JPH0642090B2 - 片面原稿シートの両面複写方法 - Google Patents

片面原稿シートの両面複写方法

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JPH0642090B2
JPH0642090B2 JP59097665A JP9766584A JPH0642090B2 JP H0642090 B2 JPH0642090 B2 JP H0642090B2 JP 59097665 A JP59097665 A JP 59097665A JP 9766584 A JP9766584 A JP 9766584A JP H0642090 B2 JPH0642090 B2 JP H0642090B2
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    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
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    • GPHYSICS
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複写機上で一組の片面原稿シートを逆順に複
数回循環させ該一組の片面原稿シートを複写して複数組
の両面原稿シートを得る方法であって、一組の片面原稿
シートから丁合済みの複数組の両面コピーシートを得る
ように両面複写の選択を行ない、一組の片面原稿シート
の前記複数回の循環のうちの最初の循環において一組の
片面原稿中の片面原稿シートの枚数が奇数であるか偶数
であるかを決定すべく片面原稿シートの枚数の計数を行
なって、前記両面複写の選択に基づいて両面複写を制御
する、一組の片面原稿シートの両面複写方法に関する。
この明細書において、一組の原稿シートに対して「逆
順」にある処理をするとは、一組の片面原稿シートが原
稿の内容の観点で見て最初の頁(第1頁すなわち1枚
目)から最後の頁である第N頁(N枚目)まであるとす
ると、「第N頁,第N−1頁,……,第2頁,第1頁の
順に、順々に」、原稿シートに対してその処理をするこ
とをいう。一方、一組の原稿シートに対して「正順」に
ある処理をするとは、一組の片面原稿シートが原稿の内
容の観点で見て最初の頁(第1枚目)から第N頁(N枚
目)まであるとすると、「第1頁,第2頁,……,第N
−1頁,第N頁の順に、順々に」、原稿シートに対して
その処理をすることをいう。
本発明は1982年5月18日付けにてリチヤード・イ
ー・スミスその他に付与された米国特許第433019
7号の「事前振り分け」による、即ち「事前丁合」によ
る、ないし「複写機から排出されるコピーシートが丁合
済の」(この明細書では、「丁合」の意味で、「振り分
け」なる用語を用いる)片面/両面複写装置における改
良である。この明細書に記載されている代表的な複写機
および再循環原稿取扱装置(この明細書では、「再循環
ドキュメントハンドリング装置」または「ドキュメント
ハンドラー」という、また、この明細書では、「原稿」
を「ドキュメント」または「オリジナルドキュメント」
といい、「取扱」を「ハンドリング」という)の詳細は
1981年7月14日付けでラビー・ビ・サハイに付与
された米国特許第4278344号および1982年1
2月10日付けでスーザン・ジエー・ペルスおよびドナ
ルド・ダブリユ・シエーフアーによりそれぞれ出願され
た米国特許願第448654号および448655号に
記載されており、これらは総て同一譲受人に譲渡されて
いる。本発明による装置の利点は本質的な構造の変更な
しにこれらの記載された装置に使用できることである。
しかし、本発明の装置はそれらの装置に対して限定され
ず、その他の様々な再循環ドキユメントハンドリング装
置および複写機に使用できる。
電子写真およびその他の複写機が高速になり、また自動
化が進むにつれて、コピーシートおよび複写すべきオリ
ジナルドキユメントをより高い信頼性で、また複写機に
対するインプツトおよびアウトプツトの両方においてよ
り進んだ自動ハンドリング化により高速度となすことが
増々重要となつてきた。しかしながら事前振り分けのた
めに再循環させてドキユメントを複写すること、特に両
面(二面)複写を行う上でこれを達成することが非常に
複雑となり、ドキユメントシートおよびコピーシートの
取り扱いの複雑化を高めている。
以下の用語がこの明細書において一般に使用されてい
る。「シート」なる用語は紙、プラスチツク、或いはそ
の他の通常の典型的な個々の像支持基体(オリジナルド
またはコピー)の慣習的な寸法とされた薄いシートを全
体的に示し、一般により処理し易いマイクロフイルムや
電気的な像支持基体を示すものではない。しかしドキユ
メント、ドキユメント頁、ドキユメント像なる用語は特
にシートであるとことわらない限りレーザープリントさ
れたりその他の電気的に作られ、保存され、そして/ま
たは再構成された像を包含するものとして読み取られる
のである。「頁」なる用語はここではシートの片側即ち
「面」或いはその対応する像を全体的に示す。「片面」
のドキユメント或いはコピーシートはシートの片側即ち
一面に頁および像を有するもので、これに対して「両
面」のドキユメント或いはコピーシートはシートの両面
に頁を有するものである。「両面複写」なる用語は幾つ
かの知られている異なる複写モードにさらに定義され
る。「両面/両面」複写においては、両面ドキユメント
シートの両面(両頁)がコピーシートの両面に複写され
る。「片面/両面」複写においては、2枚の引き続く片
面ドキユメントシートにおける2つの頁の像が1枚のコ
ピーシート(両面コピーシート)の反対両面に複写され
る。「両面/片面」複写においては、両面ドキユメント
の両面が2枚の引き続くコピーシート(片面コピーシー
ト)の片面に複写される。両面複写でない即ち「片面/
片面」複写の場合には、各片面ドキユメントの片面が各
コピーシートの片面に複写される。複写技術と比較した
場合にその他のプリント技術では、2面複写は両面複写
というよりは「バツクアツプ」と称されている。市販の
望ましい事前振り分けドキユメントハンドリングおよび
複写装置は、例え「両面/片面」複写が不要であつても
これらの総ての複写モードを備えるべきである。本発明
による装置は「片面/両面」事前振り分け複写装置に特
に関するが、同一装置により前述したその他総ての複写
モードを完全に実施できるのである。
「RDH」は自動再循環ドキユメントハンドラーの簡略
語であり、これにおいては一般に事前複写装置のために
ドキユメントシートはスタツクから自動的に給送され、
複写され、そしてスタツクへ戻されるのである。本発明
による装置は事前振り分け(多数回につき再循環され
る)ドキユメント複写装置に特に適するが、同一装置に
より事前振り分けしない複写も同様に可能である。
呼称は相違するが事前振り分け或いは振り分け複写は複
写機にとつて知られている望ましい特徴であり、これが
数々の重要な利点を与えるのである。事前振り分け複写
においては、望まれる何れの部数の事前振り分けコピー
のセツトをも作成できるのであつて、これはオリジナル
ドキユメントのセツトを相当回数につき振り分け順に再
循環させて複写機の像形成ステーシヨンを通し且つ像形
成ステーシヨンを通して循環する毎に1回若しくは2回
につき各ドキユメント頁を通常のように複写することで
作成できる。コピーは自動的に複写機から事前振り分け
されて排出されるので、引き続いてソーターやコレータ
ーにより振り分ける必要がないのである。従つて校正お
よびオンライン仕上げおよび/または完成したコピーセ
ツトの取出しは、同一のドキユメントセツトを引続き循
環させて別のコピーセツトを作成している間に行えるの
である。
しかしながら、事前振り分け複写装置の欠点はドキユメ
ントセツトが望まれるコピーセツトの部数に等しい回数
につき予め定められた頁順にてセツトを循環させること
により再循環され且つ複写されねばならないことにあ
る。従つて事前振り分け複写装置では事後振り分け複写
装置に比較して多大のドキユメントハンドリングを必要
とするのである。また、両面複写に関しては通常は、コ
ピーシートもまた両面に像をプリントするためにドキユ
メントセツトの再循環と同期して複写通路を再循環され
ねばならないのである。それ故に、ドキユメントハンド
リングの自動化および複写サイクルの効率を最大とする
が特に事前振り分け複写において重要となる。もしドキ
ユメントハンドラーが正しい順序でコピーシートと関連
させて効率よく且つ迅速にドキユメントを循環して複写
できないと、或いはドキユメント若しくは複写サイクル
を過度にスキツプさせねばならないと、総てのコピーセ
ツトを作成し終えるための総計複写時間が増大される。
また、振り分け複写では、複写の開始から最初のコピー
セツトが完成されて取出されるまでの時間を最小とする
ことは別の重要なフアクターとなる。これは「最初のコ
ピー作成完了時間」と称される。
比較すれば、事後振り分け複写装置では数部の同一のコ
ピーは各ドキユメント頁から1度に作られるのである。
複写の後で同一のコピーを異なるソータービン内に別け
て振り分けが行われる。ドキユメントセツトは唯一回に
つき像形成ステーシヨンへ循環され、または手もしくは
半自動的に供給されるだけでよい。従つて、ドキユメン
トセツトの循環の終了において、コピーシートソーター
即ちコレーターに使用した各ビンが1つの振り分けられ
たコピーセツトを有することになる。しかしながら、1
回のドキユメント循環により作成できるコピーセツトの
部数は使用されるソータービンの個数により定められて
しまう。しかも、ソーターは空間を要するとともに複雑
にし、オンライン仕上げには適当でない。さらに、何れ
かの完成したセツトに関する「最初のコピー作成完了時
間」はこの複写動作における他の総てのセツトの複写お
よび振り分けのために遅くなる。しかし、事後振り分け
複写もしくは通常のドキユメント載置はドキユメントハ
ンドリングを最少にすることに関しての或る複写構成と
して望ましいのである。また、事後振り分けは複数のコ
ピーが作られる間にドキユメントを交換する時間で複写
速度が制限されないことからドキユメントハンドリング
をより緩やかにすることができる。このようにして、或
る場合には事前振り分け装置の使用が望ましく、また他
の場合には事後振り分け或いは手によるドキユメントハ
ンドリングが同様に望まれるのである。
正順(1からN)および逆順(Nから1)の何れに関し
てもオリジナルドキユメントの事前振り分け複写は、片
面(1面)および両面(2面)のオリジナルドキユメン
トおよびコピーシートの場合も先に記載した従来技術に
て示されている。例えば1からNの場合即ち正順の場
合、事前振り分けによる片面または両面の複写装置に関
するドキユメント再循環装置は、テイー・ジエー・ハム
リンその他に付与された米国特許第4229101号、
ジエー・エツチ・ルーニーに付与された米国特許第42
34180号およびデイー・ジエー・ステンムルに付与
された米国特許第4355880号、そしてこれらに記
載の技術に開示されている。
しかしながら、以下に説明するように、Nから1(逆
順)によるドキユメントセツトの循環の方が、複写機の
プラテンの上方に位置するトレーからドキユメントを給
送する装置としてはより一般的である。このような従来
の装置においては、ドキユメントセツトは表面を上にし
て載置(スタツク)され、各ドキユメントシートはこの
スタツクの底部から給送され、複写され、そして再びス
タツクの頂部上に戻されて積重ねられるのである。これ
により片面ドキユメントは無端ループに沿つて、先ず裏
返され、複写され、再び裏返され、そしてプラテン上方
のスタツクの頂部上に戻されるように循環されるのであ
る。
このようなNから1即ち逆順のドキユメント給送および
複写における主なる欠点は、複写機のコントローラが最
初の循環において給送されているドキユメントの頁数を
知り得ないことである。何故ならば最初に最後(N番
目)の頁が給送されるからである。給送されまた複写さ
れるドキユメントの頁が奇数か偶数かを知らないこと
は、両面(2面)コピーを作成する上で明確な欠点とな
る。もしオリジナルの頁数が奇数であれば、最後(N番
目)の両面コピーシートは片面が空白とならねばなら
ず、従つて特別なハンドリングが望まれるのである。ま
たオリジナルの数が偶数か奇数かによりコピーシートの
反転(裏返し)が変化し、これはその情報により制御さ
れない限りコピーシートの取出し配向に悪影響するので
ある。この問題は片面/両面複写の場合に対して複写の
前にドキユメントセツト総てをカウントすること(複写
しない最初の循環による)および/またはコピーシート
通路に選択使用可能なコピーシート反転装置を使用する
ことを必要とするのであり、これは以下に説明するよう
に且つ上述特許に説明されているように様々な欠点を有
するのである。
このように逆順即ち最後のN番目の頁から最初の頁への
順でドキユメントを給送する市販のRDH複写装置は、
片面/両面複写を選択した時にN番目(最初にコピーす
る)のドキユメントが奇数か偶数かを自動的に決定する
ために片面ドキユメントの総てを複写せずに先ず最初に
カウントのために循環させるのである。この事前カウン
ト即ちスルーサイクルと称されるものは前述したアール
・イー・スミスおよびジエー・アール・ヨノビツチによ
る米国特許第4330197号に始めて開示された。
この事前カウントのサイクルは、特に大量のドキユメン
トセツトに関しては明白となるように、複写開始におい
てオリジナルの像形成を行うことなくドキユメントハン
ドラーを循環されるので、複写機による生産性を顕著に
低下させてしまうのである。即ち、コピーシートが出力
されない場合は、仕上げ或いはハンドリングのための操
作者の時間が無駄になつてしまうのである。ドキユメン
トセツトが多くなると(ドキユメントシート数が増える
と)、事前カウントための循環を行う片面/両面複写に
関しては最初のコピー作成完了時間におけるこの遅れが
大きくなる。事前カウントのためのサイクルそしてコピ
ーシート反転装置の使用の増加は、ドキユメントセツト
およびコピーシートの過大なハンドリングを必要とする
ので、信頼性に悪影響する。
事前カウントサイクルを使用する重大な理由は、レター
ヘツド、バインダー緑、ポンチ穴、マージンを有するコ
ピーシート或いはその他のプリントまたはバインドされ
るために特定の面或いは「配向の制限された」言い換え
れば「向きのある」(即ちコピーシートに表裏という
「配向」ないし「向き」があるという意味)特別なコピ
ーシートの使用が望まれた場合に、給送されているドキ
ユメントが奇数頁か偶数頁か知られないと複写機の片面
/両面作動が複雑になるからである。例えば、レターヘ
ツド付ペーパーでは両面複写において1頁の複写はレタ
ーヘツド付の面にプリントされねばならず、裏面にされ
てはならない。リングや螺旋バインダー穴を有するペー
パーを使用する場合には、ドキユメントの奇数頁は穴が
頁の左側に位置するように複写されねばならず、またド
キユメントの偶数頁は穴が右側に位置するように複写さ
れねばならない。また、複写機の仕上げ装置がオンライ
ンでのコーナーステープラーを有する場合には、コピー
シートはこの仕上げ装置に対して正しい偶部を綴じられ
るように正しく配向されて位置決めされねばならない。
これらの特殊なペーパーに関する問題は、例えば198
2年12月7日付けでエフ・ジエー・エー・エム・テイ
ークその他に付与された米国特許第4362379号に
記載されているように別のコピーシート排出通路を設け
るだけでは解決できないことが注目される。しかしなが
らこの特許は「最後の頁」(通常のコピーシートに関し
ても)およびオリジナルの枚数の最初のカウントを回避
することに関する第1欄の記述に特に興味が持て、また
最初の複写のための循環において検知されたオリジナル
が奇数または偶数であることに存在して異なる数のコピ
ーシート取出し通路による反転を与えることに興味が持
てる。また、最初に給送されたオリジナルのコピーは例
えそれが奇数頁であつても最初の循環において両面トレ
ー内に置かれる(第5欄第5〜10行)ことが注目され
る。このN番目の奇数頁は両面トレーから2回目のドキ
ユメントの複写循環(そして引き続く総ての循環)にお
いて取出しトレーへと給送されねばならず、即ち転写
(定着ステーシヨンを通して望ましくない送り戻しを行
われるのであり、これにおいて第5欄第41〜51行そ
の他に記載されているようにその空白な裏面が汚れてし
まうのである。
更に、奇数の最後の頁に関する問題点の図解が1976
年8月の「リサーチ・デイスクロージヤ」、第1485
0号、第44〜45頁に示された手によるシートの挿入
での手動修正方法として示されている。
しかしながら、Nから1へのドキユメント再循環はこれ
らの欠点があるにも係わらずに市販品に使用されてきた
のであり、この理由は「再スタツク」のドキユメント循
環通路としてボトム給送および頂部への再積上げが好ま
しいからである。ドキユメントはプラテン上方の短いル
ープ通路に沿つて複写機のプラテン上方に配置せるドキ
ユメントスタツクからドキユメントスタツクへと再循環
されるのであり、このRDHは全体として枢動可能なプ
ラテンユニツトカバーとなされ得るのである。ドキユメ
ントはスタツクの一端からこのスタツクの下方に位置す
るプラテンの同一側即ち端へ給送され、次にプラテンの
他方の側からスタツクの反対側へと戻される。ドキユメ
ントはプラテン上を一方向へ次々と給送される。1つの
ドキユメントはプラテンから先のドキユメントが送り出
される際にプラテンに送り込まれるのである。ドキユメ
ント通路はプラテンの各端の上方に180゜の短いルー
プターンを有する。短く且つ一方向のドキユメント再循
環通路とすることにより、ドキユメント移送速度を遅く
することができ、また/或いは小さい(2〜6)シート
のドキユメントセツトを複写するのにスキツプされる複
写ピツチの数値を小さくできるのである。
両面複写による事前振り分けドキユメント再循環の完遂
における知られている困難さに関する更に他の背景とし
て、適正に振り分けた両面コピーシートのセツトでは奇
数頁1、3、5、・・は通常において第一の面即ち全面
即ち前側に現れる。その次に大きな頁数の偶数頁2、
4、6、・・がそれぞれの第二の面即ち裏側になる。ド
キユメント頁を複写する順およびその像に対してコピー
シートを与える順は、振り分けのために適正な頁順を維
持するように調整されねばならない。また両面シートの
数はこれらの両面シートの頁数より常に少ない。これと
逆に、片面ドキユメント或いは片面コピーシートのセツ
トにおいては、シートの数は典型的に頁数に一致する。
このように奇数の片面シートはこれに一致する奇数頁の
像を有するのである。しかし両面シートのセツトではシ
ート数に関しては奇数或いは偶数の何れかの頁数を有す
るのである。もし両面シートのセツトにおいて奇数の頁
数であれば、最後のシートの裏面は空白(クリーン)と
されるのである。効率よい複写装置そして片面および両
面装置とともに使用されるシーケンスにおけるその他の
困難な問題は、ここに記載した技術およびその他の複写
技術に論議されている。
上述した事前カウントのための循環の後で使用できる片
面/両面事前振り分け複写効率の改善に関する興味とし
ては、1978年9月26日付けでジエー・エー・アダ
メクその他に付与された米国特許第4116558号が
ある。このアダメクの特許は本発明とともに使用できる
両面の事前振り分けされたコピーセツトを作成するため
のより効率の良いRDH装置を教示しており、これは片
面複写もでき、これにおいては総ての片面ドキユメント
が最初と最後の複写循環を除いて複写されるのである。
最初と最後の複写循環においては別の片面ドキユメント
が複写され(この別のドキユメントを露光するだけであ
るが総てのドキユメントを循環させる)、以下に説明す
るように片面コピーの中間両面コピーバツフアーセツト
を形成し且つ取出し得るようになされる。
本発明とともに使用できるその他の振り分け両面複写装
置の形態は、例えば1978年6月20日付けでエー・
ビー・デフランシスコその他に付与された米国特許第4
095979号に記載されている。この形式の複写装置
においては、各コピーシート(および各両面ドキユメン
ト)はその第二面の像の複写のためにただちに反転され
る。
Nから1即ち逆順形式のレーストラツク形式の再循環ド
キユメントハンドラーの更に他の例とせる説明の幾つか
が1982年6月22日付けでラツセル・エル・フエル
プスに付与された米国特許第4335954号、198
1年6月2日付けでテイー・ジエー・ハムリンに付与さ
れた米国特許第4270746号、1982年4月13
日付けでモートン・シルバーベルグに付与された米国特
許第4324395号、そして1978年2月28日付
けでエム・ジー・レイドその他に付与された米国特許第
4076408号に記載されている。更に適当な例とせ
るRDHの詳細(セツト・セパレーター/スタツク高さ
センサーを含む)は1982年5月3日付け出願された
米国特許願第373919号(D/82035)および
そこに指摘された技術に開示されている。ドキユメント
シート複写の好ましい装置およびRDHドキユメントト
レーの底部からの初期給送の更に他の実施例が1981
年11月2日付けでそれぞれジヨン・エム・ブラウン
(D/81079およびD/81077)およびジエラ
ルド・エム・ガラブゾ(D/80277)により出願さ
れた米国特許願第317211、317212および3
17219号に示されており、これらは総て本願と同一
の譲受人に譲渡されている。
1978年3月14日付けでエル・イー・バーリユーそ
の他に付与された米国特許第4078787号は如何な
る循環も行わずして(勿論唯一頁のコピーセツトは振り
分けられないから)RDHにて1枚の片面ドキユメント
を複数回復写するものとして注目される。また、197
8年6月6日付けでジヨーチム・グエンサーに付与され
た米国特許第4093372号は、望みの複写部数のプ
リセット数(大きい)を操作者が選択したことに応じ
て、自動的に複写モードを事前振り分けから事後振り分
けに切換えるRDH複写装置を教示しているものとして
注目される。
英国ハンプシヤー、ヘーバント、ホームウエル、インダ
ストリアル・オポテユニイテイー・リミテツド社から1
980年2月発行された「リサーチ・デイスクロージ
ヤ」の第61頁における著者不明の短いデイスクロージ
ヤNo.19015は、両面オリジナルドキユメントが再
循環されて両面コピーシートに複写される場合(両面ド
キユメントが毎度ただちに反転されて直ぐに逆の面を複
写されるようになされる複写装置における)には、この
結果生じる複写速度の低下は同一のオリジナルから毎回
2つの連続せるコピーを取ることにより或る程度補償で
きるということを示唆している点で注目される。しかし
これには2つのコピー受けトレーが必要とされる。
ここに示した例とせる複写機の詳細は以下の関連せる米
国特許願およびその外国出願に記載されている。即ち、
1982年4月28日付け出願の光学系に関する米国特
許願第372581号(D/80268)、1982年
9月21日付け出願のコントロールに関する米国特許願
第420965号(D/82127)、420993号
(D/82157)および421006号(D/821
49)、1982年9月20日付け出願のコピーシート
フイーダーに関する米国特許願第420966号、コピ
ーシート反転装置に関する1980年10月2日付け出
願の米国特許願第193228号(D/80151)、
および1982年11月22日付け出願の米国特許願第
443799号(D/82194)[そして1974年
12月24日付けでジエー・エツチ・ルーニーに付与さ
れた米国特許第3856295号]である。その他の反
転装置は1975年6月のIBMテクニカル・デイスク
ロージヤ・ブリテンVol.18、No.1、第40頁に示さ
れている。
知られているドキユメントハンドラーおよび複写機、お
よびその制御装置をドキユメントおよびペーパー通路ス
イツチおよびカウンターを含めて教示するその他の様々
な特許の例としては、米国特許第4054380、40
62061、4076408、4078787、409
9860、4125325、4132401、4144
550、4158500、4176945、41792
15、4229101、4278344、428427
0、および4335949号がある。複写機の従来のマ
イクロプロセツサのロジツク回路における従来の簡単な
ソフトウエアの説明、およびドキユメントハンドラーの
ソフトウエアおよび複写制御機能およびロジツクは、上
述したおよびその他の特許および市販の様々な複写機に
より教示されるように、良く知られているとともに好ま
しいものである。しかし、ここに記載するドキユメント
ハンドリングおよびその他の機能および制御は、その他
の適当で知られている簡単なソフトウエア或いはハード
ワイヤードロジツク装置、スイツチコントローラー等を
使用する複写機に対して通常のように組み込み得るので
あることが認識されよう。ここに説明する機能のための
ソフトウエアは勿論のことながら使用される特定のマイ
クロプロセツサ或いはマイクロコンピユータに応じて変
化するのであるが、ここに与えられる説明および文献か
ら経験しなくても当業者にとつて容易に入手できるか容
易にプログラミングできるのである。
特に、複写機に2つの別々なコピーシート供給トレーを
設け、またそれらの間に操作者による選択スイツチを設
けることは、様々な上述およびその他の文献および複写
機からそれ自体よく知られていることである。
ここに記載する代表的なドキユメントおよびコピーシー
トハンドリング装置の制御は、簡単なプログラミングし
たコマンドに応じて直接或いは間接的にコントローラか
らの信号により、そして複写機の操作者により入力され
た通常の複写機のスイツチ、例えばこの作動で作成する
コントローラ部数の選択スイツチ、片面或いは両面複写
の選択スイツチ、ドキユメントが片面か両面かの選択ス
イツチ、コピーシート供給トレーの選択スイツチ等のス
イツチの作動或いは非作動の選択による信号によつて、
通常のようにそれらを作動させることで達成される。こ
の結果として得られたコントローラの信号が、様々な通
常の電気的ソレノイド、或いはカム制御シートデイフレ
クターフインガー、複写機のモーターやクラツチを選択
されたステツプまたはプログラムされたシーケンスに従
つて通常のように作動させるのである。コントローラに
接続されている通常のシート通過センサー、スイツチお
よびベイルバーがこの技術分野で知られているように、
また上述およびその他の特許および製品により教示され
るように、ドキユメントおよびコピーシートをカウント
し且つその位置のトラツクを維持するために使用でき
る。知られている事前振り分け複写装置はこのような通
常のマイクロプロセツサ制御回路および接続スイツチを
使用してドキユメントシートの数を循環される際にカウ
ントするように、またドキユメントセツトの循環の完了
をカウントするようになつており、これによりドキユメ
ントおよびコピーシートフイーダーそして反転装置等の
駆動制御を行うようになつているのである。
ここに指摘した総ての文献およびそれらにおける引用文
献は、付加的或いは変形の詳細、特徴、および/または
技術背景を適切に教示するために、ここに参照すること
で組み入れられるのである。
本発明は、前記諸点に鑑み成されたものであり、その目
的とするところは、片面原稿の両面複写を速く得ること
ができる複写方法を提供することにある。
本発明によれば、この目的は、一組の片面原稿中の片面
原稿シートの実際の枚数の前記計数の前で且つ片面原稿
シートの枚数が実際は奇数であるか偶数であるかについ
ての前記決定の前に、片面原稿シートに枚数が奇数であ
るか偶数であるかについて初期仮定しておき、この初期
仮定が正しいという前提で正順にみて奇数枚目又は偶数
枚目のうちのいずれか一方に相当することになる原稿シ
ートのみを原稿シートの最初の循環の際複写しようとす
るように複写機をプリセットしておくこと、前記プリセ
ット及び前記両面複写の選択に基づいて、一組の片面原
稿中の片面原稿シートの枚数の計数が完了する前である
前記最初の循環の際、一組の片面原稿シートのうちの一
枚おきの原稿シートを自動的に複写すること、前記最初
の循環の終りにおいて原稿シートの枚数が奇数であるか
偶数であるかを実際に決定すべく、該最初の循環の間原
稿シートを複写している際、前記一組の原稿シートの枚
数を計数すること、その後、一組の原稿シートの第二回
目の循環の際、該一組の原稿シートの枚数が奇数である
か偶数であるかについての前記計数及び実際の決定に基
づいて、原稿枚数が奇数か偶数かの実際の決定と前記
プリセット段階での初期仮定とが対応しない場合は両面
複写の仕方を正すべく、最初の循環において複写した前
記一枚おきの原稿シートとは別の一枚おきの原稿シート
の内容のみを、二回、即ち二枚のコピー用紙に対して、
自動的に複写し、原稿枚数が奇数か偶数かの実際の決
定と前記プリセツト段階での初期仮定とが対応する場合
はすべての原稿シートを自動的に複写すること、並びに
その後、複写のための原稿シートの循環の際、すべての
原稿シートの内容を複写することからなり、前記第二回
目の循環の際各原稿シートを二度複写することにより形
成される二枚のコピーのうちの一方のコピーは最初の循
環の際一方の面に複写したコピー用紙の裏側に形成さ
れ、前記二枚のコピーのうちの他方のコピーは前記一組
の原稿の次の循環の際すべての原稿シートの両面複写を
行ない得るようなバッファの組を生成するように新たな
コピー用紙に形成される複写方法によって達成される。
ここで、「バッファの組」とは、一組の原稿の次の循環
の際すべての原稿シートの両面複写を完成し得るように
一枚おきの半分の原稿シートがコピーシートの片面に逆
順にコピーされているものを指す。
本発明の複写方法では、特に、「前記プリセットを行
い、原稿シート枚数が偶数であるか奇数であるかに関す
る、該プリセット段階での初期仮定と最初の原稿循環の
完了時の実際の決定との異同に応じて、第二回目の原稿
シートの循環の際における複写を、<一組の原稿シート
の第二回目の循環の際、該一組の原稿シートの枚数が奇
数であるか偶数であるかについての前記計数及び実際の
決定に基づいて、原稿枚数が奇数か偶数かの実際の決
定と前記プリセット段階での初期仮定とが対応しない場
合は両面複写の仕方を正すべく、最初の循環において複
写した前記一枚おきの原稿シートとは別の一枚おきの原
稿シートの内容のみを、二回、即ち二枚のコピー用紙に
対して、自動的に複写し、原稿枚数が奇数か偶数かの
実際の決定と前記プリセット段階での初期仮定とが対応
する場合はすべての原稿シートを自動的に複写する>よ
うにした」ので、最初の原稿シートの循環の際に原稿シ
ートの半分を複写し得るのみならず、第二回目の原稿循
環の際、一組の両面複写コピーを完成させ得る。しか
も、第二回目の原稿循環の際両面複写を完成するに必要
な原稿シートのコピーに加えて、(初期仮定と実際の枚
数との異同に応じてプリセットに一致するように選択さ
れることになる)半分の原稿シートの複写まで行われ得
る。即ち、本発明の場合、最初の循環の終りで決定され
る実際の計数枚数よりして、(原稿シートの枚数が奇数
か偶数かについての)初期仮定が間違っていたことが判
った場合、「最初の循環の際複写されるべきであったも
のであるにもかかわらず、実際には最初の循環では複写
されなかった」(正順に見て)奇数又は偶数番目の原稿
は、「一組の原稿シートの第二回目の循環の際二度複写
される」ことになる。換言すれば、本発明の場合、片面
原稿シートの枚数が奇数又は偶数のいずれかであるとい
う初期仮定が間違っているときは、第二回目の原稿シー
トの循環の際特別の通常は行わない複写手順を採ること
によって該間違いに伴う問題を解決している。
また、本発明では、「その後、複写のための原稿シート
の循環の際、すべての原稿シートの内容を複写するこ
と」によって、第三回目の原稿シートの循環では、コピ
ー用紙の表裏へのコピーの向きまで揃ったコピーが第二
組目のコピーとして得られ、同様にして、第四回目の原
稿シートの循環では、コピー用紙の表裏に関してコピー
の向きまで揃ったコピーが第三組目のコピーとして得ら
れる。
尚、本発明の場合、複写の手順の制御によっているの
で、実際上新たなハードウェアを要しない。
尚、本発明の好ましい一実施例では、前記最初の循環の
際における原稿シートの複写は、前記最初の循環におい
ては、一組の原稿シートうちの正順に見て最後の奇数枚
目の原稿シートの複写を避けるように、正順に見て最後
から二番目の原稿シートを複写しその後前記逆順に一枚
おきに原稿シートを複写するものである。
また、本発明の好ましい一実施例では、原稿シートの枚
数が奇数か偶数かにかかわらず前記バッファの組のコピ
ーシートが正順に見て偶数枚目の原稿シートのコピーに
なるように、前記プリセットは、正順に見て偶数枚目の
原稿シートを前記最初の循環において複写しようとする
ものである。
本発明の好ましい実施例の詳細について、以下、詳しく
説明する。
本発明の好ましい実施例の特徴は、特にドキユメントお
よびコピーシートの給送および複写のシーケンスを制御
して、通常のコピーシートのための再循環ドキユメント
ハンドリング装置による更に効率の良い迅速な事前振り
分け両面複写を可能にするとともに、特別に配向を制限
されたコピーシートに対して適正な両面複写を行えるよ
うにすることである。
ここに記載した好ましい特別な特徴は、両面複写機にて
片面ドキユメントシートのセツトから事前振り分けした
片面または両面(2面)コピーを形成するために逆順で
事前振り分け複写するための自動ドキユメントハンドリ
ング装置において、白紙ペーパー或いはその他の配向を
厳密に制限しないコピーシートに複写すると同様に、既
にプリントされたシート、既にパンチされているシー
ト、或いはその他の特別に配向を制限されるコピーシー
トに複写するために、コピーシートに対してドキユメン
ト像の適正な配向を与えること、また、ドキユメントセ
ツトの最初の循環の終了までにそのドキユメントセツト
に含まれるドキユメントシート数を計数するカウント装
置を与えることにあり、これにおける改良点は、前記複
写機が前記特別な配向を制約されるコピーシートのため
の特別のコピーシート給送装置および前記配向の制約を
受けないコピーシートのための主コピーシート給送装置
と、前記複写のために前記主コピーシート給送装置およ
び前記特別のコピーシート給送装置からのコピーシート
の給送を選択するための第一のスイツチング装置と、前
記片面および両面複写の間の選択を行う第二のスイツチ
ング装置と、前記第一および第二のスイツチング装置お
よび前記ドキユメントハンドリング装置を連結するコン
トローラ装置とを有しており、前記第一のスイツチング
装置が前記主コピーシート給送装置ではなく前記特別の
コピーシート給送装置を選択し且つ前記第二のスイツチ
ング装置が片面複写でなく両面複写を選択しているとい
う両方の条件の場合に、前記ドキユメントハンドリング
装置が複写の前に1回ドキユメントセツトを循環させ、
これによりカウント装置でドキユメントを計数して奇数
か偶数かを設定させるようになつているのである。
ここに記載する他の特別な特徴は、両面複写機にて片面
ドキユメントシートのセツトから事前振り分けした片面
または両面(2面)コピーを形成するために逆順で事前
振り分け複写するための自動ドキユメントハンドリング
装置において、白紙ペーパー或いはその他の配向を厳密
に制限しないコピーシートに複写すると同様に、既にプ
リントされたシート、既にパンチされているシート、或
いはその他の特別に配向を制限されるコピーシートに複
写するために、コピーシートに対してドキユメント像の
適正な配向を与えること、また、ドキユメントセツトの
最初の循環の終了までにそのドキユメントセツトに含ま
れるドキユメントシート数を計数するカウント装置を与
えることにあり、これにおける改良点は次の段階を包含
するのである。即ち、前記特別な配向を制約されるコピ
ーシートを特別のコピーシート給送装置に載置し、また
前記配向の制約を受けないコピーシートを主コピーシー
ト給送装置に載置し、複写するために前記主コピーシー
ト給送装置または特別のコピーシート給送装置からのコ
ピーシートの給送を選択し、前記主コピーシート給送装
置ではなく前記特別のコピーシート給送装置が選択され
且つ片面複写でなく両面複写が選択されたことに対応し
て、前記ドキユメントハンドリング装置が複写の前にド
キユメントシートセツトを循環させ、ドキユメントを計
数して奇数か偶数かを決定する段階を包含してなるので
ある。
ここに記載する方法および装置により与えられる更に他
の特徴は、前記第一のスイツチング装置が前記主コピー
シート給送装置ではなく前記特別のコピーシート給送装
置を選択し、且つ前記第二のスイツチング装置が片面複
写ではなく両面複写を選択したことに対応して、前記特
別のコピーシートに対する適正なコピー配向を維持する
ために、少くとも最初の複写循環においては偶数ではな
く奇数のドキユメントシートを複写することで前記特別
のコピーシートに対するドキユメントシートの複写が制
御されるが、前記主コピーシート給送装置が選択された
ことに対しては第一の複写循環において奇数または偶数
のドキユメントシートを複写することの間で相違がな
く、複写はドキユメントシートの第一の循環において開
始され、この複写はドキユメントシートの総てがカウン
トされる前に行われるのであり、また前記特別のコピー
シート給送装置からのコピーシートに対するドキユメン
トの複写が完了した後には前記第一のスイツチング装置
が前記主コピーシート給送装置からの給送の選択に自動
的にリセツトされてしまうことを個々に或いは組み合わ
せて包含する。
上述したおよびその他の様々な特徴および利点は以下に
記載する特別な装置および作動段階の説明により明白と
なろう。本発明はその1つの特別な実施例に関する以下
の説明を参照することでより詳しく理解できるであろ
う。
先ず第1図に示された電子写真複写機10およびその自
動再循環ドキュメントハンドラー(以下では「RDH」
ともいう)20を参照すれば、これらは単に一つの例で
あつて、上記した文献に記載されている様々なものを含
めてその他の様々な再循環ドキユメントハンドラーおよ
び複写機を本発明において使用できることは認識されよ
う。
Nから1の順に再循環させるここに例として記載せるド
キユメントハンドラー20においては、操作者によりド
キユメントスタツキングおよびホールデイングトレー内
に置かれた表面を上にした状態の正順に振り分けられ
た、即ち第1頁がスタツクの頂部に位置するドキユメン
トシートのスタツクから順々に個々のオリジナルドキユ
メントシートが給送されるのである。ドキユメントシー
トはスタツクの底部から順次に複写機10の通常は複写
プラテンからなる像形成ステーシヨン23へ送られて、
通常の電子写真の方法にてコピーを作成するためにベル
ト状フオトリセプタ12上に通常のように像形成される
のである。ドキユメントはプラテン23上方のトレー2
2内に先ずスタツクとして積み重ねられ、各循環の間に
自動的に再スタツキングされる。ドキユメントハンドラ
ー20はトレー22から給送される個々のドキユメント
を検知しカウントするための、即ち循環されるドキユメ
ントシートの数をカウントするための符号24で示すよ
うな通常のスイツチないしセンサーを有する。通常のリ
セツト可能なベイル即ちフインガーが降下するようにな
つていて、総てのドキユメントがその下から送り出され
たことを検出することでドキユメントセツトの毎回の循
環が終了したことを組み合うセツトカウンタースイツチ
ないしセンサー26を介して指示するように、また次の
循環が開始される前にスタツクの頂部上に自動的にリセ
ツトされるようになつている。このドキユメントハンド
ラー20は選択された部数のコピーが作成されるまでド
キユメントの一連の再循環を継続するようになされてい
る。ドキユメントシートは様々な通常の寸法および重量
のシートペーパーまたはプラスチツクシートで、片面ま
たは両面に複写すべき情報、例えば印刷或いはタイプさ
れた文字、図面、プリント、写真等を有するものとされ
る。底部給送装置28はスタツクからその最下部のドキ
ユメントシートをコントローラ100の要求に基づいて
給送するのであり、この給送は以下に説明する選択され
る2つの給送通路の一方を通してプラテン搬送装置30
へ送るのであつて、プラテン搬送装置30はドキユメン
トを複写プラテン23上方にて整合ゲート32に対する
整合位置へ移動し、この位置においてプラテン23に面
するドキユメントの面が複写されるのである。
このドキユメントハンドラー20においては、各ドキユ
メントはトレー22からコントローラにより選択可能な
2つの通路即ち片面ドキユメント通路および両面ドキユ
メント通路の一方を通して像形成ステーシヨン23へ送
られる際に選択的に反転されたり反転されなかつたりす
るのである。これはここではドキユメントが複写される
前に実行される。2つの通路はここでは選択的に逆転可
能なシート駆動ローラー(反転ローラー)40、および
ドキユメント通路内に選択的に位置する通路選択ゲート
としてのデフレクター60を備えている。各ドキユメン
トシートはトレー22から先ずローラー40の外側を回
つて給送される。ドキユメント通路がローラー40を回
るものとするならば、第一の移送通路54(片面ドキユ
メント用)を通して反転されてプラテン23上へ送られ
る。
ドキユメント通路内のゲート60はここではローラー4
0への入口部分に隣接配置されており、枢動可能で通常
は持ち上げ位置とされている偏向フインガーを有して構
成されていて、この偏向フインガーはドキユメントの後
端がこのゲートを通過した後に下げられるようになされ
る。(スイツチ24またはその他のスイツチがこの終端
を検出でき、それが通過するに要する充分な時間のカウ
ントを開始することができる。)ゲート60の作動およ
びこれと関連して行われるローラー40の逆転がドキユ
メントに更なる再循環運動を生ぜしめるのであり、これ
はドキユメントを逆進させて第二の別の移送通路、即ち
両面ドキュメント移送通路58を通してプラテンへ移動
させ、複写できるようになす。以下に説明するようにド
キユメントはこの時点では反転されていないが、当技術
分野においてはこれを「反転」と称するのである。両面
ドキユメント移送通路58はスタツクとプラテンとの間
でシートを反転させない。これに対して、第一の移送通
路54はスタツクとプラテンとの間でシートを反転(1
回)させる。通路58は前述した米国特許第42783
44号に詳細に記載されているように、両面ドキユメン
トセツトの両面複写を行うために両面ドキユメントの反
転を行うのである。
通路58に係わる反転作動においては、ローラー40の
逆転はドキユメントをローラー40の周囲に部分的に周
回させ、これによりゲート60を通してその方向を逆転
して直接戻すように給送する。さてここで下方へ偏倚さ
れているゲート60(第1図に実線位置で示すように)
がドキユメントをプラテン23へ直接給送する通路58
内へ偏向させる。このようにして、この反転させない通
路58においては、ドキユメントはトレー22内におけ
る元の配向と同じ配向状態でプラテンへ達するのであ
る。
逆に、片面ドキユメント用反転移送通路54はドキユメ
ントを一方向へ移送し、ローラー40を周回させて逆進
させることなくプラテン23上へ移送する。このように
して、片面ドキュメント移送通路54を通して給送され
たドキユメントの複写プラテンにおける配向即ち配面は
トレー22内におけるこれらのドキユメントの元の配向
とは反転されるのである。
複写の後にプラテンからトレー22へドキユメントを戻
す通路は、先に2つの通路54および58の何れが使用
されたかに関係なくここでは常に同じであることが判る
であろう。このドキユメント戻り通路は、第二の逆転し
ない反転ローラードキユメント給送装置42を周回させ
て給送することにより1回のシート反転を行うのであ
り、この装置はドキユメントをトレー22内のスタツク
頂部へ積み上げるように戻す。
このようにして、移送通路54を選択せるトレー22の
底部からその頂部へ戻る全体の周回通路において、ドキ
ユメントはローラー40および42を回ることで2度に
わたり反転される。これに対し、移送通路58を選択す
ればドキユメントは1回だけ反転されるのである。それ
故に、ドキユメントセツトの循環の間にローラー40を
逆転させまたは逆転させず、そしてこれに運動させてゲ
ート60を作動させまたは作動させないことが、その循
環においてドキユメントセツトが全体として1回または
2回の反転で再循環されるかを決定するのであることが
判る。(何れの場合も、ドキユメントは給送装置28に
よる連続給送と同時に連続的に再スタツキングされるの
で、事前振り分け複写のために連続させて複数回の再循
環が可能となるのである。)循環において通路全体で2
回の反転があると(即ち通路54を使用すると)、この
循環に関しては反転が行われないことになる。従つて、
ドキユメントはトレー22内に元の配向と同じ配向で再
スタツキングされ、次の循環においても同一の面が露光
されることになる。逆に、循環において通路全体で1回
の反転があると(即ち通路58を使用すると)、ドキユ
メントは元の配向から反転された配向でトレー22内に
再スタツキングされる。このことから、通路58の装置
は「インバータ即ち反転装置」と称されるのである。何
故ならば部分的には上述したように反転させないのであ
るが、循環路全体が反転効果を与えるからである。
ここに説明した複数(複数頁)の片面ドキユメントシー
トのセツトを事前振り分け複写する方法においては、複
写機10の像形成ステーシヨン23に対してドキユメン
トシートはNから1まで即ち逆順の頁順で与えられる。
これらはドキユメントシートのスタツクセツトと像形成
ステーシヨンとの間を複数回につき再循環され、各循環
の間に像形成ステーシヨンにおいて1回だけ一面を複写
されるのであつて、この循環はドキユメントシートをス
タツクの底部から順次に前記像形成ステーシヨンの一側
へと給送し、然る後ドキユメントシートを前記像形成ス
テーシヨンの他側から前記スタツクの頂部に戻すように
再循環ループ通路を通して移送することで行われる。片
面ドキユメントシートのセツトは、適当な頁順で表面を
上にし、最後の頁をスタツクの底部となして、像形成ス
テーシヨン23の上方のスタツク位置にスタツキングさ
れまた再スタツキングされる。
注目したように、片面ドキユメントシートから望ましい
方法で両面コピーを作成するための上述したアダマクの
米国特許第4116558号、サハイの米国特許第42
78344号、スミスその他の米国特許第433019
7号等に開示された装置においては、ドキユメントシー
トセツトの最初および最後の複写循環では1つ置きのド
キユメントシートが像形成ステーシヨンで複写されて両
面トレーバツフアーセツトをそれぞれ満たしまたは空に
するようになすのであるが、これ以外の循環においては
総てのドキユメントが主コピートレーおよび両面コピー
トレーから交互に給送することで複写されるのである。
しかしながら、スミスその他の米国特許第433019
7号に教示されているように、この装置はNから1(逆
順)の順での循環において給送されるドキユメントが奇
数か偶数かを決定するために複写の行われない最初の循
環を必要とするのである。
この装置においては、重大なハードウエアの変更は必要
なく、効率の向上したしかも完全な事前振り分け複写を
同じドキユメントハンドリング装置および複写機により
行なえるのであり、これは複写機のプログラマーにおけ
る追加或いは変更のプログラムおよび操作者によるコピ
ーシート載置ステツプ(拘束)を加えるだけで達成され
るのであり、これにより大半のコピーシートに対して片
面ドキユメントの頁を両面複写するより高い効率の処理
を提供するのである。
シート逆転通路を使用せる反転機構の作動は、信頼性
を、特に頻繁に使用されねばならない場合にこれを大き
な問題となすのである。本発明の装置は片面ドキユメン
トに関しては両面ドキユメント用の移送通路58の使用
を必要とせず、また例えば符号116で示すコピーシー
ト反転装置の頻繁な使用を必要としない。更に、この装
置はコピーシートの反転作動の回数を増やすことなく両
面ドキユメント用の再循環を行なえるのである。
例とせる複写機10およびそのコントローラ100を更
に詳細に説明する。この複写機10は一般に電子写真フ
オトリセプタベルト12およびこれに作用する電子写真
ステーシヨンであるそれぞれ帯電ステーシヨン13、露
光ステーシヨン14、現像ステーシヨン15、駆動装置
16およびクリーニングステーシヨン17を有して構成
されている。複写機10は同じRDH20により複写さ
れた両面または片面のオリジナルドキユメントの何れか
らも両面または片面の事前振り分けコピーセツトを作れ
るようになされている。2つの別々のコピーシートトレ
ー106および107は何れか一方から選択的に白紙の
コピーシートを給送するために備えられている。これら
は通常は主トレー又は主コピーシート供給トレーないし
主コピーシートトレー106、および補助トレーないし
副トレー又は補助コピーシート供給トレーないし補助コ
ピーシートトレー107として知られている。しかしこ
の装置においては、それらは別の(制限された)機能を
有しているのである。総てのシート給送の制御は、通常
のように複写機のコントローラによつて行われるのであ
る。
コントローラ100は前述の文献に例示されているよう
に、知られているプログラム可能なマイクロプロセツサ
であるのが好ましく、これはまた複写機のその他総ての
ステツプおよびここに記載したドキユメント給送装置、
ドキユメントおよびコピーシートのためのゲートおよび
給送装置等を含めた機能の総てを制御する。これらの文
献に更に記載されているように、コントローラ100は
コピーシートの計数値、ドキユメントセツトの再循環さ
れるドキユメント数、望みのコピーセツト部数、そして
パネルスイツチを介して操作者により選択された選択事
項、タイムデイレー、詰まり修正制御等を保持し且つ比
較できるようになつている。
コピーシートはトレー106または107の選択された
一方から転写ステーシヨン112へ給送され、ドキユメ
ントの頁の電子写真トナー像がコピーシートの最初の面
に対して転写されるようになされる。ここでコピーシー
トは真空移送装置により定着装置としてのロールフュー
ザー114へ給送され、表面上のトナー像を溶融され
る。ロールフユーザー114からコピーシートは反転の
選択部材として機能するフィンガー状のゲート118へ
と供給される。ゲート118の位置に応じてコピーシー
トはシート反転装置116へ偏向されるか、またはこの
反転装置116(通路I′)をバイパスして第二の偏向
ゲート120へと給送される。反転装置116をバイパ
スしたこれらのコピーシートはシート通路に沿つて90
゜のコーナーを回るのであり、このコーナーがコピーシ
ートを他のゲート120に達する前に表面をにした配向
に反転させるのである。これにより、転写され溶融され
た直後の像面はこの時点で上に向けられるのである。も
し反転通路116の方の通路が選択されているならば、
これとは反対になる(最後にプリントされた面はこの時
点で下に向けられる)。
この第二の偏向ゲート120は、シートを取出しトレー
122へ直接に導くか、或いはシートを第三の偏向ゲー
ト124へと反転させずに導く移送通路内に導く。この
第三の偏向ゲート124はシートを反転させずに複写機
の出口通路128へ直接に導くか、或いは両面複写が行
われている時はシートをローラーからなる両面用の反転
移送通路126に導く。この反転移送通路126はゲー
ト124がこのように偏向される場合にコピーシートを
反転させ、そしてバッファートレーとしての両面トレー
ないし両面用トレー内に両面複写されるべきコピーシー
トをスタツキングさせるのである。
両面トレー108は片面プリントされ且つ引続き他面に
像をプリントするのが望まれるコピーシート、即ち両面
コピーの処理段階にあるコピーシートのための中間保持
即ちバツフアー保持を行うのである。ローラー即ち反転
移送通路126によりシートは反転されるので、これら
のバツフアーセツトをなすコピーシートは表面を下にし
て両面トレー108内にスタツキングされる。この両面
トレー108内には複写された順で次々と上に重ねられ
てスタツキングされるのである。
トレー108内に既に片面複写されたコピーシートは、
両面複写のためにその底部給送装置109により順次に
転写ステーシヨン112へ戻され、第二の頁即ち反対側
の頁の像形成を行われる。これは基本的にはトレー10
6または107からのクリーン(空白)のシートの場合
と同一のコピーシート通路(ペーパー通路)を通して行
われる。両面トレー108と転写ステーシヨン112と
の間のこのコピーシート給送通路はコピーシートを1回
反転させるという固有の反転機能を有していることが判
るであろう。しかしながら、反転移送通路126により
バツフアーシートはトレー108内にプリント面を下に
してスタツクされているので、これらのバツフアーシー
トは再び適正な配向状態で、即ちそれらの空白面即ち反
対面が第二の面の像を受け取るようにフオトリセプタに
対面されて転写ステーシヨン112にてフオトリセブタ
12に対して与えられるのである。これは両面複写され
るバツフアーコピーセツトのための「第二回目の通過」
と称される。さて完全に複写された両面コピーシートは
次にフユーザー114を通して送り出され、更に反転装
置116を通過してトレー122内にスタツクされる
か、或いはゲート124を通して出口通路128内へ送
り出される。
出口通路128は仕上げられたコピーシート(片面また
は両面)を別の取出しスタツクトレーへ移送するか、ま
たは好ましくはオンライン仕上げステーシヨンへ移送す
る。これにおいてこの事前振り分けされたコピーセツト
はステープル綴じ、ステイツチング、グルーイング、バ
インデイング、および/またはオフセツトスタツキング
により仕上げられるのである。
説明したように、例えば上述のサハイの米国特許第42
78344号等に記載されているように、好ましい片面
/両面事前振り分け装置(片面ドキユメントシートから
両面コピーを作成する)は次の通りである。即ち、N〜
1(逆順)の複写を行うために、RDH20により先ず
最初に複写を行わないで事前カウントのための循環が行
われ、片面ドキユメントシートの枚数を計数する。次の
ドキユメントセツトの第二の循環(第一の複写循環)に
おいて1つ置きのドキユメントシート(例えば偶数頁の
み)が像形成ステーシヨン23にて複写され、半分完成
とせる両面コピーのバツフアーセツトを作つてこれを両
面トレー108内に導入するのである。次に総ての引き
続く複写循環(最後を除く)において総てのドキユメン
トシートを複写するが、この複写はトレー106(また
は107)および両面トレー108から交互に給送され
るシートに対して行われる。トレー106または107
からのシートに複写されたこれらのドキユメントは次の
循環のためにトレー108内に一時的に置かれ(N番目
の奇数頁は除く)、同時にトレー108から給送された
シートに複写されたドキユメントは両面コピーが完了し
たとして取り出されるのである。最後の循環において
は、最初の循環で複写されなかつた残る一方の1つ置き
の頁のドキユメントが複写されるのである。これらは両
面トレー108から給送されるシートに対して複写さ
れ、これにより両面トレー108からバツフアーセツト
を無くするのである。
好ましい両面/両面事前振り分け装置(両面コピーシー
トに両面ドキユメントを複写する)がまたサハイの米国
特許第4278344号に教示されている。事前カウン
トのための循環の必要性はなく、ドキユメントセツトに
おけるドキユメントシートの枚数は最初の循環(複写)
においてカウントされるのである。両面ドキユメントシ
ートの片側のみ(例えば偶数頁側のみ)が最初の循環に
おいて複写される。この片側のみのコピーは両面用トレ
ー108内に中間バツフアーセツトとして保持される。
最初のドキユメントセツトの循環数の積算値がこのバツ
フアーセツトとして蓄積され得る望ましい最大コピー部
数(例えば14をカウントされたドキユメントシート枚
数で割つて1を加える)に達した後、両面ドキユメント
は次の複写循環の間に反転され、次ぎに両面ドキユメン
トの他の面が等しい数の循環により両面バツフアートレ
ー108からのコピーシートに複写され、完成した両面
コピーセツトとして取出されるのである。トレー108
が空になると、ドキユメントは再び反転されて上述のサ
イクルを繰り返し、これが望みの部数のコピーセツトの
完成されるまで続けられる。
両面/片面複写装置は上述したハムリンその他の米国特
許第4229101号に教示されている。この両面ドキ
ユメントは常にトレー106または107からの白紙の
コピーシートの片面に対してのみ複写される。両面ドキ
ユメントの一面を複写された片面コピーは両面トレー1
08内に置かれ、次ぎに通常の両面コピー通路を通して
送り出されるのであるが他面には像形成されず、トレー
106または107からのドキユメントの他側を複写し
た片面コピーと交互に(交替で)給送される。
この装置においては、複写機10のハードウエアの変更
は全く必要ない。速度が高められ且つ完全な事前振り分
け複写が行なえるのであり、これは部分的に異なる給送
処理およびこのRDH20から選択したドキユメント頁
の複写或いは非複写処理を実施できるようにするための
部分的な異なる選択可能なプログラムをコントローラ1
00に対して適用することだけでこれらの同じ基本の上
述した複写装置により同じ像形成ステーシヨンにおいて
実現できるのである。
もしこれに代えてプラテン移送装置30を使用するだけ
の知られた半自動流れ給送モードにてRDH20を使用
するか或いは手動ドキユメント載置を使用すれことによ
る如くして事前振り分けしない取出し出力が与えられる
ならば、出口通路128はソーターに連結することがで
きる。このソーターはもし1からNへの順序のドキユメ
ント順が使用されるならは、固有のシート通路反転機能
を備えることができる。
ペーパー通路を簡単且つ短縮して信頼性を高めるために
コピーシート取出し用反転通路116の作動を最少限に
するのが望ましい。その使用はまた複写機のペーパー通
路において与えられる固有の反転に基づくのである。代
表的な従来の反転装置116はゲート118によつて作
動されるのであり、このゲート118は反転シユート内
にシートを完全に駆動する図示せる3本ロール反転装置
の第一即ち下側ニツプ内にコピーシートの表面を下側に
して偏向させる。コピーシートの前進運動は、知られて
いる或いは適当なシート逆転装置例えば更に他のロール
および/または弾性跳ね返り部材(例えば上記文献を参
照されたい)によつてこの反転シユート内で停止され逆
進されるのである。逆進されたコピーシートは前記3本
ロール反転装置の第二即ち上側ニツプを通して反転装置
116から押し出され、ゲート120へ直接に向けられ
る。シートのビーム強度に作用する反転シユートの彎曲
形状がシートの後端を第二のニツプへ向けて持ち上げる
ようにするのである。反転装置116からゲート120
へ向けて押し出されたコピーシートはこれにより最後に
プリントされた面を下側にする。反転装置116は上述
したように90゜のペーパー通路の反転部分を有するコ
ーナーに位置されていることが注目される。しかしその
他の適当なシート反転装置が使用でき、またコピーシー
ト出口通路における異なる位置に備えることができるの
である。
反転装置116を使用できるがコピーシートの出口にお
ける配向および事前振り分けするにおける困難さに関す
るその他の背景としては、特に上記した米国特許第42
78344号その他に論議されているように片面複写お
よび両面複写の両方を実施しなければならない複写機に
関しては、幾つかの知られている問題点があり、また出
口トレー或いは仕上げ装置におけるコピーシートの適正
な振り分けを維持するための幾つかの知られている解決
策がある。振り分けた両面複写をアウトプツトすること
は特に何方の側が最後にプリントされたか等によるアウ
トプツト振り分けの困難さおよび要求事項を提起するの
である。前述したように、各両面複写のコピーシートに
は、小さく且つ奇数のドキユメント頁番号がコピーシー
トの一側に位置され、これに続く大きな偶数のドキユメ
ント頁番号がそのコピーシートの反対側に位置されねば
ならない。このために、Nから1まで複写する場合には
各セツトにおいて最後にプリントされるのは常に第2頁
であつて第1頁のシートの裏面にプリントされるか、こ
の逆であり、またこの最後の両面複写コピーシートは第
2頁を下にして排出される。コピーのそれぞれの完成し
たセツトにおいて、操作者によつて取り上げられるアウ
トプツトされた両面複写のコピーは、装置の選択に応じ
て例えそれが逆順の頁順に複写されたとしても、また奇
数頁の側が偶数頁の側よりも先に複写されたとしても、
或いはこれらの逆とされたとしても、適正に振り分けた
頁順即ち1/2、3/4、5/6等になつていなければ
ならないのである。
一般に反転装置を使用しないで適正に振り分けしたアウ
トプツトを与えることは両面複写に関して更に困難とな
るのである。この理由は、両面複写されるコピーシート
のための通路が全体として片面複写しかされないコピー
シートのための通路の全体と典型的に相違する、即ち両
面複写されるコピーシートのための通路は反転部を含む
という事実によるのである。何故ならば、両面複写コピ
ーシートは第二回目の通過に関して反対側を与えるよう
に反転されねばならないからである。反転装置116が
使用されていない場合は特定の両面シート通路において
両面複写される各シートは、両面用トレー入口位置で、
また2回目として転写ステーシヨン112へ至る戻り通
路で、そして3回目として転写ステーシヨン112から
出口通路128へと最後にプリントした面を下側にして
送り出す通路において反転される。このようにして、も
しプリントされた第二の側が奇数側とすれば、Nから1
までのアウトプツトは反転装置116を使用しない場合
に最後にプリントされた奇数側が上に向けられてスタツ
クされるのである。これに代えてもし最後にプリントさ
れた側が偶数頁であれば、両面コピーのアウトプツトは
振り分けを維持するために反転装置116或いは出口通
路のその他の位置で反転される。しかしながら共通化即
ち両面複写および片面複写の両方に関して同一のシート
給送通路を可能な限りの範囲で使用すること、そして何
れに関しても選択可能なアウトプツトの反転装置116
の使用を一般に避けることが望ましい。更に、適正なア
ウトプツトの配向を得るために片面複写および両面複写
の作業において敏感なコピーペーパーを作業者が手で載
せ代える(反転させる)ような方法を避けることが望ま
しい。
第2a図および第2b図において、反転装置116の通路が
使用される場合は実線で、またそうでない場合は点線で
図示されている。しかしここで特に論述しなければここ
ではゲート118によりバイパス(通路I′)されるも
のとする。この通路I′は反転装置116を回避する通
路であり、片面複写の場合に使用されて重要な利点を与
えるのである。
さらに背景として、両面コピーセツトとして複写すべき
片面ドキユメントの頁数が偶数ではなくて奇数の場合に
付加的な問題が生じるのである。ドキユメントの頁数が
奇数であれば、Nから1への順に作成される両面コピー
のセツトにおけるN番目即ち最初に複写される頁は片面
コピーとなる。即ち、完成したコピーセツトにおいて最
下部のコピーシートは片面(奇数であるN頁)のみに像
を有し、その裏側は白紙である。即ち、両面コピーセツ
トの一部であるにもかかわらずにこれは片面コピーシー
トとなるのである。アウトプツトの振り分けを維持する
ためにこのN番目の奇数頁のコピーシートの付加的な反
転を得るべくその裏面に白紙の像を偽プリントするよう
に2回につき転写ステーシヨンを通して移動させること
は望ましくない。何故ならばこれは処理時間を浪費し、
またこのシートの白紙の裏面を汚してしまうからであ
る。[しかしながら望まれるならばこのように取り扱う
こともできる。]このことはN番目の奇数頁を両面トレ
ー108に代えてトレー106または107からの白紙
のシートにプリントし、この第一のプリントが終了した
後に両面トレー108へ送ることに代えて直接に搬出す
るようになすことで回避できる。このことは説明したよ
うに特定のコピーシートに異なる反転回数を与えること
になる。しかしもし必要ならばその他のコピーセツト頁
と適正な振り分けを得るために反転装置116により反
転することはできる。
しかしながら、以前はコピーシートを丁合済みの状態で
複写機から排出するためには、N番目の奇数のコピー頁
をこのように別に処理すること、そしてトレー108内
の最初の両面バツフアーセツトが原稿の奇数頁又は偶数
頁の何れからなつているかを知ることが、片面ドキユメ
ントが奇数或いは偶数枚の何れであるかを知ることに先
立つて本質的なものと考えられていたから、原稿枚数を
事前に計数することが必要になっていたのである。
即ち、片面ドキユメントが逆順(Nから1)で複写され
る場合、給送される最初のドキユメントは第N頁であ
り、最初(N番目)の両面コピーシートは特別な両面複
写処理、即ちNが奇数である場合には白紙の裏面を必要
とするものとなる。最初にN番目のコピーシートが給送
されたので、ドキユメントセツトの全数がカウントされ
終わる迄はこのN番目の頁が奇数か偶数か知られない。
配向に影響され易いコピーシート、例えば予めプリント
されたもの、レターヘツド付、バインダー穴付、或いは
同様なコピーシートが特別な問題を引き起こす。これら
は一般に予めプリントされた側の前面に第一の偶数頁が
くることはない。何れの予めプリントされたものに対し
ても上側を下にして像形成されることはない。例えば、
第1頁はレターヘツド付の側になり、予めプリントされ
たものの配向と合わせて配向される。最後のN番目の奇
数頁が予めプリントされたものに対して反転されたり、
或いはその裏面のみにプリントされることもない。バイ
ンダー穴が左マージンにではなくて右マージンにくるこ
とはない。このことは両面複写を、特に上述のN番目の
奇数頁の問題によつて付加的に複雑にしているのであ
る。上述したように、載置し直すことなくその特別な
(配向に強く影響される)コピーシートに対して片面複
写するために共通のスタツク配向を使用できるようにす
ることもまた重要である。即ち、トレー107内の特別
なコピーシートを反転させる必要なく両面から片面複写
へ切換えできることが重要である。
適正な片面/両面複写に関しては、トレー107内にレ
ターヘツド付ペーパーを表面を上に向けて載置し、そし
て奇数頁のドキユメントを第一回目の通過により複写す
ることにより(奇数頁のコピーは両面用トレー108内
に置くようにする)、レターヘツド付コピーシートの前
面即ちレターヘツド側に奇数頁が適正にプリントされ
る。何故ならば、このコピーペーパー通路はトレー10
6および107と転写ステーシヨン112との間で1回
の反転を与えるからである。次の循環において、これら
の両面コピーシートはその裏面に偶数頁を適正にプリン
トされる。しかし、このことは先行して奇数或いは偶数
の何れの頁数がコピーされるのかを知ることが必要と
し、即ちドキユメントセツトの予めカウントするための
循環を必要とするのである。しかしバインダー穴が形成
されてエツジの配向が定められたりその他の特殊なペー
パーに関しては、もしN番目の奇数頁シートに対して上
述せる特別な(片面複写)処理が行われ、これにおいて
そのシートが両面用トレー108を通して再循環されず
に直接アウトプツトされる場合には、この技術はN番目
の奇数頁の両面コピーシートの適正(共通)なシート配
向を与えない。
更にコントローラのために複写機コンソールに「特別な
ペーパー」等の操作ボタンを付加的に備えることが示唆
されてきた。このコントローラは、(1)この「特別な
ペーパー」のボタンが押された、そして(2)「片面ド
キユメント」および(3)「両面」のボタンが押され
た、の何れかの信号を検出してプログラムされるのであ
る。これらの総ての信号の検知により、コントローラは
特別処理に指向される。しかし、適正な配向の事前振り
分けアウトプツトを与えるためには特別なスイチおよび
作動ステツプを必要とするので望ましくない。これはま
た異なる複写装置で或る程度のソートを必要とする。
ここに記載せる改良した装置について述べれば、前述と
は反対に、本発明による装置は複写処理において操作者
による付加的操作を必要としない。更に本発明はコピー
シートに対するドキユメント像の適正な配向を自動的に
与え、そしてコピー運転の大部分においてプレカウント
サイクルの必要性を排除するのである。このようにし
て、本発明によれば大半のコピー運転において、複写機
10およびドキユメントハンドラー20は非常に速いド
キユメント循環によつてドキユメント像の複写をおこな
うのである。このことは大半の片面/両面複写に関して
最初のコピーセツトのできるまでの時間を著しく改善す
る。プレカウントサイクルは配向の制限されたコピーシ
ートに対してのみ自動的に開始される。このことは片面
/両面複写作動と2つのコピーシートトレー106およ
び107の作動とを統合させる装置により達成される。
補助コピーシートトレー107のみが特別の配向の制約
されたコピーシートに対して使用される。しかしトレー
107はここに説明した装置に全く変更を加えずに通常
の即ち配向の制約のないコピーシートの供給に使用でき
る。しかし主コピーシート供給トレー106は通常の即
ち配向に敏感でないコピーシートに制限される。
この載置段階の制約はトレー106および/または10
7へコピーシートを適正に載置するように自動的に操作
者に対して指示させることで好ましく達成できる。この
指示はトレー106または107からコピーシートが無
くなつてしまい、再び載置せねばならない時、またはこ
れ以外で載置のために開かれた時(モジユール化した引
出しユニツトとしてスライドさせて引き出される)のよ
うな場合にのみ必要とされる。トレー106および10
7とコントローラ100との間を接続するスイツチがこ
れらの状態を指示する。コントローラ100のプログラ
ムのソフトウエアは次に言語および/または図解により
コントローラデイスプレイスクリーンによりトレー10
7が特別なペーパーを載置されるべきこと、そしてペー
パーの配向例えばレターヘツド付ペーパーの上下および
向き、プレパンチにより穴の開いたペーパーの左右の配
向を表示するのである。正しいトレーをスクリーン上に
点滅させて概略の構成部分として表示することができ
る。1982年9月21日付けで出願された米国特許願
第420963号(D/82098)およびそこに引用
した技術がこの例として挙げられる。複写自体の内部で
トレーの位置にて点滅する光を採用することもできる。
しかし通常の複写操作(ペーパー載置時を除く)に関し
ては、それらの説明および表示は操作者を感わせないた
めに与えられない。
本発明の装置により、操作者が(スイツチ200および
線201等により)2つのトレー106および107の
何れが処理のためにコントローラペーパーを給送するの
に使用されるかを選択する通常の機能には支障を生じな
い。しかし知られているように、複写機はコントローラ
100においてプログラムされ、スイツチ200により
補助トレー107から給送するように選択されているの
でなければ、主トレー106からのみ通常はコピーシー
トを給送するのである。別個のスイツチ200が第1図
に図解の目的で示してある。しかし専用スイツチとされ
る必要はなく、通常のコントローラ100のセレクタパ
ネル構成の一部となしうることは明白である。通常の複
写作動においてコピーシートはトレー106から自動的
に給送されること、また操作者は特別のペーパーをこの
トレー106内に載置しないように指示されることか
ら、コピーシートの複写における配向はトレー106か
らのコピーシートに関しては重大ではなくなる。従つ
て、本発明の操作によればここに更に述べるように、ド
キユメントセツトのプレカウント即ち最初の複写を行わ
ない循環は主トレー106からコピーシートが給される
総ての場合に関して自動的に排除されるのである。特別
の即ち補助トレー107からのコピーシート給送の選択
を行うスイツチ200があるならば、この選択は各運転
の開始等に再度行われるのが望ましい。即ちコントロー
ラ100は先の選択がトレー107からであつたとして
も複写運転の完了毎に再び主トレー106からの給送に
自動的に内部スイツチングによりリセツトするようにな
つているのが好ましい。
このように説明した本発明の装置を他の方法で説明すれ
ば、本発明の装置においては、コントローラ100は次
の2つの状態の組合せに応答してのみ、ドキユメント枚
数を計数し且つ奇数か偶数かを決定するために複写作動
の前に1回ドキユメントセツトを循環させるのである。
即ちその状態とは、操作者が主トレー106ではなく補
助トレー107からコントローラシートを給送するよう
に選択し、且つ操作者が片面複写でなく両面複写を選択
した場合である。これによりこの状態に応答してのみト
レー107から給送される特別のコピーシートに対して
ドキユメントシートの複写が行われるように制御される
のであり、予め計数したプレカウント情報を使用して適
正なコピーシートの配向を維持し、即ち奇数枚のドキユ
メントシートが複写される場合には偶数枚のドキユメン
トシートの場合と異なる状態でコピーシートに対して複
写が行われるのである。
上述の装置と統合されるのが好ましい付加的な装置が説
明される。主トレー106から給送されたコピーシート
に片面ドキユメントから両面複写される片面/両面複写
の場合に関しては、プレカウントサイクルが排除される
ためにその時点ではドキユメント頁が奇数か偶数か知り
得ないので、第一の複写循環において最初に複写される
コピーシート(N頁)はその何れか一方の面に像を有す
ることになることに注意されたい。このことは上述のよ
うにN番目の奇数頁のコピーシートに関する特別な片面
処理に係わる情報を与えない。しかしこの問題点を克復
するために以下の付加的な新規な装置が使用されるので
ある。
この付加的な装置は、片面ドキユメント頁が奇数或いは
偶数であると先ず仮定することにより作動するのであ
る。即ち最初のドキユメントの循環に関してのみ奇数枚
のドキユメント頁もしくは偶数枚のドキユメント頁であ
ると仮定する。この場合の最初の複写サイクルである
(プレカウントサイクルはない)ドキユメントセツトの
最初の循環の終了において、片面シートの実際の枚数が
計数され、これにより先の仮定が正しいか否かが知られ
るのである。このようにしてもし最初の仮定が間違つて
いたならば、この間違いは次の循環時に正され、以後の
引き続く総ての循環が正しく行われる。この初期仮定お
よびその仮定に基づく奇数もしくは偶数の複写モードは
望まれる複写装置の形式に依存する。即ち両面トレー1
08内で奇数頁か偶数頁の何れのバツフアーセツトが通
常利用されるかによるのである。
このことを別の方法で説明すると、この装置によればコ
ントローラ100は片面ドキユメントを奇数枚(偶数
枚)と先ず仮定するのである。この最初の仮定が最初の
複写環境の終了時にドキユメントセツトのセンサースイ
ッチ24,26からなるカウンターにより間違いであつ
たと判明すれば、最初の複写循環の終了時に望ましくな
い頁が両面トレー108内にあることになる。このし着
な装置はこのような仮定の誤りの認識を次のように使用
する。即ち、第一の循環で複写されなかつたされるべき
ドキユメント頁(奇数或いは偶数)を第二の循環時に2
回複写させる。これらの2つのコピーセツトのうち1つ
が最初の両面コピーセツトを形成するのである。ゲート
118及び反転装置116が第一のコピーセツトを送り
出すように処理するのに使用され、即ち適正な振り分け
を行うのである。一方これら2つのうちの他方のコピー
セツトは両面トレー108内に置かれる。即ちトレー1
08は第二の循環時に適正(知られた)な頁を選択して
付与される(複写装置が両面トレー108内に奇数また
は偶数の何れの頁を置くかに基づいて偶数か奇数かが判
る)。
この生産性の高い方法を更に詳しく説明すれば、特に第
2図を参照されたい。両面複写に関する片面ドキユメン
トセツトの最初の循環において、プレカウントサイクル
が既に行われたとするならば、逆順即ちNから1までの
順序で1つ置きにドキユメントが複写される(総てのド
キユメントがカウントされる前に)。コントローラは最
初の循環にて複写される1つ置きのドキユメントを仮定
する。即ちもしコントローラ100が偶数頁と仮定する
とともにこれによりこの装置が両面トレー108に偶数
頁を有するようになつているならば、複写機コントロー
ラ100は最初の循環にて次のように複写するよう働く
のである。即ちN、N−2、N−4、……と複写するの
であり、この順番は前記米国特許第4330197号に
記載されている通りである。ドキユメント頁が偶数であ
るという仮定が正しければ、トレー108内のバツフア
ーセツトのコピー頁は実際に偶数であり、複写はこの装
置で通常のように続けられる。この代わりにコントロー
ラ100がドキユメントを偶数頁と仮定し、奇数頁がト
レー108内に置かれるようにセツトできるのであり、
この場合はN−1、N−3、N−5、……と1つおきの
順序で最初の循環時に複写が行われる。これら2つの初
期仮定により4つの可能な組合せがあるが、上記2つが
可能な複写順序であることは判るであろう。
このようにして、ドキユメントの最初の循環の終了時に
は、両面トレー108は実際のドキユメント頁(奇数ま
たは偶数)により、そしてまた複写の仮定(およびその
結果として上述の2つの複写順序の内の一方の選択)に
よつて奇数または偶数の頁のセツトを収容しているので
あり、これは正しい仮定に関して両面トレー内に置くの
が望ましい奇数または偶数に一般に対応されているので
ある。説明したように、実際のドキユメント計数値に応
じてドキユメントトレー内に置くのが望ましい(奇数ま
たは偶数)頁に仮定が対応しているならば、最初の循環
後の複写は通常のように、即ちあたかもプレカウントサ
イクルが実際に最初に実施されたように進められるので
ある。
好ましい最初の複写手順は以下に説明するようにN−
1、N−3、N−5、……である。この仮定、即ちドキ
ユメントが奇数頁であり、且つ両面トレー108内に偶
数頁を置くのが望ましいというこの仮定は、実際のドキ
ユメントが奇数頁であろうと偶数頁であろうと係わらず
両面トレー108内にN番の奇数頁或いは白紙頁を給送
するのが避けられる。即ち最初に給送されたシートは最
初の循環で複写されないのである。
しかしながら、最初の循環の終了時に初期仮定の間違つ
ていたことが確認されたならば、この頁の間違つた頁セ
ツトが最初の循環の終了時に両面トレー108内にある
ことになる。(第2a図を参照)この装置ではドキユメン
トの第二の循環における特別な複写手順に注意が払われ
るのである。(第2a図と第2b図とを比較されたい)この
特別な複写手順は、通常のコピーシート反転と異なり配
向の拘束されたコピーシートに関しては通常は適さな
い。しかし主ペーパートレー106からのペーパーのみ
に対して複写するために特別な順序で複写するという制
約、および通常のコピーペーパーに対するトレーの制約
即ち前後にて述べている独特な装置或いは手順がトレー
107からの特別なペーパーに対する複写において自動
的に無能化される(使用されない)ということ、によつ
てここでは総ての場合につき使用できるのである。
ドキユメント数の初期仮定が間違つている場合にこの特
別な手順によつて第二の両面ドキユメントの循環が行わ
れ、最初の循環時に複写されなかつたドキユメント頁の
みが複写されるのであつて、この第二の循環時に2回に
つき複写される。即ち偶数頁が望まれた場合において第
一の循環終了時にトレー108内に奇数頁のコピーがあ
れば、2つの偶数頁だけのコピーが自動的に第二の循環
にて作られるのである。これらの2つのコピー像の一方
はトレー108から給送されたコピーシートの後面に与
えられ、第一の両面セツトを完成する。この第一のコピ
ーセツトは反転装置116を通し、出口通路128にて
適切な配向を得るように送り出される。即ちこの第一即
ち「誤り」のコピーセツトは他方のコピーセツトに望ま
れたのとは異なる(奇数/偶数)順序であり、ドキユメ
ントセツトのこの第二の循環時に適正な振り分けを行う
ように出口通路にて通常とは異なる状態で反転されねば
ならない。一方、2つ複写された像の他方の像(同一)
はトレー106からの白紙コピーシートに与えられ、そ
の(第二の)ドキユメント循環時に両面トレー内に給送
される。このことは以降のドキユメントセツト循環およ
び両面コピーセツトに使用するのが望まれる(奇数また
は偶数)頁で両面トレー108を満たすことになる。こ
の特別な「間違い修正」の第二のドキユメントセツト循
環(第一のコピーセツトをアウトプツトする)の後、総
ての引き続く選択されたドキユメントセツト循環に対し
てあたかも最初の循環にて「間違い」(「奇数/偶数」
の仮定間違い)がなかつたように片面/両面複写が通常
のように進められるのである。
注目することとして、好ましい生産性の高い「間違い修
正」モードにおいては、ドキユメントN−1、N−3…
…が第一のドキユメント循環で複写されているので、単
にドキユメントN、N−2、N−4……が第二のドキユ
メントセツト循環において2枚ずつ複写される。即ち、
2つの連続せるフラツシユ即ちスキヤンがドキユメント
N頁から作られ、次ぎにN−1頁のドキユメントが複写
されずにプラテンを横断して送られ、次ぎにドキユメン
トN−2から2つのコピーが作られ、更に引き続いてド
キユメントN−3がスキツプさせて給送され、更にN−
4が給送されて2回複写されるのである。コピーされな
かつたドキユメントに関して1つまたは2つのスキツプ
させた複写ピツチが与えられ、これによりこの第二の循
環に関する全体としての生産性の損失は第一の複写循環
の前に全く複写しないで循環させていた従来の装置に比
較して、著しく縮減されるのである。またこの間違い修
正の第二の循環は、半分またはそれ以下の割で発生する
だけである。
注目することとして、上述した間違い修正装置に代わる
ものとして、ドキユメントが奇数または偶数とした最初
の循環での初期仮定が誤りであつた場合に第一のコント
ローラセツトを廃棄するように操作者に対してコントロ
ーラパネル上で自動的に表示することが簡単に行なえ
る。その程望ましくはないが、これは実際に生産性を著
しく損なうものではない。何故ならば、これは片面から
両面複写を行うモードの場合に比較してたつた半分の時
間しか使わないからである。しかしこれは手動で反転し
なければならないのである。このことは或る特別なペー
パーをトレー106および107の両方から給送する必
要のある場合にも使用できる。何故ならば、この場合間
違い修正モードでの第一のコントローラセツトの通常と
相違する反転は第一のコントローラセツトに配向間違い
のペーパーを生ぜしめ、例えばバインダー穴のある特別
なペーパーにおいてバインダー穴の配向間違いを生じて
しまうからである。しかし、「特別ペーパー」ボタンを
備えることでこれが排除できるとしても、望まれたな
ら、その作動はこの場合にはプレカウントサイクルを行
わせるだけである。これに対し上述した間違い修正装置
および通常使用されないトレーに対しての特別なペーパ
ーの制約によれば、最初のコピーセツトの損失はプレカ
ウントサイクルを排除するために要求されないのであ
り、またあらゆる付加的なボタンの操作も必要とされな
いのである。操作者によつてドキユメントやコピーを手
で操作することはなく、第二の循環に置いてのみ片面/
両面複写の場合のたつた半分という僅かな生産性の損失
を生じるだけである。
上述した高生産性モードの1つの特別な例として第2図
を参照すれば、4枚の片面ドキユメントシート(頁1、
2、3、4)のセツトがプラテン上方のRDH内に配置
されて、複写されようとしている。即ち、ドキユメント
は偶数頁である。コピーシートは主トレー106から給
送され、プレカウントサイクルは本発明の装置により自
動的に排除されている。コントローラ100はここでは
第一の循環においてドキユメントが奇数であり、また両
面トレー108内に偶数頁が置かれるのを望むものと仮
定する。従つて説明したように第一の循環によりN−1
およびN−3の頁が複写される。しかし実際には偶数頁
のドキユメントがあつた。このためにドキユメントセツ
トの第一の循環の終了時において、第2a図に示すように
ドキユメントセツトの奇数頁3(N−1)および1(N
−3)は複写されて両面トレー108内に置かれてい
る。またこの第一の循環の終了時にはこの例の場合にド
キユメント頁が奇数と仮定したのは間違いであつたこと
が知られている。即ちセツトカウンターがドキユメント
を完全に計数し、このセツトの全数が偶数であること、
即ちN番目の頁(4)が偶数であると決定している。従
つて、上述した補正手順が第二の循環に際して使用され
るべきである。第2b図はこの例における第二の循環の終
了時におけるこの特別の複写装置の状態を示している。
この第2の循環の終了までに、ドキユメントの偶数頁4
および頁2(のみ)から2つのコピーが複写されてい
る。頁4の一方のコピーおよび頁2の一方のコピーは図
示するように両面トレー108内にある。頁4の他方の
コピーはバツフアートレーとしての両面トレー108か
らの頁3のシートの裏面にプリントされ、反転装置11
6を通して頁4が下で頁3が上の状態としてアウトプツ
トされている。頁2の他方のコピーは然る後両面トレー
108から給送された頁1の裏面にプリントされ、同様
に反転装置116を通して反転されて頁2を下に且つ頁
1を上にして(頁3の上)アウトプツトされている。こ
のようにして2枚のシートからなる頁1/2、3/4、
に適正に振り分けた両面コピーセツトが第2b図に示すよ
うに第二の循環の終了によつて与えられたのである。先
に述べたように、第2の循環の終了までに、望ましいバ
ツフアーセツト(この場合は2頁と4頁のシート)のみ
が通常の方法で行われる以降の複写のために両面トレー
108内に置かれているのである。
第三および引き続く総ての(最後を除く)ドキユメント
循環において(この回数は所望の選択されたコピー部数
によつて決まる)、総てのドキユメント頁が複写される
のである。このようにしてこの例においては、偶数頁
(2、4)が各ドキユメント循環において1回複写さ
れ、両面トレー108内に置かれ、奇数頁(3、1)は
先行せる循環において両面トレー内に置かれた偶数の頁
の裏面にコピーが行われるのである。このようにして得
られた完成せる両面コピーシートは最後にプリントされ
た頁(奇数頁)を上にして、即ち反転装置116で反転
する必要なくアウトプツトされるのである。このように
第二の循環を除く総ての複写サイクルにおいて交番の
(反転させない)出口通路I′が使用されるのである。
更に、前記特許に記載されているように、最後のドキユ
メント循環においては、最後の両面コピーセツトを作る
ために両面トレーから給送された偶数頁(この場合)の
シートに対して奇数頁を複写することで、バツフアーセ
ツトが無くされる(交換されない)のである。
もし上述の例において4枚の代わりに3枚のオリジナル
ドキユメントであつたとすれば、ドキユメントが奇数と
の最初の仮定は正しくなる。これによりこの例とする複
写手順では第一の循環において両面トレー108内にN
−1の即ち偶数頁2のバツフアーシートのみ置くことに
なる。また仮定が正しいことから、同様に循環が繰り返
されるのである。N番目の奇数頁、ここでは頁3が第一
の循環で複写されない。第二の循環および以降の総ての
循環において、頁3はトレー106から給送された白紙
シートに複写されるのであり、両面トレー108からの
シートに対してではない。何故ならば、これは片面シー
トであることがわかつているからである。頁1のみがバ
ツフアートレーとしての両面トレー108から給送され
た頁2の裏面に複写され、完全なコピーセツトを作成す
るのである。このことはこの複写手順における仮定の望
ましいことを主張している。何故ならば、そうでなけれ
ば頁3は第一の循環において望ましくなくとも複写され
てしまい、バツフアートレー108内に置かれてしまう
からである。
上述で示したように、この高生産性システムにおける第
一の循環に関しての好ましいドキユメント複写手順の仮
定はN−1、N−3、N−5、……である。即ち、最後
の1つ前を複写し、引続き1つ置きでドキユメントを複
写することである。この方法によれば、例え最後の(N
番)のドキユメントが奇数であるとした場合、実際に奇
数または偶数のドキユメントであるか否かに関係なく第
一の循環において複写されることはない。この好ましい
手順により、もし実際のドキユメント数が偶数であつた
とすれば、第一の循環の終了時において両面トレー内に
奇数頁があることになる。しかしこれは望まれるならば
上述したように第二の循環修正方法によつて変更でき
る。もし実際のドキユメント数が奇数であつたとすれ
ば、この好ましい複写手順によつて両面トレー内にはN
−1、N−3、N−5……が置かれるのである。しかし
何れの場合にも、第一の循環ではN番のドキユメント頁
は複写されず、N番の奇数のシートがバツフアートレー
108内に決して置かれることはないのである。
ここに説明した複写機およびドキユメントハンドラーユ
ニツトは操作者の作業を最少にして広範囲のオリジナル
ドキユメントセツトを自動処理できるのである。典型的
な作業においては、作業者は複写すべきドキユメントセ
ツトをRDH20の頂部の開口せる載置トレー22内へ
下ろし、コントローラ100のスイツチにより作成すべ
き望みのコントローラ部数をプログラムし、もし片面で
なく両面のオリジナルが載置されたのであればこれを指
示せしめ、選択が備えられているならば(コントローラ
100に接続せるスイツチを押して)両面と片面とを選
択し、そしてコントローラに備えた通常の「スタートプ
リント」ボタンを押して複写運転の手順を開始する。詰
まりが生じた場合以外は事前振り分けしたセツトを得る
ために複写機およびドキユメントハンドラーに操作者が
触れる必要性は通常は全くないのである。唯一の制約
は、特別の(配向が制限される)コントローラシートを
使用する場合に、これらのシートは補助トレー107に
置かれるべきであつて、主トレー106に置かれるので
はなく、またトレー107からの給送は複写運転毎に操
作者によつてスイツチ200及び線201を介して選択
されるべきであるということである。そうでなければ、
コントローラ100によつて主トレー106からの給送
に自動的に選択されてしまうのである。
ここに説明したNから1までの片面ドキユメント/両面
コピーの事前振り分け複写装置が好ましいが、この実施
例は1つの実施例であつて、特許請求の範囲に記載した
範囲から逸脱することなく当業者がこの教示によつて様
々な変更、変化、変形或いは改善をなしえることは、明
白となろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する例とせる複写機および例とせ
る再循環ドキユメントハンドラーの概略側面図。 第2aおよび第2b図は第1図の装置でNから1までの順に
片面/両面事前振り分け複写するドキユメントおよびコ
ピー通路および頁位置を示す概略図であり、1つの特別
な例として4頁(4シート)の片面ドキユメントセツト
の場合の第一の循環の終了時(第2a図)および第二の循
環終了時(第2b図)のドキユメントセツトの循環渋滞を
示す概略図。 10……複写機 20……ドキユメントハンドラー 22……トレー 23……像形成ステーシヨン 24、26……センサー(スイツチ) 40、42……ローラー 54、58……通路 60……偏向ゲート 100……コントローラ 106、107……トレー 108……両面トレー 112……転写ステーシヨン 114……フユーザー 116……反転装置 120……偏向ゲート 122……取出しトレー 128……出口通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写機上で一組の片面原稿シートを逆順に
    複数回循環させ該一組の片面原稿シートを複写して複数
    組の両面コピーシートを得る方法であって、一組の片面
    原稿シートから丁合済みの複数組の両面コピーシートを
    得るように両面複写の選択を行ない、一組の片面原稿シ
    ートの前記複数回の循環のうちの最初の循環において一
    組の片面原稿中の片面原稿シートの枚数が奇数であるか
    偶数であるかを決定すべく片面原稿シートの枚数の計数
    を行なって、前記両面複写の選択に基づいて両面複写を
    制御する、一組の片面原稿シートの両面複写方法におい
    て、 一組の片面原稿中の片面原稿シートの実際の枚数の前記
    計数の前で且つ片面原稿シートの枚数が実際は奇数であ
    るか偶数であるかについての前記決定の前に、片面原稿
    シートの枚数が奇数であるか偶数であるかについて初期
    仮定しておき、この初期仮定が正しいという前提で正順
    にみて奇数枚目または偶数枚目のうちのいずれか一方に
    相当することになる原稿シートのみを原稿シートの最初
    の循環の際複写しようとするように複写機をプリセット
    しておくこと、 前記プリセット及び前記両面複写の選択に基づいて、一
    組の片面原稿中の片面原稿シートの枚数の計数が完了す
    る前である前記最初の循環の際、一組の片面原稿シート
    のうちの一枚おきの原稿シートを自動的に複写するこ
    と、 前記最初の循環の終りにおいて原稿シートの枚数が奇数
    であるか偶数であるかを実際に決定すべく、該最初の循
    環の間原稿シートを複写している際、前記一組の原稿シ
    ートの枚数を計数すること、 その後、一組の原稿シートの第二回目の循環の際、該一
    組の原稿シートの枚数が奇数であるか偶数であるかにつ
    いての前記計数及び実際の決定に基づいて、原稿枚数
    が奇数か偶数かの実際の決定と前記プリセット段階での
    初期仮定とが対応しない場合は両面複写の仕方を正すべ
    く、最初の循環において複写した前記一枚おきの原稿シ
    ートとは別の一枚おきの原稿シートの内容のみを、二
    回、即ち二枚のコピー用紙に対して、自動的に複写し、
    原稿枚数が奇数が偶数かの実際の決定と前記プリセッ
    ト段階での初期仮定とが対応する場合はすべての原稿シ
    ートを自動的に複写すること、並びに その後、複写のための原稿シートの循環の際、すべての
    原稿シートの内容を複写すること からなり、 前記第二回目の循環の際各原稿シートを二度複写するこ
    とにより形成される二枚のコピーのうちの一方のコピー
    は最初の循環の際一方の面に複写したコピー用紙の裏側
    に形成され、前記二枚のコピーのうちの他方のコピーは
    前記一組の原稿の次の循環の際すべての原稿シートの両
    面複写を行ない得るような片面に複写済みのコピー用紙
    のバッファの組を生成するように新たなコピー用紙に形
    成される複写方法。
  2. 【請求項2】前記最初の循環の際における原稿シートの
    複写は、前記最初の循環においては、一組の原稿シート
    のうちの正順に見て最後の奇数枚目の原稿シートの複写
    を避けるように、正順に見て最後から二番目の原稿シー
    トを複写しその後前記逆順に一枚おきに原稿シートを複
    写するものである特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】原稿シートの枚数が奇数か偶数かにかかわ
    らず前記バッファの組のコピーシートが正順に見て偶数
    枚目の原稿シートのコピーになるように、前記プリセッ
    トは、正順に見て偶数枚目の原稿シートを前記最初の循
    環において複写しようとするものである特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。
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