JPH0644733A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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Publication number
JPH0644733A
JPH0644733A JP4217550A JP21755092A JPH0644733A JP H0644733 A JPH0644733 A JP H0644733A JP 4217550 A JP4217550 A JP 4217550A JP 21755092 A JP21755092 A JP 21755092A JP H0644733 A JPH0644733 A JP H0644733A
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JP
Japan
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pair
lock
slider
spring
reels
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Application number
JP4217550A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Iwahashi
祐司 岩橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to DE69325318T priority patent/DE69325318T2/de
Priority to EP93305530A priority patent/EP0580355B1/en
Publication of JPH0644733A publication Critical patent/JPH0644733A/ja
Priority to US08/366,010 priority patent/US5506739A/en
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08721Brakes for tapes or tape reels

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一対のリールを一対のロック爪でロックする
際に、一対のリールをテープ巻き上げ方向に回転駆動で
きるようにすること。 【構成】 一対のロック爪35、36を1つのスライダ
ー32上に回転自在に取り付けて、これらのロック爪3
5、36を第1のバネ38によって一対のリールの歯部
15、16に係合させる矢印d方向に回転付勢させると
共に、その一対の歯部15、16に係合された一対のロ
ック爪35、36で一対のリールをテープ巻き上げ方向
に回転させるようにスライダー32を第2のバネ39に
よって矢印b方向に前進付勢させるようにして、一対の
リールをロックする際、最初に一対のロック爪35、3
6を一対の歯部15、16に係合させて、一対のリール
のテープ弛み方向である矢印a方向の回転をロックさ
せ、引き続き一対のロック爪35、36で一対の歯部1
5、16を駆動して、一対のリールをテープ巻上方向で
ある矢印f方向に回転駆動することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープカセット
等に適用するのに最適なテープカセットに関し、特に、
非使用時に、一対のリールをロックするリールロック機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、8mmビデオテープカセット
等では、図6及び図7に示すように、磁気テープ1を左
右一対のリール2、3に巻装してカセット筐体4内に収
納し、磁気テープ1を左右一対のテープガイド5によっ
て案内してカセット筐体4の前面開口6に沿ってパス
し、カセット筐体4の左右両横側壁4aの前端側に左右
一対の支点ピン7を介して上下方向に回転自在に取り付
けた開閉蓋8によって、前面開口6を開閉するように構
成している。
【0003】そして、カセット筐体4の後側壁4b側
で、左右一対のリール2、3間のほぼ三角形状の空間内
にリールロック機構9を設けて、ビデオテープカセット
をビデオテープレコーダからエジェクトして非使用状態
となった時に、リールロック機構9によって、左右一対
のリール2、3のテープ弛み方向である矢印a方向の回
転をロックするように構成している。
【0004】そして、従来のリールロック機構9は、図
8の(A)と(B)に示す2方式がある。図8の(A)
に示すリールロック機構9は、カセット筐体4の底面板
4c上に一体成形した左右一対のリブ10間にスライダ
ー11を前後方向である矢印b、c方向にスライド自在
に嵌合させ、このスライダー11を圧縮コイルバネ12
によって矢印b方向に前進付勢させて、そのスライダー
11の前端面にほぼ逆ハの字状に一体成形した弾性を有
する左右一対のロック爪13、14を左右一対のリール
2、3の下フランジ2a、3aの外周に形成した左右一
対の歯部15、16に係合させて、左右一対のリール
2、3の矢印a方向の回転をロック(リールロック)す
るように構成したものである。
【0005】図8の(B)に示すリールロック機構9
は、ほぼV字状に成形された対称型の左右一対のロック
爪17、18をカセット筐体4の底面板4c上に垂直に
一体成形された左右一対の垂直な支点軸19、20の外
周に矢印d、e方向に回転自在に取り付け、これら左右
一対の支点軸19、20の先端に嵌装した左右一対の捩
りコイルバネ21、22によって左右一対のロック爪1
7、18を矢印d方向に回転付勢して、左右一対のリー
ル2、3の歯部15、16に係合させることによって、
左右一対のリール2、3 の矢印a方向の回転をロック
(リールロック)するように構成したものである。な
お、底面板4c上に一体成形した左右一対のリブ23間
にロック解除用スライダー24を矢印b、c方向にスラ
イド自在に嵌合し、このスライダー24を圧縮コイルバ
ネ25によって矢印b方向に前進付勢している。
【0006】そして、ビデオテープカセットがビデオテ
ープレコーダにセットされた時(使用状態)には、図8
の(A)のリールロック機構9は、スライダー11自体
を圧縮コイルバネ12に抗して矢印c方向に後退させ
て、左右一対のロック爪13、14を左右一対の歯部1
5、16から離脱させるようにして、リールロックを解
除するものである。
【0007】また、図8の(B)のリールロック機構9
は、圧縮コイルバネ25に抗して矢印c方向に後退され
るスライダー24によって、左右一対のロック爪17、
18を左右一対の捩りコイルバネ21、22に抗して矢
印e方向に回転させて左右一対の歯部15、16から離
脱させるようにして、リールロックを解除するものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8の(A)
のリールロック機構9は、ビデオテープカセットの輸送
時の振動や衝撃等によって、一方のリール2の歯部15
によって一方のロック爪部13のみが矢印c方向に押さ
れた場合、他方のリール3の歯部16から他方のロック
爪14が離脱してしまい、他方のリール3が矢印b方向
に不測に回転して、図6に示す磁気テープ1に矢印a方
向の弛みが発生し易いと言う問題があった。
【0009】また、図8の(B)に示すリールロック機
構9は、リールロック性を十分に発揮するために、左右
一対の捩りコイルバネ21、22強くすると、これらの
捩りコイルハネ21、22によって左右一対のロック爪
17、18が左右一対のリール2、3の歯部15、16
に矢印d方向から係合される際、図7に示すように、左
右一対のリール2、3に斜め前方である矢印F方向の強
いスライド力が働き、磁気テープ1に弛みが発生し易
く、左右一対の捩りコイルバネ21、22が弱いと、リ
ールロック性を十分に発揮できないと言う問題があっ
た。
【0010】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、一対のリールを一対のロック爪で
ロックする際に、一対のリールをテープ巻き上げ方向に
回転駆動できるようにしたテープカセットを提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のテープカセットは、磁気テープを一対のリ
ールに巻装してカセット筐体内に収納し、上記一対のリ
ールのフランジの外周に形成した一対の歯部に一対のロ
ック爪を係合させて、これら一対のリールのテープ弛み
方向の回転をロックするように構成したテープカセット
において、上記一対のロック爪を1つのスライダー上に
回転自在に取り付け、上記一対のロック爪を上記一対の
歯部に係合させる方向に回転付勢する第1のバネを設
け、上記一対の歯部に係合された上記一対のロック爪で
上記一対のリールをテープ巻き上げ方向に回転させるよ
うに上記スライダーを前進付勢する第2のバネを設け、
上記スライダーが上記第2のバネに抗して後退された時
に、上記一対のロック爪を上記第1のバネに抗して上記
一対の歯部から離脱する方向に回転する一対のガイドを
設けたものである。この際、上記第1のバネを1本のバ
ネで構成すること、上記一対のガイドを上記カセット筐
体の後側壁に一体成形された一対の補強用リブで形成す
ること、上記一対のロック爪の上記一対のガイドに対す
る当接面をこれら一対のロック爪の回転支点の近傍位置
に形成することが好ましい。
【0012】
【作用】上記のように構成された本発明のテープカセッ
トは、一対のロック爪を1つのスライダー上に回転自在
に取り付けて、これらのロック爪を第1のバネによって
一対のリールの歯部に係合させる方向に回転付勢させる
と共に、その一対の歯部に係合された一対のロック爪で
一対のリールをテープ巻き上げ方向に回転させるように
スライダーを第2のバネによって前進付勢させるように
したので、スライダーを第2のバネによって前進させて
一対のリールをロックする際、最初に一対のロック爪を
一対の歯部に係合させて、一対のリールのテープ弛み方
向の回転をロックさせ、引き続き一対のロック爪で一対
の歯部を駆動して、一対のリールをテープ巻き上げ方向
に回転駆動することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明をビデオテープカセットに適用
した一実施例を図1〜図5を参照して説明する。なお、
図6〜図8と同一構造部には同一の符号を付して説明の
重複を省く。
【0014】まず、図5はビデオテープカセット全体を
示したものであって、カセット筐体4内の従来と同じ位
置にリールロック機構9が収納されている。
【0015】次に、図1〜図4によって、リールロック
機構9の詳細を説明する。
【0016】まず、カセット筐体4の後側壁4bの内側
面と底面板4cの上面との間のコーナー部分にそれぞれ
閉塞された空間部30aを有する左右一対の補強用リブ
30が一体成形されており、底面板4c上で後側壁4b
から前方(前面開口6側のこと)に間隔を隔てた位置に
左右一対の案内リブ31が一体成形されている。そし
て、これら左右一対の補強用リブ30及び案内リブ31
はカセット筐体4の左右方向のカセットセンターPに対
して左右に振り分けられて配置されている。また、左右
一対の補強用リブ30の左右方向の対向部分がカセット
センターPと平行な左右一対のガイド30bに形成され
ている。
【0017】次に、スライダー32に一体成形されたベ
ース板32aと前側リブ32bとが左右一対のガイド3
0bと案内リブ31間に嵌合されて、このスライダー3
2が底面板4c上で前後方向である矢印b、c方向にス
ライド自在に取り付けられている。そして、ベース板3
2aの左右両端の上部に左右一対の支点軸33、34が
垂直に一体成形されている。
【0018】次に、左右一対のロック爪35、36は、
円筒部37aの両側部に長さの長いロックアーム37b
と、長さの短い突起37cとを互いに一体成形した対称
形状に構成されていて、これらのロック爪35、36は
円筒部37aによって左右一対の支点軸33、34の外
周に挿入されて矢印d、e方向に回転自在に取り付けら
れている。
【0019】次に、スライダー32の頂部で、カセット
センターP上に一体成形されたバネ取付ピン32cの外
周に捩りコイルバネで構成された第1のバネ38が嵌装
されていて、この第1のバネ38の左右両端部38aに
よって左右一対のロック爪35、36が左右一対のリー
ル2、3の歯部15、16への係合方向である矢印d方
向に回転付勢されている。
【0020】次に、スライダー32の後側面と後側壁4
bの内側面とのカセットセンターP上に形成された前後
一対のバネ係止穴32d、4dに圧縮コイルバネで構成
された第2のバネ39の前後両端39aが嵌合されてい
て、この第2のバネ39によってスライダー32が矢印
b方向に前進付勢されている。そして、第2のバネ39
によるスライダー32の矢印b方向のスライド力を、第
1のバネ38によるロック爪35、36の矢印d方向の
回転力より大きく設定してある。
【0021】そして、左右一対のロック爪35、36の
左右一対のガイド30bに対する当接面35a、36a
が、これらの回転支点である左右一対の支点軸33、3
4の近傍位置に形成されていて、これらの当接面35
a、36aはこれらのロックアーム37bに対して傾斜
された傾斜面に形成されている。また、左右一対のロッ
ク爪35、36の突起37cの矢印d方向の回転ストッ
パー32eがスライダー32の後側面の左右両端に形成
されている。
【0022】次に、以上のように構成されたリールロッ
ク機構9のリールロック及びリールロック解除の動作を
説明する。
【0023】まず、図4に示すように、ビデオテープカ
セットがビデオテープレコーダにセットされた時(使用
状態)には、スライダー32がロック解除位置まで第2
のバネ39に抗して矢印c方向に後退されて、左右一対
のロック爪35、36がスライダー32によって矢印c
方向に後退される。
【0024】この時、左右一対のロック爪35、36の
当接部35a、36aが左右一対のガイド30bに当接
されて、これらのロック爪35、36が矢印e方向に第
1のバネ38に抗して回転されて、これらのロックアー
ム37bの先端が左右一対のリール2、3の歯部15、
16から矢印e方向に離脱されて、左右一対のリール
2、3のロックが解除される。この際、左右一対の当接
面35a、36aが左右一対の支点軸33、34の近傍
位置に設けられているので、スライダー32の矢印c方
向への小さなストロークで、左右一対のロック爪35、
36を矢印e方向に大きく回転できる。
【0025】次に、図3に示すように、ビデオテープカ
セットがビデオテープレコーダからエジェクトされて非
使用状態となった時には、スライダー32がロック位置
まで第2のバネ39によって矢印b方向に前進されて、
スライダー32によって左右一対のロック爪35、36
が一緒に矢印b方向に前進される。
【0026】この際、最初に、図3に1点鎖線で示すよ
うに、左右一対のロック爪35、36の当接部35a、
36aが左右一対のガイド30bから矢印b方向に離れ
た瞬間に、これらのロック爪35、36が左右一対の支
点軸33、35の外周で第1のバネ38によって矢印d
方向に回転されて、これらのロックアーム37bの先端
が左右一対のリール2、3の歯部15、16に係合され
て、これらのリール2、3のテープ弛み方向である矢印
a方向の回転がロックされて、リールロック状態にな
る。
【0027】次に、引き続いて、図3に実線で示すよう
に、左右一対のロック爪35、36のロックアーム37
bの先端が左右一対の歯部15、16に係合されたま
ま、スライダー32によってこれらのロック爪35、3
6が矢印b方向に前進されて、これらのロック爪35、
36のロックアーム37bによって一対の歯部15、1
6がテープ巻き上げ方向である矢印f方向に駆動され
て、左右一対のリール2、3が矢印f方向に回転駆動さ
れる。
【0028】従って、このリールロック機構9によれ
ば、リールロック時に、図5に示すように、左右一対の
リール2、3を矢印f方向に回転駆動して、磁気テープ
1を左右一対のリール2、3に自動的に巻き上げて、磁
気テープ1の弛みを取り除き、左右一対のテープガイド
5間で磁気テープ1を緊張させることができる。
【0029】そして、このリールロック機構9は、図3
に実線で示すリールロック完了状態では、互いに独立し
た左右一対のロック爪35、36で左右一対のリール
2、3を互いに独立してロックしているので、ビデオテ
ープカセットの輸送時の振動や衝撃等によって、左右一
対のリール2、3が相互に変動しても、左右一対のロッ
ク爪35、36はこれらのリール2、3に確実に追従し
て矢印d、e方向に回転するので、リールロック性を常
に十分に発揮することができる。
【0030】また、このリールロック機構9によれば、
図3に実線で示すリールロック完了状態で、左右一対の
リール2、3に矢印a方向の回転力が加えられて、左右
一対のロック爪35、36に矢印f方向の回転力が作用
した場合、これらの突起37cがスライダー32の左右
一対の回転ストッパー32eに矢印d方向から当接し
て、これらのロック爪35、36の矢印d方向の回転が
ロックされる。従って、左右一対のリール2、3に矢印
a方向の回転力が加えられても、左右一対のロック爪3
5、36のロックアーム37bの先端が左右一対の歯部
15、16から外れることがなく、左右一対のリール
2、3を矢印a方向に回転して、磁気テープ1に弛みを
発生してしまうことを未然に防止できる。
【0031】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。また本
発明は、ビデオテープカセットに限定されることなく、
各種のテープカセットに適用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のテープ
カセットは次のような効果を奏する。
【0033】請求項1は、一対のロック爪を1つのスラ
イダー上に回転自在に取り付けて、これらのロック爪を
第1のバネによって一対のリールの歯部に係合させる方
向に回転付勢させると共に、その一対の歯部に係合され
た一対のロック爪で一対のリールをテープ巻き上げ方向
に回転させるようにスライダーを第2のバネによって前
進付勢させようにして、一対のリールをロックする際、
最初に一対のロック爪を一対の歯部に係合させて、一対
のリールのテープ弛み方向の回転をロックさせ、引き続
き一対のロック爪で一対の歯部を駆動して、一対のリー
ルをテープ巻き上げ方向に回転駆動することができるよ
うにしたので、リールロックの都度、磁気テープを自動
的に巻き上げて緊張させることができる。従って、ビデ
オテープレコーダ等からのテープカセットのエジェクト
時に、磁気テープが弛んだままエジェクトされて、エジ
ェクト時に閉じられるテープカセットの開閉蓋で磁気テ
ープがダメージを受けるような危険を解除することがで
きる。
【0034】請求項1は、スライダー上に回転自在に取
り付けた一対のロック爪を独立して一対のリールの歯部
に係合させることができるので、テープカセットの輸送
時の振動や衝撃等によって一対のリールが相互に変動し
ても、これらのリールに対する一対のロック爪の追従性
が高く、リールロック性を十分に発揮できるので、上記
の振動や衝撃等による磁気テープの弛みを確実に防止で
きる。
【0035】請求項2は、第1のバネを捩りコイルバネ
等の1本のバネで構成したので、部品点数及び組立工数
を削減して、低コスト化を図ることができる。
【0036】請求項3は、一対のガイドをカセット筐体
の後側壁に一体成形された一対の補強用リブに形成した
ので、成形が容易である上に、カセット筐体の剛性を高
めることができる。
【0037】請求項4は、一対のロック爪の一対のガイ
ドに対する当接面をこれら一対のロック爪の回転支点の
近傍位置に形成したので、スライダーの小さなストロー
クで、一対のロック爪を大きく回転制御することができ
て、スライダーの小さなストロークで、リールロック及
びロック解除の動作を確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるビデオテープカセット
のリールロック機構部分の斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】リールロック機構のリールロック状態を示す平
面図である。
【図4】リールロック機構のリールロック解除状態を示
す平面図である。
【図5】本発明のビデオテープカセット全体の概略図で
ある。
【図6】従来のビデオテープカセットの一例を示す概略
平面図である。
【図7】従来のビデオテープカセットの他の例を示す概
略平面図である。
【図8】従来のリールロック機構の2つの例を示した平
面図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ 2、3 リール 2a、3a リールの下フランジ 4 カセット筐体 4b カセット筐体の後側壁 9 リールロック機構 15、16 歯部 30 補強用リブ 30b 補強用リブのガイド 32 スライダー 33、34 支点軸(回転支点) 35、36 ロック爪 35a、36a ロック爪の当接面 38 第1のバネ 39 第2のバネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを一対のリールに巻装してカセ
    ット筐体内に収納し、上記一対のリールのフランジの外
    周に形成した一対の歯部に一対のロック爪を係合させ
    て、これら一対のリールのテープ弛み方向の回転をロッ
    クするように構成したテープカセットにおいて、 上記一対のロック爪を1つのスライダー上に回転自在に
    取り付け、 上記一対のロック爪を上記一対の歯部に係合させる方向
    に回転付勢する第1のバネを設け、 上記一対の歯部に係合された上記一対のロック爪で上記
    一対のリールをテープ巻き上げ方向に回転させるように
    上記スライダーを前進付勢する第2のバネを設け、 上記スライダーが上記第2のバネに抗して後退された時
    に、上記一対のロック爪を上記第1のバネに抗して上記
    一対の歯部から離脱する方向に回転する一対のガイドを
    設けたことを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】上記第1のバネを1本のバネで構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】上記一対のガイドを上記カセット筐体の後
    側壁に一体成形された一対の補強用リブで形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のテープカセット。
  4. 【請求項4】上記一対のロック爪の上記一対のガイドに
    対する当接面をこれら一対のロック爪の回転支点の近傍
    位置に形成したことを特徴とする請求項1又は3記載の
    テープカセット。
JP4217550A 1992-07-24 1992-07-24 テープカセット Pending JPH0644733A (ja)

Priority Applications (4)

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JP4217550A JPH0644733A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 テープカセット
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US08/366,010 US5506739A (en) 1992-07-24 1994-12-29 Tape cassette with slidably guided, spring-biased reel locking means

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4217550A JPH0644733A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 テープカセット

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US (1) US5506739A (ja)
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DE (1) DE69325318T2 (ja)

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