JPH0643644B2 - 防汚性ポリエステルモノフィラメント - Google Patents
防汚性ポリエステルモノフィラメントInfo
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- JPH0643644B2 JPH0643644B2 JP58185169A JP18516983A JPH0643644B2 JP H0643644 B2 JPH0643644 B2 JP H0643644B2 JP 58185169 A JP58185169 A JP 58185169A JP 18516983 A JP18516983 A JP 18516983A JP H0643644 B2 JPH0643644 B2 JP H0643644B2
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- JP
- Japan
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- antifouling
- polyester
- monofilament
- weight
- titanium oxide
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- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D39/00—Filtering material for liquid or gaseous fluids
- B01D39/08—Filter cloth, i.e. woven, knitted or interlaced material
- B01D39/083—Filter cloth, i.e. woven, knitted or interlaced material of organic material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2239/00—Aspects relating to filtering material for liquid or gaseous fluids
- B01D2239/02—Types of fibres, filaments or particles, self-supporting or supported materials
- B01D2239/0216—Bicomponent or multicomponent fibres
- B01D2239/0233—Island-in-sea
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、防汚性にすぐれ、とくに抄紙用、濾過布およ
びコンベアベルト用に適したポリエステルモノフィラメ
ントに関するものである。
びコンベアベルト用に適したポリエステルモノフィラメ
ントに関するものである。
ポリエステルモノフィラメントは、そのすぐれた特性か
ら種々の産業用用途に用いられている。とくにポリエス
テルモノフィラメントは、従来金属ワイヤーが使用され
ていた分野、たとえば抄紙装置用、濾過装置用、コンベ
アー用などの分野において、そのすぐれた強靭性、可撓
性、防錆性、耐薬品性および安定性などが注目され、金
属ワイヤーに代替するものとして、近年急速に需要が拡
大してきている。
ら種々の産業用用途に用いられている。とくにポリエス
テルモノフィラメントは、従来金属ワイヤーが使用され
ていた分野、たとえば抄紙装置用、濾過装置用、コンベ
アー用などの分野において、そのすぐれた強靭性、可撓
性、防錆性、耐薬品性および安定性などが注目され、金
属ワイヤーに代替するものとして、近年急速に需要が拡
大してきている。
しかるに、このような用途に用いられるポリエステルモ
ノフィラメントには、とくに汚れが付着しにくい性質、
すなわち防汚性が要求され、従来からその防汚性改良の
ために種々の試みが行われてきた。たとえば、ポリエス
テルモノフィラメントの表面にシリコーンコーティング
を行い、撥油、溌水性と共に防汚性を持たせる方法およ
びポリアルキレンオキシド系化合物をポリエステルとの
共重合成分あるいはブレンド成分としてモノフィラメン
ト表面に含有または付着させて、一種の親水加工を行う
方法などが挙げられるが、いずれも十分満足すべき防汚
性の改良は得られていない。すなわち、前者の方法で
は、抄紙網として用いられたときに、汚れ除去のために
行う高圧水洗浄などによってコーティング被膜が容易に
剥離し、防汚性能が激減してしまうばかりか、抄紙時に
表面シリコーン層の一部が紙へ移行付着して、印刷性能
を阻害するなどの問題があった。また、後者の方法で
は、加水分解に対する耐久性に問題があり、蒸気洗浄や
アルカリ洗浄を行うと、防汚性能が急速に低下してしま
うという問題があった。
ノフィラメントには、とくに汚れが付着しにくい性質、
すなわち防汚性が要求され、従来からその防汚性改良の
ために種々の試みが行われてきた。たとえば、ポリエス
テルモノフィラメントの表面にシリコーンコーティング
を行い、撥油、溌水性と共に防汚性を持たせる方法およ
びポリアルキレンオキシド系化合物をポリエステルとの
共重合成分あるいはブレンド成分としてモノフィラメン
ト表面に含有または付着させて、一種の親水加工を行う
方法などが挙げられるが、いずれも十分満足すべき防汚
性の改良は得られていない。すなわち、前者の方法で
は、抄紙網として用いられたときに、汚れ除去のために
行う高圧水洗浄などによってコーティング被膜が容易に
剥離し、防汚性能が激減してしまうばかりか、抄紙時に
表面シリコーン層の一部が紙へ移行付着して、印刷性能
を阻害するなどの問題があった。また、後者の方法で
は、加水分解に対する耐久性に問題があり、蒸気洗浄や
アルカリ洗浄を行うと、防汚性能が急速に低下してしま
うという問題があった。
そこで本発明者らは、上述の従来技術における欠点を改
良し、防汚性にすぐれたポリエステルモノフィラメント
の取得を目的として種々検討した結果、溶融混練によっ
てモノフィラメントに練り込まれたポリシロキサンは、
表面コーティングされたシリコーン層とは異なり、高圧
水洗浄、蒸気洗浄およびアルカリ洗浄などに対する耐久
性が良好であり、かつ抄紙網として用いる場合に紙へ移
行付着して印刷性能を阻害することがなく、しかもさら
に糸の表層部に少なくとも0.3重量%の酸化チタン粉
末を含有させることによって、防汚性能が一層増大する
ことを見出し、本発明に到達した。
良し、防汚性にすぐれたポリエステルモノフィラメント
の取得を目的として種々検討した結果、溶融混練によっ
てモノフィラメントに練り込まれたポリシロキサンは、
表面コーティングされたシリコーン層とは異なり、高圧
水洗浄、蒸気洗浄およびアルカリ洗浄などに対する耐久
性が良好であり、かつ抄紙網として用いる場合に紙へ移
行付着して印刷性能を阻害することがなく、しかもさら
に糸の表層部に少なくとも0.3重量%の酸化チタン粉
末を含有させることによって、防汚性能が一層増大する
ことを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、少なくとも糸の表層部に、溶融混練
されたポリシロキサンを0.3〜3重量%および酸化チ
タン粉末を0.3〜1.6重量%含有することを特徴と
する防汚性ポリエステルモノフィラメント、とくに抄紙
用、濾過布およびコンベアベルト用途に用いられること
を特徴とする防汚性ポリエステルモノフィラメントを提
供するものである。
されたポリシロキサンを0.3〜3重量%および酸化チ
タン粉末を0.3〜1.6重量%含有することを特徴と
する防汚性ポリエステルモノフィラメント、とくに抄紙
用、濾過布およびコンベアベルト用途に用いられること
を特徴とする防汚性ポリエステルモノフィラメントを提
供するものである。
本発明でいうポリエステルモノフィラメントとは、ポリ
アルキレンテレフタレートまた主としてポリアルキレン
テレフタレートよりなるもの、たとえばポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレートおよびポリ
プロピレンテレフタレートなどであり、共重合体をも包
含する。
アルキレンテレフタレートまた主としてポリアルキレン
テレフタレートよりなるもの、たとえばポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレートおよびポリ
プロピレンテレフタレートなどであり、共重合体をも包
含する。
本発明において、少なくとも糸の表層部に、溶融混練さ
れたポリシロキサンおよび酸化チタン粉末を含有させる
方法は任意であるが、たとえば次のような方法が実用上
有利に実施できる。
れたポリシロキサンおよび酸化チタン粉末を含有させる
方法は任意であるが、たとえば次のような方法が実用上
有利に実施できる。
第一の方法は、あらかじめポリシロキサンをポリエステ
ルに溶融混練した高濃度のマスターペレットを作成して
おき、このマスターペレットと酸化チタン粉末を含有す
るポリエステルとを所定の比率で混合してブレンド紡糸
する方法である。この方法によると、任意の濃度のポリ
シロキサンおよび酸化チタン粉末が、表層を含むポリエ
ステルモノフィラメント全体にわたってほぼ均一に分散
したものが得られる。
ルに溶融混練した高濃度のマスターペレットを作成して
おき、このマスターペレットと酸化チタン粉末を含有す
るポリエステルとを所定の比率で混合してブレンド紡糸
する方法である。この方法によると、任意の濃度のポリ
シロキサンおよび酸化チタン粉末が、表層を含むポリエ
ステルモノフィラメント全体にわたってほぼ均一に分散
したものが得られる。
第二の方法は、第一の方法と同様に、高濃度のポリシロ
キサンおよび酸化チタン粉末を含有するポリエステルマ
スターペレットあるいはこれを所定比率でポリエステル
に混合したものを鞘成分とし、ポリシロキサンおよび酸
化チタン粉末を含有しないポリエステルを芯成分とした
複合糸を作成する方法である。この方法によると、任意
の濃度のポリシロキサンおよび酸化チタン粉末を含有
し、かつ所定の厚さを有する表層部を設けることができ
る。
キサンおよび酸化チタン粉末を含有するポリエステルマ
スターペレットあるいはこれを所定比率でポリエステル
に混合したものを鞘成分とし、ポリシロキサンおよび酸
化チタン粉末を含有しないポリエステルを芯成分とした
複合糸を作成する方法である。この方法によると、任意
の濃度のポリシロキサンおよび酸化チタン粉末を含有
し、かつ所定の厚さを有する表層部を設けることができ
る。
本発明で使用するポリシロキサンは、次式 (式中、R1、R2はHあるいはアルキル基、シクロア
ルキル基、アリール基を示す)の化学構造を有するもの
が好適であり、トーレ・シリコーン(株)製SH200
のポリジメチルシロキサンや、同じくSH510のポリ
フェニルメチルシロキサンなどが挙げられる。
ルキル基、アリール基を示す)の化学構造を有するもの
が好適であり、トーレ・シリコーン(株)製SH200
のポリジメチルシロキサンや、同じくSH510のポリ
フェニルメチルシロキサンなどが挙げられる。
ポリシロキンサンの添加量は、ポリシロキサンを含有す
る層のポリエステルに対し0.3〜3重量%の範囲が適
当である。0.3重量%よりも少ないと防汚性能が不十
分であり、高濃度になるにつれて性能は良くなるが、3
重量%を越えると、モノフィラメントの物性および製糸
性が低下するため好ましくない。
る層のポリエステルに対し0.3〜3重量%の範囲が適
当である。0.3重量%よりも少ないと防汚性能が不十
分であり、高濃度になるにつれて性能は良くなるが、3
重量%を越えると、モノフィラメントの物性および製糸
性が低下するため好ましくない。
また、糸の表層部に、さらに0.3〜1.6重量%の酸
化チタン粉末を含有させることにより、本発明の防汚性
改良効果がさらに増大する。ここで、酸化チタン粉末の
添加量が0.3重量%より少ないと、防汚性能の増大効
果が十分でなく、1.6重量%を越えると、糸の物性や
製糸性が阻害されることになるため好ましくない。
化チタン粉末を含有させることにより、本発明の防汚性
改良効果がさらに増大する。ここで、酸化チタン粉末の
添加量が0.3重量%より少ないと、防汚性能の増大効
果が十分でなく、1.6重量%を越えると、糸の物性や
製糸性が阻害されることになるため好ましくない。
なお、酸化チタン粉末は、ポリエステルの重合時に添加
されることが、製糸性および経済性などの点からとくに
有利である。
されることが、製糸性および経済性などの点からとくに
有利である。
しかして、本発明のポリエステルモノフィラメントは、
防汚性能がすぐれ、しかもその耐久性が良好であるた
め、主として抄紙網などの抄紙用、一般濾過布用および
コンベアベルト用の素材として有用である。
防汚性能がすぐれ、しかもその耐久性が良好であるた
め、主として抄紙網などの抄紙用、一般濾過布用および
コンベアベルト用の素材として有用である。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する
が、実施例および比較例に示す防汚性能の評価は次のよ
うにして行った。
が、実施例および比較例に示す防汚性能の評価は次のよ
うにして行った。
直径0.20mmのモノフィラメントを、タテ、ヨコ42
本/cmの平織とし、5cm角に切断して試験片とした。水
200ccを入れたビーカーに汚染液(大京化学製)5cc
を分散させ、さらに水に濡らした試験片を入れ1分間ガ
ラス棒で攪拌する。その後試験片を引き上げ、軽く水洗
し、乾燥した後、分光光度計により432nmにおける反
射率を測定し、未汚染片に対する百分比で汚染度を比較
した。
本/cmの平織とし、5cm角に切断して試験片とした。水
200ccを入れたビーカーに汚染液(大京化学製)5cc
を分散させ、さらに水に濡らした試験片を入れ1分間ガ
ラス棒で攪拌する。その後試験片を引き上げ、軽く水洗
し、乾燥した後、分光光度計により432nmにおける反
射率を測定し、未汚染片に対する百分比で汚染度を比較
した。
反射率比(%)=(汚染片の反射率/未汚染片の反射
率)×100 なお、実施例および比較例において、反射率比以外の%
はいずれも重量%を意味する。
率)×100 なお、実施例および比較例において、反射率比以外の%
はいずれも重量%を意味する。
[実施例1乃至4、比較例1乃至6] 固有粘度0.6のポリエチレンテレフタレート(B)
に、25℃における粘度30,000ポイズのポリジメ
チルシロキサンを15重量%添加し、二軸エクストルー
ダを用いて混練押出を行い、カッティングしてマスター
ペレット(A)を得た。
に、25℃における粘度30,000ポイズのポリジメ
チルシロキサンを15重量%添加し、二軸エクストルー
ダを用いて混練押出を行い、カッティングしてマスター
ペレット(A)を得た。
酸化チタン粉末0.4重量%を重合時添加した固有粘度
0.70のポリエチレンテレフタレートペレット(C)
または酸化チタン2重量%を重合時添加した固有粘度
0.70のポリエチレンテレフタレートペレット(D)
と、上記マスターペレット(A)とを、それぞれ乾燥し
た後、上記(C)/(A)または(D)/(A)を所定
の割合で混合することにより、表1に示したポリジメチ
ルシロキサン濃度および酸化チタン含有量を有する混合
ペレットを得た。
0.70のポリエチレンテレフタレートペレット(C)
または酸化チタン2重量%を重合時添加した固有粘度
0.70のポリエチレンテレフタレートペレット(D)
と、上記マスターペレット(A)とを、それぞれ乾燥し
た後、上記(C)/(A)または(D)/(A)を所定
の割合で混合することにより、表1に示したポリジメチ
ルシロキサン濃度および酸化チタン含有量を有する混合
ペレットを得た。
これらの混合ペレットをスクリュー径40mmのエクスト
ルーダーを用い、290℃の紡糸温度で溶融紡糸した。
紡出後水冷固化し、引き続き5倍に延伸して直径0.2
0mmのモノフィラメントを得た。
ルーダーを用い、290℃の紡糸温度で溶融紡糸した。
紡出後水冷固化し、引き続き5倍に延伸して直径0.2
0mmのモノフィラメントを得た。
得られた各モノフィラメントを織物試験片とし、防汚性
能を評価した結果をまとめて表1に示す。
能を評価した結果をまとめて表1に示す。
[実施例5乃至8、比較例7乃至12] 実施例1乃至4、比較例1乃至6で使用した各混合ペレ
ットを鞘成分とし、上記ポリエチレンテレフタレート
(B)を芯成分とした複合糸を製造した。
ットを鞘成分とし、上記ポリエチレンテレフタレート
(B)を芯成分とした複合糸を製造した。
すなわち、芯/鞘複合比を80/20として紡糸温度2
90℃で溶融紡出した後、水冷固化し、引き続き4.7
5倍に延伸して、糸直径0.20mmの複合モノフィラメ
ントを得た。
90℃で溶融紡出した後、水冷固化し、引き続き4.7
5倍に延伸して、糸直径0.20mmの複合モノフィラメ
ントを得た。
得られた各モノフィラメントを同様に織物試験片とし、
防汚性能を評価した結果をまとめて表2に示す。
防汚性能を評価した結果をまとめて表2に示す。
[実施例9、比較例13] 比較例1で紡糸したモノフィラメントの織物を、ポリエ
チレングリコール、ポリエチレンテレフタレートのブロ
ック共重合ポリエステルを主成分とする防汚加工剤(た
とえばPermalose T)で処理して試験片を作成し、実施
例2による試験片と、アルカリ洗浄による防汚効果の耐
久性を比較した。
チレングリコール、ポリエチレンテレフタレートのブロ
ック共重合ポリエステルを主成分とする防汚加工剤(た
とえばPermalose T)で処理して試験片を作成し、実施
例2による試験片と、アルカリ洗浄による防汚効果の耐
久性を比較した。
すなわち、5%苛性ソーダ水溶液を用いて、常温で20
時間試験片を洗浄し、この洗浄前後の試験片について、
上記と同様の方法で汚染して反射率を測定したところ、
前者は洗浄前の反射率65%が、洗浄後には34%に低
下した。これに対し、本発明による後者は、洗浄前反射
率比68%が、洗浄後66%であり、ほとんど低下が認
められなかった。
時間試験片を洗浄し、この洗浄前後の試験片について、
上記と同様の方法で汚染して反射率を測定したところ、
前者は洗浄前の反射率65%が、洗浄後には34%に低
下した。これに対し、本発明による後者は、洗浄前反射
率比68%が、洗浄後66%であり、ほとんど低下が認
められなかった。
[実施例10、比較例14] 比較例1で紡糸したモノフィラメントと織物を、シリコ
ーンエマルジョン(トーレ・シリコーン(株)製SH8
200)で処理して試験片を作成し、実施例2による試
験片と、50kg/cm2の高圧水洗浄による防汚効果の耐
久性を比較した。
ーンエマルジョン(トーレ・シリコーン(株)製SH8
200)で処理して試験片を作成し、実施例2による試
験片と、50kg/cm2の高圧水洗浄による防汚効果の耐
久性を比較した。
この結果、前者は洗浄前の反射率比59%が、洗浄後に
は28%に低下した。これに対し、本発明による後者
は、洗浄前反射率比68%が、洗浄後69%であり、全
く低下が認められなかった。
は28%に低下した。これに対し、本発明による後者
は、洗浄前反射率比68%が、洗浄後69%であり、全
く低下が認められなかった。
フロントページの続き (72)発明者 吉村 英良 愛知県岡崎市昭和町字河原1番地 東レ・ モノフイラメント株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−171790(JP,A) 特開 昭50−90715(JP,A) 特開 昭53−103043(JP,A) 特開 昭58−18497(JP,A) 特公 昭57−14372(JP,B1)
Claims (2)
- 【請求項1】少なくとも糸の表層部に、溶融混練された
ポリシロキサンを0.3〜3重量%および酸化チタン粉
末を0.3〜1.6重量%含有することを特徴とする防
汚性ポリエステルモノフィラメント。 - 【請求項2】ポリエステルモノフィラメントが、抄紙
用、濾過布およびコンベアベルト用途に用いられること
を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の防汚性ポ
リエステルモノフィラメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58185169A JPH0643644B2 (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 防汚性ポリエステルモノフィラメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58185169A JPH0643644B2 (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 防汚性ポリエステルモノフィラメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6081313A JPS6081313A (ja) | 1985-05-09 |
JPH0643644B2 true JPH0643644B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=16166036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58185169A Expired - Lifetime JPH0643644B2 (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 防汚性ポリエステルモノフィラメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643644B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62231094A (ja) * | 1986-03-07 | 1987-10-09 | 大和紡績株式会社 | 抄紙用ドライヤ−カンバス |
JP2912627B2 (ja) * | 1989-04-07 | 1999-06-28 | 株式会社ボナンザ | 釣り糸用の改質モノフィラメントの製造法 |
CA2143424A1 (en) * | 1993-07-02 | 1995-01-12 | Halim Baris | Process for producing soil-repellent and abrasion-resistant monofilaments and their use |
ES2129651T5 (es) * | 1993-08-06 | 2002-11-16 | Rhodia Industrial Yarns Ag | Monofilamentos con propiedades de tejedura mejoras, y su utilizacion. |
JP2008279339A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Jfe Engineering Kk | 固液分離装置 |
US20120214374A1 (en) * | 2011-02-21 | 2012-08-23 | Chaitra Mahesha | Paper machine clothing having monofilaments with lower coefficient of friction |
RS57590B1 (sr) * | 2014-04-07 | 2018-11-30 | Trevira Gmbh | Polimerno vlakno poboljšane disperzibilnosti |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5090715A (ja) * | 1973-12-20 | 1975-07-21 | ||
JPS53103043A (en) * | 1977-02-18 | 1978-09-07 | Kanebo Ltd | Sewing yarn and method of manufacture thereof |
JPS5834156B2 (ja) * | 1980-06-30 | 1983-07-25 | 松下電工株式会社 | 電気かみそり用内刃の製造方法 |
JPS57171790A (en) * | 1980-12-06 | 1982-10-22 | Nihon Felt Kk | Papermaking cloth having anti-stain property |
JPS5818497A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-02-03 | イ−・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ− | 製紙用ベルト |
-
1983
- 1983-10-05 JP JP58185169A patent/JPH0643644B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6081313A (ja) | 1985-05-09 |
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