JPH0640298A - バンパ取付け構造 - Google Patents

バンパ取付け構造

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Publication number
JPH0640298A
JPH0640298A JP21658192A JP21658192A JPH0640298A JP H0640298 A JPH0640298 A JP H0640298A JP 21658192 A JP21658192 A JP 21658192A JP 21658192 A JP21658192 A JP 21658192A JP H0640298 A JPH0640298 A JP H0640298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
piece
extends
vehicle body
stay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21658192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakagami
弘 坂上
Makoto Nakao
誠 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP21658192A priority Critical patent/JPH0640298A/ja
Publication of JPH0640298A publication Critical patent/JPH0640298A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バンパ本来のエネルギ吸収能力を低下させる
ことなく、ダイナミックダンパとして機能させうるバン
パの取付け構造を提供すること。 【構成】 バンパ(10)をバンパステイ(12)を介
して車体側の部材(14)に取り付ける構造である。バ
ンパステイ(12)は、バンパのバンパリィインフォー
ス(18)に連結され、バンパを支持する支持片(2
2)と、この支持片の上端から後方へ波形状に伸びる上
片(23)と、この上片から上方へ伸び、車体側のフロ
ントサイドメンバ(14)に連結される被結合片(2
4)と、支持片(22)の下端から後方へ波形状に伸び
る下片(25)と、この下片から下方へ伸び、フロント
サイドメンバ(14)に連結される被結合片(26)と
を有し、板ばねによって一体に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の前方部分に装着
されるバンパの取付け構造に関し、特に、バンパを車体
側の部材に取り付けるバンパステイを板ばねで形成し、
この板ばねとバンパの質量とによってダイナミックダン
パ機能を生じさせるバンパの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】バンパステイを板バネによって形成し、
バンパの質量を利用してダイナミックダンパ機能を生じ
させるバンパの取付け構造として、図3に示すように、
バンパステイ10を2枚の板ばね11、12によって、
これら板ばねの一方の端部を重ね合せ、他方の端部を上
下方向へ広げて形成し、このバンパステイを使用する取
付け構造が提案されている(実開昭62-78548号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記取付け構造では、
バンパからの荷重がバンパステイ10に加わると、2枚
の板ばね11、12を重ね合せた部分13のうち前方の
折曲げ部14が荷重を受ける。この場合、折曲げ部14
がいわば線状であるため、ここに応力が集中しやすいこ
とと、重ね合せ部分13が入力荷重Fの方向に対して距
離Rずれて位置することに起因するモーメントが折曲げ
部14に働くことから、バンパがエネルギを十分に吸収
する前にバンパステイ10が変形してしまい、バンパと
してのエネルギ吸収能力が低下するおそれがある。
【0004】本発明の目的は、バンパ本来のエネルギ吸
収能力を低下させることなく、ダイナミックダンパとし
て機能させうるバンパの取付け構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、バンパをバン
パステイを介して車体側の部材に取り付ける構造であ
る。前記バンパステイは、前記バンパに連結され、バン
パを支持する支持片と、該支持片の上端から後方へ波形
状に伸びる上片と、該上片から伸び、前記車体側の部材
に連結される被結合片と、前記支持片の下端から後方へ
波形状に伸びる下片と、該下片から伸び、前記車体側の
部材に連結される被結合片とを有し、板ばねによって一
体に形成されている。
【0006】
【作用および効果】バンパからの前後方向の荷重は一方
では、バンパステイの上片を経てこの上片から伸びてい
る被結合片に、他方では、下片を経てこの下片から伸び
ている被結合片に伝わり、2つの被結合片によって受け
止められる。バンパに上下方向の振動が加わると、バン
パステイの上片および下片が変形し、バンパの質量とバ
ンパステイのばね定数とによって定まる特性を有するダ
イナミックダンパとして機能する。
【0007】バンパからの前後方向の荷重をバンパステ
イの2つの被結合片で受け止めるところ、各被結合片は
面的な広がりを持つため、応力を分散させることができ
ることと、前記荷重によるモーメントが被結合片に実質
的に働かないことから、バンパステイを、バンパが十分
変形した後に変形させることができる。これにより、バ
ンパのエネルギ吸収能力を十分に発揮させることが可能
となる。
【0008】バンパステイの上片と下片とを波形状に形
成しているため、バンパの上下方向の振動に対するばね
定数を小さくすることができ、上下方向の振動に対する
ダイナミックダンパとしての機能を発現させることがで
きる。
【0009】バンパステイが板ばねからなるため、ゴム
マウントを介してバンパを車体側の部材に取り付ける場
合に比して、ばね定数が安定し、耐久性があり、簡素な
構造とすることが可能である。
【0010】
【実施例】本発明は、図1に示すように、バンパ10を
バンパステイ12を介して車体側の部材14に取り付け
る構造である。
【0011】バンパ10は、図示の実施例では、アブソ
ーバ16と、このアブソーバ16を取り付けたバンパリ
ィインフォース18と、アブソーバ16およびバンパリ
ィインフォース18を覆うバンパカバー20とからな
る。他方、車体側の部材14はフロントサイドメンバで
ある。これら部品自体は公知のものである。
【0012】バンパステイ12は、図1および図2に示
すように、バンパ10に連結され、バンパ10を支持す
る支持片22と、支持片22の上端から後方へ波形状に
伸びる上片23と、上片23から伸び、部材14に連結
される被結合片24と、支持片22の下端から後方へ波
形状に伸びる下片25と、下片25から伸び、部材14
に連結される被結合片26とを有し、板ばねによって一
体に形成されている。
【0013】図示の実施例では、バンパリィインフォー
ス18は長方形断面を有する中空体であり、その後方壁
28に設けた窓29を通ってバンパステイ12がバンパ
リィインフォース18内に進出し、支持片22がバンパ
リィインフォース18の前方壁30に突き当てられてい
る。支持片22は、前方壁30を貫通して支持片22に
ねじ込まれたボルト32によって前方壁30に連結され
ている。
【0014】バンパステイ12の被結合片24は上片2
3から上方へ伸びており、被結合片26は下片25から
下方へ伸びている。他方、部材14の前面に植え込んだ
3本のスタッドボルト34にブラケット36を差し込
み、ナット38をスタッドボルト34にねじ込んで、ブ
ラケット36が部材14に取り付けられている。ブラケ
ット36は、部材14への取付け面40と、この面40
から間隔をおいた結合面41とを有し、バンパステイ1
2の2つの被結合片24、26がボルト44によって結
合面41に連結されている。
【0015】バンパ10を複数のバンパステイ12を介
して車体側の部材に取り付ける。バンパ10から前後方
向の荷重が加わると、この荷重は一方では、バンパステ
イ12の上片23を経て被結合片24に、他方では、下
片25を経て被結合片26に伝わり、2つの被結合片2
4、26によって受け止められる。
【0016】バンパ10に上下方向の振動が加わると、
バンパ10の質量とバンパステイ12のばね定数とによ
って定まる特性で振動し、ダンパ10に加わる振動を低
減する。このように、ダンパ10の質量とバンパステイ
12とによってダイナミックダンパが構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバンパ取付け構造によってバンパ
を取り付けた状態を示す断面図である。
【図2】本発明に係るバンパ取付け構造に使用するバン
パステイと、バンパリィインフォースと、車体側の部材
とを示す分解斜視図である。
【図3】従来のバンパ取付け構造に使用していたバンパ
ステイを示すもので、aは斜視図、bは作用を示す模式
図である。
【符号の説明】
10 バンパ 12 バンパステイ 14 車体側の部材 16 アブソーバ 18 ダンパリィインフォース 22 支持片 23 上片 24、26 被結合片 25 下片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパをバンパステイを介して車体側の
    部材に取り付ける構造であって、前記バンパステイは、
    前記バンパに連結され、バンパを支持する支持片と、該
    支持片の上端から後方へ波形状に伸びる上片と、該上片
    から伸び、前記車体側の部材に連結される被結合片と、
    前記支持片の下端から後方へ波形状に伸びる下片と、該
    下片から伸び、前記車体側の部材に連結される被結合片
    とを有し、板ばねによって一体に形成されている、バン
    パ取付け構造。
JP21658192A 1992-07-23 1992-07-23 バンパ取付け構造 Pending JPH0640298A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21658192A JPH0640298A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 バンパ取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21658192A JPH0640298A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 バンパ取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0640298A true JPH0640298A (ja) 1994-02-15

Family

ID=16690664

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21658192A Pending JPH0640298A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 バンパ取付け構造

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JP (1) JPH0640298A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100353934B1 (ko) * 1997-03-27 2002-12-16 기아자동차주식회사 자동차범퍼의충격흡수구조
US6666488B2 (en) * 2001-02-16 2003-12-23 Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag Bumper system for a vehicle and a method of making same
KR100705084B1 (ko) * 2005-09-14 2007-04-06 현대자동차주식회사 엔진 아이들링 운전시 소음저감장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100353934B1 (ko) * 1997-03-27 2002-12-16 기아자동차주식회사 자동차범퍼의충격흡수구조
US6666488B2 (en) * 2001-02-16 2003-12-23 Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag Bumper system for a vehicle and a method of making same
KR100705084B1 (ko) * 2005-09-14 2007-04-06 현대자동차주식회사 엔진 아이들링 운전시 소음저감장치

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