JPH06342249A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH06342249A
JPH06342249A JP13045893A JP13045893A JPH06342249A JP H06342249 A JPH06342249 A JP H06342249A JP 13045893 A JP13045893 A JP 13045893A JP 13045893 A JP13045893 A JP 13045893A JP H06342249 A JPH06342249 A JP H06342249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
straight pipe
fixing device
ring
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13045893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yokoyama
博司 横山
Setsuo Soga
節夫 曽我
Hidenori Kawabuchi
秀徳 川渕
Sotohiro Tsujihara
外博 辻原
Yasuhiro Kodaira
康弘 小平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP13045893A priority Critical patent/JPH06342249A/ja
Publication of JPH06342249A publication Critical patent/JPH06342249A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 EリングやCリング等の抜け止めリングを嵌
合するための溝をストレ−トパイプ表面上に設けること
なく、ギヤ等の動力伝達要素を一体回転可能に取付ける
ことのできる定着装置を提供する。 【構成】 この発明は、内周面の一部に突起部を有する
動力伝達要素と、前記突起部と嵌合する嵌合部を有し前
記動力伝達要素から伝達力を受け回転するストレ−トパ
イプを有する定着装置において、前記嵌合部は、前記ス
トレ−トパイプの端部円周の一面に、前記ロ−ラ軸方向
に沿った溝を設け、さらに、この溝の先端から前記スト
レ−トパイプ軸回転方向に沿って溝を設けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファックス等
の定着装置に用いる定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に複写機は原稿台上の原稿面に光源
からの光線をあて、原稿面からの反射光を感光体ドラム
に照射して静電潜像を形成させ、現像機でトナ−像に現
像した後、タイミングをとって給紙した記録紙に転写
し、定着して機外に排紙するようになっている。この記
録紙に転写されたトナ−画像を定着させる定着装置は高
温の加熱ロ−ラと加圧ロ−ラを備えている。近年、この
加熱ロ−ラは、立ち上げ時間の短縮のために薄肉のスト
レ−トパイプが用いられることが多いが、その端部にギ
ヤ等の動力伝達要素を一体回転可能に取付けるための加
工が難しいという問題があった。
【0003】従来、ストレ−トパイプの端部に動力伝達
要素を取付ける方法の一例として第6図の方法が考えら
れている。この方法は、ストレ−トパイプ1の端部円周
の一面に(B)のごとく軸方向に沿った溝2eを設け、
この溝2eに(A)のごとく動力伝達要素3の内周に設
けた突起4を嵌入し、かつ、動力伝達要素3の外面をE
リングやCリング等の抜け止めリング5で嵌合するよう
にしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、EリングやCリング等の抜け止
めリングを嵌合するための溝をストレ−トパイプ表面上
に設ける必要があり、近年の薄肉化が進むストレ−トパ
イプ表面上にこの溝を設けることは困難であった。
【0005】本発明の目的は、上記した従来技術の実情
に鑑みてなされたもので、EリングやCリング等の抜け
止めリングを嵌合するための溝をストレ−トパイプ表面
上に設けることなく、ギヤ等の動力伝達要素からの動力
伝達を可能にした定着装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】上記の目的を達成するために、この発明
は、内周面の一部に突起部を有する動力伝達要素と、前
記突起部と嵌合する嵌合部を有し前記動力伝達要素から
伝達力を受け回転するストレ−トパイプとからなる定着
装置において、ストレ−トパイプ軸方向に沿った溝を設
け、さらに、この溝の先端からストレ−トパイプ軸回転
方向に沿って溝を設けたものである。
【作用】
【0007】上記した手段によれば、EリングやCリン
グ等の抜け止めリングを使用する必要がなくなるため
に、ストレ−トパイプ表面上に溝を設けることなくスト
レ−トパイプにギヤ等の動力伝達要素を一体回転可能に
取付けることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
具体的に説明する。図1は複写機の例であり、複写機の
定着ユニットの一般例を示している。
【0009】ユニット側枠間に軸受部材を介して回転自
在に支持された加熱ロ−ラ10の内部にはヒ−タランプ
11が従通しているとともに、その下面にはバネ12の
バネ力で加圧ロ−ラ13が圧着している。尚、図中13
aはクリ−ニングロ−ラ、13bは排紙ロ−ラである。
【0010】前記加熱ロ−ラ10は第2図乃至第5図示
の如くストレ−トパイプ1の端部に溝2を設け、該溝2
にギヤ等の動力伝達要素3を嵌合してなる。
【0011】第2図の実施例は、ストレ−トパイプ1の
端部円周一面に図の如く、軸方向に沿った溝2a、軸回
転方向に沿った溝2bからなる溝2を設け、ギヤ3の内
周に設けた突起4を溝2aに嵌入して、さらに、この突
起4を溝2bに嵌入することにより、ギヤ3とストレ−
トパイプ1を嵌合する。尚、このストレ−トパイプ1
は、ステレンス、鉄等の剛性の強い金属で、その厚みが
0.2〜1.5ミリメ−トルのものを用いることが望ま
しい。
【0012】このように嵌合することにより、ギヤ3が
図中の矢印方向に回転する時には、突起4が溝2bに嵌
合された状態にあるので、ギヤ3がストレ−トパイプ1
から抜けることなく一体回転を行なう。
【0013】また、ギヤ3とストレ−トパイプ1を分離
する必要があるときに、EリングやCリング等の抜け止
めリングを使用していないので、容易に両者を分離する
ことができる。
【0014】また、EリングやCリング等の抜け止めリ
ングを使用していないので、部品点数の減少、取り付け
作業の迅速化等のコストの削減が実現できる。
【0015】第3図の実施例は、図の如く軸回転方向に
沿った左右対称の溝2cを設けることにより、前記の実
施例と同様の効果を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明した如く、この発明は動力伝達
要素とストレ−トパイプとからなる定着ロ−ラにおい
て、前記ストレ−トパイプの端部円周の一面に溝を設
け、EリングやCリング等の抜け止めリングを使用する
ことなく、ギヤ等の動力伝達要素を定着装置に一体回転
可能に取付けることを特徴としているので、前記ストレ
−トパイプが薄肉の場合でも、EリングやCリング等の
抜け止めリングを嵌合させるための溝をストレ−トパイ
プ表面上に設けずに、動力伝達要素からのストレ−トパ
イプへの動力の伝達が可能となるとともに、定着ロ−ラ
及びギヤの交換等における作業の迅速性、コストの低減
化が確保できる。
【0017】また、ジャム等などでギヤを逆回転させる
必要があるときに、ストレ−トパイプ軸回転方向に溝が
設けられているために、ストレ−トパイプに必要以上の
力が負荷されにくくなるので、スト−レトパイプの破
損、変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における複写機の定着ユニッ
トの断面図である。
【図2】本発明による定着装置の一実施例を示す斜視図
である。
【図3】本発明による定着装置一実施例の結合状態を示
す断面図である。
【図4】本発明による定着装置の第2の実施例である。
【図5】本発明による定着装置の第3の実施例である。
【図6】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 ストレ−トパイプ 2 溝 3 ギヤ 4 突起 5 抜け止めリング 10 加熱ロ−ラ 13 加圧ロ−ラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻原 外博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコー内 (72)発明者 小平 康弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面の一部に突起部を有する動力伝達
    要素と、前記突起部と嵌合する嵌合部を有し前記動力伝
    達要素から伝達力を受け回転するストレ−トパイプとを
    有する定着装置において、前記嵌合部は、前記ストレ−
    トパイプの端部円周の一面に、前記ストレ−トパイプ軸
    方向に沿った溝を設け、さらに、該溝の先端から前記ス
    トレ−パイプ軸回転方向に沿って溝を設けたことを特徴
    とする定着装置。
  2. 【請求項2】 内周面の一部に突起部を有する動力伝達
    要素と、前記突起部と嵌合する嵌合部を有し前記動力伝
    達要素から伝達力を受け回転するストレ−トパイプとを
    有する定着装置において、前記嵌合部は、前記ストレ−
    トパイプの端部円周の一面に、前記ストレ−トパイプ軸
    方向に沿った溝を設け、さらに、該溝の先端から左右対
    称に前記ストレ−トパイプ軸回転方向に沿って溝を設け
    たことを特徴とする定着装置。
JP13045893A 1993-06-01 1993-06-01 定着装置 Pending JPH06342249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13045893A JPH06342249A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 定着装置

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JP13045893A JPH06342249A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06342249A true JPH06342249A (ja) 1994-12-13

Family

ID=15034724

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13045893A Pending JPH06342249A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 定着装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06342249A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7412197B2 (en) 2005-11-02 2008-08-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Heat roller having improved coupling structure to prevent slip of a roller cap for fixing apparatus
JP2014186222A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Kyocera Document Solutions Inc 定着装置及び画像形成装置
JP2018031962A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7412197B2 (en) 2005-11-02 2008-08-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Heat roller having improved coupling structure to prevent slip of a roller cap for fixing apparatus
JP2014186222A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Kyocera Document Solutions Inc 定着装置及び画像形成装置
JP2018031962A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置

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