JPH0646613B2 - 三相負荷時タツプ切換器 - Google Patents

三相負荷時タツプ切換器

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JPH0646613B2
JPH0646613B2 JP19491285A JP19491285A JPH0646613B2 JP H0646613 B2 JPH0646613 B2 JP H0646613B2 JP 19491285 A JP19491285 A JP 19491285A JP 19491285 A JP19491285 A JP 19491285A JP H0646613 B2 JPH0646613 B2 JP H0646613B2
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JP
Japan
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valve
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tap
phase
auxiliary
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JP19491285A
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JPS6255915A (ja
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敬二郎 曽我部
健一郎 福元
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication of JPH0646613B2 publication Critical patent/JPH0646613B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、真空バルブを使用した負荷時タップ切換器に
関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
真空バルブはしゃ断性能が優れていること、接点寿命が
長いこと、真空容器中でアークを消孤するため油を汚損
することがないと云った利点があるため、近年負荷時タ
ップ切換器に使用されて来ている。特にガス絶縁の変圧
器には、従来の油中でアークを消孤する方式の負荷時タ
ップ切換器は不適当なため、真空バルブを使用した負荷
時タップ切換器が使用される。
しかし真空バルブに於ては、しゃ断性能が優れている反
面、真空不良といった原因でしゃ断性能が低下すると、
アークを消孤出来なくなることが知られている。特に主
接点用バルブのしゃ断能力が低下してアークが長びくと
タップ間短絡に発展する。この問題を解決する手段とし
て第2図に示すように主接点用バルブHA,HBに直列
に補助接点KA,KBを設け、第3図に示すシーケンス
で動作させることにより、主接点用バルブHA,HBに
アーク延長を生じた場合には補助接点KA,KBが主接
点用バルブHA,HBに続いて抵抗接点用バルブWA,
WBが開く以前に開極し発孤する。
さらに切換が進むと抵抗接点用バルブWA,WBが開き
電流をしゃ断することにより補助接点KA,KBのアー
クも消孤し切換を完了するが、補助接点近傍に設けた光
検出素子DA,DBにより補助接点KA,KBが発孤し
たことを検出し主接点用バルブHA,HBの異常を知
り、変圧器を停止し負荷時タップ切換器を点検し真空バ
ルブの交換などを行いタップ間短絡に到ることを防止す
る方法が提案されている。
しかしこの方法では各相に常時の通電能力がある補助接
点KA,KBを設け、また光検出素子も同数必要となる
上、補助接点KA,KBを駆動する機構も複雑となり、
かつ大形化して高価なものになる欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、主接点用バルブのしゃ断能力低下によ
るアーク延長を簡単な構成で検出し、前述のタップ間短
絡を防止すると共に経済的な負荷時タップ切換器を提供
することにある。
〔発明の概要〕
本発明による三相負荷時タップ切換器は、三相変圧器の
各相タップ巻線の偶数タップおよび奇数タップをそれぞ
れ選択的に切替える一対のタップ選択器可動接点と、こ
の各対のタップ選択器可動接点に直列に接続された抵抗
接点用バルブおよび主接点バルブと、各対の抵抗接点用
バルブおよび主接点バルブの中間点に一端が接続され他
端が中性点に接続される2個の限流抵抗とを有し、前記
各対の主接点バルブの対応する自由端は相互に接続され
るとともに、一つの相のみの主接点バルブの自由端と前
記限流抵抗の中性点接続側との間にそれぞれ補助接点を
接続し、さらにこの各補助接点に対向位置されてその補
助接点の発弧が予定時間以上を継続したことを検出する
と警報指令を発する発弧検出装置とから構成したことを
特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明を第1図に示す実施例について説明する。第
1図に於てWT(U,V,W)は複数のタップを有する
三相器用の各相巻線の一部、T1,T2は各巻線に於ける
タップ、1,2はタップ選択器の可動接点、HA,H
B,WA,WBは真空バルブ、RA,RBは限流抵抗、
KA,KBは補助接点、NPは負荷時タップ切換器の中
性点であり、各々のタップ選択器可動接点1と抵抗接点
用バルブWA、主接点用バルブHAを直列に接続し、主
接点用バルブHAに並列になるように抵抗接点用バルブ
WAに直列に限流抵抗RAを接続し、各組の主接点用バ
ルブの抵抗接点用バルブに接続される側の反対側は一括
接続され、補助接点KAを介してNPに接続され、限流
抵抗の抵抗接点用バルブに接続される側の反対側は直接
Pに接続されている。
また各々のタップ選択器可動接点2と抵抗接点用バルブ
WB、主接点用バルブHBを直列に接続し、主接点バル
ブHBと並列となるように抵抗接点用バルブWBに直列
に限流抵抗RBを接続し、各組の主接点用バルブの抵抗
接点用バルブに接続される側の反対側は一括接続され、
補助接点KBを介してNPに接続される。
また、DA,DBは光検出素子であり、それぞれ補助接
点KA,KB近傍に設置されており、補助接点KAまた
はKBに於て発孤があった場合には図示しない信号線に
より外部へ信号を伝達する。
次に本発明による負荷時タップ切換器の動作、作用を説
明する。本発明による負荷時タップ切換器の切換は第3
図のシーケンスで行なわれる。すなわちタップT1から
2に切換える場合について説明すると、真空バルブの
しゃ断能力が正常な場合は、先ず、3相の主接点バルブ
HAが開極してアークを消孤すると、負荷電流ILは抵
抗接点用バルブWAから限流抵抗RAを介して中性点N
Pへ流れるようになる。次いで3相の抵抗接点用バルブ
WBが閉極すると、各相の負荷電流はバルブWAから限
流抵抗RAを介して中性点NPへと、バルブWBから限
流抵抗RBを介して中性点NPへと2分流され同時にス
テップ電圧USと限流抵抗RA,RBの値によって決ま
る横流がWA−RA−RB−WBの経路で流れる。
この状態で補助接点KAが開き、接点KBが閉じるが、
主接点用バルブHAは開極しており、既に消孤している
ためKAに電流は流れておらず、発孤することはなく、
又、HBが開いているためKBが閉じても電流が流れる
ことはない。次いでバルブWAが開き前述の負荷電流と
横流の合計をしゃ断し、負荷電流はバルブWB−抵抗R
Aに移って横流は流れなくなる。そして最後にバルブH
Bが閉じて負荷電流を流すようになり、切換を完了す
る。
次に主接点用バルブHAのしゃ断能力が低下しアークが
長びいている場合は、例えば相巻線WT(W)のバルブH
Aのしゃ断能力が低下している場合は、巻線WT(U,
V)の相は前述と同じであるが、相巻線WT(W)相では
バルブHAのアークが続いているため、限流抵抗へ負荷
電流は移らずさらにバルブWBが閉極すると負荷電流と
ステップ電圧と限流抵抗RBによって決まる横流がバル
ブHAを介し流れつづける。この状態で補助接点KAが
開くと接点KAが発孤する。次いで負荷電流はバルブW
B−限流抵抗RBへ移り最後にバルブHBが閉極して切
換を完了する。
ここで補助接点KAは特にしゃ断能力をもたせてないた
めバルブWAが負荷電流と横流をしゃ断するまでアーク
を出しつづけるため、このアーク光を前記検出器DAに
より検出する。ここで3相のバルブHA,HBは前述の
通り一旦一括されて補助接点KA,KBに接続されてい
るため、接点KA,KBは常時は電流を流す必要がない
ため通電能力のいらない簡単な構造でよい。
以上の説明はガス絶縁の三相用負荷時タップ切換器につ
いて行ったが油中式の真空バルブ利用負荷時タップ切換
器に於ても同様な効果があり、また負荷時タップ切換器
の切換開閉器の2セクター以上のものについても同様な
効果が期待出来る。
〔発明の効果〕
以上のように各相の閉極側、開極側主接点用バルブH
A,HBをそれぞれ中性点NP側で一括接続し、各相が
共用出来る一組の補助接点KA,KBを直列に設け、主
接点用バルブHA,HBのしゃ断能力低下によりアーク
が長びいた場合には、補助接点KA,KBでアークを発
生させ、アーク発生を光検出素子DA,DBにより検出
することでタップ間短絡を防ぐことが出来、かつ従来の
ものより補助接点KA,KBの個数が少ない上に常時の
通電能力を必要としないことから経済的な負荷時タップ
切換器を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す負荷時タップ切換器の回
路図、第2図は従来の負荷時タップ切換器の回路図、第
3図は第1図,第2図で示す負荷時タップ切換器の真空
バルブと補助接点の動作シーケンス図である。 WT(U,V,W)…変圧器巻線 T1,T2…タップ 1,2…タップ選択器の可動接点 HA,HB…主接点用真空バルブ WA,WB…抵抗接点用真空バルブ RA,RB…限流抵抗 KA,KB…補助接点 DA,DB…光検出素子 NP…中性点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三相変圧器の各相タップ巻線の偶数タップ
    および奇数タップをそれぞれ選択的に切替える一対のタ
    ップ選択器可動接点と、この各対のタップ選択器可動接
    点に直列に接続された抵抗接点用バルブおよび主接点バ
    ルブと、各対の抵抗接点用バルブおよび主接点バルブの
    中間点に一端が接続され他端が中性点に接続される2個
    の限流抵抗とを有し、前記各対の主接点バルブの対応す
    る自由端は相互に接続されるとともに、一つの相のみの
    主接点バルブの自由端と前記限流抵抗の中性点接続側と
    の間にそれぞれ補助接点を接続し、さらにこの各補助接
    点に対向位置されてその補助接点の発孤を検出すると警
    報指令を発する発弧検出装置とから構成したことを特徴
    とする三相負荷時タップ切換器。
JP19491285A 1985-09-05 1985-09-05 三相負荷時タツプ切換器 Expired - Lifetime JPH0646613B2 (ja)

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JPS6255915A JPS6255915A (ja) 1987-03-11
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