JPH064248Y2 - 測長装置 - Google Patents

測長装置

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JPH064248Y2
JPH064248Y2 JP60888U JP60888U JPH064248Y2 JP H064248 Y2 JPH064248 Y2 JP H064248Y2 JP 60888 U JP60888 U JP 60888U JP 60888 U JP60888 U JP 60888U JP H064248 Y2 JPH064248 Y2 JP H064248Y2
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Japan
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length measuring
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JP60888U
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JPH01105808U (ja
Inventor
和規 田中
Original Assignee
株式会社ソキア
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は工作機械や計測機械等に取付けて使用される
測長装置の構造の改良に関する。
[従来の技術] 工作機械の数値制御等に用いられる従来の測長装置は第
4図に示されるようにスケール枠体101内にスケール102
が延在し、このスケール102に目盛検出器103がスケール
102に沿って摺動可能に取付けられ、目盛検出器103に連
結アーム104を介して検出ブロック105が取付けられてい
る。このような測長装置を工作機械等に取付けるには、
スケール枠体101と検出ブロック105のいずれか一方を工
作機械の固定部に、他方を可動部に固定する。その固定
にはスケール枠体101に設けられた取付穴110および検出
ブロック105に設けられた取付穴111にネジを挿入して工
作機械にそれぞれ取付けられる。測長装置内部の目盛検
出器103と外部のデジタルカウンター装置は信号ケーブ
ル106によって接続されている。この信号ケーブル106は
検出器103側から検出ブロック105を介して導出されてい
る。工作機械に取付ける場合は、狭いスペースに測長装
置を取付ける必要があるので、通常この信号ケーブル10
6は、測長装置がどの工作機械にも適用できるように検
出ブロック105の左右側面のどちら側からも引出せるよ
うになっている。
信号ケーブルの引出し方向の変更方法としては、信号ケ
ーブル106と一緒に、検出ブロック105に内蔵されている
電気部品を装着したプリント基板107も抜き出し、第5
図の矢印に示すように左右反対にして信号ケーブル106
の引出し方向を変えてから再び挿入し、蓋108をすると
いった方法がとられていた。
[考案が解決しようとする課題] 従って上記測長装置において信号ケーブル106の引出し
方向を変えるとき、信号ケーブル106とプリント基板10
7、弾性ブッシュ109を検出ブロック105から引き抜かな
くてはならないので次のような問題点が生じる 弾性ブッシュ109と検出ブロック105のはめあい部は抜
き差し可能でなければならないので弾性ブッシュ109の
はめあいしろは、あまり大きくできず、そのためにわず
かのすき間から工作機械で使用されている切削油、研削
油が侵入し、検出ブロック105内部に実装されているプ
リント基板107を汚染し、絶縁劣化等を生じ故障の原因
となる。
信号ケーブル106とプリント基板107、弾性ブッシュ10
9を引き抜く時、それらが不安定にブラブラに継った状
態になるので断線等の問題が生じ易いなどの欠点があっ
た。
[課題を解決するための手段、作用] 上記の欠点を解決するために、この考案における測長装
置は検出ブロックを2つに分割し、1つはスケール内部
からの連結アームに一体化された連結部材とし、他の1
つは電気回路等を密閉状態に内蔵すると共に前記連結部
材にネジ等の適宜の固着手段によって取り外し可能に固
着したキャリア部材とする。
キャリア部材の連結部材への取付部位をキャリア部材相
対摺動方向に前後対称形状とする。かつ、キャリア部材
の工作機械等への取付部位を表裏対称形状とする。
信号ケーブル延在方向が逆となるように、キャリア部材
を連結部材に180度回転させた状態で取付ける場合に
も、連結部材への取付部位、及び工作機械等への取付部
位は180度回転させる前の状態と全く同じであるので
キャリア部材と連結部材の固着、キャリア部材の工作機
械等への固定は何ら問題ない。キャリア部材内に電気回
路が密閉状態とされ、かつキャリア部材内の電気回路は
キャリア部材と一体の関係が維持されるので、キャリア
部材内への油の侵入が完全に阻止され、かつ電気回路の
破損もない。
[実施例] 第1図および第2図に基づいてこの考案の実施例1につ
いて説明する。第1図および第2図はその構造を示した
もので、測長装置1のスケール枠体2内にスケールが延
在し、このスケールに目盛検出器がスケールに沿って摺
動可能に組付けられ、目盛検出器に連結アーム6を介し
て検出ブロック5が取付けられている。この検出ブロッ
ク5は2つに分割されており、第2図でも明らかなよう
に、1つは目盛検出器からの連結アーム6と一体となっ
た連結部材3であり、他の1つは電気部品を装着したブ
リント基板からなる電気回路を密閉状態に内蔵したキャ
リア部材4である。このキャリア部材4には、同一形状
のフランジ部(A)7とフランジ部(B)8が左右に形
成されており、それぞれのフランジ部(A)7、フラン
ジ部(B)8ならびに連結部材3に穿設される締結用ネ
ジ穴9の位置も左右方向(キャリア部材摺動方向)に対
称とされ、キャリア部材4の裏表面に形成される工作機
械サドルの取付穴11も左右方向に対称配置される。
このように構成された測長装置1の工作機械への装着に
際しては、デジタルカウンターへの信号ケーブル13の導
出方向を逆にして装着したい場合、連結部材3と、キャ
リア部材4を締結している複数個の締結ネジ10を外す。
そして、連結部材3からキャリア部材4を外してからキ
ャリア部材4だけを裏表逆にする。すなわち、第1図の
矢印で示すようにフランジ部(A)7およびフランジ部
(B)8の左右を変える操作をした後、締結ネジ10で再
び連結部材3とキャリア部材4を締結する。
このような操作をしても、キャリア部材4の連結部材3
への取付部であるフランジ部(A)7とフランジ部
(B)8ならびに工作機械サドルへの取付穴11が左右裏
表対称であるので互換性があり装着は全く問題なく行な
われる。
また、第3図に示した実施例にはキャリア部材4のフラ
ンジ部7,8に穿設された締結用ネジ穴9,9間の中央
部に位置決め用ピン14を突設させたものであり、この位
置決用ピンの形状は円柱又は角柱どちらでもよい。第2
図に示した実施例では締結ネジ10と締結用ネジ穴9とに
隙間があるためにキャリア部材4を反転して取付ける場
合に左右方向に多少ずれることがあるが、この位置決め
用ピン14を設けることにより正確な位置合わせが容易に
行なえ締結作業が極めて容易になる。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案の測長装置は、検出ブロッ
クからの信号ケーブルの引出し方向を変更するために、
検出ブロックの向きを変える場合に検出ブロック内のプ
リント基板に実装されている電気部品を引き出す必要が
ないので、電気部品の引出しによって生ずる信号ケーブ
ルとの接続部等における断線が防止される。そしてプリ
ント基板に実装された電気部品は検出ブロック内に常に
密閉状態とされているので、工作機械の切削油等により
汚染されたり侵される等のトラブルが回避され信号ケー
ブル引出し方向の変更の作業は、従来の測長装置に比べ
て簡単に行なえるなどの実用的効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による測長装置の一実施例を示す概略
斜視図、第2図は上記実施例の平断面図、第3図は他の
実施例の平断面図、第4図は従来の測長装置の概略平面
図、第5図は上記従来装置の分解斜視図である。 1……測長装置、2……スケール枠体、3……連結部
材、4……キャリア部材、5……検出ブロック、6……
連結アーム、7……フランジ部(A)、8……フランジ
部(B)、9……締結用ネジ穴、11……取付け穴、13…
…信号ケーブル、14……位置決め用ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スケール枠体内のスケールに沿って摺動可
    能に取付けられた目盛り検出器と、この目盛検出器に連
    結アームを介して取付けられ、目盛検出器からの信号ケ
    ーブルが伸び、この信号ケーブルからの信号を増幅処理
    等する電気信号回路等の内蔵された検出ブロックとを有
    し、スケール枠体と検出ブロックとが相対的に移動する
    ように取付けられて使用される測長装置において、前記
    検出ブロックは、連結アームに一体化された連結部材
    と、電気信号回路等を密閉状態に内蔵すると共に、前記
    連結部材にネジ等の適宜固着手段によって取り外し可能
    に固着されたキャリア部材とから構成され、前記キャリ
    ア部材の連結部材への取付け部位がキャリア部材の相対
    摺動方向前後に対称となるように、かつ、キャリア部材
    の工作機械等への取付け部位を表裏対称となるように構
    成したことを特徴とする測長装置。
JP60888U 1988-01-08 1988-01-08 測長装置 Expired - Lifetime JPH064248Y2 (ja)

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JP60888U JPH064248Y2 (ja) 1988-01-08 1988-01-08 測長装置

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JP60888U JPH064248Y2 (ja) 1988-01-08 1988-01-08 測長装置

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JPH01105808U JPH01105808U (ja) 1989-07-17
JPH064248Y2 true JPH064248Y2 (ja) 1994-02-02

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ID=31199787

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5863361B2 (ja) * 2011-09-28 2016-02-16 Thk株式会社 アクチュエータ
JP6178115B2 (ja) * 2013-05-30 2017-08-09 Dmg森精機株式会社 測長装置
JP6147547B2 (ja) * 2013-04-10 2017-06-14 Dmg森精機株式会社 測長装置

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JPH01105808U (ja) 1989-07-17

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