脱保護法はグリーン(Greene)ら、「プロテクティブ・グループス・ イン・オーガニック・シンセシスJ (Protective Groups  in Organic 5ynthesis)ジョン−ワイリー・アンド・サン ズ(John Viley and 5ons) 、 =ニーヨーク(1991 )により記載されている。アリル、アラルキルあるいはCl−6アルキル、フェ ニル、ナフチル、またはベンジルエステルのごとき脂肪族エステルを形成するこ とにより、酸を通常保護し、通常の加水分解または水素化の方法により保護基を 除去する。メチル、シクロヘキシルおよびベンジルエステルが特に有用である。
ヒドロキシル基は、エステル、特にシリルエステル、あるいはエステルとして通 常保護される。テトラヒドロピラニル−、トリメチルシリル−t−プチルフェニ ルンリルエステルおよびt−ブチルジメチルシリル−エステルならびにアセチル −およびベンゾイル−エステルが、ヒドロキシル基の代表的な保護基である。
Boc%Cbzあるいは)−moc基をアミノ基保護に使用してもよい。ベンノ ル基または適当に置換されたベンジル基をメルカプト基保護に用いる。別法とし て、メルカプト基を、例えば、エチルスルフィドのようなジスルフィドとして保 護してもよい。イミダゾール基は、通常、Bocまたはトリメチルシリルエトキ シメチル(SEM)基により保護する。トシルあるいはニトロ基をグアニジノ基 の保護に用いてもよい。Boc基を除いて、保護基は温和な酸処理によっては、 除去されない。これらの保護基は、当分野で知られた触媒的な水素化、フッ化物 イオン、液体アンモニア中ナトリウムあるいはフッ化水素処理のごとき方法で除 去される。
QがNR’で、GがCである式(II)の化合物を反応経路1の方法により生成 させる。一般的には、 反応経路1 fX) (XI) (XXXI (x工X) (XX) (X)H) リチウムおよび液体アンモニアを用いる2−(p−メトキンフェニル)エチルア ルコールに対するバーチ(Birch)還元により対応する4−(2−ヒドロキ シ)エチル−1−メトキン−シクロヘキサ−1,4−ジエン(XI)を生じる。
ヒドロキシル基の保護は、シリルエステル、例えばt−ブチルジフェニルシリル エステルのごとき適当な保護基を用いて行われる。ジエンの選択的なオゾン分解 およびジメチルスルフィドとの反応は相当するメチル6−オキソ−4−(2−( シリルエステル保護−ヒドロキシ)エチル)−hex−3−エノエート(XII I)を生じる。
H,N−Xのごとき適当に保護されたアミンでの6−アルデヒド官能基の還元ア ミノ化は、反応経路1に示した式(XIV)の化合物を生じ、式中、(XIV) は、すべての反応基を保護された式(II)で定義したものである。容易にある いは適切に当業者に理解されるであろうが、例えば、H2N−XがH,N−CH RCH2−Y−ZまたはH,N−CHRCO−Y−Zである場合、H2N−CH RCO−Rpのごとき適切に保護された(Xmの断片のみを伴って、還元的にア ミノ化できる。式(H)に示した残存しているYおよび/またはZ基を、次いで 、反応の後半に慣用的な方法を用いて、その断片に結合あるいは付加させる。脂 肪族アルコールのごとき適切な溶媒中、アミンおよびアルコールを撹拌し、そし てナトリウムあるいはンアノホウ水素化リチウムのごとき温和な還元剤を用いて その溶液を処理することにより還元的アミノ化を完了させる。
アルカリ金属水酸化物のごとき適切な塩基を用い、生成するアミノ酸をカップリ ング試薬で処理して1−位のエステル官能基を加水分解することにより、アゼピ ン環構造(XV)を得る。所望によりHOBtSDMAPあるいはNMMのごと き触媒を伴うDCCおよびEDCのごときカルボジイミドカップリング試薬、あ るいは活性化エステルまたはハロゲン化アシルのごとき活性化アシル基への酸の 変換、およびそれに続(塩基での処理が適当である。HOBtおよびNMMとと もにBOPカップリング試薬をDMF溶液中で用いることは、部分的に適当であ ることが見いだされている。
リチウムシイジプロピルアミドのごとき適当な塩基および反応経路2の適当なア ルキル化剤でアゼピノンを処理することにより、アゼピン−2−オンの3−位へ の置換基の導入が完了する。
最終生成物の3−位に式(xvI)のごときカルボキシメチル基が必要な場合に は、保護されたα−ハロ酢酸が適している。ベンジルα−ヨード酢酸が適当なア ルキル化剤である。反応経路2の式(XXII)のごときカルボキシアルケンが 必要な場合には、次いで、適切に保護されたグリオキシアルデヒドをアルキル化 剤として用いる。引き続いて塩酸のごとき酸で、生じたα−ヒドロキシ−エステ ルを処理し、対応するカルボキシアルケンを得る。別法として、酢酸のごとき適 当な脱離基へのヒドロキシル基の変換およびDBUのごとき塩基処理もまた、3 −位におけるカルボキシアルケンを生じる。
5−位における置換基をアルコールあるいはアミン官能基に結合させることによ り付加する。5−位にアミノメチル基が必要な場合には(すなわちQがNR’) 、アルコール官能基を除去しカルボキシアミドに変換し、カーチス(Curti s)型反応のようにして再配列を行う。シリルエステルを保護基として使用する 場合に(ま、保護されたアルコールを、フッ化テトラブチルアンモニウムまたは フッ化ピリジニウムのごときフッ化試薬で処理することにより、最も簡便に脱保 護基ができ、遊離のアルコール(XVII)を生じる。ジョーンズ(Johns )試薬のごとき強力な酸化剤での酸化は対応するカルボン酸を生じる。例えば、 活性化無水物またはハロゲン化アシルを調製することおよびアジ化ナトリウムで 処理することのような慣用的な方法により、カルボン酸をアシルアジドに変換で きる。生じたアシルアジドを加熱し、次いで、水系で反応すると、5−位に対応 するアミノエチル置換基を生じる。別法として、例えば、活性化無水物またはハ ロゲン化アシルを調製し、アンモニアで処理する払カルボン酸をカルボキシアミ ド(XVIII)に変換できる。生じたカルボキシアミドを[ビス(トリフルオ ロアセトキシ)ヨートコベンゼンで処理することによっても、式(XIX)のよ うな対応するアミノメチル置換基が得られる。
前記のペプチド結合を生じさせる慣用的な方法を用いる、式D−OH(あるいは 式A−B−D−OHのジペプチド)のカルボン酸へのアミンの結合は、最終保護 生成物(XX)を生じる。前記のような適当な保護基およびペプチド合成の通常 の方法を用いて、残基A、BおよびDを続けて付加してもよいことは、もちろん 、認められよう。酸または塩基加水分解あるいは触媒的水素化を用いたすべての 保護基の除去は最終的なアゼピン−2−オン(XXI)を生じる。フッ化水素酸 を用いた脱保護基が特に適している。
式(XXIII)のような4,5および5.6結合が単結合である化合物は、中 間体(XIII)の二重結合を反応経路3に示したように炭素触媒上で水素およ び5%ないし10%のパラジウムを用いて還元する以外は反応経路1と同様にし て調製する。酢酸エチルあるいはエタノールのような非反応性溶媒は、その還元 に適している。メチレンクロリド中、ピリジニウムクロロクロメートあるいはオ キサリルクロリド/ジメチルスルホキシド/トリエチルアミンのごとき温和な酸 化剤を用いたアルデヒドの再酸化(ズワーン(Stern)反応)は飽和アルデ ヒドを生じ、反応経路1の残りが完了する。
反応経路1類似の方法を用いて反応経路4に従い、4.5結合が単結合であり、 5.6結合が二重結合である化合物を調製する。同様の方法論がハフマン(Hu ffman)ら、シンセティック・ペプチドズ(Synthtic Pepti des) :ケミストリー・アンド・バイオロジー(Chemistry an d Biology) 、プロシーディンゲス・オン・ザ・テンス・アメリカン ・ペプチド・シンポジウム(Proceedings of theTenth  American Peptide Symposium) 、v−シャルー ジー(Marshall、G) ii。
ESCOM、ライデン(Leiden) 、105 (1988)およびホフマ ン(Huffman)ら:ンンセティック・ペプチド:アブローチズ・トウ・バ イオロジカル・プロブレムズ(Approaches of Biologic al Probre+as) 、 U CL A−シンポジウム・オン・モルキ ュシー・アンド・セルラー・バイオロジー(UCLA symposium o fMollecular and Biology) 、 86、タム・ジエ( Tam、J、)およびカイザー・ティー(Kaiser、 T、 )編、アラン ・アール・リス・インク(^lan R,Li5s Inc、) 、二ニー・ヨ ーク、257 (1989)に開示されている。
反応経路4 (XXXI fXXXI ) (XXXII)(XXXXXXIII (XXX IV)(XXXVI +XXXVX+ fXXXVIIl (XXXVHII (XXXII)従って、バーチ(Bir ch)−タイプの還元において、4−メトキシベンジルアルコール(XXX)を 液体アンモニア中のリチウムで還元し、エタノールでクエンチして(4−メトキ シ−2,5−シクロへキサジェニル)メチルアルコール(XXXI)を得る。例 えばシリルエーテルとしてのヒドロキシルの保護により7、対応する保護ジエン (XXXII)を得る。該ジエンの選択的オゾン分解および標準的なジメチルス ルフィド仕上げ処理によって、メチル=6−オキソ−5−(保護−ヒドロキシ) メチル−へキサ−4−(E)−エノアート(XXXI I I)を得る。THF 、酢酸エチルまたは塩化メチレンのごとき不活性溶媒中、β、γ−不飽和アルデ ヒド(XXXIII)をトリエチルアミン、DBUまたは炭酸ナトリウムのごと き塩基で処理して異性体化を誘導し、α、β−不飽和アルデヒド、メチル=6− オキソ−5−(保護−ヒドロキシ)メチル−へキサ−5−(E)−エノアート( XXXIV)を得る。アミン(XXXv)を得るためのH2N−Xでのアルデヒ ド(XXXIV)の還元的アミノ化、エステルの加水分解、および酸のアミンへ の分子間カップリングによりアゼピノン(XXXVI)を得る。3−置換アゼピ ノン(XXXVII)を得るためのアゼピノン(XXXVI)の塩基および電子 体での処理、およびヒドロキシル官能基の脱保護は、反応経路1における手法に 直接的に類似して進行する。THFのごとき不活性溶媒中におけるアルコール( XXXVI I I)とりフェニルホスフィンおよびジエチルアゾジカルボキシ レートおよびフタルイミドとの反応、および得られた保護アミンのエタノール中 でのヒドラジン水和物での脱保護によりアミン(XXXIX)を得る。
側鎖カルボン酸D−OHのカップリング、および前記したごとき保護基の除去に より、Δ−4,5−アゼピンー2−オン(XLI)を得る。
一般式(XLII)のデプシヘブチト(Ql;!O) ハ、アルコール(XXX VIII)をトリフェニルホスフィンおよびジエチルアゾジカルボキシレートお よびフタルイミドと反応させる工程を省略する以外は、反応経路4の方法によっ て調製する。
IXLX工1 (XLエエエl IXLIVI一般式(XLIII)のデブシベ ブチドは、1)アルデヒド(XXXI I I)の二重結合の異性体化の工程を 省略し:2)アルキル化工程を修飾して、後に選択的に所望の酸に変換されるア リル基のごとき始まりのカルボキシメチル基を導入し:およびトリフェニルホス フィン、ジエチルアゾジカルボキシレートおよびフタルイミドとのアルコール( XXXVI I I)の反応の工程を省略する以外は反応経路4の方法によって 調製される。
一般式(XLIV)のデプシペプチドは、1)アルデヒド(XXXI I I) の二重結合を反応経路3に記載したごとくに還元し、および2)トリフェニルホ スフィンおよびジエチルアゾジカルボキシレートおよびフタルイミドとのアルコ ール(XXXVI I I )の反応の工程を省略する以外は、反応経路4の方 法によって調製される。
Eが=SであってFが(H,H)である式(I I)の化合物は式(XLV)( XLVI によって与えられ、C7環におけるアミド(Eは=0)を3位におけるアルキル 化工程の後にチオアミド(Eは=S)に変換する以外は反応経路1または4に従 ってTA製される。従って、必要ならば加熱しつつ、トルエン、ベンゼンまたは テトラヒドロフランのごとき乾燥した不活性溶媒中、化合物(XVI)(反応経 路1)または化合物(XXXVII)(反応経路4)をラウエセ:/ (Law esson)試薬、(2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア −2,4−ジホスホエタンー2.4−ジスルフィド)で処理してチオアミドを得 る。次いで、得られたチオアミド中間体を合成経路の残りの工程に通して式(X  L V)の化合物を得る。
Eが(H,H)であってFが(H,H)である式(I I)の化合物は、式(X LVI)によって与えられ、アミドカルボニルをメチレン単位まで還元する以外 は反応経路1または4に従って調製される。これは、最も便宜には、前記したチ オアミドの仲介を通して達成される。塩化メチレンのごとき非反応性溶媒中、不 活性雰囲気下、チオアミドをトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラートで 処理し、引き続いてホウ水素化ナトリウムおよびメタノールで処理することによ って、チオン部位を還元する。標準的な酸仕上げ処理し、次いで、反応経路5に 示すごとく、反応経路の残りの工程を行って式(XLVI)の化合物を得る。
[XXXVII) Fが0であってGがNである式(I I)の化合物は反応経路6に類似した方法 により調製する。環系は6−アミノ−アルカン酸の環化によって調製する。例え ば、始まりの窒素(G=N)は、始まりのアミノ基によって1換されたアルキル 基で保護グリシンの窒素をアルキル化することによって導入でき、さらにマロン 酸のモノエステルでアシル化できる。アミノおよびカルボキシル基の脱保護、続 いて得られたアミノ酸のカップリングにより、7員環が得られる。別法として、 環内のさらなるアミド部位を所望しないならば、適当に保護した置換アルカン酸 でグリシンをアルキル化でき、さらにグリシン窒素に環化できる。置換基のさら なる導入および側鎖の修飾は、反応経路1−5に詳細に記載したのと同一の方法 に従う。
反応経路6 ILVエエl (LVエエエ] Arg、HArg、(Mez)Arg、(Etz)Arg、Ala、Gly。
His、Abu、Tyr、(Alk)TyrlPhe、(4’ W)Phe。
HPheSPhg、Trp、His、Ser、(Alk)Ser、Thr。
(Alk)Thr、、Cys、(Alk)Cys、Pen、(Alk)Pen。
Ala、、Val、Nva、MetSLeu、Ile、NleおよびNalの誘 導体を含む、本発明のアミノ酸のα−R“置換誘導体は、化学分野で常法によっ て調製される。R″置換基は、前記したごときAIK、またはベンジルであって よい。これらの誘導体を調製する代表的な方法は、米国特許第4687758号 。
チョン(Cheung)ら、カナディアン・ジャーナル・オン・ケミストリー( Can、 J。
Chew、)、55,906 (1977):フライジンジャー (Freid inger)ら、ジャーナル・オン・オーガニック・ケミストリー〇、Org、 Chem、)、48. 77. (1982);およびシューマン(Shuma n)ら、ペブタイズ(Peptides) ;第7回米国ペプチドシンポジウム 会議録、リッキ・ディ、グロス・イー(Rich、 D、Gross、 E、  )編、ビエス・ケミガル・カンパニー(Pierce Chemical Co 、 )、ロックフォード、イリノイ州、617 (1981)、およびEP−A  027574gに開示されており、ここに参照のために挙げる。
ペプチドの酸付加塩は、粗化合物および塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、酢酸 、マレイン酸、コハク酸またはメタンスルホン酸のごとき酸の過剰量から適当な 溶媒中にて標準的な方法で調製される。酢酸塩形態は特に有用である。ある種の 化合物は許容され得る内環または双子イオンを形成する。カチオン塩は、適当な カチオンを含有する水酸化物、炭酸塩またはアルコキッドのごときアルカリ試薬 の過剰量、あるいは適当な有機アミンで粗化合物を処理することによって調製さ れる。Lビ、Na”、K゛、Ca*″、Mg″1およびNH,4のごときカチオ ンは医薬上許容される塩に存在するカチオンの特別の例である。
本発明は、式(J I)のペプチドおよび医薬上許容される担体よりなる医薬組 成物を提供する。本発明の化合物の医薬組成物は、非経口投与用に溶液または凍 結乾燥粉末に処方できる。粉末は、使用に先立ち、適当な希釈剤または池の医薬 上許容される担体の添加によって復元できる。液体処方は、一般に、緩衝化し、 等強化した水性溶液である。適当な希釈剤の例は通常の等張生理食塩水、水中の 標準5%デキストロースまたは緩衝化した酢酸ナトリウムもしくはアンモニウム 溶液である。かかる処方は、非経口投与に特に適当であるが、経口投与に用いる こともできるか、あるいは吸入用の計量用量注入器または噴霧器に含有させても よい。ポリビニルピロリドン、ゼラチン、ヒドロキシセルロース、アカシア、ポ リエチレングリコール、マンニトール、塩化ナトリウムまたはクエン酸ナトリウ ムのごとき賦形剤を添加するのが望ましい。
別法として、これらのペプチドはカプセル化し、錠剤化し、あるいは経口投与用 のエマルジョンまたはシロップとしてもよい。医薬上許容される固体または液体 担体を添加して該組成物を増強または安定化し、あるいは組成物の調製を容易と することができる。固体担体はスターチ、ラクトース、硫酸カルシウムニ水和物 、白土、ステアリン酸マグネシウムまたはステアリン酸、タルク、ペクチン、ア カシア、寒天またはゼラチンを包含する。液体担体はシロップ、落花生油、オリ ーブ油、生理食塩水および水を包含する。また、担体は単独またはワックスと組 み合わせたグリセリルモノステアラードまたはグリセリルジステアラードのごと き徐放性物質を包含し得る。固体担体の量は変化するが、好ましくは、投与単位 当たり約20mgないし約1gの間である。医薬製剤は、要すれば、錠剤形態で は粉砕、混合、造粒、および打錠;ハードゼラチンカプセル形態では粉砕、混合 および充填を含む医薬の通常の技術により製造される。液体担体を用いる場合、 製剤はシロップ、エリキシル剤、エマルジョンまたは水性もしくは非水性!!! 濁液の形態である。かかる液体処方は直接経口投与できるが、あるいはソフトゼ ラチンカプセルに充填できる。
直腸投与には、本発明のペプチドはカカオバター、グリセリンまたはポリエチレ ングリコールのごとき賦形剤と組み合わせ、生薬に成形できる。
また、本発明は、式(I I)の化合物および医薬上許容される担体を内部投与 することを特徴とするそれを必要とする哺乳動物、特にヒトで血小板凝集および 血餅形成を抑制する方法を提供する。かかる治療の適応症は、心筋梗塞、深静脈 血栓症、肺塞栓症、ディセフティング・アヌリズム(dissecting a nurysm)、一過性虚血発作(TIA)、卒中および他の梗塞関連障害を包 含する。散在性腺管内凝固(DIC)、敗血症、外科的または感染性ショック、 手術後および分娩後損傷、心肺バイパス手術、不適当な輸血、常位胎盤早期剥離 、血栓性血小板減少性紫斑症(TTP) 、ヘビ毒および免疫疾患のごとき慢性 もしくは急性の過剰凝集状態はかかる治療に応答的であるようである。加えて、 本発明のペプチドは転移性疾患の防止法で使用できる。
本発明の化合物は、血漿中の薬物濃度が血小板凝集を抑制するのに十分となるよ うに、経口または非経口にて患者に投与する。ペプチドを含有する医薬組成物は 、患者に合致した状態で、約0.2ないし約50mg/kgの間の用量で投与す る。急性治療には、非経口投与が好ましい。過剰凝集の執拗な状態では、筋肉内 ポーラス注射でも十分であるが、水または通常の生理食塩水中の5%デキストロ ース中にてのペプチドの静脈内注入が最も効果的である。
血小板過剰凝集の慢性的ではあるが非臨界的状態には、カプセル剤または錠剤の 経口投与、またはポーラス筋肉的注射が適当である。ペプチドは、約0.4ない し約50mg/kgのレベルで毎日工ないし4回投与して、約0.4ないし約2 00mg/kg/日の合計日用量を達成する。本発明の化合物を前記用量範囲を 超えて投与する場合、許容されない毒性学的効果は示されない。
本発明は、さらに、有効量の式(I I)の化合物および血栓溶解剤をそれを必 要とする哺乳動物に内部投与することを特徴とする血栓溶解治療による動脈また は静脈の再閉塞を抑制する方法を提供する。血栓溶解療法における抗血栓性ペプ チドの投与は再閉塞を完全に防止するか、あるいは再閉塞までの時間を延長する ことが判明した。 ゛ 本発明で用いる場合、血栓溶解剤なる語は、天然または合成製品を問わず、フィ ブリン血餅の溶解を直接または間接に引き起こすいずれの化合物をも意味するこ とを意図する。プラスミノーゲンアクチベーターはよく知られた群の血栓溶解剤 である。有用なプラスミノーゲンアクチベーターは、例えば、アニストレブラー ゼ、ウロキナーゼ(UK) 、ブローウロキナーゼ(pUK) 、ステレプトキ ナーゼ(SK)、組織プラスミノーゲンアクチベーター(tPA)、および化学 的に修飾されている、あるいは1個またはそれを超えるアミノ酸が付加、欠失ま たは置換されている、あるいは1のプラスミノーゲンアクチベーターの活性部位 がもう1つのブラスミノーケンアクチベーターのフィブリン結合ドメインまたは フィブリン結合分子と組み合わされるごとく1個またはそれを超える機能性ドメ インが付加、欠失または変更されている変異体のごときその突然変異体もしくは 変種を包含する。他の例示的変異体は1個またはそれを超える糖鎖付加部位が変 更されたtPA分子を包含する。プラスミノーゲンアクチベーターのうち好まし いものは、プラスミノーゲンアクチベーターの血清半減期を増大させるために成 長因子ドメインで一次アミノ酸配列が変更されたtPAの変異体である。tPA 成長因子変異体は、例えば、ロビンV ン(Robinson)ら、EP−A  0297589号およびブラウネ(Browne)ら、EP−A 024033 4およびGB ’8815135.2によって開示されている。他の変異体は、 EP 0028489、EP 0155387およびEP 0297882に開 示されているもののごときハイブリッド蛋白を包含し、それらすべてをここに参 照のために挙げる。アニストレプラーゼは本発明で用いるのに好ましいハイブリ ッド蛋白である。血栓溶解剤は天然源から単離できるが、通常、遺伝子工学の伝 統的方法によって産生される。
tPA、SK、UKおよびpUKの有用な処方は、例えば、EP−A 0211 592(米国特許出願890432号)、強国特許出願3032606号、EP −A 0092182号および米国特許第4568543号に開示されており、 それにすべてをここに参照のために挙げる。典型的には、血栓溶解剤はpH3゜ 5ないし5.5に緩衝化した酢酸もしくはアジピン酸ナトリウムもしくはアンモ ニウムのごとき水性緩衝化等張溶液中で処方してもよい。ポリビニルピロリドン 、ゼラチン、ヒドロキシセルロース、アカシア、ポリエチレングリコール、マン ニトールおよび塩化ナトリウムのごとき賦形剤をさらに添加することもできる。
医薬組成物は、本発明の化合物および血栓溶解剤を同一容器中に入れて処方でき るが、異なる容器中の処方が好ましい、両列を溶液形態で供する場合、それらは 同時投与用または縦列配置用の注入/注射系に含有させることができる。
かかる療法の適応症は、心筋梗塞、深静脈血栓症、肺塞栓症、卒中および他の梗 塞関連障害を包含する。本発明の化合物はtPAまたは他の血栓溶解剤の非経口 投与に先立ち、それと同時に、またはその丁度後に投与する。潅流を確立して治 療後再閉塞を最適に抑制した後、本発明の化合物での治療を十分長時間行うのが 望ましいであろう。tPAlSKSUKまたはpUKの有効量は0.1ないし5 mg/kgであり、本発明の化合物の効果的な用量は約11ないし25mg/k gであり得る。
同時または異なる時点で抑制剤および血栓溶解剤を便宜に投与するには、箱、カ ートンまたは他の容器のごとき単一の容器中の、前記した非経口投与用抑制剤の 有効量、および前記したごとき非経口投与用のtPAまたは他の血栓溶解剤の有 効量を各々が有する個々のビン、バッグ、バイアル、アンプルまたは他の容器よ りなるキットを調製する。かかるキットは、例えば、所望により凍結乾燥プラグ としてでもよい、別々の容器または同一の容器中の両薬剤、および復元用の溶液 の容器よりなるものとできる。この変形は、使用に先立って混合できる亘−容器 の2つのチャンバー中に復元用の溶液および凍結乾燥プラグを包含させる。かか る配置で、血栓溶解剤および抗血栓性ペプチドを、2つの容器中のごとく別々に パッケージし、あるいは粉末として一緒に凍結乾燥し、単一の容器中に供するこ とができる。
両列を溶液形態とする場合、それらは同時投与用または縦列配置した注入/注射 系に含有させることができる。例えば、血小板凝集抑制剤は、静脈内注射形態と できるか、第2の注入バッグ中の血栓溶解剤に管を介して直列に連結した注入バ ッグとすることができる。かかる系を用い、本発明の化合物の、最初のポーラカ タイプの注射または注入を患者は摂取することができ、続いて血栓溶解剤の注入 を受けることができる。
ペプチドの薬理学的活性は以下のテストにより評価した。
血小板凝集のin vivo抑制 血栓形成のin vivo抑制は、アイケン(Aiken)ら、プロスタグラン ジンズ(Prostaglandins)、19. 629 43 (1980 )に記載された方法に準じ、ペプチドの麻酔イヌへの注入の全身的かつ血流力学 効果を記録することによって証明する。
血小板凝集の抑制 天然の成体雑種犬から血液を収集した(凝集を防止するためにクエン酸添加)。
富血小板血漿PRPは、室温にて150Xgで10分間遠心することによって調 製した。洗浄血小板は、800XgでPRPを10分間遠心することによって調 製した。かく得た細胞ペレットを無Ca−タイロード緩衝液(pH6,5)で2 回洗浄し、3×1α5細胞/mLにて、1.8mMCa”+を含有するタイロー ド緩衝液(pH7,4)に再懸濁した。ペプチドは、血小板凝集のすべての検定 で作用剤に3分先立って添加した。最終作用剤濃度はQ、1ユニット/mLトロ ンビンおよび2mM ADP (シグマ(SIgma))であった。凝集はクロ ノーロッグ(Chrono−Log)ルミ−アブレボメーター(LuIIli− Aggregometer)でモニターした。
作用剤添加の5分後における光透過率を用いて次の式:%凝集= [(90−C R)+ (90−10)] X100+:従ッテパーセント凝集を計算した。式 中、CRはチャートの読み、90はベースラインであって、10はPRPブラン クの読みである。[凝集の%抑制]対[ペプチドの濃度]をプロットすることに よって、IC5aを決定した。ペプチドは200μMで検定し、順次2倍希釈し て適当な用量反応曲線を確立した。本検定におけるAc−Arg−Gly−As p−NHzのIC5aは90gMであった。
血漿プロテアーゼに対するペプチドの安定性を評価するために、ペプチドを、作 用剤の添加に先立って、PRP中、(3分ではな(むしろ)3時間インキュベー トした。
実施例1および2の化合物は3時間までの間、富血小板血漿中で安定であり、約 0.5および1.5μMの間の、ADPによって刺激されたイヌ血小板の凝集に ついてのIC5oを示した。本発明の好ましい化合物は1−フェニル−2−オキ ソ−3−カルボキシメチル−5−[アセチル−(N−メチル−アルギニル−アミ ノメチル]−2,3,6,7−チトラヒドローIH−アゼピンである。
以下の実施例は本発明を説明するものであるが断じて本発明の範囲を限定するも のではなく、本発明の化合物の製法および使用の例示である。多くの他の具体例 は当業者に明らかで、利用できるであろう。
実施例 以下の実施例では、すべての温度は摂氏度で表す。NMRは、パリアン(Var ian) E〜1390分光計を用いて9QMHzで、あるいはプルツカ−(B ruher)AM250分光計を用い250MH2で行った。化学シフトは内部 欅準テトラメチルシランからのδ単位で報告する。アナルテク(Analtec h)シリカゲルGFおよびEMシリカゲル薄層板を薄層クロマトグラフィーに用 いた。フラッシュおよび重力クロマトグラフィーはメルク(Merck)60  (230−400メソシユ)シリカゲルで行った。ODSとはオクタデシルシリ ル誘導体化シリカゲルクロマトグラフィー支持体をいう。M e A r gは アリ(Ali)ら[米国特許第4687758号(1987)]によって開示さ れている方法によって調製した。
a)1−メトキシ−4−(2−ヒドロキシエチル)−フクロヘキサ−1,4−ツ エン(1) ドライアイス/イソプロパツール浴で一78℃に保った冷却フィンガーおよび上 部スターシー付き三首フラスコ中に液体アンモニア(520mL)を凝縮させた 。1−メトキシ−4−ヒドロキシメチル−ベンゼン(50g、329ミリモル) のテトラヒドロフラン(14−OmL)中溶液を反応フラスコに添加し、続いて リチウムワイア小片(IQ、3g、1.48モル)を約15分間にわたって添加 した。
反応混合物を一78℃でさらに30分間撹拌し、次いで、無水エタノール(40 0mL)をゆっくり添加することによってクエンチした。反応を完全にクエンチ した後(白色)、それを−晩室温まで加温した。これによりアンモニアのほとん どを蒸発させた。残渣を水およびジエチルエーテル間に分配し、有機層を収集し 、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下で蒸発させた。なお水をい (らか含む残渣を塩化メチレンに溶解し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾 過し、減圧下で蒸発させて1−メトキシ−4−(2−ヒドロキシエチル)−シク ロヘキサ−1,4−ジオン(1)が油(40,3g)として得られ、これをさら に精製することなく次の工程で用いた。この粗製生成物は過剰還元生成物1−メ トキシ−4−(2−ヒドロキシエチル)−シクロヘキサ−1−エン(2)で汚染 していた。化合物(1−):’HNMRδ(CDCIs) 2.12 (LH, b r s)、2.28 (2H,t、J=7゜5Hz)、2.78 (4H, br s)、3.58 (3H,s)、3.73 (2H,t、J=7.5Hz )、4.68 (IH,br s)。
5.55 (IH,br 5) b)1−メトキシ−4−[2−(t−ブチルジフェニルシリル)ヒドロキジエチ ルコーシクロヘキサ−1,4−ジエン(3)該粗製化合物(1)をN、 N−ジ メチルホルムアミド(150mL)に溶解し、室温にてイミダゾール(44,8 g、658ミリモル)および塩化t−ブチルジフェニルシリル(85,6mL、 329ミリモル)で処理した。得られた溶液を室温で2日間撹拌しく反応は数時 間後に実質的に完了した)、その後ヘキサン中の10%酢酸エチルで希釈し、水 で3回洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、蒸発させて粗製1− メトキシ−4−[2−(t−ブチルジフェニルシリル)ヒドロキシエチル]−シ クロヘキサ−1,4−ジエン(3)を得た。過剰還元生成物4− [2−(t− ブチルジフェニルシリル)ヒドロキシエチル]−シクロヘキサ−1−エン(4) で汚染した混合物をさらに精製することなく次の工程で使用した。化合物(3) :’HNMR(CDC13)61.07(9H。
s)、2.25 (2H,t、J=6.0Hz) 、2.70 (4H,s)  、3.55 (3H,s)、3.77 (2H,t、J=6.0Hz)、4.6 2 (LH,br s)、5.43 (IH,br s)、7.22−7.93  (IOH,m)C)メチル=4−(エタン−2−オキソ)−6−(t−ブチル ジフェニルシリル)ヒドロキシ−ヘキサ−3−エノI−ト(5)実施例1bから の粗製化合物(3)(〜164ミリモル)をメタノールおよびジクロロメタン( 4:1.500mL)の混合液に溶解し、得られた溶液を一78℃まで冷却し、 TLCにより該ジエンが消失するまで03で処理した。次いで、反応混合物をメ チルスルフィド(25mL)で還元し、室温までゆっくりともってゆき、18時 間撹拌した。反応混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフ ィー(シリカゲル、]、OX2Ocmカラム、15%酢酸エチル/ヘキサン)に よって精製して、はぼ31%の飽和アルデヒド、化合物(6)で汚染したジチル =4−(エタン−2−オキソ)−6−(t−ブチルジフェニルシリル)ヒドロキ シ−ヘキサ−3−(Z)−エノI−ト(5)(26,77g、38%)を得た。
化合物(5)・’HNMR(CDCIs)δ1.05 (9H,s)。
2.33 (2H,t、J=6.0Hz) 、2.97−3.17 (4H,m ) 、3.67 (3H,s)、3.73 (2H,t、J=6.0Hz)、5 .77 (LH,t。
H=7.5Hz)、7.27−7.87 (10H,m)、9.63 (IH, t、J=2.4Hz)。化合物(6):IHNMR(CDCl2)δ1.07  (9H,s) 。
1.40−2.50 (9H,m)、3.65 (3H,s)、3.72 (2 H,t、J’ =6.0Hz)、7.27−8.00 (IOH,m)、9.8 0 (IH,t、 H=1゜5Hz)。化合物(5/6)の混合物:TLCR, 0,45(シリカゲル、7・3ヘキ勺ン・酢酸エチル) d)メチル=4− (2−フェニルアミノ)エチル−6−(t−ブチルジフェニ ルシリル)ヒドロキシヘキサ−3−エノI−ト(7)粗製化合物(5)(26, 77g、63ミリモル)をメタノール(400mL)ニ溶解し、0℃にてアニリ ン(17,2mL、189ミリモル)およびシアノホウ水素化ナトリウム(4, 35g、69.3ミリモル)−で処理し、続いてエタノール中の十分量の無水塩 化水素を添加して溶液のpHを6まで低下させた。得られた反応混合物を室温で 94時間撹拌した。この時点で、反応混合物を減圧下で蒸発させ、残渣を酢酸エ チルに溶解し、水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下 で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、1010X 20カラム、12%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、約31%の飽和 副生成物メチル=4− (2−フェニルアミノ)エチル−6−(1−ブチルジフ ェニルシリル)ヒドロキシヘキサノアート(8)を含有するメチル=4− (2 −フェニルアミノ)エチル−6−(t−ブチルジフェニルシリル)ヒドロキシ− ヘキサ−3−(Z)−エノI−ト(7)(22,7g、72%)を得た。化合物 (7/8)の混合物:IHNMR(CDC13)61.07(9H,s)、1. 37−3.25 (9,9H,m)、3.65/3.67 (3H,tw。
s)、3.57−4.03 (2H,m)、5.53 (0,7H,t、J=7 .5Hz)。
6.50−6.87 (3H,m) 、7.07−7.87 (12H,m)  :TLCR,0,64(シリカゲル、7:3ヘキサン:酢酸エチル)e)1−フ ェニル−2−オキソ−5−[2−(t−ブチルジフェニルシリルヒドロキシ)エ チル]−2.3,6.7−チトラヒドローIH−アゼピン(9)粗製化合物(7 )(21,,22g、42.3ミリモル)をジオキサン(127mL)に溶解し 、得られた溶液を室温にてIN NaOH(63,5mL、水性)で4時間処理 した。次いで、反応混合物を3N HCI (63,5mL、水性)で処理し、 高真空下で蒸発させた。残渣をトルエンから再蒸発させ(2XL得られたアミノ 酸塩酸塩を乾燥したN、 N−ジメチルホルムアミド(1800mL)に溶解し た。得られた溶液を0℃まで冷却し、順次4−メチルモルホリン(27゜9mL 、254ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(11,4g。
844ミリモル)およびBOP試薬(37,4g、84.6ミリモル)で処理し た。反応混合物を室温までもってゆき、3日間撹拌した。この時点の後、反応混 合物を高真空下で蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製 して異性体の分離をすることなく極性不純物(シリカゲル、8×20Cmカラム 、75%酢酸エチル/ヘキサン)を除去し、続いて第2のワラ5.ン、クロマト グラフイー(10X20cm、30−50%酢酸エチル/ヘキサン)を行って3 画分を得た。第1のものは、表記化合物(9)4.34g (22%)を含有し 、第2のものは(9)と1−フェニル−2−オキソ−5−[2−(t−ブチルジ フェニルシリルヒドロキシ)エチルコーへキサヒドロ−IH−アゼピン(10) との混合物7.23g(36%)を含有し、第3のものは鈍物(10)751m gを含有していた。第2の画分をさらに重力力ラム(シリカゲル、5X100c mカラム、ヘキサン中25%酢酸エチルで溶出)によって精製して鈍物(9)4 .6gをさらに得た(全部で45%の単離収率)。化合物(9):’N NMR (CDC1s)δ1.07 (9H,s) 、2.12−2.47 (4H,m ) 、 ’3.33 (2H,br d、J=6.0Hz) 、3.67−4. 03 (4H,m) 、5.53 (IH,t、J=6.0Hz) 、7.03 −8.03 (15H,m);MS (DCI/CH4)m/e470 (M+ Hビ、TLCR,0,30(シリカゲル、7・3ヘキサン・酢酸エチル)。化合 物(10):’HNMR(CDC13)δ1,07(9H,s) 、1.30− 2.80 (9H,m) 、3.57−4.03 (4H,m) 。
7.07−8.03 (15H,m):TLCR70,24(シリカゲル、73 ヘキサン:酢酸エチル) f)1−フェニル−2−オキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メチル−5−[ 2−(t−ブチルジフェニルシリルヒドロキシ)エチル] −2,3,6,7− チトラヒドローIH−アゼピン(11)化合物(9)(650mg、1.38ミ リモル)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、−78℃まで冷却した。得 られた反応混合物をテトラヒドロフラン中のリチウムビス(トリメチルシリル) アミドの1M溶液1.8mして処理し、20分間撹拌した。この時点で、2−ブ ロモ酢酸ベンジル(437μし、2.フロミリモル)を添加し、反応を一78℃ で10分間継続し、次いで、室温まで加温した(ドライアイス/イソプロパツー ル浴を取り除く)。反応混合物が室温まで到達した後、10%塩化アンモニウム (水性)を添加し、得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。合した有機画分を 無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過【ツ、減圧下で蒸発させた。残渣をフラ ッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、4×20cm、20−40%酢酸エチ ル/ヘキサン)を用いて精製して表記化合物(11、)(388mg、46%) を得た。化合物(11):ll(NMR(CDCl2)δ1.05 (9H,s ) 、1.98−2.73 (5H,m) 、2.90−3.23 (iH,m )、3.37−3.73 (IH,m)、3.77(2H,t、J=6.8Hz )。
4.07−7.80 (2H,m) 、5.03−5.27 (3H,m) 、 6.97−7゜83 (20H,m):MS (DCI/NH4)m/e618  (M+H)”;TLCR,0,47(シリカゲル、7:3ヘキサン、酢酸エチ ル)g)1−フェラルー2−オキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メチル−5 −[(2−ヒドロキシ)エチルコー2.3.6.7−チトラヒドローIH−アゼ ピン(12) 化合物(11)(388mg、0.628ミリモル)をテトラヒドロフラン(3 mL)に溶解し、室温にてフッ化テトラブチルアンモニウムのテトラヒドロフラ ン中IM溶液1.26mLで4時間処理した。次いで、反応混合物を減圧下で蒸 65%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して表記化合物(12)(158’ mg、66%)を得た。化合物(12):’HNMR(CDC13)61.77 −3.27 (7H,m) 、3.40−3.73 (IH,m) 、3.67  (2H,t、J−6Hz)、4.20−4.77 (2H,m)、5.07− 5.40 (3H,m)。
7.07−7.58 (IOH,m);TLCR,0,33(シリカゲル、1: 3ヘキサン;酢酸エチル) h)1−フェニル−2−オキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メチル−5−( カルボキシメチル)−2,3,6,7−チトラヒドローIH−アゼピン(13) アセトン(5mL)中の化合物(12)(158mg、0.416ミリモル)を 0℃にて500μLのジョーンズ試薬で1時間処理した。過剰のジョーンズ試薬 を、イソプロピルアルコールの添加によってクエンチし、反応混合物をクロロホ ルムで希釈し、水で洗浄した。合した有機抽出物を無水硫酸マグネシウム上で乾 燥し、濾過し、減圧下で蒸発させた。次いで、得られた粗製1−フェニル−2= オキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メチル−5−(カルボキシメチル)−2 、3,6,7−チトラヒドローIH−アゼピン(13)を減圧下でトルエンから 蒸発させて、残存するいずれの痕跡量の水も除去した。化合物(13):’HN MR(CD Cl s)δ2.10−3.76 (7H,m) 、4.23−4 .83 (2H,m)、5.07−5.27 (2H,m)、5.32 (LH ,br S)、7.10−7.63 (IOH,m)、 8.87 (LH,b r s) ;TLCR90,43(シリカゲル、95:4:1クロロホルムニメ タノール:酢酸)。
1)1−フェニル−2−オキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メチル−5−( カルボキシアミドメチル)−2,3,6,7−チトラヒドローIH−アゼピン前 記からの粗製化合物(13)をテトラヒドロフラン(7mL)に溶解し、得られ た溶液を一20°Cまで冷却した。トリエチルアミン(232μL、1.66ミ リモル)およびクロロギ酸エチル(159μL、1.66ミリモル)を添加し、 反応混合物を30分間撹拌した。濃水酸化アンモニウム(600μしい水性)お よびテトラヒドロフラン(7mL)の混合物を添加し、反応を一20℃で30分 間継続し、次いで、冷蔵庫(〜4°C)中で18時間貯蔵した。反応混合物を酢 酸エチルで希釈し、3N HCI (水性)で洗浄した。有機抽出物を合し、無 水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣をフラッシ ュクロマトグラフィー(シリカゲル、2.5X20cm、5%メタノール/クロ ロホルム)によって精製して表記化合物(14)(91mg、56%)を得た。
化合物(14) :’HNMR(CDCl2)61.95−3.23 (6H, m) 、 3゜38−3.72 (IH,m) 、4.22−4.73 (2H ,m) 、5.07−5.23 (2H,m)、5.33 (IH,br s) 、5.82 (IH,br s)、6゜05 (IH,br s)、7.08− 7.57 (IOH,m);TLCR,0,34(シリカゲル、95:5クロロ ホルム:メタノール)j)1−フェニル−2−オキソ−3−(カルボベンジルオ キシ)メチル−5−(アミノメチル)−2,3,6,7−チトラヒドローIH− アゼピントリフルオロ酢酸塩(15) 化合物(14)(91mg、0.232ミリモル)を水およびアセトニトリルの 混合液(4:1.5mL)に溶解し、室温にて[ビス(トリフルオロアセトキシ )ヨートコベンゼン(120mg、0.278ミリモル)で4時間処理した。
次いで、反応混合物を減圧下で蒸発させ、いずれの痕跡量の水も除去するために 表記化合物(15)の粗製TFA塩を含有する残渣を減圧下でトルエンから3回 蒸発させ、さらに精製することなく次の工程で用いた。
k)1−フェニル−2−オキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メチル−5−[ t−ブチルオキシカルボニル−(N−メチル−トシル−アルギニル)−アミノメ チル] −2,3,6,7−チトラヒドローIH−アゼピン(16)化合物(1 5)をN、 N−ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、室温にて18時間 、順次、Boc−N’−MeArg (Tos)−OH(154mg。
0.348ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(63mg、領46 4ミリモル)、4−メチルモルホリン(153μし、1.39ミリモル)および BOP試薬(205mg、0.464ミリモル)で処理した。反応混合物を高真 空下で蒸発させ、残渣を2回のフラッシュクロマトグラフィー(1,シリカゲル 、2.5X20cm、5%メタノール/クロロホルム:2.シリカゲル、2.5 X2Qcm、3%メタノール/クロロホルム)によって精製して表記化合物(1 6)(69mg、38%)をジアステレオ異性体の分離できない混合物として得 た。
化合物(16):TLCR,0,65(シリカゲル、95:5クロロホルム、メ タノール) 1)1−フェニル−2−オキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メチル−5−[ ベンゾイル−(N−メチル−トシル−アルギニル)−アミノメチル]−2,3゜ 6.7−チトラヒドローIH−アゼピン(17)前記からの化合物(16)−( 69mg、0.087ミリモル)を室温にて無水HCI/ジオキサン(5mL) で4時間処理した。次いで、反応混合物を減圧下で蒸発させ、次いで、減圧下で トルエンから2回再蒸発させていずれの過剰のMCIも除去した。残渣をN、  N−ジメチルホルムアミド(5mL)I:溶解し、トリエチルアミン(24μL 、0.174ミリモル)および塩化ベンゾイル(20μし、0.174ミリモル )で室温にて18時間処理した。次いで、反応混合物を高真空下で蒸発させ、残 渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、2.5x20cm、クロロホ ルム中2%メタノール)で精製して表記化合物(17)(42mg、61%)を ジアステレオ異性体の分離できない混合物として得た。化合物(17):TLC R,0,58(シリカゲル、9:1クロロホルム:メタノール) m)1−フェニル−2−オキソ−3−カルボキシメチル−5−[ベンゾイル−( N−メチル−アルギニル)アミノメチル] −2,3,6,7−チトラヒドロー IH−アゼピン(18) 化合物(17)(42mg、0.053ミリモル)をジクロロメタンに溶解し、 HF容器に移し、溶媒をアルゴン気流下で蒸発させた。無水HF (10mL) を=78℃で容器中に凝縮させ、反応混合物を0℃で1時間撹拌した。HFを減 圧下で蒸発させ、残渣を10%酢酸(水性)にとり、凍結乾燥した。得られた粉 末を50%アセトニトリル(水性)に溶解し、半分取用逆相HPLCカラム(5 μODS : I BM、lOx250mm、液速4.OmL/分、6×500 μL注射)で繰り返して精製して、蒸発および1%酢酸(水性)からの凍結乾燥 の後に精製された表記化合物(18)27.5mgを2種のジアステレオマーの 分離できない混合物として得た。化合物(18):MS (FAB)m/e54 9 二M十H]”:HPLCk’ 2.74 C5u Apex−ODS:ジョ ーンズク07トグラフイー、70:30水ニアセトニトリル−01%トリフルオ ロ酢酸、22QnmでUV検出);HPLCk’ 5.20 (5μ Apex −〇DS、グラグエント、A:水−0,1%トリフルオロ酢酸、B、アセトニト リル−0,1%トリフルオロ酢酸、20分間に80−50%、220nmにてU V検出)、TLCRfo、27(シリカゲル、4:1+1ブタノール:酢酸:水 ):TLC−RfO860(シリカゲル、1:1・1:1ブタノール:酢酸:水 、酢酸エチル)a)1−フェニル−2−オキソ−3−(3−カルボベンジルオキ シ)メチル−5−[アセチル−(N−メチル−トシル−アルギニル)アミノメチ ル]−2,3゜6.7−チトラヒドローIH−アゼピン(19)前記からの化合 物(16)(142mg、0.180ミリモル)を室温にて無水HC1/ジオキ サン(5mL)で2時間処理した。次いで、反応混合物を減圧下で蒸発させ、次 いで、トルエンから2回再蒸発させていずれの過剰のHCIも除去した。残渣を N、 N−ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、室温にてトリエチルアミ ン(50μL、0.630ミリモル)および塩化アセチル(26μL、0.36 0ミリモル)で18時間処理した。次いで、反応混合物を高真空下で蒸発させ、 残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、2.5X2Qcm、クロロ ホルム中の2−10%メタノール)によって精製して表記化合物(19)を分離 できないジアステレオ異性体の混合物として得た。化合物(19):TLCRf o、51(シ′リカゲル、9:1クロロホルム:メタノール)b)1−フェニル −2−オキソ−3−カルボキシメチル−5−(アセチル−(N−メチル−トシル −アルギニルアミノ)メチル] −2,3,6,7−チトラヒドローIH−アゼ ピン(20) 前記からの化合物(19)’(63,2mg、0.086ミリモル)をジクロロ メタンに溶解し、HF容器に移し、溶媒をアルゴン気流下で蒸発させた。無水H F(10mL)を−78℃にて容器中に凝縮させ、反応混合物を0℃で1時間撹 拌した。HFを減圧下で蒸発させ、残渣を10%酢酸(水性)にとり、凍結乾燥 した。得られた粉末を25%アセトニトリル(水性)に溶解し、半分取用逆相H PLCカラム(5μ ODS、10X10X250上で繰り返し精製することに よって、蒸発および1%酢酸(水性)からの凍結乾燥の後、精製した表記化合物 (20) (28,9mg)を得た。化合物(20):MS (FAB)m/e 487 [M+H] ”+HPLCk’ 2.53 (5μ Apex−ODS 、80:20水ニアセトニトリル−01%トリフルオロ酢酸、220nmにてU V検出);HPLCk’ 1.90 [5μ Apex−ODS、220nmに てUV検出、グラジェント、A:水−0,1%トリフルオロ酢酸、Bニアセトニ トリル−0,1%トリフルオロ酢酸、20分間に80−50%] 、TLCRf o、16 (シリカゲル、4:1:1ブタノール:酢酸:水):TLCRfO, 46(シリカゲル、1:1:1・1・1ブタノール:酢酸:水:酢酸エチル)実 施例3 1−フェニル−2,4−ジオキソ−3−カルボキシメチル−5−[(N−アセチ ル−N−メチル−アルギニル)−アミノメチル]−へキサヒドロ−1,5−ジア ゼピン(31)の調製 a)N−アリル−N−ペンジルオキシカルボニルーグリシン t−ブチルエステ ル(2l b) グリシンt−ブチルエステル(15g、114ミリモル)の塩化メチレン250 mL中溶液を0℃まで冷却し、室温にてN−(ペンジルオキシカルボニルオキシ )スクシンイミド(25g、137ミリモル)で5時間処理した。反応混合物を INHCI(水性)、5%NaHCOs(水性)で洗浄し、硫酸マグネシウム上 で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカ ゲル、30%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製してベンジルオキシカルボニ ル−グリシンt−ブチルエステル(27,27g、90%)(21a)を得た。
化合物(21a):’HNMR(CDCIり61.45 (s、9H)、370 −3.95 (m、2H)、5.12 (s、2H)、5.43 (br s、 IH)。
7.33 (s、5H) 化合物(21a)(27,27g、103ミリモル)の無水テトラヒドロフラン (200mL)中溶液をヨウ化アリル(37,6mL、411ミリモル)で処理 し、0℃まで冷却した。水素化ナトリウム(油中60%、6.45g、154ミ リモル)をゆっ(りと反応混合物に添加し、得られた懸濁液を室温で24時間撹 拌した。反応混合物を減圧下で蒸発させ、注意深く酢酸エチルを残渣に添加した 。この溶液を飽和Na25zOs(水性)および水で洗浄し、硫酸マグネシウム 上で乾燥し、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィ ー(シリカゲル、5−10%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して表記化合 物(21b)(18,51g、60%)を得た。IHNMR分光は、カルバマー ト(シス/トランス)の相互変換混合物を示す。化合物(21b):l)(NM R(CDCIs)δ1.40/1.43 (2s、9H) 、3.70−4.1 0 (m。
4H)、4.90−5.37 (m、4H)、5.53−6.17 (m、IH ) 、7゜32 (s、5H) b)N−[1−(エタン−2−アール)]−]N−ベンジルオキシカルボニルー グリシンt−ブチルエステル(22)化合物(21b)(18,51g、60. 8ミリモル)のメタノール(100mL)中溶液を一78℃にて03でほぼ1. 25時間(溶液が青色過剰03となるまで)処理した。過剰のO5を窒素でパー ジし、メチルスルフィドを添加し、得られた溶液をゆっくりと室温まで加温し、 24時間撹拌した。反応混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をフラッシュクロマト グラフィー(シリカゲル、35%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して表記 化合物(22)(15,1g、81%)を得た。IHNMR分光はカルバマート (シス/トランス)の相互変換混合物を示す。化合物(22):’HNMR(C DCIり61.40/1.45 (2s、9H)、3.87−4.20 (m、 4H)、5.15 (br s、2H)、7.33(s、5H)、9.65 ( br s、IH)c)N−[1−(2−フェニルアミノエチル)] −]N−ベ ンジルオキシカルボニルーグリシンt−ブチルエステル(23)N−[1−(エ タン−2−アール)] −]N−ペンジルオキシ力ルポニルーグリシンt−ブチ ルエステル(22)(13,2g、42.9ミリモル)およびアニリン(4,3 1mL、473ミリモル)のジクロロエタン(200mL)中溶液を0℃まで冷 却し、順次、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(13,6g、64.5ミリ モル)および酢酸(2,45mL)で処理し、得られた混合物を室温で24時間 撹拌した。反応物をクロロホルムで希釈し、5%N5HCO,(水性)で2回洗 浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下で蒸発させた。
残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、15%酢酸エチル/ヘキサ ン)によって精製して表記化合物(23)(12,47g、76%)として得た 。
IHNMR分先はカルバマート(シス/トランス)の相互変換混合物を示す。
化合物(23)、IHNMR(CDCI3)61.37/1.45 (2s、9 H)。
3.13−3.67 (m、4H) 、3.77−3.95 (m、2H) 、 4.25 (br s、IH)、5.12 (s、2H)、6.33−6.83  (m、3H)、6.97−7.27 (m、2H)、7.30 (s、5H) ;MS (FAB)m/e385(M+H)″ d)N−[1−(2−フェニル−(N−ベンジルマロニル)−アミノエチル)コ ーN−ベンジルオキシカルボニル−グリシン t−ブチルエステル(24)2. 2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン(25g、174ミリモル )およびベンジルアルコール(36mL、347ミリモル)のトルエン(100 mL)中溶液を106℃で24時間加熱した。溶液を5%NazCOs(水性) に注ぎ、有機層を分離し、水性層をエーテルで3回洗浄した。次いで、水性層を IN HCIで酸性化し、酢酸エチルで2回抽出した。合した酢酸エチル抽出物 を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下で蒸発させてマロン酸モノ ベンジルエステル(11,42g、34%)を得た。
該マロン酸モノベンジルエステル(11,42g、60ミリモル)をトルエンに 溶解し、35℃にて過剰の塩化オキサリル(15mL)で24時間処理した。
過剰の塩化オキサリルと共に溶媒の蒸発により、マロン酸モノベンジルエステル の酸塩化物(11,4g)を得た。
化合物(23)(1,9g、4.97ミリモル)のクロロホルム中溶液をピリジ ン(1mL)およびマロン酸モノベンジルエステルの酸塩化物(2,13g、1 0ミリモル)で処理し、室温で24時間撹拌した。反応混合物を減圧下で蒸発さ せ、残渣’c酢酸−r−fルi:溶解し、5%NaHCOs(水性)(2X)、 IN HCl(2X)および飽和NaC1(水性)で洗浄し、無水硫酸マグネシ ウム上で乾燥し、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラ フィー(シリカゲル、20−25%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して表 記化合物(24)(1,86g、67%)を得た。IHNMR分先はカルバマー ト(シス/トランス)の相互変換混合物を示す。化合物(24):’HNMR( CDCIg)δ1.38/1.43 (2s、9H) 、3.18 (s、2H ) 、3.33−4.00(m、6H) 、5.00−5.13 (m、4H)  、6.90−7.43 (m、15H):MS (DCI/NHs)m/e5 61 (M+H)″e)1−フェニル−2,4−ジオキソ−5−[カルボ(t− ブチルオキシ)〕メチル−へキサヒドロ−1,5−ジアゼピン(25)室温にて 化合物(24)および5%Pd/C(220mg)のメタノール中溶液を5Qp siにて水素で4時間処理した(パール装置)。反応混合物をセライトを通して 濾過して触媒を除去し、次いで、減圧下で蒸発させた。残渣をN、 N−ジメチ ルホルムアミド(300mL)に溶解し、得られた溶液をNaHCOs(1,6 0g、19ミリモル)およびジフェニルホスホリルアジド(1,73mL。
7.98ミリモル)で0℃にて処理し、72時間にわたって室温までゆっくりと 加温した。反応混合物を高真空下で蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフ ィー(シリカゲル、75%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して表記化合物 (25)(540mg、44%)を得た。化合物(25):I)(NMR(CD CI3)61.47 (s、9H) 、3.50−4.23 (m、8H) 、 7.03−7.57(m。
5H);MS (DCI/NHs)m/e319 (M+H)”f)1−フェニ ル−2,4−ジオキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メチル−5−[カルボ( t−ブチルオキシ)コメチル−へキサヒドロ−1,5−ジアゼピン(26) 1−フェニル−2,4−ジオキソ−5−[カルボ(t−ブチルオキシ)コメチル −ヘキサヒドロ−1,5−ジアゼピン(25)(1,98g、6.22ミリモル )のテトラヒドロフラン(30mL)およびヘキサメチルホスホルアミド(10 mL)の混合液中溶液を一78°Cまで冷却し、0.5Mカリウムビス(トリメ チルシリル)アミド(13,5mL)で20分間処理した。酢酸ヨードベンジル (3゜46g、12.4 ミリモル)を添加し、反応物を2時間にわたって室温 までとした。反応混合物を飽和塩化アンモニウム(水性)、続いてlN HCI によってクエンチし、次いで酢酸エチルで抽出した。合した有機抽出物を飽和N aC1(水性)で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下で 蒸発させた。
残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、50%酢酸エチル/ヘキサ ン)によって精製して表記化合物(26)(1,33g、46%)を得た。化合 物(26) +IHNMR(CDCI、)δ1.43 (s、 9H)、 3. 13 (d。
2H,J=7.5Hz)、3.33−4.83 (m、7H)、5.13 (s 、2H)。
7.10 7.47 (m、10H);MS (DCI/NH3)m/e467  (M+H)4 g)1−フェニル−2,4−ジオキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メチル− 5−(カルボキノアミド)メチル−ヘキサヒドロ−1,5−ジアゼピン(27) 化合物(26)を塩化メチレンに溶解し、室温にてトリフルオロ酢酸(60mL )で3時間処理した。反応混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をトルエンおよびク ロロホルムの混合液から蒸発させていずれの痕跡量の水も除去した。得られた酸 をテトラヒドロフラン(60mL)に溶解し、−20℃まで冷却し、N−メチル モルホリン(747μL、6.8ミリモル)およびクロロギ酸エチル(650μ し、68ミリモル)で30分間処理した。次いで、反応混合物を飽和水酸化アン モニウム(水性)(4,5mL)およびテトラヒドロフラン(45mL)の混合 液で処理し、1時間にわたって室温まで加温した。次いで、反応混合物を3N冷 HCIに注ぎ、酢酸エチルで抽出した。合した有機抽出物を無水硫酸マグネシウ ム上で乾燥し、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフ ィー(シリカゲル、5%メタノール/クロロホルム)によって精製して表記化合 物(27)(850mg、2.08%)を得た。化合物(27):l)(NMR (CDC] s)δ3.10 (d、2H,J=7.5Hz)、3.50−4. 00(m。
3H) 、4.03 (s、2H) 、4.20−4.83 (m、2H) 、 5.10 (s。
2H)、7.07−7.50 (m、12H);MS (DCI/NH3)m/ e410 (M+H)“ h)1−フェニル−2,4−ジオキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メチル5 −[t−ブチルオキシカルボニル−アミノメチル]−へキサヒドロ−1,5−ジ アゼピン(28) 化合物(27)のアセトニトリルおよび水の混合液(4:1.80mL)中溝液 を室温にて[ビス(トリフルオロアセトキシ)ヨード]−ベンゼン(1,8g。
4.04ミリモル)で5時間処理した。反応混合物を減圧下で蒸発させ、残渣を 減圧下でトルエンから蒸発させた(2X)。得られた物質を室温にて塩化メチレ ンに溶解し、炭酸ジ−t−ブチル(913mg、4.14ミリモル)およびトリ エチルアミン(585μL、4.14ミリモル)で18時間処理した。反応混合 物を減圧下で蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、3 0−50%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して表記化合物(28)(34 7mg、35%)を得た。、化合物(28):’HNMR(CDCIs)δ1. 40 (s、9H)、3.10 (d、2H,J=7.5Hz)、3.60−4 .83 (m。
7H)、5.15 (s、2H,D、5.70 (br t、IH,J=7.5 Hz)、7゜10−7.53 (m、l0H);MS (FAB)m/e482  (M+H)″1)1−フェニル−2,4−ジオキソ−3−(カルボベンジルオ キシ)メチル−5−[t−ブチルオキシカルボニル−(N−メチル−トシル−ア ルギニル)−アミノメチル]−へキサヒドロ−1,5−ジアゼピン(29)化合 物(28)を室温にてジオキサン中の4N HCIで1.5時間処理した。
次いで、反応混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をトルエンから蒸発させて痕跡量 の水およびMCIを除去した。得られた物質をN、N−ツメチルホルムアミドに 溶解し、トリエチルアミンでpHを7に調節した(湿ったpH紙)。次いで、こ の溶液をBoc−N’−Me−Arg (Tos)−〇H(143mg、0.3 27ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(44,2mg、領327 ミリモル)およびN、 N−ジシクロへキンルカルボジイミド(67,4mg、  0.327ミリモル)で処理し、得られた混合物を室温で16時間撹拌した。
反応混合物を真空下で蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカ ゲル、3%メタノール/クロロホルム:シリカゲル、75%酢酸エチル/ヘキサ ン)によって2回精製して表記化合物(29)(123mg、49%)を2つの ジアステレオマーの分離できない混合物として得た。化合物(29)・IHNM R(CDC1,)61.03−1.99 (m、14H) 、2.37 (s、 3H) 、2.58−3.32 (m、8H) 、3.55−4:87 (m、 7H) 、5.03−5.16 (m。
2H)、6.16−6゜49 (m、IH)、6.91−7.38 (m、14 H)、7゜61−7.78 (m、2H):MS (ES)m/e806 (M +H)−DI−フェニル−2,4−ジオキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メ チル−5−[(N−アセチル−N−メチル−トンルーアルギニル)アミノメチル コーへキサヒドロ−1,5−ジアゼピン(30)化合物(29)を室温にてジオ キサン中の4N HCIで3時間処理した。反応混合物を減王下で蒸発させ、残 渣をトルエンから蒸発させていずれの痕跡量の水も除去した。前記からの物質を N、 N−ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、室温にてトリエチルアミ ン(556μL、0.399ミリモル)および塩化アセチル(29μL、0.3 99ミリモル)で24時間処理した。反応混合物を真空下で蒸発させ、残渣をフ ラッノユクロマトグラフィー(シリカゲル、3%メタノール/クロロホルム、シ リカゲル、2−10%メタノール/クロロホルム)によって精製して表記化合物 (30)(102mg、89%)を2つのジアステレオマーの分離できない混合 物として得た。化合物(30):MS (ES)m/e748 (M+H)” k)1−フェニル−2,4−ジオキソ−3−カルボキシメチル−5−[(N−ア セチルーN−メチル−アルギニル)−アミノメチル]−へキサヒドロ−1,5− ジアゼピン(31) 前記からの化合物(30)(140mg、0.192ミリモル)をシクロロメタ ンに溶解し、HF容器に移し、溶媒をアルゴン気流下で蒸発させた。−78℃に て無水HF (10mL)を容器に凝縮させ、反応混合物を0℃で1時間撹拌し た。HFを減圧下で蒸発させ、残渣を10%酢酸(水性)にとり、凍結乾燥して 粗製生成物(78mg)を得た。粗製生成物の一部(32mg)を水性アセトニ トリルに溶解し、半分数周逆相HPLCカラム[5μ IBM ODSカラム、 lOx250mm、85 :15水−0,1%トリフルオロ酢酸ニアセトニトリ ル−0,1%トリフルオロ酢酸]で繰り返して精製して、蒸発および1%酢酸か らの凍結乾燥の後、表記化合物(31)(9mg)を2つのジアステレオマーの 分離できない混合物として得た。化合物(31):MS (ES)m/e504  [M+H] ”;HPLCk’ 1.54 [5μ Apex−ODS、22 0nmにてUV検出、80:20水−0,1%トリフルオロ酢酸ニアセトニトリ ル−〇、1%トリフルオロ酢酸コ ;HPL、Ck’ 3.43 [5μ Ap ex−ODS、220nmにてUV検出、グラジェント、A:水−0,1%トリ フルオロ酢酸、Bニアセトニトリル−0,1%トリフルオロ酢酸、20分間に1 0−50%B]:TLCRfo、17(シリカゲル、4:1:1ブタノール:酢 酸;水);TLCR。
0.37(シリカゲル、1.: 1 : 1 :’llブタノール:酸:氷水: 酸エチル)実施例4 アゼピンの酸側鎖の近接部位にキラル付属部位を挿入するためにジアステレオマ ーの分離を促進する1つの方法。例えば、アルキル化(工程f)で臭化ベンノル の代わりにヨード(R)−α−メチルベンジルアセタートを用いる以外は実施例 1と同様にして1−フェニル−2−オキソ−3−(カルボベンジルオキシ)メチ ル−5−[ベンゾイル−(N−メチル−トシル−アルギニル)−アミノメチル] −2,3,6,7−チトラヒドローIH−アゼピン(17)の合成を反復する。
次いで、得られたジアステレオマーは付属部位の最終除去(工程1)の前にいず れかの引き続いての工程で分離できるが、アゼピン上の分割された中心が合成の 引き続いての工程の間にラセミ化に対して安定であるいう条件のみが必要である 。
合成手順の後期における異性体の分離はこの理由で好ましい。各ジアステレオマ ーの最終脱保護により、1−フェニル−2−オキソ−3−(R) −(カルボキ シ)メチル−5−[ベンゾイル−(N−メチル−トシル−アルギニル)−アミノ メチル] −2,3,6,−7−チトラヒドローIH−アゼピンおよび1−フェ ニル−2−オキソ−3−(S)−(カルボキシ)メチル−5−[ベンゾイル−( N−メチル−トシル−アルギニル)−アミノメチル] −2,3,6,7−チト ラヒドローIH−アゼピンが得られる。
実施例1の化合物2Qmgを滅菌乾燥粉末として含有する製剤は以下のごとくに 調製される:該化合物80mgを蒸留水15mLに溶解する。該溶液を滅菌条件 下で濾過して25mLの多用量アンプルに入れ、凍結乾燥する。静脈内または筋 肉内注射のために水中の5%デキストロース(D5W)20mLを添加すること によって該粉末を復元する。用量は注射容量によって決定する。引き続いての希 釈は、この投与単位の計量容量を注射用D5Wのもう1つの容量に添加Tること によって行うことができるか、あるいはIV点滴注入または他の注射−注入系に おけるビンまたはバッグ中のように、該薬物を分配するために計量用量をもう1 つの機構に添加することもできる。
実施例3の化合物150mgをラクトース225mgおよびステアリン酸マグネ シウム15mgと混合し粉砕することによって経口投与用カプセルを調製する。
得られた粉末を分級し、カードゼラチンカプセルに充填する。
硫酸カルシウムニ水和物300mgおよび実施例3の化合物100mgを10% ゼラチン溶液と混合し、造粒することによって経口投与用錠剤を調製する。湿潤 顆粒を分級し、乾燥し、スターチ20mg、タルク10mgおよびステアリン酸 6mgと混合し;打錠して錠剤とする。
前記記載は本発明の製法および使用を十分に記載する。しかしながら、本発明は 本明細書中に記載する具体例そのものに限定されるものではなく、以下の請求の 範囲の範囲内にあるすべての修飾を含む。
国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号C07D 223/10  7431−4C243106n67−4C 4011062238829−4C 2438829−4C 401/14 207 8829−4C2098829−4C 4031062098829−4C 2238829−4C 2358829−4C 403/14 207 8829〜4C2098829−4C 4091062238829−4C 2438829−4C 409/14 207 8829−4C2098829−4C (72)発明者 ハフマン、ウィリアム・フランシスアメリカ合衆国ペンシルベ ニア州19355、マルバーン、フレスト・アベニュー40番I

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、QはNR′またはO; Dは ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼; EおよびFは(H,H),OまたはS;GはNまたはC; VはH、R′、SR′、A−B−O、またはA−B−NR′;AはH、R′、( CH2)nAr、R1CO、R1OCO、R1OCH(R1′)CO、R1NH CH(R1′)CO、R1SCH(R1′)CO、R1、SO2またはR1SO ;R1およびR1′は、H、C1−5アルキル、C3−7シクロアルキル、1個 または2個のC1−5アルキル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1−5ア ルコキシまたはハロゲン基で置換されていたアリールまたはアリール;R2はN (R′)2、NR′C(=O)NHR′、C(=NR′)NHR′またはNR′ C(=NR′)NHR′; Bは不存在、Arg、HArg、(Me2)Arg、(Et2)Arg、Ala 、Gly、His、Abuまたはそのα−R′置換誘媒体、またはPro;Xは R′′、CHRCH2−Y−ZまたはCHRCO−Y−Z:Yは不存在またはT yr、(Alk)Tyr、Phe、(4′W)Phe、HPhe、Phg、Tr p、His、Ser、(Alk)Ser、Thr、(Alk)Thr、Cys、 (Alk)Cys、Pen、(Alk)Pen、Ala、Val、Nva、Me t、Leu、Ile、NleおよびNalから選択されるD−もしくはし−アミ ノ酸; ZはR′′またはOR′′、NR′R′′またはR′′;RはH,C1−6アル キル、(CH2)nHet、(CH2)nCONHR′、(CH2)nNR′R ′′、(CH2)nNC=N−NR′、(CH2)nOR′または(CH2)n SR′または(CH2)nAr;R′はH、C1−4アルキルまたは(CH2) nAr;R′′はH、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、アミノ、A r、(CHR′)n(CH2)n−Ar、C3−7シクロアルキル−Ar、He t、(CH2)nHetまたはC3−7シクロアルキル−Het;Arは、所望 により、1個または2個のC1−5アルキル、C1−5アルコキシ、C1−5ア ルキルチオ、CO2R′、CON(R′)2、ヒドロキシ、ハロゲン、トリフル オロメチル、アミノまたはニトロ基で置換されていてもよいフェニルまたはナフ チル; Hetは、所望により1個または2個のC1−4アルキル、CO2R′、CON (R′)2、OR′またはSR′で置換されていてもよいピリジル、インドリル 、イミダゾールまたはチエニル;■は1重または2重結合; mは0ないし2; nは0ないし3; pは1ないし3; qは1ないし4を意味する] で示される化合物およびその医薬上許容される塩。
  2. 2.QがNHである請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 3.Dが ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求の範囲第1項記載の化合物。
  4. 4.Bが存在しない請求の範囲第3項記載の化合物。
  5. 5.Aがベンゾイルである請求の範囲第4項記載の化合物。
  6. 6.Xがフェニルである請求の範囲第7項記載の化合物。
  7. 7.1−フェニル−2−オキソ−3−カルボキシメチル−5−[(N−ベンゾイ ル−N−メチル−アルギニルアミノ)メチル]−2,3,6,7−テトラヒドロ −1H−アゼピン;または 1−フェニル−2−オキソ−3−カルボキシメチル−5−[(N−アセチル−N −メチル−アルギニルアミノ)メチル]−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H −アゼビンである請求の範囲第7項記載の化合物。
  8. 8.請求の範囲第3項記載の化合物および医薬上許容される担体よりなる医薬組 成物。
  9. 9.請求の範囲第1項記載の化合物の鬱血性心不全の治療用医薬品の製造におけ る使用。
  10. 10.部分構造(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)[式中、R3はカルボキシル基の環 からの3個未満の共有結合を含有する置換基:R5はグノニジノ基の環からの6 を超えて10未満の共有結合を含有する置換基: ■は単結合または二重結合であり、該環は、所望により、当該化合物がAc−A rg−Gly−Asp−NH2とほぼ同等またはそれよりも低い血小板凝集in  vitroIC50を有するように、1個またはそれを超えるヘテロ原子およ び安定な化学構造のための置換基を含有していてもよい]を有する化合物を投与 することを特徴とする哺乳動物で血小板凝集を抑制する方法。
  11. 11.該化合物が部分構造 ▲数式、化学式、表等があります▼(V)を有する請求の範囲第10項記載の方 法。
  12. 12.請求の範囲第1項記載の化合物をそれを必要とする哺乳動物に投与するこ とを特徴とする血小板凝集抑制方法。
  13. 13.血栓溶解剤および請求の範囲第1項記載の化合物を内部投与することを特 徴とする哺乳動物における動脈または静脈の血栓崩壊を行いかつその再閉塞を抑 制する方法。
  14. 14.該血栓溶解剤がアニストレプラーゼ、ストレプトキナーゼ(SK)、ウロ キナーゼ(UK)、プロウロキナーゼ(pUK)または組織プラスミノーゲンア クチベーター(tPA)あるいはその変異体もしくは誘導体である請求の範囲第 13項記載の方法。
  15. 15.別々の容器中の、有効量の血栓溶解剤および請求の範囲第1項記載の化合 物よりなる哺乳動物における動脈の血栓崩壊を行いかつその再閉塞を抑制する方 法で用いるキット。
  16. 16.該血栓溶解剤がアニストレプラーゼ、ストレプトキナーゼ(SK)、ウロ キナーゼ(UK)、プロウロキナーゼ(pUK)または組織プラスミノーゲンア クチベーター(tPA)あるいはその変異体もしくは誘導体である請求の範囲第 15項記載のキット。
  17. 17.a)式(VI): ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)[式中、Xはいずれの反応性基も保 護されている請求の範囲第1項定義のものに同じ:QおよびEは請求の範囲第1 項の定義に同じ;およびRoはカルボキシル保護基を意味する] の化合物を式D−OHのカルボン酸およびカップリング剤と反応させ、次いでb )いずれの保護基も除去することを特徴とする式(II):▲数式、化学式、表 等があります▼(II)[式中、D、E、QおよびXは請求の範囲第1項で定義 したに同じ]で示される化合物の製法。
  18. 18.請求の範囲第1項記載の化合物および医薬上許容される担体を組み合わせ ることを特徴とする医薬組成物の製法。
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