JPH06336277A

JPH06336277A - 収納容器

Info

Publication number: JPH06336277A
Application number: JP6097537A
Authority: JP
Inventors: Patrick J O'brien; パトリック・ジェイ・オブライエン; Alvin Thomas; アルヴィン・トーマス; Jr George Rufo; ジョージ・ルーフォ・ジュニア; Larry Durham; ラリー・ダーラム; L Geraldy Anthony; アンソニー・エル・ジェラルディ
Original assignee: AIBII HIRU CORP; Ivy Hill Corp
Current assignee: AIBII HIRU CORP; Ivy Hill Corp
Priority date: 1993-05-28
Filing date: 1994-05-11
Publication date: 1994-12-06
Also published as: EP0626691A2; EP0626691A3; US5531321A; US5701997A

Abstract

(57)【要約】【目的】小冊子が物品の上に支持され、小冊子を取り
出した後に、物品に簡単に触れるよう出来る物品と小冊
子のための収納容器を特徴としている。【構成】一緒に固着されていて、パネルの組の間に配
置された物品と物品によって支持された小冊子とパネル
が大体重なる閉じた収納位置と、パネルが重ならないで
物品と小冊子に触れるよう出来る開いた使用位置との間
を動くよう出来る一対のパネル、プラスチックから造ら
れパネルの１つに取付けられた底面と開放頂面とにより
窪みを形成するベース部、強固なプラスチックから造ら
れて物品と小冊子を受けるべく頂面と底面の間の窪み内
に配置された浮動のホルダー、ベース部とホルダーの１
つに固着されたばねを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、録音媒体の様な物品
のための収納容器、特に同様に小冊子を適合できる収納
容器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】パネルがパネルの組の間に配置された少
なくとも１つの物品と大体重なる閉じた収納位置と、パ
ネルが重ならないで物品に触れるよう出来る開いた使用
位置との間を動くよう出来る、背部によって一緒に固着
された一対のパネルの形の物品のための収納容器を設け
ることが知られている。一般的に、物品を受けて保持す
るためにパネルの１つにホルダーが取付けられている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】多頁の小冊子と共に物
品を収納容器内に入れることがしばしば所要される。物
品が録音媒体である場合には、小冊子が物品と関連され
て演奏者や演奏曲目を表記したり、他の関連した印刷材
料を設けるよう出来る。従って、他のパネル（すなわ
ち、ホルダーが取付けられないパネル）は、小冊子を受
ける大きさに形成された、或は録音媒体が放出されて小
冊子を釈放自在に受けて保持するよう適した大体開いた
区画を垂直に延びる側タブによって形成されたポケット
または半ポケットをしばしば有している。この様な構成
は、小冊子がポケットや半ポケットまたは区画内に注意
を以って配置することが所要される時には完全に十分に
はならない。

【０００４】小冊子がホルダーの上面と他のパネル（す
なわち、ホルダーに取付けられないパネル）の間に簡単
に置かれて、パネルが閉じた収納位置に置かれる時に、
適宜な空所が２つのパネルの間、特にホルダーの上の録
音媒体の上面と他のパネルとの間、に設けられることな
く他方のパネルの膨らみを生じる。ホルダーは物品と物
品の上の小冊子とを受けるよう十分な深さの窪みを形成
できるので、小冊子は窪みの上面の上に延びないで、パ
ネルが閉じた収納位置に在る時にパネルを膨らますよう
ならず、この解決は特異な問題を表している。

【０００５】例えば、コンパクトディスクをホルダーか
ら簡単に取り出すために、コンパクトディスクの縁部は
ホルダーからコンパクトディスクを取り出すよう試みる
人の指先に簡単に触れるよう出来ねばならない。コンパ
クトディスクの厚さよりも実質的に大きな深さまたは厚
さの窪みの底部にコンパクトディスクが置かれる場合
に、コンパクトディスクの縁部は指先に簡単に触れるこ
とが出来ない。この問題は、小冊子の厚さが、例えば４
頁から８０頁にも実質的に変わるために複雑になる。窪
みが約４.９ｍｍ（１／５インチ）にも成る８０頁の小
冊子に適合するよう成るには、ホルダーの窪みはコンパ
クトディスクの厚さに４.９ｍｍ（１／５インチ）の厚
さを加えなければならない。従って、厚い小冊子が一旦
取り出されると、窪みの底部に置かれたコンパクトディ
スクは取り出しが難しく成るばかりでなく、孤立した単
独の状態に成る。

【０００６】上述した過度に深い窪みの解決は、例えば
２つのコンパクトディスクを容器内に横に並んで収納で
きるよう成すために同一パネル上に同一平面内に取付け
られた複数個のホルダーの場合の収納容器には一層不適
当である。この状況では、各ホルダーの窪みの寸法と大
体に平面寸法を持った小さな小冊子を置くよう出来る
が、１つの窪みの寸法よりも平面寸法が大きな小冊子の
窪み内に配置することを共通の壁が在るために阻止され
る。

【０００７】従って、この発明の目的は、小冊子が物品
の上に支持される物品と小冊子のための収納容器を提供
することにある。

【０００８】この発明の別の目的は、小冊子を取り出し
た後に、物品に簡単に触れるよう出来る収納容器を提供
することにある。

【０００９】この発明の他の目的は、一実施例におい
て、一対の物品と、収納容器の寸法と大体同じである小
冊子とに適合できる収納容器を提供することにある。

【００１０】この発明の更に別の目的は、一実施例にお
いて、与えられた１つの平面の複数個の物品と、収納容
器自体と殆ど同じ大きさの小冊子とに適合するよう出来
る収納容器を提供することにある。

【００１１】この発明のまた他の目的は、製造と組立が
安価で、使用と管理が簡単である収納容器を提供するこ
とにある。

【００１２】

【課題を解決するための手段】この発明の上述および関
連した目的が物品と小冊子のための収納容器にて得られ
ることがいま見い出された。収納容器は、一緒に固着さ
れていてパネルの組の間に配置された物品と物品によっ
て支持された小冊子とパネルが大体重なる閉じた収納位
置と、パネルが重ならないで物品と小冊子に触れるよう
出来る開いた使用位置との間を動くよう出来る一対のパ
ネルを備えている。プラスチックから造られた固着され
たベース部は、てパネルの１つに取付けられた底面と開
放頂面とにより窪みを形成している。強固なプラスチッ
クから造られた浮動するホルダーは、物品を受けて保持
すると共に物品の上の小冊子を受けるよう頂面と底面の
間の窪み内に配置され、窪み底面の上の間隔の変わる複
数個の位置の間を動くよう出来る。押圧装置は、窪み底
面上のホルダーを押圧すべくベース部とホルダーの１つ
に固着され、これによって厚さの変わる小冊子に適合し
て小冊子が取り出された時に開放窪み頂面に向かって物
品を押圧するよう成す。

【００１３】推奨実施例において、パネルはボール紙で
ある。ベース部は、窪み底面から与えられた高さにホル
ダーの動きを制限する装置を有している。ホルダーは、
録音媒体とすることが出来る物品を受けて保持する大き
さに形成されている。押圧装置は、ベース部とホルダー
の１つ、好適にはベース部と単一操作で形成された一体
的に一体部片の構造をしている。

【００１４】ベース部は複数個の窪みを形成でき、隣接
した組の窪みは共通の壁を分け、各窪みは夫々１つのホ
ルダーと１つの押圧装置とを有している。共通の壁の上
端は窪みの他の壁の上端よりも下に配置されているの
で、窪みよりも大きな平面寸法を有した小冊子はホルダ
ーと共通の壁上端の上の物品上であるが、パネルの組が
閉じた収納位置に在る時の窪みの他の壁の上端により形
成される平面の下に配置されている、

【００１５】この発明の１つの糊無しの実施例は一対の
パネルとパネルを連結する背部とを有した収納容器であ
る。パネルは、パネルが大体重なる閉じた収納位置と、
パネルが重ならない開いた使用位置との間を動くことが
出来る。仕切り、すなわち区画はプラスチックから造ら
れ、物品を受けて保持すべくパネルの１つに取付けら
れ、仕切り面から内部室と停止突部に延びる通路を有す
る内部室を仕切りは更に形成している。パネルは、内部
室からの縁部の取り外れを阻止するよう自由縁が内部室
縁に係合する様に通路を経て内部室内に入って内部室内
に少なくとも部分的に延びるような大きさに形成された
弾性的な逆に曲げられる縁部を自由縁に形成している。

【００１６】この発明の別の糊無しの実施例は一対のパ
ネルと、これらパネルを連結する背部とを有している。
パネルは、パネルが大体重なる閉じた収納位置と、パネ
ルが重ならない開いた使用位置との間を動くことが出来
る。パネルの１つは少なくとも１つの側部に延長部を形
成する側フラップをパネルと大体垂直に形成し、側フラ
ップは延長部を形成している。仕切りは側フラップを受
ける大きさに形成された少なくとも１つの側部に大体Ｕ
字形の溝孔を形成しており、この溝孔は側フラップを受
ける大きさに形成されたスリットを形成しており、これ
によって側フラップを溝孔内に錠止するよう成ってい
る。好適には、スリットは溝孔の一端に設けられ、延長
部は側フラップの一端に設けられており、１つのパネル
が仕切りと平行でない時にだけ、延長部がスリットに容
易に挿入できる。

【００１７】この発明の別の実施例は、一対のパネルと
これらパネルを連結する背部とから成る糊無しの物品収
納容器であり、パネルは、パネルがパネルの組の間に配
置された少なくとも１つの物品と大体重なる閉じた収納
位置と、パネルが重ならないで物品に触れるよう出来る
開いた使用位置との間を動くことが出来る。仕切りはプ
ラスチックから造られて少なくとも１つの物品を受けて
保持するための窪みを形成している。挿入部は主要部と
小さな部分とこれら主要部および小部分を固着するヒン
ジとを有している。小部分は仕切りに固着され、主要部
は少なくとも１つの物品を受けて保持する部材を少なく
とも１つの面に形成しており、ヒンジは小部分、従って
仕切りに対して主要部を枢動するよう出来る。好適に
は、挿入部は各側部に物品を受けて保持する部材を形成
しており、仕切りに釈放自在に固着されている。

【００１８】この発明の上述および関連した目的と特長
および利点は、添付図面に沿ってのこの発明の推奨実施
例に就いての以下の詳細な説明から一層明らかになろ
う。

【００１９】

【実施例】いま、図面、特に図４を参照するに、符号１
０により全体的に示されるこの発明に従った収納容器が
示されている。収納容器１０は物品１２と小冊子１４と
を収容する大きさに形成されている。

【００２０】物品１２は記録媒体、特に図示されるコン
パクトディスク（ＣＤ）の様なデジタル記録媒体が好適
である。コンパクトディスクは今日、種々の異なった寸
法（“マイクロディスク”を含む）のものがあり、オー
ディオＣＤの様に音をデジタル録音したり、フォトＣＤ
の様に映像をデジタル録音したり、ＣＤ−ＲＯＭの様に
データをデジタル録音したり、或はこれらの組み合わせ
等のデジタル録音に使用することが出来る。この発明は
コンパクトディスクに関連して図示説明されるが、この
発明の原理は、他の記録媒体や、例えば化粧品や医薬器
具等の全ての異なった性質の種々の他の小さな物品に一
般的に利用できる。

【００２１】小冊子１４は、必ずしも必要ではないが、
一般的に物品１２と概念的に関連した多頁の印刷された
書類である。従って、物品１２が録音された音楽のコン
パクトディスク（ＣＤ）である場合に、小冊子１４は、
意図された聴取者が興味を惹く作曲家、オーケストラ、
演奏者や同様な情報等を記載できる。また、小冊子１４
は物品１２と概念的に関連されることなく、関連した製
品や全く異なった製品の広告や、ポスターや、教材、或
は同様なものに単にするよう出来る。小冊子１４は２頁
以上（または折り畳んた単一頁）から成り、非常に薄い
（約０.０１５インチ）か或は比較的に厚い（約０.２０
インチ）いかのいずれかに出来る。収納容器１０が単一
の物品１２だけか或は複数枚の重なった物品１２を収納
するよう出来る場合、小冊子１４ａの平面寸法（すなわ
ち、長さと幅）は一般的に物品１２の直径に大体制限さ
れる（図１５参照）。他方、収納容器１０が同一平面内
に複数枚の物品１２を収納するよう意図された場合に
は、小冊子１４の平面寸法は、物品１２の占める面積、
従って、一般的には全収納容器１０の平面寸法と同じ大
きさにすることが出来る。

【００２２】収納容器１０は、背部２６によって互いに
固着された一対の上下パネル２２、２４（図１０に明示
されている）を有するカバー２０を有している。カバー
２０は白紙１８から好適に造られる（図１６参照）。上
パネル２２と下パネル２４は夫々背部２６に対して枢着
されており、このために、ヒンジ２８によって背部２６
に接続できる。上パネル２２と下パネル２４は、物品１
２と、両パネル２２、２４の組と隣合って配置された物
品１２によって支持された小冊子１４と両パネル２２、
２４が大体重ねられる閉じた収納位置、および両パネル
２２、２４が実際に重ならずに物品１２と小冊子１４に
手が触れ得る（物品１２の取り出し前に小冊子１４を取
り出し出来る）開いた使用位置の間を動くよう出来る。
カバー２０は経済的な理由のために紙で成可く造られる
が、プラスチックや同様な材料で造ることも出来る。両
パネル２２、２４は同じ厚さに出来る。併し、後述され
る様に、下パネル２４の上に配置されたベース部３０に
よって下パネル２４が強固にされる時に、この強化に対
する所要の高さを設けるために上パネル２２を二重の厚
さ（すなわち、折り重ねた）にすることが出来る。更
に、一方の側だけが印刷された紙からカバー２０が造ら
れても、上パネル２２を折り重ねて上パネル２２の主面
を設けることによって、下パネル２４の露出面と丁度同
じ様に、被覆された面が印刷された面と成る。一般的
に、パネル２２、２４は長さと幅が同一形状および寸法
であり、背部２６は２つのパネル２２、２４がベース部
３０を間に位置すべく出来るように選ばれる。

【００２３】図１を参照するに、固定されたベース部３
０は下パネル２４の上に取付けられる。ベース部３０
は、下パネル２４に取付けられた底面３４と開口した頂
面３６と両面３４、３６の間の側面３８とを有する空所
３２を形成している。空所３２は方形として図示されて
いるが、円形や多角形や同様なものにすることが出来
る。空所３２の平面外形寸法、すなわち長さや幅は下パ
ネル２４の寸法よりも僅かに小さいのが好適であり、平
面内形寸法は物品１２の平面寸法と少なくとも同じ大き
さである。底面３４と頂面３６の間の空所３２の高さま
たは深さは、組み合わせられた任意に部分的に伸縮され
る物品１２と小冊子１４と後述の浮動ホルダー４０とに
少なくとも等しい。ベース部３０は、ベース部が使用の
際に大体の形状を維持することが重要である時に少なく
ともやゝ強固であるプラスチックから好適に造られる。

【００２４】浮動ホルダー４０は底面３４と頂面３６の
間で空所３２内に配置され、空所３２の底面３４の上と
頂面３６の下で垂直方向に隔たった複数個の位置の間を
動くよう出来る。浮動したホルダー４０は、空所３２よ
りも僅かに小さい平面寸法を有した強固なプラスチック
から好適に造られるので、浮動したホルダー４０は空所
３２の側面３８内に緩く受けられ、後述の偏倚装置、す
なわち押圧装置または指による押圧によって上下に動く
のが自由に成っている。

【００２５】浮動のホルダー４０には少なくとも２つの
異なった型があって、各収納容器１０は第１の種類の少
なくとも１つの浮動のホルダー４０ａを好適に有してい
る。従って、ベース部３０が１つだけの空所３２を形成
し、従って、１つの浮動のホルダー４０において１つだ
けの室が有る場合には、浮動のホルダー４０ａが好適に
用いられる。図２、図３に示される様に、浮動ホルダー
４０ａは、物品１２を受けて保持する寸法に形成された
上面を有している。物品１２がコンパクトディスクであ
る場合には、浮動のホルダー４０は、コンパクトディス
クを収納するよう適した窪みを上面に形成するよう出
来、窪み内にコンパクトディスクを取り出し自在に維持
するためにコンパクトディスクの中央の孔を貫通する大
きさの上方に延びるボスが形成されている。更に、小冊
子１４と物品１２と浮動したホルダー４０ａが窪み３２
内に全て配置される様な具合に、物品１２の上に小冊子
１４を受けるような大きさの寸法に浮動したホルダー４
０ａは形成されている。これら物品１２、小冊子１４、
浮動したホルダー４０は、少なくとも物品１２が浮動の
ホルダー４０ａの上面の窪み内に配置される際に少なく
とも部分的に伸縮される。浮動のホルダー４０ａは、薄
い小冊子を収納するために第１の窪み上外方に第２の窪
みを更に形成できる。この様な具合に、窪み、すなわち
空所３２は浮動のホルダー４０ａと、薄い小冊子と厚い
小冊子の間の厚さの差とに適合するよう十分な深さを要
するだけである。

【００２６】ベース部３０が複数個の窪み、すなわち空
所３２を形成する場合には、各浮動のホルダー４０、好
適には１つの浮動のホルダー４０は第１の型の浮動のホ
ルダー４０ａであり、別の浮動のホルダー４０を第１の
型の浮動したホルダー４０ａと別の浮動したホルダー
（図２参照）または第２の型の浮動のホルダー４０ｂ
（図３参照）の１つとすることが出来る。図２に示され
る様に、第２の型の浮動のホルダー４０ｂは取り出し可
能に物品１２を保持しないが、例えば印刷やエンボス、
型押または同様なものによって上面に配置されたロゴや
デザインや広告または同様なもの４２等を更に簡単に呈
示する。第２の型の浮動したホルダー４０ｂにおいて、
ロゴやデザインや同様なもの４２を含む部分は浮動した
ホルダー４０ｂの残りの部分から実際に取り外すことが
出来、従って、別の物品１２として作用するが、物品１
２が第１の型の浮動したホルダー４０ａに収納されて保
持される場合に、しばしば再び取り外し、再挿入し、再
度取り外すよう意図されない。

【００２７】一対の対向する壁の各々において、ベース
部３０は、空所３２上に部分的に延び且つ浮動したホル
ダー４０に部分的に重なり空所３２の底面３４から与え
られた高さの上の浮動したホルダー４０の動きを阻止す
る内方に延びたフランジ、すなわちフインガー４４を有
し、これによって説明される偏倚装置、すなわち押圧装
置の作用の元にベース部３０から浮動したホルダー４０
が離れないことを確実にする。一方の側のフインガー４
４ａ（背部２６に隣接して図示される）は、他方の側の
フインガ４４ｂ（背部２６から離れた方に図示される）
よりも長さと幅が大きな寸法が好適であり、従って、フ
インガー４４ａは小冊子１４の所要位置の保持を好適に
助けるが、フインガー４４ｂは何等作用しない。

【００２８】偏倚装置、すなわち押圧装置５０は、空所
３２の底面３４の上の浮動したホルダー４０を偏倚押圧
するためにベース部３０の底面の上面、浮動したホルダ
ー４０の底面（浮動ホルダー４０ａ、４０ｂの場合）、
或は両方の面に固着される。これはフインガー４４ａと
浮動したホルダー４０の上面（または浮動したホルダー
４０上に置かれた物品１２の上面）の間の厚さの変化す
る種々な小冊子１４に、閉じた位置の収納容器１０が適
合することを許すので、適合した小冊子１４は平行な平
面内に位置された２つの上下パネル２２、２４と接触し
ない。すなわち、閉じた収納位置に動く時に小冊子１４
の存在で上パネル２２が上方に膨らむことが無い。小冊
子１４が物品１２の上面から取り外される時に、押圧装
置５０は浮動したホルダー４０を押圧し、フインガー４
４と押圧部４６の当接係合によって一層の上方の動きが
除外される迄、空所の頂面３６に向かって上方に浮動し
たホルダー４０と物品１２とを押圧装置５０は押圧す
る。

【００２９】種々の異なった押圧装置５０が、この発明
の目的を達成するよう選んで使用出来る。従って、ベー
ス部と浮動したホルダー、或は複数個のばねとの間に垂
直方向に延びる中央圧縮ばねと各隅部に配置されたばね
はベース部３０に対して浮動ホルダー４０を上方に偏倚
すべく使用出来る。また、間隔を置いた一対の平行な板
ばねを用いて、各板ばねの各端部が浮動したホルダーの
一隅に上向きの押圧力を作用するよう出来、各板ばねの
中央部または脚部材が、例えば接着、超音波溶着または
圧力嵌めによってベース部のボスに固着される。

【００３０】従って、いま、図８および図９を参照する
に、推奨される押圧装置５０は、ベース部３０か或は浮
動したホルダー４０のいずれか、好適には図示される様
にベース部３０と単一工程で一体部片構造に造られる。
推奨される押圧装置５０は、元の位置に回復する作用に
よって浮動したホルダー４０を上方に押圧するベース部
３０の４つの弾性の後部湾曲アーム５２から成ってい
る。各アーム５２は、図１、図８、図１１に示される様
にベース部の成形の際にＵ字形のアーム５２（アーム脚
部の端部を除いてベース部から切り出された）を設け
て、図５〜７と図９に示される様にベース部３０の空所
３２内に浮動したホルダー４０を挿入する前に逆にアー
ム５２を曲げることによって簡単に且つ経済的に容易に
形成される。好適には、逆に曲げたアーム５２は、浮動
したホルダー４０の作用の元にアーム５２の逆方向の曲
げを制限して浮動したホルダー４０がアーム５２の上に
位置される迄、逆方向に曲げられたアーム５２を維持す
るようランプ部５５の下に捕えられる横フインガ５４を
有している。推奨される押圧装置が使用出来るように、
ベース部３０は押圧に必要な可撓性と弾性を付与するプ
ラスチックから造られねばならない。好適なプラスチッ
クはポリプロピレンやポリエステルである。

【００３１】図示される様に、収納容器１０が単一平面
内に複数個の物品１２を収納する場合には、ベース部３
０は複数個の空所３２を形成し、各空所３２は夫々１つ
の浮動のホルダー４０と１つの押圧装置５０を有してい
る。隣接する組の空所３２は共通の壁６０を共有する。
共通の壁６０の上端部６２は空所３２の他の壁の上端部
よりも下に好適に配置されるので、いずれの空所３２よ
りも大きな平面寸法を有する小冊子１４ｂ（図３参照）
は浮動のホルダー４０（と浮動したホルダー４０の上の
物品１２との）の上で、共通の壁６０の上で、空所３２
の他の壁の上端により形成される平面の下に配置でき
る。従って、上下パネル２２、２４の組が閉じた位置に
有る時に、小冊子１４は上パネル２２の下で、空所３２
の上壁（共通の壁６０を除く）の下で、浮動したホルダ
ー４０とこの浮動したホルダー４０の上の物品１２の上
に配置できる。この様に、収納容器１０は、全ての寸法
のベース部３０（すなわち、殆どの全ての寸法の収納容
器１０）が殆どである小冊子１４に適合でき、共通の壁
６０の押圧された上端部６２の上に延びることによって
隣接の空所３２に１つの空所３２から小冊子１４が通過
するよう出来る。収納容器１０が１つの矩形形状の共通
の平面内に４つの物品１２を保持する大きさに形成され
る時には、他の空所壁の下に押圧された４つの共通の壁
６０が有るので、約４つの浮動したホルダー４０の寸法
の小冊子１４が収納容器１０内に収納できる。勿論、も
し必要ならば、単一の小冊子１４ａ（図２参照）を１つ
の浮動したホルダー４０の上に配置できるし、必要なら
ば、１つの小冊子１４ａを各浮動したホルダー４０の上
に置いて２つの小冊子１４ａを収納容器１０内に配置で
きる。

【００３２】共通の壁６０が空所３２内の適宜な位置に
浮動したホルダー４０を維持するようにだけ作用し、従
って、空所３２の全幅または長さに亙って延びる完全な
壁が必要ないことが明らかであろう。従って、図示され
る様に、共通の壁６０は空所３２の側部から内方に数分
の１インチの長さで延びる部分的壁を簡単に成してい
る。同様に、図示される様に、共通の壁６０の厚さに等
しい浮動ホルダー４０間の間隙を無くさないために、隣
接の各浮動したホルダー４０は部分的な共通の壁を間に
受けるよう出来る隣接する切欠き６１を形成できる。こ
れは浮動したホルダー４０を方向付けするよう間に部分
的に共通な壁６０が有っても、不用な間隙なしに隣接の
浮動したホルダー４０が密接することを許す。

【００３３】パネルを開いた使用位置に動かすよう所要
される迄、閉じた収納位置にカバーのパネル２２、２４
を止どめることが出来るよう釈放自在な錠止装置７０が
設けられる。このために、種々の通常の錠止装置を使用
できるが、好適な釈放自在な錠止装置はベース部３０と
一体的に一体部片構造を成していて、米国特許第５,１
８８,２３０号明細書に記載される様に単一操作で形成
される端キャップである。図１０に示される様に、釈放
自在な錠止装置７０は、図１と図４に示される様に開い
た位置から、ベース部３０に対して上パネル２２と部分
的に重なる迄、枢動でき、これによってベース部３０の
少なくとも１つの雌形溝孔７３内に受けられる端キャッ
プの少なくとも１つの弾性雄形部材７１によって不慮の
変位に対し下パネル２４に平行に上パネル２２を保持す
るよう出来る。図１１に明示される様に、錠止装置７０
によって釈放自在に錠止を行うように適宜な数の雄形部
材７１、雌形溝孔７３の組が使用され、多数の雄形部材
７１と雌形溝孔７３の組が長い収納容器１０に一般的に
必要で、窪み３２当たり一組が好適である。

【００３４】先に注意される様に、ベース部３０は底パ
ネル２４に取付けられる。ベース部３０は糊や接着剤や
同様なもの等の通常の手段によって底パネル２４に固着
できる。併し、推奨される糊なしの環境的に許容される
この発明の実施例にでは、この発明のボール紙部分、す
なわちパネル２２、２４と背部２６を含むカバー２０
は、ベース部３０とホルダー４０と押圧装置５０を含む
プラスチックから簡単に取り外すことが出来る。この推
奨される糊なしの実施例は構成と組立を一層難しく出来
るが、再生のためにボール紙とプラスチックの分離処分
を必要とする多くの国の環境法との適合を容易にする。

【００３５】いま、図１０を特に参照するに、底パネル
２４は前端に上方に湾曲したリップ７２を形成する。こ
の前方のリップ７２は逆に曲がった縁部７４を有してい
る。縁部７４はリップ７２を押圧して、リップ７２と縁
部７４がベース部３０の前端のテーパーの付いた通路７
６を通って挿入される。通路７６を通って狭い制限され
た隙間７８に挿入されると、ボール紙の自然な弾性によ
って縁部７４の自由端がリップ７２から離れるように成
り、通路７６内の突部７６によって縁部７４の自由端が
捕らえられ、これによって底パネル２４が不慮の変位に
対してベース部３０に固着される様に成る。

【００３６】更に、ベース部３０の各々の短い横側部
は、底パネル２４の横縁から上方に突出する側フラップ
２４ａを受けるために窪んだ部分８０と窪んだ部分８０
の周りのＵ字形周溝８２とを形成する。底パネル２４の
側フラップ２４ａは、容器を開くことなく識別を容易に
するよう物品１２、例えば容器内の録音媒体の本体、を
簡単に識別する印刷物を有するよう出来る。各側フラッ
プ２４ａは延長部２４ｂを好適に有しており、各周溝８
２がスリット８２ａを好適に形成している。周溝８２に
側フラップ２４ａを挿入する際に、延長部２４ｂは側フ
ラップ２４ａを錠止するようスリット８２ａを通って周
溝８２内に先ず滑り入れられる。側フラップ２４ａの周
溝８２による固持はベース部３０の底部に対して底パネ
ル２４を平らに維持するのを助ける。必要ならば、各地
の法律の元に許容される場合に、周溝８２内の側フラッ
プ２４ａの固着を助けるよう少量の接着剤を使用でき
る。

【００３７】収納容器１０を使用するために、解錠自在
な錠止装置７０が解錠されて上パネル２２が動かされる
と、カバー２０は開いた使用状態に成る。小冊子１４が
下フィンガー４４ａから取り外され、これによってホル
ダー４０ａから物品４０ａを取り出すよう露呈するか、
或はホルダー４０ｂのロゴ４２を単に露呈するよう成
る。小冊子１４の取り出しは、ホルダー４０がベース部
３０のフィンガー４４と係合される迄、ベース部３０の
弾性的に逆に曲げられたフィンガー４４ａがホルダー４
０を窪み３２内を上方に滑らせるよう出来る。従って、
小冊子１４の取り出しの後、物品１２はホルダー４０ａ
から取り出すための便宜な状態に在り、ロゴ４２はホル
ダー４０ｂによって簡単に見ることが出来る良好な状態
に在る。

【００３８】収納容器１０を閉じるために、物品１２が
ホルダー４０ａの上に適宜に置かれて、小冊子１４ａが
浮動したホルダー４０の１つ（中の物品１２）の上に置
かれたり、或は小冊子１４ｂが複数個のホルダー（間の
共通の壁６０を含む）の上に置かれる。次いで、小冊子
１４ａ、１４ｂがフィンガー４４ａの下を滑らせられ
る。必要とされる小冊子１４の厚さの程度ほど、小冊子
１４を使用者が押してホルダー（適宜にホルダーの上の
物品を介して）に作用してホルダーを下方に窪み３２の
下方に押して押圧装置５０の上向きの押圧力に簡単に打
ち勝って小冊子１４をフィンガー４４ａの下に横方向に
滑らせるよう出来る。終に、図１０に示される様に、上
パネル２２は下パネル２４と平行に閉じた収納位置に動
かされ、錠止装置７０が下パネル２４と部分的に重なる
よう枢動される。種々なホルダー４０（図５に示される
様に）の厚さや特別なホルダーの上の小冊子１４の厚さ
に基づいて、窪み３２が１つの窪み３２から他の窪みに
変えるよう出来ることが明らかであろう。

【００３９】上述された様に、約Ｘ個の物品１２の厚さ
と約Ｙ個の物品１２の長さを有した収納容器１０はただ
Ｘ倍のＹ個の物品を保持できる。従って、上述した収納
容器１０は、厚さが約１個のコンパクトディスクの厚さ
で長さが約２個のコンパクトディスク（両ホルダーが１
つのコンパクトディスクを保持するよう適した第１の型
のホルダー４０ａであるとする）の長さであるので、せ
いぜい２つのコンパクトディスクを収納するのに適して
いる。従って、図１３〜図１５に示されるこの発明の推
奨実施例において、多数のコンパクトディスクを三重に
保持すべく出来るようにスナップインホルダー挿入体１
００が設けられる。挿入体１００は、反対側の面から外
方に突出してコンパクトディスクを保持すべくコンパク
トディスクの中央の孔を通る大きさに形成されたボスが
形成されていることを除いて、挿入体１００は第１の型
のホルダー４０と同様である。一般的に、図１５に示さ
れる様に、挿入体１００の一方の側にはコンパクトディ
スクを受けるように成った窪みが無いが、この様な窪み
は図１３と図１４に示される様に任意に設けられる。従
って、２つのコンパクトディスクを各ホルダー４０ａの
上にて挿入体１００に固着でき、これによって収納容器
の容量を３倍に出来る。

【００４０】背部２６に隣接した挿入体１００の一方の
側１０１で、切欠き１０２がフィンガ４４ａに対応して
いるので、収納容器１０が閉じた状態に在る時には、挿
入体１００はフィンガ４４ａの上に突出しないで上パネ
ル２２を押圧する。背部２６に隣接した挿入体１００の
側部１０１はフィンガ４４ａを越えて下方に滑り、小冊
子１４（出来れば下で）で好適に停止する。背部２６か
ら離れた窪み３２の壁は、底パネル２４とホルダー４０
と平行に挿入体１００を平らに置くよう背部２６に隣接
した壁よりも下方が好適である。背部２６から離れた挿
入体１００の側部１０３に隣接して、挿入体１００の上
面（前の下面）からの物品１２の取り出しを容易にする
ために直角に上方に直立した位置に或は収納容器１０の
側部に底パネル２４とホルダー４０に平行な位置の間に
挿入体１００の主要部１０６を動かすよう出来るヒンジ
１０４を挿入体１００は形成している。

【００４１】背部２６から離れたヒンジ１０４の他方の
側の挿入体１００の側部１０３は挿入体１００の小さな
部分１０８を形成している。小さな部分１０８とベース
部３０には、挿入体１００とベース部３０を一緒に固着
する手段が設けられている。図１１と図１５に明示され
る様に、挿入体１００の小さな部分１０８にはベース部
３０の溝１２２に挿入される少なくとも１つの弾性タブ
１２０が設けられている。一定の箇所の挿入の後に、挿
入体１００をベース部３０に錠止するよう溝１２２内の
ランプ１２４がタブ１２０の後面のノッチ１２６に受け
られる。挿入端部１２８の外方への曲げを防止するため
に、保持器１３０（図１１参照）は挿入体１００の端部
１２８の前のベース部３０から上方に突出している。コ
ネクタ分野の当業者によって明らかな様に、挿入体１０
０とベース部３０の間に錠止係合を設けるために多種の
異なった装置を設けることが出来る。一般的に、挿入体
はベース部と関連して維持されるよう成るが、特別な利
用のために必要ならば、ベース部からの挿入体の意図し
た釈放が出来るよう挿入体とベース部を固着する装置が
釈放可能に出来る。

【００４２】使用者の指により小さな部分１０８に対し
て挿入体１００の主要部１０６の枢動は背部２６に隣接
した窪みの側壁３８の頂部に形成された押圧部１３２
と、ヒンジ１０４から離れた挿入体１００の主要部１０
６の側部から上に突出する指掛け部１３４とによって、
挿入体１００が底パネルに平行でベース部の上に位置さ
れる時に容易に出来る。

【００４３】要約すると、この発明は、小冊子が物品の
上に支持されて小冊子の取り出した後に物品に容易に触
れることが出来る、物品と小冊子のための収納容器を提
供するものである。１つの実施例において、収納容器
は、収納容器の寸法に対応した複数個の物品と小冊子に
適合できる。収納容器は製造と組立てが安価で、使用と
管理が簡単である。

【００４４】この発明の推奨実施例が詳細に図示説明さ
れたが、種々の変更と改良が当業者に容易に明らかにな
ろう。従って、この発明の精神と範囲は添付の請求の範
囲によってのみ広く解釈されて制限されるもので、先の
説明によって制限されるものではない。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明に従った収納容器のベース部の概要図
である。

【図２】この発明の収納容器のホルダーと小冊子の１つ
の形状の概要図である。

【図３】この発明の収納容器のホルダーと小冊子の別の
形状の概要図である。

【図４】開いた使用状態の収納容器の概要図である。

【図５】小冊子の無いホルダーとベース部の相対位置を
示す図４の３−３線に沿った拡大断面図である。

【図６】薄い小冊子の在る時のホルダーとベース部の相
対位置を示す図５と同様な断面図である。

【図７】厚い小冊子の在る時のホルダーとベース部の相
対位置を示す図５と同様な断面図である。

【図８】押圧フィンガーが逆に曲げられる前のベース部
の押圧フィンガーの平面部分図である。

【図９】中間位置が点線で示される押圧フィンガーを逆
に曲げた後の押圧フィンガーの側面図である。

【図１０】ベース部に対するカバーの連結と、閉じた収
納状態への頂部パネルと端キャップ錠止装置の動きとを
示す断面図である。

【図１１】ベース部の平面図である。

【図１２】ベース部の溝内への底パネルの側フラップの
挿入と、ベース部の前通路内への底パネルの前縁の逆方
向への屈曲とを示す概要図である。

【図１３】収納容器に取付けられた挿入体の１つが鎖線
で示されている２つの挿入体を有した収納容器の分解概
要図である。

【図１４】適宜な収納位置に挿入体を有する収納容器の
概要図である。

【図１５】挿入体の平面図である。

【図１６】カバーのための白紙の平面図である。

【符号の説明】

１０収納容器１２物品１４小冊子２０カバー２２パネル２４パネル２４ａ側フラップ２４ｂ延長部２６背部３０ベース部３２窪み３４底面３６頂面４０ホルダー４２ロゴ４４ａフィンガー４４ｂフィンガー４６押圧部５０押圧装置５２アーム５５ランプ部６０共通の壁６１切欠き７０錠止装置７１雄形部材７２リップ７３溝孔７４縁部７６通路１００挿入体１０３側部１０４ヒンジ１２０タブ１３０保持部１３４指掛け部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者アルヴィン・トーマスアメリカ合衆国、マサチューセッツ州、ピッツフィールド、ウッドランド・ドライブ 14 (72)発明者ジョージ・ルーフォ・ジュニアアメリカ合衆国、マサチューセッツ州、ダルトン、ワン・パーク・アベニュー（番地なし) (72)発明者ラリー・ダーラムアメリカ合衆国、インディアナ州、テレ・ホウト、アールアール 51、ボックス 496 (72)発明者アンソニー・エル・ジェラルディアメリカ合衆国、メイン州、ケンバンクポート、ピー・オー・ボックス 2757、ロッキー・パスチャー（番地なし)

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】一緒に固着されていてパネルの組の中間
に配置された物品と物品によって支持された小冊子とパ
ネルが大体重なる閉じた収納位置と、パネルが重ならな
いで物品と小冊子に触れるよう出来る開いた使用位置と
の間を動くよう出来る一対のパネル、プラスチックから造られてパネルの１つに取付けられた
底面と開放頂面とにより窪みを形成する固定されたベー
ス部、強固なプラスチックから造られて物品を受けて保持する
と共に物品の上の小冊子を受けるよう頂面と底面の窪み
内に配置されて窪み底面の上の間隔の変わる複数個の位
置の間を動くよう出来る浮動したホルダー、窪み底面上のホルダーを押圧すべくベース部とホルダー
の１つに固着されて厚さの変わる小冊子に適合し小冊子
が取り出された時に開放窪み頂面に向かって物品を押圧
する押圧装置、を備えた物品と小冊子のための収納容器。
【請求項２】ベース部は、窪み底面から与えられた高
さにホルダーの動きを制限する装置を有している請求項
１記載の収納容器。
【請求項３】少なくとも１つの動き制限装置はホルダ
ーの上に小冊子を釈放自在に固着できる請求項１記載の
収納容器。
【請求項４】ベース部は複数個の窪みを形成し、各窪
みは夫々１つのホルダーと１つの押圧装置とを有してい
る請求項１記載の収納容器。
【請求項５】ベース部は共通の壁を分ける隣接した組
の窪みを形成し、共通の壁の上端は窪みの他の壁の上端
よりも下に配置されているので、窪みよりも大きな平面
寸法を有した小冊子はホルダーと共通の壁上端の上の物
品上であるがパネルの組が閉じた収納位置に在る時の窪
みの他の壁の上端により形成される平面の下に配置され
ている請求項４記載の収納容器。
【請求項６】ホルダーは物品を受けて保持する大きさ
に形成されている請求項１記載の収納容器。
【請求項７】物品が録音媒体で、ホルダーが録音媒体
を受ける大きさに形成されている請求項１記載の収納容
器。
【請求項８】押圧装置は、ベース部とホルダーの１つ
と単一操作で形成された一体的に一体部片の構造をして
いる請求項１記載の収納容器。
【請求項９】押圧装置は、ベース部と１つと単一操作
で形成された一体的に一体部片の構造をしている請求項
１記載の収納容器。
【請求項１０】パネルがボール紙である請求項１記載
の収納容器。
【請求項１１】一緒に固着されていてパネルの組の中
間に配置された録音媒体と録音媒体によって支持された
小冊子とパネルが大体重なる閉じた収納位置と、パネル
が重ならないで録音媒体と小冊子に触れるよう出来る開
いた使用位置との間を動くよう出来る一対のパネル、プラスチックから造られてパネルの１つに取付けられた
底面と開放頂面とにより窪みを形成しており、窪み頂面
から与えられた高さにホルダーの動きを制限してホルダ
ーに小冊子を停止して釈放自在に固着する装置を有する
固定されたベース部、強固なプラスチックから造られて録音媒体を受けて保持
すると共に録音媒体の上の小冊子を受けるよう頂面と底
面の間で窪み内に配置されて窪み底面の上の間隔の変わ
る複数個の位置の間を動くよう出来て録音媒体を受ける
大きさに形成された浮動したホルダー、窪み底面上のホルダーを押圧して厚さの変化する小冊子
に適合し小冊子が取り出された時に開放窪み頂面に向か
って録音媒体を押圧しベース部と単一操作で一体的な一
体部片の構造に形成された押圧装置、を備えた物品と小冊子のための収納容器。
【請求項１２】ベース部は共通の壁を分ける隣接した
組の窪みを形成し、各窪みは夫々１つのホルダーと１つ
の押圧装置とを有し、共通の壁の上端は窪みの他の壁の
上端よりも下に配置されているので、窪みよりも大きな
平面寸法を有した小冊子はホルダーと共通の壁の上端の
上の録音媒体上であるがパネルの組が閉じた収納位置に
在る時の窪みの他の壁の上端により形成される平面の下
に配置されている請求項１１記載の収納容器。
【請求項１３】パネルが大体重なる閉じた収納位置
と、パネルが重ならない開いた使用位置との間を動くよ
う出来る一対のパネルおよび該パネルを連結する背部、プラスチックから造られ物品を受けて保持すべくパネル
の１つに取付けられ仕切り面から内部室と停止突部に延
びる通路を有する内部室を形成する仕切り、を備え、内部室からの縁部の取り外れを阻止するよう自
由縁が内部室縁に係合する様に通路を経て内部室内に入
って内部室内に少なくとも部分的に延びるような大きさ
に形成された弾性的な逆に曲げられる縁部を自由縁に該
パネルが形成している糊無しの収納容器。
【請求項１４】仕切りは、糊を使用しないで１つのパ
ネルに取り外し自在に取付けられている請求項１３記載
の収納容器。
【請求項１５】仕切りは少なくとも一側に大体Ｕ字形
の溝孔を形成し、１つのパネルは少なくとも一側に該１
つのパネルに大体垂直で該溝孔内に受けられる大きさに
形成された側フラップを形成している請求項１３記載の
収納容器。
【請求項１６】側フラップは延長部を形成し、溝孔は
側フラップ延長部を受ける大きさに形成されたスリット
を形成し、これによって側フラップを溝孔内に錠止する
よう成っている請求項１５記載の収納容器。
【請求項１７】スリットが溝孔の一端に設けられ、延
長部が側フラップの一端に設けられ、パネルが仕切りと
平行でない時にだけ延長部がスリット内に簡単に挿入で
きる請求項１６記載の収納容器。
【請求項１８】通路が内部室よりも狭い請求項１３記
載の収納容器。
【請求項１９】内部室と通路と縁部が仕切りの縁の長
手方向に大体延びている請求項１３記載の収納容器。
【請求項２０】パネルと背部がボール紙で造られてい
る請求項１３記載の収納容器。
【請求項２１】パネルが大体重なる閉じた収納位置
と、パネルが重ならない開いた使用位置との間を動くよ
う出来る一対のパネルおよび該パネルを連結する背部、プラスチックから造られ物品を受けて保持すべくパネル
の１つに取付けられた仕切り、を備え、該パネルの１つは少なくとも１つの側部に延長
部を形成する側フラップを該１つのパネルに大体垂直に
形成しており、該仕切りは側フラップを受ける大きさに
形成された少なくとも１つの側部に大体Ｕ字形の溝孔を
形成しており、該溝孔は側フラップを受ける大きさに形
成されたスリットを形成し、これによって側フラップを
溝孔内に錠止するよう成っている糊無しの収納容器。
【請求項２２】スリットが溝孔の一端に設けられ、延
長部が側フラップの一端に設けられ、１つのパネルが仕
切りと平行でない時にだけ、延長部がスリットに容易に
挿入できる請求項２１記載の収納容器。
【請求項２３】パネルと背部がボール紙で造られてい
る請求項２１記載の収納容器。
【請求項２４】パネルがパネルの組の間に配置された
少なくとも１つの物品と大体重なる閉じた収納位置と、
パネルが重ならないで物品に触れるよう出来る開いた使
用位置との間を動くよう出来る一対のパネルおよび該パ
ネルを連結する背部、プラスチックから造られて少なくとも１つの物品を受け
て保持するための窪みを形成すべくパネルの１つに取付
けられた仕切り、主要部と小さな部分とこれら主要部および小部分を固着
するヒンジを有し、小部分が仕切りに固着され、少なく
とも１つの物品を受けて保持する部材を少なくとも１つ
の面に主要部が形成しており、主要部、従って仕切りに
対してヒンジが主要部を枢動できる挿入体、を備えた複数個の物品のための収納容器。
【請求項２５】挿入体は物品を受けて保持する装置を
一側に形成している請求項２４記載の収納容器。
【請求項２６】挿入体が区画装置に釈放自在に固着さ
れている請求項２４記載の収納容器。
【請求項２７】パネルと背部がボール紙で造られてい
る請求項２４記載の収納容器。