JPH0645154B2 - 反応型低圧混合注型装置 - Google Patents
反応型低圧混合注型装置Info
- Publication number
- JPH0645154B2 JPH0645154B2 JP3358233A JP35823391A JPH0645154B2 JP H0645154 B2 JPH0645154 B2 JP H0645154B2 JP 3358233 A JP3358233 A JP 3358233A JP 35823391 A JP35823391 A JP 35823391A JP H0645154 B2 JPH0645154 B2 JP H0645154B2
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- JP
- Japan
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- casting
- liquid
- recovery
- valve
- mixer
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】この発明は、反応型低圧注型に好適な混合
注型装置に関する。
注型装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】反応型射出成型法（ＲＩＭ）は自動車用
バンパ等の成形に利用されているが、この方法は高圧、
高速混合であるため多品種少量生産には適していない。
低圧注型法（ＬＰＣＭ）は、数ｃｐ〜数千ｃｐの低粘度
原料液を１〜５気圧で注型する方法であって小規模生産
には適しているが１注型毎にミキサ内の洗浄が不可欠で
あり、このため洗浄手段を備えた低圧注型用の原料混合
装置として実公平１−８３３６のような装置が提案され
ている。この装置はミキサ室の１次側に供給原料と洗浄
液を切換える原料供給弁とその２次側に２つの流入ポー
トと３つの流出ポートを有し、金型と洗浄液タンクに接
続する切換弁を備えて構成されている。しかしながらこ
の装置によってもミキサ内の洗浄に長時間を要する他、
高純度の樹脂成型品を得るには充分でなかった。
バンパ等の成形に利用されているが、この方法は高圧、
高速混合であるため多品種少量生産には適していない。
低圧注型法（ＬＰＣＭ）は、数ｃｐ〜数千ｃｐの低粘度
原料液を１〜５気圧で注型する方法であって小規模生産
には適しているが１注型毎にミキサ内の洗浄が不可欠で
あり、このため洗浄手段を備えた低圧注型用の原料混合
装置として実公平１−８３３６のような装置が提案され
ている。この装置はミキサ室の１次側に供給原料と洗浄
液を切換える原料供給弁とその２次側に２つの流入ポー
トと３つの流出ポートを有し、金型と洗浄液タンクに接
続する切換弁を備えて構成されている。しかしながらこ
の装置によってもミキサ内の洗浄に長時間を要する他、
高純度の樹脂成型品を得るには充分でなかった。
【０００３】
【解決しようとする課題】本発明は、ミキサの１次側か
ら下流の注型液通路を短時間で略完全に洗浄できる装置
を提供するものであり、これによって少量生産であって
も高純度注型品を経済的に製造できる装置を提供するも
のである。
ら下流の注型液通路を短時間で略完全に洗浄できる装置
を提供するものであり、これによって少量生産であって
も高純度注型品を経済的に製造できる装置を提供するも
のである。
【０００４】
【解決手段】本発明装置は原料槽の他に洗浄液槽と回収
液槽を備えると共に原料−洗浄液切換弁（原料弁）と、
金型に注型液を混合供給する小型高性能の注型用スタテ
ィックラインミキサ（注型ミキサ）と、注型液−洗浄液
切換弁（注型弁）と、前記ミキサと同一構成の洗浄液−
回収液混合ミキサ（回収ミキサ）と、回収液−洗浄排液
切換弁（回収弁）を備え、各弁の順次的切換によって１
注型毎に管路内が洗浄液によって清浄化されると共に原
料液、及び洗浄液は循環ラインによって還流し、洗浄排
液は回収液と共に回収槽に回収されて密閉系を形成し外
部に使用材料を放出しないように構成されているもので
ある。
液槽を備えると共に原料−洗浄液切換弁（原料弁）と、
金型に注型液を混合供給する小型高性能の注型用スタテ
ィックラインミキサ（注型ミキサ）と、注型液−洗浄液
切換弁（注型弁）と、前記ミキサと同一構成の洗浄液−
回収液混合ミキサ（回収ミキサ）と、回収液−洗浄排液
切換弁（回収弁）を備え、各弁の順次的切換によって１
注型毎に管路内が洗浄液によって清浄化されると共に原
料液、及び洗浄液は循環ラインによって還流し、洗浄排
液は回収液と共に回収槽に回収されて密閉系を形成し外
部に使用材料を放出しないように構成されているもので
ある。
【０００５】即ち、複数の原料槽と洗浄液槽に夫々循環
路を構成して接続する複数の原料弁と、該原料弁の２次
側に接続する原料混合用注型ミキサと、前記ミキサの排
出口に接続され前記洗浄液槽と循環路を構成して接続す
る注型弁と、該弁に接続された金型と、前記注型弁の２
次側ラインが一方の流入口に接続された注型液回収用ミ
キサと、回収液槽に循環路を構成して接続されると共に
前記洗浄液槽に接続され且つ前記回収用ミキサの他方の
流入口に接続する回収弁とからなり、前記回収用ミキサ
の排出口が前記回収弁に接続され、１注型毎に前記各弁
を切換えることによって、前記注型ミキサを含む注型液
通過管路内に残留する注型液を洗浄液によって洗浄する
と共に該注型液含有洗浄液を回収液と混合して前記回収
液槽に回収するように構成されている。
路を構成して接続する複数の原料弁と、該原料弁の２次
側に接続する原料混合用注型ミキサと、前記ミキサの排
出口に接続され前記洗浄液槽と循環路を構成して接続す
る注型弁と、該弁に接続された金型と、前記注型弁の２
次側ラインが一方の流入口に接続された注型液回収用ミ
キサと、回収液槽に循環路を構成して接続されると共に
前記洗浄液槽に接続され且つ前記回収用ミキサの他方の
流入口に接続する回収弁とからなり、前記回収用ミキサ
の排出口が前記回収弁に接続され、１注型毎に前記各弁
を切換えることによって、前記注型ミキサを含む注型液
通過管路内に残留する注型液を洗浄液によって洗浄する
と共に該注型液含有洗浄液を回収液と混合して前記回収
液槽に回収するように構成されている。
【０００６】本発明における各切換弁は、図２、図３に
示すように２流路同時切換型５方弁であって、夫々２つ
の流入ポートと３つの流出ポートを備え、弁
体５０内の回動体５１を２つの状態に切換えることによ
って流通路Ｆ１、Ｆ２及びＧ１、Ｇ２が形成される。ま
た、ラインミキサは、図４のようであって、円筒ケース
６０内に、円筒体６１の表面に綾目交叉溝６２、６３に
よる多数の交叉部６４を形成したミキシングブロック６
５が外部加圧弾性チューブ６６内に収容され、被混合原
料Ａ、Ｂが該ブロックの１端に設けた導入路６７から分
配コーン６８を介して供給され、混合液が他端の集液コ
ーン６９を経て排出口７０から排出されるものであっ
て、その詳細は特願平３−３３４２４に記載されている
ものである。
示すように２流路同時切換型５方弁であって、夫々２つ
の流入ポートと３つの流出ポートを備え、弁
体５０内の回動体５１を２つの状態に切換えることによ
って流通路Ｆ１、Ｆ２及びＧ１、Ｇ２が形成される。ま
た、ラインミキサは、図４のようであって、円筒ケース
６０内に、円筒体６１の表面に綾目交叉溝６２、６３に
よる多数の交叉部６４を形成したミキシングブロック６
５が外部加圧弾性チューブ６６内に収容され、被混合原
料Ａ、Ｂが該ブロックの１端に設けた導入路６７から分
配コーン６８を介して供給され、混合液が他端の集液コ
ーン６９を経て排出口７０から排出されるものであっ
て、その詳細は特願平３−３３４２４に記載されている
ものである。
【０００７】
【実施例】図において、各原料液Ａ、Ｂ、洗浄液Ｃ及び
回収液Ｄは、夫々圧送ポンプ２ａ、２ｂ、１１、３１と
これらと対をなす秤量ポンプ３ａ、３ｂ、１２ａ、１２
ｂ、１２ｃ、３１が直列接続された定量供給装置ＰＡ、
ＰＢ、Ｐ１１、Ｐ３１によって送液される。圧力調整弁
４ａ、４ｂ、５ａ、５ｂ、１３ａ、１３ｂ、１３ｃ、１
４、３３、３４は、夫々公知のものであって、これらは
全て弁切換時又は送液中の管内圧力変動を吸収するため
のものであるから、これらについての説明は省略する。
回収液Ｄは、夫々圧送ポンプ２ａ、２ｂ、１１、３１と
これらと対をなす秤量ポンプ３ａ、３ｂ、１２ａ、１２
ｂ、１２ｃ、３１が直列接続された定量供給装置ＰＡ、
ＰＢ、Ｐ１１、Ｐ３１によって送液される。圧力調整弁
４ａ、４ｂ、５ａ、５ｂ、１３ａ、１３ｂ、１３ｃ、１
４、３３、３４は、夫々公知のものであって、これらは
全て弁切換時又は送液中の管内圧力変動を吸収するため
のものであるから、これらについての説明は省略する。
【０００８】１Ａ、１Ｂは、原料供給ラインであって夫
々原料弁Ｖ１の第１流入ポートに接続されている。原
料弁Ｖ１は、原料の数だけ別個に設けてもよいが、図で
は２連５方弁を使用している。還流ライン８Ａ、８Ｂ
は、Ｖ１の第１流出ポートに接続され、洗浄液供給ラ
イン１０Ａ、１０Ｂは第２流入口ポートに接続され、
洗浄液還流ライン１７Ａ、１７Ｂは第２流出ポートに
接続されている。
々原料弁Ｖ１の第１流入ポートに接続されている。原
料弁Ｖ１は、原料の数だけ別個に設けてもよいが、図で
は２連５方弁を使用している。還流ライン８Ａ、８Ｂ
は、Ｖ１の第１流出ポートに接続され、洗浄液供給ラ
イン１０Ａ、１０Ｂは第２流入口ポートに接続され、
洗浄液還流ライン１７Ａ、１７Ｂは第２流出ポートに
接続されている。
【０００９】注型ミキサＭ１の各流入口は、ライン１６
Ａ、１６Ｂを介して弁Ｖ１の第３流出ポートに接続さ
れて各原料が供給され、混合注型液ライン１８は注型弁
Ｖ２の第１流入ポートに接続されている。ライン１６
Ａ、１６Ｂ、１８は極めて短い距離である。２０は注型
ライン、２１は金型である。弁Ｖ２の第２流入ポート
には洗浄液供給ライン１０Ｃに接続され、第２流出ポー
トは、洗浄槽ＣＴに戻るライン２２に接続されてい
る。第３流出ポートはライン２３を介して回収ミキサ
Ｍ２の一方の流入口に接続している。
Ａ、１６Ｂを介して弁Ｖ１の第３流出ポートに接続さ
れて各原料が供給され、混合注型液ライン１８は注型弁
Ｖ２の第１流入ポートに接続されている。ライン１６
Ａ、１６Ｂ、１８は極めて短い距離である。２０は注型
ライン、２１は金型である。弁Ｖ２の第２流入ポート
には洗浄液供給ライン１０Ｃに接続され、第２流出ポー
トは、洗浄槽ＣＴに戻るライン２２に接続されてい
る。第３流出ポートはライン２３を介して回収ミキサ
Ｍ２の一方の流入口に接続している。
【００１０】ミキサＭ２の排出ライン２５は回収弁Ｖ３
の第１流入ポートに接続されると共に第２流出ポート
に接続するライン２７は前記回収ミキサＭ２の他の流
入口に接続されている。弁Ｖ３の第１流出ポートはラ
イン２８によって洗浄槽ＣＴに接続する。回収液供給ラ
イン２９は、Ｖ３の第２流入ポートに接続され第３流
出ポートは還流ライン３０によって回収液槽ＤＴに接
続されている。
の第１流入ポートに接続されると共に第２流出ポート
に接続するライン２７は前記回収ミキサＭ２の他の流
入口に接続されている。弁Ｖ３の第１流出ポートはラ
イン２８によって洗浄槽ＣＴに接続する。回収液供給ラ
イン２９は、Ｖ３の第２流入ポートに接続され第３流
出ポートは還流ライン３０によって回収液槽ＤＴに接
続されている。
【００１１】
【表１】 各弁の流路 工程 Ｖ１ Ｖ２ Ｖ３ （１） 管内浄化工程 Ｇ Ｆ Ｇ （２） 原料供給開始工程 Ｆ Ｆ Ｇ （３） 注型液置換工程 Ｆ Ｆ Ｆ （４） 注型開始工程 Ｆ Ｇ Ｆ （５） 回収ライン洗浄液還流工程 Ｆ Ｇ Ｇ （６） 原料供給停止工程 Ｇ Ｇ Ｇ （７） 洗浄液回収工程 Ｇ Ｆ Ｆ
【００１２】
【作用】上記装置において各種の定量供給装置が全て駆
動されている状態で各切換弁Ｖ１、Ｖ２、Ｖ３は、表１
のような順序で切換えられ、そのタイミングは液の粘度
等の物性及び注型条件等によって決定される。
動されている状態で各切換弁Ｖ１、Ｖ２、Ｖ３は、表１
のような順序で切換えられ、そのタイミングは液の粘度
等の物性及び注型条件等によって決定される。
【００１３】（１）管路内浄化工程 Ｖ１は図３のＧ状態、Ｖ２は図２のＦ状態、Ｖ３はＧ状
態にあり、原料液Ａ、Ｂは夫々管路１Ａ、１Ｂから８
Ａ、８Ｂを通って還流すると共にライン１０Ａ、１０Ｂ
から供給される洗浄液Ｃは、注型ミキサＭ１、Ｖ２、回
収ミキサＭ２回収用弁Ｖ３を通って洗浄液槽に戻り、こ
の間の管路内を洗浄している。 （２）原料液供給開始工程 原料弁Ｖ１のみが図２のＦ状態に切換られ、原料液Ａ、
Ｂが注型ミキサＭ１に供給され、同時に洗浄液Ｃの流路
も切換えられてＶ１からライン１７Ａ、１７Ｂを通って
洗浄槽Ｃに還流する。注型ミキサＭ１、ライン１８、２
３、回収ミキサＭ２内の残留洗浄液は、供給されてくる
原料液によって押し出されるようにして洗浄液槽ＣＴに
流入する。
態にあり、原料液Ａ、Ｂは夫々管路１Ａ、１Ｂから８
Ａ、８Ｂを通って還流すると共にライン１０Ａ、１０Ｂ
から供給される洗浄液Ｃは、注型ミキサＭ１、Ｖ２、回
収ミキサＭ２回収用弁Ｖ３を通って洗浄液槽に戻り、こ
の間の管路内を洗浄している。 （２）原料液供給開始工程 原料弁Ｖ１のみが図２のＦ状態に切換られ、原料液Ａ、
Ｂが注型ミキサＭ１に供給され、同時に洗浄液Ｃの流路
も切換えられてＶ１からライン１７Ａ、１７Ｂを通って
洗浄槽Ｃに還流する。注型ミキサＭ１、ライン１８、２
３、回収ミキサＭ２内の残留洗浄液は、供給されてくる
原料液によって押し出されるようにして洗浄液槽ＣＴに
流入する。
【００１４】（３）注型液置換工程 ミキサＭ１内においては原料液Ａ、Ｂが混合され、この
混合注型液がライン２３を通って回収ミキサＭ２に到達
する時点で（Ｍ１内及びライン１８内の洗浄液は略完全
に注型液と置換されている）回収弁Ｖ３がＦ状態に切換
えられる。これによってそれまでライン２９、３０を通
って回収液槽に還流していた回収液Ｄは、回収ミキサＭ
２の一方の流入口に供給され、ライン２３からの注型液
と混合されて、ライン２５、３０を通って回収液槽に受
容される。 （４）注型開始工程 この直後に注型弁Ｖ２がＧ状態に切換えられ、金型２１
に注型液が供給される。同時にライン１０Ｃから供給さ
れていた洗浄液Ｃはライン２３から回収ミキサＭ２に入
り回収液Ｄと混合されて、ミキサＭ２内に残留する少量
の原料成分を押し出し、これを回収液槽に送る。
混合注型液がライン２３を通って回収ミキサＭ２に到達
する時点で（Ｍ１内及びライン１８内の洗浄液は略完全
に注型液と置換されている）回収弁Ｖ３がＦ状態に切換
えられる。これによってそれまでライン２９、３０を通
って回収液槽に還流していた回収液Ｄは、回収ミキサＭ
２の一方の流入口に供給され、ライン２３からの注型液
と混合されて、ライン２５、３０を通って回収液槽に受
容される。 （４）注型開始工程 この直後に注型弁Ｖ２がＧ状態に切換えられ、金型２１
に注型液が供給される。同時にライン１０Ｃから供給さ
れていた洗浄液Ｃはライン２３から回収ミキサＭ２に入
り回収液Ｄと混合されて、ミキサＭ２内に残留する少量
の原料成分を押し出し、これを回収液槽に送る。
【００１５】（５）回収ライン洗浄液還流 回収弁Ｖ３がＧ状態に切換えられてミキサＭ２への回収
液供給が停止され、回収液Ｄはライン２９、３０を経て
循環すると共に洗浄液ＣのみがミキサＭ２、ライン２５
及びライン２８を通って洗浄液槽ＣＴに返される。 （６）原料供給停止工程 切換弁Ｖ１が最初のＧ状態に切換えられるので各原料液
Ａ、Ｂは各原料槽を循環し、ライン１０Ａ、１０Ｂから
の洗浄液Ｃはライン１６Ａ、１６Ｂ内の原料液Ａ、Ｂ、
及びミキサ内の残存注型液を弁Ｖ２を経て金型２１に供
給する。
液供給が停止され、回収液Ｄはライン２９、３０を経て
循環すると共に洗浄液ＣのみがミキサＭ２、ライン２５
及びライン２８を通って洗浄液槽ＣＴに返される。 （６）原料供給停止工程 切換弁Ｖ１が最初のＧ状態に切換えられるので各原料液
Ａ、Ｂは各原料槽を循環し、ライン１０Ａ、１０Ｂから
の洗浄液Ｃはライン１６Ａ、１６Ｂ内の原料液Ａ、Ｂ、
及びミキサ内の残存注型液を弁Ｖ２を経て金型２１に供
給する。
【００１６】（７）注型終了−洗浄液回収工程 弁Ｖ２、Ｖ３が同時にＦ状態に切換えられる。金型２１
への注型液供給は停止されるが、Ｖ１から洗浄液供給は
継続されており、ミキサＭ１及びライン１８、２３内の
残存注型液を回収ミキサＭ２に押し出す。弁Ｖ２への洗
浄液はライン１０Ｃ、２２を通って洗浄液槽ＣＴに還流
する。弁Ｖ３の切換えによって回収液ＤがミキサＭ２に
供給されるので注型液含有洗浄液が溶解混合されライン
２５、３０を通って回収液槽に受容される。この状態か
ら弁Ｖ３がＧ状態に切換えられると、最初の管路内浄化
工程に戻る。１注型作業毎に、上記の弁操作が繰り返さ
れる。なお、回収液槽ＣＴの液量は各サイクル毎に少量
づつ増加するから適当な排出手段を設けるのがよい。各
弁を電磁弁で構成することによって、接続管路の短縮と
遠隔操作が可能になる。
への注型液供給は停止されるが、Ｖ１から洗浄液供給は
継続されており、ミキサＭ１及びライン１８、２３内の
残存注型液を回収ミキサＭ２に押し出す。弁Ｖ２への洗
浄液はライン１０Ｃ、２２を通って洗浄液槽ＣＴに還流
する。弁Ｖ３の切換えによって回収液ＤがミキサＭ２に
供給されるので注型液含有洗浄液が溶解混合されライン
２５、３０を通って回収液槽に受容される。この状態か
ら弁Ｖ３がＧ状態に切換えられると、最初の管路内浄化
工程に戻る。１注型作業毎に、上記の弁操作が繰り返さ
れる。なお、回収液槽ＣＴの液量は各サイクル毎に少量
づつ増加するから適当な排出手段を設けるのがよい。各
弁を電磁弁で構成することによって、接続管路の短縮と
遠隔操作が可能になる。
【００１７】
【効果】本発明装置は、３つの弁の順次的切換操作によ
って１注型毎に管路内の残留注型液が洗浄液によって洗
浄除去されると共に注型液濃度が比較的高い洗浄排液は
回収液に溶解されて回収槽に回収され、その後の低濃度
排液が洗浄液槽に戻されるので洗浄液槽内の汚損が少な
く且つ洗浄液の消費量が少なくて済み経済的である。更
に、金型内に注入される注型液は回収液は勿論、洗浄液
も含有しないから少量生産であっても高純度注型品が得
られる。本発明装置は、注型装置に限らず反応性液体混
合装置として広く利用可能である。
って１注型毎に管路内の残留注型液が洗浄液によって洗
浄除去されると共に注型液濃度が比較的高い洗浄排液は
回収液に溶解されて回収槽に回収され、その後の低濃度
排液が洗浄液槽に戻されるので洗浄液槽内の汚損が少な
く且つ洗浄液の消費量が少なくて済み経済的である。更
に、金型内に注入される注型液は回収液は勿論、洗浄液
も含有しないから少量生産であっても高純度注型品が得
られる。本発明装置は、注型装置に限らず反応性液体混
合装置として広く利用可能である。
【図１】本発明装置の全体配管図
【図２】本発明装置に用いる２流路５方切換弁のＦ状態
における断面図
における断面図
【図３】Ｇ状態における切換弁の断面図
【図４】ラインミキサの要部断面図
Ａ、Ｂは原料液 Ｃは洗浄液 Ｄは回収液 ＰＡ、ＰＢ、ＰＣ、ＰＤは夫々定量供給装置 Ｍ１は注型液ミキサ Ｍ２は回収ミキサ Ｖ１は原料弁 Ｖ２は注型弁 Ｖ３は回収弁
Claims (1)
- 【請求項１】複数の原料槽と洗浄液槽に夫々循環路を構
成して接続する複数の原料弁Ｖ１と、該原料弁の２次側
に接続する原料混合用注型ミキサＭ１と、前記ミキサの
排出口に接続され、前記洗浄液槽と循環路を構成して接
続する注型弁Ｖ２と、該弁に接続された金型と、前記注
型弁の２次側ラインが一方の流入口に接続された注型液
回収用ミキサＭ２と、回収液槽に循環路を構成して接続
されると共に前記洗浄液槽に接続され且つ前記回収用ミ
キサＭ２の他方の流入口に接続する回収弁Ｖ３とからな
り、前記回収用ミキサの排出口が前記回収弁に接続さ
れ、１注型毎に前記各弁を切換えることによって、前記
注型ミキサを含む注型液通過管路内に残留する注型液を
洗浄液によって洗浄すると共に該注型液含有洗浄液を回
収液と混合して前記回収液槽に回収することを特徴とす
る反応型低圧混合注型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3358233A JPH0645154B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 反応型低圧混合注型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3358233A JPH0645154B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 反応型低圧混合注型装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05177650A JPH05177650A (ja) | 1993-07-20 |
| JPH0645154B2 true JPH0645154B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=18458232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3358233A Expired - Lifetime JPH0645154B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 反応型低圧混合注型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645154B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9696098B2 (en) | 2012-01-17 | 2017-07-04 | General Electric Technology Gmbh | Method and apparatus for connecting sections of a once-through horizontal evaporator |
| US9746174B2 (en) | 2012-01-17 | 2017-08-29 | General Electric Technology Gmbh | Flow control devices and methods for a once-through horizontal evaporator |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999055512A1 (fr) * | 1998-04-28 | 1999-11-04 | Heedae Park | Appareil et procede destines au nettoyage d'une chambre d'un dispositif de moussage basse pression |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3358233A patent/JPH0645154B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9696098B2 (en) | 2012-01-17 | 2017-07-04 | General Electric Technology Gmbh | Method and apparatus for connecting sections of a once-through horizontal evaporator |
| US9746174B2 (en) | 2012-01-17 | 2017-08-29 | General Electric Technology Gmbh | Flow control devices and methods for a once-through horizontal evaporator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05177650A (ja) | 1993-07-20 |
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