JPH06342Y2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JPH06342Y2
JPH06342Y2 JP16807388U JP16807388U JPH06342Y2 JP H06342 Y2 JPH06342 Y2 JP H06342Y2 JP 16807388 U JP16807388 U JP 16807388U JP 16807388 U JP16807388 U JP 16807388U JP H06342 Y2 JPH06342 Y2 JP H06342Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
packaging box
content
flaps
locking
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16807388U
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English (en)
Other versions
JPH0287725U (ja
Inventor
道徳 真鍋
昌子 小寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0287725U publication Critical patent/JPH0287725U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、薬剤、菓子類、その他各種商品を収納する包
装箱に関する。
(従来の技術) 薬剤等を収納する直方体状の包装箱は、通常、厚紙を折
り曲げて重ね合わされた部分を糊付けすることにより形
成される。このような包装箱では、一旦、内容物取出口
を開封した後にも、薬剤等の内容物が完全に消費し尽く
されるまで、内容物を収納および保管するために、開放
された内容物取出口を閉塞し得ることが望ましい。この
ため、従来は、正面、背面および左右の各側面の端縁に
て形成される内容物の取出口を、正面あるいは背面のい
ずれか一方に連設されたフラップにて覆うようにし、該
フラップの先端に差し込み片を設け、左右の各側面に連
設されたフラップの側縁と、フラップが形成されていな
い背面あるいは正面との間に、該差し込み片を差し込む
という構成が採用されている。
しかし、このように正面あるいは背面のいずれか一方お
よび各側面の3面にフラップを設ける場合には、封緘さ
れた状態で差し込み片と該差し込み片と重ね合わされる
背面あるいは正面との間を通して、包装箱内に異物等を
混入することが可能である。包装箱全体を透明な包装紙
にて包装していても、該包装紙を切断して差し込み片と
背面あるいは正面との間を連通させることができわめて
容易である。しかも、包装箱内へ異物を混入されたとし
ても、包装箱は、差し込み片が差し込まされた封緘状態
を維持しているために、異物が混入された形跡を発見し
にくいという問題がある。
このため、正面、背面および左右の各側面の内容物取出
口側の端縁にそれぞれフラップを連設し、重ね合わされ
た正面フラップおよび背面フラップ同士を糊付けする包
装箱が開発されている。
このような4面フラップの包装箱では、糊付けされた各
フラップを引きはがしたり、あるいは第6図および第7
図に示すように、正面フラップ41に糊付けされた背面フ
ラップと、背面32との連設部に、ミシン目を設け、該ミ
シン目に沿って背面フラップ42を切断することにより、
内容物取出口が開放される。そして、一旦開放された内
容物取出口は、左右各側面に連設された各側面フラップ
43および44同士を係止させることにより閉塞される。各
側面フラップ43および44は、第6図に示す包装箱では、
一方の側面フラップ43先端に突設された係止突部43aを
他方の側面フラップ44に設けられたスリット44aに嵌合
させることにより係止され、第7図に示す包装箱では、
各側面フラップ42および43の先端部に形成された相互に
平行な係止溝43bおよび44b同士を係合させることにより
係止される。
(考案が解決しようとする課題) しかし、各側面フラップ43および44同士を係止する作業
は、通常、包装箱内の商品の需要者にて行われ、需要者
にとってはこのような各側面フラップ43および44同士の
係止作業は面倒であり、実施されないおそれがある。ま
た、内容物取出口が開放された後では、正面に連設され
た正面フラップ41は、各側面フラップ43および44同士を
係止させた状態でも、上方へはね上がった状態になり、
非常に見苦しいという欠点もある。
本考案は上記従来の問題を解決するものであり、その目
的は、内容物取出口を容易に開放できると共に、一旦開
放された内容物取出し口をきわめて簡単な操作にて閉塞
し得る包装箱を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の包装箱は、正面、背面および各側面により直方
体状に形成されてそれぞれの面の一方の開口端縁にて内
容物取出口が構成されており、該内容物取出口を構成す
るそれぞれの面の開口端縁に連設された正面フラップ、
背面フラップおよび側面フラップをそれぞれ有し、内側
に折込まれた背面フラップに正面フラップを重ねて糊付
けして該内容物取出口を封緘する包装箱であって、 該背面の内容物取出口側の端部を差し込み片とすべく該
背面に設けられたミシン目と、前記背面フラップの基端
部に、その各側縁から該背面フラップの基端縁に沿つて
設けられた一対の係止溝と、各側面フラップの背面フラ
ップ側側縁に設けられ、各係止溝にそれぞれ係止し得る
係止部と、を具備してなり、そのことにより上記目的が
達成される。
(実施例) 以下に本考案を実施例について説明する。
第1図は、本考案の包装箱の背面側から見た要部斜視
図、第2図はその展開図である。
本考案の包装箱は、正面11,背面12,および左右の各側
面13および14にて直方体状に構成され、その直方体状の
一方の端面が内容物取出口となり、該端面が開放されて
内容物が取り出される。正面11の各端縁には、第2図に
示すように、内容物取出口より若干小さい長方形状の正
面フラップ21および22がそれぞれ連設されており、背面
12の各端縁にも、同様の背面フラップ23および24がそれ
ぞれ連設されている。さらに、左右の各側面13および14
のそれぞれの各端縁にも、正面フラップ21および22より
も小さい長方形状の側面フラップ25,26,および27,28が
それぞれ連設されている。
背面12の内容物取出口側の端部には、ミシン目12aが設
けられている。背面12における該ミシン目12aよりも内
容物取出口側の端部は、該ミシン目12aに沿って切断さ
れて、背面フラップ23とは一体となった差し込み片12b
を形成する。ミシン目12aは両端が、背面12における各
側縁の内容物取出口側端に位置しており、また、形成さ
れる差し込み片12bの中央部が円弧状に突出した状態と
なるような曲線となっている。
内容物取出口側に配設された背面フラップ23の基端部の
各側部には、該背面フラップ23の各側縁から該背面フラ
ップ23の基端縁に沿った一対の係止溝23aおよび23aが設
けられている。
内容物取出口側に配設された各側面フラップ25および27
の背面フラップ23側に位置する側縁には、各側面13およ
び14との連設部から背面フラップ23側へわずかに突出し
た係止部25aおよび27aがそれぞれ設けられている。該背
面フラップ25および27の各側縁における該係止部25aお
よび27aよりも先端側部分は、先端になるに連れて背面
フラップ23から離れるように傾斜している。各側面フラ
ップ25および27の正面フラップ21側の側縁は、基端部を
除いて、正面フラップ21とは若干の間隔をあけて、該正
面フラップ21の各側縁とは平行状態となっている。
内容物取出口とは反対側に配設された各側面フラップ26
および28は、背面フラップ24側の側縁が各側面13および
14の側縁に連続する直線状になっており、他方の正面フ
ラップ22側側縁は、それぞれ基端部を除いて該正面フラ
ップ22とは若干の間隔をあけて、該正面フラップ22の各
側縁とは平行状態になっている。
本考案の包装箱では、例えば展開した状態では、第2図
に示すように、背面12が一方の側部に位置され、該背面
12の側方に糊代15が設けられる。そして、背面12,側面
14,正面11,側面13のそれぞれの連設部を折曲して、直
方体状に組み立て、糊代15を、他方の側部に位置する側
面13の内面に糊付けする。
このような状態で内容物取出口側の開口端とは反対側の
開口端における各側面フラップ26および28を内側へ折り
込み、次いで背面フラップ24を内側へ折り込んだ後に、
正面フラップ22を内側へ折り込み、背面フラップ24と正
面フラップ22とを糊付けする。他方、第3図に示すよう
な状態となった内容物取出口側の開口端から、内容物を
収納した後に、各側面フラップ25および27を内側へ折り
込み、次いで背面フラップ23を内側へ折り込んだ後に、
正面フラップ21を折り込んで該背面フラップ23と正面フ
ラップ21とを糊付けすることにより封緘される。
内容物を取出す場合には、背面12に設けられたミシン目
に沿って、該背面12の端部を切断して、差し込み片12を
形成する。そして、正面フラップ21を上方へ回動する
と、第4図に示すように、該正面フラップ21に糊付けさ
れた背面フラップ23が、差し込み片12bと共に上方へ回
動され、内容物取出口が開放される。これにより、内容
物が、開放された内容物取出口より取出される。
内容物の一部を取り出した状態で内容物取出口を閉塞す
る場合には、正面フラップ21を下方へ回動させ、該正面
フラップ21と一体となった差し込み片12bを、背面12の
端部における差し込み片12bが切り離された部分内へ挿
入する。このとき、差し込み片12bの先端部を背面12内
に位置するように押し込むと、第5図に示すように、背
面フラップ23の差し込み片12b近傍に形成された各係止
溝23aが各側面フラップ25および27の係止部25aおよび27
aにそれぞれ係止される。これにより、正面フラップ21
は上方へ回動することなく、従って、内容物取出口は閉
塞状態を維持される。
(考案の効果) 本考案の包装箱は、このように、ミシン目に沿っての切
断という簡単な操作で内容物取出口を開放することがで
きる。しかも、その切断により形成される差し込み片が
背面内に押し込むという簡単な操作で、背面フラップの
係止溝が各側面フラップの係止部に係止されるため、内
容物取出口を確実に閉塞し得る。
【図面の簡単な説明】
第一図は本考案の一例である包装箱の背面側からの要部
斜視図、第2図はその展開図、第3図〜第5図はそれぞ
れの動作説明のための背面側から要部斜視図、第6図お
よび第7図はそれぞれ従来の包装箱の要部斜視図であ
る。 11…正面,12…背面,12a…ミシン目,12b…差し込み
片,13,14…側面,15…糊代,21,22…正面フラップ,2
3,24…背面フラップ,23a…係止溝,25,26,27,28…側面
フラップ,25a,27a…係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面、背面および各側面により直方体状に
    形成されてそれぞれの面の一方の開口端縁にて内容物取
    出口が構成されており、該内容物取出口を構成するそれ
    ぞれの面の開口端縁に連設された正面フラップ、背面フ
    ラップおよび側面フラップをそれぞれ有し、内側に折込
    まれた背面フラップに正面フラップを重ねて糊付けして
    該内容物取出口を封緘する包装箱であって、 該背面の内容物取出口側の端部を差し込み片とすべく該
    背面に設けられたミシン目と、 前記背面フラップの基端部に、その各側縁から該背面フ
    ラップの基端縁に沿つて設けられた一対の係止溝と、 各側面フラップの背面フラップ側側縁に設けられ、各係
    止溝にそれぞれ係止し得る係止部と、 を具備する包装箱。
JP16807388U 1988-12-26 1988-12-26 包装箱 Expired - Lifetime JPH06342Y2 (ja)

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JP16807388U JPH06342Y2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26 包装箱

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JP16807388U JPH06342Y2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26 包装箱

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JPH0287725U JPH0287725U (ja) 1990-07-11
JPH06342Y2 true JPH06342Y2 (ja) 1994-01-05

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