JPH0646225Y2 - ブラシレスモ−タ− - Google Patents

ブラシレスモ−タ−

Info

Publication number
JPH0646225Y2
JPH0646225Y2 JP1985048645U JP4864585U JPH0646225Y2 JP H0646225 Y2 JPH0646225 Y2 JP H0646225Y2 JP 1985048645 U JP1985048645 U JP 1985048645U JP 4864585 U JP4864585 U JP 4864585U JP H0646225 Y2 JPH0646225 Y2 JP H0646225Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
power
rotor yoke
power generation
generating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985048645U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61165084U (ja
Inventor
正登 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP1985048645U priority Critical patent/JPH0646225Y2/ja
Publication of JPS61165084U publication Critical patent/JPS61165084U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0646225Y2 publication Critical patent/JPH0646225Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ビデオテープレコーダー等の磁気記録再生装
置に好適なブラシレスモーターの構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、磁気記録再生装置に用いられるブラシレスモータ
ーの構造としては、次のような技術が知られている。
即ち、ブラシレスモーター20は第5図に示すように、略
カップ状の鋼板からなるローターヨーク25を、例えば図
示しないビデオテープレコーダーのシリンダー回転軸に
取付け、開口側より内側の内周面25aに円筒状のポリマ
ーマグネットからなる駆動マグネット26が固定されてい
る。さらに、この駆動マグネット26の内面には、駆動コ
イル27を巻回したステーター30を対向させ、このステー
ター30はホルダー21の外周面に嵌合固着されている。ま
た、ホルダー21の図示上端面側には、発電用コイル24が
印刷形成された発電用ヨーク22が、ローターヨーク25の
底面に対向して一体に設けられ、上記発電用コイル24を
ローターヨーク25の底面に固定した円環状の発電用マグ
ネット23に面対向させている。さらにまた、ホルダー21
の図示下端にはシールドカップ28を介して回路素子31を
装設した回路基板32が取付けられている。
上記シールドカップ28は磁性体からなり、略カップ状に
形成してローターヨーク25の開口側から周面にかけて覆
い、駆動マグネット26の磁束が開口側からローター外部
に漏洩することを防止している。
かかるブラシレスモーター20にあっては、駆動マグネッ
ト26の漏洩磁束が発電用コイル24まで及び、発電用コイ
ル24の出力信号に重畳することがあり、この結果、当該
ブラシレスモータ20を適切に制御できず、回転が不安定
になる等の問題点がある。また、ホルダー21の上端面側
に発電用コイル24が印刷形成された発電用ヨーク22と、
この発電用ヨーク22に所定隙間をもって面対向する円環
状の発電用マグネット23を軸方向に重合して配設してい
るので、軸方向寸法が崇高になり薄型化は困難となる等
の問題点があった。
かかる従来のブラシレスモーターにおける問題点を解決
するために第1乃至第3図に示す改良案が提案されてい
る。
即ち、第1図において、ローターヨーク2の開口側より
内側の内周面には駆動マグネット3が固定され、この駆
動マグネット3の上記開口側には、円環状に形成したポ
リマーマグネットからなる発電用マグネット5が設けら
れている。また、発電用マグネット5と面対向した鋼材
からなる基板13上には、例えば印刷により形成した発電
用コイル12を位置させると共に、中央部にスペーサー10
を固定し、さらに、このスペーサー10を介して駆動コイ
ル7を巻回したステーター6が載置固定されている。ま
た、基板13のローター15と反対側の面には回路素子11を
装着した回路基板14が取付けられている。さらに、この
回路基板14には駆動マグネット3の磁極を検出して、駆
動コイル7の通電タイミングを決めるホール素子9が、
基板13の挿通孔を通して半田付けされている。また、回
路基板14にはICホルダー16が取付けられると共に、ロー
ターヨーク2の外周面に固着されたインデックスマグネ
ット16に対向させたホールIC8のリード端子が半田付さ
れている。
駆動マグネット3と発電用マグネット5の間には、鋼板
等の磁性材により形成された円環状のシールドリング4
が介在されており、このシールドリング4の外周をロー
ターヨーク2の開口側内面に形成した段部2aに係合し
て、そのさらに開口側に発電用マグネット5を添設して
いる。
この結果、ローターヨーク2の開口側方向へ漏洩しよう
とする駆動マグネット3の磁束は、その開口側にシール
ドリング4が設けられていることから、漏洩磁束がシー
ルドリング4に収束されて磁気的閉ループが形成され、
これにより、駆動マグネット3からの磁束は上記閉ルー
プから外部に漏洩されることが阻止される。従って、例
えばビデオテープレコーダーのシリンダー回転用として
当該ブラシレスモータ1を使用した場合には、駆動マグ
ネット3の磁束が外部へ漏洩することがなくなることか
ら、シリンダーヘッドに対して漏洩磁束による画像信号
の乱れを防止しようとするものである。また、かかる構
成の他に、第2図及び第3図に示すような変形例があ
る。即ち、シールドリング4を駆動マグネット3の開口
側端面または発電用マグネット5から離間させ、駆動マ
グネット3からの磁束が外部へ漏洩することを防止しよ
うとしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の提案例によるブラシレスモータにおいては、ロー
ターヨーク2の開口端内周と上記発電用マグネット5の
外周とが密着しているため、発電用マグネット5を着磁
する場合に、着磁磁束がローターヨーク2に漏洩するた
め、発電用マグネット5を飽和着磁することができず、
発電用マグネット5の着磁量が減少すると共に、着磁さ
れた発電用マグネット5からの磁束がローターヨーク2
に漏れ易いので、発電用コイルから得られる発電出力信
号が減少する。また、ローターヨーク2の開口端は、外
圧により変形しやすいため、外圧が発電用マグネット5
まで及んで、発電用マグネット5が変形してしまう等の
問題点がある。
〔考案の目的〕
本考案は、簡単な構成でブラシレスモーターにおける磁
気シールドの構造を改善し、発電用マグネットの着磁量
を増加させて発電用コイルに対する磁束量を増加させ、
もって出力信号を増大すると共に、駆動マグネットの磁
束がローターヨーク開口側からブラシレスモーター外部
に漏洩することを防止することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、略カップ状のロータヨークと、該ロータヨー
クの開口側より内側の内周面に固定した円筒状の駆動マ
グネットと、該駆動マグネットの上記開口側に設けた円
環状の発電用マグネットと、該発電用マグネットに対向
する基板に形成した発電用コイルと、この基板上に配設
され上記駆動マグネットの内周面に対向させたステータ
とを備えたブラシレスモータにおいて、上記駆動マグネ
ットと上記発電用マグネットとの間に円環状のシールド
リングが介在し、上記発電用マグネットの周囲にはロー
タヨークの開口端が延長して配設されると共に、上記ロ
ータヨークの上記開口端内周と上記発電用マグネットの
外周との間に空隙が設けられていることを要旨とするも
のである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により説明する。尚、第1
図と同じ符号については同一の構成であり、その説明を
省略する。
本考案は、第4図に示すように、発電用マグネット5の
周囲にはローターヨーク2の開口端が延長して配設され
ると共に、上記ローターヨーク2の開口端内周と上記発
電用マグネット5の外周との間に空隙50を設け、発電用
マグネット5をローターヨーク2の開口端内周から離間
させている。
かかる構成とした結果、発電用マグネット5に着磁を施
す場合には、着磁のための磁束がローターヨーク2との
間の空隙50による磁気抵抗によってローターヨーク2の
方向に引き寄せられることなく、殆どの着磁磁束が発電
用マグネット5に向かうことになり、この結果、発電用
マグネット5は充分な磁束によって飽和着磁される。従
って、発電用マグネット5の着磁量が増加し、発電用マ
グネット5に面対向する発電用コイルに大きな発電用の
磁束を鎖交させることになり、発電用コイルから得られ
る発電出力信号が増大する。一方、駆動マグネット3の
大きな磁束は、ローターヨーク2を介して発電用マグネ
ット5に重畳しようとするが、上記空隙50がローターヨ
ーク2と上記発電用マグネット5との間に高い磁気抵抗
部を形成することになり、この結果、駆動マグネット3
からの磁束の影響が空隙50によって遮断され、発電用コ
イルから得られる発電出力信号には駆動マグネット3に
よるノイズ成分の混入がない。また、発電用マグネット
5の磁束は空隙50によってローターヨーク2に漏洩する
ことがなくなり、やはり発電用コイルから得られる発電
出力信号が増大する。さらに、ローターヨーク2の開口
端は、外圧により変形する場合があるが、上記空隙50に
よって外圧が吸収され発電用マグネット5まで及ぶこと
がなく、従って、発電用マグネット5に対する影響が阻
止される。
尚、本考案は上述の実施例に限定されるものでなく、ビ
デオテープレコーダーのシリンダー回転用に使用する
他、コンパクトカセットテープレコーダー等の他の磁気
記録再生装置に使用してもよい。また、モータの構成と
しては、他に変更可能なことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案によれば、ローターヨークの開口端
内周と発電用マグネットの外周との間に空隙を設けたこ
とにより、発電用マグネットを着磁する場合に、着磁磁
束がローターヨークに入り込みにくくなるため、発電用
マグネットを飽和着磁することができ、発電用マグネッ
トの着磁量が増加すると共に、空隙を設けたことによ
り、ローターヨークと発電用マグネットとの間に高い磁
気抵抗部が形成され、発電用マグネットからの磁束がロ
ーターヨークに漏れ難くなるので、発電用コイルから得
られる発電出力信号が増大する。また、発電用マグネッ
トの周囲にはローターヨークの開口端を延長して配設し
ているので、ローターヨークが空隙を介してシールド板
になるので、駆動マグネットの磁束が発電用マグネット
を通過して、発電用マグネットの外周からブラシレスモ
ーター外部に漏洩することが防止できる。さらに、ロー
ターヨークの開口端は、外圧により変形しやすいが、空
隙を設けたことにより、外圧が発電用マグネットまで及
ばないので、発電用マグネットが変形しない等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の前の設計案を示す断面図、
第4図は本考案の実施例を示す要部断面図、第5図は従
来のブラシレスモーターを示す断面図である。 1……ブラシレスモーター,2……ローターヨーク,3……
駆動マグネット,4……シールドリング,5……発電用コイ
ル,6……ステーター,13……基板,15……ローター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略カップ状のロータヨークと、該ロータヨ
    ークの開口側より内側の内周面に固定した円筒状の駆動
    マグネットと、該駆動マグネットの上記開口側に設けた
    円環状の発電用マグネットと、該発電用マグネットに対
    向する基板に形成した発電用コイルと、この基板上に配
    設され上記駆動マグネットの内周面に対向させたステー
    タとを備えたブラシレスモータにおいて、上記駆動マグ
    ネットと上記発電用マグネットとの間に円環状のシール
    ドリングが介在し、上記発電用マグネットの周囲にはロ
    ータヨークの開口端が延長して配設されると共に、上記
    ロータヨークの上記開口端内周と上記発電用マグネット
    の外周との間に空隙を設けてなるブラシレスモータ。
JP1985048645U 1985-04-03 1985-04-03 ブラシレスモ−タ− Expired - Lifetime JPH0646225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985048645U JPH0646225Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03 ブラシレスモ−タ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985048645U JPH0646225Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03 ブラシレスモ−タ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61165084U JPS61165084U (ja) 1986-10-13
JPH0646225Y2 true JPH0646225Y2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=30565100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985048645U Expired - Lifetime JPH0646225Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03 ブラシレスモ−タ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0646225Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018117429A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 東京パーツ工業株式会社 ブラシレスモータ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5783150A (en) * 1980-11-10 1982-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Commutatorless motor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61165084U (ja) 1986-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5410201A (en) Electric Motor
US5134331A (en) Spindle motor
JPS62188001A (ja) 回転磁気ヘツド記録装置
JPS6248295B2 (ja)
US5877916A (en) Disk storage device with stator-rotor positioning providing improved spindle torque and acceleration
JP2765910B2 (ja) 回転ヘッド装置及びこれを用いる磁気記録再生装置
JPH0646225Y2 (ja) ブラシレスモ−タ−
JPH09149602A (ja) 回転電機
US5764442A (en) Rotary head drum with shielding of heads and rotary transformers
JP2714165B2 (ja) 回転シリンダ装置
KR940006396Y1 (ko) 테이프 레코더용 드럼모터
JP2575353B2 (ja) 直流モ−タ
JPH0574160U (ja) モータ
JPS6212364A (ja) ブラシレスモ−タ−
JP2566616Y2 (ja) 回転シリンダ装置
JP2684700B2 (ja) 回転磁気ヘッド装置
JPH0739043Y2 (ja) 回転磁気ヘッド装置
JP2546101Y2 (ja) ブラシレス直流電動機
JPH05159450A (ja) 記録ディスク駆動装置
JPH05122878A (ja) 電動機装置
JPH0535447Y2 (ja)
JPH0728613Y2 (ja) ディスク駆動モータ
JP2522865Y2 (ja) 小型モータ
JPH0715339Y2 (ja) ブラシレスモ−タ
JP2588901Y2 (ja) ブラシレスモータ