JPH0636484B2 - 電流電圧変換回路 - Google Patents

電流電圧変換回路

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JPH0636484B2
JPH0636484B2 JP63224955A JP22495588A JPH0636484B2 JP H0636484 B2 JPH0636484 B2 JP H0636484B2 JP 63224955 A JP63224955 A JP 63224955A JP 22495588 A JP22495588 A JP 22495588A JP H0636484 B2 JPH0636484 B2 JP H0636484B2
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JP
Japan
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transistor
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transistors
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文雄 鈴木
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は電流電圧変換回路に関し、特に電流ミラー回路
を用いた電流電圧変換回路に関するものである。
従来技術 従来のかかる電流電圧変換回路の構成を第2図に示す。
ベースとコレクタとが共通接続されてダイオード構成と
されたトランジスタ1とトランジスタ2とは、互いにベ
ースが共通に接続されて電流ミラー回路を形成してい
る。
ダイオード構成のトランジスタ1は電流信号源Sによる
信号電流がそのコレクタに印加されており、当該信号電
流と等しい電流がトランジスタ2のコレクタ負荷である
抵抗素子Rに流れるようになっている。
従って、入力である電流信号源Sによる信号電流値を抵
抗Rの抵抗値倍した電圧が、当該抵抗Rの両端に得られ
て、電流電圧変換が行われるのである。尚、Vは基準電
圧源を示している。
この様な従来の電流電圧変換回路において、電流信号源
Sの電流値をIとし、トランジスタ1のコレクタ電流
をIとし、また両トランジスタ1,2におけるベース
電流を等しいものとしてこれをIとする次式が成立す
る。
=I+2I……(1) ここで、トランジスタの電流増幅率をhfeとすると、
(1)式は次式となる。
=I+2I/hfe……(2) したがって、トランジスタ1のコレクタ電流Iは次式
で表わされる。
=I・hfe/(hfe+2)……(3) トランジスタ1と2とのコレクタ・エミッタ間電圧は等
しくないために、いわゆるアーリー効果によって両トラ
ンジスタのコレクタ電流には差異が生ずる。この差異を
△Iとすると、トランジスタ2のコレクタ電流Ic1
(3)式より次式となる。
c1=I+△I =I・hfe/(hfe+2)+△I……(4) よって、抵抗Rの両端間電圧Vは(4)式を用いて、 V=R{I・hfe/(hfe+2)+△I}……
(5) となり、この出力電圧Vはトランジスタの電流増幅率
及びアーリー効果の影響を受けることが判る。電流増幅
率及びアーリー効果は個々のトランジスタにより相違す
るので、高精度を要する電流電圧変換は実現できないこ
とになるのである。
発明の目的 そこで、本発明はこの様な従来のものの欠点を解決すべ
くなされたものであって、その目的とするところは、高
精度の電流電圧変換を実現可能な電流電圧変換回路を提
供することにある。
発明の構成 本発明によれば、電流号源がコレクタに接続された第1
トランジスタと、この第1トランジスタと電流ミラー回
路を構成すべくベースが共通接続された第2及び第3ト
ランジスタと、前記第1トラジスタのコレクタにベース
が接続され前記第1〜第3トランジスタの〜ベース電流
を供給する第4トランジスタと、前記第2トランジスタ
とカスコード接続された第5トランジスタと、前記第3
トランジスタとカスコード接続された第6トランジスタ
と、前記第5トランジスタのベースバイアスとしてトラ
ンジスタのベース・エミッタ間電圧の3倍の電圧を発生
するバイアス発生手段と、前記第5トランジスタのコレ
クタと前記第6トランジスタのベースとの共通接続点と
基準電圧との間に設けられた抵抗素子とを含み、前記抵
抗素子の両端から前記電流信号源の電流に対応した電圧
出力を得るようにしたことを特徴とする電流電圧変換回
路が得られる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例の回路図であり、第2図と同等
部分は同一符号により示されている。電流信号源Sがコ
レクタに接続されたトランジスタ1と電流ミラー回路を
構成すべくベースが互いに共通接続されたトランジスタ
2及び3が設けられている。これ等3個のトランジスタ
1〜3のベース電流を供給するためにトランジスタ4が
設けられており、このトランジスタ4のベースはトラン
ジスタ1のコレクタに接続され、そのエミッタがトラン
ジスタ1〜3のベース共通接続点に接続されている。
トランジスタ2とカスコード接続されたトランジスタ5
が設けられており、トランジスタ5のコレクタと基準電
圧源Vとの間に出力抵抗素子Rが接続されている。ま
た、トランジスタ3とカスコード接続されたトランジス
タ6が設けられており、このトランジスタ6のベースが
トランジスタ5のコレクタに接続されている。
トランジスタ5のベースバイアス回路として、ダイオー
ド構成とされた3個のトランジスタ7〜9が直列接続さ
れ、この3個のトランジスタ7〜9へ抵抗Rを介して
基準電圧源Vから直流バイアス電流が供給されている。
よって、トランジスタ5のベースバイアスとして、3・
BEの電圧が発生されている。ここに、VBEはトラ
ンジスタのベース・エミッタ間電圧である。
かかる構成において、トランジスタ1〜3はカレントミ
ラー構成であるから、夫々のコレクタ電流はほぼ等し
い。このとき、トランジスタ5及び6のコレクタ電流も
ほぼ等しくなっている。従って、トランジスタ1〜3,
5,6のベース電流も全て等しくIとすることができ
る。
トランジスタ4のエミッタ電流は3・Iとなり、トラ
ンジスタの電流増幅率をhfeとすると、ベース電流は
3・I/hfeとなる。ここで、電流信号源Sの電流
をIとすると、トランジスタ4のベース電流は非常に
小さく無視可能であり、よってトランジスタ1のコレク
タ電流もIと考えることができる。
また、トランジスタ1及び2のコレクタ・エミッタ間電
圧は2・VBEであるので、アーリー効果は両トランジ
スタ1及び2に同様に作用することから、両トランジス
タ1及び2のコレクタ電流は同一となる。従って、トラ
ンジスタ2のコレクタ電流はIとなり、トランジスタ
5のコレクタ電流はI−Iとなる。
このとき、抵抗Rに流れる電流は、 I+(I−I)=I……(6) となり、よって、抵抗Rの両端電圧はI・Rとなっ
て、アーリー効果及びトランジスタの電流増幅率の影響
を受けることがない。
尚、上記実施例ではNPNトランジスタを用いている
が、PNPトランジスタを用いても全く同様であること
は明らかである。
発明の効果 叙上の如く、本発明によれば、電流ミラー回路を構成す
るトランジスタの電流増幅率及びアーリー効果をなくす
ように構成したので、高精度の電流電圧交換を行うこと
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例の回路図、第2図は従来の電流
電圧変換回路を示す図である 主要部分の符号の説明 1,2,3……カレントミラートランジスタ 4……ベース電流供給トランジスタ 5,6……カスコードトランジスタ 7〜9……バイアストランジスタ S……電流信号源 R……抵抗素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電流号源がコレクタに接続された第1トラ
    ンジスタと、この第1トランジスタと電流ミラー回路を
    構成すべくベースが共通接続された第2及び第3トラン
    ジスタと、前記第1トランジスタのコレクタにベースが
    接続され前記第1〜第3トランジスタのベース電流を供
    給する第4トランジスタと、前記第2トランジスタとカ
    スコード接続された第5トランジスタと、前記第3トラ
    ンジスタとカスコード接続された第6トランジスタと、
    前記第5トランジスタのベースバイアスとしてトランジ
    スタのベース・エミッタ間電圧の3倍の電圧を発生する
    バイアス発生手段と、前記第5トランジスタのコレクタ
    と前記第6トランジスタのベースとの共通接続点と基準
    電圧との間に設けられた抵抗素子とを含み、前記抵抗素
    子の両端から前記電流信号源の電流に対応した電圧出力
    を得るようにしたことを特徴とする電流電圧変換回路。
JP63224955A 1988-09-08 1988-09-08 電流電圧変換回路 Expired - Lifetime JPH0636484B2 (ja)

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JPH0272705A JPH0272705A (ja) 1990-03-13
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JP2009513059A (ja) * 2005-10-20 2009-03-26 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) トランスコンダクタンス段の構成
JP2009273192A (ja) * 2002-11-29 2009-11-19 Linear Technol Corp 高直線性デジタル可変利得増幅器

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JP2853763B2 (ja) * 1996-08-29 1999-02-03 日本電気株式会社 増幅回路
WO2005074001A2 (fr) * 2003-12-30 2005-08-11 Commissariat A L'energie Atomique Dispositif d'emission electronique multifaisceaux hybride a divergence controlee

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