JPH0643792Y2 - 遮光装置の駆動帯テンション調整機構 - Google Patents

遮光装置の駆動帯テンション調整機構

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JPH0643792Y2
JPH0643792Y2 JP14428288U JP14428288U JPH0643792Y2 JP H0643792 Y2 JPH0643792 Y2 JP H0643792Y2 JP 14428288 U JP14428288 U JP 14428288U JP 14428288 U JP14428288 U JP 14428288U JP H0643792 Y2 JPH0643792 Y2 JP H0643792Y2
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哲弥 藤岡
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複写機などに装備される遮光装置の駆動帯テン
ション調整機構に関する。
〔従来の技術〕
第2図において、複写機1の上部にはコンタクトガラス
2が配置されており、このコンタクトガラス2上に載置
された原稿は、証明装置19により均一に照明される。原
稿からの反射光は、実線で示されるように、結像レンズ
3を介しベルト状感光体8の表面に結像される。レンズ
3と感光体8との間には、先端側遮光装置35と後端側遮
光装置36とからなる遮光装置70が配置されており、感光
体8の進行方向における原稿画像の投影されない領域
を、その先端と後端から遮光するようになっている。
ベルト状感光体8は、図示されない駆動装置により回転
されるベルト支持ローラ15に従って反時計回りに回転さ
れる。この感光体8の表面は帯電装置14によって帯電さ
れ、露光領域において、原稿画像が投影されて静電潜像
が形成される。そして、イレーサ7によって余分な電荷
が除電された後、現像装置9から感光体8上の静電潜像
にトナーが供給されて、トナー像が形成される。
そして、転写紙が給紙装置16から感光体8上へ送られ、
転写チャージャー10の作用によって転写紙にトナー像が
転写される。さらに転写紙は分離チャージャー11によっ
て感光体に対する静電吸着が弱められて、感光体8から
剥離して、定着装置12に搬送され、トナー像が定着され
る。感光体8上に残ったトナーはクリーニング装置13に
よって除去される。
複写倍率変更時および転写紙サイズ変更時に前述の遮光
装置70、すなわち先端側遮光装置35と後端側遮光装置36
は仮想線で示される如く、感光体8の露光領域における
原稿画像の投影されない領域を遮光するようになってい
る。
この遮光装置70は、第3図に示されるように、潜像先端
位置を規制する先端側遮光装置35と、該先端側遮光装置
35と同形状をなし、潜像後端位置を規制する後端側遮光
装置36とからなる。
図中において符号38,39は先端側遮光装置35の外側プー
リーを、符号41,42は後端側遮光装置36の外側プーリー
を示し、これら外側プーリー38,39,41,42は遮光シート
巻き取りロール6に回動自在に支持された軸22に取付け
られている。この軸22の両端は図示しないフレームに固
定された軸受によって支持されている。
符号43,44は先端側遮光装置35の内側プーリーを、符号4
5,46は後端側遮光装置36の内側プーリーを示す。これら
内側プーリー43と45及び内側プーリー44と46はそれぞれ
同一軌道上に隣合って配置されており、図示しないブラ
ケットによって回動自在に支持されている。
先端側遮光装置35の外側プーリー38と内側プーリー43に
は駆動帯としての駆動ベルト34aが、外側プーリー39と
内側プーリー44には駆動ベルト34bがそれぞれ掛け渡さ
れている。後端側遮光装置36の外側プーリー41と内側プ
ーリー45には駆動ベルト34cが、外側プーリー42と内側
プーリー46には駆動ベルト34dがそれぞれ掛け渡されて
いる。駆動ベルト34a,34b,34c,34dの下面側にはアング
ル4の両端部がベルト止め27によって固定されている。
符号5は遮蔽部材としての遮光シートを示し、その幅P
は感光体8の幅とほぼ一致している。この遮光シート5
の先端側はアングル4に固着され、後端側は遮光シート
巻き取りローラー6に固定されており、一定長さの遮光
シート5が遮光シート巻き取りローラー6に巻かれてい
る。軸22と遮光シート巻き取りローラー6は捩りばね23
により接続されており、この捩りばね23の回転トルクに
よって遮光シート5に一定にバックテンションがかかる
ようになっている。
内側プーリー44,46には動力伝達ギヤ30bが一体に形成さ
れている。この動力伝達ギヤ30bにはモーター26に取り
付けられているピニオン30aが噛み合っている。
この遮光装置70では、複写倍率変更時および転写紙サイ
ズ変更時にモータ26が作動し、モータ26の動力がピニオ
ン30aから動力伝達ギヤ30bに伝達され、内側プーリー4
4,46が回転し、この内側プーリー44,46の回転力によっ
て駆動ベルト34a,34b,34c,34dが駆動される。そして遮
光シート5,5が遮光シート巻き取りローラー6から引き
出され、または巻き取られて遮光シート5が開閉動作し
て感光体8の露光領域の長さ寸法を調整する。
上記遮光シートの開閉動作を円滑に行なうためには、駆
動ベルト34に適切なテンションが与えられていなければ
ならない。そこで図に示すテンション調整機構31まはた
50が装備されている。
テンション調整機構31のアイドルプーリー32は駆動ベル
ト34bの上面側の途中部分に接触するように配置されて
いる。アイドルプーリー32はテンション調整板33に回動
自在に取り付けられている。テンション調整板33には上
下方向に延びる二つの長穴47が形成されている。この長
穴47には、ねじ48が挿入されており、テンション調整板
33を図示しないフレームに固定できるようになってい
る。この駆動帯テンション調整機構31は4本の駆動ベル
ト34a,34b,34c,34dすべてに備えられている(図示省
略)。
このテンション調整機構では、テンション調整板33をね
じ48によってフレームに仮付けした状態で、テンション
調整板33を上下動させ、アイドルプーリー32を駆動ベル
ト34a,34b,34c,34dに圧接させて、駆動ベルトに所望の
テンションがかかる位置でテンション調整板33をねじ48
によってフレームに固定して、駆動ベルト34のテンショ
ンを調整する。
テンション調整機構50において、外側プーリー42は駆動
帯34a,34b,34c,34dが掛け渡されている方向(以下A-B方
向という。)に移動できる支持板51に回動自在に取付け
られている。符号52はばね止め板を示し、このばね止め
板52にはA-B方向へ延びる長穴54が形成されている。ば
ね止め板52は、長穴54に挿入されたねじ55によってフレ
ームに取付けられている。支持板51とばね止め板52はば
ね53によって連結されている。この駆動帯テンション調
整機構50は4本の駆動ベルト34a,34b,34c,34dすべてに
備えられている(図示省略)。
このテンション調整機構で、ばね止め板52をねじ55によ
ってA-B方向に適宜移動させ、駆動ベルト34に所望のテ
ンションがかかる位置でばね止め板52をねじ55によりフ
レームに固定して、駆動ベルト34a,34b,34c,34dのテン
ションを調整する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の遮光装置の駆動帯テンション調整機構では、
調整機構を駆動ベルト34a,34b,34c,34dすべてに備えな
ければならないので、部品点数が多くなり、組み立ても
煩雑である。
またテンション調整板33またはばね止め板52を微妙に動
かして、駆動ベルト34a,34b,34c,34dのテンションを調
整するようにしているので、調整作業が手間のかかるも
のとなっている。
さらに駆動ベルト34a,34b,34c,34dの長さが経時的に変
化すると、駆動ベルトのテンションも変化してしまうの
で、適切なテンションに調整し直さなければならなくな
る問題点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記従来の問題点を着目してなされたものであ
り、複数の外側プーリーと、同一軌道上に隣合って配置
されている複数の内側プーリーと、これら外側プーリー
と内側プーリーに各々独立して掛け渡されている駆動帯
と、この駆動帯に取り付けられ且つ前記プーリーが回動
することにより開閉動作されて、感光体の露光領域を遮
蔽する遮蔽部材とが具備されている遮光装置の駆動帯テ
ンション調整機構において、前記外側プーリーは不動部
材に取り付けられ、前記隣合っている内側プーリーは、
軌道方向に移動自在であり、しかも弾性部材によって互
に連結される。
〔作用〕
この遮光装置のテンション調整機構によれば、外側プー
リーは不動部材に取付けられ、隣合っている内側プーリ
ーは、軌道方向に移動自在であるので、弾性部材の弾性
力によって内側プーリーが互に近ずく方向に引かれて、
駆動帯が引っ張られる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示す遮光装置は、本考案の駆動帯テンション調
整機構を特に具備した点を除き、従来例とその構造を同
様とするので、実施例についてはテンション調整機構に
関して記載するにとどめ、その他の構成の説明について
は従来例と同じ符号を付してその説明は省略する。
図中において符号60は先端側ブラケットを示し、この先
端側ブラケット60は図示しないフレームにA-B方向へ移
動自在に支持されている。先端側ブラケット60には、動
力伝達ギヤ30bと一体形成されている内側プーリー44,46
が、ブラケット全面に位置する状態に支持されている。
さらに先端側ブラケット60にはモータ26が備えられてお
り、このモータ26にはピニオン30bが取付けられてい
る。ピニオン30aは先端側ブラケット60の前面に位置し
ており、動力伝達ギヤ30bに噛み合っている。先端側ブ
ラケット60のB方向側の側端縁にはフック60aが形成さ
れている。
後端側ブラケット61は、A方向側の側端縁にフック61a
がフック60aに対向して形成されている点を除き、先端
側ブラケット60と同一構造である。
先端側ブラケット60のフック60aと後端側ブラケット61
のフック61aにはばね62がかけられており、両ブラケッ
ト60,61はばね62によって互に連結されている。このば
ね62は駆動ベルト34b,34dに適正なテンションを与える
一定の弾性力を発揮するものである。
符号64は内側プーリー43を支持する先端側ブラケットを
示し、この先端側ブラケット64はA−B方向に移動でき
るようになっている。先端側ブラケット64のB方向側の
側端縁にはフック64aが形成されている。
符号65は内側プーリー45を支持する後端側ブラケットを
示し、この後端側ブラケット65はA−B方向に移動でき
るようになっている。後端側ブラケット65には、先端側
ブラケット64のフック64aに対向してフック65aが形成さ
れている。
先端側ブラケット64のフック64aと後端側ブラケット65
のフック65aには、ばね66が掛けられており、両ブラケ
ット64と65はばね66によって連結されている。このばね
66は駆動ベルト34a,34cに適正なテンションを与えるも
のである。
これら先端側ブラケット60,64と後端側ブラケット61,65
とばね62,66とによってテンション調整機構が構成され
ている。
この実施例の遮光装置のテンション調整機構では、ばね
62,66の弾性力によって先端側ブラケット60,64と後端側
ブラケット61,65が互に近ずく方向に引かれ、先端側の
内側プーリー43,44と後端側の内側プーリー45,46が同方
向に引かれて、駆動ベルト34a,34b,34c,34dが引っ張ら
れ、駆動ベルト34に適正なテンションが与えられる。
なお、実施例では駆動帯として駆動ベルトを使用してい
るが、本考案はこれに限らず、駆動ベルトの代りにチェ
ーンを用いることも可能である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、内側プーリー同士を弾性
部材によって連結する構成のみで駆動帯に適正なテンシ
ョンを与えることができるようになるので、従来のテン
ション調整機構より部品点数を減少でき、組み立て作業
も簡単になる。また弾性部材の弾性力によって自動的に
駆動帯のテンションが設定されるので、手間のかかる調
整作業を行なう必要がなくなる。さらに内側プーリーを
弾性部材によって連結しているので、駆動帯の長さの経
時的変化に対応することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の遮光装置の斜視図、第2図は遮光装置
が装備される複写機の模式図、第3図は従来の遮光装置
の斜視図である。 5……遮光シート、34a,34b,34c,34d……駆動ベルト、3
8,39,41,42……外側プーリー、43,44,45,46……内側プ
ーリー、62,66……ばね、60,64……先端側ブラケット、
61,65……後端側ブラケット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の外側プーリーと、同一軌道上に隣合
    って配置されている複数の内側プーリーと、これら外側
    プーリーと内側プーリーとに各々独立して掛け渡されて
    いる駆動帯と、この駆動帯に取付けられ且つ前記プーリ
    ーの回動によって開閉動作されて、感光体の露光領域を
    遮蔽する遮蔽部材とが具備されている遮光装置におい
    て、前記外側プーリーは不動部材に取付けられ、前記隣
    合っている内側プーリーは、軌道方向に移動自在であ
    り、しかも弾性部材によって互に連結されていることを
    特徴とする遮光装置の駆動帯テンション調整機構。
JP14428288U 1988-11-04 1988-11-04 遮光装置の駆動帯テンション調整機構 Expired - Lifetime JPH0643792Y2 (ja)

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JPH0264943U JPH0264943U (ja) 1990-05-16
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