JPH0635001A - アクティブマトリックス液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリックス液晶表示装置

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JPH0635001A
JPH0635001A JP18974192A JP18974192A JPH0635001A JP H0635001 A JPH0635001 A JP H0635001A JP 18974192 A JP18974192 A JP 18974192A JP 18974192 A JP18974192 A JP 18974192A JP H0635001 A JPH0635001 A JP H0635001A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は開口率を大きくして高精細化に対応
することができる液晶表示装置の提供を目的とする。 【構成】 本発明は、透明基板上に走査電極線と信号電
極線とがマトリックス状に配線され、走査電極線と信号
電極線とにより区画された部分に透光性の画素電極が設
けられ、走査電極線と信号電極線と画素電極とがスイッ
チ素子を介し接続され、それらの上に液晶が設けられた
液晶表示装置において、画素電極の縁部に画素電極と電
気的に接続された遮光導電層を設けたものである。 【効果】 本発明によれば、遮光導電層の部分を光は通
過できないので、遮光導電層の部分に対応する液晶には
光が入射されず、この部分の液晶は、表示、非表示に関
与しないが、遮光導電層により電界は印加されて液晶は
配向されるので表示、非表示に対応した液晶の配向性に
なっている。従ってこの部分の液晶の配向性が画素電極
に対応する液晶の配向性に悪影響を及ぼさない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は開口率を高くすることが
でき、表示の乱れの少ないアクティブマトリックス液晶
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、トランジスタをスイッチ素子
に用いたアクティブマトリックス液晶表示装置の等価回
路の一構成例を示すものである。図10において、多数
の走査電極線G1,G2,…,Gnと、多数の信号電極線
S1,S2,…,Smとがマトリックス状に配線され、各
走査電極線Gはそれぞれ走査回路1に、各信号電極線S
はそれぞれ信号供給回路2に接続され、各線の交差部分
の近傍にトランジスタ(スイッチ素子)3が設けられ、
このトランジスタ3のドレインにコンデンサとなる容量
部4と液晶素子5が接続されて回路が構成されている。
【0003】図10に示す回路においては、走査電極線
G1,G2,…,Gnを順次走査して1つの走査電極線G
上のすべてのトランジスタ3を一斉にオン状態とし、こ
の走査に同期させて信号供給回路2から信号電極線S
1,S2,…,Smを介し、このオン状態のトランジスタ
3に接続されている容量部4のうち、表示するべき液晶
素子5に対応した容量部4に信号電荷を蓄積する。この
蓄積された信号電荷は、トランジスタ3がオフ状態にな
っても次の走査に至るまで、対応する液晶素子5を励起
し続けるので、液晶素子5が制御信号により制御され、
表示されたことになる。即ち、このような駆動を行なう
ことで外部の駆動用の回路1、2からは時分割駆動して
いても、各液晶素子5はスタティック駆動されているこ
とになる。
【0004】図11と図12は、図10に等価回路で示
した従来のアクティブマトリックス液晶表示装置におい
て、走査電極線Gと信号電極線S等の部分を基板上に備
えたものの一構造例を示すものである。図11と図12
に示すアクティブマトリックス表示装置において、ガラ
スなどの透明の基板6上に、走査電極線Gと信号電極線
Sとが互いの交差部分にゲート絶縁層9を介してマトリ
ックス状に配線されている。また、走査電極線Gと信号
電極線Sとの交差部分の近傍に薄膜のトランジスタ3が
設けられている。
【0005】図11と図12に示すトランジスタ3は最
も一般的な構成の一例であり、走査電極線Gから引き出
して設けたゲート電極8上に、ゲート絶縁層9を設け、
このゲート絶縁層9上にアモルファスシリコン(a-S
i)からなる半導体層10を設け、更にこの半導体層1
0上にアルミニウムなどの導体からなるドレイン電極1
1とソース電極12とを設けて構成されている。なお、
半導体層10の最上層はイオンをドープしたアモルファ
スシリコン層10aにされている。また、前記ドレイン
電極11は、ゲート絶縁層9にあけられたコンタクトホ
ール13を介して基板6上に形成された画素電極15に
接続されるとともに、前記ソース電極12は信号電極線
Sに接続されている。そして、前記ゲート絶縁層9とド
レイン電極11とソース電極12などを覆ってこれらの
上にパシベーション層16が設けられ、このパシベーシ
ョン層16上に配向膜17が形成され、この配向膜17
の上方に配向膜18を備えた透明の基板19が設けら
れ、更に配向膜17、18の間に液晶20が封入されて
アクティブマトリックス液晶表示装置が構成されてい
て、前記画素電極15が前記液晶20の分子に電界を印
加すると液晶分子の配向制御ができるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来構成のアクテ
ィブマトリックス液晶表示装置においては、液晶20の
上方部分において、基板19と配向膜18の間にブラッ
クマスク22を設け、画素電極15の上方領域以外の部
分は覆い隠すように構成している。これは、画素電極1
5の上方領域以外の部分では液晶分子の配向性を制御で
きないので、この配向性を制御できない部分を覆い隠す
ためである。
【0007】ところで、画素電極15に電荷をかけて画
素電極15が発生させる電界により液晶分子の配向性を
制御する場合、画素電極15の上方領域に位置する液晶
分子は画素電極15が作用させる正規の電界を受けて配
向するが、画素電極15の上方領域から外れた位置にあ
る液晶分子は、画素電極15が発生させる電界の影響外
にあるので配向性が制御されておらず、いわば、乱れた
配向状態にある。すると、この乱れた配向状態の液晶分
子が画素電極15上の液晶分子の配向性にも悪影響を与
えることとなり、結果的に画素電極15の周縁部分の上
方に位置する液晶分子の配向性が乱れる問題があり、こ
の部分の液晶が所定の透過率にならない問題がある。ま
た、画素電極15と走査電極線Gまたは信号電極線Sの
電位が異なるために発生する横方向の電界によっても画
素電極15の周縁部分の上方に位置する液晶分子の配向
性が乱れ、同様の問題がある。
【0008】そこで従来、この配向性が乱れる部分によ
る表示を行なわない目的で、図12に示すように画素電
極15の周縁部分の上方領域Rについてもブラックマス
ク22で覆い隠す構造を採用していた。具体的には画素
電極15の周縁部分において10μm以上の幅の部分を
ブラックマスク22で覆い隠していた。ところが、この
ような構造であると、ブラックマスク22の開口部分の
面積が画素電極15の面積よりも小さくなり、開口率が
低下する欠点があり、液晶画面の高精細化が困難になる
問題がある。また、アクティブマトリックス液晶表示装
置の製造時において、ブラックマスク22の設けられた
透明基板19と画素電極15の設けられた透明基板6と
の2枚の基板を貼り合わせるので、ブラックマスク22
の開口部分と画素電極15とを正確に位置合わせするこ
とが困難であり、位置合わせ誤差が大きいと、画素電極
15の必要部分をもブラックマスク22で覆い隠すこと
になり、開口率が低下するおそれがあった。
【0009】次に、液晶を交流駆動する場合に生じる問
題点について説明する。前記液晶20に同極性の電荷を
印加し続けると、直流成分によって液晶に接している配
向膜17、18のイオン成分が片方にかたまり、吸着し
た電荷により電場が生じて表示が焼き付いてしまう問題
があるために、画素電極15に印可する電圧の極性が逆
になっても液晶は同じ光透過特性を有することを利用
し、液晶の交流駆動を行ない、前記焼き付きの問題の解
消を図っている。
【0010】ところが、液晶を交流駆動した場合、寄生
容量が発生し、ゲート電圧が画素電極に飛び込み、画素
電極15の電位の動的電圧シフトが発生する。前記電圧
シフトを発生させる寄生容量とは、アクティブマトリッ
クス液晶表示装置の一部に形成したゲート絶縁層9が容
量化してしまうためである。これは、実際のアクティブ
マトリックス液晶表示装置の構造において、基板上に走
査電極線Gや画素電極15を形成した後にこれらを覆う
ゲート絶縁層9を形成し、この絶縁層9上に種々の成膜
を行なって薄膜状のトランジスタ3などを形成する関係
から、これらの部分と走査電極線Gとの間の絶縁層部分
が容量を形成し、これが寄生容量となってしまうことに
起因しており、現在のアクティブマトリックス液晶表示
装置では構造的に避けられないものである。
【0011】また、液晶自体を容量素子とみなした場
合、液晶分子の配向状態の違い、諧調の違いにより誘電
率の異方性を生じるので、液晶表示素子を前述の如く交
流駆動した場合に、液晶表示素子の駆動電圧ごとに電圧
シフト量が異なる問題がある。
【0012】そこで、本発明者らが先に提案している液
晶表示装置においては、液晶の異方性などの要因によっ
てその容量値が多少変動しても容量部4の容量が十分に
大きければ、電圧シフト量の変動が少なくなることを利
用し、例えば図13に示すように、容量部4を走査電極
線Gに接続して構成するか、図14に示すように、走査
電極線Gと平行にAlなどからなる単独の独立電極線1
8を設け、この独立電極線18に容量部4を接続して構
成し、これを蓄積容量とすることで前記液晶の誘電率異
方性などの影響を打ち消す構造を採用している。
【0013】この独立電極線18を設けたアクティブマ
トリックス液晶表示装置の一構成例を図15と図16に
示す。なお、図15と図16において、図11と図12
を基に先に説明したアクティブマトリックス液晶表示装
置と同一の構成要素には、同一の符号を付している。こ
の構成のアクティブマトリックス液晶表示装置において
は、基板6上に独立電極線18が設けられ、この独立電
極線18がゲート絶縁層9で覆われるとともに、このゲ
ート絶縁層9上に画素電極15aが形成されている。
【0014】前記構成のアクティブマトリックス液晶表
示装置において、独立電極線18をゲート電極線Gと同
じAlなどの金属材料で形成すると、基板6上にゲート
電極線Gを形成する際に同時に成膜して独立電極線18
を形成することができ、不用に工程を増加させることは
ないが、独立電極線18の部分が不透明部分となり、画
素電極15aに入射する光を遮るので、液晶表示装置の
開口率が低下する問題がある。また、開口率の低下を避
けるために、独立電極線18をITO(インジウムスズ
酸化物)などの透明導電材料で形成すると、独立電極線
18を設けるために、画素電極15aの形成工程と合わ
せてITOの成膜工程が2回必要になり、工程が増加し
て歩留まりが低下する問題がある。
【0015】次に、実際のアクティブマトリックス液晶
表示装置において独立電極線を設けたことによる開口率
の低下割合について説明する。基板上に多数形成される
画素電極ピッチの部分の面積は、現在知られている一般
的なアクティブマトリックス液晶表示装置においては1
60μm×70μm=1.12×10-4cm-2となる。
また、画素電極の面積は150μm×60μm=9×1
-5cm-2となる。更に、独立電極線の面積は19.2
μm×50μm=9.6×10-6cm-2(蓄積容量Cs
=約0.2pF)となる。よって、(独立電極線面積)
/(画素ピッチ面積)=約8.6%となり、この程度の
開口率の低下を生じることになる。
【0016】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
あり、開口率を大きくして液晶画面の高精細化に対応す
ることができるとともに、独立電極線を設けても開口率
を低下させることなく、歩留まりの低下も生じない構成
のアクティブマトリックス液晶表示装置を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は前
記課題を解決するために、透明基板上に走査電極線と信
号電極線とをマトリックス状に配線し、走査電極線と信
号電極線とにより区画された部分に透光性の画素電極を
設け、走査電極線および信号電極線と画素電極とをスイ
ッチ素子を介して接続してなるアクティブマトリックス
液晶表示装置において、画素電極の縁部に画素電極と電
気的に接続された遮光導電層を設けてなるものである。
【0018】請求項2記載の発明は前記課題を解決する
ために、透明基板上に走査電極線と信号電極線とをマト
リックス状に配線し、走査電極線と信号電極線とにより
区画された部分に透光性の画素電極を設け、走査電極線
および信号電極線と画素電極とをスイッチ素子を介して
接続し、画素電極を絶縁層を介し基板上に設けてなるア
クティブマトリックス液晶表示装置において、画素電極
の縁部に画素電極と電気的に接続された遮光導電層を設
けたものである。
【0019】請求項3記載の発明は前記課題を解決する
ために、透明基板上に走査電極線と信号電極線とをマト
リックス状に配線し、走査電極線と信号電極線とにより
区画された部分に透光性の画素電極を設け、走査電極線
および信号電極線と画素電極とをスイッチ素子を介して
接続し、画素電極を絶縁層を介して基板上に設けてなる
アクティブマトリックス液晶表示装置において、画素電
極の縁部に画素電極と電気的に接続された遮光導電層を
設け、画素電極と基板との間に設けられた絶縁層に、遮
光導電層と基板との間に位置して画素電極と電気的に絶
縁された遮光容量導電層を設けてなるものである。
【0020】請求項4記載の発明は前記課題を解決する
ために、透明基板上に走査電極線と信号電極線とをマト
リックス状に配線し、走査電極線と信号電極線とにより
区画された部分に透光性の画素電極を設け、走査電極線
および信号電極線と画素電極とをスイッチ素子を介して
接続し、画素電極を絶縁層を介し基板上に設けてなるア
クティブマトリックス液晶表示装置において、画素電極
と基板との間に設けられた絶縁層に、画素電極周縁部と
基板との間に位置して画素電極と電気的に絶縁された遮
光容量導電層を設けてなるものである。
【0021】請求項5記載の発明は前記課題を解決する
ために、請求項3または4記載のアクティブマトリック
ス液晶表示装置において、遮光容量導電層で独立電極線
の一部を構成してなるものである。
【0022】請求項6記載の発明は前記課題を解決する
ために、請求項1、2、3、4または5記載のアクティ
ブマトリックス液晶表示装置において、遮光導電層また
は遮光容量導電層の少なくとも一方を画素電極の全周に
形成してなるものである。
【0023】請求項7記載の発明は前記課題を解決する
ために、請求項1、2、3、4、5または6記載のアク
ティブマトリックス液晶表示装置において、液晶の上方
にブラックマスクを設け、このブラックマスクに画素電
極と遮光導電層と遮光容量導電層の少なくとも1つに対
応する大きさの開口部を形成してなるものである。
【0024】
【作用】透光性の画素電極の縁部に遮光導電層を設ける
ことにより、画素電極と遮光導電層の両方で液晶に電界
を印加して液晶の配向性を制御することができる。この
際、光は画素電極を通過することができるので液晶に入
射し、液晶の配向性により透過率が調節されるので表
示、非表示がなされる。また、遮光導電層の部分を光は
通過できないので、遮光導電層の部分に対応する液晶は
表示、非表示に関与しない。ここで、遮光導電層の部分
に対応する液晶には光が到達しないが、遮光導電層によ
り電界は印加されて液晶は配向されるので、この部分の
液晶は表示、非表示に対応した液晶の配向性に従ってい
る。従ってこの部分の液晶の配向性が画素電極に対応す
る液晶の配向性に悪影響を及ぼすことはない。よって画
素電極の縁部分に対応する液晶の配向性が、画素電極の
中央部側に対応する液晶の配向性と同一になり、乱れを
生じない。
【0025】なお、このような作用は、透明基板上に画
素電極を直接形成した構造と透明基板上に絶縁層を形成
してから画素電極を形成した構造のいずれの構造でも得
ることができる。そして、遮光導電層を形成する位置
は、画素電極の縁部であれば良いので、画素電極の外方
に画素電極と連続させて遮光導電層を形成しても良い
し、画素電極の縁部の上下に画素電極と連続あるいは不
連続で遮光導電層を形成しても差し支えない。
【0026】また、画素電極の縁部に対応する部分の液
晶の配向性に乱れを生じないならば、この部分をブラッ
クマスクで覆い隠す必要は無くなり、ブラックマスクの
開口部の面積をその分広くすることができる。よって画
素電極の全周に遮光導電層を設けるならば、画素電極の
全周に対応させて、遮光導電層の面積分だけブラックマ
スクの開口部を広くすることができ、これにより液晶表
示装置の開口率が向上する。
【0027】透明基板と画素電極との間に絶縁層を設け
た構造で、絶縁層中に遮光容量導電層を形成したもの
は、この遮光容量導電層でアクティブマトリックス液晶
表示装置の蓄積容量を形成することができる。この蓄積
容量の存在により、液晶自体に多少の容量変化を生じて
もこの容量変化の影響を吸収することができ、液晶表示
が安定になる。また、遮光容量導電層を画素電極縁部の
遮光導電層の下に形成する構造ならば、画素電極を通過
する光に影響を遮ることはないので液晶表示装置の開口
率を低下させることなく蓄積容量形成用の遮光導電層が
設けられる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るアクティブマトリック
ス液晶表示装置用基板の第1実施例の平面構造を示し、
図2は図1に示す基板を備えた液晶表示装置の断面構造
を示すものである。図1と図2に示す構造において、図
11と図12を基に先に説明したアクティブマトリック
ス液晶表示装置と同一の構成要素には同一の符号を付し
てそれらの部分の説明は省略する。この例の液晶表示装
置において先に説明したものと異なっているのは、画素
電極15の周縁部分に、画素電極15の全周を囲んで画
素電極15に電気的に接続された遮光導電層25が形成
されている点である。
【0029】この遮光導電層25はAlなどの遮光性の
金属導電材料からなり、その厚さは画素電極15とほぼ
同じ厚さに形成され、その幅は5〜10μm程度に形成
されている。従って遮光導電層25は、画素電極15と
その周囲の信号電極線Gとの間に位置するように、およ
び、画素電極15とその周囲の走査電極線Sとの間に位
置するように設けられている。また、液晶基板の上方に
設けられるブラックマスク22aの開口部22bは、画
素電極15の全領域と同等または大きくかつ遮光導電層
25を含めた領域と同等または小さく形成されている。
即ち、遮光導電層25の外周縁部と画素電極15の外縁
部との間とブラックマスク22aの開口部22bの内周
縁部とが位置合わせされている。なお、当然のことなが
ら透明の基板6の下面側には図示略のバックライトが設
けられて下方側から光が投射されるようになっている。
【0030】前記構造のアクティブマトリックス液晶表
示装置を用いて表示を行なうには、所用の走査電極線G
と信号電極線Sとに信号を印加して特定のスイッチ素子
3により特定の画素電極15に電荷をかけて液晶20の
分子に電界をかけることにより行なう。この場合、画素
電極15の周囲の遮光導電層25が、液晶分子に対して
画素電極15と同一の電界を印加するので遮光導電層2
5によっても液晶の配向性を制御することができる。そ
して、遮光導電層25はバックライトの光を遮るので、
この部分を光が通過しない。しかし、この光が通過しな
い部分の領域に存在する液晶分子は、遮光導電層25の
電界により配向制御されているので、画素電極15によ
り配向制御された液晶分子の配向性に悪影響を及ぼすこ
とはない。以上のことから、画素電極15の上方領域に
存在する液晶分子は、その周囲の液晶分子に乱されるこ
となく正規の配向性を保持する。よって液晶分子の配向
制御を従来構造よりも正確に行なうことができ、画素電
極15の周囲領域の液晶の配向乱れを生じない。また、
従来は図12に示す構造のようにブラックマスク22の
開口部を画素電極15の面積よりも小さくしていたが、
本構造を採用することで、ブラックマスク22aの開口
部22bを従来構造よりも大きくできるので開口率が向
上し、高精細度液晶装置として好ましいものになる。
【0031】前記構造の液晶表示装置を製造する場合、
基板6の上に走査電極線Gをゲート電極8をAlなどの
遮光性の導電性金属材料で形成し、その後にゲート絶縁
層9を形成する。そこでこの際に、遮光導電層25を走
査電極線Gあるいはゲート電極線8の形成材料と同一の
遮光性の導電性金属材料で形成することができる。この
ようにすれば、遮光導電層25を形成する工程を走査電
極線Gおよびゲート電極8の形成工程と同時に行なえる
ので、特別な新規工程を付加することなく遮光導電層2
5の形成を行なうことができ、工程の増加を防止でき、
歩留まりの低下を防止できる。
【0032】また、トランジスタ3とパシベーション層
16と配向膜17を形成してアクティブマトリックス表
示装置用の基板を構成した後、ブラックマスク22aと
配向膜18とを一体化した基板19を用意し、両基板の
間にスペーサを介在させて両基板を所定間隔で保持し、
これにより生じる空間部に液晶を流入させ、両基板の端
部を封止して図2に示す断面構造のアクティブマトリッ
クス液晶表示装置を製造する。
【0033】ここで、画素電極15を備えた側の基板
と、ブラックマスク22aを備えた側の基板の位置合わ
せを行なう必要がある。そして、この位置合わせを行な
う場合に、ブラックマスク22aの開口部22bと、画
素電極15および遮光導電層25の位置とを正確に合わ
せないと開口率が低下してしまう。この点において本構
造を用いていると、ブラックマスク22aの開口部22
bの内周縁部は、遮光導電層25の外周縁部と画素電極
15の外縁部との間に位置合わせされておれば、実質上
開口率は低下しない。これに対して従来は、画素電極1
5よりも面積を小さくしたブラックマスク22aの開口
部が画素電極15と位置合わせされ、さらに画素電極1
5の周縁部分の上方に位置する液晶分子の乱れた配向状
態の領域を覆い隠すように設計する必要があった。即
ち、位置合わせ精度の5〜10μmおよび配向乱れ領域
5〜10μmの合計分だけ画素電極15よりブラックマ
スクの開口部を小さく設計していたので、開口率が低下
していた。この問題は、液晶画素の高精細化に伴う画素
ピッチの微細化とは独立であるため、高精細化になるほ
どその影響が大きく、開口率が低下してしまう。
【0034】図3は本発明の第2実施例の断面構造を示
すもので、図1と図2を基に先に説明した実施例の構造
と同一の部分には同一の符号を付してそれらの部分の説
明は省略する。この実施例の構造においては、画素電極
26がゲート絶縁層9の上方に形成され、この画素電極
26の周囲に遮光導電層27が形成されている。なお、
この遮光導電層27の形成は、ドレイン電極11とソー
ス電極12の形成と同時に行なえば良い。
【0035】図3に示す構造を採用することで先に説明
した第1実施例の構造と同等の効果を得ることができ
る。
【0036】図4〜図7はそれぞれ画素電極と遮光導電
層の構造例を示すものである。図4は本発明の第3実施
例の構造を示すもので、この実施例は画素電極26aの
周縁部上に、全周にわたり遮光導電層27aを形成した
例である。その他の構造は先に説明した実施例の構造と
同等である。図5は本発明の第4実施例の構造を示すも
ので、この実施例はゲート絶縁層9上に予め遮光導電層
27bを形成し、その後でゲート絶縁層9と遮光導電層
27bを覆うように画素電極26bを形成した例であ
る。この例では、遮光導電層27cの上面全部を画素電
極26bの周縁部で覆っている。
【0037】図6は本発明の第5実施例の構造を示すも
ので、この実施例はゲート絶縁層9上に予め遮光導電層
27cを形成し、その後でゲート絶縁層9と遮光導電層
27cを覆うように画素電極26cを形成した例であ
る。この例では、遮光導電層27cの上面半分程度を画
素電極26bの周縁部で覆っている。図7は本発明の第
6実施例を示すもので、この実施例はゲート絶縁層9上
に画素電極26dを形成し、その周縁部とその周囲のゲ
ート絶縁層9を所定幅で覆うように遮光導電層27dを
形成した例である。図4〜図7に示すそれぞれの構造に
おいて、先に説明した実施例の構造と同等の効果を得る
ことができる。
【0038】以上説明したように遮光導電層と画素電極
の構造は種々の構造をとることができ、図面に示した構
造の他にも、画素電極の周縁部を囲む種々の構造を採用
できるのは勿論である。なお、前記いずれの実施例でも
遮光導電層は画素電極の全周を囲む構造としたが、遮光
導電層は画素電極の全周を囲む必要はなく、画素電極の
一部に遮光導電層を接続して設けた構造でも良いのは勿
論である。
【0039】図8は本発明に係るアクティブマトリック
ス液晶表示装置の第7実施例の断面構造を示すものであ
る。図8に示す構造において、図3を基に先に説明した
アクティブマトリックス液晶表示装置と同一の構成要素
には同一の符号を付してそれらの部分の説明は省略す
る。この例の液晶表示装置においては、ゲート絶縁層9
上に画素電極26が形成され、画素電極26の周囲に遮
光導電層27が形成されるとともに、遮光導電層27の
下方の基板6上に遮光容量導電層30が設けられ、この
遮光容量導電層30上にゲート絶縁層9が被覆されてい
る。
【0040】図8に示す構造においても先に説明した実
施例の場合と同様に液晶の配向性の乱れを阻止すること
ができる。また、この構造において前記遮光容量導電層
30をゲート絶縁層9を介して対向して設けているの
で、この部分が容量を構成する。よって液晶表示装置の
回路に設ける蓄積容量として利用することができる。し
かもこの構造においては、遮光容量導電層30を遮光導
電層27の下方に設けているので、図15と図16を基
に説明した独立電極線18のように画素電極15の一部
を隠す構造とは異なり、遮光容量導電層30が画素電極
15に対して遮光を行なうことはない。よって液晶表示
装置の開口率を低下させることなく蓄積容量を設けるこ
とができる。なお、図15に示すように画素電極15a
を隠すように独立電極線18を設けた例と比較すると、
画素電極15を遮るものはないので、先の計算結果のよ
うに約8.6%もの開口率の低下は生じない。換言すれ
ば、本構造を採用することで、図15に示す構造よりも
8.6%程度開口率が向上する。
【0041】図9は本発明に係るアクティブマトリック
ス液晶表示装置の第8実施例の断面構造を示すものであ
る。図9に示す構造において、図8を基に先に説明した
アクティブマトリックス液晶表示装置と同一の構成要素
には同一の符号を付してそれらの部分の説明は省略す
る。この例の液晶表示装置においては、ゲート絶縁層9
上に画素電極26が形成され、画素電極26の周囲の遮
光導電層は省略されるとともに、画素電極26の周縁部
下方の基板6上に遮光容量導電層30が設けられ、この
遮光容量導電層30上にゲート絶縁層9が被覆されてい
る。
【0042】図9に示す構造においても先に説明した実
施例の場合と同様に液晶の配向性の乱れを阻止すること
ができる。また、この構造において前記遮光容量導電層
30をゲート絶縁層9を介して対向して設けているの
で、この部分が容量を構成する。よって液晶表示装置の
回路に設ける蓄積容量として利用することができる。し
かもこの構造においては、遮光容量導電層30を画素電
極26の周縁部下方に設けているので、図15と図16
を基に説明した従来の独立電極線18のように画素電極
15の一部を隠す構造とは異なり、遮光容量導電層30
が画素電極15に対して遮光を行なうことはない。よっ
て液晶表示装置の開口率を低下させることなく蓄積容量
を設けることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
クティブマトリックス液晶表示装置において、透光性の
画素電極の縁部に遮光導電層を設けることにより、画素
電極と遮光導電層の両方で液晶に電界を印加して液晶の
配向性を制御することができる。この際、透明基板を通
過するバックライトなどの光は画素電極を通過すること
ができるので液晶に入射し、この液晶の配向性により透
過率が調節されるので表示、非表示がなされる。また、
遮光導電層の部分を光は通過できないので、遮光導電層
の部分に対応する液晶には光が入射されず、この部分の
液晶は、表示、非表示に関与しない。ここで、遮光導電
層の部分に対応する液晶には光が入射しないが、遮光導
電層により電界は印加されて液晶は配向されるので、こ
の部分の液晶は、表示、非表示に対応した液晶の配向性
になっている。従ってこの部分の液晶の配向性が画素電
極に対応する液晶の配向性に悪影響を及ぼすことはな
い。よって画素電極の縁部分に対応する液晶の配向性が
乱れることはなく、画素電極の中央部側に対応する液晶
の配向性と同一になって、画素電極に対応する液晶の全
部分において正確な表示が得られる。
【0044】なお、このような作用は、透明基板上に画
素電極を直接形成し、その上に絶縁層などを形成した構
造と、透明基板上に絶縁層を形成し、その上に画素電極
を形成した構造のいずれの構造においても同様に得るこ
とができる。そして、遮光導電層を形成する位置は、画
素電極の縁部であれば良いので、画素電極の外方に画素
電極と連続させて遮光導電層を形成しても良いし、画素
電極の縁部の上下に画素電極と連続あるいは不連続で遮
光導電層を形成しても差し支えなく、いずれの場合も同
様な効果を得ることできる。ただし、画素電極の周囲に
遮光導電層を形成する場合は、画素電極の縁部の上下に
遮光導電層を形成する場合とは異なり、画素電極を覆い
隠さないので、開口率をより大きくすることができる。
【0045】また、画素電極の縁部に対応する部分の液
晶の配向性に乱れを生じないならば、従来のようにこの
部分をブラックマスクで覆い隠す必要は無くなり、ブラ
ックマスクの開口部の面積をその分広くすることができ
る。よって画素電極の全周に遮光導電層を設けるなら
ば、画素電極の全周に対応させて、遮光導電層の面積分
だけブラックマスクの開口部を広くすることができ、こ
れにより液晶表示装置の開口率を高くすることができ、
高精細度化したアクティブマトリックス液晶表示装置を
提供できる。
【0046】一方、透明基板と画素電極との間に絶縁層
を設けた構造であって、絶縁層中に遮光容量導電層を形
成したものは、この遮光容量導電層でアクティブマトリ
ックス液晶表示装置の蓄積容量を形成することができ
る。この蓄積容量の存在により、液晶自体に多少の容量
変化を生じてもこの容量変化の影響を吸収することがで
きるようになるので、液晶表示が安定になる。また、遮
光容量導電層を画素電極縁部の遮光導電層の下に形成す
る構造ならば、画素電極を通過する光を遮ることはない
ので液晶表示装置の開口率を低下させることなく蓄積容
量形成用の遮光導電層を設けることができる。更に、画
素電極の縁部に対応する領域の液晶においては先に説明
した構造と同様に乱れを生じないので、液晶の配向性に
優れるとともに、ブラックマスクの開口部を大きくでき
るので、その分、開口率が向上し、高精細度化に対応し
たアクティブマトリックス液晶表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るアクティブマトリックス液
晶表示装置の第1実施例の要部を示す平面図である。
【図2】図2は図1のCーC線に沿う断面図である。
【図3】図3は同液晶表示装置の第2実施例の断面図で
ある。
【図4】図4は同液晶表示装置の第3実施例の要部を示
す断面図である。
【図5】図5は同液晶表示装置の第4実施例の要部を示
す断面図である。
【図6】図6は同液晶表示装置の第5実施例の要部を示
す断面図である。
【図7】図7は同液晶表示装置の第6実施例の要部を示
す断面図である。
【図8】図8は本発明に係るアクティブマトリックス表
示装置の第7実施例の断面図である。
【図9】図9は本発明に係るアクティブマトリックス表
示装置の第8実施例の断面図である。
【図10】図10は従来のアクティブマトリックス液晶
表示装置の等価回路の一例を示す回路図である。
【図11】図11は本発明者らが先に提案しているアク
ティブマトリックス液晶表示装置の一構造例の要部を示
す平面図である。
【図12】図12は図11のAーA線に沿う断面図であ
る。
【図13】図13は従来知られいているアクティブマト
リックス液晶表示装置の等価回路の一例を示す回路図で
ある。
【図14】図14は本発明者らが先に提案している独立
電極線を備えたアクティブマトリックス液晶表示装置の
等価回路を示す回路図である。
【図15】図15は前記独立電極線を備えたアクティブ
マトリックス液晶表示装置の要部を示す平面図である。
【図16】図16は図15のBーB線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
G 走査電極線、 S 信号電極線、 3 トランジスタ、 6、19 基板、 8 ゲート電極、 9 ゲート絶縁層、 11 ドレイン電極、 12 ソース電極、 15、26 画素電極、 20 液晶、 22a ブラックマスク、 22b 開口部、 25、27 遮光電極層、 26a、26b、26d 画素電極、 27a、27b、27d 遮光電極層、 30、 遮光容量導電層、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明の基板上に走査電極線と信号電極線
    とがマトリックス状に配線され、走査電極線と信号電極
    線とにより区画された部分に透光性の画素電極が設けら
    れ、走査電極線および信号電極線と画素電極とがスイッ
    チ素子を介して接続されてなり、画素電極の上方に液晶
    が設けられたアクティブマトリックス液晶表示装置にお
    いて、 画素電極の縁部に画素電極と電気的に接続された遮光性
    導電層が設けられてなることを特徴とするアクティブマ
    トリックス液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 透明の基板上に走査電極線と信号電極線
    とがマトリックス状に配線され、走査電極線と信号電極
    線とにより区画された部分に透光性の画素電極が設けら
    れ、走査電極線および信号電極線と画素電極とがスイッ
    チ素子を介して接続され、画素電極が絶縁層を介し基板
    上に設けられてなり、画素電極の上方に液晶が設けられ
    たアクティブマトリックス液晶表示装置において、 画素電極の縁部に画素電極と電気的に接続された遮光性
    導電層が設けられてなることを特徴とするアクティブマ
    トリックス液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 透明の基板上に走査電極線と信号電極線
    とがマトリックス状に配線され、走査電極線と信号電極
    線とにより区画された部分に透光性の画素電極が設けら
    れ、走査電極線および信号電極線と画素電極とがスイッ
    チ素子を介して接続され、画素電極が絶縁層を介して基
    板上に設けられてなり、画素電極の上方に液晶が設けら
    れたアクティブマトリックス液晶表示装置において、 画素電極の縁部に画素電極と電気的に接続された遮光導
    電層が設けられ、画素電極と基板との間に設けられた絶
    縁層中に、遮光導電層と基板との間に位置して画素電極
    と電気的に絶縁された遮光容量導電層が設けられてなる
    ことを特徴とするアクティブマトリックス液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 透明の基板上に走査電極線と信号電極線
    とがマトリックス状に配線され、走査電極線と信号電極
    線とにより区画された部分に透光性の画素電極が設けら
    れ、走査電極線および信号電極線と画素電極とがスイッ
    チ素子を介して接続され、画素電極が絶縁層を介し基板
    上に設けられてなり、画素電極の上方に液晶が設けられ
    たアクティブマトリックス液晶表示装置において、 画素電極と基板との間に設けられた絶縁層中に、画素電
    極周縁部と基板との間に位置して画素電極と電気的に絶
    縁された遮光容量導電層が設けられてなることを特徴と
    するアクティブマトリックス液晶表示装置。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載のアクティブマトリ
    ックス液晶表示装置において、遮光容量導電層が独立電
    極線の一部にされてなることを特徴とするアクティブマ
    トリックス液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載のア
    クティブマトリックス液晶表示装置において、遮光導電
    層または遮光容量導電層の少なくとも一方が画素電極の
    全周に形成されてなることを特徴とするアクティブマト
    リックス液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6記載
    のアクティブマトリックス液晶表示装置において、液晶
    の上方にブラックマスクが設けられ、このブラックマス
    クに画素電極と遮光導電層と遮光容量導電層の少なくと
    も1つに対応する大きさの開口部が形成されてなること
    を特徴とするアクティブマトリックス液晶表示装置。
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