JPH0642619B2 - 補間的時間−離散フイルタ装置 - Google Patents

補間的時間−離散フイルタ装置

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JPH0642619B2
JPH0642619B2 JP60000486A JP48685A JPH0642619B2 JP H0642619 B2 JPH0642619 B2 JP H0642619B2 JP 60000486 A JP60000486 A JP 60000486A JP 48685 A JP48685 A JP 48685A JP H0642619 B2 JPH0642619 B2 JP H0642619B2
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エドアルド・フエルデイナンド・ステイークフオールト
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
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    • H03H17/0621Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing
    • H03H17/0635Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing characterized by the ratio between the input-sampling and output-delivery frequencies
    • H03H17/0642Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing characterized by the ratio between the input-sampling and output-delivery frequencies the ratio being arbitrary or irrational

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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の背景 A(1)発明の分野 本発明は入力サンプリング周波数が関連する時間−
離散信号を、入力サンプリング周波数よりも高い出力サ
ンプリング周波数が関連する時間−離散出力信号に
変換するための補間的時間−離散フイルタ装置に関する
ものである。
A(2)従来技術の説明 一般に知られているように、時間−離散信号は一連の信
号サンプルによつて形成される。斯種の信号に関連する
サンプリング周波数は、これらの信号サンプルが発生す
るレートを示す。信号サンプルそのものは所定瞬時にお
ける信号の大きさを示す。斯種の信号サンプルは所定範
囲内において任意の値又は多数の離散的な値の内の唯一
の値とすることができる。後者の場合にはデイジタル信
号に掛わり合い、信号サンプルは通常複数ビツトを有す
るコードワードによつて表わされる。
以後入力信号の信号サンプルのことを入力サンプルと称
し、これをx(q);q=…−2,−1,0,1,2,
3,…にて表わすものとする。同様に、出力信号の信号
サンプルのことを出力サンプルと称し、これをy(n);
n=…−2,−1,0,1,2,3,…にて表わすもの
とする。
上述したタイプの補間的フイルタ装置は既に多年にわた
り知られている。一般調査の簡易化のために、斯種のフ
イルタ装置についての参考文献を本願の第C節における
1〜6までに列記してある。斯種のフイルタ装置は、出
力サンプリング周波数が関連する時間−離散出力信号
を、出力サンプリング周波数と入力サンプリング周波数
との間の比が有理数となるような値で発生する。通常出
力サンプリング周波数は入力サンプリング周波数の整数
倍である。
補間フイルタの実際上の履行方法については例えば後述
する参考文献3,4及び5に詳述されている。これらの
フイルタはあらゆるタイプの時間−離散フイルタ装置と
同様に、信号処理回路を具えており、この処理回路には
時間−離散入力信号及びフイルタ係数も供給する。既知
の如く、これらのフイルタ係数はフイルタの有限インパ
ルス・レスポンス(応答)のサンプルを表わし、これら
のフイルタ係数はフイルタ係数生成器によつて発生され
る。
しかし実際には出力サンプリング周波数が入力サンプリ
ング周波数の有理数倍にならず、例えば となるような場合があることを確めた。このような事態
は、例えばデイジタル−チユーナ,デイジタル−テープ
レコーダ,デイジタル−レコードプレーヤ等を相互連結
する必要のあるデイジタルオーデイオ装置のようなもの
に見られる。実際上、これらの装置はそれぞれ所要のサ
ンプリングパルスを発生するための固有のクロツクパル
ス発生器を具えているが、これらのクロツクパルス発生
器の周波数は互いに決して正確ではないため、上述した
ような装置を互いに共働可能とするには第1装置によつ
て発生されるデイジタル信号に関連する出力サンプリン
グ周波数が、第2装置によつて受信される入力サンプリ
ング周波数に等しくなるようにする必要がある。
B.本発明の目的及び概要 本発明の目的は無理数の補間係数を有する補間フイルタ
装置を提供することにある。
本発明は、入力サンプリング周波数で発生する一連
の入力サンプルx(q),q=…−2,−1,0,1,
2,3,…により構成される時間−離散入力信号を、前
記入力サンプリング周波数よりもR倍高い出力サン
プリング周波数fで発生する一連の出力サンプルy
(n),n=…−2,−1,0,1,2,3,…により
構成される時間−離散出力信号を変換するための無理数
の補間係数Rを有している補間的時間−離散フィルタ装
置が: a)前記入力サンプリング周波数で発生する第1ク
ロックパルスk(q)を発生する第1手段と; b)前記出力周波数にて発生する第2クロックパル
スk(q)を発生する第2手段と; c)前記第1及び第2クロックパルスの制御下にてW個
から成る一群のフィルタ係数を発生するフィルタ係数生
成器であって: c1)前記第1クロックパルスk及び第2クロックパ
ルスkが供給され、かつ各q番目の第1クロックパル
スに応答して、このq番目の第1クロックパルスk
(q)とその直前又は直後の第2クロックパルスとの
間における時間間隔T(q)と、2つの連続する第2
クロックパルス間の時間間隔T=1/との比に比
例する大きさの偏差成分d(q)を発生する手段と; c2)前記偏差成分d(q)に応答してW個から成る一
群のフィルタ係数を生成し、番号wのフィルタ係数がa
(d(q),w)に等しく、このフィルタ係数が次式、
即ち a(d(q),w)=h(d(q)Tu+wTu), w=0,1,2,…w−1, によって規定され、ここにh(v)がFIRフィルタの
インパルス・レスポンスを表し、vを時間間隔−∞<v
<+∞内における連続変数とする手段; とを具えているフィルタ係数生成器と; d)前記入力信号を受信するためのフィルタ入力端子
と; e)前記フィルタ入力端子及び前記フィルタ係数生成器
に結合され、前記入力サンプルx(q)に前記W個から
成る一群のフィルタ係数の内の部分集合のフィルタ係数
を掛けて、これにて得られた積を加算する信号処理装
置; とを具えていることを特徴とする補間的時間−離散フィ
ルタ装置にある。
従来の補間フイルタ装置では同じ群のフイルタ係数が常
に用いられることに留意すべきである。これに対し本発
明によるフイルタ装置の場合には斯る群のフイルタ係数
が連続的に変化する。新規の各入力サンプルの後に同数
の新規の出力サンプルを供給する従来の補間フイルタ装
置に対し、本発明による補間フイルタ装置では2つの入
力サンプル間に発生する出力サンプルの数が変化するよ
うにする点にも留意すべきである。
C.参考文献 1.「プロシーデイングス・オブ・ジ・アイイーイーイ
ー」(Proceedings of the IEEE),第61巻No.6,1973年
6月発行の第692〜702頁におけるアール・ダブリユ・シ
エーフア(R.W.Schafer)及びエル・アール・ラビナー(L.
R.Rabiner)著による「補間に対するデイジタル処理概
論」(A Digital Processing Approach to Interpolatio
n) 2.米国特許第41.31.764号の第E(1.2)節における「個別
信号を個別単側波帯信号周波数多重信号に及びその逆に
変換するための回路」 (Arrangement for converting discrete signals into
a descrete single-sideband signal frequency-multip
lexed signal and vice versa) 3.米国特許第39.28.755号の「デイジタルフイルタ」 4.米国特許第39.88.607号の「補間デイジタルフイル
タ」 5.米国特許第39.97.773号の「入力バツフアを伴なう補
間デイジタルフイルタ」 6.アール・イー・クロチーレ(R.E.Crochire)及びエル・
アール・ラビナー(L.R.Rabiner)による米国特許第4,02
0,332号の「デイジタルサンプリング周波数増減用補間
−デシメーシヨン回路」(Interpolation-Decimation Ci
rcuit for Increasing or Decreasing Digital Samplin
g Frequency) 7.エル・アール・ラビナー(L.R.Rabiner)及びビー・ゴ
ールド(B.Gold)著による「デイジタル信号処理の理論及
び応用」(Theory and Application of Digital Signal
Processing) 8.オーデイオ及び電気音響に関する「アイイーイーイー
トランザクシヨンズ」(IEEE Transactions)第AU−2
0巻,1972年第322〜337頁におけるエル・アール・ラビ
ナー(L.R.Rabiner)外1名著による「デイジタル信号処
理用語」 (Terminology in Digital Signal Processing)」 D.添付図面の説明については第4節にて述べる。
E.実施例の説明 E(1)理論的背景 第1図は時間−離散入力信号のサンプリング周波数を変
えるための時間−離散フイルタ装置の理論的モデルを図
式的に示したものであり、これはサンプリング装置2を
後続させるアナログフイルタ1を具えている。このフイ
ルタ1には入力サンプリング周波数にて発生する入
力サンプル列x(q),q=…−2,−1,0,1,2,
3,…によつて形成される時間−離散入力信号を供給す
る。斯かるフイルタは所謂個別出力信号zx(q)(t)のす
べての和に相等しい出力信号z(t)を供給する。入力サン
プルx(q)に対する斯かるフイルタ1のレスポンス(応
答)が斯様な個別出力信号を発生する。従つて既知の如
く、斯かる個別出力信号は上記入力サンプルと上記フイ
ルタのインパルス・レスポンスとの積に等しくなる。こ
のインパルス・レスポンスを関数h(v)で表わせば、斯か
る個別出力信号は次式のように数学的に表わすことがで
きる。即ち、 zx(q)(t)=x(q)h(t-tx(q)) (1) 上記式(1)におけるtx(q)は、入力サンプルx(q)が発生す
る瞬時を表わす。この瞬時に対して、 tx(q)=qTi (2) T=1/ が成立し、従つて zx(q)(t)=x(q)h(t-qTi) (3) となるものとする。
インパルス・レスポンスh(v)はvのすべての値に対して
規定されるも、それは有限間隔でのみゼロ以外の値をと
るものとする。これがため、斯かるフイルタ1は屡々FI
R−フイルタ(Finite Impulse Response-filter)とも称
されている。このインパレス・レスポンスが第2図に示
すような形状を有するものとする。そこで、入力サンプ
ルx(q)が第3図Aに示すような各瞬時qTiにて発生する
場合には、個々の出力信号のすべてが判明する。これら
の個別出力信号の内の数個、即ちq=−3,−2,−
1,0,1,2に対するものを第3図のB,C,D,
E,F,Gにそれぞれ示してある。ここで、独立変数q
のすべての値に対してx(q)=1が成立するものとする。
前述したように、斯かるフイルタ1の実際の出力信号z
(t)は、すべての個別出力信号を数学的に加算すること
によつて形成される。インパルス・レスポンスは有限で
あるから、最終出力信号z(t)に寄与する個別出力信号の
数も有限である。最終出力信号に寄与する個別出力信号
の数をゼロでなく、M個だけとし、フイルタを因果(cau
sal)フイルタとし、かつそのフイルタに最後に供給され
る入力信号サンプルの番号をqとする場合には次式(4)
が成立する。即ち、 斯かる出力信号、従つて任意の個別出力信号をサンプリ
ング装置2にて、例えば第3図のHに示すように、ここ
では に等しくなるように選定される出力サンプリング周波数
にて発生するサンプリングパルス列でサンプリングす
る。n番目のサンプリングパルスをku(n)にて示すと、
これは次式(5)によつて規定される瞬時tku(n)に発生す
る。
tku(n)=to+nTu (5) ここにtは任意の時定数を表わし、また、この値は0
<Tとする。従つて、サンプリング装置2は一
連の出力サンプルを発生し、n番目のサンプリングパル
スku(n)に応答して得られる出力サンプルはy(n)に
よつて表わされ、この出力サンプルy(n)は次式(6)のよ
うに表わされる。即ち、 特に、よりも小さい場合には、デシメーティ
ング(decimating)フイルタ装置を付随的に設ける。これ
に対し、よりも大きい場合には補間フイルタ
装置を設ける。つぎの説明は補間フイルタ装置に基くも
のであり、=R(ここにR1)とする。な
お、斯かるRのことを補間係数とも称する。
補間フイルタ装置の場合、出力サンプリング周波数f
が入力サンプリング周波数よりも高いため、2つの連続
する入力サンプルx(q)とx(q+1)との間における時間間隔
にて複数個の出力サンプルが生ずる。その時間間隔
内にて生ずる第1出力サンプルの番号をnにて示し、
かつ斯かる時間間隔内にて生ずるr番目の出力サンプル
をnq+rにて表わすものとする。さらに、斯かる時間間隔
内での第1出力サンプルy(nq)と、その直前の入力サン
プルx(q)との間の距離をTd(q)で示す場合には、式(6)か
ら次式(7)が成立する。即ち、 ここに、 Td(q-m)=to+nq-mTu-(q-m)T1) (8) である。式(7)における数量h(Td(q-m)+wTu)(ここに、
w=(nq-nq-m+r)である。)は時間−離散フイルタ装置
のフイルタ係数を表わす。つぎの節ではこれらのフイル
タ係数を簡単化のためにa(d(q),w)にて示す。数量d(q)
を偏差成分と称し、これをつぎのように規定する。即
ち、 d(q)=Td(q)/Tu E(2).Rに対する幾つかの特定値 先の節では原則として補間係数が1又はそれ以上の任意
のランダムな正の値をとり得るものとした。この節では
幾つかの特定ケースにつきさらに説明する。
最初のケースではR=1として、、従つてT
=Tとすると、この場合には次式が成立する。即
ち、 r=0 q-m=nq-m Td(q-m)=to (10) nq-nq-m=mTi nq=q 従つて各出力サンプルは次式によつて決定される。
即ち、 動作が上式(11)によつて全面的に規定される時間−離散
フイルタ装置の例については前記参考文献7の第9節及
び前記参考文献8並びに他の文献にも詳述されている。
第2のケースではR>1とする。この場合にはRが整数
の場合と、Rが整数でない場合とで区別することができ
る。
Rが整数の場合には次式が成立する。即ち、 r=0,1,2,…R−1 T=RTu (12) Td(q)=t 従つて、この場合には各出力サンプルは次式によつて規
定される。即ち、 斯種の補間的時間−離散フイルタ装置の例については例
えば前記参考文献1,3及び4に詳述されている。
補間係数Rを整数でなく、例えばR=L/Pのような2つ
の整数の商として書き表わせるような有理数とする場合
には、デシメーシヨン係数がPのデシメーテイング時間
−離散フイルタ装置を補間係数がLの補間的時間−離散
フイルタ装置と縦続配置することができる。斯種の補間
的時間−離散フイルタ装置については例えば前記参考文
献3,5及び6に記載されている。
補間係数Rが整数でなく、無理数でもない場合には上述
した場合とは全く異なり、この場合には2つの連続する
入力サンプル間に発生する出力サンプルの数が必ずしも
常に同じとはならない。この数をR′以下とする場合に
は、全部でW=MR′個を一群とするフイルタ係数a(d
(q),w)を利用して、すべての出力サンプルを計算する必
要がある。式(7)により、この場合のこれらのフイルタ
係数は次式のようになる。即ち、 a(d(q),w)=h(Td(q)+wTu) w=0,1,2,…MR′ (14) この際Td(q)も入力サンプル毎に変化するので、この群
のフイルタ係数の値も連続的に変化する。無理数の補間
係数を有する補間的時間−離散フイルタ装置の例につい
てはつぎの節にて詳述する。
E(3).無理数の補間係数を有する補間的時間−離散フイ
ルタ装置 第4図は無理数の補間係数を有する補間的時間−離散フ
イルタ装置の一例を図式的に示したものである。このフ
イルタ装置は慣例にならつて、信号処理装置3及びフイ
ルタ係数生成器4で構成する。信号処理装置3の前段に
はバツフア記憶装置5を設け、この記憶装置5に入力サ
ンプルx(q)を供給する。このような入力サンプルx(q)
は、バツフア記憶装置5の書込み入力端子WRに入力クロ
ツクパルスki(q)が発生する瞬時に斯かるバツフア記憶
装置5に記憶される。出力クロツクパルスku(n)がバツ
フア記憶装置5の読取り入力端子Rに供給される瞬時に
は、斯かるバツフア記憶装置5の内容が信号処理装置3
に供給される。このために斯かるバツフア記憶装置5は
この際リセツトされるものとする。そこで、新規の入力
クロツクパルスki(q)が発生する前につぎの出力クロツ
クパルスku(n)が発生する場合に、斯かるバツフア記憶
装置5は値がゼロの信号サンプルを供給することにな
る。クロツクパルス発生器6によつて発生させる入力ク
ロツクパルスは入力サンプリング周波数にて発生す
る。出力クロツクパルスku(n)はクロツクパルス発生器
7により発生させ、これらのパルスは出力サンプリング
周波数にて発生させる。
式(7)から明らかなように、フイルタ係数a(d(q),w)は時
間間隔Td(q)、従つて偏差成分d(q)が解るまでは計算す
ることができない。既に述べたように、斯かる偏差成分
は入力サンプルx(q)とその直後の出力サンプルy(nq)と
の間おける時間間隔Td(q)と、出力サンプリング期間T
との間の比、即ち入力クロツクパルスki(q)が発生す
る瞬時tki(q)とその直後に出力クロツクパルスku(nq)が
発生する瞬時tku(nq)との間における時間間隔と、2つ
の連続する出力パルス間の時間間隔Tとの間の比を表
わす。
第4図に示すフイルタ係数生成器4では、上記偏差成分
d(q)を特定の有効な方法で、しかもw個のフイルタ係数
の関連する群にならつて計算する。フイルタ係数生成器
4は、好ましくはデイジタル式のものとするのこぎり波
発生装置400を具えており、これは周期がTの周期
性アナログのこぎり波状信号をレートfでデイジタル
的にコード化したサンプルを発生する。一層判り易くす
るために、第4図に示すように斯かる発生装置400は
入力クロツクパルスki(q)によつて制御されるのこぎり
波発生器400(1)を具えるものとすることができる。
こののこぎり波発生器は例えば第5図のAに示すような
アナログのこぎり波状信号が発生し、この信号は値+E
と−Eとの間にて変化し、その値は入力クロツクパルス
ki(q)が発生する瞬時に値+Eから−Eに突然変化す
る。完全を期すために、これらの入力クロツクパルスを
第5図のBに示してある。斯くして得られるアナログの
こぎり波信号をその後サンプリング装置400(2)にて
例えば第5図のCに示すような出力クロツクパルスku
(n)により瞬時tku(n)にてサンプリングする。斯かるサ
ンプリング装置400(2)は第5図のAに矢印にて示す
信号サンプルs(n)を発生し、これらの信号サンプルはア
ナログ−デイジタル変換器400(3)にてデイジタル的
にコード化する。つぎに、偏差成分d(q)を如何にして求
めることができるかについて説明する。
所定の入力クロツクパルスki(q)は2つの連続する出力
クロツクパルスku(nq-1)とku(nq)との間に発生し、これ
ら2つの出力クロツクパルス間の離間距離はTとす
る。ki(q)とku(nq)との間の距離は時間間隔Td(q)と見な
す。そこで、瞬時tku(nq-1)及びtku(nq)にのこぎり波信
号から取出すことのできる信号サンプルの値がそれぞれ
s(nq-1)及びs(nq)であるとする場合にはつぎのうよな関
係が成立する。即ち、 Td(q):(Tu-Td(q))=(E-|s(nq)|):(E-|s(nq-1)|) 従つて、 上式から明らかなように、偏差成分d(q)はのこぎり波信
号の信号サンプル値から全面的に求めることができる。
これがため、これらの信号サンプルs(n)は第4図にも示
すように、2個のシフトレジスタ素子401と402と
の縦続配置及びシフトレジスタ408に供給する。これ
らのシフトレジスタ素子の内容は出力クロツクパルスku
(n)の制御下にてシフトされる。信号サンプルs(n)はゼ
ロ交差検出回路404にも供給する。この検出回路40
4は正極性の信号パルスの後に負極性の信号パルスが続
く毎度に検出パルスを発生する。この検出パルスを2つ
の他のシフトレジスタ素子405及び406のクロツク
パルス入力端子に供給する。これら両シフトレジスタ4
05及び406の信号入力端子は各シフトレジスタ素子
402及び403の信号出力端子に接続する。上記検出
パルスに応答してシフトレジスタ素子405及び406
の内容はそれぞれs(nq-1)及びs(nq)に等しくなる。減算
装置407及び408では、これらの信号サンプルの絶
対値を値Eから減算する。斯くして得られた2つの差成
分を加算装置409にて互いに加算し、これにて得られ
た加算成分O(nq)を減算装置407により発生させた差
成分により除算段410にて除算する。斯くして得られ
た偏差成分d(q)は算術ユニツト411(例えばマイクロ
コンピユータ)に供給する。この算術ユニツト411は
偏差成分d(q)の所定値における所要数のフイルタ係数a
(d(q),w)(上述した場合には4つ)を式(14)に基いて計
算すべく配置する。
E(4).特定例 第4図に示した例の係数生成器ではインパレス・レスポ
ンスh(v)の形状に少しも制限が課せられないので、偏差
成分d(q)の計算値から出発してw(=4)個のフイルタ
係数を計算するのにはマイクロコンピユータ411を用
いるのが有利である。特殊形状のインパレス・レスポン
スが規定される場合、例えばインパレス・レスポンスが
第6図に示すような形状を有し、しかも次式にて表わさ
れるように規定される場合には特殊な目的のハードウエ
アを有利に用いることができる。
ここにHは定数を表わし、これからつぎの関係が成立す
る。即ち、 a(d(q),0)=d(q)H a(d(q),1)=(1-d(q)H a(d(q),2)=0 (17) a(d(q),3)=0 ついで、d(q)は式(15)に準じ、これからさらに次式が成
立する。即ち、 これとは異なり、減算装置408(第4図参照)の出力
信号を加算成分O(nq)によつて除算することにより係数1
-d(q)を得ることができる。完全を期すために、これら
のことを第7図に図式的に示してある。この第7図に示
すように、減算装置408の出力信号は除算段412に
供給する。この除算段412は加算装置409からの加
算成分も受信する。2つの除算段410及び412の出
力成分は逓倍段413及び414にて定数Hだけ逓倍さ
せる。
上述した場合には加算成分O(nq)が双方の係数d(q)及び1
-d(q)に現われるので、その一方はつぎのように処理す
ることもでき、フイルタ係数はつぎの如く選定する。即
ち、 a(d(q),0)=E-|s(nq)| a(d(q),1)=E-|s(nq-1)| a(d(q),2)=0 a(d(q),3)=0 この際信号処理装置3は出力サンプルy′(n)を供給
し、これらの出力サンプルは逓倍回路に供給されて、こ
れにてH/O(nq)倍に逓倍され、この結果所望な出力サン
プルy(n)を得ることができる。
第4図に示す係数生成器では、アナログのこぎり波信号
をサンプリングすることによつて信号サンプルs(n)を得
る。これらの信号サンプルを完全にデイジタル的に発生
するのこぎり波発生器を第8図に示す。こののこぎり波
発生器はDフリツプ−フロツプ414aを含む入力回路
を具えている。この入力回路のD−入力端子は絶えず論
理値“1”を受信する。クロツク入力端子CLは入力クロ
ツクパルスki(q)を受信し、リセツト入力端子Rはリセ
ツト信号を受信する。斯かるD−フリツプフロツプ41
4aのQ−出力端子はD−フリツプ−フロツプ415の
D−入力端子に接続する。このD−フリツプフロツプ4
15のクロツクパルス入力端子CLには出力クロツクパル
スku(n)を供給する。D−フリツプ−フロツプ415の
Q−出力端子に発生するパルス及びインバータ416に
て反転した出力クロツクパルスku(n)はNAND−ゲート4
17に供給し、このNAND−ゲートの出力パルスはリセツ
トパルスとしてD−フリツプ−フロツプ414のリセツ
ト入力端子Rに供給する。2個のD−フリツプ−フロツ
プによつて形成する斯かる入力回路は、例えばSignetic
s社により市販されている“74”シリーズのデユアル
D−フリツプ−フロツプとすることができる。D−フリ
ツプ−フロツプ415の出力パルスはディジタル構成の
ものとする移相ロツクループ(PLL)に供給する。この移
相ロツクループはアツプ/ダウンカウンタ418を具え
ており、このカウンタの計数範囲は0−2Eの範囲とす
る。D−フリツプ−フロツプ415の出力パルスはその
アツプ−カウント入力端子(+)に供給する。斯かるカウ
ンタ418の計数位置は減算装置419を介して時間間
隔Tでデイジタル低域通過フイルタ420に供給す
る。減算装置419では例えばカウンタ418の計数範
囲(2E)の半分(E)に等しい基準数だけ計数位置を低減さ
せる。
1H以下の帯域幅を有する低域通過フイルタ420は
レートfで出力を発生し、これらの出力は加算器42
1と遅延時間がTに等しい遅延回路網422とによつ
て形成される累算器に供給する。加算器421はc及び
eにてそれぞれ示す2個の出力端子を有している。出力
端子cには加算器421にて発生されるワードの内の
(最上位)桁上げビツトが発生し、これに対し出力端子
eには斯かるワードの残りのビツトが発生する。上記出
力端子cはアツプ/ダウンカウンタ418のダウン−カ
ウント入力端子(-)に接続する。他方の出力端子eは同
時にのこぎり波発生器の出力端子を表わす。
前述した所では信号発生器400(1)をのこぎり波信号
発生器とした。しかし、斯かる信号発生器は、例えば第
9図に示すように三角形状に変化する信号を発生するよ
うに構成することもできる。偏差成分d(q)を求めるため
に、2つの信号サンプルs(nq+2)及びs(nq+3)を出発点と
することができる。この例でものこぎり波状信号を伴な
う第5図に示した場合について述べたようにして偏差成
分を求めることができることは明らかである。この場
合、正の極性を有する信号サンプルが後続する負の極性
を有する各信号サンプルに対してゼロ交差検出器404
が出力パルスを発生するようにする必要がある。
フイルタ係数生成器4はつぎのように作動する。2つの
連続する出力クロツクパルスku(n)間の時間間隔T
無限に小さい無限数の細分間隔Tuoに分解する。その
後、どの2つの連続する出力クロツクパルス間に入力ク
ロツクパルスki(q)が位置し、しかもその入力クロツク
パルスがどの細分間隔に位置するのかも決定する。この
細分間隔の番号を偏差成分d(q)と見なすことができる。
この場合の細分間隔の数はビツト数に依存し、このビツ
ト数により偏差成分d(q)を表わす。計数可能な数の細分
間隔が得られるように斯かるビツト数を選定する場合に
は、つぎのような処理を行なうことができる。各偏差成
分の値に関連するMR′個のフイルタ係数a(d(q),W)は先
に計算して、記憶媒体に記憶させることができる。偏差
成分が16個の異なる値をとり得るものとする場合に
は、斯かる記憶媒体は例えば16MR′個のフイルタ係数
を包含する。偏差成分を選択器に供給し、その偏差成分
の値に応じてこれら16個のフイルター係数群の内から
所望な群を斯かる選択器により選択する。このような場
合には“テーブル・ルツク・アツプ”が屡々用いられ
る。
E(5).信号処理装置の例 信号処理装置の特に好適な例については前記参考文献7
の第9・10図から既知であるが、本願においても完全
を期するために第10図に示してある。この信号処理装
置は、MR′個の多数の逓倍回路30(・)(図示の例では
4個)と、複数個の加算回路31(・)と、遅延時間が各
々Tの複数個の遅延回路32(・)とで既知の方法で構
成する。すべての逓倍回路の入力端子は信号処理装置の
入力端子33に接続されており、従つて入力サンプルx
(q)を同時に受信する。さらに、各逓倍回路は第4図に
示したフイルタ係数生成器によつて発生される所要のフ
イルタ係数をフイルタ係数入力端子を介して受信する。
加算回路31(2)の出力端子には所望の出力サンプルが
生ずる。
信号処理装置3の他の例については前記参考文献7の第
9・1図にその大部分が図示されているが、本願におい
ても完全を期するために第11図に示してある。この信
号処理装置は遅延時間が各々Tの遅延装置36(・)を
多数個(図示の例では3個)縦続配置したものを具えて
いる。この縦続配置を信号処理装置の入力端子33に接
続する。遅延装置36(・)の入力及び出力端子は逓倍回
路30(・)を介して加算装置37の入力端子に接続す
る。この加算装置37はその出力端子35から所望の出
力サンプルy(n)を供給する。逓倍回路80(・)は、それ
らのフイルタ係数入力端子を介して所望のフイルタ係数
を受信する。所定値の偏差成分に関連するすべてのフイ
ルタ係数をフイルタ係数生成器4によつて第5図に提示
したように同時に供給する場合には、フイルタ係数a(d
(q),0)を逓倍回路80(0)に直接供給し、フイルタ係数a
(d(q),1)を遅延時間がTの遅延装置38(1)を介して
逓倍回路30(1)に供給する。同様に、フイルタ係数a(d
(q),2)及びa(d(q),3)は、それぞれ遅延時間が2Tu及び3T
uの遅延装置38(2)及び38(3)を介してそれぞれ逓倍
回路30(2)及び30(3)に供給する。
E(6).概略所見 前述した所では、元の入力サンプルが発生した後に出力
クロツクパルスが直ちに発生しなければ、各出力クロツ
クパルスに対してバツフア記憶装置5(第4図参照)が
値ゼロの入力サンプルを発生するものとした。しかし、
実際には斯かる入力サンプルの値をゼロでなく1とする
こともできることを確かめた。しかし、この場合には元
のインパルス・レスポンスを変更させる必要がある。
さらに前述した所では偏差成分の計算を入力クロツクパ
ルスki(q)と、直前の出力クロツクパルスku(n)との間に
おける時間間隔に基いて行なつたが、斯かる偏差成分は
入力クロツクパルスki(q)と直前の出力クロツクパルスk
u(n-1)との間における時間間隔と、2つの連続する出力
クロツクパルス間の時間間隔Tとの間の商の値として
規定することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は補間的時間−離散フイルタ装置の理論的機能構
成を示すブロツク線図; 第2図は第1図に示したフイルタ装置に用いられる“ア
ナログ”フイルタの有限インパルス・レスポンスを示す
特性図; 第3図は第1図のフイルタ装置を説明するための時間線
図; 第4図は本発明による補間的時間−離散フイルタ装置の
一例を示すブロツク線図; 第5図は第4図に示したフイルタ装置に用いられるフイ
ルタ係数生成器の作動説明用時間線図; 第6図は異なる形態のインパルス・レスポンスを示す特
性図; 第7図はインパルス・レスポンスが第6図に示す形状を
呈する場合における第4図のフイルタ装置に用いられる
フイルタ係数生成器の変形例を示すブロツク線図; 第8図は第4図のフイルタ装置におけるフイルタ係数生
成器に用いられる時間−離散のこぎり波発生器の一例を
示すブロツク線図; 第9図はフイルタ係数生成器の他の例を説明するための
時間線図; 第10及び11図は第4図に示したフイルタ装置に使用
する信号処理装置の例をそれぞれ示すブロツク線図であ
る。 1…アナログフイルタ、2…サンプリング装置 3…信号処理装置、4…フイルタ係数生成器 5…バツフア記憶装置 6…入力クロツクパルス発生器 7…出力クロツクパルス発生器 30(・)…逓倍回路、31(・)…加算回路 32(・)…遅延回路 33…信号処理装置入力端子 35…信号処理装置出力端子 36(・)…遅延装置、37…加算装置 38(・)…遅延装置 400…のこぎり波発生装置 400(1)…のこぎり波発生器 400(2)…サンプリング装置 400(3)…アナログ−デイジタル変換器 401〜403…シフトレジスタ素子 404…ゼロ交差検出回路 405,406…シフトレジスタ素子 407,408…減算装置、409…加算装置 410…除算段、411…算術ユニツト 412…除算段、413,414…逓倍段 414a,415…D−フリツプ−フロツプ 416…インバータ、417…NAND−ゲート 418…アツプ/ダウンカウンタ 419…減算装置 420…デイジタル低域通過フイルタ 421…加算器、422…遅延回路網

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力サンプリング周波数で発生する一
    連の入力サンプルx(q),q=…−2,−1,0,
    1,2,3,…により構成される時間−離散入力信号
    を、前記入力サンプリング周波数よりもR倍高い出
    力サンプリング周波数で発生する一連の出力サンプ
    ルy(n),n=…−2,−1,0,1,2,3,…に
    より構成される時間−離散出力信号に変換するための無
    理数の補間係数Rを有している補間的時間−離散フィル
    タ装置が: a)前記入力サンプリング周波数で発生する第1ク
    ロックパルスk(q)を発生する第1手段(6)と; b)前記出力周波数にて発生する第2クロックパル
    スk(q)を発生する第2手段(7)と; c)前記第1及び第2クロックパルスの制御下にてW個
    から成る一群のフィルタ係数を発生するフィルタ係数生
    成器(4)であって: c1)前記第1クロックパルスk及び第2クロックパ
    ルスkが供給され、かつ各q番目の第1クロックパル
    スに応答して、このq番目の第1クロックパルスk
    (q)とその直前又は直後の第2クロックパルスとの
    間における時間間隔T(q)と、2つの連続する第2
    クロックパルス間の時間間隔T=1/との比に比
    例する大きさの偏差成分d(q)を発生する手段(40
    0…410)と; c2)前記偏差成分d(q)に応答してW個から成る一
    群のフィルタ係数を生成し、番号wのフィルタ係数がa
    (d(q),w)に等しく、このフィルタ係数が次式、
    即ち a(d(q),w)=h(d(q)Tu+wTu), w=0,1,2,…w−1, によって規定され、ここにh(v)がFIRフィルタの
    インパルス・レスポンスを表し、vを時間間隔−∞<v
    <+∞内における連続変数とする手段(411); とを具えているフィルタ係数生成器(4)と; d)前記入力信号を受信するためのフィルタ入力端子
    (5)と; e)前記フィルタ入力端子(5)及び前記フィルタ係数
    生成器(4)に結合され、前記入力サンプルx(q)に
    前記W個から成る一群のフィルタ係数の内の部分集合の
    フィルタ係数を掛けて、これにて得られた積を加算する
    信号処理装置(3); とを具えていることを特徴とする補間的時間−離散フィ
    ルタ装置。
  2. 【請求項2】前記偏差成分d(q)を発生する手段(4
    00…410)が: a)周期が1/で、しかも2つの制限値間にて直線
    的に変化する周期性信号を特徴付ける信号サンプルを第
    2サンプリング周波数にて発生する信号サンプル発
    生器(400)と; b)前記信号サンプル発生器(400)によって発生さ
    れる信号サンプルの内で、一方の信号サンプルが所定限
    界値以上となり、他方の信号サンプルが所定限界値以下
    となる2つの連続する信号サンプルを選択する選択手段
    (404)と; c)第1制限値の大きさと最初に選択した信号サンプル
    の大きさとの差に等しい第1の差成分と、第2制限値の
    大きさと第2番目に選択した信号サンプルの大きさとの
    差に等しい第2の差成分との2つの差成分を求める減算
    手段(407,408)と; d)前記2つの差成分を加算して、和成分を発生する加
    算手段(409)と; e)前記2つの差成分の一方を前記和成分で除算するた
    めの除算手段(410); とを具え、かつ前記フィルタ係数を生成する手段(41
    1)が、前記偏差成分に応答してW個から成る一群のフ
    ィルタ係数を発生する計算装置を具えていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載のフィルタ装置。
  3. 【請求項3】前記周期性信号がのこぎり波状をしている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のフィル
    タ装置。
  4. 【請求項4】前記2つの制限値をそれぞれ正及び負の値
    とし、かつ前記限界値の値をゼロとしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第2又は3項のいずれかに記載のフィ
    ルタ装置。
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