JPH0641617U - 浄水機能付き液体保温容器 - Google Patents

浄水機能付き液体保温容器

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JPH0641617U
JPH0641617U JP7760392U JP7760392U JPH0641617U JP H0641617 U JPH0641617 U JP H0641617U JP 7760392 U JP7760392 U JP 7760392U JP 7760392 U JP7760392 U JP 7760392U JP H0641617 U JPH0641617 U JP H0641617U
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JP
Japan
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water
time
water purification
filter
replacement
Prior art date
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Application number
JP7760392U
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Inventor
邦博 星加
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浄水フィルタの交換時期を適切に検出して報
知する。 【構成】 交換時期判断手段(マイクロコンピュータ)
12は、湯沸し時間、湯沸し回数、揚水ポンプ6の稼働
時間または揚水ポンプ6の稼働回数によって浄水フィル
タ9での通過流量を計測した値と、浄水フィルタ9の交
換時期に対応する通過水量に基づいて決定した設定値と
を比較して浄水フィルタ9の交換必要性を判断する。報
知手段10は、前記交換時期判断手段(マイクロコンピ
ュータ)12からの動作信号に基づいて使用者に浄水フ
ィルタ9の交換時期を報知する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気ポット、コーヒーメーカー等の浄水機能付き液体保温容器に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気ポット等の液体保温容器には、例えば、特開平4─22310号公報に記 載のように、湯沸し中に内容器内の液体を循環させる循環路に浄水フィルタを設 けたり、吐出路に浄水フィルタを設けたものがある。 このような浄水機能付き液体保温容器では、浄水フィルタの使用期間は製造者 側が一般的な使用状況を想定することで決定されており、使用者は交換時期を記 憶しておく必要がある。しかし、前記使用期間は通常約1年と長く、交換するの を忘れてしまうことが多い。このため、本体に使用開始時期を記入したシール等 を貼着しておくことが一般に行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記浄水フィルタの浄水機能はその使用頻度に左右される。したが って、前述のように一律に使用期間を決定していたのでは、浄水フィルタが浄水 機能を喪失する前に交換されたり、逆に既に浄水機能を喪失しているにも拘わら ず交換されないという問題が発生する。 本考案は前記問題点に鑑み、浄水フィルタの交換時期を適切に検出して報知す る浄水機能付き液体保温容器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、内容器内の水を、ヒータで加熱する一方、 揚水ポンプを駆動して流動させることにより、浄水フィルタで浄化し、外部に吐 出するようにした浄水機能付き液体保温容器において、浄水フィルタでの通過水 量を計測した値と、浄水フィルタの交換時期に対応する通過水量に基づいて決定 した設定値とを比較して浄水フィルタの交換時期を判断する交換時期判断手段と 、該交換時期判断手段からの動作信号に基づいて使用者に浄水フィルタの交換時 期を報知する報知手段とを設けたものである。
【0005】
【作用】
前記構成によれば、交換時期判断手段は、直接的に、あるいは、湯沸し時間、 湯沸し回数、揚水ポンプの稼働時間または揚水ポンプの稼働回数によって間接的 に浄水フィルタでの通過流量を計測し、計測した値と設定値とを比較して浄水フ ィルタの交換時期を判断する。報知手段は、前記交換時期判断手段からの動作信 号に基づいて使用者に前記浄水フィルタの交換時期を報知する。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の一実施例について添付図面に従って説明する。 図1は本考案に係る浄水機能付き液体保温容器を示し、容器本体1内には内容 器2が収容されている。 内容器2の下部には、湯沸し用ヒータ3および保温用ヒータ4が設けられてい る。また、内容器2の下部と容器本体1の注ぎ口1aとは揚水管5で連通されて いる。揚水管5の途中には、内容器2の下面近傍に揚水ポンプ6が設けられてい る。
【0007】 また、揚水管5の上方側は分岐して前記内容器2内に連通する浄水管7が接続 されており、この分岐点には流路変更弁8が設けられている。流路変更弁8は、 通常、浄水管7側に開口し、内容器2内の水が揚水管5から浄水管7を通過して 再び内容器2内に循環するようにしている。そして、揚水する場合にのみ注ぎ口 1a側に切り替えて外部にお湯を流出できるようになっている。また、前記浄水 管7の先端には取換可能に浄水フィルタ9が設けられている。 前記容器本体1の上部にはフィルタ交換表示ランプ(LED)10およびリセ ットスイッチ11が設けられ、その内側にはマイクロコンピュータ12が内蔵さ れている。
【0008】 図2は前記マイクロコンピュータ12による浄水機能付き液体保温容器の制御 回路図である。 図において、湯沸し用ヒータ3はリレーRyを介して電源13に接続されてい る。リレーRyはリレー駆動回路14を介してマイクロコンピュータ12の中央 処理装置(以下、CPUという)15に接続され、このCPU15からの動作信 号で接点を開閉するようになっている。
【0009】 保温用ヒータ4はトライアックTcを介して前記電源13に接続されている。 トライアックTcは抵抗R1およびトライアック駆動回路16を介してCPU1 5に接続されている。そして、CPU15から発せられた動作信号がトライアッ ク駆動回路16を介してトライアックTcに入力されれば、保温用ヒータ4が加 熱されるようになっている。
【0010】 電圧安定化回路は、コンデンサC1,C2、トランジスタTr、抵抗R2および ツェナダイオードZDで構成され、パワートランスPTを介して前記電源13に 接続されている。また、この電圧安定化回路はバックアップ電源17とともにC PU15のVDD、VSSにそれぞれ接続されている。 LED10およびリセットスイッチ11はCPU15の入出力ポートにそれぞ れ接続されている。また、CPU15の出力ポートにはモータ駆動回路18を介 して揚水ポンプ駆動用のモータ19が接続され、このモータ19を回転させるこ とにより前記揚水ポンプ6が駆動するようになっている。
【0011】 前記構成の液体保温容器では、通常、流路変更弁8は浄水管7側に切り替えら れており、湯沸し時には湯沸し用ヒータ3と保温用ヒータ4に通電されるととも に、揚水ポンプ6が駆動している。この揚水ポンプ6の駆動により、内容器2内 の水は揚水管5から浄水管7を通過して再び内容器2内に戻って循環し、循環中 は浄水管7の浄水フィルタ9を通過して浄化される。内容器2内の水が沸騰すれ ば、湯沸し用ヒータ3と保温用ヒータ4への通電が遮断される。その後、保温用 ヒータ4には内容器2内の水温が所定温度以下に低下する毎に通電され、これに より水温は一定に維持される。ここで、図示しないスイッチをオンすれば、前記 流路変更弁8が注ぎ口1a側に切り替えられるとともに、前記揚水ポンプ6が駆 動して、内容器2内のお湯が揚水管5を介して注ぎ口1aから外部に吐出される 。
【0012】 また、この液体保温容器では、交換時期判断手段を備えた前記マイクロコンピ ュータ12によって浄水フィルタ9の交換時期が検出,報知される。 以下、その動作について具体的に図3のフローチャートに従って説明する。 ステップS1では浄水時間(PT)を計測する。ただし、この浄水時間(PT) は直接計測しないで、湯沸し時間、すなわち湯沸し用ヒータ3への通電時間を計 測する。このように、湯沸し用ヒータ3への通電時間を計測しても、湯沸し時間 中は揚水ポンプ6によって内容器2内の水が揚水管5、浄水管7から浄水フィル タ9を通って循環しており、内容器2内の水量に対応して湯沸し時間が決まって いるので、結果として浄水時間(PT)を計測できることになる。
【0013】 ステップS2ではステップS1で計測した浄水時間(PT)を浄水フィルタ9 の以前の使用時間(FT)に加算する。そして、ステップS3で浄水フィルタ9 の使用時間(FT)、すなわち浄水時間(PT)の総計値が設定値(G)を越えて いるかどうかを判断する。この設定値(G)は、前記使用時間(FT)から推測 される浄水フィルタ9を通過する総水量が幾らになれば、この浄水フィルタ9の 交換が必要となるかを予め設定したものである。
【0014】 具体的に、この設定値(G)は次のようにして決定する。すなわち、2.2lの 水を沸かすために必要なヒータへの通電時間が15分とすれば、1l当たり6.28 分必要であると考えられる。これに対し、浄水フィルタ9は約3000lの水が通過 することにより浄水機能が失われることが実験結果から判明している。したがっ て、設定値(G)は6.82×3000=20460(分)とすればよいことになる。 そして、ステップS3で使用時間(FT)が設定値(G)を越えていれば、ス テップS4でLED10を点滅させて浄水フィルタ9の交換を指示し、越えてい なければLED10の点滅は行わない。
【0015】 ステップS5では、リセットスイッチ11がオンされたか否かによって浄水フ ィルタ9の交換の有無を判断する。交換された場合にはステップS6で使用時間 (FT)をリセットし(FT=0)、交換されなかった場合には前記ステップを繰 り返す。ただし、前記リセットスイッチ11に代えてマイクロスイッチ,センサ 等によって検出するようにしてもよく、また、誤操作されないように複数のスイ ッチを同時に押圧してリセットする構成としても構わない。
【0016】 なお、前記ステップS1では浄水時間として湯沸し用ヒータ3への通電時間を 計測するようにしたが、揚水ポンプ6を例えば内容器2内の水温が40℃から9 0℃まで上昇する間だけ駆動するようにした場合には、この時間を浄水時間とし て計測するようにするのが好ましい。 また、前記ステップS3では使用時間(FT)が設定時間(G)を越えるかど うかで浄水フィルタ9の交換時期を判断するようにしたが、ステップS2で設定 時間(G)から使用時間(FT)を減じることにより、ステップS3ではその値 が0になっているかどうかを判断するようにしてもよい。
【0017】 前記実施例では、浄水フィルタ9の交換時期を湯沸し時間で推測するようにし たが、通常、湯沸しは内容器2内を満水状態にしてから行われるため、湯沸し回 数で推測するようにしてもよい。これによれば、湯沸し回数から浄水時間(PT )が分かり、浄水フィルタ9での通過水量を推測した値を算出できるので、その 交換時期を推測することが可能となる。
【0018】 前記浄水フィルタ9の交換時期は揚水ポンプ6の稼働時間から推測するように してもよい。この場合、吐出スイッチがオンされない湯沸し時の揚水ポンプ6の 稼働時間を浄水時間とすると誤差が少なくなる。すなわち、湯沸し時には、内容 器2内の水が揚水ポンプ6の駆動により容器本体1内で循環しており、必ず浄水 フィルタ9を通過するからである。また、前記湯沸し回数の場合と同様、通常、 湯沸しが内容器2内を満水状態にして行われることに鑑みれば、浄水フィルタ9 の交換時期は湯沸し時の揚水ポンプ6の稼働回数により推測することも可能であ る。
【0019】 図4に示すように、内容器2内の水が容器本体1内で循環しない構造の液体保 温容器では、浄水フィルタ9を揚水管5の途中に設ける関係上、浄水フィルタ9 での通過水量を計測した値を揚水ポンプ6の稼働時間あるいは稼働回数によって 推測するが、必要に応じて湯沸し時間、湯沸し回数によって推測するようにして もよい。湯沸し時間、湯沸し回数によって内容器2内の水量を推測することがで きるからである。
【0020】 前記LED10を点滅させる代わりに、単に点灯させるだけにしたり、ブザー 等の音により知らせるようにしてもよく、その報知手段は前述のものには限定さ れない。また、この報知手段で、浄水フィルタ9の残り寿命を表示するようにし てもよいが、この場合マイクロコンピュータ12では浄水フィルタ9の残り寿命 を算出する必要がある。すなわち、設定値(G)から使用時間(FT)を減じた 値を浄水フィルタ9の残り寿命に換算し、その値を表示パネル等の報知手段に表 示するようにしなければならない。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る浄水機能付き液体保温容器によ れば、直接的に、あるいは、湯沸し時間、湯沸し回数、揚水ポンプの稼働時間ま たは稼働回数から間接的に浄水フィルタを通過する総水量を算出し、浄水フィル タの交換時期を知らせるようにしたので、使用者が交換時期に煩わされることも なく、最も好ましい時期に交換することができる。したがって、浄水フィルタが 浄水機能を喪失する前に交換されることがなくなり、使用者は不必要な経費を投 じなくても済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る浄水機能付き液体保温容器の
概略図である。
【図2】 図1に示すCPUの制御回路図である。
【図3】 図1に示すCPUに於ける制御動作のフロー
チャートである。
【図4】 他の実施例に係る浄水機能付き液体保温容器
の概略図である。
【符号の説明】
1…容器本体、2…内容器、6…揚水ポンプ、7…浄水
管、9…浄水フィルタ、10…LED、12…マイクロ
コンピュータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容器内の水を、ヒータで加熱する一
    方、揚水ポンプを駆動して流動させることにより、浄水
    フィルタで浄化し、外部に吐出するようにした浄水機能
    付き液体保温容器において、浄水フィルタでの通過水量
    を計測した値と、浄水フィルタの交換時期に対応する通
    過水量に基づいて決定した設定値とを比較して浄水フィ
    ルタの交換時期を判断する交換時期判断手段と、該交換
    時期判断手段からの動作信号に基づいて使用者に浄水フ
    ィルタの交換時期を報知する報知手段とを設けたことを
    特徴とする浄水機能付き液体保温容器。
JP7760392U 1992-11-11 1992-11-11 浄水機能付き液体保温容器 Pending JPH0641617U (ja)

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JP7760392U JPH0641617U (ja) 1992-11-11 1992-11-11 浄水機能付き液体保温容器

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JP7760392U JPH0641617U (ja) 1992-11-11 1992-11-11 浄水機能付き液体保温容器

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JPH0641617U true JPH0641617U (ja) 1994-06-03

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JP7760392U Pending JPH0641617U (ja) 1992-11-11 1992-11-11 浄水機能付き液体保温容器

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