JPH0646432Y2 - 給茶装置 - Google Patents

給茶装置

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JPH0646432Y2
JPH0646432Y2 JP1989010569U JP1056989U JPH0646432Y2 JP H0646432 Y2 JPH0646432 Y2 JP H0646432Y2 JP 1989010569 U JP1989010569 U JP 1989010569U JP 1056989 U JP1056989 U JP 1056989U JP H0646432 Y2 JPH0646432 Y2 JP H0646432Y2
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JP
Japan
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tea
hot water
storage tank
water storage
hot
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JP1989010569U
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JPH02102123U (ja
Inventor
三郎 瀧川
Original Assignee
三郎 瀧川
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、お茶のサービス所に配置される給茶装置に
関するものである。
〔従来の技術〕 一般に、国民体育大会等の会場や植樹祭の会場等、多数
の人が集まる会場においては、お茶の無料サービス場が
配置されている。
上記サービス所は、屋外に特設されるため、普通、お茶
を充填したやかんやポットを設置してセルフサービスに
より自由に飲料し得るようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、やかんやポット等の容器を用いるサービス所
では、会場に訪れる人の数を予想してそれに見合う数の
容器を設置する必要があるため、大きな会場では多数の
容器を必要とし、しかも、容器内のお茶の有無を絶えず
監視し、空あるいは少量になるとその都度補給する必要
があるため、数人の管理者を必要とする不都合がある。
一般に、熱茶は、茶の葉を入れた容器内に熱湯を注ぐこ
とによって簡単に形成することができるが、冷茶の場合
は、熱茶を冷却する必要があるため、非常に手間がかか
る。このため、お茶のサービス所では、普通、熱茶のみ
を提供するようにしており、夏の暑い時期には利用者が
少なく、サービス所としての利用価値が損なわれるとい
う不都合もある。
そこで、この考案は上記の不都合を解消し、熱茶および
冷茶の2種類のお茶を提供することができる管理の容易
な小型の給茶装置を提供することを技術的課題としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案においては、プ
ロパンガスを燃料とする給湯器と、その給湯器から排出
される熱湯を貯溜する貯湯槽とを備え、上記貯湯槽の内
部に多孔性の茶こしを組込み、上記貯湯槽の下部に少な
くとも2本のお茶取出し管を接続し、一方の取出し管の
先端に熱茶取出し用の開閉栓を取付け、他方の取出し管
を上記貯湯槽の下方に設けられ、内部に冷却媒体が供給
される冷却槽内に配管し、上記冷却槽内から槽外に取り
出された他方取出し管の先端に冷茶取出し用の開閉栓を
取付けた構成を採用したのである。
〔作用〕
上記のように構成すれば、茶こし内に茶の葉を入れ、熱
湯を注ぐことにより貯湯槽内にお茶を形成することがで
きるため、熱茶取出し用の開閉栓の開放によって、貯湯
槽内の熱茶を取り出すことができる。また、貯湯槽内の
熱茶は、冷却槽内に配管された取出し管内に流れ、その
冷却槽内に供給された冷却媒体と熱交換されて冷却され
るため、冷茶取出し用の開閉栓を開放することにより、
冷茶を取出すことができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
図示のように、貯湯槽1は開閉自在の蓋体2を上部に有
し、その蓋体2に形成した供給口3はキャップ4によっ
て開閉される。
上記供給口3上には、プロパンガスを燃料とする貯湯式
給湯器(湯沸し器)5の出湯管6が配置されている。出
湯管6には、バルブ7が取付けられ、そのバルブ7の開
放によって、出湯管6から供給口3を通して貯湯槽1内
に熱湯が供給される。
上記貯湯槽1内には、網体等から形成された多孔性の茶
こし8組込まれ、その茶こし8の上部周縁に設けたフラ
ンジ9が貯湯槽1の開口部周縁で支持されている。
なお、貯湯槽1は、その内部に所要量のお茶を貯えてお
くため、保温材で形成するのが好しい。
上記貯湯槽1の底部には2本のお茶取出し管10、11が接
続され、一方のお茶取出し管10は、貯湯槽1を支持する
カバー12の内部に配管され、そのカバー12の前板13に取
付けた熱茶取出し用の開閉栓14に接続されている。
また、他方のお茶取出し管11は、上記カバー12の内側に
設けた冷却槽15内に配管され、その冷却槽15から槽外に
取り出された先端は、カバー12の前板13に取付けた冷茶
取出し用の開閉栓16に接続されている。
上記冷却槽15内の下部には、冷却水噴射管17が配置さ
れ、その噴射管17に接続した冷却水供給管18から噴射管
17内に冷却媒体としての冷却水を供給すると、その冷却
水は、噴射管17に形成した複数のノズル19から斜め下方
に向けて噴射される。
上記冷却水の噴射によって、冷却槽15内に冷却水が貯溜
される。その冷却水の水位を一定に保つため、冷却槽15
の上部にオーバーフロー用の孔20を設けてある。
また、冷却槽15内には、温度センサ21が設けられ、冷却
水の温度が上記温度センサ21の設定温度を越えると、前
記冷却水供給管18に取付けた電磁弁22が開放され、ま
た、設定温度以下になると、電磁弁22は閉鎖される。
図中23は、冷却槽15内の冷却水を排出する排水管を示
す。
いま、茶こし8内にお茶の葉を入れ、給湯器5の出湯管
6から貯湯槽1内に熱湯を供給することにより、貯湯槽
1内に熱茶が貯えられる。このため、熱茶取出し用の開
閉栓14を開放することにより、その開閉栓14より熱茶を
取出すことができる。
また、貯湯槽1内の熱茶は、他方取出し管11に流れ、そ
の管内の熱茶は、冷却槽15内の冷却水と熱交換されて冷
却される。このため、冷茶取出し用の開閉栓16を開放す
ることにより、開閉栓16から冷茶を取り出すことができ
る。
なお、他方取出し管11内の熱茶は、上記のように、冷却
水との熱交換によって冷却させるため、上記取出し管11
の冷却槽15内に配管された部分の管路を長くして熱交換
率を高めるのが好ましく、実施例の場合は、取出し管11
をジグザグに屈曲した構成としてある。その取出し管11
にフィンを取付けると、熱交換率をさらに高めることが
できるため、フィンを取付けるのがよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案においては、お茶が貯えられる
貯湯槽に2本の取出し管を接続し、その一方の取出し管
を冷却槽内に充填した冷却媒体との接触により冷却させ
るようにしたので、1台の装置によって熱茶および冷茶
の2種類のお茶を提供することができる。
また、プロパンガスを燃料とする給湯器と、冷却媒体が
供給される冷却槽とを用いたので、電気設備のない場所
において熱茶および冷茶を形成することができる。
さらに、給湯器において多量の熱湯を連続して形成する
ことができるため、短時間に多量のお茶を形成すること
ができ、多数の人が集まる所での湯茶接待に充分対応す
ることができる。
その他、貯湯槽の下方に冷却槽を配置したコンパクトな
構成であるため、設置に大きなスペースを必要とせず、
任意の場所に簡単に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る給茶装置の一実施例を示す縦
断正面図、第2図は同上の縦断側面図、第3図は第1図
のIII-III線に沿った断面図である。 1……貯湯槽、8……茶こし、 10、11……取出し管、 14……開閉栓、15……冷却槽、 16……開閉栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロパンガスを燃料とする給湯器と、その
    給湯器から排水される熱湯を貯溜する貯湯槽とを備え、
    上記貯湯槽の内部に多孔性の茶こしを組込み、上記貯湯
    槽の下部に少なくとも2本のお茶取出し管を接続し、一
    方の取出し管の先端に熱茶取出し用の開閉栓を取付け、
    他方の取出し管を上記貯湯槽の下方に設けられ、内部に
    冷却媒体が供給される冷却槽内に配管し、上記冷却槽内
    から槽外に取り出された他方の取出し管の先端に冷茶取
    出し用の開閉栓を取付けた給茶装置。
JP1989010569U 1989-01-30 1989-01-30 給茶装置 Expired - Lifetime JPH0646432Y2 (ja)

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JP1989010569U JPH0646432Y2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 給茶装置

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JPH02102123U JPH02102123U (ja) 1990-08-14
JPH0646432Y2 true JPH0646432Y2 (ja) 1994-11-30

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ID=31218348

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837267A (ja) * 1971-09-13 1973-06-01
JPS5256212U (ja) * 1975-10-22 1977-04-22

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JPH02102123U (ja) 1990-08-14

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