JPH0637043U - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JPH0637043U
JPH0637043U JP7971292U JP7971292U JPH0637043U JP H0637043 U JPH0637043 U JP H0637043U JP 7971292 U JP7971292 U JP 7971292U JP 7971292 U JP7971292 U JP 7971292U JP H0637043 U JPH0637043 U JP H0637043U
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JP
Japan
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wheel
bogie frame
vehicle body
drive
drive wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP7971292U
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English (en)
Inventor
規雄 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体本体1の前部及び後部に、駆動輪4と補
助輪16とを有する前後一対の台車枠3が設けられ、こ
れら台車枠3が水平枢軸21を中心としてシーソーの如
く揺動自在に設けられている無人搬送車において、溝や
段差のある床面を円滑に走行できるようにする。 【構成】 台車枠3が、駆動輪4側を上方へ向けるよう
に揺動するのを、必要に応じて阻止することができる構
成とした揺動規制手段25を、車体本体1に対して設け
るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は無人搬送車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種無人搬送車として以下の如きものは知られている。即ち、車体本 体と、この車体本体に対して、左右を向く水平枢軸により揺動自在に設けられた 前後一対の台車枠と、これら台車枠の前部又は後部寄りに設けられた駆動機を具 備する駆動輪と、同他方寄りに設けられた回転自在な補助輪とを有する無人搬送 車である。上記車体本体には、物品の受渡しを行うための公知のスライドフォー クや駆動ローラコンベヤ、又は物品受載台等が設けられている。
【0003】
【従来無人搬送車の欠点】
前記従来無人搬送車には以下の如き欠点があった。即ち、波状の起伏がある床 面を走行する場合には、補助輪を介して台車枠がその前・後を上下動する如く揺 動し、駆動輪を常に床面へ接地させておく利点があるが、その反面、溝や段差が ある床面を走行する場合には、補助輪が溝に落ち込んで脱出不能になったり、先 行側の補助輪が段差につまづいた拍子に、台車枠がつんのめり状に揺動して後行 側の駆動輪が浮き上がり、この駆動輪が空転することがあった。
【0004】
【前記欠点を解決するための手段】
この考案は前記欠点を解決するために以下の如き手段を採用した。 即ち、車体本体と、左右を向く水平枢軸により上記車体本体に揺動自在に設け られた少なくとも1個の台車枠と、この台車枠の前部又は後部寄りに設けられた 駆動機を具備する駆動輪と、同他方寄りに設けられた回転自在な補助輪と、上記 台車枠が水平枢軸を中心として駆動輪側を上方へ向け揺動するのを必要に応じて 阻止する揺動規制手段とを有しているものである。
【0005】
【考案の作用】
この考案は以下の如き作用をなすものである。 揺動規制手段を作動させると、台車枠が、その駆動輪側を上方へ向けるように 揺動することが阻止された状態となる。このような状態では、補助輪が溝にさし かかっても落ち込むことはなく、また、補助輪が段差につまづくようなことがあ っても、台車枠がつんのめり状に揺動することはない。
【0006】
【実施例】
以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。なお、この明細書に おいて、前とは図2右側を、後とは同図左側を言い、左とは図2紙面裏側を、右 とは同表側を言う。 図2の如く、上部に駆動ローラコンベヤ2を備えた車体本体1(図1参照)と 、この車体本体1に設けられた前後一対の台車枠3,3と、これら台車枠3,3 に設けられた駆動輪4及び補助輪16とを有している。これら台車枠3,3は、 車体本体1に対して、左右を向く水平枢軸21を介して接続されており、上記駆 動輪4と補助輪16とがシーソー状に上下動する如く揺動可能となっている。上 記水平枢軸21は、図4の如く左・右で対を成すように配置されている。なお、 車体本体1には、前後の台車枠3,3の相互間にバッテリー22や電装品収納箱 23等が設けられている。
【0007】 前側の台車枠3にあっては、その前部寄りに駆動輪4が位置付けられ、後部寄 りに補助輪16が位置付けられている。また後側の台車枠3にあっては、上記と は逆向きであって、その後部寄りに駆動輪4が位置付けられ、前部寄りに補助輪 16が位置付けられている。
【0008】 図3の如く、上記駆動輪(駆動輪ブラケット5参照)は、台車枠3の左右略中 央に1個設けられており、その回転軸側方へ突出するようにして、モータ等の駆 動機6を具備している。上記駆動輪ブラケット5は、垂直軸7により台車枠3に 対して水平旋回自在に設けられており、その垂直軸7に取り付けられた従動ホイ ール8が、旋回用モータ9の駆動ホイール10との相互間を掛け渡したチェーン 等の伝動具11によって旋回駆動を受けるようになっている。駆動輪ブラケット 5の前・後面には、センサ12,12が取り付けられており、床面に設定された 走行誘導ラインや各種動作指示表示等(図示略)を検出できるようになっている 。なお、同図中符号13は、制御ボックスである。
【0009】 上記補助輪16(補助輪ブラケット17参照)は、台車枠3に対して左右で対 を成すように2個設けられている。これら補助輪16は、補助輪ブラケット17 に回転自在に保持されており、これら補助輪ブラケット17は、垂下支持棒19 に対して首振り自在に設けられている。
【0010】 図2の如く、車体本体1には、台車枠3がシーソー状に揺動するうちの一方側 の動作のみを、必要に応じて阻止することができる揺動規制手段25が設けられ ている。この揺動規制手段25は、図4及び図5の如く、車体本体1の上部に設 けられたブラケット26と、このブラケット26に回転自在に保持されたホイー ル27と、このホイール27に掛けられ、一端部が台車枠3に接続され他端部が チェーン外れ防止用のばね28を介して車体本体1に接続されたチェーン29と 、上記ホイール27に接続されて、ホイール27の回転を固定することができる 電磁ブレーキ30とを有している。
【0011】 上記電磁ブレーキ30が作動していない状態では、ホイール27が正逆いずれ にも回転自在であるため、台車枠3がA方向へ揺動する(補助輪16側を上方へ 向けるように揺動する)ことも、B方向へ揺動する(駆動輪4側を上方へ向ける ように揺動する)ことも可能となっている。しかし、上記電磁ブレーキ30が作 動した状態(ホイール27の回転が固定された状態)では、ホイール27の回転 を伴ったチェーン29の移動が阻止される。そのため、この状態から、台車枠3 がB方向へ揺動することは阻止される。ところが、チェーン29は、ホイール2 7に掛けられた部分と台車枠3への接続部分との間で、白抜き矢符で示す方向の 撓みを生じさせることができるため、これに伴って、台車枠3がはじめにA方向 へ揺動することと、この揺動の後に、同量分だけB方向へ復帰揺動することは、 可能な状態とされる。
【0012】
【実施例の作用】
次に実施例の作用を説明する。 上記した揺動規制手段25の電磁ブレーキ30は、走行進路に溝D(図6参照 )や段差S(図7参照)があるときに、その手前の床面等に設定された動作指示 表示(図示略)を、車体本体1等に設けられた適宜センサ(例えば、図4に示し たセンサ12等を参照)が検出したときに、自動的に作動状態にされるようにな っている。
【0013】 図6の如く、補助輪16が溝Dにさしかかっても、台車枠3が、水平枢軸21 を中心として駆動輪4側を上方へ向け揺動することが阻止されているので、補助 輪16が溝D内に落ち込むことはない。そのため、駆動輪4は、この溝D上を何 ら障害なく通過することができる。溝Dの通過後には、床面等に設定された別の 動作指示表示を検出するか又は所定時間の経過後に、揺動規制手段25の電磁ブ レーキ30を解除状態とする。
【0014】 図7の如く、先行側の補助輪16が段差Sにぶつかっても、台車枠3が、水平 枢軸21を中心として駆動輪4側を上方へ向け揺動することが阻止されているの で、つんのめり状になることはない。しかし、台車枠3が、水平枢軸21を中心 として補助輪16側を上方へ向けるように揺動すること(矢符A参照)は可能で あるから、補助輪16が段差S上へ乗り上げるようになり、この間も、駆動輪4 が床面に接地したままとなって、走行が円滑に続けられる。段差Sの通過後には 、床面等に設定された別の動作指示表示を検出するか又は所定時間の経過後に、 揺動規制手段25の電磁ブレーキ30を解除状態とする。
【0015】 なお、この考案において、揺動規制手段25は、前記した構造に限定されるも のではない。例えば、図示は省略するが、車両本体1に対して、水平支軸21よ りも駆動輪4側の部分に、ソレノイドやシリンダ等の進退動作器具を、その進退 部分が下向きになるように取り付けておき、この進退部分の先端が進出した状態 では、水平状態にある台車枠3の上面に当接するようにしておく。このような構 造でも、進退動作器具を作動させた状態(進退部分を進出させた状態)では、台 車枠3が、水平枢軸21を中心として駆動輪4側を上方へ向け揺動することを阻 止することができる。
【0016】
【考案の効果】
この考案は、前記した如き構成によって以下の如き効果を奏するものである。 溝や段差のある床面でも、何らの障害を受けることなく、円滑に走行すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】この考案の実施例を拡大して示す下半部を断面
した側面図である。
【図3】図2のIII−III線拡大断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】図4のV−V線拡大断面図である。
【図6】溝の通過状況を説明する図である。
【図7】段差の通過状況を説明する図である。
【符号の説明】
1 車体本体 3 台車枠 4 駆動輪 6 駆動機 16 補助輪 21 水平枢軸 25 揺動規制手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体本体と、左右を向く水平枢軸により
    上記車体本体に揺動自在に設けられた少なくとも1個の
    台車枠と、この台車枠の前部又は後部寄りに設けられた
    駆動機を具備する駆動輪と、同他方寄りに設けられた回
    転自在な補助輪と、上記台車枠が水平枢軸を中心として
    駆動輪側を上方へ向け揺動するのを必要に応じて阻止す
    る揺動規制手段とを有している無人搬送車。
JP7971292U 1992-10-23 1992-10-23 無人搬送車 Pending JPH0637043U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7971292U JPH0637043U (ja) 1992-10-23 1992-10-23 無人搬送車

Applications Claiming Priority (1)

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JP7971292U JPH0637043U (ja) 1992-10-23 1992-10-23 無人搬送車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0637043U true JPH0637043U (ja) 1994-05-17

Family

ID=13697825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7971292U Pending JPH0637043U (ja) 1992-10-23 1992-10-23 無人搬送車

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JP (1) JPH0637043U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012529400A (ja) * 2009-06-10 2012-11-22 ゴットヴァルト ポート テクノロジー ゲーエムベーハー 大型輸送車、特に、isoコンテナ用の自動運転式大型輸送車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012529400A (ja) * 2009-06-10 2012-11-22 ゴットヴァルト ポート テクノロジー ゲーエムベーハー 大型輸送車、特に、isoコンテナ用の自動運転式大型輸送車

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