JPH0635410Y2 - 同軸プラグ - Google Patents
同軸プラグInfo
- Publication number
- JPH0635410Y2 JPH0635410Y2 JP1989107460U JP10746089U JPH0635410Y2 JP H0635410 Y2 JPH0635410 Y2 JP H0635410Y2 JP 1989107460 U JP1989107460 U JP 1989107460U JP 10746089 U JP10746089 U JP 10746089U JP H0635410 Y2 JPH0635410 Y2 JP H0635410Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaxial
- ring
- jack
- coaxial plug
- plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は同軸プラグに係り、とくに同軸ジャックとの当
接面での電波漏洩および緩みによる接続不良を防止する
同軸プラグに関する。
接面での電波漏洩および緩みによる接続不良を防止する
同軸プラグに関する。
同軸プラグは、同軸ジャックとを結合することによって
接続を行うもので、同軸ケーブルに対応した同軸状態を
保って接続する場合に使用される。
接続を行うもので、同軸ケーブルに対応した同軸状態を
保って接続する場合に使用される。
ここにおいて、同軸ケーブルはその全長に亘って均一構
成であり、電波が漏洩することはないし、接続状態が変
化することもない。これに対し同軸コネクタは、プラグ
とジャックとを機械的に接続するものであるから、接続
部分が同軸ケーブルと同様な接続状態を常に維持するこ
とはむしろ難しく、プラグとジャックとの間には、接続
当初から隙間が在ったり、接続後の時間経過によって緩
みを生じ、この結果電波漏洩とか接続不良を生じる。本
考案は上述の点を考慮してなされたもので、同軸プラグ
と同軸ジャックとの当接面での電波漏洩やこれら両者の
緩みによる接続不良を防止できる同軸プラグを提供する
ことを目的とする。
成であり、電波が漏洩することはないし、接続状態が変
化することもない。これに対し同軸コネクタは、プラグ
とジャックとを機械的に接続するものであるから、接続
部分が同軸ケーブルと同様な接続状態を常に維持するこ
とはむしろ難しく、プラグとジャックとの間には、接続
当初から隙間が在ったり、接続後の時間経過によって緩
みを生じ、この結果電波漏洩とか接続不良を生じる。本
考案は上述の点を考慮してなされたもので、同軸プラグ
と同軸ジャックとの当接面での電波漏洩やこれら両者の
緩みによる接続不良を防止できる同軸プラグを提供する
ことを目的とする。
上記目的達成のため、本考案では、 請求項１記載の、外周に雄ネジが切られた同軸ジャック
と組み合わされる同軸プラグにおいて、軸方向の一端に
設けられ、同軸ケーブルが接続されるケーブルガイド
と、軸方向の他端に設けられ、前記同軸ジャックの雄ネ
ジに係合する雌ネジが切られたナット部材と、前記ナッ
ト部材の内部の前記同軸ジャックの端面が当接する部分
に配されたリング状介挿部材とをそなえたことを特徴と
する同軸プラグ、 請求項２記載の、請求項１記載の同軸プラグにおける前
記リング状介挿部材は、導電性可塑性材料で形成された
同軸コネクタ、および 請求項３記載の、請求項１記載の同軸プラグにおける前
記リング状介挿部材は、導電性弾性材料で形成された同
軸プラグ、 を提供するものである。
と組み合わされる同軸プラグにおいて、軸方向の一端に
設けられ、同軸ケーブルが接続されるケーブルガイド
と、軸方向の他端に設けられ、前記同軸ジャックの雄ネ
ジに係合する雌ネジが切られたナット部材と、前記ナッ
ト部材の内部の前記同軸ジャックの端面が当接する部分
に配されたリング状介挿部材とをそなえたことを特徴と
する同軸プラグ、 請求項２記載の、請求項１記載の同軸プラグにおける前
記リング状介挿部材は、導電性可塑性材料で形成された
同軸コネクタ、および 請求項３記載の、請求項１記載の同軸プラグにおける前
記リング状介挿部材は、導電性弾性材料で形成された同
軸プラグ、 を提供するものである。
請求項１記載の同軸プラグは、同軸ジャックとの各当接
端面相互間にリング状介挿部材が介挿された状態となる
ように形成されている。このため、同軸プラグを同軸ジ
ャックに対して接続すれば両者間はリング状介挿部材に
よって埋められ、電波漏洩の原因となる隙間が封じられ
る。同時に同軸プラグは、同軸ジャックに対して機械的
に強固に固定される。
端面相互間にリング状介挿部材が介挿された状態となる
ように形成されている。このため、同軸プラグを同軸ジ
ャックに対して接続すれば両者間はリング状介挿部材に
よって埋められ、電波漏洩の原因となる隙間が封じられ
る。同時に同軸プラグは、同軸ジャックに対して機械的
に強固に固定される。
請求項２記載の同軸プラグは、導電性弾性材料で形成し
たリング状介挿部材が、同軸プラグの同軸ジャックとの
当接端面の空間に良好に適合して空間を埋める。
たリング状介挿部材が、同軸プラグの同軸ジャックとの
当接端面の空間に良好に適合して空間を埋める。
請求項３記載の同軸プラグは、導電性弾性材料で形成し
たリング状介挿材料が、同軸プラグおよび同軸ジャック
の各当接面に押圧力を作用させる。
たリング状介挿材料が、同軸プラグおよび同軸ジャック
の各当接面に押圧力を作用させる。
請求項１記載の構成により、同軸プラグの同軸ジャック
と当接する部分の空間にリング状介挿部材が設けられて
いるため、同軸プラグと同軸ジャックとの間の隙間が埋
められ電波漏洩が生じないし、両者間が緩むことも防止
できる。
と当接する部分の空間にリング状介挿部材が設けられて
いるため、同軸プラグと同軸ジャックとの間の隙間が埋
められ電波漏洩が生じないし、両者間が緩むことも防止
できる。
請求項２記載の構成により、同軸プラグの同軸ジャック
との当接面の空間が導電性可塑性材料で形成されたリン
グ状介挿部材で埋められるため、この空間からの電波漏
洩を効果的に防止できる。
との当接面の空間が導電性可塑性材料で形成されたリン
グ状介挿部材で埋められるため、この空間からの電波漏
洩を効果的に防止できる。
請求項３記載の構成により、同軸プラグと同軸ジャック
との当接面間に押圧力を作用させるから、同軸プラグと
同軸ジャックとの間の緩みを効果的に防止できる。
との当接面間に押圧力を作用させるから、同軸プラグと
同軸ジャックとの間の緩みを効果的に防止できる。
第１図は本考案の一実施例を示したもので、10は同軸ケ
ーブル20が接続される同軸プラグであり、同軸ジャック
30に接続される。
ーブル20が接続される同軸プラグであり、同軸ジャック
30に接続される。
この実施例では、同軸プラグ10にリング状介挿部材を組
み込んだため、同時プラグ10を詳細図示し、同軸ジャッ
ク30側については一部のみを図示している。
み込んだため、同時プラグ10を詳細図示し、同軸ジャッ
ク30側については一部のみを図示している。
同軸プラグ10はケーブルガイド11、ナット部材12および
ケーブルガイド11の端面に接し得るようにナット部材12
の内部空間に収容されたリング状介挿部材13を有する。
ケーブルガイド11の端面に接し得るようにナット部材12
の内部空間に収容されたリング状介挿部材13を有する。
ケーブルガイド11には中心部に、同軸ケーブルの芯線21
および絶縁材22を通すための円筒状空間が形成されてお
り、また外周は図における右側半分に同軸ケーブル20の
絶縁材22と編組23との間に入り込んで編組23と接続する
筒状部を有するとともに、右側端部に編組23および絶縁
被服24の外周から図示しないリング状の締め付け部材に
よって締め付ける事によって同軸ケーブル20をケーブル
ガイド11に固定するリング状突起とを有する。そしてケ
ーブルガイド11の左側部分にはナット部材12を係止する
ためのリング部が形成されている。
および絶縁材22を通すための円筒状空間が形成されてお
り、また外周は図における右側半分に同軸ケーブル20の
絶縁材22と編組23との間に入り込んで編組23と接続する
筒状部を有するとともに、右側端部に編組23および絶縁
被服24の外周から図示しないリング状の締め付け部材に
よって締め付ける事によって同軸ケーブル20をケーブル
ガイド11に固定するリング状突起とを有する。そしてケ
ーブルガイド11の左側部分にはナット部材12を係止する
ためのリング部が形成されている。
このケーブルガイド11のリング部と係止するようにナッ
ト部材12が取り付けられる。ナット部材12は内側に同軸
ジャック30の外周に設けられた雄ねじと係合する雌ねじ
が切られており、ナット部材12を回動してねじ締めする
ことにより同軸プラグ10を同軸ジャック30に接続する。
同軸ジャック30は、外周導体31内に絶縁材製のホルダ32
に収容された受けピン33が配されて構成されている。こ
の受けピン33は同軸プラグ10に同軸ケーブル20が組み付
けられた状態で、同軸プラグ10側の中心導体となる同軸
ケーブル20の芯線21と接触する。
ト部材12が取り付けられる。ナット部材12は内側に同軸
ジャック30の外周に設けられた雄ねじと係合する雌ねじ
が切られており、ナット部材12を回動してねじ締めする
ことにより同軸プラグ10を同軸ジャック30に接続する。
同軸ジャック30は、外周導体31内に絶縁材製のホルダ32
に収容された受けピン33が配されて構成されている。こ
の受けピン33は同軸プラグ10に同軸ケーブル20が組み付
けられた状態で、同軸プラグ10側の中心導体となる同軸
ケーブル20の芯線21と接触する。
同軸プラグ10を同軸ジャック30に接続した状態では、ケ
ーブルガイド11の図における左側端面がリング状介挿部
材13を介して同軸ジャック30の右側端面と対向するよう
になる。そして同軸プラグ10のナット部材12を回動して
同軸プラグ10を同軸ジャック30に強く締め込むと、同軸
プラグ10のケーブルガイド11の左側端面と同軸ジャック
30の右側端面とはリング状介挿部材13を介して圧接す
る。この際、リング状介挿部材13が同軸プラグ10と同軸
ジャック30間の作用力を受け、両者間を強固に固定す
る。
ーブルガイド11の図における左側端面がリング状介挿部
材13を介して同軸ジャック30の右側端面と対向するよう
になる。そして同軸プラグ10のナット部材12を回動して
同軸プラグ10を同軸ジャック30に強く締め込むと、同軸
プラグ10のケーブルガイド11の左側端面と同軸ジャック
30の右側端面とはリング状介挿部材13を介して圧接す
る。この際、リング状介挿部材13が同軸プラグ10と同軸
ジャック30間の作用力を受け、両者間を強固に固定す
る。
リング状介挿部材13が鉛などの可塑性材料製であれば、
同軸プラグ10のケーブルガイド11と同軸ジャック30との
隙間を良好に埋めることができ、かつナット部材12の回
転戻りの防止もできる。またリング状介挿部材がばね性
のものであれば、隙間を最小限にするように締め付ける
事ができ、むろんナット部材12の回転戻りも防止でき
る。
同軸プラグ10のケーブルガイド11と同軸ジャック30との
隙間を良好に埋めることができ、かつナット部材12の回
転戻りの防止もできる。またリング状介挿部材がばね性
のものであれば、隙間を最小限にするように締め付ける
事ができ、むろんナット部材12の回転戻りも防止でき
る。
第２図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）および（ｄ）はリング状
介挿部材13の種々の構成例を示したもので、同図（ａ）
は鉛などの可塑性材料を用いたワッシャ 13A、同図（ｂ）は波型に連続した段を有するワッシャ1
3Bによるもの、同図（ｃ）は全体が緩やかに湾曲したワ
ッシャ13Cによるもので、同図（ｄ）はスプリングワッ
シャ状のものである。
介挿部材13の種々の構成例を示したもので、同図（ａ）
は鉛などの可塑性材料を用いたワッシャ 13A、同図（ｂ）は波型に連続した段を有するワッシャ1
3Bによるもの、同図（ｃ）は全体が緩やかに湾曲したワ
ッシャ13Cによるもので、同図（ｄ）はスプリングワッ
シャ状のものである。
【図面の簡単な説明】 第１図は本考案の一実施例を示す横断面図、第２図
（ａ）、（ｂ）、（ｃ）および（ｄ）は同実施例に用い
るリング状介挿部材の具体的構成例を示す図である。 10…同軸プラグ、11…ケーブルガイド、12…ナット部
材、13…リング状介挿部材、20…同軸ケーブル、21…芯
線、22…絶縁材、23…編組、24…絶縁被覆、30…同軸ジ
ャック、31…外周導体、32…ホルダ、33…受けピン。
（ａ）、（ｂ）、（ｃ）および（ｄ）は同実施例に用い
るリング状介挿部材の具体的構成例を示す図である。 10…同軸プラグ、11…ケーブルガイド、12…ナット部
材、13…リング状介挿部材、20…同軸ケーブル、21…芯
線、22…絶縁材、23…編組、24…絶縁被覆、30…同軸ジ
ャック、31…外周導体、32…ホルダ、33…受けピン。
Claims (3)
- 【請求項１】外周に雄ネジが切られた同軸ジャックと組
み合わされる同軸プラグにおいて、 軸方向の一端に設けられ、同軸ケーブルが接続されるケ
ーブルガイドと、 軸方向の他端に設けられ、前記同軸ジャックの雄ネジに
係合する雌ネジが切られたナット部材と、 前記ナット部材の内部の前記同軸ジャックの端面が当接
する部分に配されたリング状介挿部材と をそなえたことを特徴とする同軸プラグ。 - 【請求項２】請求項１記載の同軸プラグにおいて、 前記リング状介挿部材は、導電性可塑性材料で形成され
た同軸コネクタ。 - 【請求項３】請求項１記載の同軸プラグにおいて、 前記リング状介挿部材は、導電性弾性材料で形成された
同軸プラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989107460U JPH0635410Y2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 同軸プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989107460U JPH0635410Y2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 同軸プラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0346973U JPH0346973U (ja) | 1991-04-30 |
| JPH0635410Y2 true JPH0635410Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31656152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989107460U Expired - Lifetime JPH0635410Y2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 同軸プラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635410Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4503793B2 (ja) * | 2000-06-30 | 2010-07-14 | 日本アンテナ株式会社 | 同軸プラグ |
| WO2012061379A2 (en) * | 2010-11-01 | 2012-05-10 | Amphenol Corporation | Electrical connector with grounding member |
| JP7076679B2 (ja) * | 2018-06-14 | 2022-05-30 | サン電子株式会社 | 同軸ケーブルコネクタ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59287U (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-05 | エスエムケイ株式会社 | 高周波用同軸コネクタ |
| JPS5928955A (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-15 | カネボウ株式会社 | 皮膚レプリカ材 |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP1989107460U patent/JPH0635410Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0346973U (ja) | 1991-04-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |