JPH06333234A - 光カード記録再生装置 - Google Patents

光カード記録再生装置

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JPH06333234A
JPH06333234A JP5117193A JP11719393A JPH06333234A JP H06333234 A JPH06333234 A JP H06333234A JP 5117193 A JP5117193 A JP 5117193A JP 11719393 A JP11719393 A JP 11719393A JP H06333234 A JPH06333234 A JP H06333234A
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JP
Japan
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optical card
recording
sector
optical
track
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JP5117193A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Oshiba
三雄 大柴
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/14Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation using light without selection of wavelength, e.g. sensing reflected white light

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、光カードのセクタ毎の記録再生開始
点を任意に設定可能で、セクタ構成を任意に設定された
光カードにも適用できる光カード記録再生装置を提供す
る。 【構成】光学ヘッドに対する光カードの相対的位置を光
カードの移動量に応じたエンコードクロックをカウント
することで検出する位置カウンタ501 を設け、この位置
カウンタ501 のカウント内容と、予めID部およびデー
タ部のセクタ位置のデータを格納したRAM502 の内容
をコンパレータ503 で比較することで、この結果からI
Dセクタ位置カウンタ504 より情報の記録再生開始点を
決定するもので、光カードのID部のプリアンブルおよ
びバイト同期信号の検出結果の組み合わせタイミングで
位置カウンタ501 の内容を初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光カードを用いて情報
の記録・再生を行う光カード記録再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近の情報処理にかかる技術の発達は目
覚ましいものがあり、これにともないますます大容量に
情報を記録する手段が考えられており、その一つとして
光学的情報を記録再生する装置が注目されている。
【0003】そして、このようなものには、記録媒体と
して光カードが使用され、光カードに対して情報の記録
・再生を行う光カード記録再生装置が実用化されてい
る。ここで、光カードは、情報記録層にレンズで集光さ
れたレーザ光を照射して記録層に熱的不可逆変化により
ピット(孔)を形成することでデータを書き込むように
したもので、従来から用いられている磁気カードに比べ
て数千倍ないし一万倍の記録容量を有している。そし
て、光ディスクと同様にデータの書き換えはできない
が、その記憶容量が1〜2Mバイトと極めて大きなこと
から銀行の貯金通帳や携帯用の地図あるいは買い物など
で用いるプリペードカードなどとして広い応用範囲が考
えられ、また、データの書き換えができないという特徴
を利用して、個人の健康管理カードなどデータの改竄を
許さないアプリケーションへの応用も考えられている。
【0004】図10は光カードの一例を示すもので、カ
ード本体1001の中央部に並行な複数のトラック10
02を有する光記録部1003を形成し、この光記録部
1003の両端部に、互いに反対方向から読み取ること
ができるように各トラック1002に対応したアドレス
情報を記録したID部1004a、1004bを設け、
これらのID部1004a、1004b間にデータを記
録するデータ部1005を設けるように構成している。
【0005】そして、このような光カード1006で
は、トラック方向に左から右へ移動しているとき(以
下、順方向)は、左側のID部1004aを、右から左
へ移動しているとき(以下、逆方向)は右側のID部1
004bを読み取ることで、トラック1002に対応し
たトラックアドレス情報を認識するようになっている。
この場合、ID部1004a、1004bは、カード端
部の傷や汚れ等の影響を防止するため、あるいは光カー
ド1006と光学ヘッドとのトラック方向の相対移動速
度を充分に安定させるために、カード本体1001端か
ら一定の距離(例えば4mm)内側の位置に設けられて
いる。また、これらID部1004a、1004bおよ
びデータ部1005に用いられるデータは、通常、Re
ed−Solomon積符号等によりエラー訂正符号化
され、さらに、このエラー訂正符号化されたデータを8
−10変調等によって変調されてマーク長記録される。
【0006】図11(a)(b)は、ID部1004
a、1004bのそれぞれの構成を説明するもので、1
101、1108は、プリアンブルと呼ばれるビットク
ロックを生成するための固定パターン(例えば、101
010…)、1107、1114は、ポストアンブルと
呼ばれるプリアンブルと全く同様なパターンである。ま
た、1102、1104、1106、1109、111
1、1113は、それぞれバイト同期をとるためSYN
Cと呼ばれるパターンである。このSYNCは通常、変
調規則からははずれないが、データ中には現われないパ
ターンが使用される。さらに、1103、1105、1
110、1112は、トラックアドレスであり、例え
ば、2バイトのトラックアドレスが、(6×5)バイト
のReed−Solomon積符号にエラー訂正符号化
され、さらに、8−10変調が施され、マーク長記録さ
れている。これらのトラックアドレス1103、110
5、1110、1112は全く同じデータが記録されて
おり、これらを識別するための信号は記録されていな
い。
【0007】図12は、データ部1005の構成を説明
するためのもので、TYPE Aはデータ部1005を
1セクタのみで構成する場合の例、TYPE Bは、2
セクタで構成する場合の例、さらにTYPE Cは、4
セクタで構成する場合の例である。ここで、TYPE
Aでは、例えばユーザデータは1024バイトである。
TYPE Bでは、例えばユーザデータは1セクタ当た
り512バイトであり、1トラック当たり512×2=
1024バイトである。そして、TYPE Cでは、1
セクタ当たり256バイトであり、1トラック当たり2
56×4=1024バイトである。
【0008】しかして、従来の光カード1006では、
データ部1005をTYPE A、B、Cに示すように
複数の異なるセクタタイプで構成することが可能で、さ
まざまなアプリケーションに対応できるようにしてお
り、これに伴い、これら複数のセクタタイプに対応する
ため従来の光カード記録再生装置にあっても、データ部
5内において、データの記録/再生の開始点を任意に選
択できるようにしたものが考えられている。
【0009】そして、従来、この種の光カード記録再生
装置として、本出願人が提案した特開平2−21061
7号公報に開示したものがある。つまり、このものは、
トラックの延在する方向における光学ヘッドに対する相
対的な位置を、光カードを搬出する手段(光カード搬送
台を駆動するモータに取り付けられたエンコーダ等)か
らの出力信号により検出し、その検出した相対的位値に
基づき記録/再生の開始点を任意に選択できるようにし
たもので、光カード搬送台を駆動するモータに取り付け
られたエンコーダからの出力クロックをカウントするカ
ウント手段の出力と、セクタの開始位置に相当する値を
比較し、これらが一致した時点をセクタの開始点として
記録再生を開始するように構成している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成した光カード記録再生装置にあっては、カウント手
段を光カードの基準となる位置で初期化する必要があ
る。これは、光カードは光カード搬送台に装着される際
に、必ずしも、常に同じ位置に装着されるとは限らない
からで、このため光カード上の光学ヘッドの位置とカウ
ント手段の出力を光カードの光カード搬送台への装着状
態によらずに、常に一定に関連付けるのに、光カード上
の基準位置を記録されているデータの再生信号から判別
し、カウント手段をプリセットする必要がある。
【0011】このことは、図10で述べた光カードに適
用することにすると、図11で述べたID部1004
a、1004b内のいずれかの信号を検出し、この信号
を基にカウント手段をプリセットすることになる。例え
ば、順方向の場合は、図11のID部1004a内の信
号に基づきプリセットを行ない、逆方向の場合は、ID
部1004b内の信号に基づきプリセットを行なうこと
になる。
【0012】しかしながら、これらID部1004aに
ついて、パターン1102、1104、1106のSY
NC信号を検出することでプリセットを行なう場合を考
えると、これらパターン1102、1104、1106
は、それぞれの位置が異なるものの内容が全く同じであ
るため、光学ヘッドとカウント手段の出力とを常に一定
に関連付けることはできず、また、プリアンブルと呼ば
れるパターン1101とポストアンブルと呼ばれるパタ
ーン1107についても、それぞれの位置が異なるもの
の内容が全く同じであるため、上述と同様に光学ヘッド
とカウント手段の出力とを常に一定に関連付けることは
できず、さらにトラックアドレス1103、405につ
いても、それぞれが全く同一のパターンであるため上述
と同様に光学ヘッドとカウント手段の出力とを常に一定
に関連付けることができないという問題点があった。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、光カードのセクタ毎の記録再生開始点を任意に設定
可能にでき、データ部内のセクタ構成を任意に設定され
た光カードにも適用できる光カード記録再生装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のトラッ
クを有するとともに、各トラック内に1以上のセクタを
含むデータ部、少なくともプリアンブル、バイト同期信
号およびトラックアドレス情報を含むID部を有する光
カードに対して情報の記録再生を行う光カード記録再生
装置において、前記光カードのトラック方向に沿った光
学ヘッドに対する前記光カードの相対的位置を前記光カ
ードの移動量に応じた出力をカウントすることにより検
出するカウント手段と、前記光カードの少なくともデー
タ部のセクタ位置データを格納した位置データ格納手段
と、前記カウント手段のカウント内容と前記位置データ
格納手段の内容を比較しこの比較結果から前記光カード
のセクタ位置を判定して情報の記録再生開始点を決定す
る手段と、前記光カードのID部のプリアンブルおよび
バイト同期信号の検出結果の組み合わせタイミングで前
記カウント手段の内容を初期化する制御手段とにより構
成されている。
【0015】
【作用】この結果、本発明によれば光カードの移動量に
応じた出力をカウントするカウント手段の初期化タイミ
ングを、光カードのID部内の2種類の異なるパターン
であるプリアンブルとバイト同期信号の検出結果の組み
合わせにより決定するようにしたので、位置カウンタの
確実なプリセット動作を実現できることになり、セクタ
毎の記録再生開始点が光カードの装着状態によらずに常
に一定に設定可能になる。これにより、いかなる光カー
ドに対しても、セクタ毎の記録再生開始点を任意に設定
可能となり、もって、データ部内のセクタ構成を任意に
設定された光カードに対して適用することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。ところで、従来の光カード記録再生装置は、光学ヘ
ッドから出射される単一の光を単一のトラックヘ照射し
て、情報の読み出しを1トラック単位で行う、いわゆる
単一トラック読み出し型が一般的であるが、このような
装置は、トラック上に記録された情報の再生速度が光学
ヘッドと記録媒体との相対速度で決定され、それ以上速
くすることはできない。そこで、光学ヘッドからの出射
光を複数のトラックに照射し、複数トラックから同時に
情報の読み出しを行う、いわゆる複数トラック同時読み
出し型のものが用いられるようになっている。
【0017】以下、述べる実施例では、かかる複数トラ
ック同時読み出し型の光カード記録再生装置について説
明するが、単一トラック読み出し型のものでも実現可能
な部分は、複数トラック内の1本のトラックに関して説
明することにする。
【0018】(第1実施例)図1は第1実施例の概略構
成を示している。図において、101は光カード100
を載置搬送する搬送台で、この搬送台101は、プーリ
102a、102bの間に掛け渡した搬送ベルト103
上の所定位置に設けられ、モータ104の駆動によっ
て、光カード100をそのトラック方向に往復搬送する
ようにしている。
【0019】モータ104には、搬送台101の光学ヘ
ッド106に対する位置検出するためのロータリエンコ
ーダ105を設けている。このロータリエンコーダ10
5は、搬送台101の移動に応じた出力クロックを発生
するもので、1パルスが、例えば光学ヘッド106に対
する搬送台101の50μmの相対移動量に相当するよ
うになっている。
【0020】ロータリエンコーダ105には、モータサ
ーボ回路107およびセクタ位置認識回路108を接続
している。モータサーボ回路107は、ロータリエンコ
ーダ105から搬送台101に関する位置情報を受け取
ると、データ処理回路109の制御部110からの制御
指令により光カード100の上述した図10のID部1
004aと1004bの間のデータ部1005で光カー
ド100の搬送速度が定速となるようにモータ104を
制御するようになっている。
【0021】また、セクタ位置認識回路108は、詳細
は後述するがロータリエンコーダ105の出力クロック
をカウントするカウント手段を有し、このカウント手段
のカウント値と光カード100上の図12で述べたセク
タの開始位置に相当する所定値を比較し、一致した時点
をセクタ開始点として、制御部110に通知するようし
ている。
【0022】光学ヘッド106には、モータ111を接
続している。このモータ111は、光学ヘッド106を
光カード100のトラックと直交する方向に移動させる
ためのものである。
【0023】このモータ111には、上述のモータ10
4と同様に、光カード100に対する位置を検出するた
めのロータリエンコーダ112を接続している。そし
て、これらモータ111およびロータリエンコーダ11
2は、光学ヘッド駆動回路113を介して制御部110
に接続している。そして、ロータリエンコーダ112の
位置情報に基づいた制御部110からの制御指令が光学
ヘッド駆動回路113にに与えられ、モータ111を制
御するようになっている。
【0024】制御部110には、フォーカストラックサ
ーボ回路114およびレーザ駆動回路115を接続して
いる。フォーカストラックサーボ回路114は光学ヘッ
ド106からのフォーカスエラー信号、トラックエラー
信号によって、光学ヘッド106をフォーカス及びトラ
ック方向に駆動して、光カード100のトラック内に入
射光が常に合焦状態で追従するように制御するものであ
る。また、レーザ駆動回路115は、光カード100上
へのレーザの照射を制御するものである。
【0025】図2は、光学ヘッド106の概略構成を示
している。この場合、情報記録用の光源である半導体レ
ーザ201で発生した光ビームをコリメートレンズ20
2でほぼ楕円形の平行ビームとする。そして、この平行
ビームを整形プリズム203において楕円形の長軸方向
成分のみを縮小してほぼ円形に整形した後、円形の絞り
204によって記録媒体上でスポットサイズが所定の値
になるように絞り、偏光ビームスプリッタ205に入射
する。この場合、記録用の円形ビームは半導体レーザ2
01の性質によりほぼS偏光成分からなっているため、
ビームのほとんどが偏光ビームスプリッタ205の反射
面で反射され、対物レンズ206の光軸上に入射する。
そして、この対物レンズ206によって集光されて光カ
ード100上に円形スポットを形成し、局所的にエネル
ギー密度が高め、光カード100の記録層に熱的不可逆
変化を生じさせて記録ピットを形成する。
【0026】一方、上記半導体レーザ201と別個に、
情報再生用の光源として設けた半導体レーザ207から
発した光ビームをコリメートレンズ208を通過してほ
ぼ楕円形の平行ビームとして、整形プリズム209で楕
円の短軸方向成分のみ拡大して円形に整形する。そし
て、この円形ビームを更に、円形の絞り210を通して
光カード100上でスポットサイズが所定の大きさにな
るように平行ビーム径に絞り、平凹シリンドカルレンズ
211に入射する。光ビームは、平凹シリンドリカルレ
ンズ211によって光軸に対して垂直面内の一方向のみ
が屈折作用を受け、その方向に僅かに発散するビームと
なる。さらに回析格子212で0次回析光及び2本の1
次回析光に分割する。この時、シリンドリカルレンズ2
11と回析格子212は、シリンドリカルレンズ211
による光ビームの発散方向と、回析格子212による回
析方向とがほぼ直交するような位置に配設する。この場
合、回析格子212によって分散され3本の光ビーム
は、半導体レーザの性質によりほぼP偏光成分からなっ
ているため、ほとんどの成分が偏光ビームスプリッタ2
05を透過して対物レンズ6により集光されて、光カー
ド100上に3つのスポットを形成する。
【0027】ここで、図3は光カード100上に形成さ
れる記録用光ビームスポット301と、再生用光ビーム
の回析光によるスポット302a,302b,302c
の位置関係を表すものである。
【0028】この場合、記録用光ビームスポット301
は、再生用光ビームの0次回析光スポット302aと、
1次回析光スポット302b,302cのどちから一方
との間に位置するように配置する。このような配置は、
光学ヘッドの組立調整時に対物レンズ206へ入射する
前の記録用光ビームの光軸と再生用光ビームの光軸との
間に相対的な角度差を与えることによって調整する。ま
た、光カード100における再生用光ビームスポット3
02a,302b,302cの拡大される方向はトラッ
クの延在方向にほぼ直交するようにシリンドリカルレン
ズ43を配設てし、複数のトラック303からの情報を
同時に得られるようにしている。
【0029】再生用光ビームの回析光によるスポット3
02a,302b,302cは、光カード100上のト
ラックガイド304とトラック303上のピット305
の有無によって光量変調をかけられ、光カード100上
で正反射されるようにしている。
【0030】図2に戻って、光カード100上で正反射
された光は、対物レンズ206を逆方向に通過して、ほ
ぼ平行光の状態で偏光ビームスプリッタ205に送られ
る。この場合、これらの反射光は、光カード100上で
正反射されるため、ほぼP偏光を保持しており、ほとん
どの成分が偏光ビームスポット205を透過して反射ミ
ラー213に導かれる。そして、反射ミラー213で反
射された後、集光レンズ214で集光され、さらにハー
フミラー215で分割され、信号再生用及びトラッキン
グ用光検出器216およびフォーカス用光検出器217
の受光面にそれぞれ入射して、スポット像として拡大投
影される。
【0031】この場合の再生用光ビームは、対物レンズ
206に対して光軸から偏心した位置に入射しており、
いわゆる軸はずし方式のフォーカス検出が行われる。そ
して、フォーカス用光検出器217には、例えば2分割
の受光素子を配設してフォーカスずれによる再生用光ビ
ームスポットの像の移動を検出するようにしている。
【0032】図4は光検出器216上に投影された記録
用光ビームのスポット像及び再生用光ビームの0次回析
光及び1次回析光のスポット像を示している。この場
合、光検出器17上には信号再生用受光素子401,4
02,403及びトラッキング用受光素子404,40
5,406,407を配設し、さらに再生用光ビームの
光像の拡大投影された像302a´、302b´、30
2c´がトラックずれ及びフォーカスずれの無い状態で
これらの受光素子上の適正な位置に結像した状態で、1
次回析光によるスポットに対応する像302b´の位置
に信号再生用受光素子408を設けている。
【0033】ここで、トラッキング用受光素子404,
405,406,407は、トラックずれによるトラッ
クガイドの像の位置変化を受光量の変化として検出し
て、トラッキングエラー信号を生成する。信号再生用受
光素子401,402,403または408はトラック
3本分についてのピットの有無を光量の変化により検出
して、再生信号を出力する。
【0034】しかして、情報記録時、図3に示すように
光カード100が矢印aの方向(順方向)に移動してい
るときは、記録用光ビームスポット301によって形成
されたピット305が、再生用光ビームの1次回析光に
よるスポット302cの方向に移動して行き、ピット3
05がスポット302cの位置に達したときに、光検出
器216上で信号再生用受光素子402に光量変化が生
じ、再生信号が出力されることで、記録直後の再生信号
が得られ、この再生信号を基にしてベリファイ動作が行
われる。
【0035】また、光カード100の移動方向が反転し
て、矢印bの方向(逆方向)に移動する場合には、記録
用光ビームスポット301によって形成されたピット3
05が、再生用光ビームの1次回析光によるスポット3
02bの方向に移動して行き、ピット305がスポット
302bの位置に達したときに、信号再生用受光素子4
08に光量変化が生じ、この光量変化から記録直後の再
生信号が得ることができ、この再生信号を基にしてベリ
ファイ動作が行われる。
【0036】したがって、光カード100の移動方向が
順方向、逆方向のいずれの場合であっても記録直後に再
生信号を得ることができる。つまり、光学ヘッドに対し
て往復運動するカードの移動方向に関係なく、記録直後
に再生信号を得て、記録の良否をチェックするベリファ
イ動作を行うことができる。
【0037】図5は、図1で述べたセクタ位置認識回路
108の構成を示している。この場合、500はRAM
アドレス生成用カウンタで、RAM502のアドレスを
生成するためのプリセット付きアップダウンカウンタで
ある。
【0038】このカウンタ500は、RAMアドレス初
期値を図1の制御部110から与えられ、コンパレータ
503からクロックを供給され、図1の光カード100
と光学ヘッド106の相対的な移動方向を示す方向指示
信号をアップダウン制御端子に供給されるようにしてい
る。この方向指示信号は、例えば図1のモータサーボ回
路107から得られるものとする。
【0039】501は位置カウンタで、この位置カウン
タ501は、アップダウンカウンタからなっている。そ
して、この位置カウンタ501は、図1のロータリエン
コーダ105からエンコードクロックが与えられ、アッ
プダウン制御は、方向指示信号によって行なわれる。
【0040】502はRAMであり、アドレスはRAM
アドレス生成用カウンタ500から供給され、そのデー
タ出力をコンパレータ503へ供給する。コンパレータ
503は、RAM502のデータ出力と、位置カウンタ
501の出力カウント値を比較し、一致した場合に1を
出力する。
【0041】504はIDセクタ位置カウンタで、図1
の光カード100と光学ヘッド106の相対的な移動方
向が切り替わる毎に制御部110により初期化され、コ
ンパレータ503から1が出力される度にカウントアッ
プするリセット付きカウンタが用いられる。
【0042】図6は、このように構成したセクタ位置認
識回路108の動作を説明するもので、ここでは、図1
2で述べたTYPE Bを例に挙げ説明する。図におい
て、(A)は1トラックのID部1004a、1004
bとセクタ601、602の構成を示している。(B)
はID部1004a、1004bとセクタ601、60
2の開始位置と終了位置に対応した位置データを示して
いる。この位置データは、図5の位置カウンタ501の
カウント値に対応する値である。(C)は、図5のID
セクタ位置カウンタ504の出力値を示している。
【0043】しかして、図5ににおいて、RAM502
には(B)で示すID部1004a、1004bとセク
タ601、602の開始位置、終了位置に対応したデー
タが、セクタタイプが変更される毎に、あらかじめ、図
1の制御部110によって書き込まれる。
【0044】この例におけるRAM502の内容は、図
7に示すようになっている。ここでは、光カード100
上の基準位置は、例えば光学ヘッド106がID部10
04aに到達したときに位置カウンタ501の値が10
0Hになるように設定済みであるものとする。
【0045】まず、順方向アクセスの場合を説明する
と、この場合、順方向アクセスであるので、RAMアド
レス生成用カウンタ500と位置カウンタ501は、そ
れぞれアップカウンとして動作する。また、アクセス
(搬送台移動)前には、図1の制御部110は、RAM
アドレス生成用カウンタ500に00Hをプリセット
し、IDセクタ位置カウンタ504をリセットしてお
く。
【0046】そして、図1の搬送台101が駆動され、
光学ヘッド106が図6のID部1004aにさしかか
ると、位置カウンタ501の出力は100Hとなる。こ
の時、RAMアドレス生成用カウンタ500の出力は0
0Hであるので、RAM502の出力100Hと、位置
カウンタ501の出力は一致し、コンパレータ503の
出力が1となる。
【0047】これにより、RAMアドレス生成用カウン
タ500がカウントアップされ、RAM502のアドレ
スは01Hが供給され、RAM502の出力は、ID部
1004aの終了位置である12DHがコンパレータ5
03に供給される。一方、IDセクタ位置カウンタ50
4もカウントアップされ、現在、光学ヘッド106がI
D部1004a内にあることを示す値01Hを制御部1
10に供給する。制御部110ではこのIDセクタ位置
カウンタ504の出力値を基に、ID部アクセス、セク
タアクセスを実行するとになる。
【0048】さらに、光学ヘッド106の移動がすす
み、ID部1004aの右端にさしかかると位置カウン
タ501の出力は12DHとなる。この時、コンパレー
タ503のもう一方の入力であるRAM502の出力は
12DHであるので、コンパレータ503の出力は再び
1となる。これによりRAMアドレス生成用カウンタ5
00及びIDセクタ位置カウンタ504は02Hを示
し、制御部110は光学ヘッド106がID部1004
aを通過したことを認識する。
【0049】つまり、制御部110は、IDセクタ位置
カウンタ504の出力値に応じて以下のような認識を行
うことになる。 IDセクタ位置カウンタ504の出力 01H 03H 05H 07H 光学ヘッドの現在位置 ID部 セクタ0 セクタ1 ID部 以下、同様な手順により制御部110は、光学ヘッドが
セクタ601、セクタ602、ID部1004bを通過
するタイミングを認識することが可能となる。
【0050】一方、逆方向アクセスの場合は、RAMア
ドレス生成用カウンタ500、位置カウンタ501はそ
れぞれダウンカウンタとして動作する。また、アクセス
(搬送台移動)前には、図1の制御部110は、RAM
アドレス生成用カウンタ500に07Hをプリセット
し、IDセクタ位置カウンタ504をリセットしてお
く。これ以外は、上述の順方向アクセスと全く同様であ
る。
【0051】これにより制御部110は、IDセクタ位
置カウンタ504の出力値に応じて以下のような認識を
行うことになる。 IDセクタ位置カウンタ504の出力 01H 03H 05H 07H 光学ヘッドの現在位置 ID部 セクタ1 セクタ0 ID部 なお、IDセクタ位置カウンタ504にアップダウンカ
ウンタを使用し、アクセス方向が切り替わる度に初期設
定を行なうようにすれば、アクセス方向によらずにID
セクタ位置カウンタ504の出力値と光学ヘッド106
の現在位置を対応付けることは可能である。
【0052】したがって、このように構成したセクタ位
置認識回路108を用いれば、RAM、カウンタ、コン
パレータなどの簡単な構成で、しかもRAMの内容を変
更するのみで、異なるセクタタイプの光カードに対応す
ることが可能となる。
【0053】次に、このようなセクタ位置認識回路10
8を用いた光カード記録再生装置に前述した図10およ
び図11に示す光カード1006を適用した場合につい
て説明する。
【0054】この場合、図5に示す位置カウンタ501
へのプリセットは、次の手順で行われる。この手順は、
光学ヘッド106からの再生信号に基づいてハードウエ
アまたはソフトウエアあるいはこれらハードウエアとソ
フトウエアの組み合わせにより実現することができる。
【0055】図8は、この手順を説明するフローチャー
トである。まず、順方向にアクセスの場合は、図10に
示す光カード1006のID部1004aを読み取るこ
とで、位置カウンタ501へプリセットを実行すること
になる。通常、このプリセット動作は、光カード100
6を図1の搬送台101に装着した時点で1回実行す
る。従って、光カード1006上の基準位置は(上述し
たように、光学ヘッド106がID部1004a左端に
到達したときに位置カウンタ501の値が100Hにな
るようなこと)設定されていないものとする。
【0056】搬送台101が駆動されると制御部119
は、図11のプリアンブル1101の検出待ちに入る
(ステップ801)。ここで、規定時間(搬送台が駆動
開始され、光学ヘッド106がID部1004aを通過
するまでのおよその時間)内にプリアンブル1101が
検出されなければプリセット失敗とする(ステップ80
0)。
【0057】規定時間内にプリアンブル1101が検出
できると、次に、図11のSYNCパターン1102、
1104、1106の検出待ちに入る(ステップ80
2)。ここでも、規定時間(光学ヘッド106がプリア
ンブル1101を通過する程度の時間)内にSYNCパ
ターンが検出されなければ、プリセット失敗(ステップ
800)とする。
【0058】ここで、SYNCパターンが検出できた場
合は、図11に示したID部1004aの構成から容易
にわかるように、検出したプリアンブルは(ポストアン
ブル1107ではなく)1101であり、検出したSY
NCパターンは(1104,1106ではなく)110
2である可能性が高い。
【0059】次に、この検出したSYNCパターン11
02をトラックアドレスの先頭としてトラックアドレス
を復調する(ステップ803)。そして、復調終了後に
制御部110は、エラー訂正できたか判断する(ステッ
プ804)。ここで、エラー訂正が失敗の場合は、プリ
セット失敗(ステップ800)とする。また、エラー訂
正ができた場合は、トラックアドレスを判定できたこと
になる。
【0060】通常、これらのプリアンブルの検出、SY
NCパターンの検出、トラックアドレスの復調は、専用
ハードウエアで行ない、ここで示している手順の制御は
CPU等が行なう場合が多い。
【0061】これにより、トラックアドレスの復調が終
了し、エラー訂正を実行している段階では既に、光学ヘ
ッド106は、SYNCパターン1104を通過してい
るはずである。そこで、次に、SYNCパターンの検出
を実行すると(ステップ805)、ここで検出されるS
YNCパターンは、SYNCパターン1104でなくS
YNCパターン1106になるはずである。そして、こ
のSYNCパターン1106が規定時間(トラックアド
レス1105を光学ヘッド106が通過する程度の時
間)内に検出されれば、制御部110は位置カウンタ5
01に所定値をプリセットするようになる(ステップ8
06)。
【0062】ここでの所定値とは、図6に示したように
ID部1004aの左端を100Hとするような値であ
り、具体的には、この例のようにロータリエンコーダ1
12からのエンコードロックが光カード1006と光学
ヘッド106が相対的に50μm移動毎に一発づつ出力
されるとすると、ID部1004aの左端からSYNC
パターン1106の右端(ポストアンブル1107の左
端)までの距離(例えば2.10mm)を50μmで割
った値(2.10/0.05=2AH)に100Hを加
えた値(12AH)になる。
【0063】なお、プリアンブル1101およびSYN
Cパターン1102〜1106の検出待ちで規定時間を
過ぎた場合は、プリセット失敗とするが、この場合は次
のスキャンで再実行すればよい。
【0064】従って、このようにすればID部を構成す
る特徴的な異なる2種類の固定パターン(プリアンブ
ル、SYNC)の検出結果を組み合わせて位置カウンタ
501のプリセットを実行するようにできるので、図1
0および図11で述べた構成の光カード1006でも、
確実に位置カウンタ501へのプリセット動作が実現で
き、これにより、セクタ毎の記録再生開始点を、光カー
ドの挿入状態によらず、常に一定に設定できることにな
る。
【0065】(第2実施例)この第2実施例は、第1実
施例で説明したセクタ位置認識回路108を用いた光カ
ード記録再生装置に前述した図10および図11に示す
光カード1006を適用するに必要な位置カウンタ50
1をプリセットするための他の手順の例を示している。
この手順は、光学ヘッド106からの再生信号に基づい
て簡単なハードウエアで実現可能であるが、勿論、ソフ
トウエアあるいはこれらハードウエアとソフトウエアの
組み合わせで実現することも可能である。
【0066】図9は、この手順を説明するフローチャー
トである。まず、順方向にアクセスの場合は、図10に
示す光カード1006のID部1004aを読み取るこ
とで、位置カウンタ501へプリセットを実行すること
になる。通常、このプリセット動作は、光カード100
6を図1の搬送台101に装着した時点で1回実行す
る。従って、光カード1006上の基準位置は(例え
ば、光学ヘッド106がID部1005aの左端に到達
したときに位置カウンタ501の値が100Hになるよ
うなこと)設定されていないものとする。
【0067】搬送台101が駆動されると制御部119
は、プリアンブル1101の検出待ちに入る(ステップ
901)。ここで、規定時間(搬送台が駆動開始され、
光学ヘッド106がID部1004aを通過するまで程
度のおよその時間)内にプリアンブル1101が検出さ
れなければプリセット失敗とする(ステップ900)。
【0068】規定時間内にプリアンブル1101が検出
できると、図11のSYNCパターン1102、110
4、1106の検出待ちに入る(ステップ902)。こ
こでも、規定時間(光学ヘッド106がプリアンブル1
101を通過する程度の時間)内にSYNCパターンが
検出されなければ、プリセット失敗とする(ステップ9
00)。
【0069】ここで、SYNCが検出できた場合は、図
11に示したID部1004aの構成から容易にわかる
ように、検出したプリアンブルは(ポストアンブル11
07ではなく)1101であり、検出したSYNCパタ
ーンは(1104、1106ではなく)1102である
可能性が高い。
【0070】そこで、制御部110は位置カウンタ50
1に所定値をプリセットする(ステップ903)。ここ
での所定値とは、具体的には、ID部1004aの左端
からSYNCパターン1102の右端(トラックアドレ
ス1101の左端)までの距離(例えば0.21mm)
を50μmで割った値(0.21/0.05=約4H)
に100Hを加えた値(104H)になる。
【0071】従って、このようにしてもID部を構成す
る特徴的な異なる2種類の固定パターン(プリアンブ
ル、SYNC)の検出結果を組み合わせて、位置カウン
タ501をプリセットするようにできるので、図10、
図11に示した構成の光カード106でも、確実に位置
カウンタ501へのプリセット動作が実現でき、これに
よりセクタ毎の記録再生開始点を、光カードの挿入状態
によらず、常に一定に設定できることになる。また、位
置カウンタ501へのプリセットの手順を第1実施例に
比べてさらに単純化したので、ハードウエアで実現した
場合には、回路構成の簡略化可能であり、また、ソフト
ウエアで実現した場合も制御部110での制御が簡単に
なり、高速化することもできる。
【0072】(第3実施例)第1実施例、第2実施例で
説明した位置カウンタ501のプリセット手順を複数ト
ラック同時読み出し型の光カード記録再生装置に対して
有効に適用するには、以下のように行なえば良い。
【0073】この場合、図4中の信号再生用受光素子5
1、52及び、53または54から得られる各トラック
の再生信号によって、制御部110において第1実施例
または第2実施例で述べた手順を、各トラック毎に実行
する。
【0074】例えば、第1実施例ならば、図8に示すス
テップ805でのSYNCパターン検出が、3本のトラ
ックのうち少なくとも1本のトラックで成功した場合に
位置カウンタ501のプリセットを実行するようにす
る。また、第2実施例ならば、図9に示すステップ90
2でのSYNCパターン検出が、3本のトラックのうち
少なくとも1本のトラックで成功した場合に位置カウン
タ501のプリセットを実行するようにする。
【0075】このようにすれば、複数トラック同時読み
出し型の光カード記録再生装置において、少なくとも1
本のトラックからの再生信号により位置カウンタ501
のプリセット可能な条件が成立したならば、位置カウン
タ501へのプリセットを実行するようになるので、位
置カウンタへのプリセットの成功の確率を高めることが
できる。
【0076】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
上述では、複数トラック同時読み出し型の光カード記録
再生装置について述べているが、単一トラック読み出し
型の光カード記録再生装置への適用も可能であることは
言うまでもない。また、図1に示す構成では、搬送台1
01を駆動するモータ104として回転モータを、エン
コーダ105、112としてロータリエンコーダを用い
たが、これらに代えてリニアモータやリニアエンコーダ
を用いて構成してもよい。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば光カードの移動量に応じ
た出力をカウントするカウント手段の初期化タイミング
を、光カードのID部内の2種類の異なるパターンであ
るプリアンブルとバイト同期信号の検出結果の組み合わ
せにより決定するようにしたので、カウント手段の確実
なプリセット動作を実現できることになり、セクタ毎の
記録再生開始点が光カードの装着状態によらずに常に一
定に設定可能になる。これにより、いかなる光カードに
対してもセクタ毎の記録再生開始点を任意に設定可能と
なり、データ部内のセクタ構成を任意に設定された光カ
ードに対して適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概略構成を示す図。
【図2】光学ヘッドの概略構成を示す図。
【図3】光カード上に形成される記録用光ビームスポッ
トと、再生用光ビームの回析光によるスポットの位置関
係を示す図。
【図4】光検出器に投影された記録用光ビームのスポッ
ト像及び再生用光ビームの0次回析光及び1次回析光の
スポット像を示す図。
【図5】セクタ位置認識回路の概略構成を示す図。
【図6】セクタ位置認識回路の動作を説明するための
図。
【図7】RAMの内容を示す図。
【図8】第1実施例の位置カウンタのプリセット手順を
説明するフローチャート。
【図9】本発明の第2実施例の位置カウンタのプリセッ
ト手順を説明するフローチャート。
【図10】光カードの一例を示す図。
【図11】光カードのID部の構成を示す図。
【図12】光カードのデータ部の構成を示す図。
【符号の説明】
101…搬送台、102a、102b…プーリ、103
…搬送ベルト、104…モータ、105…ロータリエン
コーダ、106…光学ヘッド、107…モータサーボ回
路、108…セクタ位置認識回路、109…データ処理
回路、110…制御部、111…モータ、112…ロー
タリエンコーダ、113…光学ヘッド駆動回路、114
…フォーカストラックサーボ回路、115…レーザ駆動
回路、500…RAMアドレス生成用カウンタ、501
…位置カウンタ、502…RAM、503…コンパレー
タ、504…IDセクタ位置カウンタ、1004a、1
004b…ID部、601、602…セクタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトラックを有するとともに、各ト
    ラック内に1以上のセクタを含むデータ部、少なくとも
    プリアンブル、バイト同期信号およびトラックアドレス
    情報を含むID部を有する光カードに対して情報の記録
    ・再生を行う光カード記録再生装置において、 前記光カードのトラック方向に沿った光学ヘッドに対す
    る前記光カードの相対的位置を前記光カードの移動量に
    応じた出力をカウントすることにより検出するカウント
    手段と、 前記光カードの少なくともデータ部のセクタ位置データ
    を格納した位置データ格納手段と、 前記カウント手段のカウント内容と前記位置データ格納
    手段の内容を比較しこの比較結果から前記光カードのセ
    クタ位置を判定して情報の記録再生開始点を決定する手
    段と、 前記光カードのID部のプリアンブルおよびバイト同期
    信号の検出結果の組み合わせタイミングで前記カウント
    手段の内容を初期化する制御手段とを具備したことを特
    徴とする光カード記録再生装置。
JP5117193A 1993-05-19 1993-05-19 光カード記録再生装置 Pending JPH06333234A (ja)

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