JPH0647857Y2 - カップ放出装置 - Google Patents

カップ放出装置

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JPH0647857Y2
JPH0647857Y2 JP1988076290U JP7629088U JPH0647857Y2 JP H0647857 Y2 JPH0647857 Y2 JP H0647857Y2 JP 1988076290 U JP1988076290 U JP 1988076290U JP 7629088 U JP7629088 U JP 7629088U JP H0647857 Y2 JPH0647857 Y2 JP H0647857Y2
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JP
Japan
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cup
slider
roller
arm
drive motor
Prior art date
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Application number
JP1988076290U
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English (en)
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JPH01180426U (ja
Inventor
義弘 志鶴
富夫 陶山
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 この考案は、積み重ねられたカップのうち最下位のカッ
プから一個ずつスライダを往復動させることによってカ
ップを取り出すカップ放出装置に関するものである。
b.従来の技術 第9図および第10図は従来のカップ放出装置のスライダ
の一例を示すもので、U字状に切り欠かれたスライダ1
にはカップをカップの鍔で支持する鍔支持部2が対向し
て形成されている。スライダ1の前部には、積み重ねら
れたカップのうち最下位のカップから一個ずつカップを
取り出すためのカップ切離部3が対向して形成されてい
る。先端部が鍔支持部2に指向したカップ切離部3の下
面には下方向に向かって傾斜した傾斜部4が形成されて
いる。
第11図はモータ(図示せず)の回転運動をスライダ1の
往復運動に変換させる変換機構を示す側面図であり、ス
ライダ1の端部には止め穴5が形成されている。この止
め穴5には継ぎ部6の一端が取り付けられている。継ぎ
部6の他端には連結部7を介してアーム8が取り付けら
れている。アーム8の一端にはモータの軸9が固着され
ている。
上記のように構成された従来のカップ放出装置において
は、利用者がカップ放出用釦(図示せず)を押すことに
より、駆動モータの軸9が回転するとともに、アーム8
が回動し、それとともにスライダ1は引っ張られて水平
移動する。スライダ1の移動に伴い、スライダ1のカッ
プ切離部3は最下位のカップの鍔とその上のカップの鍔
との間に入り込み、傾斜部4の働きによりカップは切り
離され、最下位のカップは落下する。
さらに、駆動モータの軸9が回転しアーム8が回動する
と、スライダ1は押圧され上記と反対方向に水平移動
し、スライダ1が始動位置に達すると駆動モータ13の駆
動が停止し、カップの放出動作は終了する。
c.考案が解決しようとする課題 以上のように構成された従来のカップ放出装置では、ス
ライダ1の先端部が停止レバー(図示せず)に当接して
駆動モータの回転が停止するが、駆動モータのオーバラ
ンによりスライダ1が所定の位置に停止せず、その結果
カップが傾いてスライダ1に支持され、次のカップ放出
動作のとき最下位のカップがスムースに切り放されない
という課題があった。また、アーム8の回転によりスラ
イダ1には押圧と引っ張りとの負荷が繰り返され、負荷
に弱いプラスチックから成形されたスライダ1が破損し
易いといった課題もあった。
この考案は、上記のような課題を解決するためになされ
たもので、スライダが所定の位置に停止され、積み重ね
られたカップのうち最下位のカップがスムーズに切り放
されるとともに往復動によりスライダが破損するおそれ
の少ないカップ放出装置を得ることを目的とする。
d.課題を解決するための手段 この考案に係るカップ放出装置は、スライダの端部にス
ライダの往復動方向に対して直角方向に空隙を有すると
ともにスライダの往復動方向にも空隙が形成されたロー
ラ遊孔の内周面に当接するローラと、このローラが先端
部で回転自在に取り付けられたアームと、このアームと
連設されアームを回転させる駆動モータとを備えたもの
である。
e.作用 この考案においては、ローラ遊孔では、スライダの往復
動方向にも空隙が形成されているので、駆動モータが停
止時に生じるオーバランの影響を受けずに所定の位置に
スライダが停止する。また、スライダの往復動作は、ロ
ーラが回転しながらローラ遊孔の内周面を常に押圧して
行われ、スライダに対する負荷の変化はない。
f.実施例 以下、この考案の実施例を図について説明する。第1図
ないし第5図はこの考案の一実施例を示すもので、カッ
プ10の積み重ねられたカップストッカー(図示せず)に
通じカップ10の通過するカップ通過部11が基板12に設け
られている。基板12にはモータ取付板14が設けられ、こ
のモータ取付板14に駆動モータ13が取り付けられてい
る。駆動モータ13の軸15の先端部にはアーム16が固着さ
れている。アーム16の先端部にはローラ17が回転自在に
設けられている。
基板12の側壁にはガイド24が対向して取り付けられてお
り、このガイド24にはU字状に切り欠かれたスライダ18
が摺動自在に設けられている。スライダ18の基端部には
長穴のローラ遊孔19が形成されている。このローラ遊孔
19はスライダ18の端部にスライダ18の往復動方向に対し
て直角方向に空隙を有するとともにスライダ18の往復動
方向にも空隙δが形成されており、ローラ17がローラ遊
孔19の内周面19a、19bに当接するようになっている。U
字状に切り欠かれたスライダ18にはカップ10をカップ10
の鍔10aで支持する鍔支持部20が対向して形成されてい
る。スライダ18の前部には、積み重ねられたカップ10の
うち最下位のカップ10から一個ずつカップ10を取り出す
ためのカップ切離部21が対向して形成されている。先端
部が鍔支持部20に指向したカップ切離部21の下面には下
方向に向かって傾斜した下面傾斜部22が形成されてい
る。カップ切離部21の上面には上方向に向かって傾斜し
た上面傾斜部23が形成されている。
基板12にはスライダ18の先端部が停止レバー25に当接し
て駆動モータ13を停止させるスライダ検知部26が設けら
れている。また、スライダ検知部26の近傍にはカップ10
がカップ有無レバー27に当接してカップ10の有無を検知
しカップストッカに知らせるカップ検知部28が設けられ
ている。
上記のように構成されたカップ放出装置においては、利
用者がカップ放出用釦を押すことにより、駆動モータ13
の軸15が回転するとともに、アーム16が回動する。それ
とともに、ローラ17は回転しながらローラ遊孔19の内周
面の一方の面19bを押圧し、スライダ18はガイド24に沿
って移動する。スライダ18の移動に伴い、スライダ18の
カップ切離部21は最下位のカップ10の鍔10aとその上の
カップ10の鍔10aとの間に入り込み、下面傾斜部22と上
面傾斜部23との協働により両者のカップ10は切り離さ
れ、最下位のカップ10は落下する(第6図および第7図
参照)。
さらに、駆動モータ13の軸15が回転し続けるとともに、
ローラ17は回転しながらローラ遊孔19の内周面の他方の
面19aを押圧し、スライダ18はガイド24に沿って上記と
反対方向に移動する。そして、次のカップ10の鍔10aが
途中鍔支持部20に当接し(第8図参照)、スライダ18が
引き続き移動してその先端部が停止レバー25を押すこと
により、駆動モータ13の駆動が停止し、カップ10の放出
動作は終了する(第4図参照)。駆動モータ13の駆動停
止に伴い、駆動モータ13のオーバランによりアーム16は
若干回動し続け、ローラ17は面19aを離れるが、空隙δ
を有するため、面19bには当接せず、スライダ18は所定
の位置に停止することになる。
上記のカップ放出動作は、カップ10がカップストッカか
ら供給されており、カップ有無レバー27がカップ10によ
り押されている状態のときにはカップ放出釦を押すこと
により、駆動モータ13が駆動してなされる。カップ10が
無い状態のときにはカップ有無レバー27はほぼ水平方向
に位置しており、利用者がカップ放出釦を押しても駆動
モータ13は動作しない。また、カップ10が無い状態のと
きにはカップ検知部28からカップストッカからカップ供
給信号がだされ、鍔支持部20にカップ10が供給される。
また、スライダ18の往復動作は、ローラ17が回転しなが
らローラ遊孔19の内周面19a,19bを常に押圧して行わ
れ、スライダ18には負荷の変化がないので、スライダ18
が破損するといったことは避けられる。
g.考案の効果 以上説明したように、この考案のカップ放出装置は、ス
ライダの端部に形成されたローラ遊孔の内周面に遊動可
能に当接するローラと、このローラが先端部で回転自在
に取り付けられたアームと、このアームと連設されアー
ムを回転させる駆動モータとを備えたので、スライダは
所定の位置で確実に停止され、カップの切り放しがスム
ースに行われるという効果がある。また、スライダの往
復動作は、ローラが回転しながらローラ遊孔の内周面を
常に押圧して行われ、スライダに対する負荷の変化がな
いので、スライダが破損しにくいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図はスライダの平面図、第2図は第1図のII−
II線に沿う断面図、第4図はカップ放出装置の正断面
図、第5図はカップ放出装置の側半断面図、第3図は第
4図のカップ放出装置の要部断面図、第6図ないし第8
図はカップ切離部とカップとの関係が経時的に変化する
状態をそれぞれ示す状態図、第9図は従来のスライダの
平面図、第10図は第9図のX−X線に沿う断面図、第11
図は第9図のスライダがアームに取り付けられた状態を
示す断面図である。 10:カップ、10a:鍔、13:駆動モータ、16:アーム、17:ロ
ーラ、18:スライダ、19:ローラ遊孔、21:カップ切離
部。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−158740(JP,A) 実開 昭49−74899(JP,U) 実開 昭51−145094(JP,U) 特公 昭56−4781(JP,B2) 特公 昭57−5985(JP,B2) 実公 昭43−8747(JP,Y1) 実公 昭49−43595(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復動可能なスライダ(18)に形成され、
    スライダ(18)の往復動により積み重ねられたカップ
    (10)のうち最下位のカップ(10)の鍔(10a)とその
    隣のカップ(10)の鍔(10a)との間に入り一個ずつカ
    ップ(10)を放出するカップ切離部(21)を備えたカッ
    プ放出装置において、前記スライダ(18)の端部にスラ
    イダ(18)の往復動方向に対して直角方向に空隙を有す
    るとともにスライダ(18)の往復動方向にも空隙が形成
    されたローラ遊孔(19)の内周面に当接するローラ(1
    7)と、このローラ(17)が先端部で回転自在に取り付
    けられたアーム(16)と、このアーム(16)と連設され
    アーム(16)を回転させる駆動モータ(13)とを備えた
    ことを特徴とするカップ放出装置。
JP1988076290U 1988-06-10 1988-06-10 カップ放出装置 Expired - Lifetime JPH0647857Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988076290U JPH0647857Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 カップ放出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988076290U JPH0647857Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 カップ放出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01180426U JPH01180426U (ja) 1989-12-26
JPH0647857Y2 true JPH0647857Y2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=31301323

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988076290U Expired - Lifetime JPH0647857Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 カップ放出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2460442B1 (de) 2010-12-03 2016-12-28 Klaus Rudolph Vereinzelungsvorrichtung zum Ausgeben eines Getränkebechers

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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EP2460442B1 (de) 2010-12-03 2016-12-28 Klaus Rudolph Vereinzelungsvorrichtung zum Ausgeben eines Getränkebechers

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JPH01180426U (ja) 1989-12-26

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