JPH0645490Y2 - ホイールローダのクラッチ制御装置 - Google Patents

ホイールローダのクラッチ制御装置

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JPH0645490Y2
JPH0645490Y2 JP739589U JP739589U JPH0645490Y2 JP H0645490 Y2 JPH0645490 Y2 JP H0645490Y2 JP 739589 U JP739589 U JP 739589U JP 739589 U JP739589 U JP 739589U JP H0645490 Y2 JPH0645490 Y2 JP H0645490Y2
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JP
Japan
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clutch
switch
control device
wheel loader
closed
Prior art date
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JP739589U
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JPH02101851U (ja
Inventor
智 水川
忠 池田
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油谷重工株式会社
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、パワートランスミッションをそなえたホイ
ールローダなど作業車両のクラッチ制御装置に関する。
従来の技術 第2図は、従来技術のクラッチ制御装置1を示す回路図
である。図において、2は電気回路、3は電気回路2に
設けたシフトレバースイッチ、イはシフトレバースイッ
チ3の基接点、ロは前進接点、ハは後進接点、ニは中立
接点、4は手動操作式のクラッチカッオオフスイッチ、
5はブレーキ圧用圧力スイッチ、6はリレー、7はリレ
ー6のコイル、8,9はそれぞれ前進側,後進側接点、10
は前進用電磁弁11のソレノイド、12は後進用電磁弁13の
ソレノイド、14は電源、15,16は電磁弁11,13のそれぞれ
圧油導入ポート、18はトランスミッション、19,20はト
ランスミッション18内のそれぞれ前進,後進クラッチ、
21,22は運転席(図示はない)前方付近に設けられてい
る左右のブレーキペダル、24,25はブレーキペダル21ま
た22の踏込操作により連動して切換作動するブレーキバ
ルブ、26,27はそれぞれパワークラスタ、28,29はそれぞ
れリヤ,フロントディスクブレーキ、30はエアリバー
ザ、31はコンプレッサ、32ガバナである。
次に、従来技術クラッチ制御装置1を第2図について説
明する。リレー6は、そのコイル7が非通電のときに接
点8および9が閉じられ、コイル7が通電したときには
接点8および9を開くように設定されている。また上記
コイル7はクラッチカットオフスイッチ4,圧力スイッチ
5と直列に接続されているので、クラッチカットオフス
イッチ4と圧力スイッチ5がともに回路を閉じるときだ
け通電する。ここで、クラッチカットオフスイッチ4を
開いた状態にして、シフトレバースイッチ3を前進接点
ロまたは後進接点ハに操作する。リレー6の接点8,9は
いずれも閉じられているので、ソレノイド10または12は
通電する。前進用電磁弁11または後進用電磁弁13は遮断
油路位置より開通油路位置に切換わるので、圧油が前進
クラッチ19または後進クラッチ20に作用する。前進クラ
ッチ19または後進クラッチ20が係合作動するので、ホイ
ールローダは前進または後進を行う。この場合に運転者
がブレーキペダル21または22を踏込操作すると、ブレー
キバルブ24,25はともに切換わるので、エアリザーバ30
からの圧気がパワークラスタ26,27に作用する。ディス
クブレーキ28はブレーキ作動を行う。
ところがホイールローダの作業においては、たとえばバ
ケットに土砂などをすくい込み、次にダンプトラックの
荷台近くへ移動する作業がある。そのとき、ホイールロ
ーダが距離的に少しずつ近づく動作を行うために、クラ
ッチカットオフスイッチ4を閉じておく。そしてホイー
ルローダが少しずつ上記荷台へ接近したときブレーキペ
ダル21または22を踏むと、そのブレーキ圧は圧力スイッ
チ5に作用し、圧力スイッチ5は電気回路を閉じる。そ
こでリレー6のコイル7は通電するので、その時点8,9
は回路を開いてしまう。ソレノイド10,12は非通電とな
るので、電磁弁11,13は遮断油路位置に復帰する。クラ
ッチ19,20には圧油が作用しないので、トランスミッシ
ョン18は中立となる。上記のようにして作業時にブレー
キ操作を行うと、トランスミッション18に寸動的にクラ
ッチカットオフ機能をはたらかせ、インチング操作を行
うことができる。
考案が解決しようとする課題 ホイールローダの作業時には、その作業状況あるいは作
業環境に対応して、トランスミッションにクラッチカッ
トオフ機能をはたらかせたり、あるいははたらかせない
ようにする。そのために運転者は、運転席付近に設けて
あるクラッチカットオフスイッチを、ひんぱんに手動操
作しなければならない。その手間はわずらわしく、また
その手動切換操作に対して運転者が注意を払うので、他
に対する注意が散漫となっていた。安全上危険性がある
上に、運転者の上記操作に起因する疲労が大きかった。
この考案は上記課題を解決し、運転者が片足を使用し
て、容易にクラッチカットオフスイッチ操作のできるク
ラッチ制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 イ.電気回路内のクラッチカットオフスイッチと圧力ス
イッチとの間に、エンジン回転調整用アクセルペダルと
連動して開閉可能な足踏スイッチを設け、 ロ.上記クラッチカットオフスイッチを閉じているとき
上記足踏スイッチの操作により前進,後進クラッチを係
合解除または係合作動可能に構成した。
作用 イ.作業状況および作業環境に対応して、全くクラッチ
カットオフ機能をはたらかせる必要がないと判断したと
きには、クラッチカットオフスイッチを開いた状態のま
まにしておく。この場合には、従来技術同様にクラッチ
カットオフ機能は発揮されない。
ロ.作業状況および作業環境により、多かれ少なかれク
ラッチカットオフ操作の必要があると判断したときに
は、クラッチカットオフスイッチを閉じた状態のままに
しておく。そして作業中にクラッチカットオフ機能をは
たらかせないときには、アクセルペダルより片足(右
足)をはなし、ブレーキペダルだけを使用する。
ハ.上記ロ項においてクラッチカットオフ機能をはたら
かせたいときには、アクセルペダルを右足にて、ほんの
少し、軽く踏みながら左足にてブレーキペダルを踏めば
よい。足踏スイッチが寸動的に閉じられるとともに圧力
スイッチも回路を閉じるので、クラッチカットオフ機能
が発揮され、インチング操作が容易にできる。
実施例 以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明する。第1
図は、この考案にかかるクラッチ制御装置33の回路図で
ある。図において、従来技術と同一構成要素を使用する
ものに対しては同符号を付す。34は電気回路、35はアク
セルペダル、36は足踏スイッチである。
次に、この考案にかかるクラッチ制御装置33の構成を第
1図について述べる。電気回路34内のクラッチカットオ
フスイッチ4と圧力スイッチ5との間に、アクセルペダ
ル35と連動して開閉可能な足踏スイッチ36を設け、上記
クラッチカットオフスイッチ4を閉じているとき上記足
踏スイッチ36の操作により前進,後進クラッチ19,20を
係合解除または係合作動可能に構成した。なお、足踏ス
イッチ36をアクセルペダル35と連動して開閉可能として
いるが、別途に足踏式レバーなどを設けて、踏込操作で
きるようにしてもよい。
次に、この考案にかかるクラッチ制御装置33の作用機能
について述べる。ホイールローダの作業状況および作業
環境に対応して、全くクラッチカットオフ機能をはたら
かせる必要がないと判断したときには、クラッチカット
オフスイッチ4を開いた状態のままにしておく。この場
合には、従来技術同様にクラッチカットオフ機能は発揮
されない。次に作業状況および作業環境により、多かれ
少なかれクラッチカットオフ操作の必要があると判断し
たときには、クラッチカットオフスイッチ4を閉じた状
態のままにしておく。そして作業中にクラッチカットオ
フ機能をはたらかせないときいは、アクセルペダル35よ
り片足(右足)をはなし、ブレーキペダル21,22だけを
使用する。しかし上記においてクラッチカットオフ機能
をはたらかせたいときには、アクセルペダル35を右足に
て、ほんの少し、軽く踏みながら左足にてブレーキペダ
ル21を踏めばよい。アクセルペダル35の作動に連動して
足踏スイッチ36が寸動的に閉じられるとともに、圧力ス
イッチ5も回路を閉じるので、クラッチカットオフ機能
が発揮され、インチング操作が容易にできる。
考案の効果 従来技術のクラッチ制御装置ではクラッチカットオフ機
能をはたらかせるとき、運転者が、運転席付近に設けて
あるクラッチカットオフスイッチをひんぱんに手動操作
していた。その手間はわずらわしく、またその手動切換
操作に対して運転者が注意を払うので、他に対する注意
が散漫となっていた。そのため安全上危険性がある上
に、運転者の上記操作に起因する疲労が大きかった。
しかしこの考案にかかるアクセル制御装置では、電気回
路内にアクセルペダルと連動して開閉可能な足踏スイッ
チを設けたので、クラッチカットオフ機能をはたらかせ
たいときには、アクセルペダルを右足にて、ほんの少
し、軽く踏みながら左足にてブレーキペダルを踏めば、
インチング操作が容易にできる。
したがって、この考案にかかるクラッチ制御装置をそな
えたホイールローダでは、クラッチカットオフ操作の操
作性を向上するとともに、運転者の疲労を軽減し、操作
の安全性をたかめる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるクラッチ制御装置の回路図、
第2図は従来技術クラッチ制御装置の回路図である。 1,33……クラッチ制御装置 2,34……電気回路 3……シフトレバースイッチ 4……クラッチカットオフスイッチ 5……圧力スイッチ 6……リレー 10,12……ソレノイド 11,13……電磁弁 18……トランスミッション 19,20……前進,後進クラッチ 21,22……ブレーキペダル 35……アクセルペダル 36……足踏スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気式シフトレバースイッチを切換操作
    し、油圧力を介してクラッチを係脱することによりホイ
    ールローダ前後進の切換を行うようにし、また上記シフ
    トレバースイッチ用電気回路にクラッチカットオフスイ
    ッチ,ブレーキ圧用圧力スイッチおよびリレーを設け、
    上記クラッチカットオフスイッチの操作によりブレーキ
    作動時に前進,後進クラッチを係合解除または係合作動
    可能にしているトランスミッション用クラッチ制御回路
    において、上記電気回路に、エンジン回転調整用アクセ
    ルペダルと連動して開閉可能な足踏スイッチを設け、上
    記クラッチカットオフスイッチを閉じているとき上記足
    踏スイッチの操作により、前進,後進クラッチを係合解
    除または係合作動可能に構成したことを特徴とするホイ
    ールローダのクラッチ制御装置。
JP739589U 1989-01-24 1989-01-24 ホイールローダのクラッチ制御装置 Expired - Lifetime JPH0645490Y2 (ja)

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JPH02101851U JPH02101851U (ja) 1990-08-14
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JPH02101851U (ja) 1990-08-14

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