JPH0634132Y2 - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JPH0634132Y2
JPH0634132Y2 JP1989128011U JP12801189U JPH0634132Y2 JP H0634132 Y2 JPH0634132 Y2 JP H0634132Y2 JP 1989128011 U JP1989128011 U JP 1989128011U JP 12801189 U JP12801189 U JP 12801189U JP H0634132 Y2 JPH0634132 Y2 JP H0634132Y2
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head
platen roller
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はサーマルプリンタ、詳しくはプラテンローラ上
を通過する感熱性印字紙上にサーマルヘッドを板バネの
弾力により押圧しながら印字するサーマルプリンタの改
良に関する。
(従来技術とその課題) 従来、板バネを用いてサーマルヘッドを印字紙に押圧す
る構造として実開昭55-42540号公報が知られている。
しかしながら上記従来構造によれば、所定幅を有する板
バネそれ自体をサーマルヘッドのヘッド取付板に当接せ
しめた構造であり、そのために板バネが加工や組立工程
において捩れた状態で取付けられた場合に、板バネの接
地部分が中心からずれてしまうため、サーマルヘッドの
押圧力が左右均等でなくなり、印字紙に印字したときに
左右の印字濃度が異なることもあり、とくにバーコード
を印字した場合にスキャナーによる読取りができない等
の不具合があった。而して本考案は斯る従来不具合を解
消して、印字濃度を左右均等ならしめ印字精度を向上さ
せ得るサーマルプリンタを提供することを目的とする。
(課題を解決するための技術的手段) 斯る本考案のサーマルプリンタは、前記プラテンローラ
と間隔をおき平行に支軸を設け、該支軸に、サーマルヘ
ッドを取付けたヘッド取付板を支軸周方向に対して揺動
自在で、且つヘッド取付板の幅方向略中央を支点とし前
記幅方向に対して上下に揺動自在に取付けると共に、サ
ーマルヘッドをプラテンローラ方向へ付勢する前記板バ
ネをヘッド取付板の幅方向略中央に配設し、その板バネ
の先端に接触面積を小さくする押圧突起を形成してヘッ
ド取付板上に当接せしめ、且つ前記板バネの後端をヘッ
ド取付板上面に回動自在に取付けて前記板バネをヘッド
取付板に対して平行に設置し、さらに前記板バネにおけ
る先端押圧突起と後端取付部の間の箇所を、ヘッド取付
板方向への突出寸法を調整可能に設けた押圧部材で押圧
して前記板バネに付勢力を生じせしめることを特徴とす
る。
(作用) 上述した構成によれば、ヘッド取付板をその幅方向略中
央を支点とし前記幅方向に対して上下に揺動自在とした
ことから、サーマルヘッドがその幅方向略全長にわたり
プラテンローラに当接し、その状態で、板バネの先端押
圧突起によってヘッド取付板の幅方向略中央を押圧する
ので、プラテンローラに対するサーマルヘッドの押圧力
がその幅方向で左右均等になり、サーマルヘッドによる
印字濃度を左右均等に確保することができる。
また、板バネ後端をヘッド取付板上に回動自在に取付け
たことにより、押圧部材が板バネを押圧しない状態にお
いては先端押圧突起による押圧力が生じず、この状態か
ら押圧部材の突出量を増加させるに伴い、これに比例し
て前記押圧突起による押圧力が増大する。よって、先端
押圧突起による押圧力、すなわち板バネによる付勢力の
調整範囲が広くなると共に微調節することが可能にな
り、プラテンローラに対するサーマルヘッドの押圧力を
より適正なものとし得る。
また、ヘッド取付板を前述の如く幅方向に対して上下に
揺動自在とし、且つ板バネによってヘッド取付板の幅方
向略中央を押圧するようにしたことから、押圧部材の突
出量を変化させて板バネ付勢力を調整しても、プラテン
ローラに対するサーマルヘッドの押圧力は左右均等が崩
れることなく維持される。よってサーマルヘッドの取付
け,交換等に伴う前記押圧力の調整作業が大幅に簡素化
される。
また、板バネをヘッド取付板に対して平行に設置するこ
とでサーマルヘッド押圧機構部分の高さ寸法を可能な限
り小さなもとしつつ、先端押圧突起の突出高さ分だけ押
圧部材の突出ストローク及び板バネの撓み変形のための
間隙を確保し得る。
さらに、板バネの先端押圧突起によりヘッド取付板の幅
方向略中央を押圧するようにしたので、板バネが捩じれ
を生じた状態で組み付けられた場合でも、サーマルヘッ
ドの押圧力はその幅方向で左右均等になり、またヘッド
取付板がその幅方向略中央を支点とし前記幅方向に対し
て上下に揺動することによってサーマルヘッドをその幅
方向にわたりプラテンローラに当接させるようにしたの
で、プラテンローラや支軸が傾いた状態で取付けられた
りサーマルヘッドに反りが生じた場合でもその傾きや反
りを吸収,補正することができる。よって、板バネの捩
じれやプラテンローラ、支軸の傾き、サーマルヘッドの
反り等が問題とされないので、板バネ,プラテンロー
ラ,支軸,サーマルヘッドの加工精度、組立精度がさほ
ど高く要求されず、加工性、組立性がよい。
(実施例) 本考案の実施例を図面により説明すれば、第1図〜第3
図において、(1)はプラテンローラ、(2)はサーマ
ルヘッドであり、両者(1)(2)によりサーマルプリ
ンタの印字部を構成して、プラテンローラ(1)上を通
過する感熱性印字紙(a)にサーマルヘッド(2)が押
圧された状態で接触し印字を施こす。
プラテンローラ(1)はその軸(1′)を台板(3)に
起設せる基板(4)に片持状に架設され、また基板
(4)には前記プラテンローラ(1)の後方に間隔をお
いて平行に支軸(5)を架設し、この支軸(5)にヘッ
ド固定板(6)の後端に形成した左右両側の腕板(6c)
(6c)を回動自在に取付けるとともにヘッド取付板
(7)の後端部を回動自在に取付け、このヘッド取付板
(7)に前記サーマルヘッド(2)が取付けられてい
る。
ヘッド取付板(7)の後端部には、その幅方向略中央に
支持板(8)を溶着して一体的に突設し、この支持板
(8)に穿孔した軸孔(8′)を前記支軸(5)に回動
自在に取付けてヘッド取付板(7)を上下方向、詳しく
はサーマルヘッド(2)かプラテンローラ(1)の軸方
向に直交する方向へ揺動自在とする(第3図、第1
図)。
又、ヘッド取付板(7)の後端部には左右両側辺を下向
に折曲げて形成した耳片(7a)(7a)を一体に設けると
ともに該耳片(7a)(7a)にガイド孔(9)(9)を開
孔して前記支軸(5)を貫挿せしめる。
上記ガイド孔(9)はヘッド取付板(7)が前記支持板
(8)を中心にして揺動可能なように上下方向へ延びる
長孔形状とするが前後方向へのヘッド取付板(7)の移
動を規制する前後方向の孔径にし(第4図)、又耳片
(7a)(7a)を前記ヘッド固定板(6)の腕板(6c)
(6c)内面に近接させた位置としヘッド取付板(7)の
支軸(5)の軸方向への移動を規制する(第3図)。
それによりヘッド取付板(7)は前後方向及び幅方向の
移動が規制され、サーマルヘッド(2)をプラテンロー
ラ(1)に対し所定位置に位置決めされる。
またヘッド取付板(7)は、支持板(8)を支点とし且
つ上下方向へ延びるガイド孔(9)をガイドとして、ヘ
ッド取付板(7)の幅方向に対して上下に揺動自在に取
付けられるので、その揺動によりプラテンローラ(1)
や支軸(5)の傾き或いはサーマルヘッド(2)の反り
等を吸収,補正し、サーマルヘッド(2)はその幅方向
略全長にわたりプラテンローラ(1)に当接する。
上記耳片(7a)(7a)のガイド孔(9)(9)、支軸
(5)及び腕板(6c)(6c)がヘッド取付板(7)の位
置決め用ガイド手段を構成する。
又、上記ヘッド取付板(7)はその略中央部上面に正面
形状形のピン取付板(10)を溶接により固着し、該取
付板(10)に左右方向へ延びるピン(10a)を横架せし
め、このピン(10a)に板バネ取付板(11)の左右両耳
片部(11a)(11a)を回動自在に取付ける。
板バネ取付板(11)はヘッド取付板(7)の略中央部上
面に間隔をおいて水平に配設され、この取付板(11)上
に板バネ(12)の後端を載せ、その上に押え板(14)を
載せて皿ネジ(13)により挾着して固定せしめ、板バネ
(12)を前方突出状に取付ける。
板バネ(12)はその先端下面に板バネの幅より小さな外
径の半球状あるいは略球形の押圧突起(15)を圧入、カ
シメあるいは溶着等の方法により取付け、該押圧突起
(15)はヘッド取付板(7)の前端部略中央に位置せし
める。
ヘッド固定板(6)は前記ヘッド取付板(7)の略前半
部上を覆う平板部(6a)の左右両側に連接部(6b)(6
b)を介して各後端に上下方向へ延びる前記腕板(6c)
(6c)を一体に形成した形状からなり、その腕板(6c)
(6c)の下端部を前述した通り支軸(5)に回動自在に
取付けて支軸(5)を中心に上下方向へ揺動自在とした
ものである。
ヘッド固定板(6)はその平板部(6a)の略中央部に上
下に貫通する調整ネジ(16)を螺動自在に取付け、該ネ
ジ(16)の下端が前記板バネ(12)上面当接するように
するとともに腕板(6c)(6c)の上端部に渉って係合ピ
ン(17)を取付け、該ピン(17)にヘッド固定板(6)
を上向揺動方向(解放側)へ付勢するコイルスプリング
(18)を取付ける。一方、基板(4)にはL形のロック
レバー(19)をピン(20)により揺動自在に取付け該レ
バー(19)に設けたロック溝(19a)を前記ヘッド固定
板(6)の係合ピン(17)に嵌合って、ヘッド固定板
(6)を前記スプリング(18)の弾力に抗して閉じ側位
置、すなわちヘッド取付板(7)上を覆う位置に固定す
る。上記ロックレバー(19)の後端には該レバー(19)
をロック側に付勢するコイルスプリング(21)を取付け
ており、このスプリング(21)の弾力に抗してロックレ
バー(19)を逆向(第1図矢印イ方向)へ揺動させる
と、係合ピン(17)がロックレバー(19)のロック溝
(19a)から脱離するので、ヘッド固定板(6)はスプ
リング(18)によって解放側に揺動可能である。
尚、ヘッド取付板(7)の上面には、ヘッド固定板
(6)の平板部(6a)上へ突出するガイド板(22)(2
2)が突設され(第1図、第2図)、ヘッド固定板
(6)が解放側に揺動するときに、その平板部(6a)が
前記ガイド板(22)(22)を押し上げてヘッド取付板
(7)をヘッド固定板(6)と共に解放させ、サーマル
ヘッド(2)をプラテンローラ(1)から離反させてそ
の点検、交換を可能ならしめる。又、図中の(23)はヘ
ッド固定板(6)の前面に取付けたカッター、(24)は
ヘッド固定板(6)の前面に取付板(25)を介して取付
けたガイドローラ、(26)は基板に取付けたディスペン
サー、(27)は前記係合ピン(17)を揺動可能ならしめ
るために基板(4)に開口した窓孔、(28)は支軸
(5)の取付け用ネジ、(29)は止メ輪である。而して
ヘッド固定板(6)を第1図の如く閉じ側にロックした
状態においては、調整ネジ(16)の下端が板バネ(15)
上面に接地して板バネ(12)を下向きに押動せしめ、板
バネ(12)の弾力が押圧突起(15)を介してヘッド取付
板(7)の軸方向略中央に作用してサーマルヘッド
(2)を下向に付勢しプラテンローラ(1)上の印字紙
(a)にサーマルヘッド(2)が押圧され接触する。
上記サーマルヘッド(2)の押圧力は調整ネジ(16)を
螺動してその下向き突出長さを変えることによって強弱
を調整できる。
そして上記押圧突起(15)がヘッド取付板(7)との接
触面積を平板状の板バネを直接に接地した場合に較べて
プラテンローラの軸方向の接地面積を小さくした形状で
あるので、板バネ(12)の幅に関係なく、板バネが捩れ
て取付けられた場合でも、中心からのずれは極めて少な
く左右の押圧力を略均等にすることができる。
尚、上記実施例において、ヘッド取付板(7)の位置決
め用ガイド手段に関し、ヘッド取付板(7)の耳片(7
a)(7a)に長孔形状のガイド孔(9)を開孔した場合
を示したが、その長孔形状を設けた耳片構造に限定され
るものではなく、支軸に対して上下に移動可能なガイド
片を支軸に対して同一方向から押接する如き構成として
もよい。
次に第5図〜第11図は前記押圧突起の変形例を示す。
第5図の押圧突起(15a)は、板バネ(12a)の先端部に
絞り成型によって半球形に形成され、第6図の押圧突起
(15b)は板バネ(12b)の先端部に絞り成型により短柱
形に形成された構造である。
第7図の押圧突起(15c)は板バネ(12c)とは別部材で
逆円錐形に形成し、それを板バネ(12c)先端部に取付
けた構造である。第8図および第9図の押圧突起(15
d)は板バネ(12d)の先端部を下向直角に折曲げるとと
もにその折曲げ部分を逆三角形状にし、かつ下端を円弧
状に形成した構造である。
第10図及び第11図の押圧突起(15e)は板バネ(12e)の
先端部に絞り成型によってプラテンローラ(1)の軸方
向と直交する方向、すなわち板バネ(12e)の長手方向
へ延びる細長状に突出せしめた構造であり、その幅は板
バネ(12e)の幅より小さくしたものである。
尚、押圧突起を板バネと別部材とする場合は、その材料
は金属、樹脂材、硬質ゴム材などとし、またその取付け
方法は圧入、カシメ、溶着、接着などによる。
次に本考案を用いたサーマル方式ラベルプリンタの最適
な実施例を第12図により説明すれば、図中(100)はケ
ース、(101)はラベル位置検出器、(102)はガイドロ
ーラ、(103)は本考案の主要部を含む印字部、(104)
はラベル発行口、(105)はプラテンローラ(1)を駆
動回転させるモータ、(106)はラベルロール紙(107)
を支持するロール紙支持装置、(108)は台紙巻取軸、
(109)巻取軸駆動用のモータである。
ラベルロール紙(107)は台紙上に一定間隔をおいて感
熱性印字紙であるラベル(a)を粘着しており、プラテ
ンローラ(1)の回転により支持装置(106)から引出
され、プラテンローラ(1)上を通過する際にサーマル
ヘッド(2)により所要データが印字され、ディスペン
サー(26)を通りラベル(a)が台紙(b)から剥離さ
れてラベル発行口(104)より発行され、台紙(b)は
ガイドロール(102)を通って巻取軸(108)に巻取られ
る。
(効果) 本考案の請求項第1項〜第3項に係るサーマルプリンタ
は以上説明したように構成したので、下記に記載される
効果を奏する。
ヘッド取付板がその幅方向に対して上下揺動すること
によりサーマルヘッドをその幅方向略全長にわたりプラ
テンローラに当接させ、その状態で、板バネの先端押圧
突起によりヘッド取付板の幅方向略中央を押圧してプラ
テンローラに対するサーマルヘッドの押圧力をその幅方
向で左右均等とし、サーマルヘッドによる印字濃度を左
右均等に確保することができる。従って、印字濃度の均
一性を確保して印字精度を高めると共にバーコードを印
字した場合でも左右の印字濃度を均等にしてスキャナー
による読取り率が向上する。
板バネ後端をヘッド取付板上に回動自在に取付けて板
バネをヘッド取付板に対して平行に設置することで、押
圧部材による板バネ付勢力の調整範囲を広くすると共に
その微調整を可能とし、プラテンローラに対するサーマ
ルヘッドの押圧力、すなわち感熱性印字紙に対するサー
マルヘッドの押圧力を適正なものとして、印字精度をよ
り高めることができる。
ヘッド取付板を前述の如く幅方向に対して上下に揺動
自在とし、且つ板バネによってヘッド取付板の幅方向略
中央を押圧するようにしたことから、押圧部材の突出量
を変化させて板バネ付勢力を調整しても、プラテンロー
ラに対するサーマルヘッドの押圧力は左右均等が崩れる
ことなく維持される。よってサーマルヘッドの取付け,
交換等に伴う前記押圧力の調整が簡素化され、組立時や
メンテナンス時の作業性を大幅に改善し得る。
板バネをヘッド取付板に対して平行に設置することで
サーマルヘッド押圧機構部分の高さ寸法を可能な限り小
さなものとしつつ、先端押圧突起の突出高さ分だけ押圧
部材の突出ストローク及び板バネの撓み変形のための間
隙を確保できるので、印字部周りの薄型化によるプリン
タ内部の簡素化、プリンタの小型化等を促進しながら、
上記〜の効果を達成することができる。
板バネの捩じれやプラテンローラ,支軸の傾き、サー
マルヘッドの反り等が問題とされないことから板バネ,
プラテンローラ,支軸,サーマルヘッドの加工精度、組
立精度がさほど高く要求されないので、加工における不
良率を減ずることができると共に組立時間も短縮でき、
製作性を大幅に向上させることができる。
又、請求項第2項によれば、サーマルヘッドのプラテン
ローラに対する位置決めを正確にするとともにヘッド取
付板上への押圧突起の作用点を正確に位置決めして前述
した効果をより確実ならしめ、請求項第3項によれば必
要最小限にして所定の効果を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面側面図であって、第2図の(I)
−(I)線断面図、第2図は第1図の(II)−(II)線
断面平面図、第3図は第2図の(III)−(III)線断面
図、第4図は第3図の(IV)−(IV)線断面図、第5図
及び第6図は押圧突起の変形例を示す断面図、第7図及
び第8図は押圧突起のさらに変形例を示す側面図、第9
図は第8図の正面図、第10図は押圧突起のさらに変形例
を示す平面図、第11図はその平面図、第12図は本考案を
用いたラベルプリンタの断面側面図である。 図中 (1)……プラテンローラ (2)……サーマルヘッド (5)……支軸 (6)……ヘッド固定板 (7)……ヘッド取付板 (6c)……腕板 (8)……支持板 (9)……ガイド孔 (12)(12a)(12b)(12c)(12d)(12e)……板バ
ネ (15)(15a)(15b)(15c)(15d)(15e)……押圧
突起 (10a)……ピン (11)……板バネ取付板 (16)……調整ネジ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンローラ上を通過する感熱性印字紙
    上にサーマルヘッドを板バネの弾力により押圧しながら
    印字するサーマルプリンタにおいて、前記プラテンロー
    ラと間隔をおき平行に支軸を設け、該支軸に、サーマル
    ヘッドを取付けたヘッド取付板を支軸周方向に対して揺
    動自在で、且つヘッド取付板の幅方向略中央を支点とし
    前記幅方向に対して上下に揺動自在に取付けると共に、
    サーマルヘッドをプラテンローラ方向へ付勢する前記板
    バネをヘッド取付板の幅方向略中央に配設し、その板バ
    ネの先端に接触面積を小さくする押圧突起を形成してヘ
    ッド取付板上に当接せしめ、且つ前記板バネの後端をヘ
    ッド取付板上面に回動自在に取付けて前記板バネをヘッ
    ド取付板に対して平行に設置し、さらに前記板バネにお
    ける先端押圧突起と後端取付部の間の箇所を、ヘッド取
    付板方向への突出寸法を調整可能に設けた押圧部材で押
    圧して前記板バネに付勢力を生じせしめることを特徴と
    するサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】上記ヘッド取付板がその幅方向略中央に設
    けた支持板を介して前記支軸に揺動自在に取付けられる
    とともに前記プラテンローラに対し所定位置に位置決め
    されるガイド手段を有する請求項第1項記載のサーマル
    プリンタ。
  3. 【請求項3】上記押圧突起が少なくともプラテンローラ
    の軸方向に対して接触面積を小さくした形状である請求
    項第1項記載のサーマルプリンタ。
JP1989128011U 1989-10-31 1989-10-31 サーマルプリンタ Expired - Lifetime JPH0634132Y2 (ja)

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JPH0366759U JPH0366759U (ja) 1991-06-28
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