JPH0646416A - テレビ電話装置 - Google Patents

テレビ電話装置

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JPH0646416A
JPH0646416A JP4216432A JP21643292A JPH0646416A JP H0646416 A JPH0646416 A JP H0646416A JP 4216432 A JP4216432 A JP 4216432A JP 21643292 A JP21643292 A JP 21643292A JP H0646416 A JPH0646416 A JP H0646416A
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JP4216432A
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Hideaki Morita
英明 森田
Hiroshi Mori
博史 森
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A W NEW HARD KK
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声回線を切断することなく、最初に音声回
線の接続要求があった送信側との通信を行うことができ
るテレビ電話装置を提供する。 【構成】 例えば、「送信側」Bからの音声コールがあ
った場合には「送信側」Bの電話番号Bを識別符号とし
て記憶し音声回線を接続する(ステップ2)。その後、
データコールがあれば(ステップ3;Y)、そのデータ
コールによって送信される電話番号(識別符号)と、ス
テップ2で格納た電話番号Bとが一致しているか否かを
判断し、一致していなければ(ステップ5;N)そのデ
ータ回線を切断し、再びデータコールを待つ。一方、両
識別符号が一致していれば(ステップ;Y)、データ回
線の接続を完了する(ステップ7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ電話装置に係り、
詳細には、音声回線の接続後は、自己が受信を望む「送
信側」とのみデータ回線接続を可能とするようにしたテ
レビ電話装置におけるデータ送受信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDN(サービス総合ディジタル通信
網)の普及に伴い、ISDNを利用したテレビ電話装置
の開発が行われている。このテレビ電話装置は、音声の
みの通信を行う従来の電話に加えて、通話者の自画像や
資料等の画像をも併せて通信できるようにしたものであ
る。このようなテレビ電話装置では、ハンドセットから
入力した音声を符号化すると共に、CCD(Charge cou
pled device )等を備えたカメラで撮像した話者の画像
を圧縮符号化し、両者をISDN通信制御部を介してI
SDN回線から送信するようにしている。一方、「送信
側」B話者からの音声と画像も、符号化されて送信され
てくるため、これらを復号化してハンドセットから音声
を出力すると共に、復号化された画像をディスプレイに
出力するようになっている。
【0003】ここで、ISDN回線を使用してテレビ電
話装置から音声および画像データを送信する場合には、
先ず「送信側」Bとの音声回線の接続を行い、その後、
チャネルの異なるデータ回線を接続を行っている。しか
し、複数のテレビ電話装置からほぼ同時に発呼されたよ
うな場合には、音声回線とデータ回線の各チャネルが独
立に扱われているため、発呼のタイミングによっては次
のような不都合が発生する場合がある。すなわち、図4
に示すように、「送信側」Bから「受信側」Aに対して
音声回線の接続要求(音声コール)がされると(ステッ
プ501)、所定の処理を経て「受信側」Aと「送信
側」Bとの音声回線の接続を行う(ステップ502)。
この音声回線の接続完了により、「受信側」Aと「送信
側」Bとの音声通信可能となる。そして、本来なら、音
声回線を接続した「送信側」Bから「受信側」Aに対し
てデータ回線の接続要求(データコール)があるはずで
ある。
【0004】しかし、その「送信側」Bからデータコー
ルが発せられる以前に、「第三者」Cから「受信側」A
に対してデータコールが発せられることがある(ステッ
プ503)。このような場合、「受信側」Aのテレビ電
話装置では、この「第三者」Cのデータコールを受信
し、「受信側」Aと「第三者」Cとのデータ回線の接続
を完了してしまう(ステップ504)。その後に、音声
回線を接続した「送信側」Bからデータコールがあって
も(ステップ505)、既にデータ回線は「第三者」C
との間で使用中であるため、データ回線の接続をするこ
とができない(ステップ506)。このように、複数の
テレビ電話装置からの発呼タイミングによっては、音声
回線を接続する相手と、データ回線を接続する相手が異
なってしまう可能性があった。
【0005】このような問題を解決し、同一の発呼者と
の間でのみ音声回線、データ回線を接続するようにした
テレビ電話装置が提案されている(特開平4−1097
46号公報)。すなわち、音声情報と画像情報の両チャ
ネル(回線)に含まれる発信元のアドレスを比較し、音
声と画像のそれぞれの発信元アドレスが一致した場合に
のみ、単一の発信元と判断して音声チャネルと画像チャ
ネルの双方の回線接続処理を行う。一方、各発信元アド
レスが一致していない場合には、発信元が異なるものと
判断して、両チャネルに対する回線切断の処理を行って
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平4−1
09746号公報で提案されたテレビ電話装置では、音
声と画像の発信元アドレスが一致しない場合は、両チャ
ネルに対する回線を一律に切断している。このため、図
4に示すタイミングで発呼があった場合に、最初に音声
コールを行った「送信側」Bとの間で完了した音声回線
の接続まで接断されてしまい、音声回線の接続が無駄に
なっていた。また、「送信側」Bが「受信側」Aとの通
信を行うためには、再び発呼および音声、画像の回線接
続処理を行わなければならなかった。
【0007】そこで、本発明は、音声回線を切断するこ
となく、最初に音声回線の接続要求があった送信側との
通信を行うことができるテレビ電話装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のテレビ電
話装置では、ISDN回線に接続され、音声回線を接続
した後にデータ回線を接続して音声と画像データの送受
信を行うテレビ電話装置であって、音声回線接続時に発
呼側から送信される識別符号を受信してこれを記憶する
識別符号記憶手段と、データ回線接続時に発呼側から送
信される識別符号を受信し、この識別符号と前記識別符
号記憶手段に記憶された識別符号とを比較する比較手段
と、この比較手段の比較により両識別符号が異なる場合
に接続したデータ回線のみを切断するデータ回線切断手
段とを、テレビ電話装置に具備させて前記目的を達成す
る。請求項2記載の発明では、請求項1記載のテレビ電
話装置において、音声回線接続の後、一定時間内に前記
識別符号記憶手段に記憶した識別符号と同一識別符号に
よるデータ回線接続要求がない場合には、データ回線を
閉鎖するデータ回線閉鎖手段を具備させて、前記目的を
達成する。
【0009】
【作用】請求項1記載のテレビ電話装置では、音声回線
の接続時に相手側のテレビ電話装置から送信される識別
符号、例えば発呼者側の電話番号を識別符号記憶手段に
記憶しておく。そして、引き続きデータ回線の接続要求
があると、その時に送信される識別符号を受信して、こ
の識別符号と識別符号記憶手段に記憶された識別符号と
を比較する。両者が一致する場合には、そのまま音声回
線とデータ回線の接続を完了して、音声と画像データの
送受信が可能となる。一方、両者が一致しない場合には
データ回線のみを切断し、同一識別符号のデータ回線接
続要求を待つ。請求項2記載のテレビ電話装置では、音
声回線接続後、一定時間内に同一識別符号のデータ回線
接続が行われない場合に、データ回線を閉鎖する。これ
によって、音声データのみの通信や、通常のボタン電話
装置との通話が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のテレビ電話装置における一実
施例を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図1
にテレビ電話装置の外観構成を表したものである。この
図1に示すように、テレビ電話装置10は、基体部11
を備え、この基体部11の左側にはハンドセット12が
配置され、右側にはディスプレイ支持部13が配置され
ている。
【0011】ハンドセット12は、通話を行うためのも
ので、図示しないマイクとスピーカーを備えている。基
体部11の上面には、スピーカー14及び各種操作キー
15が配置されている。操作キー15としては、スピー
カー14の音量を調整するスピーカー音量つまみ15
1、ハンドセット12の音量を調整するハンドセット音
量つまみ152、電話機能に伴う各種機能キー153、
ダイヤリング用のテンキー154、テレビ機能に伴う録
画キー155、自画像を相手に送信しないためのプライ
バシーキー156、各種モード設定等のメニューを表示
させるメニュー画面キー157等が配置されている。
【0012】ディスプレイ支持部13の正面右上部に
は、例えばCCDで構成されたカメラ16が配置され、
話者を撮影する。また、ディスプレイ支持部13のハン
ドセット12側には、画像を表示するディスプレイ17
が取り付けられている。このディスプレイ17には、通
話「送信側」Bのテレビ電話装置から送信される相手の
画像が表示されると共に、操作キー15の操作によって
指定される各種モードに応じて、メニュー画面を表示
し、また、カメラ16で撮影されて通話「送信側」Bに
送信されている画像を「送信側」Bの画像と合成して表
示し、さらに、所定のメッセージ文やアイコン(絵文
字)を単独に若しくは画像と合成して表示する等の種々
の表示が行われるようになっている。
【0013】基体部11の背部側面には図示しないVT
R26を接続するためのVTR接続端子25a〜25d
(図2参照)が配置されている。この接続端子25に接
続されたVTR26と、テレビ電話装置10に取り付け
られたカメラ16とを切り換えるカメラ切換キー18
が、ディスプレイ支持部13の右側面に配置されてい
る。また、ディスプレイ支持部13の右側面には、カメ
ラ16で撮影される部屋の明るさなどに応じて絞り等の
撮影条件を切り換える撮影条件切換キー19、ディスプ
レイ17に表示される画像の色(RGB)を調整するた
めの色調整用つまみ20、及びキャップ21が、それぞ
れ所定の位置に配置されている。キャップ21は、ディ
スプレイ17をディスプレイ支持部13に固定するため
のネジ(図示せず)をカバーするためのものである。な
お、ディスプレイ17は、このキャップ21の中心を軸
として縦の上下方向に回動自在に、スプリングによるデ
ィスプレイ支持部13方向への付勢力によって取り付け
られている。
【0014】図2は、このようなテレビ電話装置の回路
の概略構成を表したものである。この図2に示すよう
に、テレビ電話装置10は、中央処理部31を備えてい
る。この中央処理部31は、各種制御を行う周知のCP
U(central processing unit )311、通信のための
各種プログラムやデータが格納されたROM(リード・
オンリ・メモリ)や各種データを格納するワーキングメ
モリとしてのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)で
構成されるメモリ312を備えている。
【0015】特に、ROMには、音声回線およびデータ
(画像)回線を、同一のテレビ電話装置(発呼者)に対
してのみ接続するための処理や、音声回線接続の後に一
定時間ないにデータ回線の接続要求がない場合にデータ
回線のみ閉鎖する処理等の、本実施例による処理プログ
ラムが格納されている。そして、これらの処理に必要
な、発呼者の電話番号等の識別符号がRAMに格納され
るようになっている。RAMには、更に、機能キー15
3、テンキー154の操作で設定される、例えば、指定
した発信者以外の着信を制限する着信制限モードで着信
可能な相手の電話番号や、短縮ダイヤル、および、待機
中、発信中、着信中、通信中等の状態を示す各種フラグ
などの各種データが格納されるようになっている。
【0016】また、中央処理部31は、通信インターフ
ェースとしてのチップセット313、操作キー15の各
種キーから入力される指示信号をコントロールするキー
コントローラ314を備えている。この中央処理部31
には、データバス等のバスライン(ISAバス)32を
介して、通信制御部33、および、画像処理部34が接
続されている。また、前記ISAバス32を介して、パ
ーソナルコンピュータ、CAD(computer aided desig
n )、DTP(デスク・トップ・パブリッシング)等の
各種情報処理装置に接続が可能である。通信制御部33
は、ISDN接続端子331を備え、ISDN回線と接
続されている。この通信制御部33は、通信制御信号、
音声データ、画像データ等のデータの送信および受信を
制御する。画像処理部34は、通信制御部33を介して
通話相手のテレビ電話装置から送信される圧縮済の画像
データを再生する画像再生部341、および、カメラ1
6やVTR26から供給される画像データを通信制御部
33で送信するために圧縮処理する画像圧縮部342を
備えている。
【0017】テレビ電話装置10は、さらに画像処理部
34と接続されたD/A(ディジタル/アナログ)変換
部36、このD/A変換部36に接続された画像合成部
37および、この画像合成部37と通信制御部33とに
接続されたオーディオコントロール部38を備えてい
る。オーディオコントロール部38には、ハンドセット
12、スピーカー14、VTR接続端子25の音声入出
力端子25a、25cおよびチップセット313が接続
されている。このオーディオコントロール部38は、オ
ーディオ切替え、保留音、DTMF(dual tone multip
lex frequency )、スピーカー14やハンドセット12
の音量調整を行うようになっている。
【0018】D/A変換部36は、画像処理部34の画
像再生部341で再生された画像データをディジタル信
号からアナログのビデオ信号(NTSC;national tel
evision system committee)に変換するD/A部36
1、および、画像合成部37から供給されるアナログの
ビデオ信号をディジタルの画像データに変換するA/D
部362を備えている。A/D部362で変換されたデ
ィジタルの画像データは画像処理部34の画像圧縮部3
42に供給されるようになっている。
【0019】画像合成部37は、アンプ(AMP)37
1、ピクチャー・イン・ピクチャー部372、AMP3
73、および切換スイッチ部374を備えており、VT
R接続端子25の映像入出力端子25b、25dおよび
ディスプレイ17と接続されている。AMP371は、
カメラ16で撮影されたアナログのビデオ信号又は、V
TR接続端子25bを介してVTR26から供給される
アナログのビデオ信号を増幅する。両ビデオ信号の選択
は、図1におけるカメラ切換キー18の切換操作による
切換スイッチ部374の接続状態により決定される。前
記AMP371で増幅されたアナログのビデオ信号は、
通常A/D部362に供給され、操作キー15によって
画像合成機能が操作指定された場合にA/D部362と
ピクチャー・イン・ピクチャー部372の双方に供給さ
れる。
【0020】ピクチャー・イン・ピクチャー部372
は、D/A部361から供給される画像データをAMP
373に供給する。また、操作キー15によって画像合
成機能が操作指定された場合に、D/A部361から供
給されるビデオ信号(通話相手側のテレビ電話装置から
送信される画像の信号)と、AMP371から供給され
るビデオ信号(カメラ16で撮影される自画像またはV
TR26から供給される映像の信号)とを、操作キー1
5の指定状態に応じて合成し、合成後のビデオ信号をA
MP373に供給する。AMP373は供給されたNT
SC信号を増幅してディスプレイ17に供給する。ディ
スプレイ17は供給されたビデオ信号をカラー表示す
る。
【0021】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。図3は、テレビ電話装置による着信
処理の動作を表したものである。いま、最初に「送信
側」Bから「受信側」Aに対して発呼が行われたものと
する。この場合、「送信側」Bのテレビ電話装置では、
最初に音声回線の接続要求(音声コール)がなされ(ス
テップ1)。ISDNを利用する場合、この音声コール
において、「受信側」Aには、「送信側」Bの電話番号
Bが送信されるようになっている。そこで、「受信側」
Aの中央処理装置31では、この電話番号Bを識別符号
として、メモリ312(図2)のRAMに格納すると共
に、所定の回線接続処理を行うことによって、「送信
側」Bとの間で音声回線の接続を完了する(ステップ
2)。
【0022】その後、「受信側」Aの中央処理装置31
では、引き続きデータ回線接続の要求(データコール)
を監視する(ステップ3)。データコールがあった場合
(ステップ3;Y)、中央処理装置31では、データコ
ールによって送信される電話番号(識別符号)と、ステ
ップ2でメモリ312のRAMに格納た電話番号Bとが
一致しているか否かを判断する。すなわち、最初に発呼
され、音声回線を接続したテレビ電話装置と同一のテレ
ビ電話装置からのデータコールから否かを判断する(ス
テップ5)。
【0023】いま、先に「第三者」Cからのデータコー
ルがされ(ステップ4)、その後、「送信側」Bからデ
ータコールがされたものとして、動作説明を行う。この
場合、「受信側」Aの中央処理部31では、先にデータ
コールされた「第三者」Cから送信されてくる電話番号
Cを読み取り、先にメモリ312のRAMに格納した電
話番号Bと比較する(ステップ5)。この場合、両電話
番号は一致しないので(ステップ5;N)、「受信側」
Aの中央処理装置31では、「第三者」Cに対してデー
タコールを拒否するコマンドを送信し(ステップ6)、
ステップ3に戻って再び他のデータコールを監視する。
【0024】この間、「送信側」Bからのデータコール
は、「受信側」Aでは受付られないので、そのままデー
タコールが継続されている。このため、「受信側」Aの
中央処理装置31では、「第三者」Cにデータコール拒
否のコマンドを送信(ステップ6)した後、「送信側」
Bからのデータコールを受け付ける。そして、データコ
ールによって送信されてくる電話番号Bを読み取り、メ
モリ312のRAMに格納した電話番号Bと比較しする
(ステップ5)。この場合、両者が一致するので(ステ
ップ5;Y)、「受信側」Aの中央処理装置31では、
所定の回線接続処理の後、「送信側」Bとの間でデータ
回線を接続する(ステップ7)。これによって、最初に
発呼し音声回線の接続が行われた「送信側」Bのテレビ
電話装置と「受信側」Aのテレビ電話装置との間におい
てデータ回線の接続も完了し、以後、音声・画像のテレ
ビ電話通信が可能となる(ステップ8、ステップ9)。
【0025】一方、ステップ3において「受信側」Aの
中央処理装置31では、データコールがない場合(ステ
ップ3;N)、音声回線接続(ステップ2)から一定時
間経過したか否かを監視する。そして、一定時間経過し
てもデータコールがない場合(ステップ3;Y、ステッ
プ10;Y)、「送信側」Bでは、音声の通話のみを希
望しいるか、または通常のディジタル電話等の電話装置
からの発呼であると判断し、データ回線をクローズし
(ステップ11)、以後、ステップ2で接続した音声回
線により「送信側」Bとの間で音声通話が行われる(ス
テップ12)。
【0026】以上説明したように、この実施例によれ
ば、音声回線を接続した「送信側」Bの電話番号Bを識
別番号として記憶し、引き続き受け付けたデータコール
により送信される電話番号と一致しているか否かを判断
するようにしている。そして、両電話番号が一致しいて
いない場合には、「第三者」Cとの間で接続したデータ
回線を切断し、引き続き「送信側」Bからのデータコー
ルを待つので、常に、同一電話番号のテレビ電話装置と
の間で、音声、データ回線を接続することが可能とな
る。特に、「受信側」Aでは、「送信側」Bとの音声回
線接続とデータコールとの間に、「第三者」Cからのデ
ータコールがあったとしても、「第三者」Cとのデータ
回線のみを切断して、「送信側」Bとの音声回線を接続
したまま「送信側」Bからのデータコールを待つ構成と
した。これによって、「送信側」Bは、データコールの
タイミングが遅れたとしても、再び発呼による音声コー
ルからやり直す必要がない。
【0027】さらに、「受信側」Aの中央処理装置31
では、「送信側」Bとの音声回線を接続した後、一定時
間ないに「送信側」Bからデータコールがなければ、デ
ータ回線のみをクローズする構成とした。従って、テレ
ビ電話装置相互において音声通話のみを行うことができ
る。また、テレビ電話装置ではなく、例えばデータ通信
機能のない通常のディジタル電話装置からの発呼であっ
たとしても、音声回線のみを接続することができる。
【0028】なお、以上説明した実施例では、「送信
側」Bの電話番号を識別符号としてメモリ312に記憶
するようにしたが、本発明では、「送信側」テレビ電話
装置の機種や、送信者が操作キー15(図2)から入力
した任意の記号等を識別符号として採用してもよい。操
作キー15から識別符号を入力する場合には、各テレビ
電話装置毎に予め設定しておき、メモリ312のRAM
に格納しておき、一律にその識別符号を使用するように
してもよい。また、発呼を行う毎に、操作キー15から
任意の識別符号を入力するようにしてもよい。
【0029】また、以上説明した実施例では、音声回線
の接続の後にデータ回線を接続する場合について説明し
たが、データ回線を先に接続する形式のテレビ電話装置
の場合には、最初にされたデータコールで送信されてく
る識別符号を記憶するようにしてもよい。
【発明の効果】本発明では、音声回線接続をした発呼側
の識別符号を記憶しておき、この識別符号と、データコ
ールによって送信される識別符号とを比較し、両者が異
なる場合に、データ回線のみを切断する構成としたの
で、音声回線を切断することなく、最初に音声回線の接
続要求があった送信側との通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるテレビ電話装置の外
観構成図である。
【図2】同上、テレビ電話装置の回路構成図である。
【図3】第1実施例の動作のフローチャートである。
【図4】従来のテレビ電話装置における不都合を示す概
念図である。
【符号の説明】
10 テレビ電話装置 11 基体部 12 ハンドセット 13 ディスプレイ支持部 15 操作キー 17 ディスプレイ 31 中央処理部 311 CPU 33 通信制御部 34 画像処理部 36 D/A変換部 37 画像合成部 38 オーディオコントロール部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDN回線に接続され、音声回線を接
    続した後にデータ回線を接続して音声と画像データの送
    受信を行うテレビ電話装置であって、 音声回線接続時に発呼側から送信される識別符号を受信
    してこれを記憶する識別符号記憶手段と、 データ回線接続時に発呼側から送信される識別符号を受
    信し、この識別符号と前記識別符号記憶手段に記憶され
    た識別符号とを比較する比較手段と、 この比較手段の比較により両識別符号が異なる場合に接
    続したデータ回線のみを切断するデータ回線切断手段と
    を具備することを特徴とするテレビ電話装置。
  2. 【請求項2】 音声回線接続の後、一定時間内に前記識
    別符号記憶手段に記憶した識別符号と同一識別符号によ
    るデータ回線接続要求がない場合には、データ回線を閉
    鎖するデータ回線閉鎖手段を具備することを特徴とする
    請求項1記載のテレビ電話装置。
JP4216432A 1992-07-22 1992-07-22 テレビ電話装置 Pending JPH0646416A (ja)

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