JPH0639958B2 - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JPH0639958B2
JPH0639958B2 JP61188509A JP18850986A JPH0639958B2 JP H0639958 B2 JPH0639958 B2 JP H0639958B2 JP 61188509 A JP61188509 A JP 61188509A JP 18850986 A JP18850986 A JP 18850986A JP H0639958 B2 JPH0639958 B2 JP H0639958B2
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JP
Japan
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end bracket
fixed guide
guide vane
centrifugal impeller
motor
Prior art date
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JP61188509A
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文夫 常楽
久則 豊島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電動送風機に係り、特に電気掃除機に好適な
電動送風機に関する。
〔従来の技術〕 電動送風機は固定案内羽根と遠心羽根車の裏面間の気圧
が遠心羽根車裏面の摩擦効果により外周方向に空気が押
し出され、固定案内羽根の遠心羽根車側とモータ側との
間の気圧差によって循環流が生じる。
この循環流を防止するために、特開昭55−69797
号公報記載のように、固定案内羽根の内周筒部とモータ
のエンドブラケットの軸受支持部の外周とを圧入嵌合し
て、この間に生じる循環流を防止するような技術が提案
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、固定案内羽根の遠心羽根車側とモータ側
との間の気圧差は、遠心羽根車裏面の摩擦効果により外
周方向に空気が押し出されるため、遠心羽根車の内周側
ほど気圧差が大きく、特開昭55−69797号公報記
載の技術においては、気圧差の大きい箇所で気密をとろ
うとしているので、循環流を容易に防止することができ
ないという欠点があった。
また、固定案内羽根は熱可塑性樹脂で一体成型される場
合が多く、モータ側からの熱や空気流の拡拌熱によっ
て、固定案内羽根が遠心羽根車側へ近づく方向に力を受
けて熱変形するため、遠心羽根車に接して回転を阻害す
る可能性があった。
そこで、本発明の目的は前記問題点を解決し、循環流を
防止するとともに、固定案内羽根の熱変形を防止する電
動送風機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところ
は、エンドブラケットの外周側面に風孔を設け、この風
孔からモータ内へ風を導く固定案内羽根の内周部を、エ
ンドブラケットの外周側面に気密的に嵌合させることに
ある。
〔作用〕
本発明によれば、気圧差の小さいエンドブラケットの外
周部において固定案内羽根の内周部とエンドブラケット
の外周側面とを気密的に嵌合させるよう構成しているの
で、容易に循環流を防止することができ、さらには固定
案内羽根の熱変形を防止することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に沿つて説明する。第1
図は、電気掃除機などに用いられる、電動送風機に適用
した例を示す、縦断面図である。
モータ1は、ハウジング2とエンドブラケット3で構成
され、エンドブラケット3の外周には、固定板4の内周
が嵌合し固定されている。また、エンドブラケット3の
外周面には、風孔20が設けられ、そして、合成樹脂製
の固定案内羽根7の内周21はエンドブラケット3の外
周に圧入嵌合し、嵌合部は気密されている。エンドブラ
ケット3の軸方向には、遠心羽根車6が回転軸8にねじ
9によつて締付固定される。ケーシング5は、遠心羽根
車6および固定案内羽根7を覆い、固定板4の外周と嵌
合し固定される。この時、ケーシング5の内側外周底面
と固定板4の平面部の間に固定案内羽根7が、挟持固定
される。
遠心羽根車6の回転により発生する空気流は、第2図
中、矢印の如く、遠心羽根車6から出て固定案内羽根7
のデイフユーザ7aおよび裏面のリターンガイドベーン
30とケーシング5により形成された流路を通り、エン
ドブラケツト3の風孔20からモータ1内へ流入し、モ
ータ内を冷却する。この時、固定案内羽根7およびエン
ドブラケツト3と遠心羽根車6の間の空間50は、回転
する遠心羽根車6の裏面との摩擦および遠心力によつ
て、空気が外周へと押出され、空間50は負圧となり、
内周側ほど気圧は低下する。また、固定案内羽根7のリ
ターンガイドベーン30側が形成する、戻り流路55中
は、正圧となるため、固定案内羽根7の内周21とエン
ドブラケツト3の外周との嵌合部に差圧が生じることに
なる。
しかし、前記嵌合部は、遠心羽根車6の外周近くに位置
するため、前記空間50における前記嵌合部部分は、圧
力低下が小さい、戻り流路55中との圧力差が小さいた
めに、嵌合部の気密をとりやすい。したがつて前記循環
流を防止しやすく強固な圧入嵌合による気密を必要とせ
ずに循環流による損失をなくし、送風効率を高めること
ができる。
ここで、固定案内羽根7の内周21とエンドブラケツト
3の外周との嵌合法は、圧入あるいは接着等の方法があ
るが、嵌合部における圧力差が小さいために、軽い圧入
嵌合だけでも気密することができ、前記循環流を防止す
ることができる。この場合、第3図の如く、軸方向のみ
に直線的に組立てが行なえばよく、組立も容易にでき
る。
また、従来は、固定案内羽根7の内周21とエンドブラ
ケツト3の軸受支持部25の外周との嵌合とする構造で
あつたが、この場合、固定案内羽根7の平板部22の径
方向長さが長くなつていた。このため、モータ1からの
熱の影響および空気流の攪拌による発熱を受けやすく、
これにより変形し回転中の遠心羽根車の裏面と接触し、
モータの固渋、固定案内羽根7や遠心羽根車6の破損等
を引き起こす恐れがあつた。これに対し、固定案内羽根
7の内周21をエンドブラケツト3の外周と嵌合する構
造とすることにより、平板部22の径方向長さを短くす
ることができ、これにより、モータからの熱を受けにく
く、変形しにくい。また、遠心羽根車6の裏面に対向す
る平板部22の長さも短くなるため、平板部22は変形
しにくく変形しても、遠心羽根車6の裏面との接触は起
こりにくくなる。
固定案内羽根7の内周21とエンドブラケツト3の外周
を嵌合させる構造とした場合、流路構成は、遠心羽根車
7から出た気流の動圧をデイフユーザ7aの形成する流
路内で静圧変換し、外周部で繰り返し、リターンガイド
ベーン30の形成する戻り流路55を通して、エンドブ
ラケツト3の風孔20よりモータ1内へ導く。戻り流路
は、流路断面積が広い程、損失が小さくすることができ
るが、従来はエンドブラケツト3の遠心羽根車6側端面
上に、戻り流路を設けていたため、戻り流路断面積を大
きくとろうとすると、軸方向の長さが長くなつてしま
い、送風機部を大形化せざるを得なかつた。本実施例で
は、エンドブラケツト3の外周部に戻り流路を構成した
ため、電動送風機として大形化することなく、戻り流路
断面積を大きくすることができる。第3図の如くデイフ
ユーザ7aから戻り流路55への折り返し部7bを滑ら
かな傾斜面として折り返した後は、乱流を発生させない
限り流路断面を大きくした方が通気損失を低減できる。
デイフユーザ7aとリターンガイドベーン30の高さ比
は1:1.5以上とすることが望ましい。さらに、リタ
ーンガイドベーン30の高さは、第4図の如く、風孔2
0間を仕切る位置のブレード30aのみ前記固定板4に
当接する高さとして各流路を仕切る。30cは、エンド
ブラケツト3の外周面に密着するリブで各流路間の気密
をする。40は固定板4に設けた孔と嵌合する位置決め
用ボスである。ブレード30aの間の高さの低いブレー
ド30bは、デイフユーザ7aのブレードが構成する流
路の数に対応する数だけ設け、デイフユーザ7aから折
り返し部7bまでは、連続流路とすることにより流れの
乱れを防止している。折り返し後は、前記の如く流路断
面積を大きくした方が望ましくブレード30bを高くし
て流路を細かく分割するよりも、本実施例の如く大きな
流路に合流させて断面積を大きくした方が損失低減の効
果が得られる。特に大風量域で効果が大きい。
一方、デイフユーザ7aのブレード数は、空力性能や騒
音の点から決定されることが多く、リターンガイド30
側の風孔20の数に対応するブレード30aの数とは無
関係に選ばれることから、デイフユーザ7aのブレード
数とブレード30a枚数の比が整数倍になるとは限らな
い。
この場合でも本実施例では第4図の如く不等枚数のブレ
ード30bをブレード30aの間に配置しても、最終的
には大きな流路に合流させて、各流路からの流入条件を
均等化することができる。ブレード30bの高さは、ブ
レード30aの1/2以下が望ましい。
また高さの高いブレード30aの枚数を少なくできるこ
とから、金型による成形時、型内にひつかかつて離型が
悪くなる不具合もなくなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)固定案内羽根7の内周21を、遠心羽根車6側の空
間50と戻り流路55との圧力差の小さい、エンドブラ
ケツト3外周と嵌合させたため、気密がとりやすく、循
環流を防止でき、送風効率を向上させることができる。
(2)固定案内羽根7の内周21とエンドブラケツト3の
外周との気密がとりやすいため、気密をとるために、接
着や溶着のように特殊な組立を必要とせず、圧入嵌合だ
けで気密することができ、組立も容易である。
(3)固定案内羽根7の平板部22の径方向の長さも短く
でき、またモータからの熱を受けにくいため、平板部2
2は変形しにくく、平板部22が遠心羽根車6の底裏面
に接触し、モータ固渋や遠心羽根車6および固定案内羽
根7の破損などの起きる恐れもない。
(4)エンドブラケツト3の外周面に風孔20を、設けた
ことから、リターンガイドベーン30の形成する戻り流
路55をエンドブラケツト3の外周に構成した。これに
よつて、送風機部の軸方向寸法を短縮化でき、電動送風
機の小形化ができる。しかも、電動送風機を大形化する
ことなく、戻り流路断面積を大きくとることができ、戻
り流路55内での通気損失を減少させ、送風効率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の縦断面図、第2図は、一
実施例の一部断面図、第3図は、固定案内羽根とモータ
との組立てを示す斜視図、第4図は固定案内羽根のリタ
ーンガイドベーン側の平面図、第5図は、モータと送風
機との組立てを示す分解斜視図、第6図は、一実施例の
外観を示す斜視図である。 1…モータ、3…エンドブラケツト、4…固定板、5…
ケーシング、6…遠心羽根車、7…固定案内羽根、7a
…デイフユーザ、20…風孔、21…内周、30…リタ
ーンガイドベーン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、該モータのエンドブラケット
    と、該エンドブラケットの軸方向に設けられた遠心羽根
    車と、前記エンドブラケットの外周側面に設けられた風
    孔と、該風孔から前記モータ内へ風を導く固定案内羽根
    と、前記遠心羽根車と前記固定案内羽根とを覆うケーシ
    ングと有し、 前記固定案内羽根の内周部を、前記エンドブラケットの
    外周側面に気密的に嵌合させてなることを特徴とする電
    動送風機。
JP61188509A 1986-04-14 1986-08-13 電動送風機 Expired - Lifetime JPH0639958B2 (ja)

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KR1019870003508A KR900001301B1 (ko) 1986-04-14 1987-04-13 전동송풍기
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DE3744766A DE3744766C2 (ja) 1986-04-14 1987-04-14
CN87102745A CN1006928B (zh) 1986-04-14 1987-04-14 电风机
DE19873712567 DE3712567A1 (de) 1986-04-14 1987-04-14 Elektrisches geblaese
GB8925972A GB2225611B (en) 1986-04-14 1989-11-16 An electric blower

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JPS6345494A (ja) 1988-02-26

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