JPH0648059Y2 - 油圧ショベルカーのアームに取付ける挟持解体装置 - Google Patents

油圧ショベルカーのアームに取付ける挟持解体装置

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JPH0648059Y2
JPH0648059Y2 JP8489791U JP8489791U JPH0648059Y2 JP H0648059 Y2 JPH0648059 Y2 JP H0648059Y2 JP 8489791 U JP8489791 U JP 8489791U JP 8489791 U JP8489791 U JP 8489791U JP H0648059 Y2 JPH0648059 Y2 JP H0648059Y2
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JP
Japan
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arm
pin
bracket
mounting
hydraulic excavator
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JP8489791U
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JPH0569248U (ja
Inventor
大次郎 松本
Original Assignee
株式会社松本製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は構築物等を解体する対と
なる挟持爪を備えたブラケットを油圧ショベルカーのア
ームに取付ける挟持解体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ショベルカーのアームに取付
ける挟持解体装置として、例えば、図4に示すような挟
持解体装置がある。該従来の挟持解体装置70は、油圧
ショベルカーのアーム71にピン72、73によって固
定された対となるブラケット74と、該ブラケット74
上部に一端をピン75によって回動自在に固定した補助
リンク部材76と、該補助リンク部材76の他端にピン
77によって回動自在に一端を固定した上リンク部材7
8と、該上リンク部材78の他端をピン79によって上
部を回動自在に固定した上爪80と、該上爪80と対に
なる下爪81と、前記上爪80及び下爪81の基端部を
それぞれ回動可能に固定するピン82、83を有する。
なお、84は前記ピン77によって補助リンク部材76
に回動可能に取付けられた油圧シリンダーのピストンロ
ッドである。前記従来の挟持解体装置70をアーム71
に取付けるには、ピストンロッド84に、ピン77を用
いて前記上リンク部材78と共に補助リンク部材76の
一端部を取付け、そして該補助リンク部材76の他端部
をブラケット74にピン75を用いて取付け、その後二
本のピン72、73を用いて前記アーム71とブラケッ
ト74を固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の挟持解体装置70では、該挟持解体装置70をアー
ム71に取付けるには、数多くのピン72、73、77
を用いなければならず手間を要していた。また、メーカ
ーが異なる等の理由によりアーム71に挟持解体装置7
0を取付けるピン72、73の位置が異なり、一方のピ
ンの取付けは可能であるが、他方のピンは取付けること
ができないという問題点があった。本考案はこのような
事情に鑑みてなされたもので、ショベルカー等のアーム
にブラケットを取付けるに際し、手間を要さず、アーム
とブラケットのそれぞれに設けた複数のピンの取付け位
置が異なっていても前記アームにブラケットを取付ける
ことができる油圧ショベルカーのアームに取付ける挟持
解体装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の油圧ショベルカーのアームに取付ける挟持解体装
置は、構築物等を解体する対となる挟持爪を備えたブラ
ケットを油圧ショベルカーのアームに取付ける挟持解体
装置であって、前記アームの両側に突出する保持ピンを
設け、前記ブラケットの一部に装着溝を設けて前記保持
ピンを該装着溝に嵌入させると共に、前記ブラケットの
他部を前記アームの先部に取付ピンを介して固定するこ
とによって前記ブラケットを前記アームに固定して構成
されている。ここに、保持ピンはその断面が円形である
ことが好ましいが、装着溝に嵌入することができれば良
く、楕円や多角形のものを用いても良い。また、保持ピ
ンをアームに取付ける位置としては、アームの側端に設
けることが好ましいが、アームの側面に設けても良い。
前記装着溝は、前記保持ピンをアームに設けた位置に応
じてブラケットの任意の位置に装着溝が設けられる。
【0005】
【作用】請求項1記載の油圧ショベルカーのアームに取
付ける挟持解体装置においては、まず、アームに該アー
ムの両側に突出する保持ピンを直接あるいは取付金具を
介して溶接等の手段により固定しておき、前記ブラケッ
トには、その一部に装着溝を設けておく。そして、油圧
ショベルカーのアームに該挟持解体装置を取付ける手順
については、前記ブラケットの一部に設けた装着溝を前
記保持ピンに嵌入させると共に、前記ブラケットの他部
を前記アームの先部に取付ピンを用いて固定する。従っ
て、前記アームとブラケットのメーカーが異なり複数の
取付けピンの取付け位置が異なっていても一つの取付ピ
ンの取付け位置さえ適合すれば両者を取付けることがで
きる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。ここに、図1は本考案の一実施例に係る油圧ショベ
ルカーのアームに取付ける挟持解体装置の側面図、図2
はアームの底面に固定した同挟持解体装置を構成する保
持ピンの取付け状態説明図、図3は本考案の一実施例の
同挟持解体装置を構成する保持ピンが固定された対向す
る取付金具の斜視図である。図1〜3に示すように、本
考案の一実施例に係る油圧ショベルカーのアームに取付
ける挟持解体装置10は、アーム11にピン12を介し
て回動自在に一端が取付けられた補助リンク部材13
と、該補助リンク部材13の他端にピン14を介して回
動自在に一端が取付けられた上リンク部材15と、該上
リンク部材15の他端にピン16を介して回動自在に取
付けられた挟持爪の一方である上爪17と、該上爪17
と対になる下爪18と、該上爪17と下爪18のそれぞ
れの基端部に設けたピン19、20と、該ピン19、2
0を介して前記上爪17、下爪18を取り付けた対とな
るブラケット21と、前記アーム11に溶接する対とな
る取付金具21aと、該対となる取付金具21aを貫通
して固定された保持ピン22と、前記ブラケット21に
設けた装着溝23と、前記アーム11とブラケット21
を固定する取付けピン24とを有する。なお、25は端
部を前記ピン14を介して前記補助リンク部材13に回
動自在に取付けた油圧シリンダーのピストンロッドであ
る。
【0007】以下、前記本考案の一実施例に係る油圧シ
ョベルカーのアームに取付ける挟持解体装置10をアー
ム11に取付ける方法について説明する。まず、アーム
11には、既にその下部に取付金具21aが溶接により
固定されており、そしてピン12を介して取付けられた
補助リンク部材13と、該補助リンク部材13に連結す
るピストンロッド25及び上リンク部材15が取り付け
られている。そして、前記上リンク部材15の端部にピ
ン16を用いて上爪17を取付け、その後、装着溝23
を前記保持ピン22に嵌入させた後、アーム11とブラ
ケット21の位置を調整して取付けピン24にて双方を
固定する。従って、本考案の一実施例に係る油圧ショベ
ルカーのアームに取付ける挟持解体装置10を用いる
と、二本のピンを用いて手間を要さず取付け可能であ
り、また、メーカーが異なる等の理由によって取付ける
ことができないのアームに対しても、ブラケットを取付
けることができる。最後に、図1及び図2では、装着溝
23をブラケット21の下辺に略水平に設けたが、装着
溝を前記ブラケット21の下辺に対して斜めに設けても
良い。前記装着溝は直線状に設けてあるが、必ずしも直
線状にする必要はなく、曲線を描くように設けても良
い。
【0008】
【考案の効果】請求項1記載の油圧ショベルカーのアー
ムに取付ける挟持解体装置においては、アームに設けた
保持ピンに装着溝を嵌め込み、取付ピンにてブラケット
とアームを固定させるので手間を要さず、該取付けの省
力化を図ることができる。また、メーカーが異なる等の
理由でブラケットとアームの複数の取付ピンの取付け位
置が異なっていても、一つの取付ピンの取付け位置さえ
適合すれば前記装着溝を保持ピンに嵌め込むので両者を
取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る油圧ショベルカーのア
ームに取付ける挟持解体装置の側面図である。
【図2】アームの底面に固定した同挟持解体装置を構成
する保持ピンの取付け状態説明図である。
【図3】本考案の一実施例の同挟持解体装置を構成する
保持ピンが固定された対向する取付金具の斜視図であ
る。
【図4】従来の挟持解体装置の側面図である。
【符号の説明】
10 挟持解体装置 11 アーム 12 ピン 13 補助リンク部材 14 ピン 15 上リンク部材 16 ピン 17 上爪 18 下爪 19 ピン 20 ピン 21 ブラケット 21a 取付金具 22 保持ピン 23 装着溝 24 取付けピン 25 ピストンロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構築物等を解体する対となる挟持爪を備
    えたブラケットを油圧ショベルカーのアームに取付ける
    挟持解体装置であって、 前記アームの両側に突出する保持ピンを設け、前記ブラ
    ケットの一部に装着溝を設けて前記保持ピンを該装着溝
    に嵌入させると共に、前記ブラケットの他部を前記アー
    ムの先部に取付ピンを介して固定することによって前記
    ブラケットを前記アームに固定することを特徴とする油
    圧ショベルカーのアームに取付ける挟持解体装置。
JP8489791U 1991-09-20 1991-09-20 油圧ショベルカーのアームに取付ける挟持解体装置 Expired - Lifetime JPH0648059Y2 (ja)

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JP8489791U JPH0648059Y2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 油圧ショベルカーのアームに取付ける挟持解体装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0569248U JPH0569248U (ja) 1993-09-21
JPH0648059Y2 true JPH0648059Y2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=13843534

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JP8489791U Expired - Lifetime JPH0648059Y2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 油圧ショベルカーのアームに取付ける挟持解体装置

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