JPH0635884Y2 - 自動二輪車のリヤボックス - Google Patents
自動二輪車のリヤボックスInfo
- Publication number
- JPH0635884Y2 JPH0635884Y2 JP1989005179U JP517989U JPH0635884Y2 JP H0635884 Y2 JPH0635884 Y2 JP H0635884Y2 JP 1989005179 U JP1989005179 U JP 1989005179U JP 517989 U JP517989 U JP 517989U JP H0635884 Y2 JPH0635884 Y2 JP H0635884Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article storage
- storage chamber
- helmet
- stepped portion
- rear box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、自動二輪車のシート下方に設けられるリヤボ
ックスに関するものである。
ックスに関するものである。
［従来の技術及び課題］ 自動二輪車において、ヘルメットをシート下方の収納空
間に収納することは、実開昭59−26089号公報にて知ら
れているが、これは収納空間の内部に燃料タンク等を設
置しているため、ヘルメット以外の物品の収納には不都
合がある。
間に収納することは、実開昭59−26089号公報にて知ら
れているが、これは収納空間の内部に燃料タンク等を設
置しているため、ヘルメット以外の物品の収納には不都
合がある。
そこで本考案の目的は、シート下の収納空間に他部品等
を配設せずに大きな利用スペースを確保でき、ヘルメッ
ト以外の物品の収納が行えるとともに、収納するヘルメ
ットの保持を可能にした自動二輪車のリヤボックスを提
供することにある。
を配設せずに大きな利用スペースを確保でき、ヘルメッ
ト以外の物品の収納が行えるとともに、収納するヘルメ
ットの保持を可能にした自動二輪車のリヤボックスを提
供することにある。
［課題を解決するための手段］ 以上の課題を達成すべく本考案は、シートの下方に物品
収納室を設けるとともに該物品収納室の下方に上下揺動
自在な車輪を配置し、前記物品収納室の底板の前部に、
前後方向に段差をもって下方へ突出し、ヘルメット下端
部を挿入自在とした凹状部を形成したことを特徴とす
る。
収納室を設けるとともに該物品収納室の下方に上下揺動
自在な車輪を配置し、前記物品収納室の底板の前部に、
前後方向に段差をもって下方へ突出し、ヘルメット下端
部を挿入自在とした凹状部を形成したことを特徴とす
る。
［作用］ シート下方に設けた物品収納室の底板に段状部を形成す
るだけで、他部品等を配設しないため、大きな利用スペ
ースを確保してヘルメット以外の物品の収納が可能とな
るとともに、前記段状部にヘルメットの下端部が挿入自
在なため、段状部によってヘルメットを保持できる。
るだけで、他部品等を配設しないため、大きな利用スペ
ースを確保してヘルメット以外の物品の収納が可能とな
るとともに、前記段状部にヘルメットの下端部が挿入自
在なため、段状部によってヘルメットを保持できる。
［実施例］ 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
本考案を適用した一例としてスクータ型の自動二輪車を
示す第１図において、フロア１にはトンネル部２が形成
されて前方にレッグシールド３が設けられ、トンネル部
２内には燃料タンク４及びバッテリ５が配設されてい
る。フロア１の後方にリヤカバーを兼ねるリヤボックス
６が設けられ、上方にほぼ全面にわたる開口部７を有し
て内部に物品収納室11を形成するリヤボックス６の下方
は底板８にて閉じられている。このリヤボックス６上に
シート15が前部のヒンジ16により起倒自在に組み付けら
れ、これにより前記開口部７が開閉自在となっている。
示す第１図において、フロア１にはトンネル部２が形成
されて前方にレッグシールド３が設けられ、トンネル部
２内には燃料タンク４及びバッテリ５が配設されてい
る。フロア１の後方にリヤカバーを兼ねるリヤボックス
６が設けられ、上方にほぼ全面にわたる開口部７を有し
て内部に物品収納室11を形成するリヤボックス６の下方
は底板８にて閉じられている。このリヤボックス６上に
シート15が前部のヒンジ16により起倒自在に組み付けら
れ、これにより前記開口部７が開閉自在となっている。
一方、エンジン及び伝動ケース（トランスミッション含
む）を一体化したパワーユニット21の後部に後輪23が支
承され、パワーユニット21は後輪23の側方投影面内にほ
ぼ納まるよう小型に構成されている。このパワーユニッ
ト21前下部にブラケット24が突設され、ブラケット24上
部に左右一対のリンク25,25が枢着され、ブラケット24
下部には緩衝器27が枢着されている。またフロア１後下
部にもブラケット29が突設され、ブラケット29上部に前
記リンク25,25前部間に架設したパイプ26（第２図参
照）が枢着され、ブラケット29下部に前記緩衝器27が枢
着されている。
む）を一体化したパワーユニット21の後部に後輪23が支
承され、パワーユニット21は後輪23の側方投影面内にほ
ぼ納まるよう小型に構成されている。このパワーユニッ
ト21前下部にブラケット24が突設され、ブラケット24上
部に左右一対のリンク25,25が枢着され、ブラケット24
下部には緩衝器27が枢着されている。またフロア１後下
部にもブラケット29が突設され、ブラケット29上部に前
記リンク25,25前部間に架設したパイプ26（第２図参
照）が枢着され、ブラケット29下部に前記緩衝器27が枢
着されている。
以上において、前記リヤボックス６の底板８は前記パワ
ーユニット21と後輪23の揺動を許容すべく上方に配設さ
れており、この底板８の前部に段差をもって下方へ窪む
凹状部たる段状部９を図示のように形成する。この段状
部９は後輪23及びパワーユニット21の揺動軌跡より前方
に位置している。
ーユニット21と後輪23の揺動を許容すべく上方に配設さ
れており、この底板８の前部に段差をもって下方へ窪む
凹状部たる段状部９を図示のように形成する。この段状
部９は後輪23及びパワーユニット21の揺動軌跡より前方
に位置している。
そして段状部９を上方から遮蔽する中蓋12が起倒自在に
設けられている。即ち段状部９の後壁91上部左右のヒン
ジ13,13（第２図参照）にて中蓋12が後縁で起倒自在に
枢着され、中蓋12の前縁は段状部９の前壁92上に載置可
能とされている。
設けられている。即ち段状部９の後壁91上部左右のヒン
ジ13,13（第２図参照）にて中蓋12が後縁で起倒自在に
枢着され、中蓋12の前縁は段状部９の前壁92上に載置可
能とされている。
以上のようにして燃料タンク４やバッテリ５等の補機類
をフロア１に配設したことで、リヤカバーを兼ねるリヤ
ボックス６内の物品収納室11の利用スペースを大きく確
保でき、且つパワーユニット21も後輪23の側方投影面内
にほぼ納まる小型のものであることからも、物品収納室
11の利用スペースを十分に大きく確保できる。
をフロア１に配設したことで、リヤカバーを兼ねるリヤ
ボックス６内の物品収納室11の利用スペースを大きく確
保でき、且つパワーユニット21も後輪23の側方投影面内
にほぼ納まる小型のものであることからも、物品収納室
11の利用スペースを十分に大きく確保できる。
そして以上の物品収納室11の底板８の前部はパワーユニ
ット21、特にそのシリンダ部22の揺動軌跡より前方に位
置しているので、この部分に図示の如き段状部９を形成
できるとともにこの段状部９を大きく取ることができ、
大型のヘルメットを収納することも可能になる。
ット21、特にそのシリンダ部22の揺動軌跡より前方に位
置しているので、この部分に図示の如き段状部９を形成
できるとともにこの段状部９を大きく取ることができ、
大型のヘルメットを収納することも可能になる。
従って第１図仮想線のように中蓋12を後方へ倒して段状
部９を開放し、物品収納室11に収納する図示の如きヘル
メット31の下端部を段状部９内に挿入しておけば、この
段状部９の段差によりヘルメット31のガタつきを防止し
て保持できる。
部９を開放し、物品収納室11に収納する図示の如きヘル
メット31の下端部を段状部９内に挿入しておけば、この
段状部９の段差によりヘルメット31のガタつきを防止し
て保持できる。
しかも物品収納室11は利用スペースを十分に大きく確保
されており、他の補機類を配設しないため、ヘルメット
以外の大きな物品でも収納できる。
されており、他の補機類を配設しないため、ヘルメット
以外の大きな物品でも収納できる。
また中蓋12で段状部９を閉じると、段状部９内を他の収
納スペースから区画して小物収納用等としても利用でき
る。
納スペースから区画して小物収納用等としても利用でき
る。
［考案の効果］ 以上のように本考案によれば、シート下方に設けた物品
収納室の底板に段状部を形成して他部品等を配設しない
ため、大きな利用スペースを確保してヘルメット以外の
物品を収納することができるとともに、ヘルメットの下
端部を段状部に挿入自在としたためため、段状部によっ
てヘルメットを保持することができる。
収納室の底板に段状部を形成して他部品等を配設しない
ため、大きな利用スペースを確保してヘルメット以外の
物品を収納することができるとともに、ヘルメットの下
端部を段状部に挿入自在としたためため、段状部によっ
てヘルメットを保持することができる。
第１図は本考案を適用した自動二輪車の要部を縦断して
示す概略側面図、第２図は第１図の矢印II−II線に沿っ
た断面図である。 尚、図面中、６はリヤボックス、７は開口部、８は底
板、９は段状部、11は物品収納室、15はシート、31はヘ
ルメットである。
示す概略側面図、第２図は第１図の矢印II−II線に沿っ
た断面図である。 尚、図面中、６はリヤボックス、７は開口部、８は底
板、９は段状部、11は物品収納室、15はシート、31はヘ
ルメットである。
Claims (1)
- 【請求項１】シートの下方に物品収納室を設けるととも
に該物品収納室の下方に上下揺動自在な車輪を配置し、
前記物品収納室の底板の前部に、前後方向に段差をもっ
て下方へ突出し、ヘルメット下端部を挿入自在とした凹
状部を形成したことを特徴とする自動二輪車のリヤボッ
クス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989005179U JPH0635884Y2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 自動二輪車のリヤボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989005179U JPH0635884Y2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 自動二輪車のリヤボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0282683U JPH0282683U (ja) | 1990-06-26 |
| JPH0635884Y2 true JPH0635884Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31208331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989005179U Expired - Lifetime JPH0635884Y2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 自動二輪車のリヤボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635884Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5301332B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-09-25 | 本田技研工業株式会社 | ヘルメット収納構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0825492B2 (ja) * | 1985-03-13 | 1996-03-13 | ヤマハ発動機株式会社 | スク−タの収納装置 |
| US4869397A (en) * | 1987-06-24 | 1989-09-26 | Liquipak International, Inc. | Adjustable fill motor assembly |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP1989005179U patent/JPH0635884Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0282683U (ja) | 1990-06-26 |
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