JPH0639600A - 同期測定装置 - Google Patents

同期測定装置

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JPH0639600A
JPH0639600A JP11353892A JP11353892A JPH0639600A JP H0639600 A JPH0639600 A JP H0639600A JP 11353892 A JP11353892 A JP 11353892A JP 11353892 A JP11353892 A JP 11353892A JP H0639600 A JPH0639600 A JP H0639600A
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JP
Japan
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measuring
rope
strand
synchronous
strands
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JP11353892A
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English (en)
Inventor
Johannes Wirtl
ヴィルツル ヨハネス
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Hoerbiger Fluidtechnik GmbH
Original Assignee
Hoerbiger Fluidtechnik GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/16Control arrangements for fluid-driven presses
    • B30B15/24Control arrangements for fluid-driven presses controlling the movement of a plurality of actuating members to maintain parallel movement of the platen or press beam

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つの装置部分の間に該装置部分を相対的に
調節するために配置された個別の調節駆動装置の同期を
監視するための同期測定装置であって、測定ロープが用
いられている形式のものを改良して測定ロープが伸びた
場合にも同期精度が落ちないようにすることである。 【構成】 相対調節される2つの装置部分の一方の装置
部分における、調節方向に対して横方向に間隔をおいて
配置された2つの偏向個所を介して他方の装置部分の別
の偏向個所に導かれた測定ロープが第1の測定ストラン
ドの端部と結合された第2の測定ストランドを有し、該
測定ストランドが第1の測定ストランドと同様にほぼ鏡
面対称的にそれぞれ両方の装置部分に係合して、距離検
出器と貯え装置と結合され、調節駆動装置24の同期偏
差が生じた場合に一方の測定ストランドが延長されかつ
他方の測定ストランドが同じ値だけ短縮するようにした
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2つの装置部分の間に該
装置部分を相対調節するために配置された別個の調節駆
動装置の同期を監視するための同期測定装置であって、
測定ストランドを成して、両方の装置部分の一方に、調
節方向に対して横方向に間隔をおいて配置された2つの
偏向個所を介して、それぞれ他方の装置部分における1
つの偏向個所に導かれ、一方の端部において両方の装置
部分の間で相対運動が生じた場合に貯え装置から繰出し
もしくは引戻される測定ロープと結合されている測定ロ
ープを有し、同様に測定ストランドの一方の端部と結合
された距離測定器が設けられている形式のものに関す
る。
【0002】
【従来技術】このような装置は特に液圧式のプレス、折
曲げもしくは湾曲機及びそれに類似したものと関連して
用いられるが、例えば昇降プラットホーム又は機械駆動
装置であって、個別の調節駆動装置が、液圧式、空気力
式、機械式、電気式の駆動装置であるかどうかとは無関
係に、調節された装置部分の同期が得られるように調整
される必要のある形式のものにも用いられる。前述の例
である液圧式プレスの場合には測定ロープは調節される
装置部分に相当するプレスビームが傾斜した場合に、発
生する距離変化により量制御弁のスライダを直接的に偏
位させる。この量制御弁は同期が得られるように個別の
液圧シリンダを調整する。しかし、通常のプレス値及び
プレスパラメータではこの公知の装置においては、約
1.5mmの範囲の同期精度しか達成されない。比較的
に大きな誤差の原因は、一方では測定ロープの伸びにあ
り、他方ではヒステリシスを惹起する量制御弁のスライ
ダの摩擦にある。さらにこの装置においては測定ロープ
の熱及び老化による伸びによる長時間誤差が生じる。
【0003】他面においては特に最近では液圧式の折曲
げプレス及びそれに類似したものにおいて、可動な装置
部分の平行調節時の同期を監視するための装置であっ
て、プレスビームの側方に取付けられた、無接触の監視
された測定棒(例えば光電ボックス状の検出器と協働す
るガラス測定棒)により、場合によって発生する傾斜状
態を特徴づける測定信号を形成し、この測定信号を制御
及び調整装置において適当に処理したあとで迅速に調節
駆動装置の同期調整に用いる形式のものが公知である。
しかしながらこのような装置はたいていは費用及び操作
上の理由から環境条件が粗い場合に使用するためには不
適当である。しかもどんな場合にも装備、監視及び修理
のために特別な能力を持つ人員が必要である。このよう
な人員はいわゆる発展途上国においては必ずしも常に得
られない。
【0004】
【発明の課題】本発明は冒頭に述べた装置を改良して、
前述の欠点を除き、特に簡単な形式で公知の簡単でかつ
丈夫な測定ロープ装置の精度が前述の測定棒装置によっ
て達成できる精度まで高められ得るようにすることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、冒頭に
述べた形式のものにおいて、測定ロープが一方の第1の
測定ストランドの一端と結合された第2の測定ストラン
ドを有し、該測定ストランドが第1の測定ストランドと
同様に、しかし少なくともほぼ鏡面対称的に、それぞれ
両方の装置部分に係合しており、距離検出器と貯え装置
部分とに接続されており、調節駆動装置の同期偏差が生
じた場合に測定ストランドの1つが延長されかつ他方の
測定ストランドがほぼ同じ程度だけ短縮されることによ
り解決された。
【0006】
【発明の効果】本発明によって得られた新しい測定ロー
プ案内形式の重要な利点は、温度又は老化による測定ロ
ープの伸びが補償されることである。例えば、温度変化
は両方の測定ストランドに一様に作用することになる。
この結果、両方の測定ストランドにおける変化する力は
同じ値を有し、しかも測定個所では第2の測定ストラン
ドの案内形式に基づき、互いに逆向きに向けられ、和と
しては零になる。同じことは測定ロープが老化によって
伸びた場合にも当嵌まる。この構成で公知技術に対して
得られた利点を明らかにするために例として挙げると、
本発明による装置を備えた実験用プレスにおいては0.
05mm範囲の同期精度が達成された。
【0007】調節可能な装置部分を調節方向に間隔をお
いて少なくとも部分的に取囲む不動な装置部分を有する
装置においては、本発明の1実施例によれば測定ロープ
が不動の装置部分における2つの固定個所間で、一定の
全体長さで、調節可能な装置部分における偏向個所を介
して、装置部分に対して固定個所に関して向き合って不
動の装置部分に配置された距離検出器に向かって導かれ
かつ相応に戻されている。測定個所においては、温度変
化及びそれに類似したものに基づき両方の測定ストラン
ドにおいて変化する力は、第2の測定ストランドが鏡面
対称的に戻し案内されていることに基づき再び互いに逆
向きに向けられるので相応の誤差は排除される。測定ロ
ープの総自由長さは常に一定であり、調節駆動装置にお
ける同期偏差は測定ロープの一方の測定ストランドの長
さの増大及び相応する他方の測定ストランドの長さの短
縮だけとして作用し、測定ストランドの間の結合個所の
移動として検出される。この場合には本来の測定ストラ
ンドに測定ロープを供給するかもしくは測定ストランド
から測定ロープを引戻すための貯え装置は、冒頭に公知
技術として述べた一本の測定ロープしか有していない構
成の場合のように、不動の装置部分における固定個所と
配属された、可動な装置部分における第1の偏向個所と
の間に実地において貯えられたロープ長さによって与え
られる。
【0008】本発明の特に有利な実施例においては調節
可能な装置部分における偏向個所から不動の装置部分に
導かれた測定ロープ区分は、調節可能な装置部分の間を
延びる測定ロープ区分に対してほぼ垂直に延びている。
これによって調節可能な装置部分に場合によっては生じ
る傾斜状態は距離検出器において検出されるロープ移動
の最大が得られ、この結果、距離検出器に与えられてい
る構造に従って最大の評価信号が発生する。
【0009】本発明の別の実施例によれば測定ロープの
両方の測定ストランドは一方では両方の装置部分の一方
にかつ他方ではそれぞれ同じ方向に、貯え装置を形成す
る共通のローラに案内されている。該ローラは両方の装
置部分の他方の装置部分に支承され、戻し装置を介して
両方の測定ストランドを緊張状態に保つ。この場合には
有利には、ローラは当該装置部分に有利には旋回可能に
配置された揺動体に支承され、該揺動体の側方偏位が距
離検出器に影響を及ぼすようになっている。この場合、
測定ストランドの他方の端部はそれぞれ他方の装置部分
に固定されている。しかしながら多くの使用分野ではロ
ーラの軸を当該装置部分に不動に支承し、両方の測定ス
トランドを他方の端部でそれぞれ距離センサと接続して
おくこともできる。
【0010】このような形式で測定ロープはもはや一方
の装置部分を越えて該装置部分の、他の装置部分に向き
あった側に導く必要はなくなる。これは例えば本発明の
装置を、昇降プラットホーム又はそれに類似したものと
関連して使用した場合に大きな利点をもたらす。後者の
場合には例えば、昇降プラットホームの可動な構成部分
は測定ロープの両方の測定ストランドの固定された端部
を保持することができる。昇降プラットホームの不動の
ベース部分においては定置の旋回支承部又はそれに類似
したものの上にローラを保持する旋回可能な揺動体を配
置し、この揺動体の側方偏位が可動な装置部分の同期偏
差が生じた場合に同期調整の測定信号を形成する。しか
しながら他面においては支承部が不動であるローラは昇
降プラットホームの可動部分に配置することもできる。
この場合には距離検出器の前述の構成により測定ストラ
ンドの結合個所の、不動な装置部分に対する相対運動が
監視される。
【0011】距離検出器は本発明の有利な構成によれば
無接触に働くセンサ、有利にはホールセンサを有し、該
センサが測定ロープの移動を検出する。これは全体とし
て作用する摩擦を減少させ、ひいては同期及び位置精度
を一層高めるために役立つ。
【0012】偏向個所の少なくとも一部には本発明の有
利な実施例によればわずかな摩擦を有する偏向ローラが
測定ロープのために配置されている。これは同期精度及
び位置精度をヒステリシスの大幅な減少に基づきさらに
高める。
【0013】本発明の別の有利な構成によれば、測定ロ
ープの端部の固定個所に有利にはばね負荷された固定装
置が設けられ、該固定装置は測定ロープにおける、有利
には調節可能な引張力を越えた場合に固定を解除する。
この固定装置は装置の平常運転時には測定ロープの端部
を一方の装置部分の規定された個所に固定し、測定ロー
プに過度の引張力が生じた場合に装置の破損を回避する
ために測定ロープの端部を解放するか、少なくとも従動
させる。このような過度の引張力は例えば測定ロープを
ロックする工作物の不注意なハンティングによって発生
する。
【0014】
【実施例】以後本発明を図面について詳細に説明する:
第1図に示された装置は定置のベース部分1に対して相
対的に運動可能な調節部分2を平行調節するために用い
られる。装置には調節部分2における、調節方向(矢印
3)に対して横方向に間隔をおいた範囲4,5にかつ他
方ではベース部分1に係合する2つの調節機構が設けら
れている。該調節機構はこの場合には復矢6,7だけで
示されている。これらの調節機構はこれもまた詳細には
図示されていない個別の調節駆動装置を有している。該
駆動装置は例えば電気モータで作動されるピニオンラッ
クコンビネーション、液圧式又は空気力式の作業シリン
ダ又はそれに類似したものを有していることができる。
【0015】これらの調節駆動装置の同期調整のために
は同期測定装置8が設けられている。該同期測定装置8
は調節部分2における、調節方向に対して横方向に間隔
をおいた2つの偏向個所9,10に偏向された測定ロー
プ11を有している。該測定ロープ11は偏向個所9,
10の結合線に対してほぼ対称的に延びる2つの測定ス
トランド12,13を成してベース部分1の2つの固定
個所14,15の間を延びている。測定ロープ11の第
1の測定ストランド12は固定個所15から両方の偏向
個所9,10の結合線に対してほぼ垂直に延びる始端若
しくは貯え部分から偏向個所9における上方の偏向ロー
ラ16に延び、そこから両方の偏向個所9,10の結合
線に対してほぼ平行に偏向個所10における上方の偏向
ローラ17に延び、次いで再び始端若しくは貯え部分に
対してほぼ平行にベース部分1の、図面で見た前方範囲
に位置不動に配置された偏向ローラ18まで延び、最後
にベース部分に対して固定されている距離検出器19の
範囲内まで延びている。第2の測定ストランド13は第
1の測定ストランド12の、距離検出器側の端部に接続
されかつ第1の測定ストランド12に対してほぼ鏡面対
称的に偏向ローラ20,21,22を介して再び貯え部
分でベース部分1の、図面で見て後方範囲に戻され、そ
こで固定個所14に固定されている。
【0016】すべての偏向ローラは実地においては図示
されていない形式で僅かな摩擦で、有利には溝付き球軸
受又はそれに類似したものを介して支承されており、例
えば無接触で働く距離検出器19、例えば測定ロープ1
1における適当なマークの運動に反応するホールセンサ
又はそれに類似したものと関連して、きわめて僅かな摩
擦損失、ひいては装置全体の無視できるヒステリシスし
か生じないようになっている。
【0017】図示された装置の同期調整もしくは測定の
原理は容易に理解することができる。すなわち、例えば
復矢6により特徴づけられた、図面で見て右側の調節駆
動装置が僅かに先行するか又は遅れる結果、調節部分2
が傾くと、測定ロープは第1の測定ストランド12と第
2の測定ストランド13との間の結合個所で相応に偏位
する。この場合には、両方の測定ストランド12,13
ができる限り鏡面対称に案内されている結果、一方の測
定ストランドが延長されると他方の測定ストランドが短
縮されることになる。例えば調節部分2が範囲5におい
て固定されて動かず、範囲4において固定個所15に向
かって移動すると、両方のストランド12,13の結合
範囲は距離検出器19の範囲で右へ移動する。測定ロー
プ11のこの新しい案内により、例えば温度の変動又は
ロープの疲労によるロープの伸びは補償される。何故な
らばこのよな伸びは両方の測定ストランドに一様に作用
するからである。これによって両方の測定ストランドに
おいて変化する力は同じ値を有しているが、測定個所で
は互いに逆向きに向けられている。
【0018】装置の図示の構成とは異なって、偏向個所
もしくは偏向ローラの配置、及び測定ロープ11の特別
な案内については種々の変化が考えられる。重要である
ことは測定ロープができるだけ僅かな摩擦で、調節部分
2に場合によって与えられる傾斜位置によりもたらされ
る個々の測定ストランド12,13の長さの変化が相互
に相殺され、測定個所においては測定ロープにおける適
当なマーク(例えばホールセンサとして距離検出器19
が構成されている場合には小さな磁石)の実証可能な移
動しか生じないことである。
【0019】図2に概略的に示した液圧プレスにおいて
は、図1のものとほぼ同じように構成された本発明の装
置が実施されている。同じ構成部分もしくは少なくとも
機能的に同じ構成部分には同じ符号が付けられている。
繰返しを避けるために機能に関する記述についても図1
に関する記述を参照されたい。
【0020】この場合には調節可能な装置部分2(プレ
スビーム)と固定された装置部分(プレスヘッド)とに
係合する調節機構23は液圧式のシリンダピストン装置
として構成された別個の調節駆動装置24で示されてい
る。距離検出器19はこの場合には象徴的に指針計器と
して示されている。測定信号を受信しかつ伝送する装置
は図示されていない。さらにこの場合には図1の場合と
は異なって測定ロープ11の端部の固定個所14,15
にはばね負荷された固定装置25が設けられている。該
固定装置25は測定ロープ11において所定の引張力が
越えられると、端部の固定を解除する。この場合には図
示されていない形式でプレスビームの停止を行い、コン
トロールされない調節運動が生じないようにすることが
できる。図3の装置の場合には測定ロープ11の両方の
測定ストランド12,13はそれぞれ一方の端部で上方
の装置部分2(該装置部分は例えば液圧式の昇降プラッ
トホーム又はそれに類似したものの場合には図1及び2
の調節部分に相当する)に固定され、それぞれ他端で逆
向きに共通のローラ26において偏向させられている。
該ローラ26は他方の部分1(図1と図2のベース部分
に相当)の上で調節方向3に対して横方向に移動可能で
ある。ローラ26は装置部分1に旋回軸受27を介して
枢着された揺動体28に回転可能に支承され、一方では
ローラ26にかつ他方では揺動体28に作用する戻し装
置29(例えばスパイラルばね)を介して両方のストラ
ンド12,13を緊張状態に保つ。揺動体28の側方偏
位−復矢30で図示−によって図示されていない形式で
距離検出器に(図2の符号19で示されているのと同じ
ように)影響が及ぼされ、該距離検出器の測定信号が既
に記述した形式で図3において同様に図示されていない
個別の調節駆動装置の同期調整に使用され得る。
【0021】図3の図面で見て調節部分2の左側と右側
の端部もしくは所属の調節駆動装置の同期を仮定した場
合には、測定ロープ11の両方の測定ストランド12,
13は一様にローラ26から繰出されるかもしくは戻し
装置29の作用を受けてローラ26の上に巻上げられ
る。この場合にはこの一様性の結果、旋回支承部27に
枢着されたローラ26の偏位は生じない。同期差異が生
じると、例えば図3の図面で見て上方へ調節部分2の右
側端部が先行すると、測定ストランド13、ローラ26
から余分に引出される。これによって強制的に測定スト
ランド12よりも多く繰出される。この結果、揺動体2
8が右へ旋回させられる。この旋回は記述した形式で調
節駆動装置の同期調整に利用される。
【0022】図4の装置は、前述の図3に示された装置
と以下の点で主として異なっている。すなわち、測定ロ
ープを両方の測定ストランド12,13へ供給するか又
は引戻すための貯え装置を形成するローラ26が、回転
軸で一方の装置部分、この場合には運動可能な装置部分
の上に不動に配置されている。この場合には場合によっ
ては発生する同期偏差を検出する距離検出器19は同様
に、図1と図2に示した前述の配置のように不動の装置
部分1に配置され、そこで両方の測定ストランド12,
13の結合個所の移動を検出する。図4に示された装置
は機能的には図1と図2とに示された装置に相応してい
る。この場合には単に貯え装置もそれに相応して異なっ
て構成されている。図4に示された装置の機能に関して
はほぼ図1の記述があてはまる。
【0023】図示及び記述したすべての装置においては
調節部分とベース部分とを、測定ロープの端部の固定と
ローブストランドの偏向とに関し、本発明の原理を変え
ることなしに変換することができる。
【0024】さらにすべての図示及び記述した実施例に
おいては、偏向個所9,10の範囲におけるローラの1
つに適当な回転角度信号発生器又はそれに類似したもの
を設け、調節可能な装置部分の位置決め装置も制御する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の斜視図。
【図2】本発明による装置の別の実施例を備えた液圧式
のプレスの正面図。
【図3】本発明による装置の別の実施例の原理図。
【図4】本発明による装置のさらに別の実施例の原理
図。
【符号の説明】
1 ベース部分、 2 調節部分、 4,5 調節部分
範囲、 8 同期測定装置、 9,10 偏向個所、
11 測定ロープ、 12,13 測定ストランド、
14,15 固定個所、 17 偏向ローラ、 18
偏向ローラ、19 距離検出器、 20,21,22
偏向ローラ、 23 調節機構、 24 調節駆動装
置、 25 固定装置、 26 ローラ、 27 旋回
支承部、28 揺動体、 29 戻し装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの装置部分の間に該装置部分を相対
    調節するために配置された別個の調節駆動装置の同期を
    監視するための同期測定装置であって、測定ストランド
    を成して、両方の装置部分の一方に、調節方向に対して
    横方向に間隔をおいて配置された2つの偏向個所を介し
    て、それぞれ他方の装置部分における1つの偏向個所に
    導かれ、一方の端部において両方の装置部分の間で相対
    運動が生じた場合に貯え装置から繰出しもしくは引戻さ
    れる測定ロープと結合されている測定ロープを有し、同
    様に測定ストランドの一方の端部と結合された距離検出
    器が設けられている形式のものにおいて、測定ロープ
    (11)が一方の第1の測定ストランド(12)の一端
    と結合された第2の測定ストランド(13)を有し、該
    測定ストランドが第1の測定ストランド(12)と同様
    に、しかし少なくともほぼ鏡面対称的に、それぞれ両方
    の装置部分(1,2)に係合しており、距離検出器(1
    9)と貯え装置とに接続されており、調節駆動装置(2
    4)の同期偏差が生じた場合に測定ストランド(12,
    13)の1つが延長されかつ他方の測定ストランドがほ
    ぼ同じ程度だけ短縮されることを特徴とする、同期測定
    装置。
  2. 【請求項2】 調節可能な装置部分(2)を調節方向
    (3)に間隔をおいて少なくとも部分的に取囲む不動の
    装置部分において、測定ロープ(11)が不動の装置部
    分(1)における2つの固定個所(14,15)間で、
    一定の全体長さで、調節可能な装置部分(2)における
    偏向個所(9,10)を介して、装置部分(2)に対し
    て固定個所(14,15)に関して向き合って不動の装
    置部分(1)に配置された距離検出器(19)に向かっ
    て導かれかつ相応に戻されている、請求項1記載の同期
    測定装置。
  3. 【請求項3】 調節可能な装置部分(2)における偏向
    個所(9,10)から不動の装置部分(1)に導かれた
    測定ロープ区分が、調節可能な装置部分(2)における
    偏向個所(9,10)の間を延びる測定ロープ区分に対
    してほぼ垂直に位置している、請求項2記載の同期測定
    装置。
  4. 【請求項4】 測定ロープ(11)の両方の測定ストラ
    ンド(12,13)がそれぞれ一方では両方の装置部分
    (1,2)の1つにかつ他方ではそれぞれ同じ方向に、
    貯え装置を形成する共通のローラ(26)に巻掛けられ
    ており、該ローラ(26)が両方の装置部分(1,2)
    の他方の装置部分に支承されており、戻し装置(29)
    を介して両方の測定ストランド(12,13)を緊張状
    態に保つ、請求項1記載の同期測定装置。
  5. 【請求項5】 ローラ(26)がそのつどの装置部分
    (1,2)に有利には旋回可能に配置された揺動体(2
    8)に支承されており、該揺動体(28)の側方偏位が
    距離検出器(19)に影響を及ぼすようになっており、
    この場合、測定ストランド(12,13)の他方の端部
    がそれぞれ他方の装置部分(1,2)に固定されてい
    る、請求項4記載の同期測定装置。
  6. 【請求項6】 ローラ(26)の軸がそのつどの装置部
    分(1,2)に不動に支承されており、両方の測定スト
    ランド(12,13)が他方の端部でそれぞれ距離検出
    器(19)と接続されている、請求項4記載の同期測定
    装置。
  7. 【請求項7】 距離検出器(19)が無接触で働くセン
    サ、有利にはホールセンサを測定ロープ(11)の調節
    を検出するために有している、請求項1から6までのい
    ずれか1項記載の同期測定装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも偏向個所(9,10)の1部
    に僅かな摩擦で支承された偏向ローラ(16,17,1
    8,20,21,22)が測定ロープ(11)のために
    配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記
    載の同期測定装置。
  9. 【請求項9】 測定ロープ(11)の端部の固定個所
    (14,15)に有利にはばね負荷された固定装置(2
    5)が設けられており、該固定装置(25)が測定ロー
    プ(11)において有利には調節可能な引張力を越えた
    場合に固定を解除する、請求項1から8までのいずれか
    1項記載の同期測定装置。
JP11353892A 1991-05-06 1992-05-06 同期測定装置 Pending JPH0639600A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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AT93591A AT399785B (de) 1991-05-06 1991-05-06 Gleichlaufmesseinrichtung
AT935/91 1991-05-06

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JPH0639600A true JPH0639600A (ja) 1994-02-15

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ID=3503230

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JP11353892A Pending JPH0639600A (ja) 1991-05-06 1992-05-06 同期測定装置

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EP (1) EP0512976A1 (ja)
JP (1) JPH0639600A (ja)
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