JPH0649459Y2 - サツシユレスドアガラス用ウエザストリツプ - Google Patents

サツシユレスドアガラス用ウエザストリツプ

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JPH0649459Y2
JPH0649459Y2 JP1989107763U JP10776389U JPH0649459Y2 JP H0649459 Y2 JPH0649459 Y2 JP H0649459Y2 JP 1989107763 U JP1989107763 U JP 1989107763U JP 10776389 U JP10776389 U JP 10776389U JP H0649459 Y2 JPH0649459 Y2 JP H0649459Y2
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door glass
weather strip
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JP1989107763U
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JPH0332519U (ja
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哲男 開作
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、4ドア車のリヤドアガラス又は2ドア車のリ
ヤサイドガラス(以下リヤドアガラス等という)の側端
部に取付けられ、サツシユレスドアのドアガラスをシー
ルするサツシユレスドアガラス用ウエザストリツプに関
する。
〈従来の技術〉 センターピラーのないハードトツプ車等において使用さ
れるフロントサツシユレスドアガラスの後端部は、通
常、リヤドアガラス等の前端部に縦に取付けたウエザス
トリツプによりシールされる(実開昭61-87717号公報等
参照)。
この種のウエザストリツプは、第5図の断面図に示すよ
うに、板金インサート25の周囲に高分子弾性体材料Mを
被覆して成形され、リヤドアガラス8等に取付けられる
断面U字状の取付基部20と、その取付基部20上に一体的
に形成されたシールリツプ部21とから構成される。シー
ルリツプ部21の先端には車外側面の内側に曲折したシー
ルリツプ21aが一体的に形成され、サツシユレスドアガ
ラス9の内側に当接してシールする。板金インサート25
は、取付基部20内のU形断面部22とシールリップ部21の
元部内のL形断面部23とからなり、L形断面部23の先端
部には、成形時に板金インサート25を金型27のキヤビテ
イC内で支持するために、突起24が設けられている(第
6図参照)。従つて、ウエザストリツプの成形時に、板
金インサートのL形断面部23は突起24が金型27のキヤビ
テイC面に当接して支持されるため、成形されたウエザ
ストリツプの車外面側にこれらの突起24が点状に外部か
ら見える部位に露出し、意匠的に問題があつた。
そこで、L形断面部23をその幅方向に延設し、シールリ
ツプ部21先端のシールリツプ21aにより隠されて外部か
ら見えない位置に突起24を露出させることを検討した
が、第6図に示すように、このウエザストリツプの射出
成形時、シールリツプ部21の先端部分に位置したゲート
26から材料が射出された際、インサート25のL形断面部
23がその射出圧を受けて曲がり、L形断面部23の中間部
が金型27のキヤビテイC面に接触し、当該部分が外部か
ら見える部位で露出し、やはり、意匠的に問題が生じる
ことが分つた。
本考案は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、板金インサートの成形時の変形を防止し、製品の外
部から見える部位にインサートが露出しないようにし
て、外観の良好なサツシユレスドアガラス用ウエザスト
リツプを提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するために、本考案のサツシユレスド
アガラス用ウエザストリツプは、リヤドアガラス又はリ
ヤサイドガラスの前端部に縦に取付けられ、フロント側
のサツシユレスドアガラスの後端部をシールするシール
リツプ部を有し、U形断面部の底部にL形断面部を設け
た板金インサートを用いて高分子弾性体材料により射出
成形されるサツシユレスドアガラス用ウエザストリツプ
において、シールリツプ部内にインサートされるL形断
面部の略先端に、成形時のインサート支持用となる突起
が設けられ、このL形断面部の幅方向の長さは、その突
起が該シールリツプ部におけるシールリツプの対向面に
達する位置まで延長され、L形断面部の元部に補強凹凸
を設けて構成される。
〈考案の作用・効果〉 このサツシユレスドアガラス用ウエザストリツプは、板
金インサートのL形断面部の略先端に、成形時のインサ
ート支持用となる突起が設けられ、このL形断面部の幅
方向の長さは、その突起がシールリツプ部におけるシー
ルリツプの対向面に達する位置まで延長されているた
め、突起がシールリツプによつて隠れる部位に露出し
て、外部から見えない。また、板金インサートのL形断
面部の元部に補強凹凸を設けその剛性を高めてあるた
め、板金インサートを配置した金型のキヤビテイ内に、
高分子弾性体材料を射出する射出成形時、板金インサー
トのL形断面部が、補強凹凸の補強効果により容易に曲
らず、板金インサートが外部から見える部位で露出する
ことがない。このため、外観の良好なウエザストリツプ
を得ることができる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はサツシユレスドアガラス用ウエザストリツプの
正面図を示し、第2図はその拡大断面図を示している。
このウエザストリツプWは、第4図のように、ハードト
ツプ車のリヤドアガラス8の前端部に縦に取付けられる
断面U字状の取付基部10と、サツシユレスドアガラス9
の後端部をシールするシールリツプ部11とから構成され
る。シールリツプ部11の先端には車外側面の内側に曲折
したシールリツプ11aが一体的に形成され、サツシユレ
スドアガラス9の内側に当接してシールする(第5図参
照)。
このウエザストリツプWは、板金インサート15の周囲に
高分子弾性体材料Mを被覆して成形されるが、その板金
インサート15は、第3図に示すように、取付基部10内の
U形断面部12とシールリツプ部11の元部内のL形断面部
13とからなり、U形断面部12とL形断面部13は溶接等に
より相互に固着されている。なお、板金インサート15の
各断面部12、13は、肉厚t=0.5〜1.2mmの鋼板等を使用
してプレス成形により調製をする。
L形断面部13はその幅方向が従来に比べ長く形成され、
その先端部付近には、成形時に板金インサート15を金型
27のキヤビテイC内で支持するために、複数の突起14が
適当な間隔(通常、10〜20mm)で設けられている。ま
た、L形断面部13の元部には、補強用の補強凹凸1が設
けられ、L形断面部13が射出圧により容易に曲らないよ
うにしている。この補強凹凸1はプレス成形により形成
され、凸部1aを基準にした場合、上面が元部から先端に
向つて下る傾斜面で、幅b=15〜25mm、長さc=5〜10
mm、ピツチp=40〜50mm、最大高さh=2〜4mmとす
る。
さらに、L形断面部13には、成形時の材料流れを容易に
するため、および被覆層の剥離防止用に結合孔3a、3bが
散在(図例では各補強凹凸毎に一個ずつ)して設けられ
ている。
このようなウエザストリツプWは、板金インサート15を
金型のキヤビテイC内の定位置に支持させ、PVC、PVC/N
BRポリブレンド、EPDM等の高分子弾性体材料をキヤビテ
イC内に射出して成形される。なお、その材料の射出は
L形断面部の先端付近に設けたフイルムゲート26を通し
て行われる。
板金インサート15のL形断面部13の元部に補強凹凸1が
設けられ、その剛性を高めてあるため、板金インサート
を配置したキヤビテイ内に、高分子弾性体材料を射出す
る際、板金インサート15のL形断面部13は、大きな射出
圧を受けるが、補強凹凸1の補強効果により曲らず、こ
の部分が型面に当接することはない。また、射出成形時
にはインサート支持用となる突起14が型面に当接してそ
の部分を支持するが、板金インサートのL形断面部13の
幅方向の長さが、その突起14がシールリツプ部11におけ
るシールリツプ11aの対向面に達する位置まで延長され
ているため、突起14がシールリツプ11aにより隠れ、外
部から見える部位には露出しない。
従つて、ウエザストリツプWの外部から見える部位に板
金インサートが露出することはなく、外観の良好なウエ
ザストリツプを得ることができる。
このように成形されたウエザストリツプWは、リヤドア
ガラス8の前端部に縦に見付けられ、シールリツプ部11
のシールリツプ11aがフロント側のサツシユレスドアガ
ラス9に当接してシールするが、シールリツプ部11内の
インサートの剛性が高めてあるため、高いシール圧でも
シールリツプ部11が容易に変形せず、良好なシール性を
長期間にわかつて保持することができる。
なお、上記実施例において、材料硬化時の内部収縮)の
大きな材料(例えば軟質PVC)を使用した場合は、外部
(成形品表面)に、シンクマーク(引け)が発生しやす
い。特に、凸部1aと凹部1bの連結部1cが図例の如く直立
している場合や、凸部1aに結合孔3が存在すると、それ
らが模様状のシンクマークとなつて成形品表面に現れ
る。このような場合は、第7〜8図に示すように、板金
インサート15Aを連結部1cの傾斜を緩やかとし(傾斜角
度α=10〜45°)、かつ、凸部1aの結合孔3aをなくす
る、即ち、凹部1bの結合孔3bのみとする。このとき、車
内面側の成形品表面Iには、凹部1bに形成された結合孔
3bの模様が現われるが、それに対しては、エンボス加工
により目立たないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、 第2図は第1図のII-II線拡大断面図、 第3図は板金インサートの斜視図、 第4図はウエザストリツプを装着した自動車の右側面
図、 第5図は従来のウエザストリツプの拡大断面図、 第6図はウエザストリツプの射出成形時の説明図であ
る。 第7図は本考案に使用する板金インサートの他の例を示
す斜視図、 第8図は第7図の板金インサートを高分子弾性体材料を
被覆した場合の第7図VIII-VIII線部位断面図である。 1……補強凹凸、 1a……凸部、 3……結合孔、 11……シールリツプ部、 11a……シールリツプ、 12……U形断面部、 13……L形断面部、 14……突起、 15,15A……板金インサート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リヤドアガラス又はリヤサイドガラスの前
    端部に縦に取付けられ、フロント側のサツシユレスドア
    ガラスの後端部をシールするシールリツプ部を有し、U
    形断面部の底部にL形断面部を設けた板金インサートを
    用いて高分子弾性体材料により射出成形されるサツシユ
    レスドアガラス用ウエザストリツプにおいて、 前記シールリツプ部内にインサートされるL形断面部の
    略先端に、成形時のインサート支持用となる突起が設け
    られ、該L形断面部の幅方向の長さは、該突起が該シー
    ルリツプ部におけるシールリツプの対向面に達する位置
    まで延長され、該L形断面部の元部に補強凹凸を設けた
    ことを特徴とするサツシユレスドアガラス用ウエザスト
    リツプ。
JP1989107763U 1989-04-21 1989-09-14 サツシユレスドアガラス用ウエザストリツプ Expired - Lifetime JPH0649459Y2 (ja)

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JPH0332519U (ja) 1991-03-29

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