JPH06340830A - モジュール系を使用する水性コーティング剤の製造方法 - Google Patents

モジュール系を使用する水性コーティング剤の製造方法

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JPH06340830A
JPH06340830A JP6006118A JP611894A JPH06340830A JP H06340830 A JPH06340830 A JP H06340830A JP 6006118 A JP6006118 A JP 6006118A JP 611894 A JP611894 A JP 611894A JP H06340830 A JPH06340830 A JP H06340830A
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Thomas Brock
トーマス・ブロツク
Juergen Doebert
ユルゲン・デーベルト
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも2つの貯蔵時安定な予備混合した
水性モジュール(単位)を混合することによる調整可能
な光学効果を持つ水性コーティング剤の製造方法の提
供。 【構成】 本水性コーティングの製造方法は、A)1つ
又はそれより多い特殊効果顔料、1つ又はそれより多い
アニオン及び/又は非イオン安定化水希釈性バインダ
ー、1つ又はそれより多い有機溶剤、少なくとも20重
量%の水及び場合により慣用的なラッカー添加剤を含む
少なくとも1つの水性特殊効果モジュール、及び B)1つ又はそれより多いアニオン及び/又は非イオン
安定化水希釈性バインダー、水、及び場合により1つ又
はそれより多い有機溶剤、1つ又はそれより多い架橋剤
及び/又は慣用的なラッカー添加剤を含む少なくとも1
つのバインダーモジュールを一緒に混合することからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はモジュール系(混合系)を使用す
る調整可能な光学効果を持つ水性コーティング剤の製造
方法に関する。それは特に自動車輌及び自動車輌部品の
ラッカー塗装に使用することができる長期間貯蔵安定な
水性特殊効果ベースラッカーの製造に特に適している。
水希釈性ラッカー系の使用は自動車輌及び自動車輌部
品分野において着実に受け入れられつつある。この分野
では、特に水性特殊効果ベースラッカーの領域におい
て、特殊効果色調の数を絶えず増加させることが求めら
れており、これが能率的な生産と貯蔵をますます困難に
している。この問題を解決する1つの方法は限られた数
の貯蔵可能な個別単位を準備し、所望の特殊効果色調に
より塗装の直前に併用して最終の水性特殊効果ベースラ
ッカーを作ることである。
【0002】例えばEP−A−399 427は5単位
からなる水性ラッカーモジュール系を記述しており、併
用した後に最終の水性ラッカーを生ずる。この場合、本
発明によると、特殊効果単位である金属含有顔料を含む
成分は、水の不存在下で製造し、保存することが必要不
可欠である。これは溶剤及び有機溶剤に溶解したアルキ
ド、アクリレート又はポリエステル樹脂に金属含有顔料
をスラリー化することにより達成される。この方法で作
った特殊効果単位は酸樹脂用中和剤を含まない。従って
それを用いて配合した水性ラッカーは望ましくない高い
比率の溶剤を含み、そして別の中和用単位を必要とす
る。その上、この水性ラッカーの製造は個々の単位につ
き混合順序を厳密に観察することが必要である。さら
に、種々の単位に基づく水性ラッカーがEP−A−0
468 293及びEP−A−0 471 972に記述
されている。しかしながら、特殊効果単位は水を含まな
いことが必要不可欠である。
【0003】DE−A−41 10 520は正確に決め
られた色調を持つ水性顔料添加コーティング剤の製造に
適するよう意図された混合系を記述している。それは特
に水性ラッカーの製造を目的とする。この混合系は5重
量%より少ない水、顔料、溶剤及び水希釈性バインダー
を含み、好ましくは水を含まない種々の基礎色素
(A)、及び特に水希釈性バインダー及び/又はレオロ
ジー添加剤を含む無顔料水性成分(B)からなる。成分
Aに含まれる水希釈性バインダーは溶剤型で存在し、そ
して溶剤型で製造することが可能でなければならない。
従ってこのように配合した水性ラッカーは高い比率の溶
剤を含み、望ましくない。最終のコーティング剤は塗布
直前に成分を混合して製造され、それらは貯蔵安定では
ない。
【0004】本発明の目的は水性コーティング剤の製造
方法、特にモジュール系又は混合系又は単位系を使用す
る長期間にわたって安定な低い溶剤含量の水性単一成分
特殊効果ベースラッカーの製造方法を提供することであ
り、この場合、系における個々のモジュールは容易に互
いに混合して所望の特殊効果を作り出すことができる。
この目的は高い水含量の特殊効果モジュールを含むモジ
ュール系の使用により達成し得ることが示された。
【0005】従って、本発明は少なくとも2つの貯蔵安
定な予備混合した水性モジュールを混合することによる
調整可能な光学効果を持つ水性コーティング剤の製造方
法において、 A) 1つ又はそれより多い特殊効果顔料、1つ又はそ
れより多いアニオン及び/又は非イオン安定化水希釈性
バインダー、1つ又はそれより多い有機溶剤、少なくと
も20重量%の水及び場合により慣用的なラッカー添加
剤を含む少なくとも1つの水性特殊効果モジュール、及
び B) 1つ又はそれより多いアニオン及び/又は非イオ
ン安定化水希釈性バインダー、水、及び場合により1つ
又はそれより多い有機溶剤、1つ又はそれより多い架橋
剤及び/又は慣用的なラッカー添加剤を含む少なくとも
1つのバインダーモジュールを一緒に混合することを特
徴とする製造方法を提供する。
【0006】本発明に使用するモジュール系は特殊効果
モジュールA)及びバインダーモジュールB)の外に、
例えば C) 1つ又はそれより多い顔料及び/又は充填剤、1
つ又はそれより多いアニオン及び/又は非イオン安定化
水希釈性バインダー、水、及び場合により1つ又はそれ
より多い有機溶剤及び/又は慣用的なラッカー添加剤を
含む少なくとも1つの色素モジュール、及び/又は D) 1つ又はそれより多い有機又は無機のレオロジー
調整剤(レオロジー成分)及び水、及び場合により1つ
又はそれより多いアニオン及び/又は非イオン安定化水
希釈性バインダー及び/又は1つ又はそれより多い有機
溶剤を含む少なくとも1つのレオロジーモジュール、及
び/又は E) 1つ又はそれより多い架橋剤、及び場合により1
つ又はそれより多い有機溶剤、水、1つ又はそれより多
いアニオン及び/又は非イオン安定化水希釈性バインダ
ー及び/又は1つ又はそれより多い慣用的なラッカー添
加剤を含む少なくとも1つの架橋モジュールを含むこと
ができる。
【0007】本明細書においてモジュールとは別々に貯
蔵することができる貯蔵安定な単位(混合単位)であっ
て、これらを混合して最終のコーティング剤を製造する
ことができ、場合によりさらに塗布粘度に調節すること
ができるものであると理解される。個々のモジュールを
混合することにより、所望の調整可能な特殊効果、及び
場合により調整可能な色の色調を得ることができる。こ
のモジュールは製造者により、例えば少なくともモジュ
ールA)及びB)を含むセットの形にすることができ
る。モジュールA)からE)の各々から種々の具体例を
作ることができる。1つ又はそれより多いモジュールか
らなる一組のモジュールがこのようにして作られる。特
殊効果モジュールA)は少なくとも1つの特殊効果顔
料、少なくとも1つの水希釈性樹脂(バインダー)及び
少なくとも20重量%の水、一部の有機溶剤及び場合に
より慣用的なラッカー添加剤を含む水性製品である。
【0008】特殊効果顔料はラッカーコーティングに装
飾効果を生じそして、それのみというのではないが、着
色効果を生ずることもある顔料である。特殊効果顔料は
特に板状構造が特徴である。特殊効果顔料の例はメタリ
ック顔料、例えばアルミニウム、鋼、銅又は他の金属で
作られたもの;干渉顔料例えば金属酸化物被覆メタリッ
ク顔料、例えば二酸化チタン被覆又は混合酸化物被覆ア
ルミニウム、被覆マイカ例えば二酸化チタン被覆マイカ
及び黒鉛効果顔料である。これらの特殊効果顔料のいく
つかは市販品を入手することができ、それらは粒度、粒
度分布及び粒子形状が異なる。顔料の選択はラッカー膜
について望まれる特定の特殊効果に依存する。1つの顔
料のみを含む特殊効果モジュールを作るのが好ましい。
しかしながら、数種の異なる特殊効果顔料を含む特殊効
果モジュールを作ることも可能である。意外なことに、
本発明の範囲の中で特殊効果顔料特にメタリック顔料を
含む水性モジュールが本発明の方法に提供され、この場
合メタリック顔料は水感受性金属例えばアルミニウム又
は鋼からなることさえあり得ることが示された。これは
特に特殊効果モジュールが3〜13重量%、特に3.5
〜4重量%の水感受性メタリック顔料を含む場合可能で
あることが示された。この場合pHは7.2〜8.0が好
ましく、7.5〜8.0が特に好ましい。この場合顔料/
バインダー比は固体の重量で0.02:1から10:1
が好ましい。メタリック顔料に基づくこの種類の水性特
殊効果モジュールの実現により、特に低い溶剤含量を持
つラッカー材料を本発明の方法により提供することがで
きる。
【0009】特殊効果モジュールに含まれる水希釈性樹
脂はアニオン電荷を持つことができる。塩基で中和した
水溶液又は分散系の形におけるアニオン樹脂を利用する
ことができる。特殊効果モジュールに含まれる水希釈性
樹脂は非イオン的に安定化させることもできる。例え
ば、後にバインダーモジュールB)について記述する樹
脂を使用することができる。アニオン樹脂の場合、この
アニオン基は好ましくは15〜70mgKOH/gの酸価
に相当する中和されたカルボキシル基として存在するの
が好ましい。アニオン樹脂を含む水性特殊効果モジュー
ルは、pH7.0〜9.0であるのが好ましい。この樹脂
は慣用的な膜形成バインダー及び/又はペースト樹脂で
あることができる。それらはバインダーモジュールの構
成物質の記述の中で述べるように、例えばポリエステ
ル、ポリアクリレート又はポリウレタンが基剤であるこ
とができる。好ましくは、ポリウレタン樹脂が特殊効果
モジュールにおける水希釈性樹脂として使用される。水
希釈性又は非水希釈性架橋成分を、特殊効果モジュール
に含ませることもできる。これらの架橋成分は架橋モジ
ュールの記述の中でいっそう詳しく説明する。各々の水
性特殊効果顔料モジュールは同じバインダー又はバイン
ダー混合物を含むのが好ましい。これはたとえ異なるモ
ジュールを混合する場合でも一定のバインダー組成が得
られることを意味する。
【0010】さらに、特殊効果モジュールは小量の少な
くとも1つの水混和性溶剤を含むことができ、例えばア
ルコール、例えばブタノール、n−プロパノール又はイ
ソプロパノールのようなモノアルコール;ブトキシエタ
ノール、ブトキシプロパノール又はメトキシプロパノー
ルのようなエーテルアルコール;ジアルコール、例えば
エチレングリコール、ポリエチレングリコールのような
グリコール;グリセロールのようなトリアルコール;ケ
トン例えばアセトン、メチルエチルケトン又はN−メチ
ルピロリドン;エーテル、例えばジプロピレングリコー
ルジメチルエーテルである。特殊効果モジュールはレオ
ロジー調整剤を含むのが好ましい。これらはレオロジー
モジュールの製造に関連して記述した物質又は混合物で
あることができる。これらは特殊効果モジュールの製造
の間に添加するか又は出来上がったレオロジーモジュー
ルとして後に混合することができる。さらに、慣用的な
ラッカー添加剤例えば湿潤剤、消泡剤、中和剤及び触媒
を水性特殊効果モジュールに含ませることができる。
【0011】水性特殊効果モジュールは一般に特殊効果
顔料、例えば市販のペースト形態のものを最初に投入
し、水希釈性溶剤及び添加剤を添加し、次いで水性樹脂
溶液を剪断力を与えながら混合するような手順で作られ
る。粉末特殊効果顔料は最初に溶剤及び添加剤と一緒に
処理してペーストを作る。板状特殊効果顔料は混合工程
の間に機械的に損傷を受けないように注意を払わなけれ
ばならない。0.02:1から10:1の好ましい顔料
/バインダー比を持つ水性の貯蔵安定な特殊効果モジュ
ールが作られる。この場合全特殊効果モジュールの固体
含量は10〜40重量%であるのが好ましい。水性特殊
効果モジュールにおける水の有機溶剤に対する重量比は
12:1から3:1であるのが好ましい。特殊効果モジ
ュールの水含量は少なくとも20、好ましくは20〜7
5重量%である。バインダーB)は少なくとも1つのア
ニオン及び/又は非イオン安定化水希釈性バインダーの
水溶液又は分散系である。これらは水性コーティング
剤、特に水性ベースラッカーにおいて通常使用されるよ
うな膜形成樹脂又はペースト樹脂である。これらは単独
又は併用で存在することができる。膜形成樹脂はポリエ
ステル、ポリアクリレート又は好ましくはポリウレタン
を基剤とすることができる。それらは自己架橋性である
か又は外部架橋剤を必要とするか又は物理的に完全に乾
燥することができる。適当な非イオン的に安定化させた
バインダーの例はその水希釈性が樹脂分子へのポリエー
テルセグメントの配合により達成されるバインダーであ
る。この種類の安定化ポリウレタン又はポリウレタンア
クリレート樹脂の例はEP−A−354 261,EP
−A−422 357及びEP−A−424 705に記
述されている。
【0012】水性バインダーモジュールはアニオン安定
化バインダーを含むのが好ましい。これらの例は(メ
タ)アクリルコポリマー、ポリエステル樹脂又は好まし
くはポリウレタン樹脂である。適当な水希釈性(メタ)
アクリルコポリマーの例はEP−A−399 427及
びEP−A−287 144に見出すことができる。適
当な水希釈性ポリエステル樹脂の例はDE−A−29
26 584、DE−A−38 32 142及びEP−
A−301 300に記述されている。そのようなバイ
ンダーの混合物を使用することも可能である。特に好適
なバインダーは(メタ)アクリルコポリマー及び重縮合
樹脂が共有結合して又は相互侵入する樹脂分子の形態で
存在するものである。この型の(メタ)アクリルコポリ
マー及びポリエステル樹脂の併用である樹脂の例はEP
−A−226 171に記述されている。
【0013】特に好ましいアニオン安定化ポリウレタン
樹脂について多くの改変化合物の例が文献に記述されて
いる。これらは水性ポリウレタン分散系又は溶液又は
(メタ)アクリルコポリマー及びポリウレタン樹脂が共
有結合して又は相互侵入する樹脂分子の形態で存在する
バインダーである。適当なポリウレタン分散系は固体含
量20〜50%の安定な水性分散系である。樹脂の分子
量(Mw)は1000〜500000の広い範囲にわた
って変化することができ、この場合膜形成バインダーの
分子量は数の上部範囲にあり、そしてペースト樹脂のそ
れは数の下部範囲にある。
【0014】ポリアミン及び/又はポリオールを使用し
てイソシアネート官能基を含むプレポリマーを鎖延長し
て作ることができるポリウレタン分散系の例はEP−A
−89 497、EP−A−228 003、DE−A−
36 28 124及びEP−A−512 524に見出
される。水を使用してイソシアネート官能基を含むプレ
ポリマーを鎖延長して作ることができるポリウレタン分
散系は、DE−A−39 15 459に記述されてい
る。
【0015】特に好ましいこの種類のポリウレタン分散
系は同一出願人からのP42 24617に記述されて
おり、これはまだ公開されていない。これらは自己乳化
性ポリウレタン分散系であり、この物は好ましくは固体
含量に対して未中和状態で5〜50、特に好ましくは1
0より多く30より少ない酸価を持つ。自己乳化性ウレ
タン樹脂は分散温度より低いガラス転移温度を持つのが
好ましい。この分散系は、例えば1つ又はそれより多い
ポリイソシアネート(a)、好ましくはジイソシアネー
トをポリエーテルジオール又はポリエステルジオール
(b1)又はそれらの混合物、及び場合により1つ又は
それより多い低分子量ポリヒドロキシル化合物(b2)
及び1つ又はそれより多いジメチロールアルカン酸
(c)と1.1〜2.0:1好ましくは1.1〜1.9:
1のNCO/OH当量比で、活性水素を含まない親水性
有機溶媒中の一段又は多段反応で反応させることにより
ウレタンプレポリマーを作るといった方法で製造するこ
とができる。その後水を用いる鎖延長を例えば有機相中
で進行させるが、この場合例えばNCO基当たり0.5
〜3モルの水を使用する。このようにして得られるポリ
マーをアミンによる中和の後又は中和の間に別の水で乳
化し、そして必要により有機溶媒を溜去することができ
る。ポリイソシアネートと反応する活性水素を含むポリ
ウレタンプレポリマーのポリイソシアネートを使用する
鎖延長により作られるポリウレタン分散系の例はDE−
A−39 03 804及びDE−A−40 01 841
に見出される。
【0016】さらに別のアニオン安定化ポリウレタン
(PU)分散系は同一出願人の特許出願P 42 28
510に記述されており、これはまだ公開されていな
い。これらは水性ポリウレタン樹脂分散系であり、この
物は分子中に少なくとも1つのCH−酸基を含む1つ又
はそれより多いポリウレタン樹脂を、少なくとも2つの
CH−酸基と反応することができる少なくとも1つの化
合物と水性又は非水性媒質中で反応させて鎖延長するこ
とにより得ることができ、そして場合により非水性媒質
中で得られる反応生成物を水相に移す。この分散系は無
溶剤でつくるのが好ましい。バインダーはなお反応性官
能基を含むのが好ましい。少なくとも1つのCH−酸基
を含むポリウレタン樹脂は種々の方法により作ることが
できる。この種類のCH−酸ポリウレタン樹脂は、例え
ばEP−A−0367 051に記述されている。
【0017】この種類のポリウレタン樹脂の分散系を作
る他の方法は、OH基を含み、尿素配置を含むことがあ
る少なくとも1つのイオン基を持つポリウレタン樹脂
を、無水媒質中でポリウレタン樹脂の少なくとも一部の
OH基と反応させるために適当な少なくとも1つの官能
基を持ちそしてさらにCH−酸基を含む少なくとも1つ
の化合物と反応させ、そして得られる生成物を中和後水
相に移す手順である。分散系における鎖は2つのCH−
酸官能基と反応することができる化合物を使用して水相
への移転の前又は後に延長される。しかしながら、鎖延
長は水性分散系で実行するのが好ましい。鎖延長に適す
る化合物はCH−酸中心と反応することができるもので
ある。少なくとも2倍の反応の可能性を具えなければな
らない。そのような化合物の例はアルデヒド又はジ−又
はポリイソシアネートである。適当な鎖延長剤は別々に
又は併用して使用することができる。
【0018】(メタ)アクリルコポリマー及びポリウレ
タン樹脂が共有結合して又は相互侵入樹脂分子の形でそ
の中に存在する水性バインダーモジュールの成分に適す
るアニオン安定化ポリウレタン基剤型バインダーの例は
EP−A−353 797、EP−A−297 576、
EP−A−41 22 265及びDE−A−41 22
266に記述されている。これらは場合により不飽和官
能基を持つアニオン安定化ポリウレタンの存在下でラジ
カル重合性モノマーの乳化重合により作られるハイブリ
ッドポリマーである。これらは好ましくはDE−A−4
1 22 265に記述された種類のポリウレタン基剤型
バインダーである。これらはカルボキシル、ホスホン酸
又はスルホン酸基の一部及び横方向のビニル基並びに任
意の末端ビニル基、ヒドロキシル、ウレタン、チオウレ
タン及び/又はウレア基を持つポリウレタンマクロモノ
マーのラジカル開始重合により作られるポリウレタン分
散系である。
【0019】これらのポリウレタン分散系は原則として
種々の方法で作ることができる。1つの方法は、例えば
ポリヒドロキシ−ポリエーテル、ポリヒドロキシ−ポリ
エステル及びポリヒドロキシ−ポリカーボネート(ポリ
ヒドロキシカルボン酸も)、ジヒドロキシホスホン酸又
はポリヒドロキシスルホン酸並びにポリイソシアネート
の群からのポリヒドロキシ化合物並びに少なくとも2つ
のヒドロキシル基及び少なくとも1つのビニル基を含む
モノマーの重付加により重付加生成物を作ることからな
る。反応物特にポリイソシアネートの割合は末端ヒドロ
キシル基を持つマクロモノマーが生成するように選ばれ
る。さらにカルボキシル、ホスホン酸又はスルホン酸及
び横方向ビニル基を含むこのマクロモノマーはモノマー
に含まれる酸基が当初中和された形でない場合、その後
で中和される。ポリウレタン分散系を作るには、このよ
うにして得られるビニル基を含むマクロモノマーに水を
添加して水性分散系に変換し、そしてそれ自体知られて
いる方法を用いてラジカル開始重合により重合させる。
この重合の間、いわゆる反応性希釈剤が当初から存在し
ない場合、モノマーを添加し、これはその後ポリウレタ
ン中に共重合される。
【0020】これらのモノマーはアルファ、ベータ−不
飽和モノマーである。これらの例はアルファ、ベータ−
不飽和ビニルモノマー、例えばアルキル鎖に1〜20の
炭素原子を持つアルキルアクリレート、−メタクリレー
ト及び−クロトネート、グリコールのジ−、トリ−及び
テトラアクリレート、−メタクリレート及び−クロトネ
ート、トリ−及びテトラ−官能アルコール、置換された
及び未置換アクリル−及びメタクリルアミド、ビニルエ
ーテル、アルファ、ベータ−不飽和アルデヒド及びケト
ン、アルキル鎖に1〜20の炭素原子を持つビニルアル
キルケトン、ビニルエーテル、アルファ、ベータ−不飽
和ジカルボン酸のビニルエステル、ジエステル、スチレ
ン、スチレン誘導体例えばアルファ−メチルスチレンで
ある。上述の、例えばDE−A−40 00 889のポ
リウレタンペースト樹脂は本発明の水性バインダーモジ
ュールB)におけるアニオン安定化ポリウレタン樹脂と
して使用することもできる。これらはOH基を含むウレ
タン化無油ポリエステルであり、そのいくつかは少なく
とも1つのアニオンを形成する能力のある酸基も含むポ
リオール混合物及び低分子ジアルコールの過剰量とジイ
ソシアネートを反応させて作られる。これらのポリウレ
タンバインダーの数平均分子量は好ましくは3000〜
20000であり、特に好ましくは50000より少な
い。
【0021】水性ベースラッカーの製造に必要なバイン
ダーモジュールB)は1つの水性バインダーからなる。
しかしながら水性バインダーは併用されて存在すること
もある。例えばバインダーが各々別々に作られ、その後
単一モジュールとして貯蔵されるか、又はそれらがバイ
ンダーの混合物として作られ、その後多成分バインダー
モジュールとして貯蔵される。バインダーモジュール
B)はアニオン安定化ポリウレタンに基づく水性バイン
ダーを含むのが好ましい。そのような場合、ポリウレタ
ンバインダーの50重量%までを(メタ)アクリルコポ
リマー及びポリエステル樹脂の併用に基づく樹脂で置き
換えるのが好都合である。さらに、バインダーモジュー
ルB)はセルロースに基づく水希釈性バインダーを含む
こともできる。水性バインダーモジュールB)はアミノ
樹脂及び/又はブロックトポリイソシアネートを含むこ
ともできる。アミノ樹脂及びブロックトポリイソシアネ
ートは水希釈性又は非水希釈性であることができ、架橋
モジュールの記述の中で説明する。それらは水希釈性バ
インダーに対して40:60から5:95の比率で存在
し、この場合各々は固体樹脂についての値である。レオ
ロジー調整剤を含ませることもできる。さらに水性バイ
ンダーは慣用的な溶剤を少ない割合で、好ましくは5重
量%より少なく含むことができる。これらは特殊効果モ
ジュールについて説明した水混和性溶剤であってもよ
い。バインダーモジュールの固体含量は好ましくは20
〜60重量%である。
【0022】バインダーモジュールB)はアニオン樹脂
のための中和剤を含むことができる。塩基をこれに使用
する。その例はアンモニア又は有機アミン例えばトリエ
チルアミン、N−メチルモルホリン、アミノアルコール
例えばジメチルイソプロパノールアミン、ジメチルエタ
ノールアミン、2−アミノ−2−メチルプロパノール−
1である。アニオン樹脂を含む水性バインダーモジュー
ル単位は7.0〜8.5のpHを持つ。水性バインダーモ
ジュールにおける有機溶媒の水に対する比率は0.3:
1までであり、好ましくは0.2:1より小さい。
【0023】本発明に使用するモジュール系(モジュー
ルA)及びB)から作る)は少なくとも1つの水性色素
モジュールC)を含むことができ、これは少なくとも1
つのアニオン及び/又は非イオン安定化水希釈性バイン
ダーの外に、色素顔料及び/又は充填剤及び場合により
添加剤を含む。各色素モジュールC)は好ましくは4つ
より多くない種々の色素顔料及び/又は充填剤を含み、
特に好ましい水性色素モジュールは1つのみの色素顔料
又は1つのみの充填剤を含むものである。色素モジュー
ルに使用することができる無機又は有機の色素顔料又は
充填剤の例は二酸化チタン、超微粉砕二酸化チタン、酸
化鉄顔料、カーボンブラック、二酸化ケイ素、硫酸バリ
ウム、超微粉砕マイカ、タルク、アゾ色素、フタロシア
ニン色素、キナクリドン又ピロロピロール顔料である。
同じ水希釈性アニオン及び/又は非イオン安定化樹脂は
バインダーモジュールについて記述したように使用する
ことができる。これらは好ましくはアニオン電荷を持つ
バインダーであり、この物は最終の特殊効果ベースラッ
カー中でバインダー成分として作用する。この樹脂はポ
リエステル、アクリレート又はポリウレタンをベースと
することができる。樹脂はペースト樹脂単独でも又は膜
形成バインダー又は架橋剤との併用でもよい。DE−A
−40 00 889に記述されたポリウレタンペースト
樹脂が特に好ましい。
【0024】各水性色素モジュールC)は同じバインダ
ー又はバインダーの混合物を含むのが好ましい。さら
に、水希釈性又は非水希釈性架橋成分を色素モジュール
に含ませることができる。さらに、色素モジュールC)
は少ない割合で水混和性溶剤を含むことができる。塩基
を中和剤として含ませることもできる。色素モジュール
C)はレオロジー調整剤を含むのが都合がよいかもしれ
ない。さらに慣用的なラッカー添加剤、例えば湿潤剤、
消泡剤及び流れ調整剤を水性色素モジュールC)に含ま
せることができる。水性色素モジュールC)は一般に色
素顔料又は充填剤を一部の水性バインダー中に又は好ま
しくはペースト樹脂中に練磨するような手順で作られ
る。これは当業者によく知られた装置で実行される。そ
の後、残りの水希釈性樹脂を添加する。これは分散段階
で使用したバインダーと同じか又は異なっていてもよ
い。水性の貯蔵安定な色素モジュールC)は0.01:
1から10:1の顔料/バインダー比で作られる。固体
含量は20〜80重量%が好ましい。アニオン樹脂を含
む色素モジュールは7.0〜10.0のpHを持つ。水性
色素モジュールにおける有機溶剤の水に対する比率は
0.3:1まで、好ましくは0.2:1までである。
【0025】本発明に使用するモジュール系はレオロジ
ーモジュールD)を含むことができる。これは水及びレ
オロジー成分として最終の特殊効果ベースラッカーの流
動性を調整する1つ又はそれより多い物質を含む。これ
らの例はポリマー超微粒子、例えばEP−A−38 1
27に記述された無機のシートケイ酸塩例えばケイ酸ア
ルミニウムマグネシウム、シートケイ酸ナトリウムマグ
ネシウム及びモンモリロナイト型のシートケイ酸ナトリ
ウムマグネシウムフルオロリチウム、結合増粘剤例えば
ポリウレタン又はセルロースに基づくもの、ポリビニル
アルコール、イオン基を持つ合成ポリマー例えばポリ
(メタ)アクリル酸である。これらの物質は種々の形態
の市販品を入手することができる。
【0026】本発明に使用するモジュール系は架橋モジ
ュールE)を含むことができる。架橋モジュールE)は
特に生産する最終の水性特殊効果ベースラッカーが分子
内に架橋性基を含む樹脂を使用して作られる場合に使用
する。架橋モジュールに含まれる架橋性樹脂の例はアミ
ノ樹脂及び/又はブロックトイソシアネートである。こ
れらは一部分又は完全にエーテル化されたアミン/ホル
ムアルデヒド縮合樹脂及び/又は分子当たり少なくとも
2つの反応性部位を持つブロックトポリイソシアネート
である。そのようなアミノ樹脂は、例えば「ウルマンの
工業化学辞典(Ullmann's “Encyclopedia of Industri
al Chemistry”)、第5版」(1985年)、A2巻、
「アミノ樹脂(Amino resins」の章、115〜141ペ
ージ及びHouben-Weyl,「有機化学の方法(Methoden de
r Organischen Chemie)」(1962年)14/2巻、
319〜388ページに記述されている。この樹脂は先
行技術により製造され、多くの企業から市販製品として
供給されている。そのようなアミノ樹脂の例はアミン/
ホルムアルデヒド縮合樹脂であり、これはアルデヒドの
メラミン、グアナミン、ベンゾグアナミン又はジシアノ
ジアミドとの反応により作られる。次にアルデヒド縮合
生成物のアルコール基はアルコールで一部分又は完全に
エーテル化する。
【0027】ブロックトイソシアネートの例は任意のジ
−及び/又はポリイソシアネートであり、この場合イソ
シアネート基は活性水素を含む化合物と反応している。
イソシアネート基を含む適当なプレポリマーもジ−及び
/又はポリイソシアネートとして使用することができ
る。有機ジ−及び/又はポリイソシアネートは112〜
2000の平均分子量を持ち、そして2〜8の平均イソ
シアネート官能価を持つのが便宜である。これらは、例
えば脂肪族、脂環式、芳香族、場合により立体障害ポリ
イソシアネートである。既知のジイソシアネートから作
られるいわゆる「ラッカーポリイソシアネート」がポリ
イソシアネートとして特に好適である。この種類のポリ
イソシアネートの代表的な例はプロピレンジイソシアネ
ート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、トリ
メチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、トリメチルヘキサンジイソシアネート、シクロ
ヘキセン−1,3及び−1,4ジイソシアネート、メチ
ルシクロヘキサンジイソシアネート、4,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート又はジシクロヘキシルメタンジイソシアネートであ
る。使用に便利なイソシアネートはウレタン基も持つポ
リイソシアネートであり、これは過剰量のジイソシアネ
ートを62〜300の分子量を持つ簡単な多価アルコー
ル、特にトリメチロールプロパンと反応させることによ
り得ることができる。
【0028】NCO基を封鎖するための低分子量の化合
物は公知である。これらの例は脂肪族又は脂環式アルコ
ール、ジアルキルアミノアルコール、オキシム、ラクタ
ム、イミド、ヒドロキシアルキルエステル、マロネート
又はアセトアセテートである。架橋モジュールは架橋剤
のみを含むことができる。しかしながら、それは1つ又
はそれより多い有機溶剤、水、1つ又はそれより多いア
ニオン及び/又は非イオン安定化、水希釈性バインダー
及び/又は1つ又はそれより多い慣用的なラッカー添加
剤を含むこともできる。これらは例えば他のモジュール
について記述したのと同じである。種々のモジュールが
貯蔵安定である。それらは本発明のモジュール系におい
て使用することができる。さらにいくつかの同じ又は異
なるモジュールを混合して新しい貯蔵安定な併用モジュ
ールを作ることも可能である。例えば、種々の特殊効果
及び/又は色素モジュールを混合することができる。同
様に架橋モジュール及びバインダーモジュールを混合す
ることができる。同様にレオロジーモジュールは特殊効
果又は色素モジュールと混合することができる。特殊効
果モジュール及びバインダーモジュール及び場合により
色素モジュールが別々の存在物としてその中で保たれて
いるコーティング剤を混合するためのモジュール系を選
ぶことが便宜であることが示された。レオロジーモジュ
ール及び/又は架橋モジュールは別々の存在物とするか
又は他モジュール単位と混合することができる。
【0029】水性単一成分特殊効果ベースラッカーは特
殊効果モジュールをバインダーモジュール及び場合によ
り色素モジュール及び/又はレオロジーモジュール及び
/又は架橋モジュールと単純に混合することにより作ら
れる。混合にはどのような順序でも使用することができ
るが、しかしながら、最高の粘度及び最大の割合の容量
のモジュールを最初に投入するのが好ましい。よく混合
した後、脱イオン水を添加して塗布粘度に調節する。本
発明により製造した最終の特殊効果ベースラッカーは好
ましくは10〜40重量%、特に好ましくは15〜30
重量%の固体含量、並びに0.06:1から0.6:1の
顔料/バインダー比を持つ。ラッカー固体中の樹脂組成
は各々の個別特殊効果ベースラッカー中で一定に保つの
が好ましく、架橋剤を含むこれらの特殊効果ベースラッ
カーの場合、膜形成バインダーの架橋用樹脂に対する比
率は固体樹脂組成中において95:5から60:40で
ある。
【0030】溶剤の割合は20重量%より少なく、好ま
しくは10重量%より少ない。水性ベースラッカーのp
Hはモジュール単位の混合の結果次第である。pHの補
正は一般に必要としない。最終の水性特殊効果ベースラ
ッカーは混合の後直ちに塗布することができるが、12
ヵ月より長く貯蔵することも可能である。本発明により
製造した水性特殊効果ベースラッカーは慣用的な方法を
用いて塗布することができる。それらは好ましくは吹付
けにより10〜25μmの乾燥した層の厚さになるよう
に塗布し、そしてウェットオンウェット法により処理す
る。すなわちそれらを20〜80℃の乾燥段階の後、慣
用的なクリアラッカーを使用して好ましくは30〜60
μmの乾燥した層の厚さになるように上塗りし、そして
これと一緒に20〜140℃の温度で乾燥するか又は架
橋する。このようにして得られる多層特殊効果ラッカー
は自動車輌ラッカーとして現在の慣用的な必要条件を満
たすものである。従って本発明により製造した水性特殊
効果ベースラッカーは車輌及び車輌補修のラッカー塗装
に適しているのみならず、それらは他の分野、例えばプ
ラスチックのラッカー塗装、特に自動車輌部品のラッカ
ー塗装に使用することもできる。
【0031】本発明に使用するモジュール系は個別の貯
蔵安定なモジュールからなる。このモジュールは溶剤形
態で又は水相中で作ることができる膜形成用バインダー
を含む。本発明に使用するモジュール系を使用して良好
な長期保存安定性を持つ低溶剤、水性の特殊効果ベース
ラッカーを製造することができる。特に、水性特殊効果
ベースラッカーの能率のよい貯蔵及び生産が実現され
る。
【0032】次の実施例は本発明を説明するものであ
る。すべての部(p)は重量による部を指す。 実施例1 公開されていないドイツ特許出願P 42 24 61
7、製造例3によるポリウレタン分散系の製造 1005gの線状ポリエステル(アジピン酸、イソフタ
ル酸及びOH価102のヘキサンジオールから作られ
る)を攪拌機、内部温度計、熱供給装置及び還流コンデ
ンサーを備えた反応容器中で90℃に加熱し、そしてこ
の温度で1.8gのトリメチロールプロパン及び393
gのイソホロンジイソシアネートを添加する。混合物を
この温度にNCO価が3.8になるまで保つ。60℃に
冷却後、35.3gのジメチロールプロピオン酸、26.
1gのトリエチルアミン及び250gのN−メチルピロ
リドンの溶液を添加する。80℃に加熱後、温度をNC
O価が1.5になるまで一定に保つ。モル量の脱イオン
水を混合し、そして溶液をイソシアネートがもはや検出
されなくなるまで80℃に保つ。最後に混合物を34重
量%の固体含量の液体分散系を生じさせるに十分な水で
希釈する。
【0033】実施例2 特殊効果モジュールAの製造 次の成分が特殊効果モジュールに含まれる。 固体含量35%の慣用的なポリウレタン分散系 32.0部 (DE−A−4122265、実施例1による) 水性ラッカーに適する60%のアルミニウムを含む 市販のアルミニウムペースト 13.4部 有機リン酸誘導体に基づくアルミニウム湿潤用添加剤 1.3部 n−ブタノール 7.7部 ポリアクリル酸に基づく市販の増粘剤 3.3部 N,N−ジメチルエタノールアミン 3.3部 アルミニウムペーストを最初に投入し、そして溶剤及び
添加剤と混合してスラリーにする。次にバインダーを添
加し、よく混合する。
【0034】実施例3 特殊効果モジュールBの製造 35部の実施例1のポリウレタン分散系、20部の実施
例2のアルミニウムペースト、2部の実施例2の湿潤用
添加剤、25部のブチルグリコール、1.8部の実施例
2の増粘剤及び0.2部のN,N−ジメチルエタノールア
ミンを実施例2と同じ方法を用いて処理する。その後、
混合物を16部の脱イオン水で希釈する。
【0035】実施例4 バインダーモジュールAの製造 次の成分を攪拌しながら一緒によく混合する。 固体含量35%の慣用的なポリウレタン分散系 42.0部 (DE−A−4122265、実施例1による) 完全脱イオン水 47.0部 n−ブタノール 2.3部 ブチルグリコール 6.0部 ポリアクリル酸に基づく市販の増粘剤 1.4部 N,N−ジメチルエタノールアミン 1.3部 実施例5 バインダーモジュールBの製造 26.2部の実施例1のポリウレタン分散系、8.8部の
ヘキサメトキシメチルメラミン、5部のn−ブタノー
ル、3.5部の実施例2の増粘剤、0.25部のN,N−
ジメチルエタノールアミン及び56.25部の脱イオン
水を実施例4と同じ方法で一緒に混合した。
【0036】実施例6 ブルー色素モジュールAの製造 色素モジュールは次の成分を含む。 固体含量35%の慣用的なポリウレタンペースト樹脂 42.0部 (DE−A−4000889による) 市販のブルー銅フタロシアニン顔料 34.0部 分散助剤(Disperse Ayd W22) 5.0部 完全脱イオン水 18.85部 N,N−ジメチルエタノールアミン 0.15部 最初に、顔料を添加剤及び約半量のペースト樹脂の混合
物中でスラリーにする。次にペースト樹脂の残り、アミ
ン及び水を添加し、よく混合する。
【0037】実施例7 グリーン色素モジュールの製造 45部の実施例6のペースト樹脂、30部の市販のグリ
ーンフタロシアニン顔料、5部の実施例6の分散助剤、
2部のブチルグリコール、17.9部の脱イオン水及び
0.1部のN,N−ジメチルエタノールアミンを実施例6
におけると同じ方法で処理する。
【0038】実施例8 水性特殊効果ベースラッカーの製造 貯蔵安定な特殊効果ベースラッカーを下表に挙げるモジ
ュールを一緒に穏やかに攪拌して作る。
【0039】
【表1】
フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン・デーベルト ドイツ連邦共和国45549シユプロツクヘー フエル.ゲフエルスベルガーシユトラーセ 149ベー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの貯蔵安定な予備混合し
    た水性モジュールを混合することによる調整可能な光学
    効果を持つ水性コーティング剤の製造方法において、 A) 1つ又はそれより多い特殊効果顔料、1つ又はそ
    れより多いアニオン及び/又は非イオン安定化水希釈性
    バインダー、1つ又はそれより多い有機溶剤、少なくと
    も20重量%の水及び場合により慣用的なラッカー添加
    剤を含む少なくとも1つの水性特殊効果モジュール、及
    び B) 1つ又はそれより多いアニオン及び/又は非イオ
    ン安定化水希釈性バインダー、水、及び場合により1つ
    又はそれより多い有機溶剤、1つ又はそれより多い架橋
    剤及び/又は慣用的なラッカー添加剤を含む少なくとも
    1つのバインダーモジュールを一緒に混合することを特
    徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】 特殊効果顔料としてメタリック顔料及び
    /又は干渉顔料を含む特殊効果モジュールA)を使用す
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 pH7.0〜9.0でアニオン安定化バイ
    ンダーを含む特殊効果モジュールA)を使用することを
    特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 特殊効果顔料としてもっぱらメタリック
    顔料を含み、この場合メタリック顔料の含量は特殊効果
    モジュール中で成分の全重量に対して3〜13重量%で
    あり、顔料/バインダー比は固体重量で0.02:1か
    ら10:1であり、そしてpH7.2〜8.0の特殊効果
    モジュールA)を使用することを特徴とする請求項1、
    2又は3記載の方法。
  5. 【請求項5】 特殊効果モジュールが水感受性金属例え
    ばアルミニウム及び鋼に基づくメタリック顔料を含むこ
    とを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】1つ又はそれより多いアニオン安定化バイ
    ンダーに基づく特殊効果モジュールを使用することを特
    徴とする請求項4又は5記載の方法。
  7. 【請求項7】 各々が同じバインダー又はバインダーの
    混合物を含む数種の特殊効果モジュールを使用すること
    を特徴とする請求項1〜6の一項記載の方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも50重量%の水を含む1つ又
    はそれより多い特殊効果モジュールを使用することを特
    徴とする請求項1〜7の一項記載の方法。
  9. 【請求項9】 特殊効果モジュールA)及び/又はバイ
    ンダーモジュールB)がポリウレタン樹脂に基づく1つ
    又はそれより多いバインダーを含むことを特徴とする請
    求項1〜8の一項記載の方法。
  10. 【請求項10】 特殊効果モジュールA)及びバインダ
    ーモジュールB)の外に C) 1つ又はそれより多い顔料及び/又は充填剤、1
    つ又はそれより多いアニオン及び/又は非イオン安定化
    水希釈性バインダー、水、及び場合により1つ又はそれ
    より多い有機溶剤及び/又は慣用的なラッカー添加剤を
    含む少なくとも1つの色素モジュール、及び/又は D) 1つ又はそれより多い有機又は無機のレオロジー
    調整剤及び水、及び場合により1つ又はそれより多いア
    ニオン及び/又は非イオン安定化水希釈性バインダー及
    び/又は1つ又はそれより多い有機溶剤を含む少なくと
    も1つのレオロジーモジュール、及び/又は E) 1つ又はそれより多い架橋剤、及び場合により1
    つ又はそれより多い有機溶剤、水、1つ又はそれより多
    いアニオン及び/又は非イオン安定化水希釈性バインダ
    ー及び/又は1つ又はそれより多い慣用的なラッカー添
    加剤を含む少なくとも1つの架橋モジュール、を使用す
    ることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 色素モジュールC)が20〜80重量
    %の固体含量を持つことを特徴とする請求項10記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 架橋モジュールE)が架橋剤として1
    つ又はそれより多いブロックトイソシアネート及び/又
    は1つ又はそれより多いアミン樹脂を含むことを特徴と
    する請求項10又は11の一項記載の方法。
  13. 【請求項13】 20重量%より少ない有機溶剤を含む
    コーティング剤が得られる割合でモジュールを混合する
    ことを特徴とする請求項1〜12の一項記載の方法。
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