JPH0648266Y2 - 温風コタツ - Google Patents

温風コタツ

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JPH0648266Y2
JPH0648266Y2 JP17780087U JP17780087U JPH0648266Y2 JP H0648266 Y2 JPH0648266 Y2 JP H0648266Y2 JP 17780087 U JP17780087 U JP 17780087U JP 17780087 U JP17780087 U JP 17780087U JP H0648266 Y2 JPH0648266 Y2 JP H0648266Y2
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JP
Japan
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leg
support
support leg
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lock
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JP17780087U
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English (en)
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JPH0182457U (ja
Inventor
隆夫 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、枠体を支持する支脚の折畳み構造に改良を施
した温風コタツに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の折畳み式温風コタツ、特に、枠体を支持
する支脚の折畳み構造としては、例えば実公昭62-4181
号公報等に開示されているように、座卓などの枠体の各
々の角隅部に設けた支脚を内側に折畳み可能にするとと
もに、折畳み状態における支脚をストッパー作用によ
り、振動あるいは衝撃等を受けても開脚することのない
ようにし、これによって、輸送保管等の取扱い中の便宜
性を保つように工夫してなるものが提案されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の支脚構造、特に、温風
コタツなどにおける折畳み支脚構造のものでは、折畳み
後の外観性が悪いばかりでなく、壁等に立て掛けたりす
る際に、支脚の端面部分が床面等に当接して不安定とな
り、しかも、その当接による衝撃で脚折畳み機構が故障
して、支脚のガタ付きが発生し易い、といった問題があ
った。
本考案は、上記の事情のもとになされたもので、その目
的とするところは、立て掛け時の安定性の向上を図ると
ともに、支脚のガタ付きを確実に防止することができる
ようにした温風コタツを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、裏面中央部にヒーターユニットを設置してな
る平面矩形の枠体と、この枠体の各々の角隅部にそれぞ
れ配置された折畳み可能な支脚と、これら各々の支脚の
上端面側を被冠するように前記枠体角隅部に固定されか
つその上面が前記枠体の上端面とほぼ同一面を形成する
脚カバーと、この脚カバーで被冠された前記支脚を前記
枠体裏面の内側に向け水平状態で折畳み収納可能にした
脚折畳み機構と、この脚折畳み機構に設けたロック機構
とを具備し、前記脚折畳み機構は、前記枠体の角隅部に
架橋して固定された支持部材と、この支持部材に前記脚
カバーと共にボルトを介して固定され、前記支脚の開脚
時に前記支脚の内側端面を当接状態で保持するように前
記支脚を回動自在に保持する脚取付け部材とを具備して
構成する一方、前記ロック機構は、前記支脚の開脚時に
この支脚の上端部に係止して支脚の開脚状態を保持する
ように前記脚取付け部材に枢止したロック部材と、この
ロック部材を前記支脚との係止方向へ付勢する付勢部材
とを備えると共に、前記ロック部材のロック解除用の操
作部を前記脚カバーの上端面に形成した開口窓に望ませ
て構成したものである。
[作用] 本考案は、上記のように折畳み可能にした支脚の頭部を
脚カバーで被冠するようにし、この脚カバーを脚取付け
部材と共にボルトを介して支持部材に固定してなること
から、壁等への立て掛け状態において、折畳み状態にあ
る支脚が床面等に当るのを脚カバーによる保護作用で防
ぐことができるため、支脚の端面部分と床面等との当接
による折畳み機構の故障を防ぎ、この故障による支脚の
ガタ付き発生を未然に防止することが可能となる。ま
た、脚折畳み機構は、支脚の開脚時に支脚の内側端面を
脚取付け部材に当接状態で保持するようにしているの
で、支脚の開脚時における支脚のガタ付き発生を防止す
ることが可能となる。さらに、ロック機構のロック解除
用操作部を脚カバーの上端面に形成した開口窓に望ませ
ているので、ロック解除操作が容易にでき、誤操作がな
くて安全性を高めることが可能となる。
[実施例] 以下、本考案を図示の一実施例を参照しながら詳細に説
明する。
第1図及び第2図は、本考案に係る温風コタツの開脚時
の使用状態及び脚折畳み状態の外観をそれぞれ示すもの
で、図中(1)は枠体である。この枠体(1)は、平面
矩形状に枠組みされた外枠(2)と、この外枠(2)内
に井型に枠組みされた桟(3)とで形成されているとと
もに、その裏面中央部には、温風ヒーターユニット
(4)が取外し可能に設置されている。
そして、上記枠体(1)を構成する外枠(2)の各々の
角隅部には、第3図から第6図に詳図するように、4本
の支脚(5)…がそれぞれ設けられ、これら各々の支脚
(5)の上端面側は、前記外枠(2)の角隅部に固定さ
れた脚カバー(6)で被冠されているとともに、この脚
カバー(6)の上端面(6a)は、前記枠体(1)の角隅
部の上端面(1a)とほぼ面一に形成されている一方、前
記各々の支脚(5)は、後述する脚折畳み機構(7)を
介して前記枠体(1)裏面の対角線上の内側に向け水平
状態で折畳み収納可能になっている。
すなわち、上記脚折畳み機構(7)は、第6図に分解し
て詳図するように、前記枠体(1)の外枠(2)の角隅
部に架橋して固定された中央部にボルト挿通孔(81)を
有する支持金具(8)と、この支持金具(8)の外端面
に前記脚カバー(6)と共に前記ボルト挿通孔(81)に
挿通されるボルト(9)を介して当て付け状態で互いに
固定されかつその下辺部の係合片(105)を前記支持金
具(8)に設けた係合孔(82)に係着させてなる脚取付
け金具(10)と、この脚取付け金具(10)に前記枠体
(1)の裏面内側に向け回動自在に取付けられた前記支
脚(5)が装着される回転金具(11)と、この回転金具
(11)の下辺部の枢支片(111)設けた軸孔(112)に前
記脚取付け金具(10)の下辺部に設けた枢支片(101)
の軸孔(102)に挿通される支軸(12)及び止め輪(1
3)とから構成されている。
また、上記支脚(5)は、外装体(50)と、この外装体
(50)内に嵌装されてビス(51)により収納固定される
中子(52)と、前記外装体(50)の下端部に被嵌される
キャップ(53)及び左右一対のサイドカバー(54)(5
5)とで組立形成され、前記回転金具(11)との装着
は、まず、外装体(50)内に回転金具(11)を挿入した
後、前記中子(52)を下方から前記外装体(50)内に挿
入し、この中子(52)に前記回転金具(11)を嵌合させ
て、前記ビス(51)で外装体(50)と中子(52)とを締
結することにより行なわれるとともに、前記外装体(5
0)の当接端面(501)が、開脚時に前記取付け金具(1
0)のボルト取付面(106)に当接し得るようにし、これ
によって、支脚(5)のガタ付きを防止してなるもの
で、前記脚カバー(6)で被冠される支脚(5)の頭
部、つまり、外装体(50)の頭部(50a)は、回転金具
(11)の回動軸である支軸(12)を中心として円弧上に
形成されている。
さらに、図中(20)は上記した脚取付け金具(10)の上
端面側に内蔵されたロック機構である。このロック機構
(20)は、前記脚カバー(6)の上端面に開口させた窓
孔(61)から臨ませてなるロック解除ボタン(21)と、
このロック解除ボタン(21)の押圧動作で上下動しかつ
その下端部に設けた枢支孔(221)に挿通されて前記脚
取付け金具(10)の枢支片(104)に軸支され軸(23)
を介して上下方向の回動を許容するロック金具(22)
と、このロック金具(22)を常に下方に付勢するスプリ
ング(24)とから構成され、前記ロック解除ボタン(2
1)は、脚カバー(6)の上端面開口窓孔(61)に差し
込み係合させることにより下方への押圧回動動作を許容
してなる一方、前記ロック金具(22)は、その先端部に
形成したテーパ状の係止爪部(222)を、開脚状態にお
いて、前記回転金具(11)の上端部(11a)に係止させ
ることによりロック状態を維持可能にしてなるととも
に、前記ロック解除ボタン(21)の下方への押圧回動に
よる解除動作で、前記ロック金具(22)を上方に回動さ
せたときに、その係止爪部(222)が前記回転金具(1
1)の上端縁部(11a)から離脱し、第7図に示すよう
に、前記支脚(5)を枠体(1)の裏面内側に向け折畳
み回動可能にして、その折畳み面(5a)を前記枠体
(1)の裏面に面一に当接させて折畳み収納可能にし、
これによって、枠体(1)と支脚(5)とのガタ付きの
発生を防止し得るようになっているものである。
なお、本考案は、上記の実施例には何等限定されないも
のであり、上記した各種部材をそれと同等の機能を有す
る周知の別部材で構成するなど、本考案の要旨を変えな
い範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、折畳み可能にした支脚の
頭部を脚カバーで被冠し、この脚カバーを脚取付け部材
と共にボルトを介して支持部材に固定しているので、壁
等への立て掛け状態において、折畳み状態にある支脚が
床面等に当るのを脚カバーによる保護作用で防ぐことが
できる。その結果、支脚の端面部分と床面等との当接に
よる折畳み機構の故障を防ぎ、この故障による支脚のガ
タ付き発生を未然に防止することができる。また、脚折
畳み機構は、支脚の開脚時に支脚の内側端面を脚取付け
部材に当接状態で保持する構成としているので、支脚の
開脚時における支脚のガタ付き発生をも防止することが
できる。さらに、ロック機構のロック解除用操作部を脚
カバーの上端面に形成した開口窓に望ませているので、
ロック解除操作が容易にでき、誤操作をなくして安全性
を高めることができるというすぐれた効果を奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る温風コタツの一実施例を示す開脚
使用状態の外観図、第2図は、同じく脚折畳み状態の外
観図、第3図は同じく枠体角隅部の要部平面図、第4図
は同じく枠体角隅部の要部縦断側面図、第5図は第4図
A-A線における要部横断平面図、第6図は同じく脚折畳
み機構及びロック機構の分解斜視図、第7図は同じく脚
折畳み状態を示す説明図である。 (1)……枠体、(1a)……上端面、 (4)……温風ヒーターユニット、 (5)……支脚、 (5a)……折畳み端面、 (6)……脚カバー、(6a)……上端面、 (61)……開口窓、 (7)……脚折畳み機構、 (8)……支持金具(支持部材)、(9)……ボルト、 (10)……脚取付け金具(脚取付け部材)、 (11)……回転金具(回転部材)、(12)……支軸、 (20)……ロック機構、 (21)……ロック解除ボタン(ロック部材操作部)、 (22)……ロック金具(ロック部材)、 (222)……係止爪部、 (24)……スプリング(付勢部材)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏面中央部にヒーターユニットを設置して
    なる平面矩形の枠体と、この枠体の各々の角隅部にそれ
    ぞれ配置された折畳み可能な支脚と、これら各々の支脚
    の上端面側を被冠するように前記枠体角隅部に固定され
    かつその上面が前記枠体の上端面とほぼ同一面を形成す
    る脚カバーと、この脚カバーで被冠された前記支脚を前
    記枠体裏面の内側に向け水平状態で折畳み収納可能にし
    た脚折畳み機構と、この脚折畳み機構に設けたロック機
    構とを具備し、前記脚折畳み機構は、前記枠体の角隅部
    に架橋して固定された支持部材と、この支持部材に前記
    脚カバーと共にボルトを介して固定され、前記支脚の開
    脚時に前記支脚の内側端面を当接状態で保持するように
    前記支脚を回動自在に保持する脚取付け部材とを具備し
    て構成する一方、前記ロック機構は、前記支脚の開脚時
    にこの支脚の上端部に係止して支脚の開脚状態を保持す
    るように前記脚取付け部材に枢止したロック部材と、こ
    のロック部材を前記支脚との係止方向へ付勢する付勢部
    材とを備えると共に、前記ロック部材のロック解除用の
    操作部を前記脚カバーの上端面に形成した開口窓に望ま
    せて構成したことを特徴とする温風コタツ。
  2. 【請求項2】脚カバーで被冠される支脚の頭部を、支脚
    の回動軸を中心として円弧状に形成したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の温風コタツ。
JP17780087U 1987-11-20 1987-11-20 温風コタツ Expired - Lifetime JPH0648266Y2 (ja)

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JP2810415B2 (ja) * 1989-06-12 1998-10-15 三洋電機株式会社 脚折曲げ装置
JP2538467Y2 (ja) * 1991-01-28 1997-06-18 三洋電機株式会社 脚体装置
JP6233168B2 (ja) * 2014-04-18 2017-11-22 株式会社豊田自動織機 電池パック

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