JPH0637104U - 長尺物箱詰め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】長尺青果物の箱詰め作業が機械的に行え、且
つ、包装工程の簡素化及び包装コストの低減を図ること
のできる長尺物箱詰め装置を提供する。 【構成】分配用コンベアから分配供給される同一等階級
の各胡瓜を整列用コンベアの各凹状載置部に１本ずつ移
載して、同整列用コンベアの各凹状載置部に整列載置さ
れた各胡瓜をストック部に１本ずつ投入する。次に、ス
トック部に投入された９本分の各胡瓜を流下通路の結束
位置に流下供給した後、バンド巻付け機を駆動して、流
下通路の結束位置に供給された９本分の各胡瓜を一つに
集合した状態のまま結束用バンドで一括して結束する。
この後、箱詰め手段を駆動して、９本分の各胡瓜を一つ
に結束した状態のまま段ボール箱内に箱詰めするので、
包装コストの低減及び箱詰め作業の能率アップを図るこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、例えば、胡瓜、人参、長芋、長茄子等の長尺青果物を機械的に箱 詰めするために用いられる長尺物箱詰め装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、上述例のような胡瓜を箱詰めする方法としては、例えば、図５に示すよ うに、生産者側から持込まれる多数本の各胡瓜Ｋ…を等階級別に選別処理し、同 一等階級の各胡瓜Ｋ…を複数人の作業者が手で１本ずつ保持して、予め段ボール 箱Ｂ内に敷設されたポリ袋Ｂａに順次投入する箱詰め方法がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、上述のように胡瓜Ｋを等階級別に箱詰めする場合、胡瓜Ｋの商品価値 が損なわれないように１本ずつ作業者の手で箱詰めしなければならず、胡瓜Ｋの 箱詰め作業に手間及び時間が掛るという問題点を有している。

【０００４】 また、図６に示すように、合成樹脂製の包装容器Ｙに所定本数の各胡瓜Ｋ…を 整列収納し、同包装容器Ｙの上面全体を透明又は半透明の樹脂フィルムＹａで一 括包装することで、運搬中に於いて、一括包装された各胡瓜Ｋ…の商品価値が損 なわれるのを防止できるが、上述のように所定本数の各胡瓜Ｋ…を段ボール箱Ｂ 内に直接投入する箱詰め方法に比べて、胡瓜Ｋの包装に要する単価が高くなり、 包装コストがアップするという問題点を有している。

【０００５】 この考案は上記問題に鑑み、等階級別に選別された所定本数の各長尺青果物を 一つに集合した状態のまま結束帯で一括して結束することにより、長尺青果物の 箱詰め作業が機械的に行えると共に、包装工程の簡素化及び包装コストの低減を 図ることができる長尺物箱詰め装置の提供を目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

この考案は、等階級別に選別された多数本の各長尺青果物を送り方向に対して 整列搬送するための適宜コンベアを適宜数接続して長尺物搬送路を形成すると共 に、上記長尺物搬送路上に、所定本数分の各長尺青果物を一つに並列集合する青 果物集合部と、上記青果物集合部で一つに並列集合された所定本数分の各長尺青 果物を結束帯で結束する青果物結束手段と、上記結束帯により結束された所定本 数分の各長尺青果物を箱体内部に箱詰めする青果物箱詰め手段とを設けた長尺物 箱詰め装置であることを特徴とする。

【０００７】

【作用】

この考案は、長尺物搬送路を構成する適宜コンベアを駆動して、等階級別に選 別された多数本の各長尺青果物を送り方向に整列搬送すると共に、同搬送路上に 設けた青果物集合部に所定本数分の各長尺青果物を順次投入して並列集合する。 次に、青果物結束手段を駆動して、一つに並列集合された所定本数分の各長尺青 果物を結束帯で結束し、青果物箱詰め手段を駆動して、所定本数分の各長尺青果 物を結束帯で一つに結束した状態のまま箱体内部に順次箱詰めする。

【０００８】

【考案の効果】

この考案によれば、等階級別に選別された所定本数の長尺青果物を結束帯によ り一つに結束した状態のまま箱詰めするので、従来例のように所定本数の各胡瓜 を包装容器に収納した状態のまま箱詰めする方法よりも、包装に要する単価が安 くなり、包装工程の簡素化及び包装コストの低減を図ることができる。しかも、 所定本数の各長尺青果物を一括して箱詰めするため、従来例のように多数本の各 胡瓜を１本ずつ作業者の手で箱詰めするような手間及び作業が省け、長尺青果物 の箱詰め作業が機械的に行なえると共に、箱詰め作業に要する時間を大幅に短縮 して、箱詰め作業の省力化及び能率アップを図ることができる。

【０００９】

【実施例】

この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図面は長尺青果物の一例として胡瓜を箱詰めするときに用いられる長尺物箱詰 め装置を示し、図１及び図２に於いて、この長尺物箱詰め装置１は、生産者側か ら持込まれる多数本の各胡瓜Ｋ…を等階級別に分配供給する分配用コンベア２と 、分配用コンベア２から分配供給される同一等階級の各胡瓜Ｋ…を４列に整列搬 送する供給用コンベア３と、供給用コンベア３から供給される多数本の各胡瓜Ｋ …を９本ずつ整列搬送する整列用コンベア４と、整列用コンベア４から供給され る９本分の各胡瓜Ｋ…を結束用バンドＰにより一括して結束するバンド巻付け機 ５と、一つに結束された９本分の各胡瓜Ｋ…を段ボール箱Ｂ内に箱詰めする箱詰 め機６とから構成される。

【００１０】 上述の分配用コンベア２は、同分配用コンベア２の始端側搬送路上に設定した 読取り位置に、生産者側から持込まれる各胡瓜Ｋ…の等階級を読取るための等階 級読取り装置７を配設し、同分配用コンベア２の後端側搬送路上に設定した分配 位置に、等階級読取り装置７の読取りに基づいて分配供給される同一等階級の各 胡瓜Ｋ…を整列搬送するための供給用コンベア３を配設している。すなわち、分 配用コンベア２により搬送される各胡瓜Ｋ…の等階級を等階級読取り装置７で読 取り、同等階級読取り装置７の読取りに基づいて同一等階級の各胡瓜Ｋ…を供給 用コンベア３に分配供給する。

【００１１】 前述の供給用コンベア３は、分配用コンベア２の後端側搬送路上に設定した分 配位置と、後述する整列用コンベア４の始端側搬送路上に設定した投入位置との 間に供給用コンベア３を配設し、同供給用コンベア３の搬送面長さ方向に、１本 分の胡瓜Ｋを整列載置する搬送幅に隔てて複数本の各突条ガイド３ａ…を形成す ると共に、同供給用コンベア３の搬送側終端部と整列用コンベア４の搬送側左端 部との間に各投入用ローラ８，９を回転自在に軸受している。

【００１２】 すなわち、供給用コンベア３と整列用コンベア４とを同期駆動して、供給用コ ンベア３の各突条ガイド３ａ…間と対応する位置に、後述する整列用コンベア４ の各凹状載置部４ｂ…を順次移動して、分配用コンベア２から分配供給される同 一等階級の各胡瓜Ｋ…を供給用コンベア３の各突条ガイド３ａ…間に１本ずつ順 次移載し、同供給用コンベア３から供給される同一等階級の各胡瓜Ｋ…を各投入 用ローラ８，９で加速搬送して、整列用コンベア４の各凹状載置部４ｂ…に対し て１本ずつ各胡瓜Ｋ…を順次移載する。

【００１３】 前述の整列用コンベア４は、搬送側始端部に軸支した各スプロケット１０，１ ０と、搬送側終端部に軸支した各スプロケット１１，１１との間に、長尺寸法の 胡瓜Ｋを送り方向に対して横向き姿勢に整列載置する搬送幅に形成した整列ベル ト４ａを張架し、同整列ベルト４ａの搬送面幅方向に１本分の胡瓜Ｋが横向き姿 勢に整列載置される大きさの凹状載置部４ｂを形成すると共に、同整列ベルト４ ａの搬送面長さ方向に多数個の各凹状載置部４ｂ…を連続形成している。且つ、 同整列ベルト４ａの搬送面長さ方向に９本分の各胡瓜Ｋ…が整列載置される間隔 を隔てて適宜本数分（例えば、１本又は２本）の各空送り部４ｃ…を複数箇所形 成している。

【００１４】 前述のバンド巻付け機５は、整列用コンベア４の搬送側終端部に９本分の各胡 瓜Ｋ…が横向き姿勢に整列投入される大きさのストック部１２を配設し、同整列 用コンベア４とストック部１２との間に１本ずつ各胡瓜Ｋ…を流下ガイドするた めのシュータ１３を斜設すると共に、同シュータ１３の上方位置に胡瓜Ｋの通過 を検知するための光電センサＳを配設している。且つ、ストック部１２の一端側 開口部に９本分の各胡瓜Ｋ…を押出すためのプッシャ板１４を配設し、同位置側 部に配設した押出し用シリンダ１５のピストンロッドをプッシャ板１４に連結固 定すると共に、同ストック部１２の他端側開口部に９本分の各胡瓜Ｋ…を流下ガ イドするための流下通路１６を接続している。

【００１５】 すなわち、整列用コンベア４の各凹状載置部４ｂ…に載置された各胡瓜Ｋ…を ストック部１２に順次投入し、同ストック部１２に投入される胡瓜Ｋの通過を光 電センサＳで検知すると共に、同光電センサＳから出力される検知信号に基づい て胡瓜Ｋの投入本数を計数する。例えば、９本分の各胡瓜Ｋ…をストック部１２ に投入した直後、押出し用シリンダ１５を作動して、ストック部１２に整列投入 された９本分の各胡瓜Ｋ…をプッシャ板１４で押出し、同ストック部１２に接続 した流下通路１６上に９本分の各胡瓜Ｋ…を一括供給する。

【００１６】 上述の流下通路１６には、同通路上に設定した結束位置周面に結束用バンドＰ の巻付けが許容される溝幅のバンド巻付け溝１６ａを形成し、同位置直後に９本 分の各胡瓜Ｋ…を一旦停止するためのストッパ板１７を配設すると共に、同位置 上方に配設した開閉用シリンダ１８のピストンロッドをストッパ板１７に連結固 定している。且つ、流下通路１６のバンド巻付け溝１６ａと対向する側部位置に 合成樹脂等で形成された結束用バンドＰをロール状に巻回して軸受すると共に、 同流下通路１６のバンド巻付け溝１６ａと対向する外周位置にリング型のガイド レール１９を架設し、同ガイドレール１９の内周側に結束用バンドＰを巻回する ためのバンド巻付け車２０を周回移動自在に取付けている。

【００１７】 すなわち、開閉用シリンダ１８を作動して、流下通路１６が完全閉鎖される高 さ位置にストッパ板１７を降下停止し、ストック部１２から押出される９本分の 各胡瓜Ｋ…をストッパ板１７で結束位置に一旦停止する。同時に、ガイドレール １９に沿ってバンド巻付け車２０を巻付け方向に周回移動し、流下通路１６のバ ンド巻付け溝１６ａを介して結束位置に停止された９本分の各胡瓜Ｋ…に結束用 バンドＰを巻付けると共に、図３に示すように、９本分の各胡瓜Ｋ…に巻付けら れた結束用バンドＰの巻付け側端部を一体的に重合固定した後、開閉用シリンダ １８を復帰作動して、流下通路１６が完全開放される高さ位置にストッパ板１７ を上昇停止し、一つに結束された９本分の各胡瓜Ｋ…を流下通路１６の流下側下 部に配設した送り用コンベア２１上に移載する。

【００１８】 前述の箱詰め機６は、送り用コンベア２１の搬送側終端部に搬送される１束分 の各胡瓜Ｋ…と対向してプッシャ板２２を配設し、同位置側部に配設した移載用 シリンダ２３のピストンロッドをプッシャ板２２に連結固定して、同移載用シリ ンダ２３の作動により、送り用コンベア２１の搬送側終端部に搬送される１束分 の各胡瓜Ｋ…を同位置側部に配設した整列台２４に順次移載する。

【００１９】 且つ、整列台２４上に設定した整列位置上方と、同位置側部に設定した箱詰め 位置上方との間に各ガイドレール２５，２５を架設し、同各ガイドレール２５， ２５間に可動台２６を水平移動自在に取付けると共に、箱詰め側上方に配設した 移動用シリンダ２７のピストンロッドを可動台２６に連結固定して、同移動用シ リンダ２７の作動により、整列位置上方と箱詰め位置上方とに可動台２６を水平 移動する。且つ、可動台２６の上面側中央部に配設した昇降用シリンダ２８のピ ストンロッドを保持ユニット２９に連結固定して、同昇降用シリンダ２８の作動 により、整列位置と箱詰め位置とで保持ユニット２９を垂直昇降する。

【００２０】 上述の保持ユニット２９は、図４に示すように、２束分の各胡瓜Ｋ…に巻回さ れた各結束用バンドＰ，Ｐと対向する位置に各保持アーム３０，３０を垂設し、 同各保持アーム３０，３０で保持される２束分の各胡瓜Ｋ…を水平姿勢に支持す る高さ位置に各支持棒３１…を架設している。すなわち、整列台２４上に載置さ れた２束分の各胡瓜Ｋ…を保持する高さ位置に保持ユニット２９を降下したとき 、同保持ユニット２９に垂設した各保持アーム３０，３０で２束分の各胡瓜Ｋ… に巻回された各結束用バンドＰ，Ｐを保持し、各支持棒３１…を２束分の各胡瓜 Ｋ…に当接して水平姿勢に保持する。一方、箱詰め位置の段ボール箱Ｂ内に敷設 されたポリ袋Ｂａに２束分の各胡瓜Ｋ…を収納したとき、保持ユニット２９に垂 設した各保持アーム３０，３０を開放して保持解除する。

【００２１】 図示実施例は上記の如く構成するものとして、以下、長尺物箱詰め装置１によ る胡瓜Ｋの箱詰め動作を説明する。 先ず、図１及び図２に示すように、分配用コンベア２から分配供給される同一 等階級の各胡瓜Ｋ…を供給用コンベア３の各突条ガイド３ａ…間に順次移載し、 供給用コンベア３から供給される同一等階級の各胡瓜Ｋ…を各投入用ローラ８， ９で加速搬送して、整列用コンベア４の各凹状載置部４ｂ…に１本ずつ各胡瓜Ｋ …を順次移載する。なお、移載本数の過不足及び移載位置の不揃いを作業者の手 で修正する。

【００２２】 次に、シュータ１３を介して、整列用コンベア４の各凹状載置部４ｂ…に載置 された各胡瓜Ｋ…をストック部１２に順次投入すると共に、同ストック部１２に 投入される胡瓜Ｋの通過を光電センサＳで検知し、同光電センサＳから出力され る検知信号に基づいて胡瓜Ｋの投入本数を計数する。例えば、９本分の各胡瓜Ｋ …がストック部１２に投入された直後、押出し用シリンダ１５を作動して、スト ック部１２に整列投入された９本分の各胡瓜Ｋ…を集合した状態のままプッシャ 板１４で押出し、９本分の各胡瓜Ｋ…を流下通路１６上に一括供給する。

【００２３】 次に、バンド巻付け機５のバンド巻付け車２０を巻付け方向に周回移動して、 流下通路１６上の結束位置に供給される９本分の各胡瓜Ｋ…を結束用バンドＰで 順次結束する。すなわち、開閉用シリンダ１８を作動して、ストッパ板１７を通 路閉鎖位置に降下停止し、ストック部１２から押出される９本分の各胡瓜Ｋ…を ストッパ板１７で結束位置に一旦停止する。同時に、バンド巻付け車２０を巻付 け方向に周回移動して、流下通路１６のバンド巻付け溝１６ａを介して結束位置 に停止された９本分の各胡瓜Ｋ…に結束用バンドＰを巻付ける。

【００２４】 バンド巻付け直後に於いて、図３に示すように、９本分の各胡瓜Ｋ…に巻付け られた結束用バンドＰの巻付け側始端部と巻付け側終端部とを超音波溶接又は連 結金具等で一体的に重合固定した後、開閉用シリンダ１８を復帰作動して、流下 通路１６が完全開放される高さ位置にストッパ板１７を上昇停止し、一つに結束 された９本分の各胡瓜Ｋ…を送り用コンベア２１上に移載する。

【００２５】 次に、移載用シリンダ２３を作動して、送り用コンベア２１の搬送側終端部に 搬送される１束分の各胡瓜Ｋ…を整列台２４に順次移載し、２束分の各胡瓜Ｋ… を整列台２４上に移載した後、箱詰め機６の保持ユニット２９を垂直及び水平移 動して、整列台２４上に移載置された２束分の各胡瓜Ｋ…を段ボール箱Ｂ内に順 次箱詰めする。

【００２６】 すなわち、図４に示すように、整列位置上方に待機する保持ユニット２９を垂 直降下して、２束分の各胡瓜Ｋ…に巻回された各結束用バンドＰ，Ｐを各保持ア ーム３０，３０で保持する。この後、２束分の各胡瓜Ｋ…を保持した状態のまま 保持ユニット２９を整列位置から箱詰め位置に移動させ、箱詰め位置に供給され た段ボール箱Ｂ内のポリ袋Ｂａに２束分の各胡瓜Ｋ…を一括収納して、各保持ア ーム３０，３０による保持を解除することで、１段分の箱詰め作業が完了する。

【００２７】 以下同様に、保持ユニット２９を整列位置と箱詰め位置とに往復移動して、整 列台２４に移載された２束分の各胡瓜Ｋ…を段ボール箱Ｂ内に順次箱詰めする。 この後、一つの段ボール箱Ｂ内に所定本数分の各胡瓜Ｋ…を箱詰めした後、同段 ボール箱Ｂを自動封函機（図示省略）で封函処理してから出荷する。

【００２８】 以上のように、等階級別に選別された９本分の各胡瓜Ｋ…を結束用バンドＰに より一つに結束した状態のまま箱詰めするので、従来例のように９本分の各胡瓜 Ｋ…を包装容器Ｙに収納した状態のまま箱詰めする方法よりも、包装に要する単 価が安くなり、包装工程の簡素化及び包装コストの低減を図ることができる。し かも、９本分の各胡瓜Ｋ…を一括して箱詰めするため、従来例のように多数本の 各胡瓜Ｋ…を１本ずつ作業者の手で箱詰めするような手間及び作業が省け、胡瓜 Ｋの箱詰め作業が機械的に行なえると共に、箱詰め作業に要する時間を大幅に短 縮して、箱詰め作業の省力化及び能率アップを図ることができる。

【００２９】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の長尺青果物は、実施例の胡瓜Ｋに対応し、 以下同様に、 結束帯は、結束用バンドＰに対応し、 長尺物搬送路は、分配用コンベア２と、供給用コンベア３と、整列用コンベア ４と、シュータ１３と、流下通路１６と、送り用コンベア２１とに対応し、 青果物集合部は、ストック部１２に対応し、 青果物結束手段は、バンド巻付け機５及び流下通路１６のバンド巻付け溝１６ ａと、ガイドレール１９と、バンド巻付け車２０とに対応し、 青果物箱詰め手段は、箱詰め機６及びガイドレール２５と、可動台２６と、保 持ユニット２９と、保持アーム３０とに対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。

【００３０】 上述の実施例では、整列用コンベア４の搬送面幅方向に多数本の各胡瓜Ｋ…を 整列載置して、同整列用コンベア４の送り方向に対して直交する方向に向けて配 設したストック部１２に順次投入するが、例えば、整列用コンベア４の搬送面長 さ方向に適宜本数の各胡瓜Ｋ…を整列載置して、同整列用コンベア４の送り方向 に対して同一方向に向けて配設したストック部１２に順次投入するもよく、上述 の実施例と同様に、一つに集合した状態のまま９本分の各胡瓜Ｋ…を結束用バン ドＰにより一括して結束することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】長尺物箱詰め装置による結束動作及び箱詰め動
作を示す全体構成図。

【図２】バンド巻付け機による結束動作を示す斜視図。

【図３】胡瓜の結束状態を示す斜視図。

【図４】保持ユニットによる箱詰め動作を示す段ボール
箱の縦断側面図。

【図５】従来の箱詰め方法を示す段ボール箱の縦断側面
図。

【図６】従来の包装方法を示す包装容器の斜視図。

【符号の説明】

Ｋ…胡瓜 Ｐ…結束用バンド Ｂ…段ボール箱 １…長尺物箱詰め装置 ２…分配用コンベア ３…供給用コンベア ４…整列用コンベア ５…バンド巻付け機 ６…箱詰め機 １２…ストック部 １３…シュータ １６…流下通路 １６ａ…バンド巻付け溝 １９…ガイドレール ２０…バンド巻付け車 ２１…送り用コンベア ２９…保持ユニット ３０…保持アーム

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】等階級別に選別された多数本の各長尺青果
   物を送り方向に対して整列搬送するための適宜コンベア
   を適宜数接続して長尺物搬送路を形成すると共に、 上記長尺物搬送路上に、所定本数分の各長尺青果物を一
   つに並列集合する青果物集合部と、 上記青果物集合部で一つに並列集合された所定本数分の
   各長尺青果物を結束帯で結束する青果物結束手段と、 上記結束帯により結束された所定本数分の各長尺青果物
   を箱体内部に箱詰めする青果物箱詰め手段とを設けた長
   尺物箱詰め装置。