JPH0645399U - 積層配線板組立体 - Google Patents

積層配線板組立体

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JPH0645399U
JPH0645399U JP8175692U JP8175692U JPH0645399U JP H0645399 U JPH0645399 U JP H0645399U JP 8175692 U JP8175692 U JP 8175692U JP 8175692 U JP8175692 U JP 8175692U JP H0645399 U JPH0645399 U JP H0645399U
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誠治 平野
秀己 中園
雅昭 清水
知久 兼子
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用電気接続箱の内部回路構成体として、
内外のノイズの影響を受けにくいシールド特性にすぐれ
た積層配線板組立体を得ることを目的とする。 【構成】 信号用回路を主とする両面印刷配線板3と源
用回路を主とするブスバー配線板B2 ,B3 とを積層し
てなり、前記両面印刷配線板3は表裏両面がアースシー
ルド板4,5で挟まれたサンドイッチ構造を有し、この
サンドイッチ構造の両面シールド印刷配線板2と前記ブ
スバー配線板4,5との間にアース用ブスバー7を介装
してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイヤハーネスの相互接続に用いられる電気接続箱において、その 内部回路を構成するシールド特性に優れた積層配線板組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は配線の分岐に使用される従来の電気接続箱の一例を示し、その内部回 路は大電流を扱う電力系統および弱電流の信号を扱う信号系統のいずれもブスバ ー31を配設したブスバー配線板32か、或いはブスバーの一部を印刷配線板3 3で代えたもので構成されている。 かかる構成では、多重通信を用いた車両上で信号(回路)を分岐する場合、電 磁シールドの面では裸同然であり、外部からのノイズが信号にのり電子機器の誤 動作の原因となるおそれがあり、多重通信を用いる車両上での信号分岐には不適 当であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の問題点に鑑み、車両用電気接続箱において、外来ノイズや自 己ノイズを防ぐことができる、電気接続箱の内部回路構成に好適なシールド特性 に優れた積層配線板組立体を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を達成するため、本考案の積層配線板組立体は、請求項1に記載の ように、信号用回路を主とする両面印刷配線板と電源用回路を主とするブスバー 配線板とを積層して成る積層配線板組立体にして、 前記両面印刷配線板は表裏両面がアースシールド板で挟まれたサンドイッチ構 造を有し、該サンドイッチ構造の両面印刷配線板と前記ブスバー配線板との間に アース用ブスバーが介装されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】
多重信号用回路を含む両面印刷配線板は二枚のアースシールド板で挟まれたサ ンドイッチ構造となっており、かつブスバー配線板との間にはアース用ブスバー が介装してあるから、外来ノイズのみならず自己ノイズも吸収され、ノイズ混信 によるコントロール系統の誤動作がなくなる。
【0006】 図1ないし図4の実施例において、Aは電気接続箱を示し、合成樹脂製の上ケ ース1と下ケース12の間に両面シールド印刷配線板2、ブスバー配線板B2 お よびブスバー配線板B3 を積層すると共に、該配線板2とB2 との間に絶縁シー ト6を挟んでアース用ブスバー配線板B1 を介装してなる積層配線板組立体が収 容される。両面シールド印刷配線板2、ブスバー配線板B1 ,B2 およびB3 な どの各層の配線板は、それぞれ機能別にすなわち信号用回路,アース用回路,補 助電源配索用回路,電源配索用回路で構成されている。符号13はタブ状の電源 用圧入端子、14は同様に補助電源用圧入端子を示す。
【0007】 両面シールド印刷配線板2は、図5に示すように、両面印刷配線板3、その両 面を挟む片面アースシールド板4,5、シールドリング用圧入端子15および信 号用圧入端子16とから成る。 両面印刷配線板3は、図6(A),(B)及び図7に示すように、表面に複数 の(図示の例では5個の)パターン18a,18b…18eが形成され、裏面に 4個のパターン18b′,18c′…18e′が形成され、表裏のパターン18 b−18b′,18c−18c′…18e−18e′はそれぞれスルーホール1 9で一体に接続されている。以下、両面印刷配線板3の表裏のパターンを表面の パターン18a,18b…18eで代表させる。
【0008】 また、両面印刷配線板3には三つの辺に複数の外部接続板201 ,202 〜2 04 が突設されており、各外部接続板には前記パターン18a,18b…18e の所望のパターンから導出する接続路a1 ,a2 …、b1 ,b2 …、e1 ,e2 …が延設されている。例えば、外部接続板201 と202 の接続路a1 とa2 、 e1 とe2 は前記パターン18aと18eの両端の接続路、外部接続部203 と 204 の接続路d3 とd4 、e3 とe4 は前記パターン18dと18eの分岐接 続路である。
【0009】 更に、両面印刷配線板3には、その左右両側部に前記電源用圧入端子13に対 する複数のゆるい端子挿通孔13b、中央部の上方にシールドリング用圧入端子 15に対する圧入孔15a、下方に補助電源用圧入端子14に対する端子挿通孔 14b、中間に信号用圧入端子16に対する複数の圧入孔16aがそれぞれ設け られている。
【0010】 片面アースシールド板4,5は、図8(A),(B)に示すように、それぞれ 絶縁シート21の外面に導電性金属層(例えば銅箔)22を形成し、さらに、前 記シールドリング用圧入端子15と信号用圧入端子16に対する広い窓23を開 設すると共に、前記電源用圧入端子13と補助電源用圧入端子14に対する端子 挿通孔13bと14bを開設したものである。
【0011】 アース用ブスバー配線板B1 は、積層配線板組立体全体の接地に用いるもので あり、角環状のアース用ブスバー7とこれを支持する絶縁基板8とから成る。ブ スバー7の所望の辺(図示の例では三つの辺)には、外側に向けて大小2種のタ ブ状のコネクタ端子7a,7bが突設されると共に、辺の一箇所に前記シールド リング用圧接端子15に対する圧入孔15aが設けられている。大小のコネクタ 端子7a,7bはそれぞれ図示しないワイヤハーネスとコネクタ結合により接続 される。 絶縁基板8はアース用ブスバー7のパターンに対応する形状のブスバー載置溝 8aを有すると共に、前記すべての圧入端子13,14,15,16に対する端 子挿通孔13b,14b,15b,16bが設けられている。
【0012】 ブスバー配線板B2 ,B3 は前記アース用ブスバー配線板B1 と同様にブスバ ー9,ブスバー11とこれを支持する絶縁基板10,下ケースを兼用する絶縁基 板12とから成り、前記絶縁基板8と同様に二つの絶縁基板10,12もそれぞ れブスバー載置溝10a,12aを有すると共に、すべての圧入端子13〜16 に対する端子挿通孔13b〜16bが設けられているが、符号13b〜16bの 加入は図面の複雑化を避けるため省略する。ブスバー9は補助電源配索用として 形成され、また、ブスバー11は電源配索用として複数の(図示の例では5つの )ブスバー111 ,112 〜115 より形成されており、補助電源配索用ブスバ ー9には補助電源用圧入端子14に対する圧入孔14a、電源配索用ブスバー1 11 〜115 には電源用圧入端子13に対する圧入孔13aがそれぞれ設けられ ている。符号9a,11aはそれぞれコネクタ端子を示す。
【0013】 上ケース1は四隅に枠片1aを有し、上,下ケース1,12の外面には前記す べての圧入端子13〜16を収容するコネクタ部としてのハウジング17,17 が設けられている。また、上ケース1および絶縁シート6には、絶縁基板8,1 0および12にと同様にすべての圧入端子13〜16に対する端子挿通孔13b 〜16bが設けられている。
【0014】 次に、積層配線板組立体および電気接続箱Aの組立について説明する。 片面アースシールド板4,5の無垢の面(前記導電性金属層22との反対面) で両面印刷配線板3を挟み、エポキシ系接着剤などの合成樹脂製接着剤で固定す る。 次いで、図9(A),(B)に示すように、シールドリング用圧入端子15, 信号用圧入端子16を片面アースシールド板4または5の前記窓23から両面印 刷配線板3の各圧入孔15a,16aに圧入して貫通させ、ハンダ付け24を行 い各圧入端子15,16を前記パターン18a,18b…18e(図6,図7参 照)と接続する。 半田付けの際には、(B)に示すように、外部接続板201 における前記パタ ーン18aの接続路a1 と片面アースシールド板4における金属導電層22の延 設部22a間を電線wはんだ付けなどにより接続すると共に、表裏両面の片面ア ースシールド板4,5にコ字状のアース用短絡子25を嵌着し、互の金属導電層 22,22を接続するのが望ましい。 このようにして、両面印刷配線板3の表裏両面をアースシールド板4,5でサ ンドイッチした構造の両面シールド印刷配線板2が形成される。
【0015】 一方、アース用ブスバー7を絶縁基板8のブスバー載置溝8aにセットしてア ース用ブスバー配線板B1 を作製し、以下同様にして補助電源用ブスバー配線板 B2 および電源用ブスバー配線板B3 を作製する。
【0016】 次に、ブスバー配線板B3 上に、順次ブスバー配線板B2 ,ブスバー配線板B 1 ,絶縁シート6および両面シールド印刷配線板2を積層し、その上から上ケー ス1を被せ、上,下ケース1,12間を図示しないネジ止め、ロックなどの既知 の手段で固定する。 最後に、上,下のハウジング17,17の一方から各電源用圧入端子13と補 助電源用圧入端子14を端子挿通孔13b,14bを介して圧入し他方に貫通さ せると、各圧入端子13,14はそれぞれ電源配索用ブスバー11,補助電源配 索用ブスバー9の圧入孔13a,14aと圧接して電気的に接続され、電気接続 箱Aの組立が完了する。
【0017】 この電気接続箱Aの内部回路は、機能別に形成された信号用回路を主とする両 面シールド配線板2と電源用回路を主とするブスバー配線板B2 ,B3 がアース 用ブスバー配線板B1 を介して積層して構成されているから、信号回路が内外の 電源回路からのノイズを受けず、多重通信用電気接続箱として好適である。
【0018】 図10は上記両面シールド印刷配線板2の変形例を示す。この信号配索用基板 は信号用回路26を複数層(図示の例では上,下二層)となるように合成樹脂絶 縁体27で一体にモールド成形し、これらの中心にアース用パターン28と導通 するスルーホール29を設けると共に表裏両面に金属導電層であるアース層30 ,30を形成し、一枚構造としたものである。 上記の信号配索用基板は、両面シールド印刷配線板2の場合と比較して、部品 点数が少なく、生産性がよいという利点がある。
【0019】 本考案の積層配線板組立体は、信号用回路を主とする両面印刷配線板と電源用 回路を主とするブスバー配線板とを積層して成る積層配線板組立体にして、前記 両面印刷配線板は表裏両面がアースシールド板で挟まれたサンドイッチ構造を有 し、該サンドイッチ構造の両面印刷配線板と前記ブスバー配線板との間にアース 用ブスバーが介装された構成を有するので、車両の多重通信用電気接続箱の内部 回路体として内外のノイズを遮蔽し、電気機器の誤作動を防止することができ、 自動車の信頼性の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気接続箱の一実施例を示す平面図で
ある。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図1の電気接続箱の分解斜視図である。
【図5】図4の両面シールド印刷配線板の分解斜視図で
ある。
【図6】(A),(B)はそれぞれ図5の両面印刷配線
板の表裏の回路図である。
【図7】図6の表裏両面の回路の結線図である。
【図8】(A),(B)は図5のアースシールド板の平
面図と底面図である。
【図9】(A)は図5の両面シールド印刷配線板の断面
図、(B)は(A)の要部の拡大斜視図である。
【図10】本考案に係る信号配索用基板のシールド構造
についての他の実施態様を示す断面図である。
【図11】従来の電気接続箱の説明図である。
【符号の説明】
2 両面シールド印刷配線板 3 両面印刷配線板 4,5 片面アースシールド板 7 アース用ブスバー B1 (アース用)ブスバー配線板 B2 (補助電源配索用)ブスバー B3 (電源配索用)ブスバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 清水 雅昭 広島県安芸郡府中町新地3−1 マツダ株 式会社内 (72)考案者 兼子 知久 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号用回路を主とする両面印刷配線板と
    電源用回路を主とするブスバー配線板とを積層して成る
    積層配線板組立体にして、 前記両面印刷配線板は表裏両面がアースシールド板で挟
    まれたサンドイッチ構造を有し、該サンドイッチ構造の
    両面印刷配線板と前記ブスバー配線板との間にアース用
    ブスバーが介装されていることを特徴とする積層配線板
    組立体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013222924A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 部品内蔵基板

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