JPH063401B2 - 干渉分光光度計 - Google Patents

干渉分光光度計

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JPH063401B2
JPH063401B2 JP34237189A JP34237189A JPH063401B2 JP H063401 B2 JPH063401 B2 JP H063401B2 JP 34237189 A JP34237189 A JP 34237189A JP 34237189 A JP34237189 A JP 34237189A JP H063401 B2 JPH063401 B2 JP H063401B2
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    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/28Investigating the spectrum
    • G01J3/45Interferometric spectrometry
    • G01J3/453Interferometric spectrometry by correlation of the amplitudes
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    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/31Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry
    • G01N21/35Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light
    • G01N2021/3595Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light using FTIR

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフーリエ変換型赤外分光光度計(FTIR)な
どの干渉分光光度計に関し、特にクアドラチュア・コン
トロールを用いて移動鏡の制御を行なう干渉分光光度計
に関するものである。
FTIRなどの干渉分光光度計は、物質の定性分析や定
量分析に用いられ、高分子材料、半導体を初め、有機物
質及び無機物質を問わず幅広い物質に対して利用するこ
とができる。
(従来の技術) 干渉分光光度計では試料の測定を行なう主干渉計の他
に、主干渉計に対してデータ収集の起動や移動鏡の摺動
速度の安定化のためのコントロール干渉計を備えてい
る。コントロール干渉計では、移動鏡の位置を検出する
ためにクアドラチュア・コントロールと称される手法が
採用されている。クアドラチュア・コントロールでは、
ビームスプリッタと固定鏡の間にλ/8板などの位相板
を備え、ビームスプリッタで会合した干渉信号を偏光ビ
ームスプリッタによってP波とS波に分離する。分離さ
れたそれぞれの偏光成分をそれぞれの検出器で検出し、
両検出器の検出信号の位相関係と波数とから移動鏡の位
置を検出する。
(発明が解決しようとする課題) 干渉分光光度計で測定を行なうとき、測定中は移動鏡を
一方向に一定速度で動かす必要がある。もし、外部から
振動などの外乱が与えられると移動鏡の摺動が乱れる。
干渉分光光度計では、測定データのS/N比を向上させ
るために移動鏡を複数回往復移動させ、複数のデータに
つい移動鏡の同じ位置でのデータ同志の加算を行なうコ
ヒーレント・アディションと呼ばれる技法を用いてい
る。もし、外乱が加わって移動鏡の摺動が乱れると、デ
ータを積算する際のコヒーレント・アディションが崩
れ、積算されたデータが不正確なものとなる。
クアドラチュア・コントロールにより移動鏡の位置を検
出することはコヒーレント・アディションには必須の技
術であるが、本発明はコヒーレント・アディションを正
確に行なうために、クアドラチュア・コントロールによ
る移動鏡の位置を確認しながらデータの採取を行なうよ
うにすることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は二光束干渉計のビームスプリッタと固定鏡又は
移動鏡との間に位相板を配置し、前記ビームスプリッタ
で合波された干渉信号から2つの偏光成分を分離して検
出し、互いに位相がずれている両検出信号の位相関係と
波数とから移動鏡の移動方向と位置とを検出するクアド
ラチュア・コントロール方式の干渉分光光度計におい
て、両検出信号の位相関係と波数とを検出する手段とし
て両検出信号を入力し、その両入力信号の位相関係から
アップ又はダンウンに様式を決定するとともに、その両
入力信号のいずれかの信号波数を計数するアップ/ダウ
ン・カウンタを備え、前記アップ/ダウン・カウンタ値
が変化する時点で主干渉計のデータをA/D変換し、A
/D変換終了時に前記アップ/ダウン・カウンタの値を
A/D変換を開始したときのカウンタ値と比較して両カ
ウンタ値が異なるときは移動鏡の摺動が異常であると判
断することにより、コントロール干渉計の波長オーダー
で移動鏡の摺動の乱れを検出する。
第1図に本発明を示す。
100は主干渉計、102はコントロール干渉計であ
り、両干渉計100,102ではビームスプリッタ、固
定鏡及び移動鏡は共通に使用され、摺動コントローラ2
0により移動鏡の摺動が制御される。主干渉計100の
測定データはA/D変換器48によりデジタル信号に変
換され、移動鏡の1回の走査によるデータがメモリ10
6に保持される。82はコントロール干渉計102のク
アドラチュア・コントロール用の2込の検出器の信号を
入力するアップ/ダウン・カウンタであり、110はア
ップ/ダウン・カウンタ82の値が変化する時点でデー
タをA/D変換し、A/D変換終了後アップ/ダウン・
カウンタ82の値を調べ、A/D変換を開始したときの
カウンタ値と異なるときは移動鏡の摺動が異常であると
判断する判定部である。判定部110は移動鏡の摺動が
正常であると判断したときはメモリ106のデータをメ
モリ108に積算し、もし移動鏡の摺動が異常であると
判断したときはデータは積算しないで棄却する。
(作用) クアドラ・チュアコントロール信号が入力されたアップ
/ダウン・カウンタ82は移動鏡のλ/2(λは波長で
あり、He−Neレーザでλ=632.8nm)の距離
を移動するごとにアップ/ダウン動作を行なう。A/D
変換器48からの信号を読み込み、メモリ106に記憶
していくアルゴリズムの実行には数マイクロ秒かかる
が、移動鏡の摺動速度が適正であるときはアップ/ダウ
ン・カウンタ82のカウンタ値が変化する時点(サンプ
リング点)でA/D変換した後、カウンタ値を読むと、
その回のサンプリング時点でのカウンタ値と同じ値を示
しているはずである。読まれたカウンタ値が同じ値でな
かった場合は、移動鏡が摺動方向と同方向に早く動きす
ぎたか、又は逆方向に動いたかであり、正しい摺動が行
なわれなかったことになる。いずれにしてもこのアルゴ
リズムは1μm程度の動きの誤差も捉えることができ
る。
移動鏡の摺動が適正であるときはその回の移動鏡走査に
よるデータをメモリ106から積算用メモリ108へ積
算する。もし、移動鏡の摺動が異常であると判断された
ときは、その回の測定を棄却して積算を行なわないこと
によりコヒーレント・アディションを保つ。もし、複数
回連続して棄却することになれば摺動エラーとして測定
を中止することができる。
(実施例) 第2図は本発明が適用されるFTIRの一例を表わして
いる。
2はビームスプリッタ及びコンペンセータ(以下単にビ
ームスプリッタという)、4は固定鏡、6は移動鏡であ
り、ビームスプリッタ2は固定鏡4の法線方向及び移動
鏡6の法線方向に対して60度の傾きをもって配置され
ている。
固定鏡4は固定鏡支持ブロック8に搭載され、移動鏡6
は摺動機構14に支持され、摺動機構14はリニアモー
タ16によって移動鏡をビームスプリッタ2に近づく方
向と遠ざかる方向に移動させる。18はリニアモータ1
6に電流を流すパワーアンプ、20はパワーアンプ18
を介してリニアモータ16を制御する摺動コントローラ
である。
ビームスプリッタ2、固定鏡4及び移動鏡6とともに主
干渉計を構成して赤外分光測定系とするために、赤外光
源22が設けられ、光源22からの赤外線は集光鏡2
4、アパーチャ26、コリメータミラー28を経てビー
ムスプリッタ2に入射され、この干渉計で変調される。
変調光はミラー30、集光鏡32から試料室34を通過
した後、楕円面鏡36を経て赤外検出器38で受光され
て電気信号に変換される。40は検出器38の検出信号
を増幅するプリアンプ、42はフィルタ、44はオート
ゲインアンプ、46はサンプルホールドアンプ、48は
サプンリングされた信号をデジタル信号に変換するA/
D変換器である。
ビームスプリッタ2、固定鏡4及び移動鏡6とともにコ
ントロール干渉計を構成するために、光源としてHe−
Neレーザ50が設けられている。54はレーザビーム
をビームスプリッタ2に入射させるハーフミラーであ
る。ビームスプリッタ2で反射され、固定鏡4で反射さ
れて再びビームスプリッタ2に戻るレーザビームを直線
偏光から円偏光に変えるために、ビームスプリッタ2と
固定鏡4の間にλ/8板56が設けられている。λ/8
板56は、その偏光軸が入射レーザビームの偏波面から
45度傾くように設置されている。この干渉計で変調さ
れ、ハーフミラー58で反射された干渉光をP波とS波
の各偏光成分に分割するために偏光ビームスプリッタ6
0が設けられている。62は偏光ビームスプリッタ60
を透過した一方の偏光成分を受光する検出器としてのフ
ォトダイオードであり、64は偏光ビームスプリッタ6
0で反射された他方の偏光成分を受光する検出器として
のフォトダイオードである。フォトダイオード62はプ
リアンプ66に接続され、フォトダイオード64はプリ
アンプ68に接続されている。78,80は入力信号を
パルス列に変える波形整形器であり、82は波形成形さ
れた2個のパルス信号a,bを入力するアップ/ダウン
・カウンタである。アップ/ダウン・カウンタ82は両
入力信号の位相関係からアップ又はダウンに様式を定め
るとともに、いずれかの入力信号のパルス数を計数し、
CPUバスライン84へ送出する。
フオトダイオード62の信号が波形整形されたものaは
また、摺動コントローラ20とサンプルホールドアンプ
46、A/D変換器48へも送られる。
CPUバスライン84にはMPU86、プログラム格納
メモリ 88、データ格納メモリ90、外部記憶装置92、CR
T94、プロッタ96及びオートゲインアンプ44、A
/Dコンバータ48、アップ/ダウン・カウンタ82が
接続されている。
第1図におけるメモリ106,108及び判定部110
はMPU86、データ格納メモリ90及びプログラム格
納メモリ88によって実現される。
次に、本実施例の動作について説明する。
(a)コントロール干渉計の動作 偏光ビームスプリッタ60で分割された互いに位相の異
なるレーザ干渉光はそれぞれフォトダイオード62,6
4で受光され、それぞれのフォトダイオード62,64
の検出信号は波形整形され、パルス信号となってアップ
/ダウン・カウンタ82の2個の入力a,bとして取り
込まれる。アップ/ダウン・カウンタ82ではアップ/
ダウンのモード両入力信号の位相関係から求める。すな
わち、移動鏡6がビームスプリッタ2に近づく方向であ
れば、第8図に示されるように、一方の信号a他方の信
号bに対して位相が90度進み、逆に移動鏡6がビーム
スプリッタ2から離れる方向であれば信号aはbに対し
て位相が90度遅れるからである。また、アップ/ダウ
ン・カウンタ82で計数される入力信号のパルス数は、
移動鏡6の位置に依存した信号となる。アップ/ダウン
・カウンタ82の出力信号はバスライン84を介してM
PU86に取り込まれ、移動鏡の摺動の異常を検出し、
また赤外分光測定のインターフェログラムの積分を行な
う際の信号として用いられる。
摺動コントローラ20は、フオトダイオード62の検出
信号の周波数が一定になるように、パワーアンプ18を
介してリニアモータ16に印加する電圧を制御する。
フォトダイオード62の検出出力が整形されたもの(a
信号)はまた、サンプルホールドアンプ46のサンプリ
ング信号としても、A/D変換器48の変換スタート信
号としても用いられる。
(b)赤外データ収集の動作 赤外光源22から射出されて干渉計で変調され、試料室
34を経て赤外検出器38で電気信号に変換された信号
は、プリアンプ40からフィルタ42、オートゲインア
ンプ44を経てサンプルホールドアンプ46でサンプリ
ングされ、A/Dコンバータ48でデジタル信号に変換
されてバスライン84に取り込まれる。
移動鏡6の移動に伴なってインターフエログラムが生成
する。コントロール干計形の干渉信号である信号aを用
いてA/D変換器48のA/D変換が起動される。クア
ドラチュアコントロールにより移動鏡6の現在位置がリ
アルタイムで検出されており、この現在位置信号はアッ
プ/ダウン・カウンタ82により生成され、一連のイン
ターフェログラムのデータ収集開始点、終了点を知るた
めに逐次MPU86により認識され、移動鏡6の往復方
向でデータ収集が行なわれる。
第3図から第8図により赤外分光測定を行なう動作を説
明する。
初めに、アップ/ダウン・カウント開始値A、アップ/
ダウン・カウント終了値B、積算回数C及びエラー許容
回数値Dを設定し、エラー回数値Eと現在積算値Fを0
にクリアする(ステップS1)。アップ/ダウン・カウ
ンタ値はセンターバースト位置でリセットされており、
アップ/ダウン・カウント開始値とアップ/ダウン・カ
ウント終了値は波数分割により決まり、例えば下の表の
ようになる。波数分割はユーザがパラメータとして選択
することができる。
エラー許容回数値は1回分のデータサンプリングにおい
て、そのデータの棄却を何回まで許すかを示すものであ
り、2又は3に設定するのが適当である。
MPU86から摺動コントローラ20を介して、まず移
動鏡の摺動方向が指定され、一定速度で摺動が起動され
る(ステップS2)。摺動方向は、逆方向に摺動すると
きはアップ/ダウン・カウンタ値が1ずつ減少し、順方
向に摺動するときはアップ/ダウン・カウンタ値が1ず
つ増加する。摺動方向が指定されると、方向パラメータ
Xは逆方向ではX=−1、順方向ではX=+1が設定さ
れる(ステップS3)。MPU86アップ/ダウン・カ
ウンタ82をモニタし続け、アップ/ダウン・カウント
現在値Gがアップ/ダウン・カウンタ開始値Aになるま
で待つ(S4,S5)。移動鏡の摺動方向を逆転し(ス
テップS6,S7)、移動鏡が測定スタート位置にくる
まで待つ(S8,S9)。ここまでの動作は第7図では
aからdの区間である。
アップ/ダウン・カウンタ現在値がアップ/ダウン・カ
ウンタ開始値になると、A/D変換が実行され、そのデ
ータはインターフェログラムのデータファイルに追加さ
れる(ステップS10,S11)。A/D変換は第8図
に示されるように検出器62からの信号を波形成形した
信号aの立上りのタイミングで実行される。信号aの立
上りのタイミングではまた、アップ/ダウン・カウンタ
82のアップ/ダウン動作も実行される。ファイルへの
データの追加が終わった時点で、A/D変換器から送ら
れるA/D変換終了信号によりアップ/ダウン・カウン
タ値が読まれ、A/D変換を始める前の値Aと同じかど
うかがチエックされる(ステップS13,S14)。も
し同じでなければエラーとしてステップS31へ移行
し、同じであれば正常であるとしてステップS15へ移
行してアップ/ダウン・カウンタ値が変化するまで待つ
(ステップS15,16)。アップ/ダウン・カウンタ
値が次の測定点(順方向ならA+1、逆方向ならA−
1)に行ったかどうかがチエックされ(ステップS1
7)、次の測定点以外ならばエラーであるとしてステッ
プS31へ移行し、次の測定点であればカウンタ値Aが
A+Xに起き換えられ(ステップS18)、ステップS
10へ戻ってA/D変換が実行される。
S10がS18までのステップが繰り返され、やがてA
がアップ/ダウン・カウント終了値Bと等しくなれば1
回の走査における全点での測定が終了したことになる。
一連の移動鏡走査におけるデータ収集は第7図のeの区
間である。このときはステップS12からS19へ移行
して積算処理が行なわれる。積算処理では1回分の走査
のデータファイルガ積算ファイルに加算される(ステッ
プS19)。積算回数Fがインクリメントされる(S2
0)。
積算が終わるとエラー回数Eがクリアされ(ステップS
22)、移動鏡の摺動方向が逆転され、AとBが前回の
走査の場合と入れ換えられる(ステップS23〜S2
6)。その後、再びステップS8へ戻り、同じ動作が今
度は移動鏡の摺動方向を逆転させた状態で繰り返され
る。この過程は第7図ではfから後の過程に対応する。
ステップS21で積算回数が設定積算回数Cになれば、
フーリエ変換が行なわれ(ステップS27)、必要に応
じて透過率や吸光度が計算された後(ステップS2
8)、表示されて移動鏡の摺動が停止させられる(ステ
ップS29,30)。
一方、ステップS14又はS17において、エラーであ
ると判断されたときは、ステップS31においてエラー
回数Eがインクリメントされ、エラー回数Eが許容値D
に達していなければ、サンプリングの終了点まで移動鏡
が摺動させられ(ステップS32〜S34)、ステップ
S23へ移行して移動鏡の摺動方向が逆転させられて限
定が繰り返される。
もし、ステップS32においてエラー回数Eが許容値D
まで達してしまえば、摺動エラーの表示が行なわれ(S
35)、測定が終了させられる。
第2図の実施例では全ての動作をMPU86によって制
御しているが、データ収集にかかわる部分のみを独立の
CPUに組み、CRT94、外部記憶装置92などが接
続されるCPUと切り離してもよい。
また、摺動コントローラ20をCPUのプログラムによ
って実行するようにしてもよい。
位相坂56はまた、移動鏡6とビームスプリッタ2の間
に設けてもよい。
(発明の効果) 本発明ではクアドラチュア・コントロール用アップ/ダ
ウン・カウンタ値が変化する時点でデータA/D変換
し、A/D変換終了後アップ/ダウン・カウンタの値を
調べ、A/D変換したときのカウンタ値と異なるときは
移動鏡の摺動が異常であると判断させるようにしたの
で、移動鏡の摺動異常を検出するための新たな機能を追
加しなくても、摺動エラーをコントロール干渉計の光源
の波長オーダで検出することができ、コヒーレント・ア
ディションを実現して正確な積算データを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を示すブロック図、第2図は一実施例を
示す構成図、第3図、第4図、第5図及び第6図は一実
施例の動作を示すフローチャート図、第7図は移動鏡の
移動を示す図、第8図はクアドラチュア・コントロール
検出信号とA/D変換及びアップ/ダウン・カウンタの
タイミングを示す図である。 48……A/D変換器、82……アップ/ダウン・カウ
ンタ、100……主干渉計、102……コントロール干
渉計、106……データファイル用メモリ、108……
積算ファイル用メモリ、110……判定部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二光束干渉計のビームスプリッタと固定鏡
    又は移動鏡との間に位相板を配置し、前記ビームスプリ
    ッタで合波された干渉信号から2つの偏光成分を分離し
    て検出し、互いに位相がずれている両検出信号の位相関
    係と波数とから移動鏡の移動方向と位置とを検出するク
    アドラチュア・コントロール方式の干渉分光光度計にお
    いて、前記両検出信号の位相関係と波数とを検出する手
    段として前記両検出信号を入力し、その両入力信号の位
    相関係からアップ又はダウンに様式を決定するととも
    に、その両入力信号のいずれかの信号波数を計数するア
    ップ/ダウン・カウンタを備え、前記アップ/ダウン・
    カウンタ値が変化する時点で主干渉計のデータA/D変
    換し、A/D変換終了時に前記アップ/ダウン・カウン
    タの値をA/D変換を開始したときのカウンタ値と比較
    して両カウンタ値が異なるときは移動鏡の摺動が異常で
    あると判断する判定部を備えたことを特徴とする干渉分
    光光度計。
JP34237189A 1989-12-29 1989-12-29 干渉分光光度計 Expired - Lifetime JPH063401B2 (ja)

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EP19900125695 EP0435327B1 (en) 1989-12-29 1990-12-28 Interference spectrophotometer
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CN90110258A CN1023729C (zh) 1989-12-29 1990-12-29 干涉分光光度计
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