JPH0641877B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置

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JPH0641877B2
JPH0641877B2 JP61125490A JP12549086A JPH0641877B2 JP H0641877 B2 JPH0641877 B2 JP H0641877B2 JP 61125490 A JP61125490 A JP 61125490A JP 12549086 A JP12549086 A JP 12549086A JP H0641877 B2 JPH0641877 B2 JP H0641877B2
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈本発明の産業上の利用分野〉 本発明は、複数のホッパに収容された被計量物を設定量
分組合せて集合排出する組合せ計量装置に関する。
〈従来技術〉(第4図) 菓子や果物等のように個々にバラツキのある被計量物を
設定量分だけ効率よくまとめるために従来より組合せ計
量装置が用いられている。
この種の組合せ計量装置では、被計量物の組合せ数が多
い程、高精度な組合せが得られ、組合せ排出動作の処理
効率を高くできることから、第4図に示すように構成さ
れた組合せ計量装置がある。
すなわち、複数の計量ホッパ1-1〜1-nに収容された被
計量物は、それぞれの計量器2-1〜2-nによって計量さ
れ、この計量信号に基づく被計量物の重量値が制御部3
において記憶された後、各計量ホッパ1-1〜1-n毎に2
個ずつ設けられたメモリホッパ4-1〜4-n、5-1〜5-n
のうち、例えば左側のメモリホッパ4-1〜4-nに排出収
容される。空になった計量ホッパ1-1〜1-nには、次の
被計量物が収容されて、前記同様に収容された被計量物
の重量値が記憶され、右側のメモリホッパ5-1〜5-n
排出収容される。
排出されて空になった計量ホッパ1-1〜1-nには、さら
に次の被計量物が収容され、計量される。
制御部3は、このメモリホッパ4-1〜4-n、5-1〜5-n
に収容された被計量物の重量値と各計量ホッパ1-1〜1
-nに収容されている被計量物の計量値とに基づいて、組
合せ演算を行ない、設定重量に対する最適組合せを選定
し、この選定された被計量物を排出させる。
なお、計量ホッパに収容されている被計量物の計量値
は、対応するメモリホッパに収容された被計量物の重量
値に組合せられた状態で組合せ演算に参加されるため、
計量ホッパの被計量物が組合せ選定されるとき、対応す
る少なくとも一方のメモリホッパの被計量物も同時に組
合せ選定されて、計量ホッパの被計量物とともに排出さ
れることになる。
メモリホッパから排出された被計量物及びメモリホッパ
を介して計量ホッパから排出された被計量物は、集合シ
ュート6を介してひとまとめに排出され、例えば包装さ
れる。なお、この間にも、排出されて空になったメモリ
ホッパには、計量された次の被計量物が収容され、空に
なった計量ホッパにも被計量物が収容されて、上記同様
の組合せ排出動作が繰返されていく。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記のような組合せ計量装置の動作中
に、計量ホッパへの被計量物の供給状態が大きく変動し
た場合(例えば、生産の終了間際に被計量物の供給量が
極端に減少した場合など)、すべてのメモリホッパ及び
計量ホッパに被計量物が収容されていても設定重量に対
する最適組合せが選定できずに計量動作が停止してしま
う。
このような状態になると、従来は、メモリホッパ及び計
量ホッパ内の被計量物を供給ラインに戻したり、計量ホ
ッパに供給される被計量物の供給量を手動などによって
調整するなど、計量動作を再開させるために非常に繁雑
な作業が必要であった。
このような問題を解決するための従来技術として、例え
ば、特開昭58−190725号には、全計量機のうち
選択された一定台数以下の計量機の計量データを組合せ
て、設定値に最も近い組合せを求め、この組合せ合計値
が設定許容範囲以下のときに、その選択された一定台数
の計量機のなかで計量データの小さい計量機に物品を追
加投入して、組合せ選定に参加する計量データの値を変
更する技術が示されている。
しかしながら、この技術では、計量機にすでに収容され
ている物品に、未知重量の物品を追加投入しているた
め、たとえ、計量機にすでに収容されている物品の計量
データが他の計量データより小さくても、追加投入後の
物品の合計重量が過重量になってしまい、以後の組合せ
に参加できない計量機が発生するという問題がある。
また、運転の開始時や終了時のように各計量機への物品
の供給状態に大きな偏りがあって、一部の特定の計量機
にのみ物品が供給されている場合には、空の計量機に対
する空投入が無駄に繰返されるという問題があった。
〈本発明の目的〉 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、設定量
に対する被計量物の最適組合せが得られないことによる
計量動作の停止が発生せず、しかも、過重量ホッパを発
生することなく、無駄な追加投入のない組合せ計量装置
を提供することを目的としている。
〈本発明の一実施例〉(第1〜2図) 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図及び第2図は、この発明の一実施例を示し、第1
図は組合せ計量装置の機構部の概略構成図、第2図は制
御部の概略構成図である。
第1図において、11は、被計量物を順次円形フィーダ
12へ供給する供給器である。円形フィーダ12の周縁
部下方には、N個の中間ホッパ14-1〜14-nが円形に
配置され、それぞれフィーダ13-1〜13-nを介して被
計量物が供給される。
中間ホッパ14-1〜14-nの下方には、それぞれ計量ホ
ッパ16-1〜16-nが配置されている。中間ホッパ14
-1〜14-nに供給された被計量物は、中間ホッパ14-1
〜14-nの排出ゲート15-1〜15-nを開くと、それぞ
れ対応する計量ホッパ16-1〜16-nに収容される。
計量ホッパ16-1〜16-nには、それぞれ計量器17-1
〜17-nが設置されている。計量器17-1〜17-nは、
計量ホッパ16-1〜16-nに収容された被計量物を計量
し、その計量値を出力する。
計量ホッパ16-1〜16-nには、それぞれ独立した2個
ずつの排出ゲート18-1〜18-n、19-1〜19-nが設
けられており、計量ホッパ16-1〜16-nの下方には、
それぞれ2個ずつのメモリホッパ20-1〜20-n、21
-1〜21-nが設置されている。計量ホッパ16-1〜16
-nに収容された被計量物は、排出ゲート18-1〜1
-n、19-1〜19-nの一方側を開くと、対応する一方
側のメモリホッパへ落下収容される。
メモリホッパ20-1〜20-n、21-1〜21-nの下方に
は、集合シュート24が設置されている。メモリホッパ
20-1〜20-n、21-1〜21-nに収容された被計量物
は、それぞれの排出ゲート22-1〜22-n、23-1〜2
-nを開くと、集合シュート24に落下する。
集合シュート24の下方には、包装機26が設置されて
いる。集合シュート24の底部には、一定時間毎に、あ
るいは包装機26とのタイミングを合わせて開くタイミ
ングホッパ25が設けられている。
一方、制御部では、前記計量器17-1〜17-nからの各
計量値がそれぞれ各記憶演算回路27-1〜27-nに送出
される。記憶演算回路27-1〜27-nは、第2図に示す
ように構成されており、各計量ホッパ16-1〜16-n
収容された被計量物の重量値を、その被計量物を排出し
て収容するメモリホッパに対応させて記憶し、この記憶
値と、次に計量ホッパに収容された被計量物の重量値と
を加算し、この加算結果が所定重量以下のとき、この加
算重量を追加投入ホッパ選定回路48へそれぞれ出力す
る。
第2図において、28-1〜28-nは、計量ホッパ16-1
〜16-nに収容され計量された後、一方側(例えば左
側)のメモリホッパ20-1〜20-nに排出収容された被
計量物の重量値を記憶する重量記憶器、29-1〜29-n
は、一方側のメモリホッパ20-1〜20-nに収容された
被計量物が組合せ選定されて排出される際にONして、
重量記憶器28-1〜28-nの記憶内容を“0”にリセッ
トするためのスイッチである。
30-1〜30-nは、重量記憶器28-1〜28-nの記憶値
と計量器17-1〜17-nからの計量値とを加算して加算
結果を出力する加算器、31-1〜31-nは、加算器30
-1〜30-nからの加算出力を記憶して、この記憶値を出
力する加算値記憶器である。
32-1〜32-nは、計量ホッパ16-1〜16-nの一方側
の排出ゲート18-1〜18-nが開いて被計量物がメモリ
ホッパ20-1〜20-nに排出収容されるときONして、
加算値記憶器31-1〜31-nの記憶値を重量記憶器28
-1〜28-nに記憶させるスイッチである。
33-1〜33-nは、後述する基準値設定器47からの基
準値と、加算値記憶器31-1〜31-nの記憶値とを比較
して、基準値より記憶値の方が小さいとき“L”レベ
ル、また、逆に基準値より記憶値の方が大きいとき、
“H”レベルを出力する比較器である。
34-1〜34-nは、計量ホッパ16-1〜16-nに被計量
物が収容されてなく、計量器17-1〜17-nからの計量
値が“0”のとき“H”レベル、“0”以外のとき
“L”レベルを出力する零検出器、35-1〜35-nは、
比較器33-1〜33-n出力と、零検出器34-1〜34-n
出力との論理和をとり、スイッチ36-1〜36-nを駆動
するオア回路である。
スイッチ36-1〜36-nは、オア回路35-1〜35-n
出力が“L”レベルのときONして、加算値記憶器31
-1〜31-nの記憶値を追加投入ホッパ選定回路48に送
出させ、オア回路36-1〜36-nの出力が“H”レベル
のとき、記憶値の送出を禁止する。
なお、上記構成は、他方側のメモリホッパ21-1〜21
-nについても全く同様に構成されている。
即ち、38-1〜38-nは、他方側のメモリホッパ21-1
〜21-nの排出ゲート23-1〜23-nが開かれるときO
Nするスイッチ39-1〜39-nによって、その記憶内容
が“0”にリセットされ、各メモリホッパ21-1〜21
-nに収容された被計量物の重量値を記憶する重量記憶
器、40-1〜40-nは、重量記憶器38-1〜38-nの記
憶値と、計量器17-1〜17-nからの計量値を加算する
加算器である。
41-1〜41-nは、加算器40-1〜40-nからの加算結
果を記憶する加算値記憶器、42-1〜42-nは、計量ホ
ッパ16-1〜16-nから他方側のメモリホッパ21-1
21-nに被計量物が排出収容されるときにONして、加
算値記憶器41-1〜41-nの記憶値を重量記憶器38-1
〜38-nに記憶させるスイッチである。
43-1〜43-nは、基準値と加算値記憶器41-1〜41
-nの記憶値とを比較する比較器、45-1〜45-nは、比
較器43-1〜43-nの比較出力と零検出器34-1〜34
-nの出力との論理和をとり、スイッチ46-1〜46-n
制御するオア回路である。
スイッチ46-1〜46-nは、オア回路45-1〜45-n
出力が“H”レベルのときONして、加算値記憶器41
-1〜41-nの記憶値を追加投入ホッパ選定回路48に送
出する。
47は、所定の基準値(例えば、被計量物の組合せ設定
重量値)が設定された基準値設定器であり、この基準値
は、各記憶演算回路27-1〜27-nの比較器33-1〜3
-n、43-1〜43-nへ出力されている。
48は、追加投入信号Aが入力されると、各記憶演算回
路27-1〜27-nのスイッチ36-1〜36-n、46-1
46-nを介して入力される加算値記憶器31-1〜3
-n、41-1〜41-nからの記憶値のうち、最小の記憶
値に対応するメモリホッパを選定して、この選定された
メモリホッパに対応する計量ホッパから被計量物を追加
投入させるための選定信号を出力する追加投入ホッパ選
定回路である。この追加投入ホッパ選定回路48は、例
えば、最小値を検出する動作がプログラムされたマイク
ロコンピュータ等によって構成されている。
49は、追加投入ホッパ選定回路48からの選定信号に
対応する計量ホッパの排出ゲートを開いて、被計量物を
メモリホッパに追加投入させる排出供給制御装置であ
る。この排出供給制御装置49は、上記追加投入動作と
ともに、後述する組合せ選定回路50からの組合せ選定
信号に対応するメモリホッパの排出ゲートを開き、空の
メモリホッパに対応する計量ホッパの排出ゲートを開
き、さらに、空になった計量ホッパに対応する中間ホッ
パの排出ゲートを開き、中間ホッパに対応するフィーダ
を駆動させて被計量物の排出供給動作を制御している。
一方、各記憶演算回路27-1〜27-nの各重量記憶器2
-1〜28-n、38-1〜38-nの記憶値及び計量器17
-1〜17-nからの計量値は、組合せ選定回路50、検出
回路51及び比較回路52へ送出されている。
組合せ選定回路50は、組合せ要求信号Bが入力される
毎に、各重量記憶器28-1〜28-n、38-1〜38-n
記憶値及び計量器17-1〜17-nの計量値に基づいて、
各メモリホッパ毎の被計量物の各単独重量と、メモリホ
ッパに収容されている被計量物に該メモリホッパに対応
する計量ホッパ内の計量済み被計量物の重量を加えた組
合せ重量とを用いたすべての組合せ演算を行ない、この
組合せ重量が所定重量範囲内で被計量物の設定重量に最
も近い組合せを選定して、この組合せに対応する選定信
号を前記排出供給制御装置49に送出し、設定重量に対
する組合せ重量が得られないとき、組合せ不能信号をア
ンド回路53、54へ出力する。
検出回路51は、この実施例の第1の検出手段であり、
組合せ要求信号Bが入力される毎に各重量記憶器28-1
〜28-n、38-1〜38-nからの記憶値および計量器1
-1〜17-nからの計量値を受けて、このすべての記憶
値及び計量値が“0”でないとき(即ち、すべての計量
ホッパ16-1〜16-n及びメモリホッパ20-1〜2
-n、21-1〜21-nに被計量物が収容されていると
き)“H”レベル、記憶値及び計量値のうち、いずれか
が“0”のとき、“L”レベルをアンド回路53に出力
する。
従って、アンド回路53の出力は、すべての計量ホッパ
16-1〜16-n及びメモリホッパ20-1〜20-n、21
-1〜21-nに被計量物が収容されていて、被計量物の設
定重量に対する組合せが得られていないときのみ“H”
レベルとなる。
比較回路52は、後述するアンド回路54、インバータ
55、カウンタ57、比較器58および制限値設定器5
9とともに、この実施例の第2の検出手段を構成するも
のであり、組合せ要求信号Bが入力される毎に、いずれ
のメモリホッパに被計量物が収容されているかを検出し
て記憶し、前回記憶されたメモリホッパ群と、今回検出
されたメモリホッパ群とが一致する場合、“H”レベ
ル、一致しない場合“L”レベルをアンド回路54及び
インバータ55へ出力する。
従って、アンド回路54の出力は、前回の組合せ選定時
に被計量物を収容していたメモリホッパ群と、今回の組
合せ選定時に被計量物を収容しているメモリホッパ群と
が一致して、被計量物の設定重量に対する組合せが得ら
れない場合のみ“H”レベルとなる。
アンド回路53の出力はオア回路56に出力され、一方
のアンド回路54の出力は、カウンタ57へ出力されて
いる。カウンタ57は、アンド回路54からの出力をカ
ウントして出力し、インバータ55の出力によってリセ
ットされる。
カウンタ57出力は、比較器58に入力されており、比
較器58では、所定の制限値(例えば、“3”)が設定
された制限値設定器59からの出力と、カウンタ57の
出力値とを比較して、カウンタ57出力が制限値以上に
なると、“H”レベルをオア回路56に出力する。
オア回路56の“H”レベル出力は、追加投入信号Aと
して、前記追加投入ホッパ選定回路48を起動させる。
〈上記実施例の動作〉 次に上記実施例の動作について説明する。
予め、すべての中間ホッパ14-1〜14-n計量ホッパ1
-1〜16-n及びメモリホッパ20-1〜20-n、21-1
〜21-nには、被計量物が収容されていないとすると、
排出供給制御装置49によって各フィーダ13-1〜13
-nが駆動され、供給器11より円形フィーダ12を介し
て供給された被計量物が、中間ホッパ14-1〜14-n
供給され、各排出ゲート15-1〜15-nが開いて、各計
量ホッパ16-1〜16-nへそれぞれ収容される。
計量ホッパ16-1〜16-nに収容された被計量物は、計
量器17-1〜17-nによって計量され、収容された被計
量物に対応する計量値が、それぞれ記憶演算回路27-1
〜27-nへ送出される。
記憶演算回路27-1〜27-nの加算器30-1〜30-n
40-1〜40-nに入力された各計量値は、重量記憶器2
-1〜28-n、38-1〜38-nの記憶値(この場合
“0”)と加算されて、各加算値記憶器31-1〜3
-n、41-1〜41-nへ記憶される。
なお、このとき、すべての計量ホッパ16-1〜16-n
は、被計量物が収容されているから、零検出器34-1
34-n出力は、“L”レベル、比較器33-1〜33-n
43-1〜43-n出力は、“L”レベルとなり、スイッチ
36-1〜36-n、46-1〜46-nはONするが、追加投
入信号Aが入力されるまでは、追加投入ホッパ選定回路
48は動作しない。
計量ホッパ16-1〜16-nに収容された被計量物は、排
出供給制御装置49によって、一方側(例えば左側)の
排出ゲート18-1〜18-nが開かれて、それぞれ左側の
メモリホッパ20-1〜20-nへ収容される。
この収容動作に伴って、各記憶演算回路27-1〜27-n
のスイッチ32-1〜32-nがONするため、加算値記憶
器31-1〜31-nに記憶された記憶値は、左側メモリホ
ッパに収容された被計量物の重量値として、それぞれ重
量記憶器28-1〜28-nに記憶される。
空になった計量ホッパ16-1〜16-nには、中間ホッパ
14-1〜14-nから次の被計量物が収容されて、各計量
器17-1〜17-nからの計量値が加算器30-1〜3
-n、40-1〜40-nに出力される。
一方側の加算器30-1〜30-nでは、重量記憶器28-1
〜28-nに記憶された被計量物の重量値と計量値が加算
され、それぞれ加算値記憶器31-1〜31-nに記憶され
る。
また、他方側の加算器40-1〜40-nでは、重量記憶器
38-1〜38-nの記憶値(この場合“0”)と計量値が
加算されて、それぞれ加算値記憶器41-1〜41-nに記
憶される。
計量ホッパ16-1〜16-nに収容された被計量物は、排
出供給制御装置49によって、他方側(右側)の排出ゲ
ート19-1〜19-nが開かれ、右側メモリホッパ21-1
〜21-nにそれぞれ収容される。
このとき、各記憶演算回路27-1〜27-nのスイッチ4
-1〜42-nがONするため、加算値記憶器41-1〜4
-nに記憶された記憶値は、右側メモリホッパ21-1
21-nに収容された被計量物の重量値として、重量記憶
器38-1〜38-nにそれぞれ記憶される。
また、この間にも、フィーダ13-1〜13-nより各中間
ホッパ14-1〜14-nに供給された被計量物が、空にな
った計量ホッパ16-1〜16-nに収容されて、この各計
量値が、それぞれ加算器30-1〜30-n、40-1〜40
-n及び組合せ選定回路50に送出される。
各重量記憶器28-1〜28-n、38-1〜38-nの記憶値
は、計量器17-1〜17-nからの各計量値とともに組合
せ選定回路50に送出され、組合せ要求信号Bが入力さ
れると、所定範囲内で被計量物の設定重量に最も近い組
合せ重量の組合せが選定される。
この組合せ選定で、例えば計量ホッパ16-1に収容され
ている被計量物と、メモリホッパ20-1に収容されてい
る被計量物とが組合せに選定されたとすると、これらの
ホッパに対応する組合せ選定信号が排出供給制御装置4
9に送出される。
排出供給制御装置49では、この組合せ選定信号を受け
て、選定されたホッパの排出ゲート18-1、22-1を開
く。
この結果、第3図に示すように、組合せに選定された計
量ホッパ16-1の被計量物は、同じく組合せ選定された
メモリホッパ20-1の被計量物とともに集合シュート1
9へ落下し、他の組合せ選定された被計量物とともにタ
イミングホッパ25にまとめられ、包装機26によって
包装される。
このとき、記憶演算回路27-1のスイッチ29-1がON
して、重量記憶器28-1の記憶値が“0”にリセットさ
れる。
この排出動作の間にも、空になった計量ホッパには、中
間ホッパから被計量物が収容されて、空になったメモリ
ホッパへ被計量物が収容され、収容された被計量物の重
量値は、上記同様に、収容されたメモリホッパに対応す
る重量記憶器に記憶され、次の組合せ選定動作がなされ
る。
以下同様にして、組合せ要求信号Bの入力毎に、被計量
物の組合せ排出動作が繰り返される。
ここで例えば、フィーダ13-1〜13-nから供給される
被計量物の供給量が極端に変動して小さくなった場合、
組合せ選定回路50において、所定範囲内で被計量物の
設定重量に最も近い組合せ重量が得られなくなると、組
合せ選定回路49から“H”レベルの組合せ不能信号が
アンド回路53、54に出力される。
このとき、すべての計量ホッパ16-1〜16-n及びメモ
リホッパ20-1〜20-n、21-1〜21-nに被計量物が
収容されていると、検出回路51出力が“H”レベルと
なって、アンド回路53出力が“H”レベルとなり、オ
ア回路56により追加投入信号Aが追加投入ホッパ選定
回路に入力される。
このとき、各記憶演算回路27-1〜27-nでは、被計量
物が収容されている計量ホッパの計量値と、その計量ホ
ッパに対応する左右のメモリホッパに収容された被計量
物の重量値との加算値が、それぞれ基準値設定器47の
基準値と比較されて、基準値より小さい加算値のみが追
加投入ホッパ選定回路48に入力されている。
従って、追加投入ホッパ選定回路48では、追加投入信
号Aが入力されたとき、入力される加算値のうち、最小
の加算値が検出され、この最小加算値に対応するメモリ
ホッパが選定され、選定信号が排出供給制御装置49に
送出される。
ここで、例えば、加算値記憶器31-1の加算値が最小加
算値として選定されると、追加投入ホッパ選定回路48
から選定信号を受けた排出供給制御装置49によって、
この選定されたメモリホッパ20-1に対応する計量ホッ
パ16-1の排出ゲート18-1が開かれ、計量ホッパ16
-1内の被計量物がメモリホッパ20-1に追加投入され
る。
このとき、スイッチ32-1がONして、最小加算値をも
つ加算値記憶器31-1の記憶値は、追加投入されたメモ
リホッパ20-1内に収容されている被計量物の重量値と
して、重量記憶器28-1に記憶される。
空になった計量ホッパ16-1には、中間ホッパ14-1
り新たな被計量物が収容され、この計量値が、重量記憶
器28-1の記憶値とともに組合せ選定回路50に送出さ
れる。
これによって、組合せ選定回路50による組合せ選定動
作が開始され、この組合せ選定動作による組合せが得ら
れると、前記同様に組合せ選定された計量ホッパ及びメ
モリホッパから被計量物が排出されて、集合シュート2
4及びタイミングホッパ25を介して、包装機26へ排
出される。
また、この組合せ選定回路50による組合せが得られな
いと、追加投入信号Aが追加投入ホッパ選定回路48に
再び送出され、前記同様に、選定されたメモリホッパに
被計量物が追加投入されて、空になった計量ホッパに新
たに収容された被計量物の計量値が組合せ選定回路50
に送出され、組合せ選定動作がなされる。
また、生産終了間際のように、円形フィーダ12からの
被計量物が各フィーダ13-1〜13-nに均等に供給され
ずに、偏って供給されてくると、特定のメモリホッパ群
のみに被計量物が収容されることになる。
このような状態で組合せ選定動作による被計量物の最適
組合せが、制限値の3回続けて得られない場合、比較器
58よりオア回路56を介して追加投入信号Aが追加投
入ホッパ選定回路48に送出され、これら特定のメモリ
ホッパのいずれかに対して前記同様の追加投入がなされ
た後、再度組合せ選定動作がなされる。
以上のようにして、所定範囲内で設定重量に近い組合せ
重量が得られるまで、追加投入がなされ組合せ排出動作
が継続する。
〈本発明の他の実施例〉 なお、上記実施例では、被計量物の重量値に基づいて、
組合せ選定及び追加投入ホッパの選定を行なっていた
が、これは重量値だけでなく、重量値より得られた個数
値、あるいは、重量値と個数値に基づいて上記選定を行
なうようにしてもよい。
また、上記実例では、計量ホッパに収容された被計量物
の計量値とメモリホッパに収容されている被計量物の重
量値との加算値を比較して、最小の加算値に対応するメ
モリホッパに被計量物を追加投入していたが、これは、
最小の加算値に限定されるものではなく、例えば、最大
の加算値でも、その中間の加算値でもよく、また、複数
のメモリホッパに同時に被計量物を追加投入してもよ
い。
また、上記実施例では、基準値設定器47の基準値を被
計量物の設定重量値としていたが、これは、設定重量以
下の値を設定してもよく、また、計量器の計量限界値な
どでもよい。
なお、本発明は上記実例の回路構成のみに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
応用が可能である。
〈本発明の効果〉 以上説明したように、本発明の組合せ計量装置は、計量
ホッパ及びメモリホッパに収容されている被計量物の組
合せの選定で設定量に対する最適組合せが得られない場
合、メモリホッパに収容されている被計量物の重量とこ
のメモリホッパに対応する計量ホッパ内の計量済み被計
量物の重量との加算値が所定の基準値以下となるものの
なかで所定条件を満すメモリホッパに対して、計量ホッ
パから計量済みの被計量物を追加投入し、新たな被計量
物をその計量ホッパに収容して計量した後、組合せ選定
を行ない、前記設定量に対する最適組合せを得るように
している。
このため、追加投入後のメモリホッパ内の物品重量が過
重量となることがなく、組合せに参加できないメモリホ
ッパを発生せずに済む。
また、すべてのメモリホッパに被計量物が収容されてい
るときの他に、供給状態の偏りによって一部の特定のメ
モリホッパにのみ被計量物が収容されている状態で、最
適な組合せが連続して所定回数選定できないときに、追
加投入を行なっているので、無駄な追加投入をしないで
済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す概略図、第2図は、
一実施例の制御部を示すブロック図、第3図は、一実施
例の動作を示す概略図、第4図は、従来の組合せ計量装
置を示す概略図である。 16-1〜16-n……計量ホッパ、17-1〜17-n……計
量器、20-1〜20-n、21-1〜21-n……メモリホッ
パ、27-1〜27-n……記憶演算回路、28-1〜28-n
……重量記憶器、30-1〜30-n……加算器、31-1
31-n……加算値記憶器、33-1〜33-n……比較器、
38-1〜38-n……重量記憶器、40-1〜40-n……加
算器、41-1〜41-n……加算値記憶器、43-1〜43
-n……比較器、47……基準値設定器、48……追加投
入ホッパ選定回路、49……供給排出制御装置、50…
…組合せ選定回路、51……検出回路、52……比較回
路、57……カウンタ、58……比較器、59……制限
値設定器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被計量物を収容する複数の計量ホッパと、 該複数の計量ホッパに収容された被計量物の重量をそれ
    ぞれ検出する複数の計量器と、 前記複数の計量ホッパ毎に1個あるいは複数個ずつ設け
    られ、対応する計量ホッパから選択的に排出される計量
    済みの被計量物をそれぞれ収容する複数のメモリホッパ
    と、 前記複数のメモリホッパにそれぞれ対応して設けられ、
    前記計量器の計量値に基づいて、前記複数のメモリホッ
    パに収容されている被計量物の重量値をそれぞれ記憶す
    る複数の重量記憶器と、 被計量物が収容されている計量ホッパの計量器からの計
    量値と、該計量ホッパに対応するメモリホッパにすでに
    収容されている被計量物の重量値とをそれぞれ加算する
    演算手段と、 前記演算手段で算出された加算値のうち、所定の基準値
    以下の加算値を選択する加算値選択手段と、 前記複数の重量記憶器に記憶されている重量値および前
    記複数の計量器からの計量値を受けて、前記複数のメモ
    リホッパにすでに収容されている各被計量物の各単独重
    量およびメモリホッパに収容されている被計量物に該メ
    モリホッパに対応する計量ホッパ内の計量済み被計量物
    を加えた組合せ重量のなかから、設定量に等しいか近い
    最適組合せを選定し、該組合せに選定された被計量物を
    前記メモリホッパおよび前記計量ホッパから排出させる
    組合せ選定手段と、 前記複数の計量ホッパおよび前記複数のメモリホッパの
    すべてに計量済み被計量物が収容されている状態で、前
    記組合せ選定手段による最適組合せが選定できなかった
    ことを検出する第1の検出手段と、 前記複数のメモリホッパのうち一部の特定のメモリホッ
    パに計量済み被計量物が収容されている状態で、前記組
    合せ選定手段による最適組合せの選定が所定回数連続し
    てできなかったことを検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段または前記第2の検出手段からの検
    出信号を受けたとき、前記加算値選択手段からの加算値
    のうち、所定条件を満す加算値に対応するメモリホッパ
    を選定し、該選定されたメモリホッパに、対応する計量
    ホッパから計量済み被計量物を追加投入させる追加投入
    ホッパ選定手段とを備えた組合せ計量装置。
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