JPH0643225B2 - 巻取紙の紙継ぎ前処理装置 - Google Patents

巻取紙の紙継ぎ前処理装置

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JPH0643225B2
JPH0643225B2 JP59132651A JP13265184A JPH0643225B2 JP H0643225 B2 JPH0643225 B2 JP H0643225B2 JP 59132651 A JP59132651 A JP 59132651A JP 13265184 A JP13265184 A JP 13265184A JP H0643225 B2 JPH0643225 B2 JP H0643225B2
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H19/00Changing the web roll
    • B65H19/10Changing the web roll in unwinding mechanisms or in connection with unwinding operations
    • B65H19/102Preparing the leading end of the replacement web before splicing operation; Adhesive arrangements on leading end of replacement web; Tabs and adhesive tapes for splicing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H2301/46Splicing
    • B65H2301/4606Preparing leading edge for splicing
    • B65H2301/46064Preparing leading edge for splicing by transversally operated carriage
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2406/00Means using fluid

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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は輪転機へ供給する巻取紙の紙継ぎ用の前処理装
置の改良に係り、新聞印刷工場等に於いて利用されるも
のである。
(従来の技術) 一般に、輪転機Cに於いては、第14図に示すように供
給リールDへ回転自在に支持した紙ロール1aから、輪
転機Cへ紙が繰り出さている。
また、紙の繰り出しによって紙ロール1aの紙が無くな
ると、紙ロール1aの終端部が隣の新たな紙ロール1b
の始端部へつながれ、引き続き紙の繰り出しが行なわれ
る。
ところで、前記紙のつなぎを円滑に行なうためには、予
かじめ新たな紙ロール1bの始端部に所謂紙継ぎ用の前
処理を施す必要があり、通常は次のような方法により、
人手によって紙継ぎ用前処理が行なわれている。
即ち、供給リールDへ紙ロールを支持したあと、表層部
の5〜6枚の紙をカッター等で取り除き、その後、紙ロ
ールの始端部を三角形状に整形する。
次に、紙ロールの始端部の先端をタブEによって紙ロー
ル1の外周面へ貼り付け固定すると共に、三角状に整形
した始端部の上面に紙継ぎ用の両面テープFを貼り付
け、第15図の如き形態に仕上げる。
尚、紙継ぎに際しては、前記第14図に示す如く、先ず
前記紙継ぎ用前処理を終えた紙ロール1bがベルト駆動
装置Gによって回転駆動され、その周辺速度が紙の繰り
出し速度と等しくなるように調整される。この状態に於
いて、紙ロール1aの紙の終端部が検出されると、押付
け装置Hが矢印方向へ作動され、紙ロール1aの紙の終
端部が前記紙ロール1bの粘着テープF上へ押し付けら
れることにより、紙継ぎが行なわれる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従前の紙継ぎ用前処理では、紙ロールの表層部
の剥離除去や紙の始端部を三角形にする整形、両面貼着
テープの貼り付け等を全て人手で行なっているため、手
間がかかって作業能率が悪いうえ、紙ロールの表層部の
剥離枚数が多くなり勝ちで、紙の損失が増加すると云う
問題がある。
本願発明は、従前の巻取紙の紙継ぎ用前処理に於ける上
述の如き問題を解決せんとするものであり、自動的に高
能率で且つ経済的に紙ロールの紙継ぎ用前処理を行なえ
るようにした処理装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために講じた手段は、巻取紙を支持
する巻取紙支持装置の下方に紙ロール1から繰り出した
紙先端を載せるテーブル3を設け、 上記テーブル3の上方に水平面内で旋回するガイドレー
ル4に走行枠体5を走行自在に支持させ、 走行枠体5に水平軸23によってケース6の中間部を回
動自在に支持させ、 両面テープ27を繰り出し自在に支持する保持部7a
と、両面テープ27を支持して紙面上へ引出すアーム7
cと、引き出した両面テープを紙面上へ貼着する押えロ
ーラ7gと、引出した両面テープ27を切断するカッタ
ー7hとから構成され、粘着層の形成時には、ケース6
の進行方向に対してケース6の後方が下方へ回動するこ
とにより、前記押えローラ7gがテーブル3上へ繰り出
した紙の上面へ引出した両面テープ27上へ下降し、前
記ケース6の移動経路に沿って両面テープ27より成る
紙継ぎ用粘着層を形成する粘着層形成装置7を有し、 更に、カッター8aと、カッター8eを紙面上へ下降さ
せるカッター駆動装置8aとから構成され、前記粘着層
形成装置7の後方に位置してケース6に取付支持され
て、テーブル3へ繰り出した紙に、前記紙継ぎ用粘着用
の外方に沿った紙の切り離し用切れ目aを形成する切目
形成装置8を有することである。
(作用) 巻取紙支持装置2に支持した紙ロール1の始端部近傍の
最外表層を吸引装置22によって上方へ吸引し、紙ロー
ル1の本体と最外表層間に間隙Gを形成すると共に、当
該間隙G内へカッター8eを差し込み、紙ロール1の最
外表層を切断する。
次に、切断した紙ロールの紙の先端部をテーブル3上へ
繰り出し、粘着層形成装置7及び切目形成装置8により
紙面上へ両面テープ27をV字形に貼着すると共に、両
面テープ27の外側にこれに沿ってV字形の切れ目aを
形成する。
その後、紙を切れ目aに沿って切り離すことにより紙の
先端部をV字形に整形すると共に、前記V字形に整形し
た紙の先端を、タブテープ供給装置26から供給された
紙テープ26aを用いて、粘着層形成装置7の両面テー
プ27により、紙ロール1の本体側へ固定する。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明に係る紙継ぎ前処理装置の側面図であ
り、第2図はその正面図である。第1図及び第2図を参
照して、当該紙継ぎ前処理装置は、印刷工場等の紙庫と
輪転機給紙部との間の適当な位置に設置されており、台
車Aにより搬入されてきた紙ロール1を回動自在に支持
する巻取紙支持装置2と、機台(図示省略)等に支持さ
れたテーブル3と、巻取紙支持装置2の上方に位置して
水平面内で旋回自在に支持したガイドレール4と、ガイ
ドレール4に沿って往復動する走行枠体5と、走行枠体
5に水平軸23によりその中間部を回動自在に支持した
ケース6と、ケース6内に収納した粘着層形成装置7及
び切目形成装置8等より形成されている。
前記巻取紙支持装置2は天井部に固設してベースフレー
ム9と、ベースフレーム9に固設した一対の吊下げフレ
ーム10と、吊下げフレーム10の下方部に昇降自在に
配設した昇降フレーム11と、昇降フレーム11に前後
進自在に取付けた回転支軸12等から形成されており、
回転支軸12により紙ロール芯材1aの両端部を保持す
ることにより、紙ロール1が回動自在に支持される。
尚、第1図及び第2図に於いて、13は支軸の回転駆動
部、14は支軸の前後・進駆動部、15はフレームの昇
降駆動部、16は制御盤、17は巻締め用ローラであ
る。
前記テーブル3は紙ロール1から繰り出された紙の先端
部を載置するものであり、機台(図示省略)を介して紙
の移動経路上に配設支持されている。
前記ガイドレール4は、ベースフレーム9へ、垂直軸心
Pを中心にしてテーブル3の上方の水平面内で旋回自在
に支持されている。
また、当該ガイドレール4に、第3図及び第4図に示す
ように走行枠体5が往復動自在に挿着されており、この
走行枠体5に水平軸23によってケース6の中間部が回
動自在に支持されている。即ち、断面コ型のガイドレー
ル4の上壁面の内側にはラック18が長手方向に設けら
れており、当該ラック18に噛合するピニオン19と、
補助ガイドローラ20により、走行枠体5がガイドレー
ル4へ走行自在に支持されている。
また、前記走行枠体5にはモータ21が取り付けられて
おり、当該モータ21によってピニオン19を回転駆動
すると共に、前記ガイドレール4を垂直軸心Pを支点と
して水平方向へ回動させることにより、走行枠体5は、
支持装置2に支持された紙ロール1からテーブル3上へ
繰り出された紙の繰り出し方向と交差する方向に往復動
することになる。
更に、前記ガイドレール4の下面側には、支持装置2に
支持した紙ロール1の上方に位置して、巻取紙1の横幅
寸法にほぼ等しい長さの吸引部材22aと、吸引部材2
2aを昇降動させる流体圧シリンダ22bと、可撓性パ
イプ22cを通して吸引部材22aへ連結した吸引ポン
プ(図示省略)とから成る吸引装置22が取付けられて
いる。
前記ケース6は底面が開放された四角状の箱形に形成さ
れており、そのほぼ中央部の上方が第3図及び第4図に
示す如く水平軸23によって走行枠体5へ回動自在に支
持されている。
また、ケース6の後方部(第5図の右側)には、ガイド
レール4に沿って転動するローラ24aと、ローラ24
aの支持部材24bを上・下3段に昇降動させるソレノ
イド24cとから成るケース揺動機構24が設けられて
おり、当該ケース揺動機構24によってケース6の後方
部を水平軸23を支点として上・下方向へ回動させるこ
とにより、ケース6が、後述する紙送り装置25のゴム
ローラ25aをテーブル3上の紙に接当させる紙送り状
態(第5図に於いてケース6の左側が下降)と、粘着層
形成装置7の押えローラ7gを紙に接当させる粘着層形
成状態(第5図に於いてケース6の右側が下降)と、両
装置7.25を共に非作用姿勢に浮上させた水平状態と
に切替えられる。
前記ケース6の内方には紙送り装置25、タブテープ供
給装置26、粘着層形成装置7及び切目形成装置8等が
夫々収容されている。
前記紙送り装置25はケース6の前端部(図5の最左
側)に配設されており、ゴムローラー25aとローラ駆
動用のスピードコントロールモータ25bとから構成さ
れている。
また、前記タブテープ供給装置26は、紙テープ26a
を送り出す上下一対のゴムローラー26bと、一方のゴ
ムローラー26bを駆動するステッピングモーター26
cと、紙テーブ26aを所定長さに切断するカッター2
6dと、カッター26dにて切断されるテープ26aの長
さ方向の中間に切断用のミシン目を形成するミシン目機
構26eとから構成されている。
前記粘着層形成装置7は、第5図及び第6図に示す如
く、ケース6の奥側の壁面6aに回動自在に軸支されて
巻回した両面テープ27を繰り出すテープ保持部7a
と、繰り出されたテープ27を案内するガイドローラ7
dと、ローラ7dの下方に設けられ、中央部に溝を有す
るガイドロール7eと、先端に粘着テープ27へ突き刺す
針部材7fを有し、前記ガイドローラ7e上で針部材7
fを突き刺すことにより両面テープ27の先端部を保持
するアーム7cと、アーム7cを回転させるステッピン
グモータ7bと、回転自在に軸支され、テーブル3上へ
繰り出された紙の上へ両面テープ27を押し付ける押け
ローラ7gと、繰り出された両面テープ27を切断する
カッター7hと、針部材7fに突き刺し保持された両面
テープ27を針部材7fから引き離すテープ外し部材7
iとから形成されている。
前記切目形成装置8は、第5図に示す如くケース6内に
立設したガイド軸8cと、ガイド軸8cに支持杆8dを
介して上・下方向へ移動自在に支持したロータリカッタ
8eと、ロータリカッタ8eを上方へ付勢するスプリン
グ8bと、ロータリカッタ8eをスプリング弾力に抗し
て一定寸法だけ下方へ押圧するソレノイド8a等から形
成されている。
第7図は紙ロール1の始端部を検出するためのセンサー
28の一例を示すものであり、当該センサー28はレー
ザ発振器28aと、発振器28aからのレーザビームを
対物レンズ28bを介して紙ロール1上にスキャンさせ
る回転ミラー28cと、紙ロール1の端部で乱反射又は
回折したレーザビームを検出するフォトディティクタ2
8d等から構成されており、前記フォトディティクタ2
8dのエッジ検出パルスから、紙ロール1の紙の先端を
位置を検出する。
また、紙ロール1の紙の先端の位置を検出すると、当該
検出信号は巻取紙支持装置2の制御盤16へ入力され、
紙ロール1は、紙の先端が前記吸引装置22に対向する
位置で、その回転が停止される。次に、本願発明による
巻取紙の紙継ぎ前処理方法について説明する。
先ず、紙ロール1を支持装置2に支持せしめ、巻締め用
ローラ17を接当せしめた状態で回転させることによ
り、紙ロール1の表層部の巻き締めを行い、紙ロール1
の紙の先端が最上位(吸引装置22と対向する位置)と
なる位置で、その回転を停める。
次に、吸引装置22を下降させ、前記巻締めした紙ロー
ル1の最外表層部を上方へ吸引することにより、第8図
の如く紙ロール1の本紙と最外表層部の間に間隙Gを形
成する。
その後、ガイドレール4を回転させて紙ロール1の軸芯
と平行にし、ケース6内の切目形成装置8のロータリカ
ッタ8eを切断位置へ下降させたのち、走行枠体5を紙
ロール1の軸芯方向へ移動させ、紙ロール1の最外表層
部を切断する。
前記紙ロール1の最外表層部の切断が終わると、紙ロー
ル1を紙の繰り出し方向に回転させ、損傷検出用センサ
ー(図示省略)にて傷の有無を検出し乍らその先端をテ
ーブル3上に繰り出し、傷のなくなった時点で紙ロール
1の回転を停止する。
また、その間に、ガイドレール4を紙ロール1の軸芯方
向に対して45度で斜交する位置へ回動する。
その後、粘着層形成装置7のアーム7cを回転させ、こ
のアーム7cの針部材7fに突き刺し保持されている両
面テープ27の後部を押えローラー7gの下側を通して
引き出すと共に、その両面テープ27を外し部材7iに
より針部材7fから抜き取る(第9図)。
次に、ケース6のケース揺動機構24を作動させ、ケー
ス6の後方部(第5図の右側)を下降させて押えローラ
7gを押えた作用位置に下降させたのち、前記走行枠体
5を矢印イ方向に往行移動させ、両面テープ27を繰り
出し乍ら紙面上に貼り付ける(第10図)。
前記両面テープ27を所定位置まで繰り出して貼着する
と、走行枠体5を停止させる。そして、アーム7cを回
転させ、このアーム7cの針部材7fを溝形ローラー7e
に支持された両面テープ27に突き刺したのち、カッタ
ー7hにて両面テープ27を切断する(第11図)。
尚、両面テープ27が切断されると、前記走行枠体5を
更に矢印イ方向に往行移動させ、両面テープ27の遊端
部を紙面上へ確実に貼り付ける。
その後、ケース6の後方を上昇させて水平状態とし、押
えローラー7gを非作用位置に上昇させる。
このようにして、走行枠体5の往行移動時に、これの移
動経路に沿って紙ロール1の紙継ぎ用両面テープ27を
貼り付ける。
前記両面テープ27の貼り付けが終われば、次に切目形
成装置8のロータリカッター8eを切断作用位置に下降
させたのち、走行枠体5を復行移動させ、巻取紙1に移
動経路に沿う閉塞状の切目aを形成し、切目aの形成が
終われば、ロータリカッター8aを非作用位置に上昇さ
せる。
その後、前記ガイドレール4の傾斜方向を逆方向に変え
て同様な操作を繰り返すことにより、第10図で示す如
き状態に紙ロール1から繰り出した紙の上面にV形の切
目aが形成されると共に、それに沿って両面テープ27
が貼着される。
尚、本実施例ではケース6の往行時に両面テープ27を
貼着し、また、ケース6の復行時に切目aを形成するよ
うにしているが、ケース6の往行時若しくは復行時にテ
ープ27の貼着と切目aの形成を同時に行うことも可能
である。
上記切目aの形成が終わると、前記ケース6を回動させ
て前方部(第5図の左側)を下降させ、紙送り装置25
のゴムローラー25aを紙面に圧接し、この状態でゴム
ローラー25aを回転させることにより、紙をV字形の
切目a,aに沿って破断分離する(第12図)。
尚、分離された傷等のある紙は紙回収台車28内に回収
される。
上記紙先端のV形整形が終わると、ガイドレール4を紙
ロール1の軸芯と垂直な方向に向けてケース6を紙ロー
ル1の横幅中央に位置させる。
次に、テープ供給装置26のゴムローラー26bを回転
させ、紙テープ26aを所定長さ繰り出したのちカッタ
ー26dにて切断する。
その後、所定長さに切断したタブ用紙テープ26aは、
粘着層形成装置7の両面テープ27を利用して、紙の先
端頂部にその一端が貼り付けられる。また、前記タブ用
紙テープ26aの他端側は、紙ロール1を僅かに巻きも
どしたのち、粘着層形成装置7の両面テープ27を利用
して紙ロール1の本体側に貼り付けられる。
上述の如き操作により、巻取紙の紙継ぎ前処理が完了す
る(第14図)。
尚、両面テープ27の外表層は通常保護紙で保護されて
いるが、当該保護紙は紙継ぎ前処理と同時に自動的に剥
離するようにしてよく、或いは必要に応じて、輪転機の
給紙部に於いて剥離するようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明では、巻取紙の所謂紙継ぎ前処理を自動的に行う
構成としているため、大幅な省力と作業能率の向上が可
能となる。
また、本発明では、水平面内で旋回自在にし支持したガ
イドレール4に走行枠体5を介してケース6を往復動自
在に取付け、当該ケース6内に粘着層形成装置7及び切
目形成装置8等を配設すると共に、ケース揺動機構24
によってケース6の後方部を上・下動させることによ
り、粘着層形成装置7の押えローラ7gを昇・降させる
構成としている。
その結果、粘着層形成装置7による粘着層の形成と、切
目形成装置8による分離用切れ目aの形成とを、枠体5
の往行移動時及び腹行移動時に夫々連続して、或いは往
行又は復行移動時に同時に行うことができ、紙継ぎ前処
理の処理速度を大幅に高めることができると共に、処理
装置の構造の簡素化が可能となる。
本発明は上述の通り、優れた実用的効用を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は紙継ぎ前処理装置の側面図。 第2図は紙継ぎ前処理装置の正面図。 第3図はガイドレール、走行枠体及びケースの正面図。 第4図はガイドレール、走行枠体及びケースの側面図。 第5図はケースの表蓋を除いた状態のケース正面図。 第6図は第5図のA−A視に於ける縦断側面図。 第7図はセンサーの説明図。 第8図は紙ロールの外表層部の吸引状態を示す説明図。 第9図及び第10図は両面テープの引き出し状態及び紙
面上への貼着状態を示す説明図。 第11図は両面テープの切断状態を示す説明図。 第12図は紙の先端部の切り離し状態を示す説明図。 第13図は紙の先端のタブ用テープによる固定状態を示
す説明図。 第14図は従前の輪転印刷機の給紙状態の説明図。 第15図は従前の手仕上げによる紙継ぎ前処理を施した
巻取紙の斜面図。 1は紙ロール、2は巻取紙支持装置、3はテーブル、4
はガイドレール、5は走行枠体、6はケース、7は粘着
層形成装置、7aはテープ保持部、7bはモータ、7c
はアーム、7eはガイドローラ、7fは針部材、7gは
押えローラ、7hはカッター、7iはテープ外し部材、8
は切目形成装置、8aはソレノイド、8bはスプリング、
8cはガイド軸、8dは支持杆、8eはロータリカッ
タ、9はベースフレーム、10は吊下げフレーム、11
は昇降フレーム、12は回転支軸、13は支軸回転駆動
部、14は支軸前後進駆動部、15はフレーム昇降駆動
部、16は制御盤、17は巻締め用ローラ、18はラッ
ク、19はピニオン、20は補助ガイドローラ、21は
モータ、22は吸引装置、23は水平軸、24はケース
揺動機構、25は紙送り装置、26はタブテープ供給装
置、27は両面テープ、28はセンサ、Aは台車、Pは
ガイドレール支軸の垂直軸芯、aは切れ目。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取紙を支持する巻取紙支持装置の下方に
    紙ロール(1)から繰り出した紙先端を載せるテーブル
    (3)を設け、 上記テーブル(3)の上方の水平面内で旋回するガイド
    レール(4)に走行枠体(5)を走行自在に支持させ、 走行枠体(5)に水平軸(23)によってケース(6)の中
    間部を回動自在に支持させ、 両面テープ(27)を繰り出し自在に支持する保持部(7a)
    と、両面テープ(27)を支持して紙面上へ引き出すアーム
    (7c)と、引き出した両面テープを紙面上へ貼着する押え
    ローラ(7g)と、引き出した両面テープ(27)を切断するカ
    ッター(7h)とから構成され、粘着層形成時には、ケース
    (6)の進行方向に対してケース(6)の後方が下方へ
    回動することにより、前記押えローラ(7g)がテーブル
    (3)上へ繰り出した紙の上面へ引き出した両面テープ
    (27)上へ下降し、前記ケース(6)の移動経路に沿って
    両面テープ(27)よりなる紙継ぎ用粘着層を形成する粘着
    層形成装置(7)を有し、 更に、カッター(8e)と、カッター(8e)を紙面上へ下降さ
    せるカッター駆動装置(8a)とから構成され、前記粘着層
    形成装置(7)の後方に位置してケース(6)に取付け
    支持されて、テーブル(3)へ繰り出した紙に、前記紙
    継ぎ用粘着層の外方に沿った紙の切り離し用切れ目
    (a)を形成する切目形成装置(8)を有する巻取紙の
    紙継ぎ前処理装置。
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