JPH064451U - 無段変速機用油圧ピストンのバランス室構造 - Google Patents

無段変速機用油圧ピストンのバランス室構造

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JPH064451U
JPH064451U JP4358192U JP4358192U JPH064451U JP H064451 U JPH064451 U JP H064451U JP 4358192 U JP4358192 U JP 4358192U JP 4358192 U JP4358192 U JP 4358192U JP H064451 U JPH064451 U JP H064451U
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JP
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hydraulic
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秀雄 古東
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速比の切り換え時の応答性を改善できる無
段変速機用油圧ピストンのバランス室構造を提供するこ
とに有る。 【構成】入力軸に固定された第1固定シーブ701及び
第1可動シーブ701からなるプライマリプーリ7と、
第1可動シーブ701を摺動させる第1油圧ピストン1
3と、出力軸9に固定された第2固定シーブ112及び
第2可動シーブ111からなるセカンダリプーリ10
と、第2可動シーブ111及び第2固定シーブ112と
対設された固定壁28により形成された油圧室25から
なる第2油圧ピストン14と、固定壁28及び可動壁3
0により形成されたバランス室27と、両プーリ7,1
0間に巻き掛けられた無端ベルトとを備え、特に、固定
壁28の外周側に油圧室25とバランス室27とを連通
する油連通部26を備え、同油連通部26は、バランス
室27側の小径部261と、油圧室25側の大径部26
2と、同大径部側262内に介装された球体Bとから成
ることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一対のプーリ間に巻装されるベルトの巻き付け径比を各プーリに付 設される油圧ピストンの伸縮作動に応じて変化させ、これに応じて変速比を無段 階に変化させる無段変速機に装着される油圧ピストンの調圧装置、特に、セカン ダリプーリの油圧ピストン内の油圧室とバランス室とが油圧抜き穴によって連通 可能に形成された無段変速機用油圧ピストンのバランス室構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プライマリプーリとセカンダリプーリの間に駆動ベルトを巻装し、両プ ーリに巻装されるベルトの巻き付け径比を変化させて無段変速を行うベルト駆動 式の無段変速機が知られている。この無段変速機はプライマリ及びセカンダリの 両プーリの各固定側シーブと可動側シーブの相対間隔を接離操作する両油圧ピス トンを備えており、車両の運転情報に応じたライン圧となるようレギュレータバ ルブを電磁制御弁で調圧し、同ライン圧をセカンダリプーリ側の油圧ピストンへ 供給し、車両の運転情報に応じた目標変速比となるよう、同変速比制御バルブ用 電磁制御弁により更に調圧して得られた変速比制御油圧をプライマリプーリ側の 油圧ピストンへ供給して変速比を変更させ、無段変速を行うように構成されてい る。
【0003】 図5に示す様に、セカンダリプーリ100の油圧ピストン101は油圧室10 2及びその外側に配設されるバランス室103を備え、油圧室102はセカンダ リプーリ100の回転軸104と一体回転すると共に相対的に摺動する可動シー ブ105及び回転軸104と一体の固定壁106によって形成され、バランス室 103は固定壁106及び可動シーブ105と一体の可動壁107とで形成され る。 この場合、特に、油圧室102とバランス室103の間は、油圧抜き穴108 によって連通され、この穴がその絞り作用によって油圧室102の油圧を所定圧 に保持すると共にバランス室103への油圧供給に利用されている。
【0004】 この油圧ピストンの作動時には、油圧源からの油圧は上述した如くレギュレー タバルブ等の油圧制御手段によって適正ライン圧に調圧される。このライン圧が 給油口109より油圧室102に供給排出されると、可動シーブ105は回転軸 104上を摺動し、固定シーブとの間隔を増減させてベルトの区ランプ力を変化 させ、これによってセカンダリプーリ100が目標のクランプ力を発生するよう 切り換えられている。この場合、特に、油圧室の102の油は遠心力を受け、そ の遠心力による油の押圧力(図5に符号fr1で示した)を可動シーブ105に 加え、逆にバランス室103の油が遠心力による油の押圧力(図5に符号fr2 で示した)を可動壁107に加え、両遠心力による油の押圧力は互いに打ち消し あい、これによって可動シーブ105が遠心力による油の押圧力によってずれを 生じることを防いでいる。
【0005】 この場合、油圧室102に給油口109より流入した油は徐々に油圧抜き穴1 08よりバランス室103に排出される。この油圧抜き穴108はここから油が 排出されても油圧室102の油圧がほぼライン圧に近い値に保持される程度の絞 り効果が得られるように構成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような油圧室102とバランス室103を結ぶ油圧抜き穴108 の内径は一定であり、このため、車速の上昇と共にセカンダリプーリの回転数が 上昇すると、次のような問題を生じる。 無段変速機の駆動時において、プライマリプーリの回転数は最大5000rp m程度で達するのに対して、セカンダリプーリの回転数は最大10000rpm 程度にまで達し、このため、きわめて油の受ける遠心力による影響を受け易い状 態となる。すなわち、油圧抜き穴108の内径は低回転時の油圧室102の油圧 をライン圧に保持すべく設定されており、このため無段変速機の変速比が高変速 比(低変速段)より低変速比(高変速段)に切り換わると、セカンダリプーリの 油圧室102の油をバランス室103に速やかに排出する必要がある。しかしこ の時、油圧抜き穴108は低回転時の定常状態においてライン圧を保持できるよ うに内径が設定されており、油の急速排除は出来ず、結果として油圧室102の 油がバランス室103に十分に排除されないままで、高回転に切り替わる。この ため、可動シーブ105に加わる押圧力fr1が可動壁107に加わる押圧力f r2より過度に大きくなり、可動シーブ105が遠心力による油の押圧力によっ てずれを生じ易くなり、適正なクランプ力を得ることが出来ず、ベルト耐久性が 低下したり、切り換え応答性が低下することとなる。
【0007】 本考案の目的は、最適なクランプ力を得るとともに変速比の切り換え時の応答 性を改善できる無段変速機用油圧ピストンのバランス室構造を提供することにあ る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案は入力軸に固定された第1固定シーブ、 上記入力軸上を摺動可能に上記第1固定シーブに対向して配設された第1可動シ ーブからなるプライマリプーリと、上記第1可動シーブを摺動させる第1油圧ピ ストンと、出力軸に固定された第2固定シーブ、上記出力軸上を摺動可能に上記 第2固定シーブに対向して配設された第2可動シーブからなるセカンダリプーリ と、上記第2可動シーブ、及び上記出力軸に固定されると共に上記第2可動シー ブを挾んで上記第2固定シーブと対設された固定壁により形成された油圧室から なり、上記第2可動シーブを摺動させる第2油圧ピストンと、上記固定壁及び上 記第2可動シーブと一体的に形成され上記固定壁を挾んで上記油圧室と対設され た可動壁により形成されたバランス室と、両プーリ間に巻き掛けられた無端ベル トと、からなる無段変速機において、上記固定壁外周側に上記油圧室と上記バラ ンス室とを連通する油連通部を備え、同油連通部は、上記バランス室側の小径部 と、上記油圧室側の大径部と、同大径部側内に介装された球体とから成ることを 特徴とする。
【0009】
【作用】
油連通部の小径部が油圧室の油圧を受ける球体で閉鎖可能であり、しかもこの 球体が小径部を開放可能に構成されているので、油圧室をライン圧に保持出来る と共に切り換え時には小径部を開放して、油圧室の油をバランス室に排出出来る
【0010】 。
【実施例】
図1及び図2の無段変速機用油圧ピストンのバランス室構造は車両のエンジン Eに連結された動力伝達系P上の無段変速機1に付設される。 図2に示すように、ここで動力伝達系P内の無段変速機(CVT)1には図示 しない電子制御手段であるCVTECUが接続され、これによって無段変速機1 の油圧制御手段が駆動制御され、後述の各油圧ピストン13,14の切り換え操 作がなされることによって変速制御が行われている。 ここでエンジンEのクランクシャフトには流体継手4及び遊星歯車式の前後進 切り換え装置5を介して図1の無段変速機1が接続されている。
【0011】 ここで、無段変速機1は前後進切り換え装置5の出力軸に一体結合されたプラ イマリシャフト6を有するプライマリプーリ7と減速機8側に回転力を出力する セカンダリシャフト9を有するセカンダリプーリ10を備え、このプライマリプ ーリ7とセカンダリプーリ10とにスチールベルト11が掛け渡される。セカン ダリシャフト9は減速機8やデフ12を介して図示しない駆動輪に回転力を伝達 するように構成されている。 両プーリ7,10は共に2分割に構成され、可動側シーブ701,111は固 定側シーブ702,112に相対回転不可に相対間隔を接離可能に外嵌される。 この可動側シーブ701,111には固定側シーブ702,112との相対間隔 を接離操作する各油圧ピストン13,14が装着される。
【0012】 なおここで、プライマリプーリ7とセカンダリプーリ10の両回転数wp,w sは図示しない回転センサによってCVTECU2に入力されており、そこで実 変速比in(=wp/ws)が算出されている。ここで無段変速機1はプライマ リプーリ7の固定側シーブ702に対し可動側シーブ701を近付けてプライマ リプーリの巻き付け径を大きくし、セカンダリプーリ10の固定側シーブ112 より可動側シーブ111を遠ざけて巻き付け径を小さくし、これによって実変速 比in(プライマリ回転数Wp/セカンダリ回転数Ws)を小さくし、即ち、低 変速比(高変速段)とし、逆に操作して高変速比(低変速段)を達成する様に構 成されている。
【0013】 ここで油圧ピストン13は第1油圧室15、同油圧室に連絡路16を介して連 通する第2油圧室17とを備える。ここで、第1油圧室15は可動シーブ701 及びプライマリシャフト6に固定されたシーブ側可動壁19で形成される。他方 、第2油圧室17はプライマリシャフト6と一体で可動シーブ701にフランジ 201が嵌挿される椀状壁22及び可動シーブ701に固定されフランジ201 の内周壁に摺接するシーブ側固定壁21とで形成されている。
【0014】 第1油圧室15及び第2油圧室17はプライマリシャフト6の中央油路Sを介 してケーシング23側のプライマリ流入口24に連通し、同部には電磁制御弁3 を介して図示しない油圧源側より制御油圧が供給され、これによって可動シーブ 701及びこれと一体のシーブ側固定壁21が両室の油圧によって応答性良く摺 動変位出来る。 他方、油圧ピストン14は油圧室25、同油圧室に油抜き穴26(図3参照) を介して連通するバランス室27とを備える。ここで、油圧室25は可動シーブ 111及びセカンダリシャフト9と一体の固定壁28とで形成され、両部材間に は互いを離脱方向に付勢するスプリング29が装着されている。バランス室27 は固定壁28及び可動シーブ111と一体の可動壁30とで形成される。
【0015】 油圧室25はセカンダリ軸9の中央油路31を介してケーシング23側のセカ ンダリ流入口32に連通し、同部には電磁制御弁33を介して図示しない油圧源 側より制御油圧(ライン圧)が供給され、これによってセカンダリプーリ10に 必要なクランプ力が発生する。 ここで、固定壁28の外周側のa部には図3に示すように、油抜き穴26が形 成される。この油抜き穴26はバランス室27側の小径部261と、油圧室25 の大径部262とで成り、特に大径部262には小径部261の内径より大きな 外径の鋼球Bが遊嵌される。この大径部262の開口にはリング状の止め部材4 0が溶接され、同止め部材40はその内径が鋼球の外径より小さく形成され、大 径部262内に遊嵌された鋼球Bが離脱するのを防いでいる。
【0016】 ここでは特に、大径部262及び小径部261はその共通中心線L3が固定壁 28の、即ちセカンダリプーリの回転中心線Lsに対して所定の傾斜角αを保つ 様に形成されている。更に大径部262の小径部261との連結部がコーン面2 63に形成され、このコーン面262を鋼球Bが転動して小径部261を開閉出 来る。 ここで油圧源の図2に示したオイルポンプOPはエンジンに連動して駆動し、 その油圧を変化させるが、図示しないレギュレータバルブ(電磁制御弁33に制 御される)の調圧作動によって油圧源からの圧油がライン圧に調圧されて、セカ ンダリ流入口32に供給され、そのライン圧が変速比制御バルブ(電磁制御弁3 に制御される)によって変速比制御油圧に調圧されてプライマリ流入口24に供 給されるように構成されている。
【0017】 このような無段変速機用油圧ピストンのバランス室構造は動力伝達系P内の無 段変速機1の駆動と共に駆動する。 ここでエンジン側の油圧源よりの圧油は電磁制御弁33に制御されてライン圧 に調圧されて、セカンダリ流入口32に供給され、そのライン圧が電磁制御弁3 に制御されて制御油圧に調圧されてプライマリ流入口24に供給される。 ここで、車両が低速運転時にあるとセカンダリプーリ10は低回転に有り、セ カンダリプーリ10の固定壁28の鋼球Bは油圧室25とバランス室27の差圧 Fpを受けて、第4図(a)に示すように小径部261を閉鎖する状態を保つ。
【0018】 この第4図(a)に示すような低回転時に固定壁28がある場合、鋼球Bには 差圧Fpと遠心力F1が加わる。差圧Fpと遠心力F1は方向が異なり、低回転 時にあると、差圧Fpのコーン面の方向の各分力Fpsが,遠心力のコーン面の 方向の各分力F1sより大きく、この結果、鋼球Bは小径部261を遮断する。 この状態では、セカンダリ流入口32より油圧室25に供給された油は油抜き穴 26より排除されず、ライン圧を確保出来、他方のプライマリプーリ7も適正制 御油圧を受けて、所定の巻き付け径を確保出来、これによって実変速比in(プ ライマリ回転数Wp/セカンダリ回転数Ws)を目標変速比に切り換え制御出来 る。
【0019】 これに対して車両が高速運転時に切り換わると、高変速比(低変速段)より低 変速比(高変速段)への切り換え指令が図示しないCVTECUより発せられ、 特に、セカンダリプーリ10は高回転に切り換わることとなる。このため、セカ ンダリプーリ10の油圧室25の油をバランス室27に所定量だけ排除する必要 が生じる。 この時、まず、セカンダリプーリ10の回転数が急増し、図4図(b)に示す ように、固定壁28の鋼球Bは油圧室25とバランス室27の差圧Fp1を受け 、しかも、鋼球Bは急増した遠心力F2をうける。このため、遠心力のコーン面 の方向の分力F2sが大きくなって差圧Fpのコーン面の方向の各分力Fp1s を上回ることとなる。この結果、鋼球Bは小径部261を開放し、これによって 油圧室25の油をバランス室27に速やかに排除でき、油圧室25の可動シーブ 111に加わる遠心力による油の押圧力fr1とバランス室27の可動壁30に 加わる遠心力による油の押圧力fr2が互いに打ち消しあって、遠心力による油 の押圧力による可動シーブ111のずれが排除され、適正変速比への切り換えが スムーズに応答性良くなされる。 上述のところにおいて、油抜き穴26は1つ固定壁28に形成されていたが、 これに代えて、複数の油抜き穴26を形成しても良く、この場合、高回転切り換 え時の油の抜けがより促進され、切り換え応答性をより向上させることが出来る 。
【0020】
【考案の効果】
以上のように、この考案は、プライマリプーリの低回転時には、油圧抜き穴を 油圧室の油圧を受ける球体が閉鎖し、高回転時には、所定値以上の遠心力を受け た球体が小径部を開放できるので、セカンダリプーリの低回転時には油圧室をラ イン圧に容易に保持出来、高回転への切り換え時には、速やかに小径部を開放し て、油圧室の油をバランス室に排出出来、ベルトクランプ力が最適にすることが できるのでベルトの耐久性が向上し、高変速比(低変速段)より低変速比(高変 速段)への切り換え応答性を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての無段変速機用油圧ピ
ストンのバランス室構造の要部断面図である。
【図2】図1の油圧ピストンのバランス室構造を備えた
無段変速機及び動力伝達系の概略構成図である。
【図3】図1の油圧ピストンのバランス室構造内の油抜
き穴を備えた固定壁の断面図である。
【図4】(a)は図1のバランス室構造内の油抜き穴の
鋼球の低回転時の作動説明図、(b)は図1のバランス
室構造内の油抜き穴の鋼球の高回転時の作動説明図であ
る。
【図5】従来装置の要部断面図である。
【符号の説明】
1 無段変速機 6 プライマリ軸 7 プライマリプーリ 9 セカンダリ軸 10 セカンダリプーリ 11 スチールベルト 13 油圧ピストン 14 油圧ピストン 15 第1油圧室 17 第2油圧室 111 可動シーブ 112 固定シーブ 25 油圧室 26 油抜き穴 27 バランス室 28 固定壁 B 鋼球 261 小径部 262 大径部 263 コーン面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力軸に固定された第1固定シーブ、上記
    入力軸上を摺動可能に上記第1固定シーブに対向して配
    設された第1可動シーブからなるプライマリプーリと、 上記第1可動シーブを摺動させる第1油圧ピストンと、 出力軸に固定された第2固定シーブ、上記出力軸上を摺
    動可能に上記第2固定シーブに対向して配設された第2
    可動シーブからなるセカンダリプーリと、 上記第2可動シーブ、及び上記出力軸に固定されると共
    に上記第2可動シーブを挾んで上記第2固定シーブと対
    設された固定壁により形成された油圧室からなり、上記
    第2可動シーブを摺動させる第2油圧ピストンと、 上記固定壁及び上記第2可動シーブと一体的に形成され
    上記固定壁を挾んで上記油圧室と対設された可動壁によ
    り形成されたバランス室と、 両プーリ間に巻き掛けられた無端ベルトと、 からなる無段変速機において、 上記固定壁外周側に上記油圧室と上記バランス室とを連
    通する油連通部を備え、同油連通部は、上記バランス室
    側の小径部と、上記油圧室側の大径部と、同大径部側内
    に介装された球体とから成ることを特徴とする無段変速
    機用油圧ピストンのバランス室構造。
JP4358192U 1992-06-23 1992-06-23 無段変速機用油圧ピストンのバランス室構造 Pending JPH064451U (ja)

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Cited By (4)

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Effective date: 19981020