JPH064775A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JPH064775A
JPH064775A JP16305292A JP16305292A JPH064775A JP H064775 A JPH064775 A JP H064775A JP 16305292 A JP16305292 A JP 16305292A JP 16305292 A JP16305292 A JP 16305292A JP H064775 A JPH064775 A JP H064775A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特典ポイントの自動算出機能を備えるととも
に複数の代金支払い方法を選択できるものにおいて、支
払い方法によって特典ポイントの計算を行うか否かを自
動的に選択できるようにする。 【構成】 代金支払方法の種別に複数の締めキーを設け
るとともに、これら締めキーにそれぞれ対応してポイン
ト演算対象か非対象かの情報を予め設定記憶する。そし
て、これら締めキーのうちのいずれか1つのキー入力に
より1取引に対して代金支払い方法が指示入力されると
締めキーテーブルを参照し、キー入力された締めキーが
ポイント演算対象のキーか否かを判断する。そして、ポ
イント演算対象であると判断されたときのみポイント演
算手段による特典ポイントの演算を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式キャッシュレジ
スタまたはPOS(販売時点情報管理)ターミナルと称
される商品販売データ処理装置に係わり、特に客が買上
げた商品の合計金額等に基づいてその客に特典ポイント
を付与するサービスを行っている店舗向けの商品販売デ
ータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットや専門店等の小売店
の中には、例えば客が買い上げた商品の合計金額に応じ
て特典ポイントを算出し、その特典ポイントを客毎に磁
気カード等で毎回累積して、ポイント累積値が所定値に
達したならば値引等の特典を付与するようにしたところ
がある。
【0003】このような店で使用される電子式キャッシ
ュレジスタやPOS(販売時点情報管理)ターミナル等
の商品販売データ処理装置としては、販売登録された商
品の販売金額を合計器で客毎に合計し、締めキー入力に
よりその客の登録締めが宣言されると、合計器内の合計
金額を予め設定されたポイント基準額で除算して特典ポ
イントを自動算出するようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
特典ポイント自動算出機能を備えた商品販売データ処理
装置は、顧客が買上げ商品の代金を現金で支払う場合の
みならずクレジットカードやプリペイドカード等で支払
う場合も同様にして特典ポイントの計算を行っていた。
このため、店によってはプレミアムが付加されたプリペ
イドガードによる支払いや値引券による支払い等のよう
に既に特典が付与された支払いには特典ポイントを付与
しない運用を取りたい要望があるが、従来装置では対応
が困難であった。
【0005】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、特典ポイントの自
動算出機能を備えるとともに、複数の代金支払い方法を
選択できるものにおいて、支払い方法によって特典ポイ
ントの計算を行うか否かを自動的に選択でき、実用性の
向上を図り得る商品販売データ処理装置を提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し目的を達成するために、入力部を介して入力された
商品販売データを記憶部に登録処理するとともにポイン
ト対象データをポイント対象データ合計部で取引毎に合
計する商品登録制御手段と、ポイント対象データ合計部
の内容に基づいて特典ポイントを計算するポイント演算
手段と、代金支払方法の種別に設けられた複数の締めキ
ーと、これら締めキーにそれぞれ対応してポイント演算
対象か非対象かの情報を予め設定記憶する締めキーテー
ブルと、これら締めキーのうちのいずれか1つのキー入
力により1取引に対して代金支払い方法が指示入力され
ると締めキーテーブルを参照しキー入力された締めキー
がポイント演算対象のキーか否かを判断する締めキー判
断手段と、この判断手段によりポイント演算対象である
と判断されたときのみポイント演算手段による特典ポイ
ントの演算を実行するポイント演算制御手段とを備えた
ものである。
【0007】また本発明は、前記商品登録制御手段、ポ
イント演算手段、複数の締めキー及び締めキーテーブル
を設けるとともに、各締めキーのうちの複数のキー入力
により1取引に対して複数の代金支払い方法が指示入力
されると締めキーテーブルを参照しキー入力された締め
キー毎にポイント演算対象か否かをそれぞれ判断する締
めキー判断手段と、この判断手段によりポイント演算対
象であると判断された締めキーが存在するとポイント演
算手段による特典ポイントの演算を実行するポイント演
算制御手段と、この演算制御手段の制御により算出され
た特典ポイントを1取引の総支払い金額に対するポイン
ト演算対象であると判断された締めキーに対応する支払
い方法の支払い金額の割合で按分するポイント按分手段
とを備えたものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明であれば、各締めキー
のうちのいずれか1つのキー入力により1取引に対して
代金支払い方法が指示入力された場合には、締めキーテ
ーブルが参照されてキー入力された締めキーがポイント
演算対象のキーか否かが判断される。そしてポイント演
算対象であると判断されたときのみポイント演算手段に
よる特典ポイントの演算が実行される。
【0009】また、各締めキーのうちの複数のキー入力
により1取引に対して複数の代金支払い方法が指示入力
された場合にも、やはり締めキーテーブルが参照されて
キー入力された締めキー毎にポイント演算対象か否かが
それぞれ判断される。そしてポイント演算対象であると
判断された締めキーが存在するとポイント演算手段によ
る特典ポイントの演算が実行される。ただし、この場合
は、算出された特典ポイントが1取引の総支払い金額に
対するポイント演算対象であると判断された締めキーに
対応する支払い方法の支払い金額の割合で按分される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0011】なお、この実施例では客の買上金額に対し
て特典ポイントを付与し、その特典ポイントを客毎に磁
気カードで累積するシステムの店舗向けPOSターミナ
ルに本発明を適用した場合について説明する。
【0012】図1はこの実施例のPOSターミナルの構
成を示すブロック図である。図示するように、POSタ
ーミナルは、制御部本体としてCPU(中央処理装置)
11を有する。そして、このCPU11に、バスライン
12を介してROM(リード・オンリ・メモリ)13及
びRAM(ランダム・アクセス・メモリ)14のメモリ
部を接続し、前記CPU11がROM13に設定された
プログラムに従いRAM14を使用してデータ処理する
構成になっている。
【0013】またPOSターミナルは、キーボード15
を制御するキーボードコントローラ16、金額等を表示
するための表示器17を制御する表示コントローラ1
8、レシート印字等を行うためのプリンタ19を制御す
るプリンタコントローラ20、カードリードライタ21
で読取られた磁気カードのデータを入力するとともに磁
気カードへ記録するデータをカードリードライタ21に
送出するカードリードライタ・インタフェース22、通
信回線を介して接続されるホストコンピュータとの間で
行われるデータの送受信を制御する通信インタフェース
23、日時を計時する時計回路24及びI/Oポート2
5を、それぞれ前記バスライン12を介してCPU11
に接続している。
【0014】さらにPOSターミナルは、「登録」「点
検」「精算」「設定」等の各種業務モードを選択するた
めのモードスイッチ26と、現金等を収容するためのド
ロワ27を備えている。そして、上記モードスイッチ2
6からの信号が前記I/Oポート25に入力される。ま
た、前記I/Oポート25からドロワ27に適時開放指
令信号が出力され、ドロワ27はこの開放指令信号に応
動して自動的に開放動作するようになっている。
【0015】POSターミナルは、前記キーボード15
に、図2に示すように、数字データを入力するための
「00」,「0」〜「9」からなる置数キー31、各商
品を分類する部門コードがそれぞれプリセットされた複
数の部門キー32、乗数を入力するための×キー33、
小計金額の出力を指示する小計キー34、現金,クレジ
ット,プリペイドカード,値引券等の各種支払い方法別
に設けられた複数の締めキー35a,35b,35c,
35d,35e等を設けている。
【0016】またPOSターミナルは、前記RAM14
に、図3に示すように、各部門コード別に部門名称が設
定されるとともに売上点数及び売上金額の合計エリアを
備えた部門別テーブル41と、各締めキーに対応して支
払い方法を示す締め名称が設定されるとともに売上点数
及び売上金額の合計エリアを備えた締めキーテーブル4
2とを形成している。
【0017】そして、上記締めキーテーブル42に各締
めキーに対応する支払い方法がポイント演算対象か非対
象かを区別するためのポイントフラグPF(“0”=非
対象、“1”=対象)を設定するようになっている。
【0018】またPOSターミナルは、前記RAM14
に、特典ポイントの基準額を記憶するポイント基準額エ
リア43を形成するとともに、ワークエリア44とし
て、置数エリア45、合計点数エリア46、合計金額エ
リア47、残金エリア48、支払金額エリア49、前回
ポイントエリア50、合計ポイントエリア51、今回ポ
イントエリア52、総ポイントエリア53、支払入力フ
ラグF1のエリア54及びポイント演算フラグF2のエ
リア55を形成している。
【0019】しかして、前記CPU11は、モードスイ
ッチ26により「登録」モードが選択された状態で、カ
ードリードライタ21でポイント累計用の磁気カードの
カードデータが読み取られると、そのカードデータ中の
累計ポイントデータを前回ポイントエリア50に格納す
る。
【0020】また、同じく「登録」モードが選択された
状態で、置数キー31により置数が行われ、続いて部門
キー32により部門コードが入力されると、販売商品の
部門登録が行われたので、置数データを単価とし、その
単価に販売点数(部門登録の直前に置数キー31と×キ
ー33とで乗数入力が行われている場合にはその乗数、
乗数入力が行われていない場合には“1”)を乗じて販
売金額を算出する。そして、その販売金額と入力部門コ
ードに対応する部門名称とを表示器17に表示させると
ともにプリンタ19によりレシート印字する。
【0021】また、上記販売点数及び販売金額を部門別
テーブル41の入力部門コードに対応する売上点数エリ
ア及び売上金額エリアに加算登録するとともに、販売点
数を合計点数エリア46に加算し、販売金額を合計金額
エリア47に加算する。
【0022】なお、ワークエリア44の各エリア45〜
55は、1客の最初の部門登録に応動して“0”にクリ
アされる。従って、1人の客が買上げる商品の部門登録
が完了すると、その客が買上げる全商品の合計点数が合
計点数エリア46に格納され、合計金額が合計金額エリ
ア47に格納される。
【0023】ここに、CPU11は、キーボード15を
介して入力された商品販売データを部門別テーブル41
に登録処理するとともに、その商品販売データのなかの
ポイント対象データすなわち販売金額データをポイント
対象データ合計部すなわち合計金額エリア47で取引毎
に合計する商品登録制御手段を構成する。
【0024】また、CPU11は、1人の客が買上げる
商品の部門登録が完了し、続いて支払い方法別に設けら
れた各締めキー35a〜35eのうちの1つがキー入力
されると、図4の流れ図で示す代金支払い業務を実行す
るようにプログラム設定されている。
【0025】先ず、ST1で締めキーのキー入力により
1取引の代金支払い方法が入力されたことを確認する
と、ST2でフラグエリア54の支払い入力フラグF1
を調べる。当初、同フラグF1は“0”にリセットされ
ているので、ST3で同フラグF1を“1”にセットす
るとともに、ST4で残金エリア48に合計金額エリア
47の内容を書込む。なお、同フラグF1が“1”にセ
ットされている場合には、上記ST3及びST4の処理
は行わない。
【0026】次に、ST5で前記締めキーのキー入力直
前に置数キー31により置数が行われたか否かを判断す
る。そして置数が行われた場合には、ST6で支払金額
エリア49に置数エリア45内の置数データを書込む。
置数が行われていない場合には、ST7で支払金額エリ
ア49に残金エリア48の内容を書込む。
【0027】次に、ST8で代金支払い登録処理、すな
わち支払金額エリア49の内容を締めキーテーブル42
のキー入力された締めキーに対応する売上金額エリアに
加算登録するとともに、同売上点数エリアに“1”を加
算登録する。また、ST9でキー入力された締めキーに
対応する締め名称と支払金額エリア49の内容とをプリ
ンタ19によりレシート印字する。
【0028】次に、ST10で締めキーテーブル42を
参照し、キー入力された締めキーに対応するポイントフ
ラグPFを調べる。ここで、同ポイントフラグPFが
“1”にセットされている場合にはポイント演算対象の
支払い方法に対応する締めキーがキー入力されたと判断
し、“0”にリセットされている場合にはポイント演算
非対象の支払い方法に対応する締めキーがキー入力され
たと判断する。(締めキー判断手段)そして、ポイント
演算対象の支払い方法の締めキーがキー入力されたと判
断された場合のみ、ST11でポイント演算処理を実行
する。(ポイント演算制御手段) このポイント演算処理は、図5に具体的に示すように、
先ずST11-1でフラグエリア55のポイント演算フラ
グF2を調べる。当初、同フラグF2は“0”にリセッ
トされているので、ST11-2で同フラグF2を“1”
にセットするとともに、ST11-3で合計金額エリア4
7の内容をポイント基準額エリア43の内容で除算する
ことにより合計金額に対する特典ポイントP1を計算
し、この特典ポイントP1を合計ポイントエリア51に
格納する。(ポイント演算手段)なお、同フラグF2が
“1”にセットされている場合には、上記ST11-2及
びST11-3の処理は行わない。
【0029】次に、ST11-4で上記合計ポイントエリ
ア51の内容P1を、合計金額エリア47の内容、すな
わち1取引の総支払い金額に対する支払金額エリア49
の内容、すなわちポイント演算対象であると判断された
締めキーに対応する支払い方法の支払い金額の割合で按
分する。(ポイント按分手段) そして、ST11-5で按分した結果Pを今回ポイントエ
リア52の内容に加算したならば、このポイント演算処
理を終了する。
【0030】次に、ST12で残金エリア48の内容か
ら支払金額エリア49の内容を減算し、その差を残金エ
リア48に格納する。次に、ST13で上記残金エリア
48の内容が“0”以下か否かを判断する。ここで、上
記残金エリア48の内容が“0”より大きい場合には、
当該客の代金支払いがまだ残っているので、ST1に戻
り、次の支払い方法が入力されるを待機する。そして、
次の支払い方法を示す締めキーの1つがキー入力された
ならば、ST2乃至ST13の処理を繰り返し実行す
る。
【0031】ST13で残金エリア48の内容が“0”
以下の場合には、ST14でフラグエリア55のポイン
ト演算フラグF2を調べる。ここで、同フラグF2が
“1”にセットされている場合にはポイント計算対象の
支払い方法で代金支払いが行われたので、ST15で前
回ポイントエリア50の内容と今回ポイントエリア52
との内容との和を総ポイントエリア53に格納する。
【0032】次に、ST16でプリンタ19によりこれ
ら前回ポイントエリア50,今回ポイントエリア52及
び総ポイントエリア53の各内容をレシート印字すると
ともに、ST17で総ポイントエリア53の内容を累計
ポイントデータとしてカードリードライタ21に出力
し、該カードリードライタ21に装着されたポイント累
計用の磁気カードへの書込みを制御する。
【0033】ST14で、ポイント演算フラグF2が
“0”にリセットされている場合にはポイント計算対象
以外の支払い方法で代金支払いが行われたので、上記S
T15、ST16及びST17の処理は行わない。
【0034】その後、ST18で上記プリンタ19によ
り印字されたレシートを発行したならば、この処理を終
了する。
【0035】このように構成された本実施例のPOSタ
ーミナルを使用する店舗においては、予め支払い方法に
よって特典ポイントの計算を実行するか否かを決定す
る。そして、締めキーテーブル42のポイントフラグP
Fを、特典ポイントの計算を実行する支払い方法の締め
キーに対応するものは“1”にセットし、特典ポイント
の計算を実行しない支払い方法の締めキーに対応するも
のは“0”にリセットする。
【0036】この状態で、キャッシャがキーボード15
をキー操作して客が買上げる商品の販売データを部門登
録すると、その商品販売データが部門別テーブル41に
登録処理されるとともに、ポイント対象データとしての
販売金額が合計金額エリア47で合計される。
【0037】次いで、キャッシャが客の申し出た支払い
方法及び支払い金額を置数キー31と締めキー35a〜
35eで入力すると、前記締めキーテーブル42の入力
締めキーに対応するポイントフラグPFが調べられる。
ここで、同フラグPFが“1”にセットされている場合
には、図5に具体的に示すポイント演算処理が実行され
るが、“0”にリセットされている場合には上記ポイン
ト演算処理が実行されない。
【0038】例えば今、代金支払いが現金の場合には特
典ポイントの計算を実行し、プリペイドカードの場合に
は実行しないとする。すなわち、支払い方法[現計]の
締めキー35aに対応するポイントフラグPFが“1”
にセットされており、支払い方法[Pカード]の締めキ
ー35cに対応するポイントフラグPFが“0”にリセ
ットされている。なお、ポイント基準額エリア43に設
定されるポイント基準額を“100”とする。
【0039】この状態で、前回までの累計ポイントが1
00ポイントの客が部門[DP1]に属する単価500
円の商品を1点買上げ、その客が代金を現金で支払うも
のとすると、ポイント演算処理により今回ポイントP2
として“5”が算出され、当該客の累計ポイントは10
5ポイントとなる。このときの客に発行されるレシート
例を図6(b)に示す。
【0040】これに対し、上記客が代金をプリペイドカ
ードで支払うものとすると、ポイント演算処理が実行さ
れないので当該客の累計ポイントは100ポイントのま
まである。
【0041】また、本実施例のPOSターミナルは1人
の客が複数の方法で代金を支払うことが可能である。例
えば上記例の客がプリペイドカードで200円分を支払
い、残りを現金で支払うものとすると、キャッシャは、
先ず「200」を置数してからプリペイドカードに対応
する締めキー35cをキー入力する。そうすると、図4
に示すST2,3,4,5,6,8,9,10,12の
順で代金支払い業務が処理され、残金エリア48は30
0円となる。
【0042】次に、キャッシャは、現金に対応する締め
キー35aをキー入力する。そうすると、図4に示すS
T2,5,7,8,9,10,11,12の順で代金支
払い業務が処理され、残金エリア48は0円となる。
【0043】このとき、ST11のポイント演算処理に
おいては、先ず合計ポイントP1として合計金額“50
0”からポイント基準額“100”を除算した商“5”
が算出され、続いて今回ポイントP2として上記合計ポ
イントP1を、1取引の総支払い金額500円に対する
ポイント演算対象であると判断された締めキーに対応す
る支払い方法の支払い金額300円の割合で按分した
値、すなわち“3”が算出される。これにより、当該客
の累計ポイントは103ポイントとなる。このときの客
に発行されるレシート例を図6(a)に示す。
【0044】このように本実施例のPOSターミナル
は、締めキーの種類によって特典ポイント演算処理を実
行するか否かを自動的に区別できるので、支払い方法に
より特典ポイントを付与する取引と付与しない取引とを
区別する運用を取る場合に容易に対応できる。
【0045】また、ポイント計算対象の支払い方法とポ
イント計算非対象の支払い方法との組合わせで代金が支
払われた場合には、それぞれの支払い金額の割合により
合計金額に対する特典ポイントを按分して算出するよう
にしたので、特典ポイントを公平に付与できる。
【0046】なお、前記実施例では1取引の合計金額に
対して特典ポイントを付与する場合を示したが、1取引
の中で特定の商品または部門の売上合計に対して特典ポ
イントを付与する場合等にも本発明を適用できる。この
場合、ポイント対象データ合計部を合計金額エリアとは
別に設け、商品の販売登録が行われる毎にその登録商品
がポイント対象か否かを判断し、ポイント対象商品であ
ればその販売金額を上記ポイント対象データ合計部で合
計する。そして、ポイント計算対象の締めキーがキー入
力された場合には上記ポイント対象データ合計部の内容
に基づいて特典ポイントを算出する。
【0047】この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、特
典ポイントの自動算出機能を備えるとともに複数の代金
支払い方法を選択できるものにおいて、締めキーのキー
入力により指示入力された1取引の代金支払い方法がポ
イント演算対象か否かを自動的に判断し、ポイント演算
対象であると判断したときのみポイント演算手段による
特典ポイントの演算を実行するようにしたので、支払い
方法によって特典ポイントの計算を行うか否かを自動的
に選択でき、実用性の向上を図り得る商品販売データ処
理装置を提供できる。
【0049】また、複数の締めキーのキー入力によりポ
イント演算対象の支払い方法とポイント演算非対象の支
払い方法とが混在して指示入力された場合にはポイント
演算手段により算出された特典ポイントを1取引の総支
払い金額に対するポイント演算対象の支払い方法の支払
い金額の割合で按分するようにしたので、特典ポイント
を公平に付与できる効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるPOSターミナルの
構成を示すブロック図。
【図2】 同実施例におけるキーボードの主要キー配置
を示す平面図。
【図3】 同実施例におけるRAMの主要メモリ構成を
示す概念図。
【図4】 同実施例におけるCPUの代金支払い業務を
示す流れ図。
【図5】 図4におけるポイント演算処理を具体的に示
す流れ図。
【図6】 同実施例において発行されるレシートの印字
例を示す平面図。
【符号の説明】
11…CPU、13…ROM、14…RAM、15…キ
ーボード、17…表示器、19…プリンタ、21…カー
ドリードライタ、35a〜35e…締めキー、42…締
めキーテーブル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部を介して入力された商品販売デー
    タを記憶部に登録処理するとともにポイント対象データ
    をポイント対象データ合計部で取引毎に合計する商品登
    録制御手段と、 前記ポイント対象データ合計部の内容に基づいて特典ポ
    イントを計算するポイント演算手段と、 代金支払方法の種別に設けられた複数の締めキーと、 これら締めキーにそれぞれ対応してポイント演算対象か
    非対象かの情報を予め設定記憶する締めキーテーブル
    と、 これら締めキーのうちのいずれか1つのキー入力により
    1取引に対して代金支払い方法が指示入力されると前記
    締めキーテーブルを参照しキー入力された締めキーがポ
    イント演算対象のキーか否かを判断する締めキー判断手
    段と、 この判断手段によりポイント演算対象であると判断され
    たときのみ前記ポイント演算手段による特典ポイントの
    演算を実行するポイント演算制御手段と、 を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 入力部を介して入力された商品販売デー
    タを記憶部に登録処理するとともにポイント対象データ
    をポイント対象データ合計部で取引毎に合計する商品登
    録制御手段と、 前記ポイント対象データ合計部の内容に基づいて特典ポ
    イントを計算するポイント演算手段と、 代金支払方法の種別に設けられた複数の締めキーと、 これら締めキーにそれぞれ対応してポイント演算対象か
    非対象かの情報を予め設定記憶する締めキーテーブル
    と、 これら締めキーのうちの複数のキー入力により1取引に
    対して複数の代金支払い方法が指示入力されると前記締
    めキーテーブルを参照しキー入力された締めキー毎にポ
    イント演算対象か否かをそれぞれ判断する締めキー判断
    手段と、 この判断手段によりポイント演算対象であると判断され
    た締めキーが存在すると前記ポイント演算手段による特
    典ポイントの演算を実行するポイント演算制御手段と、 この演算制御手段の制御により算出された特典ポイント
    を1取引の総支払い金額に対するポイント演算対象であ
    ると判断された締めキーに対応する支払い方法の支払い
    金額の割合で按分するポイント按分手段と、を具備した
    ことを特徴とする商品販売データ処理装置。
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