JPH0635760A - トレース機能付バッファ装置 - Google Patents

トレース機能付バッファ装置

Info

Publication number
JPH0635760A
JPH0635760A JP4186728A JP18672892A JPH0635760A JP H0635760 A JPH0635760 A JP H0635760A JP 4186728 A JP4186728 A JP 4186728A JP 18672892 A JP18672892 A JP 18672892A JP H0635760 A JPH0635760 A JP H0635760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
trace
bus
history
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4186728A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2902861B2 (ja
Inventor
Shigeo Nanbu
滋雄 南部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4186728A priority Critical patent/JP2902861B2/ja
Publication of JPH0635760A publication Critical patent/JPH0635760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2902861B2 publication Critical patent/JP2902861B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ユーザシステムの開発後に発生する
バグの解析を、通常存在するバスバッファを利用して新
たにハードウェアを追加せずにでき、そのうえマルチC
PU等に対しても適用する。 【構成】コンピュータにおけるCPUとマルチバスとの
間に接続し、CPUから発せられたアクセス等をトレー
スメモリ(23)に履歴としてセーブし、このトレースメモ
リ(23)へのセーブをトレースロジック(21)によりスター
ト及びストップ制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサを
用いたパーソナルコンピュータや制御コンピュータに対
するRAS(reliability :信頼性、availability:稼
働性、serviceability:保守性)を検討するに適用され
るトレース機能付バッファ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサには8ビット、16
ビット、32ビットのものがある。これらマイクロプロ
セッサに対してはプログラムデバック及びバグの調査が
行われている。
【0003】この調査は、CPUから発せられた命令の
実行やメモリに対するリード・ライト等のアクセスの結
果をトレースメモリにリアルタイムで蓄積し、そしてト
リガ成立後にトレースメモリに蓄積されたCPUのアク
セスの結果を読み出すことによって行っている。
【0004】このようなデバックの開発サポートツール
としては、例えばインサーキットエミュレータ(in cir
cuit emulator :ICE)が用いられている。このIC
Eは、ICE側のCPUをユーザシステム内部で動作さ
せ、CPUの実行内容を逐次ICEのソフトウェアで追
跡し監視するものである。又、このICEは、CPUの
実行をある条件により停止させたり、メモリ内容を変
更、I/O実行等をICEのソフトウェアを介入して制
御し、実機と近似した条件で、回路条件が正常であるか
どうか、又機能が十分に満足されているかを把握するも
の機能を有している。
【0005】このICEを実際に用いる場合は、図2に
示すようにICE本体1のアダプタ2をCPUを搭載し
た処理装置3のCPUソケット4に接続し、かつICE
本体1に対してプローブボックスやメモリ、パーソナル
コンピュータ等の解析装置5を接続することになる。な
お、このICEとしては、例えばインテル社386D
X、486DXやモトローラ社68000シリーズの各
機能に対応したものがある。
【0006】これらICEは、その豊富な機能、コンパ
イラ、アセンブラ等の言語処理、マンマシンインタフェ
ース等の統合された開発環境を提供し、ソフトウェア開
発者にとっては非常に有益なものである。
【0007】しかしながら、ユーザシステムの開発後に
発生するバグ、例えばハードウェアの読みマージン不
足、処理タイミングによって希に発生するエラー、スタ
ックのpush及びpop の操作の食い違い等は、実際にはユ
ーザシステムの動作中に起こる場合が多い。このため、
上記ICEを取り付けた状態で、かかるバグを解析する
ことは困難である。又、マルチCPU、DMA等に対し
てバグを解析するには、各CPUに対してICEを接続
しなければならない。そのうえ、ICEは高価である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにICEを
取り付けた状態で、ユーザシステムの開発後に発生する
バグを解析することで困難であり、又マルチCPU等に
対しては各CPUに対してICEを接続しなければなら
ない。
【0009】そこで本発明は、ユーザシステムの開発後
に発生するバグの解析を、通常存在するバスバッファを
利用して新たにハードウェアを追加せずにできるものと
し、そのうえマルチCPU等に対しても適用できるトレ
ース機能付バッファ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
におけるCPUとマルチバス等との間に接続されるバッ
ファ装置において、
【0011】トレースメモリと、少なくともCPUから
発せられたアクセスをトレースメモリに履歴としてセー
ブし、かつこの履歴のセーブのスタート及びストップを
制御するトレース制御手段とを備えて上記目的を達成し
ようとするトレース機能付バッファ装置である。
【0012】
【作用】このような手段を備えたことにより、コンピュ
ータにおけるCPUとマルチバス等との間に接続され、
CPUから発せられたアクセスはトレースメモリに履歴
としてセーブされる。この場合、CPUのアクセスのト
レースメモリへのセーブは、トレース制御手段によりス
タート及びストップ制御される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0014】図1はトレース機能付バッファ装置10の
構成図である。このバッファ装置10は、バスバッファ
として機能するもので、バスの調停ロジック及びバスバ
ッファを有している。すなわち、例えばインテル社38
6DX、486DXクラスでは、マルチバスや共通メモ
リを使用する場合が多く、これには調停ロジック及びバ
スバッファが必要となる。
【0015】本バッファ装置10は、かかるバスバッフ
ァを利用したもので、ASIC(特定用途向け集積回
路)、例えばゲートアレイにより構成されている。そし
て、このバッファ装置10は、コンピュータにおけるC
PUとマルチバスやI/Oバス、システムバス、共有メ
モリバスとの間に接続されている。なお、同図ではCP
Uとマルチバスとの間に接続されている。
【0016】このバッファ装置10には、シリアルポー
トを有するアドレス用バス11、ステータス用バス12
及びデータ用バス13が設けられ、これらバス11〜1
3のうちアドレス用バス11がCPUからのアドレスバ
ス14に接続され、ステータス用バス12がCPUから
のステータスバス15に接続され、データ用バス13が
CPUからのデータバス16に接続されている。
【0017】又、アドレス用バス11には一方向バッフ
ァ17が接続され、データ用バス13には双方向バッフ
ァ18が接続され、それぞれマルチバス側のアドレス用
バス19、データバス20に接続され、かつこれらバス
11、12、13にトレースロジック21、レジスタ2
2及びトレースメモリ23が接続されている。このうち
トレースロジック21は、次の各機能を有している。
【0018】すなわち、トレースメモリ23に履歴をセ
ーブするスタート・ストップのトリガ条件や履歴の内容
を読み出す条件をレジスタ22に設定するインタフェー
ス機能。
【0019】このレジスタ22に設定された条件に従っ
て、CPUから発せられたアクセス、例えば、命令実行
サイクル、コードフェッチ、メモリのリードライト等を
履歴としてトレースメモリ23にセーブし、かつトリガ
条件と一致したときに履歴のセーブを停止するトレース
制御機能を有している。
【0020】かかる構成であれば、CPUからアクセス
の履歴をセーブするスタート・ストップのトリガ条件や
履歴の内容を読み出す条件が発せられると、これら条件
はトレースロジック21によりレジスタ22に設定され
る。
【0021】この状態に、CPUからアクセス、例えば
コードフェッチ、メモリ、I/Oのリードライト等が発
せられると、これらアクセスはステータスバス15を通
ってトレースロジック21に入力する。このトレースロ
ジック21は、これらアクセスを逐次トレースメモリ2
3に蓄積し、かつこのときアドレスバス14及びデータ
バス16に乗っているアドレス及びデータをモニタして
トレースメモリ23に蓄積する。なお、アドレス及びデ
ータは、それぞれ一方向バッファ17、双方向バッファ
18を通ってマルチバス側に伝送される。
【0022】このようにCPUからのアクセスをトレー
スメモリ23に蓄積している状態に、例えばプログラム
実行の状態がレジスタ22に設定されたストップのトリ
ガ条件に一致すると、トレースロジック21は、アクセ
ス履歴のトレースを停止する。
【0023】そして、CPUから履歴内容の読み出し指
令が発せられると、この指令はトレースロジック21を
通してトレースメモリ23に入力し、この状態にCPU
はトレースロジック21から履歴内容の読み出す。
【0024】このように上記一実施例においては、コン
ピュータにおけるCPUとマルチバスとの間に接続し、
CPUから発せられたアクセスをトレースメモリ23に
履歴としてセーブし、このトレースメモリ23へのセー
ブをトレースロジック21によりスタート及びストップ
制御するようにしたので、トレースメモリ23にセーブ
されたアクセスの履歴を読み取ることによって、ユーザ
システムの開発後に発生するバグの解析を行うことがで
きる。そのうえ、このバグの解析は、通常存在するバス
バッファを利用して新たにハードウェアを追加せずにで
きる。又、大規模ASICを使用することにより、マル
チCPU等に対しても適用できる。そして、マルチCP
Uの各CPUに対してアクセス履歴のトレース機能を持
たせることができるので、共通要因があれば、各CPU
のサンプルデータを得て解析が容易となる。さらに、レ
ジスタ22に設定されるトリガ条件は変更が可能であ
り、かつトレースメモリ23の履歴をCPUにより任意
に読み出すことができる。なお、本発明は上記一実施例
に限定されるものでなくその要旨を変更しない範囲で変
形してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ユ
ーザシステムの開発後に発生するバグの解析を、通常存
在するバスバッファを利用して新たにハードウェアを追
加せずにできるものとし、そのうえマルチCPU等に対
しても適用できるトレース機能付バッファ装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるトレース機能付バッファ装置の
一実施例を示す構成図。
【図2】従来装置の構成図。
【符号の説明】
10…トレース機能付バッファ装置、17…一方向バッ
ファ、18…双方向バッファ、21…トレースロジッ
ク、22…レジスタ、23…トレースメモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータにおけるCPUとマルチバ
    ス等との間に接続されるバッファ装置において、 トレースメモリと、少なくとも前記CPUから発せられ
    たアクセスを前記トレースメモリに履歴としてセーブ
    し、かつこの履歴のセーブのスタート及びストップを制
    御するトレース制御手段とを具備したことを特徴とする
    トレース機能付バッファ装置。
JP4186728A 1992-07-14 1992-07-14 トレース機能付バッファ装置 Expired - Fee Related JP2902861B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4186728A JP2902861B2 (ja) 1992-07-14 1992-07-14 トレース機能付バッファ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4186728A JP2902861B2 (ja) 1992-07-14 1992-07-14 トレース機能付バッファ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0635760A true JPH0635760A (ja) 1994-02-10
JP2902861B2 JP2902861B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=16193602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4186728A Expired - Fee Related JP2902861B2 (ja) 1992-07-14 1992-07-14 トレース機能付バッファ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2902861B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010020767A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Arm Ltd データ処理装置の監視およびその監視データの集計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010020767A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Arm Ltd データ処理装置の監視およびその監視データの集計
US9858169B2 (en) 2008-07-09 2018-01-02 Arm Limited Monitoring a data processing apparatus and summarising the monitoring data

Also Published As

Publication number Publication date
JP2902861B2 (ja) 1999-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6598178B1 (en) Peripheral breakpoint signaler
JP3105223B2 (ja) マイクロコンピュータ,マイクロプロセッサおよびコア・プロセッサ集積回路用デバッグ周辺装置
JP2651916B2 (ja) インサーキット・エミュレータ
JPH011039A (ja) インサーキット・エミュレータ
JPH11110254A (ja) ソフトウェアをデバッグする際に例外を識別するための装置および方法
US5678003A (en) Method and system for providing a restartable stop in a multiprocessor system
EP0638864B1 (en) Development support system for microcomputer with internal cache
JP2902861B2 (ja) トレース機能付バッファ装置
KR100223096B1 (ko) 내부 메모리 맵 레지스터를 관측하는 방법 및 장치
JPH08171504A (ja) エミュレ−ション装置
JPH0581087A (ja) プロセサのモニタ方式
JPH04199336A (ja) マイクロコンピュータ
JP2520158B2 (ja) ディジタルシグナルプロセッサのデバッグ方式
JPH07191877A (ja) コンピュータデバッグ装置
JP2654105B2 (ja) マイクロプロセッサ
JPH05173830A (ja) 異常動作検出方法、及びエミュレータ
EP1079304A1 (en) Microprocessor with debugging system
JPH10187480A (ja) エミュレータ
JPS6382525A (ja) トレ−ス機能付マイクロプロセツサ
JPH0340037A (ja) デバッグ装置
JP2001051873A (ja) デバッグ装置
JPH05189267A (ja) マイクロプロセッサの動作制御方式、及びエミュレータ
JP2001318802A (ja) インサーキットエミュレータ
JPH04367902A (ja) プログラマブルコントローラ
JPH05151021A (ja) 常駐領域組み込み型デバツガによるデバツグ方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees