JPH0639257A - 曝気装置の運転方法 - Google Patents
曝気装置の運転方法Info
- Publication number
- JPH0639257A JPH0639257A JP3044469A JP4446991A JPH0639257A JP H0639257 A JPH0639257 A JP H0639257A JP 3044469 A JP3044469 A JP 3044469A JP 4446991 A JP4446991 A JP 4446991A JP H0639257 A JPH0639257 A JP H0639257A
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- screw
- motor
- aerator
- aeration
- liquid
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通気運転、無通気運転のいかんにかかわら
ず、常に軸動力がモータ定格値の８０〜９０％程度で運
転可能な運転制御をする。 【構成】 スクリュー２３の旋回にて液体を混合撹拌す
ると共にスクリューの旋回によりスクリュー先端域流体
中に生じる負圧を利用して気体を吸い込み、液体中に微
細気泡状態にして供給する。気体吸込路に吸気量を制御
する通気制御弁２４を設ける。そしてモータに回転数制
御手段３を設ける。これにより常に所定のモータ駆動力
以内で運転する。
ず、常に軸動力がモータ定格値の８０〜９０％程度で運
転可能な運転制御をする。 【構成】 スクリュー２３の旋回にて液体を混合撹拌す
ると共にスクリューの旋回によりスクリュー先端域流体
中に生じる負圧を利用して気体を吸い込み、液体中に微
細気泡状態にして供給する。気体吸込路に吸気量を制御
する通気制御弁２４を設ける。そしてモータに回転数制
御手段３を設ける。これにより常に所定のモータ駆動力
以内で運転する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自吸式曝気機において制
限通気時の動力調整に好適なる通気制御運転方法に関す
るものである。
限通気時の動力調整に好適なる通気制御運転方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、湖沼・河川等自然水域の富栄養化
が進み赤潮・アオコが頻繁に発生し、各地で環境問題が
クローズアップしている。赤潮・アオコの発生を抑える
ためには、窒素・燐を高濃度に含んだ下水処理水の自然
水域放流を防止しなければならない。このうち窒素の除
去については、酸素の存在下で硝化菌の働きにより原水
中のアンモニア態窒素を亜硝酸または硝酸態窒素に変え
るステップと無窒素下で脱窒菌の働きにより亜硝酸また
は硝酸態窒素を窒素ガスに変えて大気中へ放出するステ
ップとに分けられる。水処理においてより効率的に窒素
除去を行うためには、曝気槽の内部を好気状態と嫌気状
態とを交互に繰り返せば良い。この曝気槽には汚水を混
合撹拌するために曝気装置が用いられる。
が進み赤潮・アオコが頻繁に発生し、各地で環境問題が
クローズアップしている。赤潮・アオコの発生を抑える
ためには、窒素・燐を高濃度に含んだ下水処理水の自然
水域放流を防止しなければならない。このうち窒素の除
去については、酸素の存在下で硝化菌の働きにより原水
中のアンモニア態窒素を亜硝酸または硝酸態窒素に変え
るステップと無窒素下で脱窒菌の働きにより亜硝酸また
は硝酸態窒素を窒素ガスに変えて大気中へ放出するステ
ップとに分けられる。水処理においてより効率的に窒素
除去を行うためには、曝気槽の内部を好気状態と嫌気状
態とを交互に繰り返せば良い。この曝気槽には汚水を混
合撹拌するために曝気装置が用いられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】曝気槽内に設置された
曝気装置を停止して嫌気状態とした場合、脱窒菌が沈降
して汚水との接触効率が低下して十分な処理が期待でき
ない。従って、より効率的な脱窒を行うためには、嫌気
状態においても混合・撹拌を行う必要がある。スクリュ
ー形曝気装置はスクリューを回転することにより、その
先端に負圧を生じ通気口より空気が吸い込まれてスクリ
ュー先端より曝気するしくみとなっており、嫌気（無通
気）撹拌は通気口を閉塞することにより達成できる。し
かし、通気量を絞って運転を行うとスクリュー近傍は、
気泡量が少なくなり、気液の見掛け比重が大きくなって
負荷が増大し、曝気機モータの軸動力は大きくなる。軸
動力は、１００％通気運転時、通常８０〜９０％程度で
あるが、無通気運転時には定格値の１１０％以上となり
連続運転が行えない。本発明は通気運転、無通気運転の
いかんにかかわらず、常に軸動力がモータ定格値の８０
〜９０％程度で運転可能な運転制御を目的とする。
曝気装置を停止して嫌気状態とした場合、脱窒菌が沈降
して汚水との接触効率が低下して十分な処理が期待でき
ない。従って、より効率的な脱窒を行うためには、嫌気
状態においても混合・撹拌を行う必要がある。スクリュ
ー形曝気装置はスクリューを回転することにより、その
先端に負圧を生じ通気口より空気が吸い込まれてスクリ
ュー先端より曝気するしくみとなっており、嫌気（無通
気）撹拌は通気口を閉塞することにより達成できる。し
かし、通気量を絞って運転を行うとスクリュー近傍は、
気泡量が少なくなり、気液の見掛け比重が大きくなって
負荷が増大し、曝気機モータの軸動力は大きくなる。軸
動力は、１００％通気運転時、通常８０〜９０％程度で
あるが、無通気運転時には定格値の１１０％以上となり
連続運転が行えない。本発明は通気運転、無通気運転の
いかんにかかわらず、常に軸動力がモータ定格値の８０
〜９０％程度で運転可能な運転制御を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、スクリューの旋回にて液体を
混合撹拌すると共にスクリューの旋回によりスクリュー
先端域流体中に生じる負圧を利用して気体を吸い込み、
液体中に微細気泡状態にして供給する自吸式曝気機にお
いて、気体吸込路に吸気量を制御する通気制御弁を、モ
ータに回転数制御手段を夫々設けて、常に所定のモータ
駆動力以内で運転することを要旨とする。
するためになしたもので、スクリューの旋回にて液体を
混合撹拌すると共にスクリューの旋回によりスクリュー
先端域流体中に生じる負圧を利用して気体を吸い込み、
液体中に微細気泡状態にして供給する自吸式曝気機にお
いて、気体吸込路に吸気量を制御する通気制御弁を、モ
ータに回転数制御手段を夫々設けて、常に所定のモータ
駆動力以内で運転することを要旨とする。
【０００５】
【作用】液体中に挿入されたスクリューをモータの駆動
により回動させるとスクリュー先端域に発生する負圧に
て気体が液体中に供給される。この時自吸式曝気機に備
えた通気制御バルブを操作することにより通気量の調整
と、モータの回転数の制御をインバータ等にて行う操作
とを組み合わせて軸動力がモータ定格値の８０〜９０％
程度で運転できる。
により回動させるとスクリュー先端域に発生する負圧に
て気体が液体中に供給される。この時自吸式曝気機に備
えた通気制御バルブを操作することにより通気量の調整
と、モータの回転数の制御をインバータ等にて行う操作
とを組み合わせて軸動力がモータ定格値の８０〜９０％
程度で運転できる。
【０００６】
【実施例】以下本発明を図示の実施例にもとづいて説明
する。曝気槽１または池内に自吸式の曝気機２を、下端
のスクリューが液体中に所定深さまで挿入されるように
して設置する。この自吸式曝気機２は軸通気式のモータ
２１とこのモータ２１にて回転駆動される中空軸２２
と、この中空軸２２の下端に設けたスクリュー２３及び
中空軸２２の上端に設けた吸気管２５と導通して設けた
通気制御弁２４とよりなり、モータ２１の駆動にて中空
軸下端に設けたスクリュー２３を回転させる。従ってス
クリュー２３は汚水中、所定深度に侵入され、望ましく
は水面に対し所要の進入角を有するようにして配設され
ているので、このスクリューの回動にて汚水は撹拌混合
されるが、この場合スクリューの撹拌力にて汚水水面に
渦流が発生するのを制御するためブラケットに中空軸下
部を覆うように渦流防止板を設けることもある。そして
このモータ２１には回転数を制御するためのインバータ
制御装置３が電気的に接続される。
する。曝気槽１または池内に自吸式の曝気機２を、下端
のスクリューが液体中に所定深さまで挿入されるように
して設置する。この自吸式曝気機２は軸通気式のモータ
２１とこのモータ２１にて回転駆動される中空軸２２
と、この中空軸２２の下端に設けたスクリュー２３及び
中空軸２２の上端に設けた吸気管２５と導通して設けた
通気制御弁２４とよりなり、モータ２１の駆動にて中空
軸下端に設けたスクリュー２３を回転させる。従ってス
クリュー２３は汚水中、所定深度に侵入され、望ましく
は水面に対し所要の進入角を有するようにして配設され
ているので、このスクリューの回動にて汚水は撹拌混合
されるが、この場合スクリューの撹拌力にて汚水水面に
渦流が発生するのを制御するためブラケットに中空軸下
部を覆うように渦流防止板を設けることもある。そして
このモータ２１には回転数を制御するためのインバータ
制御装置３が電気的に接続される。
【０００７】従って上述の如く構成される曝気装置にお
いて、曝気機の動力特性は通気制御弁２４の開度を小さ
くするに従って軸動力は増大する。例えば開度０％の
時、最大４．２ｋｗとなりモータの定格値３．７Ｋｗよ
り１３％増加するが、一方スクリュー回転数を減じると
軸動力は二次関数的に減少する。これにより、常時軸動
力を定格値以下とし、開度１００％時の３．６Ｋｗ付近
に抑え込むためには、図２に示す曝気機の動力特性図か
らしてモータの回転数と動力の関係から約１６５０ｒｐ
ｍ程度にスクリュー回転数を減じれば良いことが分か
る。通常、モータの回転数は６０Ｈｚ１７５０ｒｐｍ程
度であることを考えると、制御通気による動力増加分は
わずか１００ｒｐｍでのスクリュー回転数の低下で制御
できることになる。これによりスクリューによる撹拌力
を低下させないで効率的な運転ができる。
いて、曝気機の動力特性は通気制御弁２４の開度を小さ
くするに従って軸動力は増大する。例えば開度０％の
時、最大４．２ｋｗとなりモータの定格値３．７Ｋｗよ
り１３％増加するが、一方スクリュー回転数を減じると
軸動力は二次関数的に減少する。これにより、常時軸動
力を定格値以下とし、開度１００％時の３．６Ｋｗ付近
に抑え込むためには、図２に示す曝気機の動力特性図か
らしてモータの回転数と動力の関係から約１６５０ｒｐ
ｍ程度にスクリュー回転数を減じれば良いことが分か
る。通常、モータの回転数は６０Ｈｚ１７５０ｒｐｍ程
度であることを考えると、制御通気による動力増加分は
わずか１００ｒｐｍでのスクリュー回転数の低下で制御
できることになる。これによりスクリューによる撹拌力
を低下させないで効率的な運転ができる。
【０００８】
【発明の効果】本発明によるときは曝気機に通気制御弁
を設けて通気量を制御し、モータにインバータを付加
し、回転数を制御するようになしているため、通気運
転、無通気運転に関係なく軸動力がモータ定格値の８０
〜９０％程度で運転可能となり一台の自吸式曝気機を用
いて好気・嫌気撹拌運転を効率的に、連続的に行える利
点を有する。
を設けて通気量を制御し、モータにインバータを付加
し、回転数を制御するようになしているため、通気運
転、無通気運転に関係なく軸動力がモータ定格値の８０
〜９０％程度で運転可能となり一台の自吸式曝気機を用
いて好気・嫌気撹拌運転を効率的に、連続的に行える利
点を有する。
【図１】本発明曝気機を液中に設置した状態を示す説明
図である。
図である。
【図２】曝気機の動力特性図である。
【符号の説明】 １ 曝気槽 ２ 曝気機 ２１ モータ ２２ 中空軸 ２３ スクリュー ２４ 通気制御弁 ３ インバータ
Claims (1)
- 【請求項１】 スクリューの旋回にて液体を混合撹拌す
ると共にスクリューの旋回によりスクリュー先端域流体
中に生じる負圧を利用して気体を吸い込み、液体中に微
細気泡状態にして供給する自吸式曝気機において、気体
吸込路に吸気量を制御する通気制御弁を、モータに回転
数制御手段を夫々設けて、常に所定のモータ駆動力以内
で運転することを特徴とする曝気装置の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3044469A JPH0639257A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 曝気装置の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3044469A JPH0639257A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 曝気装置の運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639257A true JPH0639257A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=12692369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3044469A Pending JPH0639257A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 曝気装置の運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639257A (ja) |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP3044469A patent/JPH0639257A/ja active Pending
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