JPH0633072Y2 - 廊下の軒天井の基部構造 - Google Patents
廊下の軒天井の基部構造Info
- Publication number
- JPH0633072Y2 JPH0633072Y2 JP9593490U JP9593490U JPH0633072Y2 JP H0633072 Y2 JPH0633072 Y2 JP H0633072Y2 JP 9593490 U JP9593490 U JP 9593490U JP 9593490 U JP9593490 U JP 9593490U JP H0633072 Y2 JPH0633072 Y2 JP H0633072Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- corridor
- decorative material
- upper floor
- ceiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、下階の廊下の軒天井の構造に関し、詳しくは
施工性及び外観性を高めようとする技術に係るものであ
る。
施工性及び外観性を高めようとする技術に係るものであ
る。
［従来の技術］ 従来、下階において屋外側に開放されている廊下の軒天
井の基部の施工は、第３図に示すように、上階パネル２
の外面にアングル材７を取付け、このアングル材７に廊
下天井材６の内方端部を取付けるものであった。
井の基部の施工は、第３図に示すように、上階パネル２
の外面にアングル材７を取付け、このアングル材７に廊
下天井材６の内方端部を取付けるものであった。
［考案が解決しようとする課題］ ところがこのような構成のものにあっては、アングル材
７の取付けに基準がなく、アングル材７を水平にレベル
を出すのが難しく、その施工に手間取り、かつ、下階パ
ネル１とこれの上に施工される上階パネル２との間のつ
なぎ目が表れ、かかる箇所に施工される水切り８が見
え、外観が低下するという問題があった。
７の取付けに基準がなく、アングル材７を水平にレベル
を出すのが難しく、その施工に手間取り、かつ、下階パ
ネル１とこれの上に施工される上階パネル２との間のつ
なぎ目が表れ、かかる箇所に施工される水切り８が見
え、外観が低下するという問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、軒天井の上方に施工される屋
根を支持するような廊下架構体を有効に利用して、廊下
天井材を取付ける取付材としての化粧材の施工を容易に
おこなえ、かつかかる取付材としての化粧材にて下階パ
ネルと上階パネルとのつなぎ目を隠し、その水切りを隠
し、外観を高めることができる廊下の軒天井の基部構造
を提供するにある。
その目的とするところは、軒天井の上方に施工される屋
根を支持するような廊下架構体を有効に利用して、廊下
天井材を取付ける取付材としての化粧材の施工を容易に
おこなえ、かつかかる取付材としての化粧材にて下階パ
ネルと上階パネルとのつなぎ目を隠し、その水切りを隠
し、外観を高めることができる廊下の軒天井の基部構造
を提供するにある。
［課題を解決するための手段］ 本考案の廊下の軒天井の基部構造は、上階パネル２の外
面側に施工された廊下架構体３の下端に略溝形でその内
方の側壁４ａから上方に延出された取付片４ｂの上端が
当接されて化粧材４が配設され、取付片４ｂにおいて化
粧材４が上階パネル２にボルトにような接続具５にて取
付けられ、化粧材４にて上階パネル２と下階パネル１の
つなぎ目が隠され、化粧材４の外側部４ｃに廊下天井材
６の内方端部が支持されて成ることを特徴とするもので
ある。
面側に施工された廊下架構体３の下端に略溝形でその内
方の側壁４ａから上方に延出された取付片４ｂの上端が
当接されて化粧材４が配設され、取付片４ｂにおいて化
粧材４が上階パネル２にボルトにような接続具５にて取
付けられ、化粧材４にて上階パネル２と下階パネル１の
つなぎ目が隠され、化粧材４の外側部４ｃに廊下天井材
６の内方端部が支持されて成ることを特徴とするもので
ある。
［作用］ このように、上階パネル２の外面側に施工された廊下架
構体３の下端に略溝形でその内方の側壁４ａから上方に
延出された取付片４ｂの上端が当接されて化粧材４が配
設されることによって、必要とされる廊下架構体３を有
効に利用し、これに当接させることで化粧材４の水平レ
ベルを容易にかつ正確に出し、化粧材４の施工性を高
め、しかも化粧材４にて上階パネル２と下階パネル１の
つなぎ目が隠されることによって、化粧材４にて下階パ
ネル１と上階パネル２とのつなぎ目を隠し、かかる箇所
に施工された水切り８も隠し、その外観を高めるように
したものである。
構体３の下端に略溝形でその内方の側壁４ａから上方に
延出された取付片４ｂの上端が当接されて化粧材４が配
設されることによって、必要とされる廊下架構体３を有
効に利用し、これに当接させることで化粧材４の水平レ
ベルを容易にかつ正確に出し、化粧材４の施工性を高
め、しかも化粧材４にて上階パネル２と下階パネル１の
つなぎ目が隠されることによって、化粧材４にて下階パ
ネル１と上階パネル２とのつなぎ目を隠し、かかる箇所
に施工された水切り８も隠し、その外観を高めるように
したものである。
［実施例］ 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
コンクリートパネル製の下階パネル１の下端部にはその
屋外側に廊下９が構成され、廊下９の天井には廊下天井
材６が上階パネル２の下部に施工されている。一般パネ
ル製の上階パネル２の外面側には廊下架構体３が施工さ
れ、この廊下架構体３にて屋根（図示せず）が支持され
ている。廊下架構体３の下端には溝形部１０が形成さ
れ、溝形部１０の下面に基準面Ｓが形成されている。略
溝形でその内方の側壁４ａから上方に取付片４ｂが延出
されて化粧材４が構成され、化粧材４の取付片４ｂの上
端の折り返し片１１を基準面Ｓに当接させ、取付片４ｂ
を上階パネル２に接続具５としてのボルト５ａにて取付
けてある。かかる場合、化粧材４にて上階パネル２と下
階パネル１のつなぎ目が隠され、上階パネル２と下階パ
ネル１間に施工された水切り８を隠し、外観を高めてあ
る。そして化粧材４の外側部４ｃに支持片４ｄが延出さ
れ、この支持片４ｄに廊下天井材６の内方端部が支持さ
れている。
屋外側に廊下９が構成され、廊下９の天井には廊下天井
材６が上階パネル２の下部に施工されている。一般パネ
ル製の上階パネル２の外面側には廊下架構体３が施工さ
れ、この廊下架構体３にて屋根（図示せず）が支持され
ている。廊下架構体３の下端には溝形部１０が形成さ
れ、溝形部１０の下面に基準面Ｓが形成されている。略
溝形でその内方の側壁４ａから上方に取付片４ｂが延出
されて化粧材４が構成され、化粧材４の取付片４ｂの上
端の折り返し片１１を基準面Ｓに当接させ、取付片４ｂ
を上階パネル２に接続具５としてのボルト５ａにて取付
けてある。かかる場合、化粧材４にて上階パネル２と下
階パネル１のつなぎ目が隠され、上階パネル２と下階パ
ネル１間に施工された水切り８を隠し、外観を高めてあ
る。そして化粧材４の外側部４ｃに支持片４ｄが延出さ
れ、この支持片４ｄに廊下天井材６の内方端部が支持さ
れている。
このように、上階パネル２の外面側に施工された廊下架
構体３の下端に略溝形でその内方の側壁４ａから上方に
延出された取付片４ｂの上端が当接されて化粧材４が配
設されることで、必要とされる廊下架構体３を有効に利
用し、これに当接させることで化粧材４の水平レベルを
容易にかつ正確に出し、化粧材４の施工性を高めてい
る。しかも化粧材４にて上階パネル２と下階パネル１の
つなぎ目が隠されることで、化粧材４にて下階パネル１
と上階パネル２とのつなぎ目を隠し、かかる箇所に施工
された水切り８も隠し、その外観を高めている。
構体３の下端に略溝形でその内方の側壁４ａから上方に
延出された取付片４ｂの上端が当接されて化粧材４が配
設されることで、必要とされる廊下架構体３を有効に利
用し、これに当接させることで化粧材４の水平レベルを
容易にかつ正確に出し、化粧材４の施工性を高めてい
る。しかも化粧材４にて上階パネル２と下階パネル１の
つなぎ目が隠されることで、化粧材４にて下階パネル１
と上階パネル２とのつなぎ目を隠し、かかる箇所に施工
された水切り８も隠し、その外観を高めている。
［考案の効果］ 以上要するに本考案は、上階パネルの外面側に施工され
た廊下架構体の下端に略溝形でその内方の側壁から上方
に延出された取付片の上端が当接されて化粧材が配設さ
れるから、必要とされる廊下架構体を有効に利用し、こ
れに当接させることで化粧材の水平レベルを容易にかつ
正確に出すことができ、化粧材の施工性を高めることが
でき、しかも化粧材にて上階パネルと下階パネルのつな
ぎ目が隠されるから、化粧材にて下階パネルと上階パネ
ルとのつなぎ目を隠し、かかる箇所に施工された水切り
も隠し、その外観を高めることができるという利点があ
る。
た廊下架構体の下端に略溝形でその内方の側壁から上方
に延出された取付片の上端が当接されて化粧材が配設さ
れるから、必要とされる廊下架構体を有効に利用し、こ
れに当接させることで化粧材の水平レベルを容易にかつ
正確に出すことができ、化粧材の施工性を高めることが
でき、しかも化粧材にて上階パネルと下階パネルのつな
ぎ目が隠されるから、化粧材にて下階パネルと上階パネ
ルとのつなぎ目を隠し、かかる箇所に施工された水切り
も隠し、その外観を高めることができるという利点があ
る。
第１図は本考案の一実施例の概略側断面図、第２図は第
１図のＡ部分の拡大断面図、第３図は従来例の断面図で
ある。 １…下階パネル、２…上階パネル、３…廊下架構体、４
…化粧材、４ａ…側壁、４ｂ…取付片、４ｃ…外側部、
５…接続具、６…廊下天井材。
１図のＡ部分の拡大断面図、第３図は従来例の断面図で
ある。 １…下階パネル、２…上階パネル、３…廊下架構体、４
…化粧材、４ａ…側壁、４ｂ…取付片、４ｃ…外側部、
５…接続具、６…廊下天井材。
Claims (1)
- 【請求項１】上階パネルの外面側に施工された廊下架構
体の下端に略溝形でその内方の側壁から上方に延出され
た取付片の上端が当接されて化粧材が配設され、取付片
において化粧材が上階パネルにボルトのような接続具に
て取付けられ、化粧材にて上階パネルと下階パネルのつ
なぎ目が隠され、化粧材の外側部に廊下天井材の内方端
部が支持されて成る廊下の軒天井の基部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9593490U JPH0633072Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 廊下の軒天井の基部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9593490U JPH0633072Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 廊下の軒天井の基部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0452112U JPH0452112U (ja) | 1992-05-01 |
| JPH0633072Y2 true JPH0633072Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31835065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9593490U Expired - Lifetime JPH0633072Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 廊下の軒天井の基部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633072Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-11 JP JP9593490U patent/JPH0633072Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0452112U (ja) | 1992-05-01 |
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