JPH0647135A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH0647135A
JPH0647135A JP22344592A JP22344592A JPH0647135A JP H0647135 A JPH0647135 A JP H0647135A JP 22344592 A JP22344592 A JP 22344592A JP 22344592 A JP22344592 A JP 22344592A JP H0647135 A JPH0647135 A JP H0647135A
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JP
Japan
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ball
balls
launch rail
rail
firing
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JP22344592A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication of JPH0647135A publication Critical patent/JPH0647135A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発射レールへの玉の侵入を阻止して、玉がフ
ァールになることを防止する。 【構成】 発射レール72の上方に侵入阻止部材73を
配置し、この侵入阻止部材73によって落下玉が発射レ
ール72に侵入することを阻止する。例えば、金枠開放
時などに遊技盤に残った玉が下方に落下しても、侵入阻
止部材73によって発射レール72に玉が乗らず、発射
ファールにならない。また、発射レール72の裏側に玉
流路81を設けることにより、侵入阻止部材73によっ
て一箇所に集合させた玉を、玉流路81を通して発射レ
ール72の下方に排出し、侵入阻止部材73上に玉が残
らない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機に係わり、詳し
くは、金枠開放時などに遊技盤に残った玉が発射レール
に乗って次の発射がファールになるという状態を解消す
るために、発射レールへの玉の侵入阻止方法を改良した
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技媒体として玉を用いたパチ
ンコ機では遊技をスムーズに実行するため、遊技者の操
作よって自動的に玉を発射可能な発射装置を設け、発射
装置によって発射された玉を発射レールを沿わせて遊技
盤に導くようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパチ
ンコ機にあっては、発射レールの上部に玉の侵入を防止
するような部材が備えられてなく、上方からの落下した
玉が発射レールに乗って次の発射がファールになるとい
う問題点があった。その結果、遊技のスムーズな実行が
妨げられたり、発射装置の故障の原因になっていた。
【0004】例えば、金枠開放時などに遊技盤に残った
玉が発射レールに乗ることがあり、このような場合、上
方からの落下玉と発射位置にある玉とが同時に発射レー
ルに数個存在し、次の発射開始時にレール上の玉同士が
ぶつかりあって、玉の発射エネルギーが低減されて玉が
ファールになる。なお、金枠開放時などに遊技盤に残る
玉としては、例えば風車や障害釘に絡まって浮遊玉とし
て残るようなものがある。
【0005】そこで本発明は、発射レールへの玉の侵入
を阻止して、玉がファールになることを防止可能な遊技
機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明による遊技機は、発射レール72にある玉を発射装
置によって弾発し、遊技領域(例えば、遊技盤13)に
向けて発射する遊技機(例えば、パチンコ機1)におい
て、前記発射レール72の上方を含む一定範囲に、落下
玉の侵入を阻止する侵入阻止部材73を設けたことを特
徴とする。
【0007】また、好ましい態様として、前記侵入阻止
部材73は、一方向に傾斜して、玉を一箇所(例えば、
玉集合部73A)に集合可能であるとともに、前記発射
レール72の裏側に、玉流路81を設け、該玉流路81
の一端(例えば、一端側開口81A)は、一箇所に集合
させた玉を臨む位置に開口し、他端(例えば、他端側開
口81B)は発射レール72よりも下方に開口し、侵入
阻止部材73によって一箇所に集合させた玉を、玉流路
81を通して発射レール72の下方に排出するようにし
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、発射レールの上方に侵入阻止部材
が配置され、この侵入阻止部材によって落下玉が発射レ
ールに侵入することが阻止される。したがって、例えば
金枠開放時などに遊技盤に残った玉が下方に落下して
も、侵入阻止部材によって発射レールへの侵入が阻止さ
れ、発射レールに玉が乗らず、ファールにならない。ま
た、発射レールの裏側に玉流路を設けることにより、侵
入阻止部材によって一箇所に集合させた玉を、玉流路を
通して発射レールの下方に排出することができ、侵入阻
止部材上に玉が残らない。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明を適用したクレジット方式の
パチンコ機の一実施例の外観斜視図である。図1におい
て、1はパチンコ機(遊技機)であり、パチンコ遊技を
行う過程で内部のマイクロコンピュータに一定の範囲で
玉数を記憶するクレジット方式になっている。
【0010】パチンコ機1は、正面側に見える部分とし
て額縁状の前面枠11と、前面枠11の開口部に配設さ
れ、ガラスを支持する金枠(ガラス枠)12と、遊技盤
13と、前面表示パネル14と、前面表示パネル14の
下方の前面操作パネル15とを有している。前面枠11
はパチンコ機1を設置している木製の枠体16に開閉可
能に支持されており、同様に金枠12は前面枠11に開
閉可能に支持されている。なお、前面枠11は樹脂製で
あり、所定のカラフルな色彩が施されている。
【0011】前面表示パネル14は前面側が突出しつつ
やや盛り上がるような曲面状に形成され、この前面表示
パネル14には賞球としてのパチンコ玉を受ける上皿2
1が形成されるとともに、前面側にクレジット数表示器
22、精算ボタン23、上皿玉抜きスイッチ24および
玉抜き中点滅表示器25が設けられている。
【0012】クレジット数表示器22は250個を限度
として遊技者が保有するパチンコ玉の数をクレジットと
して表示するもので、具体的には上皿21が一杯になっ
た時点で、そのとき上皿21をオーバーした玉の数を2
50個までの範囲で表示し、250個を超える玉は後述
の下皿32に排出される。クレジット数を250個に限
定したのは、マイクロコンピュータの「1バイト」の範
囲に合せるためと、回動式スロットルマシン(いわゆる
パチスロ)におけるクレジットの範囲(例えば、現行で
は最大でクレジット数=50:メダル数)と同調させる
ためである。
【0013】クレジット数表示器22は、例えば7セグ
メントの大型のLEDを用いて3列で構成され、クレジ
ット数を100の位まで1個単位で表示する。なお、ク
レジット数表示器22は7セグメントのLEDに限ら
ず、例えばドットLED、液晶、蛍光表示管等を用いて
構成してもよい。
【0014】また、本実施例の場合、クレジット数表示
器22は排出エラーの表示(例えば、CEと表示)を行
う機能も兼ねている。排出エラーとしては、例えば賞球
排出のトラブル、貸玉数のトラブルなどがあり、これら
の場合にクレジット数表示器22は排出エラーを表示し
て遊技者に対して報知している。
【0015】精算ボタン23はクレジットを精算するた
めのもので、精算ボタン23を押すと、そのときのクレ
ジット数に相当する玉数が払い出されて下皿32に排出
される。上皿玉抜きスイッチ24は上皿21の玉を後述
の玉貯留皿32に移すために、両者を接続する通路を開
閉するソレノイド(図示略)をオンするための押し釦で
あり、上皿玉抜きスイッチ24を押すと、玉抜き中点滅
表示器25が点滅して遊技者に知らせるようになってい
る。なお、玉抜き中点滅表示器25としては、例えばL
EDが用いられる。
【0016】前面操作パネル(皿前装飾体に相当)15
には、その左側に灰皿31が形成されるとともに、前面
中央側が前方に突出するような形状に形成され、その突
出部の内部は玉貯留皿(下皿)32になっている。玉貯
留皿32は上皿21およびクレジット数が一杯のときに
賞品玉を受ける等の役目がある他、玉を一時的に貯留す
るためのものである。また、前面操作パネル15には玉
抜きレバー33、オーバーフローランプ34、発射装置
の発射操作ハンドル35、発射強弱レベルLED36お
よび単発スイッチ37が設けられている。
【0017】玉抜きレバー33は玉貯留皿32に貯留さ
れた玉を外部下方に抜くためのもので、この玉抜きレバ
ー33を、例えば左方向に移動させると、玉貯留皿32
の下底部が一部開口して玉を下方に放出することができ
る。オーバーフローランプ34は玉貯留皿32の側壁部
に内蔵されるように配置されており、玉貯留皿32の玉
が一杯になったとき、点灯して遊技者に知らせるもので
ある。オーバーフローランプ34の点灯に応じて遊技者
が玉抜きレバー33を操作して玉貯留皿32の玉を放出
すると、オーバーフロー状態が解消する。
【0018】発射操作ハンドル35は1列に整列してい
るパチンコ玉のうち、発射位置にあるものを1個ずつ遊
技盤13前面の遊技領域内に弾発させる発射装置の操作
を行うものである。発射操作ハンドル35は、その外周
全体にわたって金属製の薄い膜でコーティング処理され
ており、これにより遊技者がハンドルを握った状態を金
属の導電性によって検知できるように、タッチセンサ
(図示略)が設けられている。また、発射操作ハンドル
35の図中左側方には発射操作スイッチ(飛距離調整用
の可変抵抗)35aが配置されており、発射操作スイッ
チ35aの操作により発射の強弱(例えば、玉の飛距
離)を調整可能になっている。
【0019】発射強弱レベルLED(飛距離表示部)3
6は発射操作スイッチ35aの操作によって可変された
発射強弱レベル(玉の飛距離)を表示するもので、例え
ばLEDの点灯個数で発射強弱レベルが分かるようにな
っている。単発スイッチ37は発射操作ハンドル35の
操作にかかわらず一時的に玉の発射を停止するためのも
ので、例えば玉を単発的に発射するようなときに用いら
れる。
【0020】パチンコ機1の前面枠11の上部には役物
装置の大当り時に点灯する大当り表示器41が設けられ
ている。金枠12は前面枠11に開閉可能に支持され、
通常は施錠孔51にキーを挿入して操作することにより
施錠装置によって前面枠11に対して施錠されている。
金枠12を開く場合には、施錠孔51に所定のキーを挿
入して回動操作することにより、施錠装置のロック状態
が解除されてオープンする。
【0021】遊技盤13は、例えば木製のベニアからな
り、その前面側が遊技領域になっている。遊技領域は任
意の構成をとり得ることができ、例えばいわゆる第1種
に属するもの、第2種に属するもの、あるいは第3種に
属するものなどがあり、パチンコ遊技を行うものであれ
ば、本発明の適用対象になり得る。本実施例では第2種
に属するものを採用している。
【0022】すなわち、遊技領域の周囲には弾発された
玉を遊技盤13面の上方部まで案内するレール61が配
置されており、レール61内側のほぼ中央部にはセンタ
ー役物装置(変動入賞装置)62が、該センター役物装
置62の下方にはチューリップタイプの普通電動始動口
63が、該普通電動始動口63の左右上方にはそれぞれ
普通図柄ゲート64、65が配置されている。
【0023】センター役物装置62は、直立状に起立し
て流下してきた玉が内部に流入することを阻止する遊技
者にとって不利な第1状態(閉状態)と、上端を外側に
倒して流下してきた玉を受け止めて内部に玉を流入させ
る遊技者にとって有利な第2状態(開状態)とに変換可
能な一対の可動片(可動部材)66a、66bを有し、
可動片66a、66bによって受け入れた玉が流入する
一般入賞口と特別入賞口(いわゆるV入賞口:継続入賞
口)とが配設されている。
【0024】普通電動始動口63へ玉が入賞すると、セ
ンター役物装置62の可動片66a、66bが玉を受入
れ易い第2状態(開状態)になり、このときセンター役
物装置62の特別入賞口に入賞した場合(V入賞した場
合)には、特別態様遊技状態(大当り状態)に移行す
る。この特別態様遊技状態では、可動片が最大18回の
開閉動作を行うとともに、これを1サイクルとしてV入
賞を条件に、例えば最大15サイクルだけ特別態様遊技
を繰り返すことを可能にしている。したがって、遊技者
は多くの出玉を得て、より高い利益を享受することがで
きるようになっている。
【0025】普通図柄ゲート64、65は玉が1個分だ
け通過可能なゲートを有し、玉がゲートを通過すると、
普通電動始動口63に配置された普通図柄表示器63a
の図柄(例えば、数字)を変化させ、この数字が特定の
値(例えば、「7」)になると、普通電動始動口63の
チューリップを電動動作させて一定時間だけ開くように
なっている。普通電動始動口63は通常はチューリップ
を閉じているが、上記のように一定条件下でチューリッ
プを開くように構成されている。また、詳細を後述する
ように確率設定器75によってチューリップを開く確率
が変動するようになっている。
【0026】センター役物装置62の両側でレール61
の内側に沿った部分には、装飾用のサイドランプ67、
68が配置されており、サイドランプ67、68は、例
えば可動片66a、66bが開くときに点滅する他、大
当り中などには遊技者の意欲を盛り上げるように点滅す
る。さらに、遊技領域内の適宜位置には風車と呼ばれる
打球方向変換部材(図示略)が回転自在に複数設置され
るとともに、障害釘(図示略)が多数植設されている。
また、遊技領域の中央下部にはアウト玉回収口69が形
成されている。
【0027】『確率制御の内容』ここで、本実施例のパ
チンコ機1は、いわゆるニューロパチンコ普電制御と称
される制御を行っており、これは普通電動始動口63の
電動チューリップへの入賞確率(以下、適宜単に普電入
賞確率という)を以下のように変動制御しているからで
ある。
【0028】(I)通常時 玉の発射100個に対して、3個の始動入賞があるよう
に、普通電動始動口63の入賞確率を制御する。詳しく
は、当り確率1/3と、1/30の乱数を使い分けて入
賞率を制御する。 (II)高確率時 普通電動始動口63の入賞確率を1/3に制御する。し
たがって、玉の発射3個に対して、1個の始動入賞があ
ることになり、遊技者は極めて有利な状態になって遊技
が面白くなる。
【0029】A.普電入賞確率が変動する条件 センター役物装置62の大当り終了後、所定の確率設定
器(図示略)によって設定された後述の6段階の確率値
のうちの1つを用いて高確率になるかどうかを決定す
る。また、高確率中、次の大当りが発生すると、通常の
確率に戻る。なお、大当り中は通常の確率を採用する。
【0030】B.確率設定値 普電入賞確率が高確率に変動する確率値には、以下の6
段階がある。 [6]……17/32 [5]……13/32 [4]……10/32 [3]……7/32 [2]……5/32 [1]……3/32
【0031】上記の6段階の変動確率値は確率設定器に
より、例えばホールの開店前に係員によって予め変更・
設定(すなわち、6段階のうちの1つが設定)される。
この確率設定は重要であることから密閉のために、施錠
装置が設けられ、ホールの係員がキー挿入口に所定のキ
ーを差し込むことより、確率の設定が行われる。したが
って、簡単に外部から遊技者が触れることがなく、しか
も確率の値を外部から見ることができない構造になって
いる。
【0032】発射レールへの玉の侵入阻止部材配置構造 次に、本発明を適用した発射レールへの玉の侵入阻止部
材配置構造について説明する。図2はパチンコ機1の発
射レール付近の拡大斜視図である。図2において、71
はパチンコ機1の前面枠11と一体成形されたフレーム
ボードであり、フレームボード71は合成樹脂製で、所
定の色彩(例えば、白)が施されている。フレームボー
ド71は遊技盤13下方の前面表示パネル14に対応す
る位置(すなわち、前面表示パネル14の内側)に配置
されている。
【0033】フレームボード71には主要なものとして
発射レール72、侵入阻止部材73およびファールセン
サ74が設けられている。発射レール72は金属製で、
M字状の断面を有し、図中右下がりに傾斜している。発
射レール72の傾斜下端部は玉の発射位置になってお
り、この発射位置にある玉に対して発射杵が発射杵開口
部72Aから臨むことができるようになっている。そし
て、発射位置にある玉は発射装置の発射杵によって弾発
されるようになっている。なお、発射装置としてはロー
タリソレノイドタイプのものが使用され、ロータリソレ
ノイドによって発射杵(図示略)が発射杵開口部72A
から突出して発射位置にある玉を弾発する。
【0034】発射レール72の上方には侵入阻止部材7
3が配置されており、侵入阻止部材73は発射レール7
2に沿ってその上方を覆うように設けられるとともに、
右下がりに傾斜し、その右側端部は上下方向にほぼ直角
に交わる玉集合部73Aとなっている。また、玉集合部
73Aの上方には玉返し部73Bが設けられ、玉返し部
73Bも侵入阻止部材73としての機能を有し、その一
部を構成している。
【0035】81はフレームボード71に形成された玉
流路であり、玉流路81はフレームボード71の一部を
パチンコ機1の後面側に突出させた通路(前面側から見
ると、凹部となる)として形成されている。玉流路81
は玉がほぼ1個通過可能な断面を有し、その一端側開口
81Aは玉集合部73Aの部分に臨み、他端側開口81
Bは発射レール72よりも下方に位置している。玉流路
81の他端側開口81Bが臨むフレームボード71の部
分(以下、フレームボード底部71Bという)は、左下
がりに傾斜しており、他端側開口81Bから排出された
玉は、このフレームボード底部71Bを通って玉を下皿
(玉供給皿)32に導く下皿排出口82に自重で移動可
能なようになっている。
【0036】83はファール戻り口であり、ファール戻
り口83はフレームボード71と一体成形された部材に
よって形成され、発射装置によって弾発された玉が遊技
領域に達せずにファール玉として戻ってきたものを、発
射レール72の前で回収するための開口部であり、この
ファール戻り口83によって回収された玉はファールセ
ンサ74により検出される。ファールセンサ74は、例
えばフォトセンサからなり、ファール戻り口83を通過
するファール玉を検出する。
【0037】図3は発射レール72の取り付け構造を示
す図である。図3において、73Fは侵入阻止部材73
および玉集合部73Aを含む侵入阻止部材本体であり、
侵入阻止部材本体73Fはビス穴91、92にビス(図
示略)をそれぞれ通してフレームボード71に形成され
たビス挿入穴93、94にそれぞれ捩じ込むことによ
り、フレームボード71に固定される。なお、図3で
は、玉流路81がフレームボード71に形成された凹部
として理解可能なように描かれている。すなわち、玉流
路81の一部を侵入阻止部材本体73Fで覆うことによ
り、玉流路81の一端側開口81Aおよび他端側開口8
1Bが形成される。
【0038】侵入阻止部材本体73Fには円柱状のボス
95が設けられており、発射レール72はビス穴96に
ビス(図示略)を通してボス95に捩じ込むことによ
り、侵入阻止部材本体73Fに固定される。したがっ
て、侵入阻止部材本体73Fは発射レール取り付け基板
としての機能を有している。なお、発射レール72の他
端側(図3では集略)も同様にビスによって侵入阻止部
材本体73Fに固定される。
【0039】以上の構成において、本実施例では、例え
ば金枠(ガラス枠)12の開放時などに遊技盤13に残
った玉が下方に落下した場合、発射レール73の上方に
侵入阻止部材73が配置されているため、落下玉が侵入
阻止部材73によって捕獲されて発射レール73に乗る
ことが避けられる。したがって、発射レール72に落下
玉が乗らないから、落下玉と発射位置にある玉とが同時
に発射レール72に複数個存在するという事態を避ける
ことができ、発射ファールを防止することができる。そ
の結果、遊技をスムーズに実行することができるととも
に、発射装置の故障を避けることができる。
【0040】また、侵入阻止部材73によって捕獲され
た落下玉は、傾斜した侵入阻止部材73上を移動し、玉
集合部73Aの部分にたどり着く。なお、落下玉は玉返
し部73Bによっても捕獲される。玉集合部73Aの部
分にたどり着いた玉Tは、図4に矢印で示すように、玉
流路81の一端側開口81Aに流入して玉流路81を通
り、発射レール72の下方に位置する他端側開口81B
から排出され、さらにフレームボード底部71B上を移
動して下皿排出口82から玉供給皿(下皿)32に導か
れる。
【0041】このように、侵入阻止部材73によって捕
獲された落下玉を玉流路81を通してスームズに玉供給
皿32に移動させることができるため、侵入阻止部材7
3上に玉が残ることがないという効果がある。
【0042】なお、侵入阻止部材73の形状、位置は上
記実施例に限定されず、発射レール73への落下玉の侵
入を阻止可能な構成であればよく、落下玉の状況を考慮
して、最も適切な形状、位置に定めればよい。
【0043】また、発射装置は上記実施例のタイプに限
定されず、遊技機の機種にかかわらず、本発明の目的の
範囲内でどのようなタイプでもよい。
【0044】さらに、本発明に係わる遊技機は一部クレ
ジット方式のパチンコ機に適用する例に限らず、他の全
てのパチンコ機にも適用することができる。また、発射
レールの上方のみならず、発射レール自体の一部の側方
も覆うようにしてもよい。なお、いわゆる玉貸機が併設
されたパチンコ機や、パッキーカードを読み込むカード
リーダライタを内蔵したパチンコ機にも適用できる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、発射レールの上方に侵
入阻止部材を配置し、この侵入阻止部材によって落下玉
が発射レールに侵入することを阻止しているので、例え
ば金枠開放時などに遊技盤に残った玉が下方に落下して
も、侵入阻止部材によって発射レールへの侵入が阻止さ
れ、発射レールに玉が乗ることを防止することができ
る。 したがって、発射レールに落下玉が乗らないか
ら、落下玉と発射位置にある玉とが同時に発射レールに
複数個存在するという事態を避けることができ、発射フ
ァールを防止することができる。その結果、遊技をスム
ーズに実行することができるとともに、発射装置の故障
を避けることができる。
【0046】また、請求項2記載の発明によれば、侵入
阻止部材によって捕獲した落下玉を玉流路を通して発射
レールの下方から排出しているので、侵入阻止部材上に
玉が残ることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機の一実施例の構成を示
す斜視図である。
【図2】同実施例の発射レール付近の拡大斜視図であ
る。
【図3】同実施例の発射レールの取り付け構造を示す図
である。
【図4】同実施例の落下玉の移動を説明する図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 11 前面枠 13 遊技盤 15 前面操作パネル 22 クレジット数表示器 23 精算ボタン 34 オーバーフローランプ 35 発射操作ハンドル 62 センター役物装置 63 普通電動始動口 71 フレームボード 72 発射レール 73 侵入阻止部材 74 ファールセンサ 81 玉流路 82 下皿排出口 83 ファール戻り口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発射レールにある玉を発射装置によって
    弾発し、遊技領域に向けて発射する遊技機において、 前記発射レールの上方を含む一定範囲に、落下玉の侵入
    を阻止する侵入阻止部材を設けたことを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記侵入阻止部材は、一方向に傾斜し
    て、玉を一箇所に集合可能であるとともに、 前記発射レールの裏側に、玉流路を設け、 該玉流路の一端は、一箇所に集合させた玉を臨む位置に
    開口し、他端は発射レールよりも下方に開口し、 侵入阻止部材によって一箇所に集合させた玉を、玉流路
    を通して発射レールの下方に排出するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の遊技機。
JP22344592A 1992-07-30 1992-07-30 遊技機 Pending JPH0647135A (ja)

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JP22344592A JPH0647135A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 遊技機

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JP22344592A JPH0647135A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 遊技機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170117495A (ko) 2015-03-18 2017-10-23 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 프레스 성형 방법 및 프레스 성형 금형
KR20170139646A (ko) 2015-06-02 2017-12-19 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 프레스 성형 방법 및 프레스 성형 금형

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