JPH064755Y2 - シート - Google Patents

シート

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JPH064755Y2
JPH064755Y2 JP3476389U JP3476389U JPH064755Y2 JP H064755 Y2 JPH064755 Y2 JP H064755Y2 JP 3476389 U JP3476389 U JP 3476389U JP 3476389 U JP3476389 U JP 3476389U JP H064755 Y2 JPH064755 Y2 JP H064755Y2
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JP
Japan
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armrest
seat
seat back
seatback
angle
Prior art date
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Application number
JP3476389U
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JPH02125666U (ja
Inventor
秀樹 入江
Original Assignee
池田物産株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、特にアームレストを多目的に使用可能とした
シートに関する。
[従来の技術] 車両などに取り付けられるシートは、通常、第6図に示
す如く着座部分となるシートクッション101と、背も
たれ部分となるシートバック102と、これらシートク
ッション101とシートバック102との間の角度を調
整するリクライニングデバイス103と、前記シートク
ッション101の下面側を車体側に前後位置調整自在に
固定するスライド機構104とを備えている。
そして、必要に応じてリクライニングデバイス103や
スライド機構104を調整して快適な着座感が得られる
ようにしている。
[考案が解決しようとする課題] ところでこのようなシートに対して、近年、状況に応じ
て、例えばアームレスト機能や、サイドサポート機能な
どを付加したいという要求が強い。
しかしながら従来のシートにおいては、このような種々
の要求を満たすと、シート全体が大きくなりすぎたり、
一方の機能を付加すると他の機能を付加することができ
なくなる等の問題があった。
特に、通常のシートとして使用したいという要望と、サ
イドサポート機能を持ったシートとして使用したいとい
う要望と、アームレスト機能を持ったシートとして使用
したいという要望とを同時に満たすことはできなかっ
た。
本考案は、このような事情に鑑み、従来の画一化された
アームレストを改良して、肘掛け機能に加え、シートバ
ックの背もたれ面の一部を構成することで広い背もたれ
面を形成したり、シートバックのサイドサポート部とし
ても使用できるシートを提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本考案は、シートバックの
側部にアームレストを備えたシートにおいて、前記アー
ムレストは、前記シートバックの側面に同アームレスト
の長手方向における一側部略中間部を回転機構及びロッ
ク機構を介在して連結されており、シートバック対して
略交差して肘掛けとなる状態と、シートバックの背もた
れ面に対してアームレストの長手方向前面がほぼ面一と
なる状態と、シートバックの背もたれ面に対してアーム
レストの長手方向前面が前方へ突出する状態とに回転及
びロックされることを特徴としている。
[作用] この構成によれば、アームレストは、シートバックに対
して3つの状態をとり得る。つまり、通常の肘掛けとし
ての使用に加えて、シートバックの背もたれ面の一部と
なり、またシートバックのサイドサポートとして使用す
ることができる。
[実施例] 第1図は本考案を適用したシートを示す全体斜視図であ
る。
同図のシートは、シートクッション1と、シートバック
2と、シートクッション1を車体側等に前後位置調整可
能に取り付けるスライド機構4と、シートバック2を角
度調整可能に支持するクリライニングデバイス3と、シ
ートバック2の両サイドに設けられたアームレスト17
とを備えており、リクライニングデバイス3やスライド
機構4が操作されたときに、シートバック2の傾斜角度
やシートクッション1の前後位置が変化する。
前記シートバック2は第2図に示す如く枠状に形成され
るフレーム5と、このフレーム5に張設される複数のS
バネ6と、前記フレーム5の前面側に配置されるパッド
7と、このパッド7及び前記フレーム5を覆うように設
けられるトリムカバー8とを備えており、前記フレーム
5の各サイドブラケット9にはアームレスト取付け部1
0が設けられている。
アームレスト取付け部10は前記シートバック2の背も
たれ面から距離aだけ後方に形成される回転シャフト穴
11と、この回転シャフト穴11を囲むように形成され
る角度規制ガイド穴12と、前記各サイドブラケット9
の一面に固定されるロック板13とを備えている。
ロック板13は弾力性のある樹脂などによって構成され
ており、第3図に示す如く前記回転シャフト穴11及び
前記角度規制ガイド穴12と同じ位置に回転シャフト穴
14及び角度制御ガイド穴15が形成されている。そし
て、この角度規制ガイド穴15には前端、後端、上端に
回転止め用のロック溝16a〜16cが形成されてい
る。
また、各アームレスト17は角棒状に形成されるアーム
レストフレームと、このアームレストフレームを覆うよ
うに設けられるパッドと、このパッドを覆うように設け
られるトリムカバー18と、前記アームレストフレーム
の一側部上の前記トリムカバーの前面側から距離aだけ
後方の部分に垂設される回転中心シャフト19と、この
回転中心シャフト19の後方部分に垂設される角度規制
ピン20とを備えており、第4図に示す如くその前後幅
Wた値(a+b)になるように、かつ寸法“a”と、寸
法“b”とが“a<b”となるように各部の寸法が設定
されている。
そして、前記回転中心シャフト19は前記アームレスト
取付け部10及びロック板13の各回転シャフト穴1
1,14に挿通されてEリング22によって回転自在に
止められるとともに、角度規制ピン20は前記アームレ
スト取付け部10及びロック板13の各角度規制ガイド
穴12,15に挿通される。
次に、第4図及び第5図(a),(b)を参照しながら
この実施例の動作を説明する。
このシートにおいては、シートバック2の着座面から距
離aの部分に回転シャフト穴11を形成するとともに、
アームレスト17の前面から距離aの部分に回転シャフ
ト19を形成してこの回転シャフト19を前記回転シャ
フト穴11に挿通するようにしているので、第4図に示
す如くアームレスト17を回転させない状態、即ち角度
規制ピン20を角度規制ガイド穴15のロック溝16b
に嵌入させている状態では(格納状態)、アームレスト
17の前面とシートバック2の着座面とが面一なる。し
たがって、この場合にはこのシートを通常のシートとし
て使用することができる。
また、アームレスト17を180度回転させて角度規制
ピン20を角度規制ガイド穴15のロック溝16aに嵌
入させている状態では(サイドサポート状態)、第5図
(a)に示す如くアームレスト17の後部側をシートバ
ック2の着座面から前方に突出させてこれをサイドサポ
ート部材として使用することができる。
また、アームレスト17を90度回転させて角度規制ピ
ン20を角度規制ガイド穴15のロック溝16cに嵌入
させている状態では(アームレスト状態)、第5図
(b)に示す如くアームレスト17をシートバック2の
着座面から前方に突出させてこれを通常のアームレスト
として使用することができる。
このようにこの実施例においては、アームレスト17の
回転角度に応じてこのアームレスト17を収納したり、
サイドサポートとして使用したり、通常のアームレスト
として使用したりできるようにしたので、通常のシート
として使用したいという要望と、サイドサポート機能を
持ったシートして使用したいという要望と、アームレス
ト機能を持ったシートとして使用したいという要望とを
同時に満たすことができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、通常のシートとし
て使用したいという要望と、サイドサポート機能を持っ
たシートとして使用したいという要望と、アームレスト
機能を持ったシートとして使用したいという要望とを同
時に満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるシートの一実施例を示す斜視図、
第2図は第1図に示すシートの一部分解斜視図、第3図
は第2図に示すロック板の正面図、第4図は同実施例の
アームレスト格納状態例を示す側面図、第5図(a),
(b)は各々実施例のサイドサポートとしての使用例、
アームレストとしての使用例を示す側面図、第6図は従
来のシート例を示す斜視図である。 1……シートクッション、2……シートバック、11…
…回転機構(回転シャフト穴11)、13……ロック機
構(ロック板)、17……アームレスト、19……回転
機構(回転中心シャフト)、20……ロック機構(角度
規制ピン)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバックの側部にアームレストを備え
    たシートにおいて、前記アームレストは、前記シートバ
    ックの側面に同アームレストの長手方向における一側部
    略中間部を回転機構及びロック機構を介在して連結され
    ており、シートバック対して略交差して肘掛けとなる状
    態と、シートバックの背もたれ面に対してアームレスト
    の長手方向前面がほぼ面一となる状態と、シートバック
    の背もたれ面に対してアームレストの長手方向前面が前
    方へ突出する状態とに回転及びロックされることを特徴
    とするシート。
JP3476389U 1989-03-29 1989-03-29 シート Expired - Lifetime JPH064755Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3476389U JPH064755Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 シート

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3476389U JPH064755Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02125666U JPH02125666U (ja) 1990-10-16
JPH064755Y2 true JPH064755Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31539519

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3476389U Expired - Lifetime JPH064755Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 シート

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11221132A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Ikeda Bussan Co Ltd アームレストの脱着構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02125666U (ja) 1990-10-16

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