JPH064040Y2 - 騒音防止装置付き発動発電機車両 - Google Patents

騒音防止装置付き発動発電機車両

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JPH064040Y2
JPH064040Y2 JP5984688U JP5984688U JPH064040Y2 JP H064040 Y2 JPH064040 Y2 JP H064040Y2 JP 5984688 U JP5984688 U JP 5984688U JP 5984688 U JP5984688 U JP 5984688U JP H064040 Y2 JPH064040 Y2 JP H064040Y2
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JP
Japan
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room
exhaust port
engine
engine generator
vehicle
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JP5984688U
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Inventor
潮 谷川
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東京いすゞ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、キャビン後方に搭載された防音室のさらに後
方に操作盤室が設けられている騒音防止付き発動発電機
車両に関する。
(従来の技術) 本件出願人はエンジンの騒音、オーバヒートを防止する
装置(実公昭46−28105号、実公昭47−130
03号)の提案をしている。
これ等の装置は、電源車等が発生する騒音を極力少なく
しようとするものである。
(考案が解決しようとする課題) 前述した装置を搭載した電源車でも或る程度の消音の効
果がある。
しかし近時は、発生する騒音等に対する、周辺の居住者
からの苦情はより高くなり、補償等が要求される可能性
もしばしばある。
本考案の目的は、前述した装置をさらに改良して、騒音
や排気ガス、熱風等の発生を極力少なくするとともに、
不可避的に発生した騒音や排気ガス、熱風等の排出方向
を選択することができるようにした騒音防止装置付き発
動発電機車両を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案による騒音防止装置
付き発動発電機車両は、キャビン後方に搭載された防音
室のさらに後方に操作盤室が設けられている騒音防止装
置付き発動発電機車両において、前記防音室内に隔離壁
により囲って形成した発動発電機室と、前記防音室内に
前記防音室の下側から空気を取り入れ前記発動発電機室
に供給する流入側室と、前記発動発電機室から隔離壁と
ラジェータにより完全に分離され前記ラジェータを通過
して加熱された空気を天井方向に誘導して排気口から放
出する流出側室と、複数個直列に前記流出側室内に配置
され前記発動機の排気が接続され消音して前記排気口に
導く消音器と、前記排気口に開放方向を選択可能に配置
された開閉蓋から構成されている。
(実施例) 以下、図面等を参照して、本考案をさらに詳しく説明す
る。
第1図は、本考案による騒音防止装置付き発動発電機車
両の実施例の防音室の構成を示す斜視図である。
防音室1の内部は隔離壁により、流入側室、発動発電機
室、流出側室に分割されている。
流入側室は防音室1のキャブ2よりの床に設けられた空
気吸入口100から吸い込まれた空気W1を発動発電機
室の吸気口101からW2の示すように送り込む。
発動発電機室には、第2図に示されているようにエンジ
ン4と、このエンジン4で駆動される発電機5が搭載さ
れている。
第2図は、本考案による騒音防止装置付き発動発電機車
両の平面図(A)および側面図(B)である。
エンジン4からの排気ガスは、前記流出側室内に配置さ
れ前記発動機の排気が接続され消音して前記排気口に導
く2個直列の消音器6に接続されている。
消音器6は比較的高い周波数成分を含むものと、これよ
りはより低い周波数成分のもののいずれも消音できるよ
うにして、2個直列に用意して、消音の効果を高める。
発動発電機室と流出側室は隔離壁とラジェータ7により
完全に分離されており、外部より吸入された空気は全て
ラジェータ7を通過し、逆流することは無い。エンジン
の発生する熱を効率よく効果的にラジェータ部で熱交換
した結果の加熱空気は全て流出側室に導かれる。
流出側室の天井10の後方よりに排気口(第1図参照)
102が設けられている。
なお第1図においてW1〜W4は防音室1の空気の移動経
路を示している。
第3図は、本考案による騒音防止装置付き発動発電機車
両の裏面図である。
防音室1の後方には、操作盤室3が設けられ、この操作
盤室3には、発電機制御盤31、発電された電力を取り
出すケーブルドラム32、変圧器33等が搭載されてい
る。
第4図は、排気口蓋の第1の実施例を示す略図である。
流出側室の天井には排気口蓋11が設けられている。こ
の排気口蓋11は抜き差しヒンジ12でいずれかの辺で
開閉可能に支持されている。
天井10に一方端で結合させられているロック棒13を
かけ孔板14に結合させることにより排気口蓋11を斜
めに開放する。
換言すれば、いずれの辺に抜き差しヒンジ12を結合さ
せるかにより、開放方向を第4図(B)または(C)の
何れかの状態に選択できるようにしたものである。
第5図は、排気口蓋を4方向にしかも角度を変えて開放
することができる第2の実施例を示す略図である。
第5図(A)は、排気口蓋11が閉じている状態を示す
平面図である。
流出側室の天井には排気口蓋11が配置されている点に
おいて前述した実施例と異ならない。
この排気口蓋11は第5図(B)に示す抜き差しヒンジ
12をどの辺に結合させるかにより、何れかの方向に開
くかを選択することができる。
排気口蓋11には、かけ孔板14、14が設けられてお
り、各かけ孔板14には第5図(C)に示されているよ
うに複数の孔が設けられている。
一端が天井10側に結合されるロック棒13をかけ孔板
14のどの孔に結合させるかにより、開角度を選択する
ことができる。
第6図は、排気口蓋のさらに他の実施例を示す略図であ
る。
前述した各実施例では、作業者が天井10で開放方向の
選択等の作業が必要であったが、この実施例はリモート
コントロールで開放方向を選択できるようにしたもので
ある。
第6図(A)は、排気口蓋21が閉じている状態を示す
平面図、同図(B)は排気口蓋が閉じている状態を示す
側面図、同図(E)は排気口蓋21を開いた状態を示す
側面図である。
排気口蓋21には第6図(A)に示されているように、
蓋側受孔24が各辺ごとに2個計8個設けられている。
第6図(C)(D)は蓋側受孔24と電磁ソレノイド2
2により形成されるヒンジの結合状態を説明するための
略図である。
操作者が、支点となる辺を選択するとその辺に対応する
電磁ソレノイド22が駆動されて第6図(D)に示すよ
うに電磁ソレノイドの軸22aが蓋側受孔24に結合し
て、開閉の支点部を形成する。その後、排気口のフレー
ム25に一端が結合させられている伸縮シリンダ23を
動作させることにより排気口蓋21を第6図(E)に示
すように開くことができる。
(考案の効果) 以上詳しく説明したように、本考案は、騒音防止装置付
き発動発電機車両において、前記防音室内に隔離壁によ
り囲って形成した発動発電機室と、前記防音室内に前記
防音室の下側から空気を取り入れ前記発動発電機室に供
給する流入側室と、前記発動発電機室から隔離壁とラジ
ェータにより完全に分離され前記ラジェータを通過して
加熱された空気を天井方向に誘導して排気口から放出す
る流出側室を設けてある。
したがって、発動発電機の負荷でエンジンの放出する熱
の冷却媒体である冷却水は温度上昇させられる。
外部より吸入された空気は逆流することなく全てラジェ
ータ7を通過し、冷却水を効率よく冷却して放出され
る。
また、消音器を複数個直列に前記流出側室内に配置して
あるから、従来のものに比較して、より良い消音効果を
期待できる。
また本考案では、排気口に開放方向を選択可能に配置さ
れた開閉蓋を設けている。
したがって、本考案による騒音防止装置付き発動発電機
車両は、その車両が配置される環境に対応して排風方向
を変え、音や排気の流れ出る方向を変えることができ
る。
前述した実施例を含め多くの電源車は、通常、電源を必
要とする方向に車両の後部を向けなければならない等
の、車両の駐車方法を限定される場合が多い。
したがって、排気の方向が決まっているとそちらの方向
に民家があったりしたときに誠に不都合である。
このような場合、本考案による車両では、最も問題の少
ない方向を選択して、排気をすることができ、環境に対
応して多くの選択が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による騒音防止装置付き発動発電機車
両の実施例の防音室の構成を示す斜視図である。 第2図は、本考案による騒音防止装置付き発動発電機車
両の平面図および側面図である。 第3図は、本考案による騒音防止装置付き発動発電機車
両の裏面図である。 第4図は、排気口蓋の第1の実施例を示す略図である。 第5図は、排気口蓋の第2の実施例を示す略図である。 第6図は、排気口蓋のさらに他の実施例を示す略図であ
る。 1…防音室、2…キャブ 3…操作盤室、4…エンジン 5…発電機、6…消音器 7…ラジェータ 10…防音室天井、11…排気口蓋 12…抜き差しヒンジ、13…ロック棒 14…かけ孔板 21…排気口蓋、22…電磁ソレノイド 23…伸縮シリンダ、24…蓋側受孔 25…フレーム 31…発電機制御盤、32…ケーブルドラム 33…変圧器 100…空気吸入口、101…吸気口 102…排気口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビン後方に搭載された防音室のさらに
    後方に操作盤室が設けられている騒音防止装置付き発動
    発電機車両において、前記防音室内に隔離壁により囲っ
    て形成した発動発電機室と、前記防音室内に前記防音室
    の下側から空気を取り入れ前記発動発電機室に供給する
    流入側室と、前記発動発電機室から隔離壁とラジェータ
    により完全に分離され前記ラジェータを通過して加熱さ
    れた空気を天井方向に誘導して排気口から放出する流出
    側室と、複数個直列に前記流出側室内に配置され前記発
    動機の排気が接続され消音して前記排気口に導く消音器
    と、前記排気口に開放方向を選択可能に配置された開閉
    蓋から構成したことを特徴とする騒音防止装置付き発動
    発電機車両。
JP5984688U 1988-05-06 1988-05-06 騒音防止装置付き発動発電機車両 Expired - Lifetime JPH064040Y2 (ja)

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JPH01162048U JPH01162048U (ja) 1989-11-10
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JP2016050577A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 西部電気工業株式会社 防音ボックス及び防音方法
CN117145630A (zh) * 2023-10-30 2023-12-01 云南振邦机电设备有限公司 一种减少排放量的柴油发电机组

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