JPH0648006B2 - ハニカムパネルの接合法 - Google Patents

ハニカムパネルの接合法

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JPH0648006B2
JPH0648006B2 JP33635890A JP33635890A JPH0648006B2 JP H0648006 B2 JPH0648006 B2 JP H0648006B2 JP 33635890 A JP33635890 A JP 33635890A JP 33635890 A JP33635890 A JP 33635890A JP H0648006 B2 JPH0648006 B2 JP H0648006B2
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honeycomb
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行一郎 奥戸
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハニカムコア部と面板を組合わせたハニカムパ
ネル(以下単に「パネル」と云う)同士を片面から溶接
する接合法に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種接合法でパネル同士を直角に接合する方法
として、例えば第5図に示すように2枚のパネルA,B
の端部を直角に配置し、内側と外側よりアングル金具11
a,11bで挾持して連結し、ビス又はリベツト12で固定
していた。また、パネルを水平に接合する方法として、
例えば第8図に示す車輌構体の側構パネル長手方向の結
合には、第6図に示すようにパネル面板の縁部の長さを
異にし、長い方の縁部を重ね継手金具13のフランジで挾
持し、リベット等を2列にしてピンジョイント的な結合
にならないようにし、短い方の縁部は内側のフランジ同
士はつなぎ金具14によって結合する。しかし、普通のリ
ベットは使用できないので、特殊ボルト(ハックボル
ト)を使用する必要があった。また構体の側溝パネル周
方向の結合には第7図に示すように、構体の外面を平滑
にする目的で、外面となる面板の長さを内側より長くし
て、長くした縁部を突き合せ、面板の内部に継手金具16
を挿入し、目板15を入れ、一列リベット接合を行い、構
体の内面となるパネルの短い面を継手金具16と17で挾持
し特殊ボルト(ハックボルト)を使用して結合してい
た。
(発明が解決しようとする課題) 従来のこのような接合法では、いずれも強度的に余り期
待できず、その上、結合に手間がかかる等の問題点があ
った。
したがって、本発明は簡単で、強度の高いハニカムパネ
ルの各種結合法を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の結合法において、
第1の結合法はパネルを外壁に直角に接合する方法で、
パネルの端部を適当な角度で斜断し、その先端縁部を前
記外壁に接するように配置し、外壁及びパネルの面板の
接触縁部を溶接し、その後、前記斜断して生じた開口部
に嵌挿され、断面が中空の直角三角形で外壁に垂直な一
辺側にパネル面板と接するつばを有するコーナ金具を配
置し、このコーナ金具の直角端部と外壁及びパネル面板
とコーナ金具のつば端縁とを溶接するようにしたもので
ある。
第2の結合法は2枚のパネルを水平に接合する方法で、
一方のパネルの下端縁面板と他方のパネルの端部を適当
な角度で斜断した先端縁面板を互いに接するよう配置し
て裏当材を介して溶接し、その後両パネル間の開口部に
嵌合する断面が中空の直角三角形で、かつその上辺の両
端につばを設けて、それぞれがパネルの面板に接するコ
ーナ金具を配置し、前記つばの先端部と両パネルの面板
を溶接するようにしたものである。
第3の結合法は2枚のパネルの一方の面に他方の端部を
接合する方法で、接合するパネルの端部を適当な角度で
斜断した先端縁面板を他方のパネル面板に接して配置
し、その接縁部を溶接し、その後、両パネル間の開口部
に嵌合する断面が中空の直角三角形で、斜断したパネル
面板に接する一辺につばを設けたコーナ金具を配置し、
コーナ金具のつば端部及び直角部の先端と他方のパネル
面板を溶接するようにしたものである。
第4の結合法は2枚のパネルを、パネルの一端でコーナ
で直角に結合する方法で、一方のパネルの端縁に沿って
他方のパネルの端縁を開口部が直角になるよう接触させ
て開口部側から溶接し、その後、その開口部に嵌合し、
かつその外側の端縁部につばを有し、それぞれのパネル
側端面に接するようにしたコーナ金具を配置して、その
コーナ金具のつばの端部とパネル面板とを溶接するよう
にしたものである。
(作 用) 上記のように、何れも接合する両パネル間の開口部に嵌
合するコーナ金具を配置してパネルの面板同士を直接、
又はコーナ金具或いは裏当材を介して溶接するようにし
たので、パネル同士は完全に一体化される。したがっ
て、従来の接合法に比べ強度的に高く、その上、コーナ
金具も押出型材等により容易で、また溶接の自動化によ
り作業も簡単になる。
(実施例) 本発明を実施例について図面を参照して説明する。
第1図はパネルを外壁に直角に接合する場合の実施例で
ある。パネルAは例えばアルミニウム合金のブレージン
グシートによるハニカムコアと2枚の面板を組合せてろ
う付けしたパネルであって、端部を適当な角度で斜断さ
れたパネルAを、斜断された先端が外壁4に接するよう
に直角に接合し、斜断されたパネルBと外壁4とによっ
て形成される開口部側から外壁及びパネルの面板をそれ
らの接触縁部ですみ肉溶接する。なお、パネルAの斜断
角度は接触縁部のすみ肉溶接が出来得る開口部を形成で
きる角度であればよい。
次に、前記斜断により形成された開口部に挿嵌され、断
面が中空の直角三角形状で、直角をはさむ一辺の先端に
つば5aを有するコーナ金具5を用い、このつば5aの
下面とパネルAの面板とが接するように開口部に挿嵌
し、コーナ金具5の直角部先端部と外壁面及びコーナ金
具5のつば5aとパネルAの面板とをすみ肉溶接したも
のである。
第2図は2枚のパネルを水平に接合する場合の実施例
で、パネルAの下端縁面板と、他方のパネルBの端縁を
適当な角度で斜断した先端縁面板が裏当材を介して互い
に突き合わされるよう配置して、面板同士及び面接と裏
当材とを溶接する。なお、前記パネルBの斜断角度は溶
接に必要な角度があればよい。次に、先に斜断したパネ
ルBと他方のパネルAとの開口部に嵌合する断面が中空
の直角三角形で、その上辺の両端に両パネルA,Bの面
に接するつば6aを設けたコーナ金具6を前記開口部に
配置し、そのつば6aの先端部とパネルA及びBの面板
とを溶接するようにしたものである。
第3図は2枚のパネルの一方の面に、他方のパネルの端
部を直角に接合する場合の実施例で、接合するパネルB
の端部を適当な角度で斜断した先端縁面板を他方のパネ
ルAに取り付けた裏当材2に接し、かつパネルAの面板
に接するよう直角に配置し、その開口部を介して両パネ
ルA,Bの接縁部を溶接する。その後、両パネルA,B
間の開口部に嵌合する断面が中空の直角三角形で、その
直角を挾む一辺につば7aを設けてパネルBの一方の面
板に接するようにしたコーナ金具7を配置し、コーナ金
具7のつば7aの先端とパネルBの面板及びコーナ金具
7の直角部先端とパネルAの面板を溶接せしめるように
したものである。なお、パネルAと裏当材2を溶接して
おけば組立の容易さが向上したことに加えて、接合強度
が向上する。
第4図は2枚のパネルをコーナで直角に接合する場合の
実施例で、パネルAの端縁に沿って他方のパネルBの端
縁を接触させ、その開口部1が直角になるようにして、
まずその接縁部を開口部1側からすみ肉溶接する。な
お、必要により接縁部の内側(図では下側)に裏当材2
を設け、その裏当材2の端縁とパネルA及びBの接触面
とをすみ肉溶接すれば、組立の容易さ及び接合強度が向
上する。次に、開口部1の両パネルA,Bの他の端縁部
1aを、断面が円弧状で端縁1aに嵌挿し、開口部1を
直角に保つような切欠部を形成するつば3aを有するコ
ーナ金具3を配設し、そのコーナ金具のつば3aの端縁
部とパネルA,Bの面板とをすみ肉溶接するものであ
る。但し、コーナ金具3の外周の形状は円弧に限定され
ることなく、角形又は多角形であってもよく、通常はア
ルミニウム合金による押出型材が使用される。
(発明の効果) 本発明の利点とするところは、いずれも両パネルの一方
の面板同士を直接溶着し、また、他方の面板同士も開口
部に嵌合するコーナ金具を介して溶着されるので、パネ
ル同士は完全に一体化される。したがって従来の接合法
に比べ強度的に高く、その上、コーナ金具も押出型材を
使用できるので容易で、また溶接の自動化により作業も
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はそれぞれ本発明のハニカムパネルの接
合法の一例を示す説明図、第5図〜第7図は従来の接合
法を示す説明図、第8図は車輌構体の全面を示す斜視図
である。 A,B……ハニカムパネル、1……開口部、2……裏当
材、3……コーナ金具、4……外壁、5,6,7……コ
ーナ金具、3a,5a,6a,7a……つば。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハニカムパネルを外壁に直角に接合する方
    法において、ハニカムパネルの端部を適当な角度で斜断
    した先端縁部を前記外壁に接するよう配置し、外壁及び
    ハニカムパネルの面板の接触縁部を溶接し、その後、前
    記斜断して生じた開口部に嵌挿され、断面が中空の直角
    三角形で、外壁に垂直な一辺側にハニカムパネル面板と
    接するつばを有するコーナ金具を配置し、このコーナ金
    具の直角端部と外壁及びハニカムパネル面板とコーナ金
    具のつば端縁とを溶接するようにしたハニカムパネルの
    接合法。
  2. 【請求項2】2枚のハニカムパネルを水平に接合する方
    法において、一方のハニカムパネルの下端縁と他方のハ
    ニカムパネルの端部を適当な角度で斜断した先端縁を互
    いに接するように配置して、その接縁部を裏当材を介し
    て溶接し、その後、両ハニカムパネル間の開口部に嵌合
    する断面が中空の直角三角形で、かつその上辺の両端
    に、つばを設けそれぞれがハニカムパネルの面板に接す
    るコーナ金具を配置し、前記つば先端部と両ハニカムパ
    ネルの面板を溶接するようにしたハニカムパネルの接合
    法。
  3. 【請求項3】2枚のハニカムパネルの一方の面に他方の
    端部を接合する方法において、接合するハニカムパネル
    の端部を適当な角度で斜断した先端縁面板を他方のハニ
    カムパネルの面板に接して配置して、その接縁部を溶接
    し、その後、両ハニカムパネル間の開口部に嵌合する断
    面が中空の直角三角形で、斜断したハニカムパネルの面
    板に接する一辺につばを設けたコーナ金具を配置し、コ
    ーナ金具のつば端部及び直角部の先端と他方のハニカム
    パネルの面板を溶接するようにしたハニカムパネルの接
    合法。
  4. 【請求項4】2枚のハニカムパネルを、ハニカムパネル
    の一端でコーナで直角に接合する方法において、一方の
    ハニカムパネルの端縁に沿って他方のハニカムパネルの
    端縁を開口部が直角になるよう接触させ、その接触部を
    開口部側から接触し、その後、開口部に嵌合し、かつそ
    の外側の端縁部につばを設けて、それぞれのハニカムパ
    ネル側端面に接するようにしたコーナ金具を配置し、そ
    のコーナ金具のつばの端部とハニカムパネルの面板とを
    溶接するようにしたハニカムパネルの接合法。
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