JPH06337178A - 空気調和機の除霜方法 - Google Patents
空気調和機の除霜方法Info
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- JPH06337178A JPH06337178A JP14866593A JP14866593A JPH06337178A JP H06337178 A JPH06337178 A JP H06337178A JP 14866593 A JP14866593 A JP 14866593A JP 14866593 A JP14866593 A JP 14866593A JP H06337178 A JPH06337178 A JP H06337178A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 暖房運転時の容量制御運転中に着霜したと
き、室内ユニットＡ、Ｂ、Ｃの暖房運転を維持しながら
除霜する。 【構成】 暖房運転時、室外側熱交換器3A、3Bのうち一
部3Aを蒸発器として機能させ、残部3Bを休止した容量制
御運転中に室外側熱交換器3Aに着霜したとき、室外側切
換弁2A、2Bを切り換えることによって休止中の室外側熱
交換器3Bを蒸発器として機能させると同時に室外側熱交
換器3Aの液側の室外側電磁弁19A を閉とすることによっ
てこの室外側熱交換器3Aに圧縮機１からの高温のガス冷
媒を流入させて除霜する。
き、室内ユニットＡ、Ｂ、Ｃの暖房運転を維持しながら
除霜する。 【構成】 暖房運転時、室外側熱交換器3A、3Bのうち一
部3Aを蒸発器として機能させ、残部3Bを休止した容量制
御運転中に室外側熱交換器3Aに着霜したとき、室外側切
換弁2A、2Bを切り換えることによって休止中の室外側熱
交換器3Bを蒸発器として機能させると同時に室外側熱交
換器3Aの液側の室外側電磁弁19A を閉とすることによっ
てこの室外側熱交換器3Aに圧縮機１からの高温のガス冷
媒を流入させて除霜する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複数の室内ユニットを備
え、冷房運転、暖房運転及び冷・暖房同時運転が可能な
空気調和機に関する。
え、冷房運転、暖房運転及び冷・暖房同時運転が可能な
空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種空気調和機の１例が図１に
示されている。図１において、１は圧縮機、10は吐出管
で、圧縮機１の吐出側に接続されている。11は吸入管
で、圧縮機１の吸入側に接続されている。3A、3Bは互い
に容量が異なる室外側熱交換器で、そのガス側はそれぞ
れ室外側切換弁2A、2Bを介して吐出管10又は吸入管11に
選択的に接続される。
示されている。図１において、１は圧縮機、10は吐出管
で、圧縮機１の吐出側に接続されている。11は吸入管
で、圧縮機１の吸入側に接続されている。3A、3Bは互い
に容量が異なる室外側熱交換器で、そのガス側はそれぞ
れ室外側切換弁2A、2Bを介して吐出管10又は吸入管11に
選択的に接続される。
【０００３】4A、4Bは室外側絞り機構で、室外側熱交換
器3A、3Bの液側に配設されている。そして、これら室外
側絞り機構4A、4Bの液側には室外側電磁弁19A 、19B が
設けられている。室外側熱交換器3A、3Bに外気を送風す
るために室外側送風機13A 、13B が設けられ、一方の室
外側送風機13A は高速で回転し、他方の室外側送風機13
B は高速と低速の２速に切り換え得るようになってい
る。
器3A、3Bの液側に配設されている。そして、これら室外
側絞り機構4A、4Bの液側には室外側電磁弁19A 、19B が
設けられている。室外側熱交換器3A、3Bに外気を送風す
るために室外側送風機13A 、13B が設けられ、一方の室
外側送風機13A は高速で回転し、他方の室外側送風機13
B は高速と低速の２速に切り換え得るようになってい
る。
【０００４】7A、7B、7Cは室内側熱交換器で、そのガス
側はそれぞれ室内側切換弁8A、8B、8Cを介して吐出管10
又は吸入管11に選択的に接続される。6A、6B、6Cは室内
側絞り機構で、それぞれ室内側熱交換器7A、7B、7Cの液
側に配設されている。9A、9B、9Cは室内側送風機で、室
内側熱交換器7A、7B、7Cに室内空気を流過させる。
側はそれぞれ室内側切換弁8A、8B、8Cを介して吐出管10
又は吸入管11に選択的に接続される。6A、6B、6Cは室内
側絞り機構で、それぞれ室内側熱交換器7A、7B、7Cの液
側に配設されている。9A、9B、9Cは室内側送風機で、室
内側熱交換器7A、7B、7Cに室内空気を流過させる。
【０００５】12は液冷媒配管で、室外側電磁弁19A 、19
B の液側と室内側絞り機構6A、6B、6Cの液側とを接続し
ている。５はレシーバで、液冷媒配管12に介装されてい
る。14はアキュムレータで、圧縮機１の吸入側に介装さ
れている。
B の液側と室内側絞り機構6A、6B、6Cの液側とを接続し
ている。５はレシーバで、液冷媒配管12に介装されてい
る。14はアキュムレータで、圧縮機１の吸入側に介装さ
れている。
【０００６】Ｏは室外ユニットで、この中には圧縮機
１、室外側切換弁2A、2B、室外側熱交換器3A、3B、室外
側送風機13A 、13B 、室外側絞り機構4A、4B、室外側電
磁弁19A 、19B 、レシーバ５、アキュムレータ14等が内
蔵されている。
１、室外側切換弁2A、2B、室外側熱交換器3A、3B、室外
側送風機13A 、13B 、室外側絞り機構4A、4B、室外側電
磁弁19A 、19B 、レシーバ５、アキュムレータ14等が内
蔵されている。
【０００７】Ａ、Ｂ、Ｃはそれぞれ室内ユニットで、室
内ユニットＡには室内側熱交換器7A、室内側切換弁8A、
室内側絞り機構6A及び室内側送風機9Aが内蔵され、室内
ユニットＢには室内側熱交換器7B、室内側切換弁8B、室
内側絞り機構6B及び室内側送風機9Bが内蔵され、室内ユ
ニットＣには室内側熱交換器7C、室内側切換弁8C、室内
側絞り機構6C及び室内側送風機9Cが内蔵されている。
内ユニットＡには室内側熱交換器7A、室内側切換弁8A、
室内側絞り機構6A及び室内側送風機9Aが内蔵され、室内
ユニットＢには室内側熱交換器7B、室内側切換弁8B、室
内側絞り機構6B及び室内側送風機9Bが内蔵され、室内ユ
ニットＣには室内側熱交換器7C、室内側切換弁8C、室内
側絞り機構6C及び室内側送風機9Cが内蔵されている。
【０００８】室外ユニットＯと複数の室内ユニットＡ、
Ｂ、Ｃとは吐出管10、吸入管11、液冷媒配管12を介して
互いに接続されている。
Ｂ、Ｃとは吐出管10、吸入管11、液冷媒配管12を介して
互いに接続されている。
【０００９】室内ユニットＡ、Ｂ、Ｃの冷房運転時、室
外側絞り機構4A、4B及び室外側電磁弁19A 、19B は開と
され、室内側絞り機構6A、6B、6Cは予め定められた開度
とされる。そして、室外側切換弁2A、2Bは室外側熱交換
器3A、3Bを吐出管10に連通させるように切り換えられ、
室内側切換弁8A、8B、8Cは室内側熱交換器7A、7B、7Cを
吸入管11に連通させるように切り換えられる。
外側絞り機構4A、4B及び室外側電磁弁19A 、19B は開と
され、室内側絞り機構6A、6B、6Cは予め定められた開度
とされる。そして、室外側切換弁2A、2Bは室外側熱交換
器3A、3Bを吐出管10に連通させるように切り換えられ、
室内側切換弁8A、8B、8Cは室内側熱交換器7A、7B、7Cを
吸入管11に連通させるように切り換えられる。
【００１０】すると、圧縮機１で圧縮された冷媒ガスは
吐出管10、室外側切換弁2A、2Bを経て室外側熱交換器3
A、3Bに入り、ここで室外側送風機13A 、13B によって
送風される外気に放熱することにより凝縮液化して液冷
媒となる。次いで、この液冷媒は全開とされた室外側絞
り機構4A、4B及び室外側電磁弁19A 、19B を通過してレ
シーバ５に入り、ここでガス成分が分離される。
吐出管10、室外側切換弁2A、2Bを経て室外側熱交換器3
A、3Bに入り、ここで室外側送風機13A 、13B によって
送風される外気に放熱することにより凝縮液化して液冷
媒となる。次いで、この液冷媒は全開とされた室外側絞
り機構4A、4B及び室外側電磁弁19A 、19B を通過してレ
シーバ５に入り、ここでガス成分が分離される。
【００１１】レシーバ５から流出した液冷媒は液冷媒配
管12を経て室内側絞り機構6A、6B、6Cに入り、ここで絞
られることによって断熱膨張して気液二相となる。この
気液二相の冷媒は室内側熱交換器7A、7B、7Cに入り、こ
こで室内側送風機9A、9B、9Cによって送風される室内空
気を冷却することによって蒸発気化する。このガス冷媒
は室内側切換弁8A、8B、8C、吸入管11、アキュムレータ
14を経て圧縮機１に吸入される。
管12を経て室内側絞り機構6A、6B、6Cに入り、ここで絞
られることによって断熱膨張して気液二相となる。この
気液二相の冷媒は室内側熱交換器7A、7B、7Cに入り、こ
こで室内側送風機9A、9B、9Cによって送風される室内空
気を冷却することによって蒸発気化する。このガス冷媒
は室内側切換弁8A、8B、8C、吸入管11、アキュムレータ
14を経て圧縮機１に吸入される。
【００１２】室内ユニットＡ、Ｂ、Ｃの暖房運転時、室
外側絞り機構4A、4B、室内側絞り機構6A、6B、6Cは予め
定められた開度とされる。そして、室外側切換弁2A、2
B、室内側切換弁8A、8B、8Cは上記冷房運転と逆に切り
換えられる。
外側絞り機構4A、4B、室内側絞り機構6A、6B、6Cは予め
定められた開度とされる。そして、室外側切換弁2A、2
B、室内側切換弁8A、8B、8Cは上記冷房運転と逆に切り
換えられる。
【００１３】かくして、圧縮機１から吐出された冷媒は
吐出管10、室内側切換弁8A、8B、8Cを経て室内側熱交換
器7A、7B、7Cで凝縮液化し、室内側絞り機構6A、6B、6C
で絞られた後、液冷媒配管12、レシーバ５、室外側電磁
弁19A 、19B を経て室外側絞り機構4A、4Bで断熱膨張す
る。次いで、室外側熱交換器3A、3Bで蒸発気化した後、
室外側切換弁2A、2B、吸入管11、アキュムレータ14をこ
の順に経て圧縮機１に戻る。
吐出管10、室内側切換弁8A、8B、8Cを経て室内側熱交換
器7A、7B、7Cで凝縮液化し、室内側絞り機構6A、6B、6C
で絞られた後、液冷媒配管12、レシーバ５、室外側電磁
弁19A 、19B を経て室外側絞り機構4A、4Bで断熱膨張す
る。次いで、室外側熱交換器3A、3Bで蒸発気化した後、
室外側切換弁2A、2B、吸入管11、アキュムレータ14をこ
の順に経て圧縮機１に戻る。
【００１４】冷・暖房同時運転時において、冷房運転さ
れる室内ユニットの数と暖房運転される室内ユニットの
数が等しいとき、例えば、室内ユニットＣが冷房運転、
室内ユニットＡが暖房運転、室内ユニットＢが休止され
る場合、室外側絞り機構4A、4B及び室内側絞り機構6Bが
全閉、室内側絞り機構6A、6Cは予め定められた開度とさ
れる。そして、室内側切換弁8Aは吐出管10に連通し、室
内側切換弁8Cは吸入管11に連通するように切り換えられ
る。
れる室内ユニットの数と暖房運転される室内ユニットの
数が等しいとき、例えば、室内ユニットＣが冷房運転、
室内ユニットＡが暖房運転、室内ユニットＢが休止され
る場合、室外側絞り機構4A、4B及び室内側絞り機構6Bが
全閉、室内側絞り機構6A、6Cは予め定められた開度とさ
れる。そして、室内側切換弁8Aは吐出管10に連通し、室
内側切換弁8Cは吸入管11に連通するように切り換えられ
る。
【００１５】かくして、圧縮機１から吐出された冷媒は
吐出管10、室内側切換弁8A、室内側熱交換器7A、室内側
絞り機構6A、液冷媒配管12、室内側絞り機構6C、室内側
熱交換器7C、室内側切換弁8C、吸入管11、アキュムレー
タ14をこの順に経て圧縮機１に戻る。
吐出管10、室内側切換弁8A、室内側熱交換器7A、室内側
絞り機構6A、液冷媒配管12、室内側絞り機構6C、室内側
熱交換器7C、室内側切換弁8C、吸入管11、アキュムレー
タ14をこの順に経て圧縮機１に戻る。
【００１６】室内ユニットＡ、Ｂ、Ｃの運転台数、負荷
及び運転モードに応じて室外側切換弁2A、2B、室外側電
磁弁19A 、19B 及び室外側送風機13A 、13B の運転台数
及び回転速度を順次切り換えることによって室外ユニッ
トＯの能力が自動的に変化し、冷媒回路内高圧が上限値
になると、高圧を下げる運転パターンに、冷媒回路内高
圧が下限値になると、高圧を上げる運転パターンに順次
切り換えられる。
及び運転モードに応じて室外側切換弁2A、2B、室外側電
磁弁19A 、19B 及び室外側送風機13A 、13B の運転台数
及び回転速度を順次切り換えることによって室外ユニッ
トＯの能力が自動的に変化し、冷媒回路内高圧が上限値
になると、高圧を下げる運転パターンに、冷媒回路内高
圧が下限値になると、高圧を上げる運転パターンに順次
切り換えられる。
【００１７】暖房運転時、暖房運転中の室内ユニットの
数が減少し又は暖房負荷が少ないときには室外側熱交換
器3A、3Bの一方を蒸発器として機能させ、他方を休止す
る容量制御運転が行われる。この容量制御運転中、例え
ば、室外側電磁弁19B が閉、室外側電磁弁19A が開とさ
れ、液冷媒が液冷媒配管12から室外側電磁弁19A 、室外
側絞り機構4A、室外側熱交換器3A、室外側切換弁2Aを通
って吸入管11に流出することにより室外側熱交換器3Aが
蒸発器として機能しているとき、この室外側熱交換器3A
の表面に霜が付着すると、これを検知したセンサーから
の指令にり又は一定周期毎にデフロスト運転が行われ
る。
数が減少し又は暖房負荷が少ないときには室外側熱交換
器3A、3Bの一方を蒸発器として機能させ、他方を休止す
る容量制御運転が行われる。この容量制御運転中、例え
ば、室外側電磁弁19B が閉、室外側電磁弁19A が開とさ
れ、液冷媒が液冷媒配管12から室外側電磁弁19A 、室外
側絞り機構4A、室外側熱交換器3A、室外側切換弁2Aを通
って吸入管11に流出することにより室外側熱交換器3Aが
蒸発器として機能しているとき、この室外側熱交換器3A
の表面に霜が付着すると、これを検知したセンサーから
の指令にり又は一定周期毎にデフロスト運転が行われ
る。
【００１８】このデフロスト運転においては、暖房運転
中の室内ユニットの室内側切換弁が吸入管11に連通する
ように切り換えられると同時に室外側切換弁2Aが吐出管
10に連通するように切り換えられる。この結果、吐出管
10からの高温・高圧のガス冷媒が室外側切換弁2Aを経て
室外側熱交換器3Aに流入してその表面に付着した霜を溶
融することによって液化する。そして、この室外側熱交
換器3Aから流出した液冷媒が暖房運転中の室内側熱交換
器で蒸発する。
中の室内ユニットの室内側切換弁が吸入管11に連通する
ように切り換えられると同時に室外側切換弁2Aが吐出管
10に連通するように切り換えられる。この結果、吐出管
10からの高温・高圧のガス冷媒が室外側切換弁2Aを経て
室外側熱交換器3Aに流入してその表面に付着した霜を溶
融することによって液化する。そして、この室外側熱交
換器3Aから流出した液冷媒が暖房運転中の室内側熱交換
器で蒸発する。
【００１９】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
の暖房運転時の容量制御運転中にデフロスト運転が行わ
れると、暖房フィーリングを著しく悪化させるという問
題があった。
の暖房運転時の容量制御運転中にデフロスト運転が行わ
れると、暖房フィーリングを著しく悪化させるという問
題があった。
【００２０】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機と、この圧縮機の吐出側に接続された吸
入管と、上記圧縮機の吸込側に接続された吸入管と、複
数の室外側熱交換器と、上記複数の室外側熱交換器のガ
ス側をそれぞれ上記吐出管又は上記吸入管に選択的に連
通させる室外側切換弁と、上記複数の室外側熱交換器の
液側にそれぞれ配設された室外側絞り機構と、上記室外
側絞り機構の液側にそれぞれ配設された室外側電磁弁
と、複数の室内側熱交換器と、上記複数の室内側熱交換
器のガス側をそれぞれ上記吐出管又は上記吸入管に選択
的に連通させる室内側切換弁と、上記複数の室内側熱交
換器の液側にそれぞれ配設された室内側絞り機構と、上
記室内側絞り機構の液側と上記室外側電磁弁の液側とを
接続する液冷媒配管とを備え、冷房運転、暖房運転、冷
・暖房同時運転しうる空気調和機において、暖房運転
時、上記複数の室外側熱交換器のうち一部を蒸発器とし
て機能させ残部を休止した容量制御運転中に上記一部の
室外側熱交換器に着霜したとき、上記室外側切換弁を切
り換えることによって休止中の残部の室外側熱交換器を
蒸発器として機能させると同時に着霜した上記一部の室
外側熱交換器の液側の室外側電磁弁を閉とすることによ
ってこの一部の室外側熱交換器に圧縮機からの高温ガス
冷媒を流入させて除霜することを特徴とする空気調和機
の除霜方法にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機と、この圧縮機の吐出側に接続された吸
入管と、上記圧縮機の吸込側に接続された吸入管と、複
数の室外側熱交換器と、上記複数の室外側熱交換器のガ
ス側をそれぞれ上記吐出管又は上記吸入管に選択的に連
通させる室外側切換弁と、上記複数の室外側熱交換器の
液側にそれぞれ配設された室外側絞り機構と、上記室外
側絞り機構の液側にそれぞれ配設された室外側電磁弁
と、複数の室内側熱交換器と、上記複数の室内側熱交換
器のガス側をそれぞれ上記吐出管又は上記吸入管に選択
的に連通させる室内側切換弁と、上記複数の室内側熱交
換器の液側にそれぞれ配設された室内側絞り機構と、上
記室内側絞り機構の液側と上記室外側電磁弁の液側とを
接続する液冷媒配管とを備え、冷房運転、暖房運転、冷
・暖房同時運転しうる空気調和機において、暖房運転
時、上記複数の室外側熱交換器のうち一部を蒸発器とし
て機能させ残部を休止した容量制御運転中に上記一部の
室外側熱交換器に着霜したとき、上記室外側切換弁を切
り換えることによって休止中の残部の室外側熱交換器を
蒸発器として機能させると同時に着霜した上記一部の室
外側熱交換器の液側の室外側電磁弁を閉とすることによ
ってこの一部の室外側熱交換器に圧縮機からの高温ガス
冷媒を流入させて除霜することを特徴とする空気調和機
の除霜方法にある。
【００２１】
【実施例】暖房運転時の容量制御運転中、例えば、室外
側熱交換器3Aが蒸発器として機能し、室外側熱交換器3B
が休止しているとき、デフロスト信号が入力されると、
室外側電磁弁19B を開くと同時に室外側切換弁2Bを吸入
管11に連通するように切り換えることによって休止中の
室外側熱交換器3Bを蒸発器として機能させる。これと同
時に室外側電磁弁19A を閉、室外側切換弁2Aを吐出管10
に連通するように切り換えることによって、圧縮機１か
らの高温のガス冷媒を室外側熱交換器3Aに流入させる。
なお、暖房運転中の室内ユニットの室内側切換弁8A、8
B、8Cは吐出管10を連通したままに維持される。
側熱交換器3Aが蒸発器として機能し、室外側熱交換器3B
が休止しているとき、デフロスト信号が入力されると、
室外側電磁弁19B を開くと同時に室外側切換弁2Bを吸入
管11に連通するように切り換えることによって休止中の
室外側熱交換器3Bを蒸発器として機能させる。これと同
時に室外側電磁弁19A を閉、室外側切換弁2Aを吐出管10
に連通するように切り換えることによって、圧縮機１か
らの高温のガス冷媒を室外側熱交換器3Aに流入させる。
なお、暖房運転中の室内ユニットの室内側切換弁8A、8
B、8Cは吐出管10を連通したままに維持される。
【００２２】かくして、室外側熱交換器3Aの外面に付着
した霜はこの室外側熱交換器3Aに流入した高温のガス冷
媒によって融解され、ガス冷媒は液化してこの中に溜ま
る。
した霜はこの室外側熱交換器3Aに流入した高温のガス冷
媒によって融解され、ガス冷媒は液化してこの中に溜ま
る。
【００２３】このデフロスト運転中電磁弁19A が閉とさ
れているので、高温のガス冷媒が電磁弁19A を通って室
外側熱交換器3Bにバイパスすることはない。そして、暖
房運転中の室内ユニットの室内側熱交換器7A、7B、7Cに
は吐出管10、室内側切換弁8A、8B、8Cを経て高温のガス
冷媒に流入してここで放熱するので、室内の暖房を継続
することができる。
れているので、高温のガス冷媒が電磁弁19A を通って室
外側熱交換器3Bにバイパスすることはない。そして、暖
房運転中の室内ユニットの室内側熱交換器7A、7B、7Cに
は吐出管10、室内側切換弁8A、8B、8Cを経て高温のガス
冷媒に流入してここで放熱するので、室内の暖房を継続
することができる。
【００２４】なお、このデフロスト運転によって室外側
熱交換器3Bに霜が付着した場合には、通常のデフロスト
運転が行われ、室外側熱交換器3A及び3Bに高温のガス冷
媒が流入するが、このデフロスト運転時間は通常のそれ
より短くて足りる。
熱交換器3Bに霜が付着した場合には、通常のデフロスト
運転が行われ、室外側熱交換器3A及び3Bに高温のガス冷
媒が流入するが、このデフロスト運転時間は通常のそれ
より短くて足りる。
【００２５】また、このデフロスト運転によって室外側
熱交換器3Aの外面に付着した霜が溶融すれば、元の状
態、即ち、室外側熱交換器3Aが蒸発器として機能し、室
外側熱交換器3Bが休止中の状態に復帰する。
熱交換器3Aの外面に付着した霜が溶融すれば、元の状
態、即ち、室外側熱交換器3Aが蒸発器として機能し、室
外側熱交換器3Bが休止中の状態に復帰する。
【００２６】以上、室外側熱交換器3Aが蒸発器として機
能し、室外側熱交換器3Bが休止した容量制御運転中に室
外側熱交換器3Aに付着した霜を除去する場合について説
明したが、室外側熱交換器3Bが蒸発器として機能し、室
外側熱交換器3Aが休止した容量制御運転中に室外側熱交
換器3Bに付着した霜を除去する場合も上記と同様であ
る。
能し、室外側熱交換器3Bが休止した容量制御運転中に室
外側熱交換器3Aに付着した霜を除去する場合について説
明したが、室外側熱交換器3Bが蒸発器として機能し、室
外側熱交換器3Aが休止した容量制御運転中に室外側熱交
換器3Bに付着した霜を除去する場合も上記と同様であ
る。
【００２７】
【発明の効果】本発明においては、暖房運転時、複数の
室外側熱交換器のうち一部を蒸発器として機能させ残部
を休止した容量制御運転中に一部の室外側熱交換器に着
霜したとき、室外側切換弁を切り換えることによって休
止中の残部の室外側熱交換器を蒸発器として機能させる
と同時に着霜した一部の室外側熱交換器の液側の室外側
電磁弁を閉とすることによりこの一部の室外側熱交換器
に圧縮機からの高温のガス冷媒を流入させて除霜するた
め、このデフロスト運転中も室内ユニットにより暖房を
継続できるので、暖房フィーリングの悪化を防止でき
る。
室外側熱交換器のうち一部を蒸発器として機能させ残部
を休止した容量制御運転中に一部の室外側熱交換器に着
霜したとき、室外側切換弁を切り換えることによって休
止中の残部の室外側熱交換器を蒸発器として機能させる
と同時に着霜した一部の室外側熱交換器の液側の室外側
電磁弁を閉とすることによりこの一部の室外側熱交換器
に圧縮機からの高温のガス冷媒を流入させて除霜するた
め、このデフロスト運転中も室内ユニットにより暖房を
継続できるので、暖房フィーリングの悪化を防止でき
る。
【図１】本発明方法を実施する空気調和機の冷媒回路図
である。
である。
１ 圧縮機 10 吐出管 11 吸入管 Ｏ 室外ユニット 3A、3B 室外側熱交換器 Ａ、Ｂ、Ｃ 室内ユニット 7A、7B、7C 室内側熱交換器 12 液冷媒配管 2A、2B 室外側切換弁 8A、8B、8C 室内側切換弁 4A、4B 室外側絞り機構 6A、6B、6C 室内側絞り機構 19A 、19B 室外側電磁弁
Claims (1)
- 【請求項１】 圧縮機と、この圧縮機の吐出側に接続さ
れた吸入管と、上記圧縮機の吸込側に接続された吸入管
と、複数の室外側熱交換器と、上記複数の室外側熱交換
器のガス側をそれぞれ上記吐出管又は上記吸入管に選択
的に連通させる室外側切換弁と、上記複数の室外側熱交
換器の液側にそれぞれ配設された室外側絞り機構と、上
記室外側絞り機構の液側にそれぞれ配設された室外側電
磁弁と、複数の室内側熱交換器と、上記複数の室内側熱
交換器のガス側をそれぞれ上記吐出管又は上記吸入管に
選択的に連通させる室内側切換弁と、上記複数の室内側
熱交換器の液側にそれぞれ配設された室内側絞り機構
と、上記室内側絞り機構の液側と上記室外側電磁弁の液
側とを接続する液冷媒配管とを備え、冷房運転、暖房運
転、冷・暖房同時運転しうる空気調和機において、暖房
運転時、上記複数の室外側熱交換器のうち一部を蒸発器
として機能させ残部を休止した容量制御運転中に上記一
部の室外側熱交換器に着霜したとき、上記室外側切換弁
を切り換えることによって休止中の残部の室外側熱交換
器を蒸発器として機能させると同時に着霜した上記一部
の室外側熱交換器の液側の室外側電磁弁を閉とすること
によってこの一部の室外側熱交換器に圧縮機からの高温
ガス冷媒を流入させて除霜することを特徴とする空気調
和機の除霜方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14866593A JPH06337178A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 空気調和機の除霜方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14866593A JPH06337178A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 空気調和機の除霜方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06337178A true JPH06337178A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=15457886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14866593A Withdrawn JPH06337178A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 空気調和機の除霜方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06337178A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015059792A1 (ja) * | 2013-10-24 | 2015-04-30 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP14866593A patent/JPH06337178A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015059792A1 (ja) * | 2013-10-24 | 2015-04-30 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
| JP5992112B2 (ja) * | 2013-10-24 | 2016-09-14 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
| JPWO2015059792A1 (ja) * | 2013-10-24 | 2017-03-09 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |