JPH0643236A - 車載レーダ装置の入力異常保護回路 - Google Patents

車載レーダ装置の入力異常保護回路

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JPH0643236A
JPH0643236A JP4136554A JP13655492A JPH0643236A JP H0643236 A JPH0643236 A JP H0643236A JP 4136554 A JP4136554 A JP 4136554A JP 13655492 A JP13655492 A JP 13655492A JP H0643236 A JPH0643236 A JP H0643236A
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JP
Japan
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input
radar device
fet
vehicle radar
protection circuit
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JP4136554A
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Yoshiaki Nakano
義明 中野
Hiroshi Suzuki
鈴木  寛
Masayoshi Ikuno
雅義 生野
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Denso Ten Ltd
Fujitsu Ltd
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Denso Ten Ltd
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過大入力や過小入力に対する車載レーダ装置
の保護等の対策を行う車載レーダ装置の入力異常保護回
路に関し、低雑音増幅器に使用しているFETを劣化や
破壊から保護したり、車載レーダ装置の異常を運転者に
知らせるようにすることを目的とする。 【構成】 異常入力判別手段2が過大入力を判別したと
きには、保護手段3が車載レーダ装置を保護する処置を
とる。具体的には、ドレイン電圧減少手段3aにより、
FETのドレイン電圧を減少させて、FETの利得を減
少させるか、または送信出力減少手段3bにより、車載
レーダ装置の送信側出力を減少させる。また、異常入力
判別手段2が過小入力を判別したときには、報知手段4
が運転者に車載レーダ装置の異常を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載レーダ装置の入力異
常保護回路に関し、特に過大入力や過小入力に対する車
載レーダ装置の保護等の対策を行う車載レーダ装置の入
力異常保護回路に関する。
【0002】近年、自動車用の衝突防止レーダとして、
ミリ波等の電波を用いた車載レーダ装置が開発されてい
る。この装置では、周波数変調をかけたミリ波等の信号
を前方車や周囲の静止物体に発射し、反射して戻ってき
た反射波に基づき、自車の前方車に対する相対速度や距
離、または自車の速度や静止物体との距離等を計算し、
危険を感知したときに運転者に警報を出したり、自動車
の制動制御を行ったりする。
【0003】
【従来の技術】従来、車載レーダ装置では、ミリ波等の
反射信号を受信アンテナで受信して、低雑音増幅器(L
NA:low noise amplifier )で高周波増幅を行い、そ
の後、周波数変換等が行われる。低雑音増幅器には通
常、FET(field effect transistor )増幅器が用い
られ、FET素子として特にHEMT(high electron
mobility transistor )が用いられる。このHEMTを
用いることにより、低雑音増幅器の低雑音性能が向上さ
れ、また経済性も良くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、反射波の信
号レベルは、前方車や静止物体に対する自車の距離によ
って変化するとともに、気象条件や環境条件によっても
大きく変化する。
【0005】このために、受信アンテナに入力する信号
レベルが、例えば過大レベルになった場合には、低雑音
増幅器に使用しているFETの劣化や破壊を引き起こ
し、また、逆に過小レベルになった場合には、周波数変
換用のミキサに所定レベル以上の入力信号が入力されな
いために、ミリ波回路内に動作不良が発生し、車載レー
ダ装置が誤動作をして安全運転に支障を来すという問題
点があった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、低雑音増幅器に使用しているFETを劣化や
破壊から保護したり、車載レーダ装置の異常を運転者に
知らせるようにする車載レーダ装置の入力異常保護回路
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、上記目的を達成
するために提案された本発明の原理を説明する図であ
る。
【0008】図に示すように、本発明の車載レーダ装置
の入力異常保護回路は、反射波の信号レベルを検出し出
力する検出手段1と、検出手段1の出力の大きさに応じ
て異常入力を判別する異常入力判別手段2と、異常入力
判別手段2が過大入力を判別したときに車載レーダ装置
を保護する保護手段3とから構成される。
【0009】また、車載レーダ装置は、FETを用いた
低雑音増幅器(LNA)を有し、保護手段3は、異常入
力判別手段2が過大入力を判別したときにFETのドレ
イン電圧を減少させるドレイン電圧減少手段3aから成
る。このドレイン電圧を減少させることには、ドレイン
電圧を零にしてFETをオフ状態にすることも含む。
【0010】また、保護手段3は、異常入力判別手段2
が過大入力を判別したときに車載レーダ装置の送信側出
力を減少させる送信出力減少手段3bから成る。また、
本発明の車載レーダ装置の入力異常保護回路は、反射波
の信号レベルを検出し出力する検出手段1と、検出手段
1の出力の大きさに応じて異常入力を判別する異常入力
判別手段2と、異常入力判別手段2が過小入力を判別し
たときに報知する報知手段4とから構成される。
【0011】また、検出手段1は、FETのゲート電流
を検出し出力するゲート電流検出手段1aから成る。ま
た、検出手段1は、検波電圧を検出し出力する検波電圧
検出手段1bから成る。
【0012】
【作用】以上の構成において、検出手段1が、反射波の
信号レベルを検出して異常入力判別手段2に出力する。
異常入力判別手段2では、検出手段1の出力の大きさに
応じて異常入力を判別する。所定範囲の正常なレベルの
入力ならば、入力信号は高周波増幅、周波数変換を経て
信号処理回路に送られ、自車の前方車に対する相対速度
や距離、または自車の速度や静止物体との距離等が計算
される。
【0013】しかし、もし、異常入力判別手段2が過大
入力を判別したときには、保護手段3が車載レーダ装置
を保護する処置をとる。具体的には、ドレイン電圧減少
手段3aにより、FETのドレイン電圧を減少させて、
FETの利得を減少させるか、または送信出力減少手段
3bにより、車載レーダ装置の送信側出力を減少させ
る。このようにして、低雑音増幅器に使用しているFE
Tを劣化や破壊から保護する。
【0014】また、もし、異常入力判別手段2が過小入
力を判別したときには、報知手段4が運転者に車載レー
ダ装置の異常を報知する。これにより、運転者は車載レ
ーダ装置に頼らない運転に切り換える。
【0015】なお、反射波の信号レベルを検出して出力
する検出手段1として、ゲート電流検出手段1aと検波
電圧検出手段1bとがある。ゲート電流検出手段1a
は、FETのゲートに流れるゲート電流を検出し出力す
る。また、検波電圧検出手段1bは、FETに入力する
信号、またはFETから出力された信号を検波し、その
検波電圧を検出し出力する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は車載レーダ装置の構成を示すブロック回路
図である。図中、FM変調器11で周波数変調された変
調信号が、電圧制御発振器12で60GHzのミリ波に
変換されて送信用アンテナ13から出力される。送信用
アンテナ13は強い指向性を有しており、目標物に向か
って発射される。
【0017】目標物に当たって反射された反射波は受信
用アンテナ14で受信され、その受信信号は低雑音増幅
器(LNA)15に入力される。低雑音増幅器(LN
A)15には、1MHzのパルスを発生するスイッチン
グ信号発生器16がスイッチングトランジスタ17を介
して接続され、低雑音増幅器(LNA)15は60GH
z+1MHzの増幅された信号をミキサ18へ出力す
る。ミキサ18には、方向性結合器19を介して送信側
の60GHzの信号が入力しており、したがって、1M
Hzの信号が帯域通過ろ波器20へ出力される。帯域通
過ろ波器20は1MHzだけを通過させるフィルタであ
り、帯域通過ろ波器20を通過した信号はミキサ21へ
送られる。
【0018】一方、スイッチング信号発生器16の1M
Hzの出力は、周波数変換器22で数10Hz少ない周
波数に変換され、帯域通過ろ波器23を経由してミキサ
21へ送られる。したがって、ミキサ21からは数10
Hzの信号が出力される。この出力は信号処理回路(図
示せず)へ送られる。
【0019】なお、スイッチング信号発生器16の信号
が低雑音増幅器(LNA)15には送られないタイプの
車載レーダ装置があり、この装置の場合は、方向性結合
器19とミキサ18との間に周波数変換器24が設けら
れ、ここで60GHzから1MHz少ない周波数への変
換が行われる。また、図中、2点鎖線25で囲まれる部
分はミリ波回路を示す。
【0020】このような車載レーダ装置の低雑音増幅器
(LNA)15に設けられる本発明の入力異常保護回路
の実施例を図3〜図7を参照して説明する。図3は、入
力異常保護回路の第1実施例を示す回路図である。受信
用アンテナ14からの受信信号入力が、端子31を介し
て直流分カット用のコンデンサC1に送られる。コンデ
ンサC1にはFETQ1のゲートが接続され、FETQ
1のゲートには抵抗R1を介してゲート・ソース間電圧
GS1 が印加される。ただし、後述のように、VGS1
圧端子32と抵抗R1との間にはゲート電流検出のため
に制御回路33が接続される。抵抗R1にはコンデンサ
C2が接続され、コンデンサC2は接地される。抵抗R
1およびコンデンサC2は低周波発振防止用に設けられ
るものである。
【0021】FETQ1のドレインは直流分カット用の
コンデンサC4を介してFETQ2のゲートに接続さ
れ、また、FETQ1のドレインには、制御回路33を
介してドレイン・ソース間電圧VDS1 が印加される。さ
らに、FETQ1のドレインには、低周波発振防止用の
抵抗R2とコンデンサC3との直列回路が接続される。
【0022】FETQ2のゲートには抵抗R3を介して
ゲート・ソース間電圧VGS2 が印加される。抵抗R3に
はコンデンサC5が接続され、コンデンサC5は接地さ
れる。抵抗R3およびコンデンサC5は低周波発振防止
用に設けられるものである。FETQ2のドレインから
の出力は直流分カット用のコンデンサC7を介してミキ
サ18(図2)に接続され、また、FETQ2のドレイ
ンには、ドレイン・ソース間電圧VDS2 が印加される。
さらに、FETQ2のドレインには、低周波発振防止用
の抵抗R4とコンデンサC6との直列回路が接続され
る。
【0023】以上の構成により、受信信号に対してFE
TQ1、Q2による低雑音の高周波増幅が行われ、ミキ
サ18へ出力される。ところで、制御回路33は、V
GS1 電圧供給端子32からFETQ1のゲートに流れる
ゲート電流量を検出する。そして、検出されたゲート電
流量が所定の範囲にあるときは、FETQ1のドレイン
にドレイン・ソース間電圧VDS1 をそのまま印加する。
しかし、検出されたゲート電流量が所定の範囲を越えて
過大電流量になったときは、即ちFETQ1を劣化また
は破壊してしまう程の入力になったときには、FETQ
1のドレインにドレイン・ソース間電圧VDS1 を印加す
ることを停止してFETQ1の利得を無くしてしまう。
またはFETQ1のドレインに印加するドレイン・ソー
ス間電圧を減少させるようにしてもよい。極端に減少さ
せた場合が停止ということになる。これによりFETQ
1を劣化または破壊から保護できる。
【0024】一方、検出されたゲート電流量が所定の範
囲に至らず過小電流量になったときは、即ち周波数変換
用のミキサに所定レベル以上の入力信号が入力されない
ために、ミリ波回路内に動作不良が発生し、車載レーダ
装置が誤動作をして安全運転に支障を来すときには、制
御回路33は報知装置34に信号を送って報知装置34
を作動させ、運転者に車載レーダ装置の異常を報知させ
る。報知装置34は、警報音を発生する装置や発光装置
等から成る。なお、制御回路33は、以上の2つの異常
入力(過大、過小入力)時に車両の制動等の制御を行う
ようにしてもよい。
【0025】図4は、入力異常保護回路の第2実施例を
示す回路図である。図中、図3の第1実施例と同じ構成
部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。第2
実施例では、制御回路41がFETQ1のゲート電流の
検出を行わず、FETQ1への入力信号を方向性結合器
42で分岐し、検波器43で検波し、その検波出力を制
御回路41へ入力する。検波器43は、ダイオードD1
と抵抗R5とで構成される。
【0026】制御回路41は、検波器43から入力する
検波出力が所定の範囲にあるときは、FETQ1のドレ
インにドレイン・ソース間電圧VDS1 をそのまま印加す
る。しかし、検波出力が所定の範囲を越えて過大量にな
ったときは、即ちFETQ1を劣化または破壊してしま
う程の入力になったときには、FETQ1のドレインに
ドレイン・ソース間電圧VDS1 を印加することを停止し
てFETQ1の利得を無くしてしまう。またはFETQ
1のドレインに印加するドレイン・ソース間電圧を減少
させるようにする。
【0027】一方、検波出力が所定の範囲に至らず過小
量になったときは、即ち周波数変換用のミキサに所定レ
ベル以上の入力信号が入力されないために、ミリ波回路
内に動作不良が発生し、車載レーダ装置が誤動作をして
安全運転に支障を来すときには、制御回路41は報知装
置34に信号を送って報知装置34を作動させ、運転者
に車載レーダ装置の異常を報知させる。
【0028】なお、上記検波出力はFETQ1への入力
信号から取り出したが、FETQ1からの出力信号から
取り出してもよく、さらにFETQ2の入力信号や出力
信号から取り出してもよい。
【0029】図5は、入力異常保護回路の第3実施例を
示す回路図である。図中、図4の第2実施例と同じ構成
部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。第3
実施例は、FETQ1のドレインに、スイッチング回路
52(図2のスイッチング信号発生器16とスイッチン
グトランジスタ17とに相当)からスイッチングパルス
が印加されているタイプの車載レーダ装置の入力異常保
護回路である。通常、例えば振幅1.5Vのスイッチン
グパルスがFETQ1のドレインに印加され、車載レー
ダ装置は正常に作動している。
【0030】制御装置51は、検波器43からの検波出
力が過大量になったときは、スイッチング回路52を作
動させてスイッチングパルスの振幅を減少させ、例えば
0.3Vに減少させ、FETQ1の利得を低減させる。
【0031】一方、検波出力が過小量になったときは、
制御回路51は報知装置34に信号を送って報知装置3
4を作動させ、運転者に車載レーダ装置の異常を報知さ
せる。
【0032】制御回路51は、第1実施例のように、F
ETQ1のゲート電流量に基づいて(破線53)スイッ
チング回路52を制御してもよい。図6は、入力異常保
護回路の第4実施例を示す回路図である。図中、図3の
第1実施例と同じ構成部分には同一の符号を付し、その
説明を省略する。
【0033】第4実施例では、FETQ1のドレインに
スイッチング回路61(図2のスイッチング信号発生器
16とスイッチングトランジスタ17とに相当)が接続
され、FETQ2のドレインに制御回路62を介してド
レイン・ソース間電圧VDS2が印加される。
【0034】コンデンサC7にはFETQ3のゲートが
接続され、FETQ3のゲートには抵抗R6を介してゲ
ート・ソース間電圧VGS3 が印加される。抵抗R6には
コンデンサC8が接続され、コンデンサC8は接地され
る。抵抗R6およびコンデンサC8は低周波発振防止用
に設けられるものである。
【0035】FETQ3のドレインの出力は直流分カッ
ト用のコンデンサC10を介してミキサ18へ接続さ
れ、また、FETQ3のドレインには、ドレイン・ソー
ス間電圧VDS3 が印加される。さらに、FETQ3のド
レインには、低周波発振防止用の抵抗R7とコンデンサ
C9との直列回路が接続される。
【0036】FETQ3のドレインの出力は、方向性結
合器63で分岐され、検波器64で検波され、その検波
出力は制御回路62へ入力される。検波器64は、ダイ
オードD2と抵抗R8とで構成される。
【0037】この回路は、スイッチング機能を損なわせ
たくない場合の回路である。したがって、スイッチング
回路61の出力によってFETQ1のスイッチングを制
御回路62とは別に行なっている。
【0038】制御回路62は、検波器64から入力する
検波出力が所定の範囲にあるときは、FETQ2のドレ
インにドレイン・ソース間電圧VDS2 をそのまま印加す
る。しかし、検波出力が所定の範囲を越えて過大量にな
ったときは、FETQ2のドレインにドレイン・ソース
間電圧VDS2 を印加することを停止してFETQ2の利
得を無くしてしまう。またはFETQ2のドレインに印
加するドレイン・ソース間電圧を減少させるようにす
る。これにより、FETQ2、Q3の劣化および破壊を
防止することができる。
【0039】一方、検波出力が所定の範囲に至らず過小
量になったときは、制御回路62は報知装置34に信号
を送って報知装置34を作動させ、運転者に車載レーダ
装置の異常を報知させる。
【0040】制御回路62は、検波器64からの検波出
力によらず、FETQ3のゲート電流量に基づいて(破
線65)作動するようにしてもよい。図7は、入力異常
保護回路の第5実施例を示す回路図である。図中、図2
の構成部分と同じ構成部分には同一の符号を付し、その
説明を省略する。
【0041】第5実施例では、過大入力が検出されたと
きに送信側の出力を減少させて、受信側の低雑音増幅器
の保護を図る。図中、符号71は高出力増幅器であり、
図2においても本来、電圧制御発振器12と方向性結合
器19との間に接続されているが、図2では図示を省略
したものである。
【0042】制御回路72は、第1実施例のようにFE
Tのゲート電流を検出するか、または第2実施例のよう
に検波出力を得て、過大レベル信号の入力を検出し、こ
の検出時に、電圧制御発振器12の作動を停止させる。
または高出力増幅器71のドレイン電圧を減少させても
よい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、反射波
の入力レベルを検出し、過大入力時には、保護手段が車
載レーダ装置を保護する処置をとるので、低雑音増幅器
に使用しているFETを劣化や破壊から保護し、車載レ
ーダ装置の故障を防ぐことができる。
【0044】また、過小入力時には、報知手段が運転者
に車載レーダ装置の異常を報知するので、運転者は車載
レーダ装置に頼らない運転に切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】車載レーダ装置の構成を示すブロック回路図で
ある。
【図3】入力異常保護回路の第1実施例を示す回路図で
ある。
【図4】入力異常保護回路の第2実施例を示す回路図で
ある。
【図5】入力異常保護回路の第3実施例を示す回路図で
ある。
【図6】入力異常保護回路の第4実施例を示す回路図で
ある。
【図7】入力異常保護回路の第5実施例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1 検出手段 1a ゲート電流検出手段 1b 検波電圧検出手段 2 異常入力判別手段 3 保護手段 3a ドレイン電圧減少手段 3b 送信出力減少手段 4 報知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生野 雅義 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載レーダ装置の入力異常保護回路にお
    いて、 反射波の信号レベルを検出し出力する検出手段(1)
    と、 前記検出手段(1)の出力の大きさに応じて異常入力を
    判別する異常入力判別手段(2)と、 前記異常入力判別手段(2)が過大入力を判別したとき
    に車載レーダ装置を保護する保護手段(3)と、 を有することを特徴とする車載レーダ装置の入力異常保
    護回路。
  2. 【請求項2】 前記車載レーダ装置は、FETを用いた
    低雑音増幅器(LNA)を有し、前記検出手段(1)
    は、前記FETのゲート電流を検出し出力するゲート電
    流検出手段(1a)とを有することを特徴とする請求項
    1記載の車載レーダ装置の入力異常保護回路。
  3. 【請求項3】 前記検出手段(1)は、検波電圧を検出
    し出力する検波電圧検出手段(1b)から成ることを特
    徴とする請求項1記載の車載レーダ装置の入力異常保護
    回路。
  4. 【請求項4】 前記車載レーダ装置は、FETを用いた
    低雑音増幅器(LNA)を有し、前記保護手段(3)
    は、前記異常入力判別手段(2)が過大入力を判別した
    ときに前記FETのドレイン電圧を減少させるドレイン
    電圧減少手段(3a)から成ることを特徴とする請求項
    1記載の車載レーダ装置の入力異常保護回路。
  5. 【請求項5】 前記低雑音増幅器は、前記FETのドレ
    インにパルス電圧が印加されるスイッチング型低雑音増
    幅器であり、前記ドレイン電圧減少手段(3a)は、前
    記異常入力判別手段(2)が過大入力を判別したときに
    前記FETのドレインに印加されるパルス電圧の振幅値
    を減少させることを特徴とする請求項4記載の車載レー
    ダ装置の入力異常保護回路。
  6. 【請求項6】 前記保護手段(3)は、前記異常入力判
    別手段(2)が過大入力を判別したときに前記車載レー
    ダ装置の送信側出力を減少させる送信出力減少手段(3
    b)から成ることを特徴とする請求項1記載の車載レー
    ダ装置の入力異常保護回路。
  7. 【請求項7】 車載レーダ装置の入力異常保護回路にお
    いて、 反射波の信号レベルを検出し出力する検出手段(1)
    と、 前記検出手段(1)の出力の大きさに応じて異常入力を
    判別する異常入力判別手段(2)と、 前記異常入力判別手段(2)が過小入力を判別したとき
    に報知する報知手段(4)と、 を有することを特徴とする車載レーダ装置の入力異常保
    護回路。
  8. 【請求項8】 前記車載レーダ装置は、FETを用いた
    低雑音増幅器(LNA)を有し、前記検出手段(1)
    は、前記FETのゲート電流を検出し出力するゲート電
    流検出手段(1a)とを有することを特徴とする請求項
    7記載の車載レーダ装置の入力異常保護回路。
  9. 【請求項9】 前記検出手段(1)は、検波電圧を検出
    し出力する検波電圧検出手段(1b)から成ることを特
    徴とする請求項7記載の車載レーダ装置の入力異常保護
    回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006311512A (ja) * 2005-03-30 2006-11-09 Toshiba Corp 送受信モジュール及び送受信モジュールを備えたレーダ装置
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