JPH0636817A - 連鎖端子および連鎖端子の形成方法 - Google Patents

連鎖端子および連鎖端子の形成方法

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JPH0636817A
JPH0636817A JP18974492A JP18974492A JPH0636817A JP H0636817 A JPH0636817 A JP H0636817A JP 18974492 A JP18974492 A JP 18974492A JP 18974492 A JP18974492 A JP 18974492A JP H0636817 A JPH0636817 A JP H0636817A
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義夫 佐藤
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猛太郎 土井
Atsushi Hamada
淳 濱田
Takeshi Hasegawa
健 長谷川
Moritaka Goto
守孝 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタ端子の製造の際に、単極端子,多連
端子との金型の共通化を図り、金型費を低減すると共
に、任意のピッチの多連端子を形成でき、さらに、同一
の圧着工具を用いて圧着できるコネクタ端子を形成でき
る連鎖端子を提供することを目的とする。 【構成】 連鎖端子20は、連鎖端子20の基端部側2
0aと先端部側20bとの間を結ぶ互いに平行な複数の
仮想線A,A,…に沿って、リード線を保持するリード
線保持部21,21,…とヒューズを接続する接続部2
2,22,…とを対にして多数形成する。さらに、リー
ド線保持部21,21,…と接続部22,22,…との
間に、仮想線Aと直交する方向に延在するキャリア部2
3を形成し、リード線保持部21,21,…と接続部2
2,22,…は、このキャリア部23により接続する構
造となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気,電子および自動
車部品等における回路の接続に用いられるコネクタ端子
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コネクタ端子は、リード線を保
持するリード線保持部と、コネクタやヒューズ等と接続
される接続部とを有している。このようなコネクタ端子
は、まず、形成すべきコネクタ端子を多数個並行に配置
し、さらにそれぞれのコネクタ端子を接続する連接部
(以下、キャリア部と称する)を配置した連鎖状の連鎖
端子を形成し、次いで、この連鎖端子からそれぞれのコ
ネクタ端子を切り離すことにより形成している。以上の
ようにして得られたコネクタ端子は、それぞれのリード
線保持部にリード線を保持した状態で、圧着工具を用い
て圧着することにより、リード線に接続される。
【0003】例えば、形成すべきコネクタ端子が、図3
に示すように、一対のリード線保持部1と接続部2とを
有する単極端子3の場合には、まず、連鎖端子4を形成
する。連鎖端子4は、形成すべき単極端子3が、多数個
並行に互いに離間して配置され、さらに、単極端子3の
延在する方向と直交する方向に延びる帯状のキャリア部
5が、多数個のリード線保持部1,1,…に連続して配
置された連鎖状のものである。次いで、各々の単極端子
3を連鎖端子4から切り離すことにより、単極端子3を
形成している。
【0004】また、形成すべきコネクタ端子が、図4に
示すように、1個のリード線保持部6に対して複数個の
接続部7,7,…を有し、リード線保持部6からの電流
を2極以上に分岐させる多連端子8の場合には、前記単
極端子3の場合と同様に、図示しない帯状のキャリア部
に多連端子8のリード線保持部6を連続させて配置し
て、形成すべき多連端子8を連鎖状に多数個配置した連
鎖端子(図示なし)を形成する。次いで、各々の多連端
子8をこの連鎖端子から切り離すことにより多連端子8
を形成している。
【0005】また、接続部間の間隔が大きい大ピッチの
多連端子9を形成する場合には、まず図5に示すような
連鎖端子10を形成する。連鎖端子10は、一対のリー
ド線保持部11と接続部12とを有する端子部材13を
多数個所定の間隔を開けて並行に配置し、さらにリード
線保持部11のインシュレーションバレル部14とワイ
ヤバレル部15との間に、端子部材13が延在する方向
と直交する方向に延びるキャリア部16を配置した連鎖
状のものである。次にこの連鎖端子10のキャリア部1
6の任意の位置で切断することにより、形成すべき多連
端子9が得られる。この多連端子9の場合、接続部1
2,12,…の間隔が大きいため、圧着工具が、隣接す
るリード線保持部11と干渉しないため、多連端子9に
ワイヤバレル部15,15,…を残したままでも問題が
ない。したがってこれにより、金型の一部を変更するこ
とにより、端子部材13を1個ずつ連鎖端子10から切
り離して単極端子(図示なし)を形成することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のコネクタ端子には、以下のような問題が
存在する。単極端子3(図3)と多連端子8(図4)と
では、それぞれを形成する金型を共通化することができ
ず、金型を別々に造る必要があった。また、図5に示し
た場合では、連鎖端子10から、大ピッチの多連端子9
を得ることができると共に、金型の一部を改造するのみ
で単極用の端子を形成することもできるが、ピッチの異
なる多連端子を形成するためには、ピッチごとに金型を
造る必要があった。以上のように、コネクタ端子の製造
の際には、コネクタ端子の種類,サイズ,多連端子にお
けるピッチ毎に金型を用意する必要がある。このため、
コネクタ端子の製造コストにおいて、金型費は大きな比
重を占め、コストの低減の妨げになっている。
【0007】また、形成されたコネクタ端子を使用する
際に用いる圧着工具についても、単極端子3(図3)と
多連端子8(図4),9(図5)とでは、キャリア部の
位置が異なるため、コネクタ端子の種類毎に圧着工具を
用意する必要があり、作業が面倒であった。本発明は、
以上のような点を考慮してなされたもので、単極端子,
多連端子との金型の共通化を図り金型費を低減すると共
に、任意のピッチの多連端子を形成でき、さらに、同一
の圧着工具を用いて圧着できるコネクタ端子を形成でき
る連鎖端子および連鎖端子の形成方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基端部側と先端部側との間を結ぶ互いに平行な複数の仮
想線に対して、基端部側に前記仮想線の1以上に沿わせ
て該基端部側方向へ突出する1以上のリード線保持部を
形成すると共に、先端部側に同仮想線の2以上に沿わせ
て互いに離間し、かつ基端部側から先端部側方向へ延び
る2以上の接続部を形成し、前記1以上のリード線保持
部および2以上の接続部を前記複数の仮想線の位置する
面内で該仮想線と直交する方向に延在する連接部により
接続してなる連鎖端子において、前記連接部を前記リー
ド線保持部と前記接続部との間に形成したことを特徴と
している。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1記載の連
鎖端子において、前記リード線保持部の数が前記接続部
の数に対して1以上少ないことを特徴としている。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2記載の連鎖端子において、前記連接部を、前記仮
想線の位置する面に直交する方向に、突出状態に折り曲
げたことを特徴としている。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項2記載の連
鎖端子の形成方法であって、形成すべき連鎖端子を、形
成すべき前記接続部と同数の前記リード線保持部を有す
る連鎖端子を形成した後に、少なくとも1以上の前記リ
ード線保持部を前記連鎖端子より除去することにより形
成することを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、連鎖端子の基端部側
と先端部側との間を結ぶ仮想線に沿わせて、基端部側に
リード線保持部を形成すると共に、先端部側に接続部を
形成し、さらに仮想線と直交する方向に延在する連接部
をリード線保持部と接続部との間に形成した。この連鎖
端子から、連接部を、リード線保持部と接続部とが延在
する方向の両側方で切断すると、同一仮想線に沿わせて
形成されている一対のリード線保持部と接続部を有する
もの、すなわち単極端子が形成される。
【0013】請求項2記載の発明では、連鎖端子の接続
部は、連接部の延在する方向と直交する方向に連接部か
ら櫛歯状に形成され、一方リード線保持部は、前記接続
部の数に対して1以上少ない数が形成されている。これ
により、ある特定のリード線保持部は、その同一仮想線
上に接続部が形成され、かつ側方に1以上のリード線保
持部が欠落し、この欠落しているリード線保持部と同一
仮想線上に接続部が形成され、さらにこれら複数の接続
部を接続する連接部が形成されている形態となってい
る。すなわち、この特定のリード線保持部は、複数の接
続部を有する多連端子の形態となっており、連鎖端子か
ら、この特定のリード線保持部と共に複数の接続部およ
び連接部を一体に切り離すことにより、多連端子を形成
することができる。
【0014】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の連鎖端子の連接部を、仮想線の位置する
面に直交する方向に、突出状態に折り曲げたことによ
り、隣り合う接続部同志の間隔が狭められる。
【0015】請求項4記載の発明では、形成すべき接続
部と同数のリード線保持部を有する連鎖端子を形成した
後に、この連鎖端子から、少なくとも1以上のリード線
保持部を除去することにより、請求項2記載の連鎖端
子、すなわち多連端子を形成し得る連鎖端子を形成する
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。ここでは、例えば、ヒューズを接続するため
のコネクタ端子用の連鎖端子の実施例を用いて説明す
る。図1は、本発明に係る連鎖端子20を示すもので、
この連鎖端子20は、連鎖端子20の基端部側20aと
先端部側20bとの間を結ぶ互いに平行な複数の仮想線
A,A,…に沿わせて、リード線を保持するリード線保
持部21,21,…とヒューズを接続する接続部22,
22,…とが対になって多数形成されている。さらに、
リード線保持部21,21,…と接続部22,22,…
との間に、仮想線Aと直交する方向に延在するキャリア
部(連接部)23が形成され、リード線保持部21,2
1,…と接続部22,22,…は、このキャリア部23
により接続されている。リード線保持部21には、基端
部側20aに、図示しないリード線の絶縁被覆部を保持
する断面U字状のインシュレーションバレル部24が形
成されている。さらに、このインシュレーションバレル
部24に連続して、リード線のワイヤ部を保持する断面
U字状のワイヤバレル部25が形成されている。このワ
イヤバレル部25に連続して前記キャリア部23が形成
されている。接続部22は、断面が□形状で、その内部
に接続部22が延在する方向に弾性接触片26が形成さ
れている。この弾性接触片26は、接続部22に挿入さ
れる図示しないヒューズをその弾性により保持する構造
とされている。図2に示す連鎖端子27は、図1に示し
た連鎖端子20に対して、多数並行に配置されているリ
ード線保持部21,21,…を、仮想線A,A,…の1
本おきにキャリア部23から切断して除去し、さらにキ
ャリア部23を各仮想線Aの間で、仮想線A,A,…の
位置する面に直交する方向に、突出状態に折り曲げたも
のである。このキャリア部23は、各仮想線Aの両側方
で、仮想線A,A,…の位置する面に直交する方向に立
ちあげられ、さらに、直角に折り曲げられて仮想線A,
A,…の位置する面に平行な面が形成されることによ
り、コ字状の形状に折り曲げられている。
【0017】次に、上記図1および図2に示したような
連鎖端子20,27の加工方法について説明する。ま
ず、所定の材質、サイズ、厚さの帯状の金属板(図示な
し)をプレス機(図示なし)によりプレスして、図1に
示した連鎖端子20を形成する。インシュレーションバ
レル部24,ワイヤバレル部25,キャリア部23をそ
の形状に沿って形成すると共に、接続部22を展開した
形状に切断する。そして接続部22の弾性接触片26を
折り返して形成した後に、接続部22を仮想線Aと直交
する方向に折り曲げて、接続部22を断面□形状に形成
する。上記の加工を前記帯状の金属板に連続的に施すこ
とにより、図1に示した、同一の仮想線A上にリード線
保持部21と接続部22とを有する連鎖端子20が形成
される。この状態で連鎖端子20は、すなわち本発明の
請求項1に係る連鎖端子の形態とされている。次いで、
連鎖端子20のリード線保持部21を、図示しないプレ
ス機によって1個おきにキャリア部23から切断して除
去する。この状態の連鎖端子(図示なし)はすなわち、
本発明の請求項2に係る連鎖端子の形態である。次い
で、この連鎖端子20のキャリア部23を各仮想線A,
A,…間で、図示しないプレス機によって、仮想線A,
A,…の位置する面に直交する方向に、コ字状に突出さ
せて折り曲げることにより、図2に示した連鎖端子27
が形成される。ここで、連鎖端子27は、キャリア部2
3が各仮想線A,A,…間で折り曲げられているので、
前記連鎖端子20(図1)よりも接続部22,22,…
の間隔が狭められている。この状態で連鎖端子27は、
すなわち本発明の請求項3に係る連鎖端子の形態とされ
ている。
【0018】以上のようにして連鎖端子20,27が形
成される。さらにこの連鎖端子20,27を、以下に示
すように加工することにより、単極端子および多連端子
を形成することができる。まず、図1に示した前記連鎖
端子20を、キャリア部23の、リード線保持部21お
よび接続部22が延在する方向の両側方のB,Bの位置
で、キャリア部23の延在する方向と直交する方向に切
断する。すると、同一仮想線Aに沿わせて形成されてい
る一対のリード線保持部21と接続部22を有する単極
端子28が形成される。これを連鎖端子20に連続的に
繰り返すことにより、この連鎖端子20から多数の単極
端子28,28,…が形成される。また、図2に示した
前記連鎖端子27を、キャリア部23の図中C,C,…
の位置で、キャリア部23の延在する方向と直交する方
向に切断する。すると、1個のリード線保持部21に対
して、2個の接続部22,22を有する2極の多連端子
29,29,…が形成される。さらに、連鎖端子27の
キャリア部23を折り曲げる前段の状態(図示なし)
で、前記と同様にキャリア部23のC,C,…の位置で
切断すると、1個のリード線保持部21に対して2個の
接続部22を有し、かつ前記多連端子29に比較して接
続部22,22の間隔が広い大ピッチの多連端子(図示
なし)が形成される。上記のようにして、連鎖端子2
0,27からそれぞれ単極端子28,多連端子29,大
ピッチの多連端子(図示なし)が形成される。
【0019】本実施例では、上述したように連鎖端子2
0をキャリア部23のB,B,…の位置で切断すること
により、単極端子28,28,…を形成することができ
る。また、連鎖端子20にさらに加工を加えた連鎖端子
27を、キャリア部23のC,C,…の位置で切断する
ことにより、多連端子29,29,…を形成することが
できる。また、連鎖端子27のキャリア部23を、仮想
線A,A,…の位置する面に直交する方向に、コ字状に
突出させて折り曲げたので、連鎖端子27から、隣り合
う接続部22,22のピッチを狭めた多連端子29を形
成することができる。また、以上のように、同一の連鎖
端子20に加工を加えることにより、単極端子28と多
連端子29とを得ることができ、さらには、ピッチの異
なる多連端子をも得ることができるので、金型を共通化
することにより、コネクタ端子の製造の際の金型費を大
幅に低減することができる。さらに、連鎖端子20から
形成される単極端子28と、連鎖端子27から形成され
る多連端子29とでは、キャリア部23を、リード線保
持部21と、接続部22との間に形成したので、リード
線保持部21のインシュレーションバレル部24とワイ
ヤバレル部25の位置が同一である。したがって、これ
らの単極端子28,多連端子29を実際に使用する際
に、リード線を圧着する圧着作業を同一の圧着用工具で
行うことができ、作業を効率的に行うことができる。
【0020】なお、上記の実施例において、連鎖端子2
7のキャリア部23をコ字状に折り曲げることにより、
接続部22,22,…のピッチを狭めたが、仮想線Aの
位置する面に直交する方向に、突出状態に折り曲げるの
であれば、コ字状でなくてもよく、またこの折り曲げる
角度や位置を変えることにより、接続部22,22,…
のピッチを変更することができる。これにより、連鎖端
子27から得られる多連端子29の接続部22,22の
ピッチを任意に設定して形成することができる。また、
連鎖端子27において、リード線保持部21、21、…
を1個おきに切断した形態としたが、例えば、これを3
個おきに切断せずに残し、他のリード線保持部21,2
1,…を全て切断すれば、1個のリード線保持部21に
対して3個の接続部を有する3極の多連端子を形成する
ことができる。このようにして、リード線保持部21の
切断する箇所を変更することにより、この連鎖端子27
から任意の極数の多連端子を形成することができる。ま
た、ヒューズを接続するためのコネクタ端子用の連鎖端
子20を、実施例として用いたが、このほかにも、ジャ
ンクションボックス、コネクタ等、回路の接続に用いる
ものであれば、同様の効果が得られるのは言うまでもな
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る連
鎖端子によれば、連接部を、リード線保持部と接続部と
が延在する方向の両側方で切断することにより、一対の
リード線保持部と接続部を有する単極端子を形成するこ
とができる。
【0022】請求項2に係る連鎖端子によれば、特定の
リード線保持部は、複数の接続部を有する多連端子の形
態とされているので、これにより、連鎖端子から、この
特定のリード線保持部と共に複数の接続部を、連接部で
切断して切り離すことにより多連端子を形成することが
できる。
【0023】請求項3に係る連鎖端子によれば、請求項
1または請求項2記載の連鎖端子の連接部を、仮想線の
位置する面に直交する方向に、突出状態に折り曲げたの
で、連鎖端子から、隣り合う接続部の間隔を任意の寸法
に狭めた連鎖端子を形成することができる。さらにこれ
により、連鎖端子の連接部を折り曲げるのみで、任意の
ピッチの多連端子を形成することができる。したがっ
て、多連端子を形成する際に、ピッチ毎に金型を造る必
要がないので、金型を共通化することができ、コネクタ
端子の製造の際の金型費を大幅に低減することができ
る。
【0024】請求項4に係る連鎖端子の形成方法によれ
ば、請求項2に係る連鎖端子を形成し得ると共に、その
加工工程の途中で請求項1に係る連鎖端子を形成するこ
とができる。これにより、請求項2に係る連鎖端子を形
成する金型の一部を利用して、請求項1に係る連鎖端子
を形成することができる。したがって、単極端子と多連
端子とで金型を共通化することができ、コネクタ端子の
製造の際の金型費を大幅に低減することができる。さら
には、単極端子と多連端子とでリード線保持部の形状が
同一なので、圧着用工具を共通化でき、作業を効率的に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る連鎖端子の一部を示す平面図,
正面図,側面図である。
【図2】 本実施例に係る連鎖端子の一部を示す平面図
および正面図である。
【図3】 単極端子の従来例を示す平面図である。
【図4】 多連端子の従来例を示す平面図である。
【図5】 大ピッチの多連端子の従来例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
20,27…連鎖端子、20a…基端部側、20b…先
端部側、21…リード線保持部、22…接続部、23…
キャリア部、A…仮想線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 淳 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)発明者 長谷川 健 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)発明者 後藤 守孝 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部(20a)側と先端部(20b)
    側との間を結ぶ互いに平行な複数の仮想線(A)に対し
    て、基端部(20a)側に前記仮想線(A)の1以上に
    沿わせて該基端部(20a)側方向へ突出する1以上の
    リード線保持部(21)を形成すると共に、先端部(2
    0b)側に同仮想線(A)の2以上に沿わせて互いに離
    間し、かつ基端部(20a)側から先端部(20b)側
    方向へ延びる2以上の接続部(22)を形成し、前記1
    以上のリード線保持部(21)および2以上の接続部
    (22)を前記複数の仮想線(A)の位置する面内で該
    仮想線(A)と直交する方向に延在する連接部(23)
    により接続してなる連鎖端子(20)において、前記連
    接部(23)を前記リード線保持部(21)と前記接続
    部(22)との間に形成したことを特徴とする連鎖端子
    (20)。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の連鎖端子(20)におい
    て、前記リード線保持部(21)の数が前記接続部(2
    2)の数に対して1以上少ないことを特徴とする連鎖端
    子。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の連鎖端子
    において、前記連接部(23)を、前記仮想線(A)の
    位置する面に直交する方向に、突出状態に折り曲げたこ
    とを特徴とする連鎖端子(27)。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の連鎖端子の形成方法であ
    って、形成すべき連鎖端子を、形成すべき前記接続部
    (22)と同数の前記リード線保持部(21)を有する
    連鎖端子を形成した後に、少なくとも1以上の前記リー
    ド線保持部(21)を前記連鎖端子より除去することに
    より形成することを特徴とする連鎖端子の形成方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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